JP2002118497A - 通信装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

通信装置および方法、並びに記録媒体

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JP2002118497A
JP2002118497A JP2000309004A JP2000309004A JP2002118497A JP 2002118497 A JP2002118497 A JP 2002118497A JP 2000309004 A JP2000309004 A JP 2000309004A JP 2000309004 A JP2000309004 A JP 2000309004A JP 2002118497 A JP2002118497 A JP 2002118497A
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JP2000309004A
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Kazuhiko Terajima
一彦 寺島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信の同期確立のための情報を有線で授
受することができるようにする。 【解決手段】 CDプレーヤ1は、装着されたCDに記
録されているオーディオコンテンツを再生するととも
に、その結果得られたオーディオ信号を、CDMA方式
を無線インタフェースとして、アンテナ11を介してヘ
ッドホン2に送信する。ヘッドホン2は、CDプレーヤ
1から送信されてきた信号を、CDMA方式を無線イン
タフェースとして、アンテナ21を介して受信するとと
もに、受信した信号に対応する音声信号を、格納されて
いるスピーカ22から出力する。このように、CDプレ
ーヤ1とヘッドホン2は、オーディオ信号を、無線で送
受信するが、CDプレーヤ1とヘッドホン2はまた、そ
れぞれ、コネクタ12およびコネクタ23を有してお
り、それらに接続された有線(ケーブル等)を介して、
無線インタフェースの同期確立のための情報を授受す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置および方
法、並びに記録媒体に関し、特に、無線通信の同期確立
のための情報を有線で授受することができるようにした
通信装置および方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA方式(Code Division Multiple
Access)を無線インタフェースとして利用した通信シス
テムでは、ノイズの影響を受けにくい高品質の通信を実
現することができる。
【0003】ところで、この通信システムの受信側にお
いては、送信側と同一でかつ同期した拡散コード(拡散
符号)を利用した逆拡散等の復調処理が行われる。その
ため、無線通信に先だって、送信側と受信側との同期を
確立する必要がある。従来では、この同期確立のための
データも、CDMA方式に従って無線で送受信されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、同期確立のためのデータを無線で送受信すると、
CDプレイヤーとワイヤレスヘッドホン間の通信のよう
な、いわゆるプライベートな通信でも、それを処理する
回路が複雑になり、装置の小型化が困難になる課題があ
った。
【0005】また、周期の長い拡散コードを利用すれ
ば、干渉を低く抑えることができ、かつ、秘匿性を向上
させることができるが、同期確立のためのデータを無線
で送受信する場合において、周期の長い拡散コードを利
用すると、同期確立が困難になるため、従来では、周期
の比較的短い拡散コードを利用する必要があった。結
局、そのため、従来においては、秘匿性の向上が困難に
なる課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、同期確立のためのデータを有線で授受でき
るようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の通信装置
は、拡散コードの種類を決定する第1の決定手段と、拡
散コードの生成タイミングを生成する第1の生成手段
と、第1の決定手段により決定された種類の拡散コード
を、第1の生成手段により生成された生成タイミングで
生成する第2の生成手段と、第2の生成手段により生成
された拡散コードを利用して、送信データを変調する変
調手段と、無線通信でのチャンネルを決定する第2の決
定手段と、基準クロックを利用して、チャンネルに対応
するキャリアを生成する第3の生成手段と、第2の生成
手段により生成された拡散コードと同一かつ同期した拡
散コードを利用して、受信信号を復調する受信装置に、
有線を介して接続する接続手段と、接続手段により、有
線を介して接続された受信装置に、無線通信のための同
期を確立するために、チャンネル、基準クロック、並び
に拡散コードの種類および生成タイミングを、有線を介
して供給する供給手段と、変調手段により変調された送
信データを、第3の生成手段により生成されたキャリア
と混合して、無線周波数に変換し、受信装置に無線で送
信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】受信装置から有線を介して供給される、受
信信号の通信品質の検出結果を取得する取得手段をさら
に設け、第1の決定手段には、通信品質を改善するため
に、検出結果に基づいて、種類を変更させ、第2の決定
手段には、通信品質を改善するために、検出結果に基づ
いて、チャンネルを変更させ、送信手段には、通信品質
を改善するために、検出結果に基づく増幅率で、無線周
波数を増幅させて、受信装置に無線で送信させることが
できる。
【0009】接続手段により、有線を介して受信装置に
接続されたとき、第1の決定手段は、はじめに、拡散コ
ードの種類を、初期状態としての所定の種類に決定し、
第2の決定手段は、はじめに、無線通信でのチャンネル
を、初期状態としての所定のチャンネルに決定し、送信
手段は、はじめに、初期状態としての所定の増幅率で無
線周波数を増幅し、受信装置に無線で送信することがで
きる。
【0010】第1の決定手段により変更された種類、第
2の決定手段により変更されたチャンネル、および検出
結果に基づく増幅率を記憶する記憶手段をさらに設け、
接続手段により、再度、有線を介して受信装置に接続さ
れたとき、第1の決定手段には、はじめに、拡散コード
の種類を、記憶手段に記憶されている種類に決定させ、
第2の決定手段には、はじめに、無線通信でのチャンネ
ルを、記憶手段に記憶されているチャンネルに決定さ
せ、送信手段には、はじめに、記憶手段に記憶されてい
る増幅率で、無線周波数を増幅し、受信装置に無線で送
信させることができる。
【0011】送信データの秘匿方法を決定する第3の決
定手段と、所定の秘匿キーに、秘匿方法を適用して秘匿
パターンを生成する第4の生成手段とをさらに設け、変
調手段には、秘匿パターンで、送信データをスクランブ
ルさせ、供給手段には、秘匿方法および秘匿キーを、受
信装置に供給させることができる。
【0012】本発明の第1の通信方法は、拡散コードの
種類を決定する第1の決定ステップと、拡散コードの生
成タイミングを生成する第1の生成ステップと、第1の
決定ステップの処理で決定された種類の拡散コードを、
第1の生成ステップの処理で生成された生成タイミング
で生成する第2の生成ステップと、第2の生成ステップ
の処理で生成された拡散コードを利用して、送信データ
を変調する変調ステップと、無線通信でのチャンネルを
決定する第2の決定ステップと、基準クロックを利用し
て、チャンネルに対応するキャリアを生成する第3の生
成ステップと、第2の生成ステップの処理で生成された
拡散コードと同一かつ同期した拡散コードを利用して、
受信信号を復調する受信装置に、有線を介して接続する
接続ステップと、接続ステップの処理で、有線を介して
接続された受信装置に、無線通信のための同期を確立す
るために、チャンネル、基準クロック、並びに拡散コー
ドの種類および生成タイミングを、有線を介して供給す
る供給ステップと、変調ステップの処理で変調された送
信データを、第3の生成ステップの処理で生成されたキ
