JP2002119127A - コンバイン - Google Patents
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- JP2002119127A JP2002119127A JP2000318409A JP2000318409A JP2002119127A JP 2002119127 A JP2002119127 A JP 2002119127A JP 2000318409 A JP2000318409 A JP 2000318409A JP 2000318409 A JP2000318409 A JP 2000318409A JP 2002119127 A JP2002119127 A JP 2002119127A
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Abstract
バインを提供すること。 【解決手段】 脱穀装置15の上側部傾斜面に取り付け
たフレーム43を機体進行方向に向けて橋渡し状に設
け、グレンタンク30のロックステー46を脱穀フレー
ム44に取り付け、タンクフック45とロックステー4
6との係合位置が前記脱穀装置15機体枠の側面より内
側で、且つ脱穀装置15の機体枠上面より上側に取り付
ける。このようにタンクフック45とロックステー46
との係合位置を機体枠側面より内側に設けることでグレ
ンタンク30の後側面は脱穀装置15の機体枠側面によ
り近づいた位置に配置することが可能となり、その分グ
レンタンク30の容量を大きくすることができる。ま
た、タンクフック45とロックステー46との係合位置
を脱穀装置15の機体枠上面より上側に取り付けること
で、タンクフック45の取付位置が高くなるために、グ
レンタンク30を安定的に固定することができる。
Description
作業を行うコンバインに関する。
ンジンを搭載し、走行フレームの下部側に土壌面を走行
する左右一対の走行クローラを有する走行装置を配設
し、走行フレームの前方側に刈取装置と供給搬送装置が
設けられている。刈取装置は、植立穀稈を分草する分草
具と、植立穀稈を引き起こす引起しケースと、植立穀稈
を刈り取る刈刃と該刈刃により刈り取られた穀稈を挟持
して後方に搬送する株元搬送装置から構成されている。
この株元搬送装置の後方には、該株元搬送装置から搬送
されてくる穀稈を引き継いで搬送する供給搬送装置が設
けられ、供給搬送装置からフィードチェーンに穀稈を引
き継いで、脱穀装置に供給し脱穀、選別を行っている。
刈取装置は、穀稈を所定の位置で刈取するために、刈取
装置支持フレームと共に上下動する構成である。
送されてくる穀稈を引き継いで搬送するフィードチェー
ンを有する脱穀装置と、脱穀装置で脱穀選別された穀粒
を一時貯溜するグレンタンクが載置されている。フィー
ドチェーンは穀粒のついた穀稈を脱穀装置に供給し、脱
穀装置内に軸架され、回転運動する扱胴の扱歯で穀粒を
穀稈から脱穀し、穀粒を選別分離して、選別された穀粒
はグレンタンクへ搬送して一時貯留し、分離された藁屑
などはカッタで切断してコンバイン後部から圃場に放出
する。
ンタンクラセンを設け、グレンタンクラセンの後部に縦
オーガおよび横オーガからなる排出オーガを連接し、グ
レンタンク内に貯留した穀粒を排出オーガを経由してコ
ンバインの外部に排出する。排出オーガは、コンバイン
の走行時および刈取作業時にはコンバイン上部の格納位
置に収納し、穀粒を排出するときに旋回、昇降して穀粒
輸送車などの受け入れ口の位置に排出オーガの排出口を
臨ませることができる。
あるとき接近できないコンバイン内部のエンジンをはじ
めとする各装置、機器、グレンタンク自身、および排出
オーガの点検、清掃、注油、調整、交換などのメンテナ
ンスのために、グレンタンク後部の回動支点を中心に水
平面内で旋回して、コンバイン内の定位置から開放位置
にオープンできる構造である。
上部付近に操縦席を設け、オペレータが搭乗してコンバ
インの操縦、操作を行う。
あるが、収穫した穀粒量が多い場合には従来の収納容量
のグレンタンクでは足りないことがある。そのために増
量分の穀粒を一時貯留する装置をコンバインに設ける必
要になることがしばしば生じるようになってきた。
ように、従来から設置されているほぼ直方体形の穀粒一
時貯留手段のタンク本体の上に穀粒一時貯留用の補助タ
ンクを備えた構成を本発明者らは提案し、特許出願をし
た(特願平2000−64574号)。
したタンク本体の上に補助タンクを備えた構成のコンバ
インにより貯留穀粒の量が増えても対応できるようにな
った。しかし、それでもなお、穀粒をできるだけ貯留で
きるようにタンク容量を大きくすることが期待されてい
る。また、グレンタンクは機体後端部を中心軸として開
放自在とした構成であるので、グレンタンク容量を大き
くしたときに、グレンタンクを開放してないときはしっ
かり機体にロックされていなければ不用意にタンクが開
く不具合がある。また容量が大きいグレンタンクを開放
したときに、その最大の開放位置でグレンタンクが機体
にしっかり支持されないと安全性が確保できなくなる。
そこで、本発明の課題は、開放可能なグレンタンクの強
固な支持機構を備えたコンバインを提供することであ
る。
の構成からなるコンバインで解決される。 (1)走行装置の上に、植立穀稈を刈り取る刈取装置
6、穀稈から穀粒を分離する脱穀装置15、該脱穀装置
15に隣接して配置される分離穀粒を一時的に溜め、且
つ開放自在のグレンタンク30を設けたコンバインにお
いて、脱穀装置6の機体枠のグレンタンク30側の上側
部を傾斜面15dとし、前記上側部傾斜面15dにフレ
ーム43を設け、グレンタンク30の開放を規制するタ
ンクフック45を、グレンタンク30のロック位置が脱
穀装置15の機体枠側面より機体枠内側であり、且つ脱
穀装置15の機体枠上面より上側になるように前記フレ
ーム43に取り付けたコンバイン。 (2)走行フレーム2を有する走行装置の上に、植立穀
稈を刈り取る刈取装置6、穀稈から穀粒を分離する脱穀
装置15、該脱穀装置15に隣接して配置される分離穀
粒を一時的に溜め、且つ開放自在のグレンタンク30を
設けたコンバインにおいて、グレンタンク30が開放位
置にあるときに走行フレーム2に係合するように端面が
走行フレーム2より下方に突出したプレート47をグレ
ンタンク30の開放基部の底面下方に取り付けたコンバ
イン。
に示す例で説明すると、脱穀装置15の上側部傾斜面1
5dに取り付けたフレーム43を機体進行方向に向けて
橋渡し状に設け、ロックステー46をフレーム43に取
り付け、ロックステー46の係合するタンクフック45
が前記脱穀装置15機体枠の側面より内側で、且つ脱穀
装置15の機体枠上面より上側になるように取り付け
る。このようにタンクフック45とロックステー46の
係合位置を脱穀装置15の機体枠側面より内側(図10
の距離S分内側)に設けることでグレンタンク30の後
側面は脱穀装置15の機体枠側面により近づいた位置に
配置することが可能となり、その分グレンタンク30の
容量を大きくすることができる。また、タンクフック4
5とロックステー46の係合位置を脱穀装置15の機体
枠上面より上側になるようにすることで、タンクフック
45の取付け位置が高くなるために、グレンタンク30
を安定的に固定することができる。
レンタンク30の部分図である図6(b)に示すよう
に、グレンタンク30の後端面下方に端面が走行フレー
ムの外側フレーム2aより下方に突出したプレート47
を取り付け、グレンタンク30を開放したときプレート
47が外側フレーム2aに引掛かり、グレンタンク30
の動きを規制する。従ってグレンタンク30の開放時に
プレート47が外側フレーム2aに引掛かり、開放を規
制することで、グレンタンク30がそれ以上開かないの
で安全である。
説明する。図1は本発明の実施の形態の穀類の収穫作業
を行うコンバインの左側面図を示し、図2はコンバイン
の右側面図を示し、図3はコンバインの正面立面図を示
し、図4はコンバインの平面図を示し、図5はコンバイ
ンのグレンタンクの前面側から見た立面図を示し、図6
はグレンタンクを開放位置にオープンした状態のコンバ
インの平面図であり、図7は操縦席、脱穀装置およびグ