ャリアと混合して、無線周波数に変換し、受信装置に無
線で送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
拡散コードの種類を決定する第1の決定ステップと、拡
散コードの生成タイミングを生成する第1の生成ステッ
プと、第1の決定ステップの処理で決定された種類の拡
散コードを、第1の生成ステップの処理で生成された生
成タイミングで生成する第2の生成ステップと、第2の
生成ステップの処理で生成された拡散コードを利用し
て、送信データを変調する変調ステップと、無線通信で
のチャンネルを決定する第2の決定ステップと、基準ク
ロックを利用して、チャンネルに対応するキャリアを生
成する第3の生成ステップと、第2の生成ステップの処
理で生成された拡散コードと同一かつ同期した拡散コー
ドを利用して、受信信号を復調する受信装置に、有線を
介して接続する接続ステップと、接続ステップの処理
で、有線を介して接続された受信装置に、無線通信のた
めの同期を確立するために、チャンネル、基準クロッ
ク、並びに拡散コードの種類および生成タイミングを、
有線を介して供給する供給ステップと、変調ステップの
処理で変調された送信データを、第3の生成ステップの
処理で生成されたキャリアと混合して、無線周波数に変
換し、受信装置に無線で送信する送信ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0014】本発明の第1の通信装置および方法、並び
に記録媒体のプログラムにおいては、拡散コードの種類
が決定され、拡散コードの生成タイミングが生成され、
決定された種類の拡散コードが、生成された生成タイミ
ングで生成され、生成された拡散コードを利用して、送
信データが変調され、無線通信でのチャンネルが決定さ
れ、基準クロックを利用して、チャンネルに対応するキ
ャリアが生成され、生成された拡散コードと同一かつ同
期した拡散コードを利用して、受信信号を復調する受信
装置に、有線を介して接続され、有線を介して接続され
た受信装置に、無線通信のための同期を確立するため
に、チャンネル、基準クロック、並びに拡散コードの種
類および生成タイミングが、有線を介して供給され、変
調された送信データが、生成されたキャリアと混合され
て、無線周波数に変換され、受信装置に無線で送信され
る。
【0015】本発明の第2の通信装置は、送信装置から
有線を介して供給される、拡散コードの種類、拡散コー
ドの生成タイミング、無線通信において使用されるチャ
ンネル、並びに基準クロックを取得する取得手段と、基
準クロックを利用して、チャンネルに対応するキャリア
を生成する第1の生成手段と、キャリアに基づく同調に
より、受信信号を受信する受信手段と、種類の拡散コー
ドを、生成タイミングで第2の生成する生成手段と、第
2の生成手段により生成された拡散コードを利用して、
受信信号を復調する復調手段とを備えることを特徴とす
る。
【0016】受信信号の通信品質を検出する検出手段
と、検出手段による検出結果を、有線を介して、送信装
置に供給する供給手段とをさらに設けることができる。
【0017】取得手段は、送信装置から有線を介して供
給される、秘匿方法および秘匿キーを取得し、復調手段
は、秘匿キーに秘匿方法が適用されて生成された秘匿パ
ターンで、受信信号をデスクランブルすることができ
る。
【0018】本発明の第2の通信方法は、送信装置から
有線を介して供給される、拡散コードの種類、拡散コー
ドの生成タイミング、無線通信において使用されるチャ
ンネル、並びに基準クロックを取得する取得ステップ
と、基準クロックを利用して、チャンネルに対応するキ
ャリアを生成する第1の生成ステップと、キャリアに基
づく同調により、受信信号を受信する受信ステップと、
種類の拡散コードを、生成タイミングで生成する第2の
生成ステップと、第2の生成ステップの処理で生成され
た拡散コードを利用して、受信信号を復調する復調ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0019】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
送信装置から有線を介して供給される、拡散コードの種
類、拡散コードの生成タイミング、無線通信において使
用されるチャンネル、並びに基準クロックを取得する取
得ステップと、基準クロックを利用して、チャンネルに
対応するキャリアを生成する第1の生成ステップと、キ
ャリアに基づく同調により、受信信号を受信する受信ス
テップと、種類の拡散コードを、生成タイミングで生成
する第2の生成ステップと、第2の生成ステップの処理
で生成された拡散コードを利用して、受信信号を復調す
る復調ステップとを含むことを特徴とする。
【0020】本発明の第2の通信装置及び方法、並びに
記録媒体のプログラムにおいては、送信装置から有線を
介して供給される、拡散コードの種類、拡散コードの生
成タイミング、無線通信において使用されるチャンネ
ル、並びに基準クロックが取得され、基準クロックを利
用して、チャンネルに対応するキャリアが生成され、キ
ャリアに基づく同調により、受信信号が受信され、種類
の拡散コードが、生成タイミングで生成され、生成され
た拡散コードを利用して、受信信号が復調される。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したCDプ
レーヤ1とヘッドホン2の利用例を示している。
【0022】CDプレーヤ1は、装着されたCD(図示
せず)に記録されているオーディオコンテンツを再生す
るとともに、その結果得られたオーディオ信号を、CD
MA方式を無線インタフェースとして、アンテナ11を
介してヘッドホン2に送信する。
【0023】ヘッドホン2は、いわゆるワイヤレスヘッ
ドホンであり、CDプレーヤ1から送信されてきた信号
を、CDMA方式を無線インタフェースとして、アンテ
ナ21を介して受信し、受信した信号に対応する音声信
号を、格納されているスピーカ22から出力する。
【0024】このように、CDプレーヤ1とヘッドホン
2は、オーディオ信号を、無線で送受信するが、CDプ
レーヤ1とヘッドホン2はまた、それぞれ、コネクタ1
2およびコネクタ23を有し、有線(ケーブル等)を介
して相互に接続することができる。CDプレーヤ1とヘ
ッドホン2は、有線で接続されているとき、無線インタ
フェースの同期を確立するための情報を、この有線を介
して、授受することができる。
【0025】このように、無線とは別個に、有線で同期
確立のための情報を授受するようにしたので、CDプレ
ーヤ1とヘッドホン2間において必要なデータだけを授
受することができる。すなわち、このことより、同期確
立のための回路を簡単に構成することができるので、C
Dプレーヤ1とヘッドホン2の小型化が容易になる。
【0026】また、この場合、周期の長い拡散コードを
利用して、オーディオ信号を送受信することができるの
で、干渉が少なく、かつ秘匿性に優れた無線通信を実現
することができる。
【0027】図2は、CDプレーヤ1の構成例を示して
いる。
【0028】コネクタ12は、端子12A乃至端子12
Hから構成されており、これらの端子は、ケーブルを介
して、ヘッドホン2のコネクタ23の端子23A乃至2
3H(図3)とそれぞれ接続される。
【0029】CD再生部31は、装着されたCDに記録
されているオーディオコンテンツを再生し、その結果得
られたオーディオ信号を、ベースバンド変調部32に供
給する。
【0030】ベースバンド変調部32は、CD再生部3
1からのオーディオ信号を、秘匿パターン発生部40か
らの秘匿パターンでスクランブルをかけ、その結果得ら
れた信号で高周波信号を狭帯域変調し、そして、拡散コ
ード生成部38から供給される拡散コードで拡散変調し
た後、送信部33に出力する。
【0031】送信部33は、ベースバンド変調部32か
らの信号を、シンセサイザー34からの信号(キャリ
ア)と混合し、無線周波数に変換するとともに、それ
を、送信出力制御部36の制御に基づいて増幅して送信
信号を生成し、アンテナ11に出力する。アンテナ11
に出力された送信信号は、ヘッドホン2に送信される。
【0032】シンセサイザー34は、制御部41から通
知された、ヘッドホン2との通信で使用されるチャンネ
ルに対応するキャリヤを、発振器35からのクロック
(基準クロック)を利用して生成し、送信部33に出力