レンタンクの一部切り欠き平面図であり、図8は操縦
席、グレンタンクおよび排出オーガの一部切り欠き側面
図であり、図9はエンジンとグレンタンクおよび排出オ
ーガの動力伝動機構図である。
フレーム2の下部には、ゴムなどの可撓性材料を素材と
して無端帯状に成型した左右一対のクローラ4を持ち、
乾田はもちろんのこと、湿田においてもクローラ4が若
干沈下するだけで自由に走行できる構成の走行装置3を
備え、走行フレーム2の前部には刈取装置6を搭載し、
走行フレーム2の上部にはエンジン100(図9)なら
びに脱穀装置15、グレンタンク30、および操縦席2
0を搭載する。
ダの伸縮作用により刈取装置6全体を昇降して、圃場に
植生する穀稈を所定の高さで刈り取りができる構成とし
ている。刈取装置6の前端下部に分草具7を、その背後
に傾斜状にした穀稈引起し装置8を、その後方底部には
刈刃(図示せず)を配置している。刈刃と脱穀装置15
のフィードチェーン14の始端部との間に、前部搬送装
置、扱深さ調節装置、供給搬送装置などを順次穀稈の受
継搬送と扱深さ調節とができるように配置している。
うに行われる。まず、エンジン100を始動して操作レ
バー(HSTやベルコン用)をコンバイン1が前進する
ように操作し、刈取脱穀クラッチを入り操作して機体の
回転各部を伝動しながら、走行フレーム2を前進走行さ
せると、刈取、脱穀作業が開始される。圃場に植立する
穀稈は、刈取装置6の前端下部にある分草具7によって
分草作用を受け、次いで穀稈引起し装置8の引起し作用
によって倒伏状態にあれば直立状態に引起こされ、穀稈
の株元が刈刃に達して刈取られ、前部搬送装置に掻込ま
れて後方に搬送され、扱深さ調節装置、供給搬送装置に
受け継がれて順次連続状態で後部上方に搬送される。
14の始端部に受け継がれ、脱穀装置15に供給され
る。脱穀装置15は、上側に扱胴を軸架した扱室を配置
し、扱室の下側に選別室を一体的に設け、供給された刈
取穀稈を脱穀、選別する。
部である扱室に挿入され、扱室に軸架され回転する扱胴
の多数の扱歯と、フィードチェーン14による穀稈の移
送と、扱網との相互作用により脱穀され、被処理物(穀
粒や藁くず)は脱穀装置15内の選別部の揺動棚で受け
止められ、上下前後方向に揺動する揺動棚上を移動しな
がら、唐箕からの送風を受けて風力選別され、比重の重
い穀粒はシーブおよび選別網を通過し、図示しない一番
ラセンから、搬送ラセンを内蔵している一番揚穀筒16
(図1参照)を経てグレンタンク30へ搬送され、グレ
ンタンク30に一時貯留される。図1に示すように一番
揚穀筒16の長手方向の軸芯上にタンク本体31aの籾
排出口311aと補助タンク31bの籾排出口311b
を設けている。なお、操縦席20の上方には三角カバー
31gを設けている。
された残りの穀稈で長尺のままのものは、図示しない排
藁チェーンおよび排藁穂先チェーンに挟持されて搬送さ
れ、脱穀装置15の後部の藁用カッター(図示せず)に
投入されて切断され、圃場に放出される。
グレンタンクラセン17(図7)を設け、グレンタンク
ラセン17を駆動するラセン駆動軸122(図8)に縦
オーガ18および横オーガ19からなる排出オーガを連
接し、グレンタンク30内に貯留した穀粒を排出オーガ
排出口からコンバイン1の外部に排出する。グレンタン
クラセン17、縦オーガラセン(図示せず)および横オ
ーガラセン(図示せず)は、エンジン100(図9)の
動力の伝動を受けて回転駆動され、それぞれのラセン羽
根17a(図9)のスクリュウコンベヤ作用により貯留
穀粒を搬送する。
00の一方の出力軸101aは、図示しない駆動プーリ
から走行装置3に動力を伝動し、また出力軸101aに
軸着する刈取脱穀駆動プーリ102から、刈取脱穀駆動
ベルト103を巻回した刈取脱穀被動プーリ104が軸
着する刈取脱穀駆動軸105を経て、刈取装置6および
脱穀装置15に動力を伝動して、それぞれを駆動する。
は、軸着するオーガ駆動プーリ110からオーガ駆動ベ
ルト111を巻回したオーガ被動プーリ112が軸着す
るオーガ駆動軸114を経て、ベベルギヤボックス11
5に動力を伝動する。オーガ駆動プーリ110とオーガ