する。
【0033】発振器(TCXO)35は、所定の発振周
波数を、CDプレーヤ1とヘッドホン2の通信における
基準クロックとして発振し、シンセサイザー34および
コネクタ12の端子12Cに出力する。
【0034】送信出力制御部36は、制御部41からの
指令に従って、送信部33を制御し、所定の以上の電界
強度を有してヘッドホン2に受信されるように、送信信
号を増幅させる。
【0035】タイミング生成部37は、カウンタを有し
ており、そのカウンタの値を、拡散コード生成のタイミ
ングを示すものとして、拡散コード生成部38およびコ
ネクタ12の端子12Eに出力する。
【0036】拡散コード生成部38は、タイミング生成
部37からのカウント値に基づいて、制御部41から通
知された種類(例えば、所定の周期)の拡散コードを生
成し、ベースバンド変調部32に出力する。
【0037】秘匿キー記憶部39は、制御部41から供
給された秘匿キーを記憶するとともに、所定のタイミン
グで秘匿パターン発生部40に出力する。
【0038】秘匿パターン発生部40は、秘匿キー記憶
部39からの秘匿キーに、制御部41により通知された
パターンを適用して秘匿パターンを発生し、ベースバン
ド変調部32に出力する。
【0039】制御部41は、各部を制御するとともに、
同期確立処理(後述)時において、シンセサイザー34
に通知するものと同じチャンネルを示す信号を、コネク
タ12の端子12Aに出力し、また、同期確立処理の開
始または終了を示す信号を、端子12Bに出力する。制
御部41はさらに、拡散コード生成部38に通知するも
のと同じ拡散コードの種類を示す信号を、端子12Dに
出力し、秘匿パターン発生部40に通知するものと同じ
パターンを示す信号を、端子12Fに出力し、そして秘
匿キー記憶部39に供給するものと同じ秘匿キーを、端
子12Gに出力する。
【0040】制御部41は、同期確立処理時において、
コネクタ12の端子12Hから入力される、ヘッドホン
2で受信された受信信号の通信品質を示す信号を参照
し、その参照結果に基づいて、チャンネル、拡散コード
の種類、または送信信号の増幅率を変更する処理を行
う。
【0041】図3は、ヘッドホン2の構成例を示してい
る。
【0042】受信部51は、アンテナ21を介して受信
された受信信号を増幅した後、シンセサイザー53から
の信号(キャリア)と混合して、IF信号を生成し、ベ
ースバンド復調部52に出力する。
【0043】ベースバンド復調部52は、受信部51か
らの信号を、拡散コード生成部60からの拡散コードに
基づいて逆拡散した後、狭帯域フィルタ(図示せず)を
通し、その結果得られた信号を復調する。ベースバンド
復調部52はまた、復調の結果得られた信号(スクラン
ブルがかけられている信号)を、秘匿パターン発生部6
2から供給される秘匿パターンで、デスクランブルし、
その結果得られたオーディオ信号を、増幅部64に出力
する。
【0044】シンセサイザー53は、同期確立処理時
に、コネクタ23の端子23Aを介して入力される、C
Dプレーヤ1からの信号に示されるチャンネルに対応す
るキャリヤを、発振器54からの信号(クロック)を利
用して生成し、受信部51に供給する。
【0045】発振器(VCO)54は、D/A変換器5
6から供給される印可電圧に応じた発振周波数(クロッ
ク)を発振し、シンセサイザー53と周波数比較器58
に出力する。
【0046】AFC(Automatic Frequency Control)部
55は、発振器54のクロックのずれを検出し、その検
出結果としての信号(デジタル信号)を、セレクタ57
に出力する。
【0047】セレクタ57は、同期確立処理時に、コネ
クタ23の端子23Bから入力される、CDプレーヤ1
からの信号(同期確立処理の開始または終了を示し信
号)に応じて、周波数比較器58またはAFC部55か
らの入力を選択し、D/A変換器56に出力する。
【0048】周波数比較器58は、コネクタ23の端子
23Cから入力される、CDプレーヤ1からの基準クロ
ックの周波数と、発振器54からのクロックの周波数を
比較し、そのずれを検出するとともに、その検出結果と
してのデジタル信号をセレクタ57に出力する。
【0049】タイミング生成部59は、同期確立処理時
に、コネクタ23の端子23Eから入力される、CDプ
レーヤ1からの、拡散コードの生成タイミングとしての
クロック値を、拡散コード生成部60に出力する。
【0050】拡散コード生成部60は、同期確立処理時
に、コネクタ23の端子23Dから入力される、CDプ
レーヤ1からの信号に示される種類の拡散コードを、タ
イミング生成部59からのカウント値に基づいて生成
し、ベースバンド復調部52に出力する。
【0051】秘匿キー記憶部61は、同期確立処理時
に、コネクタ23の端子23Gから入力される、CDプ
レーヤ1からの秘匿キーを記憶するとともに、所定のタ
イミングで、秘匿パターン発生部62に出力する。
【0052】秘匿パターン発生部62は、秘匿キー記憶
部61から供給される秘匿キーに対し、同期確立処理時
に、コネクタ23の端子23Fから入力される、CDプ
レーヤ1から信号に示されるパターンを適用して秘匿パ
ターンを発生し、ベースバンド復調部52に出力する。
【0053】通信品質検出部63は、同期確立処理時に
おいて、ベースバンド復調部52からの信号から、受信
信号の電界強度を計測するとともに、計測結果を、所定
の閾値判定し、その判定結果(比較結果)に応じた信号
を、コネクタ23の端子23Hに出力する。
【0054】増幅部64は、ベースバンド復調部52か
らのオーディオ信号を増幅して、スピーカ22から出力
する。
【0055】次に、同期確立処理の手順を、図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。なお、この処理を開始
する当たり、CDプレーヤ1のコネクタ12と、ヘッド
ホン2のコネクタ23は、ケーブルで接続される。
【0056】ステップS1において、CDプレーヤ1の
制御部41は、同期確立処理を開始する旨を示す信号
を、コネクタ12の端子12Bを介して、ヘッドホン2
に出力する。
【0057】ステップS2において、ヘッドホン2のセ
レクタ57は、コネクタ23の端子23Bから入力され
る、ステップS1でCDプレーヤ1から送信された、同
期確立処理の開始を示す信号に従って、入力側の接続先
として周波数比較器58を選択する。これにより、周波
数比較器58の出力が、セレクタ57を介して、D/A
変換器56に供給される。
【0058】次に、ステップS3において、CDプレー
ヤ1の発振器35は、発振周波数(基準クロック)の発
振を開始する。これにより、基準クロックが、シンセサ
イザー34とともに、コネクタ12の端子12Cを介し
て、ヘッドホン2に供給される。
【0059】ステップS4において、ヘッドホン2のク
ロックと、CDプレーヤ1の基準クロックとの同期が確
立される。
【0060】具体的には、ヘッドホン2の周波数比較器
58は、コネクタ23の端子23Cから入力される、ス
テップS3でCDプレーヤ1から供給された基準クロッ
クの周波数と、発振器54から入力されるクロックの周
波数との差を検出し、その検出結果を、セレクタ57を
介して、D/A変換器56に供給する。D/A変換器5
6は、セレクタ57からの信号(デジタル信号)をアナ
ログ信号に変換し、発振器54に供給する。すなわち、
発振器54には、周波数比較器58による検出結果に応
じた印可電圧が供給されるので、最終的に、発振器54
が発振するクロックと、CDプレーヤ1の発振器35が
発振する基準クロックとが同期するようになる。
【0061】次に、ステップS5において、CDプレー
ヤ1の制御部41は、送信信号をスクランブルするため
秘匿パターンの種類(パターン)を示す信号を、秘匿パ
ターン発生部40に供給するとともに、そのスクランブ
ルをデスクランブルするための秘匿パターンの種類(パ
ターン)を示す信号を、コネクタ12の端子12Fを介
してヘッドホン2(コネクタ23の端子23Fを介して
秘匿パターン発生部62)に供給する。
【0062】ステップS6において、CDプレーヤ1の
制御部41は、秘匿パターンを発生するために必要な秘
匿キーを示す信号を、秘匿キー記憶部39に供給すると
ともに、コネクタ12の端子12Gを介してヘッドホン
2(コネクタ23の端子23Gを介して秘匿キー記憶部
61)に供給する。