被動プーリ112との中間に、オーガ駆動ベルト111
に当接し、または離隔できるテンションプーリ113を
設け、テンションプーリ113をオーガ駆動ベルト11
1に当接した状態でのみ排出オーガに動力を伝動する構
造として、これを排出オーガクラッチとする。排出オー
ガクラッチのON、OFF作動は、操縦席20に設けた
排出オーガクラッチレバー(図示せず)により操作す
る。
ンジン100の駆動動力は、オーガ駆動軸114に軸着
する駆動ベベルギヤ116から、該駆動ベベルギヤ11
6に噛み合い、延長軸118に軸着する被動ベベルギヤ
117、延長軸118から該延長軸118の他端に軸着
する駆動スプロケットホイール119に伝動される。被
動スプロケットホイール120はラセン駆動軸122に
軸着され、駆動スプロケットホイール119との間に無
端のチェンベルト121を巻回する。
ベベルギヤ123を軸着し、該オーガ駆動ベベルギヤ1
23はオーガラセン軸125に軸着するオーガ被動ベベ
ルギヤ124に噛み合い、排出オーガに駆動力を伝動す
る。ラセン駆動軸122の後半部の外周にはラセン羽根
17aを設けて穀類を排出オーガ方向に搬送可能な構造
とする。ラセン駆動軸122の他端は、グレンタンク3
0内のグレンタンクラセン17を外周にもつグレンタン
クラセン軸127と軸方向脱着可能構造の軸継手126
を軸着する。なお、グレンタンク30の内部には、図示
していないがタンク補強用の支持パイプが設けられてい
る。
空間を利用して、可及的内容積を大きく取るために複雑
な形状をしているが、タンク本体31aは基本的には長
方形の箱体であり、タンク本体31aの上に補助タンク
31bを備えている。タンク本体31a内の下部にグレ
ンタンクラセン17(図7)を配置し、後部に排出オー
ガ接続部31c、後部の上部に回動支点ブラケット3
2、および前部側面中央付近にグレンタンクオープン機
構33をそれぞれ備えている(図7、図8参照)。
回動支点ピン32aが突出し、該回動支点ピン32aは
走行フレーム2から立設する縦オーガ支持フレーム37
の上部端部に固着したグレンタンク支持部38の軸穴に
遊嵌して、回動自在かつグレンタンク30のオープン時
(図6参照)にグレンタンク30の重量を支持する構造
である。
グレンタンク30の排出オーガ接続部31cは接続、密
閉して搬送穀粒の漏えいを防ぎ、また軸継手126(図
9)はグレンタンクラセン軸127とラセン駆動軸12
2とを接続してグレンタンクラセン17を回転駆動する
構造であり、グレンタンク30のオープン時には、排出
オーガ接続部31cおよび軸継手126が切り離されて
オープンが可能な構造である。また、図5のタンクの立
面図に示すように籾(穀粒)がタンク本体31aの内容
積の約2/3の容量を占める位置まで入っているかどう
かを確認できるように、タンク本体31aの前壁部には
窓31eを設け、補助タンク31bには籾が満タン状態
で入ったことが確認できる位置の補助タンク31bの前
壁部に窓31fを設けている。
及び図10に示すように、脱穀装置15の機体枠上側部
を傾斜面とし、その部分に取り付けたフレーム43を機
体進行方向に向けて橋渡し状に設け、ロックステー46
をフレーム43に取り付け、タンクフック45とロック
ステー46との係合位置が前記脱穀装置15の機体枠の
側面より内側(図10の距離S分内側)で、且つ脱穀装
置15の機体枠上面より上側になるようにすることであ
る。
テー46との係合位置を機体枠側面より内側に設けるこ
とで、グレンタンク30の後側面は脱穀装置15の機体
枠側面により近づいた位置に配置することが可能とな
り、その分、グレンタンク30の容量を大きくすること
ができる。また、タンクフック45とロックステー46
との係合位置を脱穀装置15の機体枠上面より上側に設
けることで、タンクフック45の位置が高くなるため
に、グレンタンク30を安定的に固定することができ
る。
の矢印A方向から見たグレンタンク30の部分図である
図6(b)に示すように、グレンタンク30の後端面下
方に端面が走行フレーム2より下方に突出したプレート
47を取り付け、グレンタンク30を開放したときプレ