【0063】これにより、CDプレーヤ1およびヘッド
ホン2において、秘匿パターンが発生する。具体的に
は、CDプレーヤ1の秘匿キー記憶部39は、ステップ
S6で制御部41から供給された信号に示される秘匿キ
ーを記憶するとともに、秘匿パターン発生部40に供給
する。秘匿パターン発生部40は、秘匿キー記憶部39
からの秘匿キーに対して、ステップS5で制御部41か
ら供給された信号に示されるパターンを適用して秘匿パ
ターンを発生し、ベースバンド変調部32に供給する。
【0064】一方、ヘッドホン2の秘匿キー記憶部61
は、ステップS6でCDプレーヤ1から供給された信号
に示される秘匿キーを記憶するとともに、秘匿パターン
発生部62に供給する。秘匿パターン発生部62は、秘
匿キー記憶部61からの秘匿キーに対して、ステップS
5でCDプレーヤ1から供給された信号に示されるパタ
ーンを適用して秘匿パターンを発生し、ベースバンド復
調部52に供給する。
【0065】次に、ステップS7において、CDプレー
ヤ1の制御部41は、拡散コードの種類を決定し、その
種類を示す信号を、拡散コード生成部38とともに、コ
ネクタ12の端子12Dを介してヘッドホン2(コネク
タ23の端子23Dを介して拡散コード生成部60)に
供給する。
【0066】ステップS8において、CDプレーヤ1の
タイミング生成部37は、拡散コード生成のためのタイ
ミング生成を開始する。これにより、タイミング生成部
37より生成された、拡散コード生成のタイミングとし
てのカウント値は、拡散コード生成部38およびコネク
タ12の端子12Eを介してヘッドホン2(コネクタ2
3の端子23Eおよびタイミング生成部59を介して拡
散コード生成部60)に供給される。
【0067】その結果、CDプレーヤ1およびヘッドホ
ン2において、拡散コードが生成される。具体的には、
CDプレーヤ1の拡散コード生成部38は、ステップS
7で制御部41から供給された信号に示される種類の拡
散コードを、ステップS8で、タイミング生成部37か
ら供給されたクロック値に基づいて生成し、ベースバン
ド変調部32に供給する。
【0068】一方、ヘッドホン2の拡散コード生成部6
0は、ステップS7でCDプレーヤ1から供給された信
号に示される種類の拡散コードを、ステップS8で、タ
イミング生成部59から供給されたクロック値に基づい
て生成し、ベースバンド復調部52に供給する。
【0069】次に、ステップS9において、CDプレー
ヤ1の制御部41は、所定のチャンネルを決定するとと
もに、そのチャンネルを示す信号を、シンセサイザー3
4と、コネクタ12の端子12Aを介してヘッドホン2
(コネクタ23の端子23Aを介してシンセサイザー5
3)に供給する。
【0070】ステップS10において、CDプレーヤ1
の制御部41は、送信部33における信号増幅の増幅率
を初期値に決定し、その旨を送信出力制御部36に通知
する。これにより、送信出力制御部36は、送信部33
を制御し、通知された増幅率(初期値)で、信号増幅を
行わせる。その結果、CDプレーヤ1とヘッドホン2の
無線通信が開始される。
【0071】次に、ステップS11において、CDプレ
ーヤ1の制御部41は、コネクタ12の端子12Hから
の入力(ヘッドホン2のコネクタ23の端子23Hを介
して供給される通信品質検出部63からの検出結果)を
参照し、通信品質を改善する必要があるか否かを判定す
る。具体的には、制御部41は、検出結果が、受信信号
の電界強度が所定の閾値より小さいことを示している場
合、通信品質を改善する必要があると判定し、それ以上
であることを示している場合、改善する必要がないと判
定する。
【0072】ステップS11で、通信品質を改善する必
要があると判定された場合、すなわち、ヘッドホン2の
通信品質検出部63による品質検出結果が、受信信号の
電界強度が所定の閾値より小さいことを示している場
合、ステップS12に進み、CDプレーヤ1の制御部4
1は、通信品質を改善させるための処理を実行する。
【0073】例えば、信号増幅の増幅率を大きくし、使
用するチャンネルを変更し、または拡散コードの種類を
変更して、通信品質を改善することができる。
【0074】その後、ステップS11に戻り、それ以降