ート47が走行フレーム2の外側フレーム2aに引掛か
り、グレンタンク30の動きを規制する構成とする。
が外側フレーム2aに引掛かり、開放を規制すること
で、グレンタンク30がそれ以上開かないので安全であ
る。
タンク31bを増設する替わりに、図11(図11
(a)はコンバインの側面図、図11(b)は図11
(a)のA−A線矢視図)のコンバインの右側面図に示
すようにグレンタンク30は、その下方部から中間部ま
ではエンジンカバーでもある吸気ガバー41の後方に位
置させ、グレンタンク30上方部は吸気カバー41の上
方で、かつ操縦席20のシート20aの後方部まで突出
させた突出部30bからなる構成とすることもできる。
そして、前記突出部30bにタンク方向に向かう傾斜板
30cを設ける。上記構成において、グレンタンク30
をオープンする時には前記突出部分30bは吸気ガバー
41上を回動する。
を大きくすることができ、かつ傾斜板30cがあるので
籾をタンク内に残粒させることなくグレンタンクラセン
17上にまでスムーズに落下させることができる。
向にわたって穀粒拡散用の充填ラセン48を設けた。こ
の充填ラセン48は後方送りと前方送りとに中央部で穀
粒搬送方向を変換した逆巻きラセンとすることが望まし
い。ラセン48によりタンク突出部30b内に供給され
た穀粒をグレンタンク突出部30b内に均しながら、ま
んべんなく充填できる。
せず)が「入」でタンク内籾センサ(図示せず)による
籾の検出の有無によりON/OFFする構成とし、充填
ラセン48の駆動は電動モータ(図示せず)により行う
ことができる。
30bに溜まり始めると、タンク内籾センサ(図示せ
ず)による籾の検出で充填ラセン48がONして籾の搬
送を始めることができ、エネルギーロスがなく、効率的
な運転ができる、また充填ラセン48の運転を電動モー
タで行うことができるので充填ラセン48の駆動系統の
構成を簡単に出来る利点もある。
(籾)が溜まると、設定時の間グレンタンク籾排出駆動
系が作動し、排出オーガ19内に籾を充填する構成とす
ることで、籾の充填量を増やすことができる。
先端の籾排出口19aにシャッタ19bを設け、該シャ
ッタ19bを閉じておくことで、籾が籾排出口19aか
ら出て行くことはない。このシャッタ19bは操縦席2
0に設けられた図示しないオーガ排出クラッチ操作ボタ
ンを「ON」にするとシャッタ19bが開となる設定に
しておく。こうして、排出オーガ19内にも籾を満充填
することができ、実質的に籾貯蔵用タンク容量を増量で
きる。
内部のグレンタンクラセン軸127は、エンジン100
の駆動動力が被動スプロケットホイール120とラセン
駆動軸122を介して駆動される。また、ラセン駆動軸
122の中間部にオーガ駆動ベベルギヤ123を軸着
し、該オーガ駆動ベベルギヤ123はオーガラセン軸1
25に軸着するオーガ被動ベベルギヤ124に噛み合
い、排出オーガ19のラセン機構に駆動力を伝動する。
ケットホイール120に噛み合う摺動可能なピニオンキ
ア128と該ピニオンキア128駆動用のモータ129
を設ける構成としても良い。
Aのようにスライドさせることで被動スプロケットホイ
ール120に噛み合わせることで、モータ129を駆動
源としてグレンタンクラセン軸127と排出オーガ19
内のラセンを駆動させることが可能となる。そのため、
エンジン100とは別の駆動源でグレンタンク30から
排出オーガ19に穀粒(籾)を搬送することができるの
で簡単な構成で搬送ラセンを駆動することができるとい
う利点がある。
(b)に示すように排出オーガ19の基部を中心にして
オーガ19が円錐状の軌跡を描くように旋回させてい
た。しかし、これではオーガ19の先端部(籾排出用開
口部)の旋回半径が大きくなり、場合によっては、オー
ガ19が障害物に当たる危険性があった。また旋回半径
が大きいと旋回モータ(図示せず)の負荷も大きくな
り、旋回速度を大きくすることができない。
ーガ19を鉛直方向に立てて、その基部を中心に旋回さ
せると、オーガ先端部の旋回半径が小さくなり、障害物
を気にすることなく旋回が可能であるだけでなく、圃場
条件に制約されることなく籾排出作業が行える。また、
排出オーガ19を鉛直方向に立てて旋回させるので、旋
回モータの負荷を小さくすることができ、旋回速度も早
くなる。
面図、図16のコンバインの平面図及び図17のコンバ
インの右側面図に示すように、オーガ受け22に収納さ
れた排出オーガ19を、まず図15に示すようにほぼ鉛
直方向に立ち上げ、目的の方向に旋回させた後、図1
6、図17に示すように籾の排出位置に排穀オーガ19
を降下させ籾を排出する。また、籾の排出終了後は前述
とは逆の順序に排穀オーガ19を作動させて、オーガ受
け22に収納する。
コンバインの左側面図。
ら見た立面図。
にオープンした状態の部分平面図。
グレンタンクの一部切り欠き平面図。
部切り欠き側面図。
および排出オーガの動力伝動機構図。
置隣接部分の断面図。
出口の内部構造図。
排出オーガのラセンの駆動部の構造図。
子を従来技術と比較して説明する図。
出オーガ) 19a 排出オーガ籾排出口 19b シャッタ 20 操縦席 20a シート 22 オーガ受け 30 グレンタンク 30b グレンタンク突出部 30c 傾斜板 31a タンク本体 31b 補助タンク 31c 排出オーガ接続部 31e、31f、3
1h 窓 31g 三角カバー 32 回動支点ブラ
ケット 32a 回動支点ピン 33 グレンタンク
オープン機構 37 縦オーガ支持フレーム 38 グレンタンク
支持部 41 吸気カバー 43 脱穀装置上側
部傾斜面のフレーム 46 ロックステー 45 タンクフック 47 プレート 48 充填ラセン 100 エンジン 101a、101b
出力軸 102 刈取脱穀駆動プーリ 103 刈取脱穀駆
動ベルト 104 刈取脱穀被動プーリ 105 刈取脱穀駆動軸 110 オーガ駆動
プーリ 111 オーガ駆動ベルト 112 オーガ被動
プーリ 113 テンションプーリ 114 オーガ駆動
軸 115 ベベルギヤボックス 116 駆動ベベル
ギヤ 117 被動ベベルギヤ 118 延長軸 119 駆動スプロケットホイール 120 被動スプロケットホイール 121 無端のチェンベルト 122 ラセン駆動
軸 123 オーガ駆動ベベルギヤ 124 オーガ被動
ベベルギヤ 125 オーガラセン軸 126 軸継手 127 グレンタンクラセン軸 128 ピニオンキ
ア 129 ピニオンキア駆動用モータ
Claims (2)
- 【請求項1】 走行装置の上に、植立穀稈を刈り取る刈
取装置、穀稈から穀粒を分離する脱穀装置、該脱穀装置
に隣接して配置される分離穀粒を一時的に溜め、且つ開
放自在のグレンタンクを設けたコンバインにおいて、 脱穀装置の機体枠のグレンタンク側の上側部を傾斜面と
し、前記傾斜上側部に脱穀装置の骨組を構成する脱穀フ
レームの一つを設け、グレンタンクの開放を規制するロ
ックステーをグレンタンクのロック位置が脱穀装置の機
体枠側面より機体枠内側であり、且つ脱穀装置の機体枠
上面より上側になるように前記脱穀フレームに取り付け
たことを特徴とするコンバイン。 - 【請求項2】 走行フレームを有する走行装置の上に、
植立穀稈を刈り取る刈取装置、穀稈から穀粒を分離する
脱穀装置、該脱穀装置に隣接して配置される分離穀粒を
一時的に溜め、且つ開放自在のグレンタンクを設けたコ
ンバインにおいて、 グレンタンクが開放位置にあるときに走行フレームに係
合するように端面が走行フレームより下方に突出したプ
レートをグレンタンクの開放基部の底面下方に取り付け
たことを特徴とするコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000318409A JP4420160B2 (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000318409A JP4420160B2 (ja) | 2000-10-18 | 2000-10-18 | コンバイン |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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