の処理が、ステップS11で、通信品質を改善する必要
がないと判定されるまで、繰り返し実行される。
【0075】ステップS11で、通信品質を改善する必
要がないと判定された場合、ステップS13に進み、C
Dプレーヤ1の制御部41は、同期確立処理が終了した
旨を示す信号を、コネクタ12の端子12Bを介して、
ヘッドホン2に出力する。なお、制御部41は、このと
きの条件(例えば、このときの増幅率、チャンネル、ま
たは拡散コードの種類)を、内蔵するメモリに、通信品
質履歴として記憶し、同期確立処理を再度実行するとき
(有線により、CDプレーヤ1とヘッドホン2が再度接
続されたとき)、その条件を初期値として設置すること
もできる。
【0076】ステップS14において、ヘッドホン2の
セレクタ57は、コネクタ23の端子23Bから入力さ
れる、ステップS13でCDプレーヤ1から送信され
た、同期確立処理の終了を示す信号に従って、入力側の
接続先としてAFC部55を選択する。これにより、A
FC部55、セレクタ57、D/A変換器56、そして
発振器54の経路で信号が処理され、同調が図られる。
【0077】その後、処理は終了する。
【0078】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実現させることもできるが、ソフトウエアにより実現
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実現する場合には、そのソフトウエアを構成するプログ
ラムがコンピュータにインストールされ、そのプログラ
ムがコンピュータで実行されることより、上述した通信
装置が機能的に実現される。
【0079】図5は、上述のような通信装置として機能
するコンピュータ101の一実施の形態の構成を示すブ
ロック図である。CPU(Central Processing Unit)11
1にはバス115を介して入出力インタフェース116
が接続されており、CPU111は、入出力インタフェー
ス116を介して、ユーザから、キーボード、マウスな
どよりなる入力部118から指令が入力されると、例え
ば、ROM(Read Only Memory)112、ハードディスク
114、またはドライブ120に装着される磁気ディス
ク131、光ディスク132、光磁気ディスク133、
若しくは半導体メモリ134などの記録媒体に格納され
ているプログラムを、RAM(Random Access Memory)1
13にロードして実行する。これにより、上述した各種
の処理(例えば、図4のフローチャートにより示される
処理)が行われる。さらに、CPU111は、その処理結
果を、例えば、入出力インタフェース116を介して、
LCD(Liquid Crystal Display)などよりなる表示部1
17に必要に応じて出力する。なお、プログラムは、ハ
ードディスク114やROM112に予め記憶しておき、
コンピュータ101と一体的にユーザに提供したり、磁
気ディスク131、光ディスク132、光磁気ディスク
133,半導体メモリ134等のパッケージメディアと
して提供したり、衛星、ネットワーク等から通信部11
9を介してハードディスク114に提供することができ
る。
【0080】なお、本明細書において、記録媒体により
提供されるプログラムを記述するステップは、記載され
た順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必
ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個
別に実行される処理をも含むものである。
【0081】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0082】
【発明の効果】本発明を適用した第1の通信装置および
方法、並びに記録媒体のプログラムによれば、拡散コー
ドの種類を決定し、拡散コードの生成タイミングを生成
し、決定された種類の拡散コードを、生成タイミングで
生成し、生成した拡散コードを利用して、送信データを
変調し、無線通信でのチャンネルを決定し、基準クロッ
クを利用して、チャンネルに対応するキャリアを生成
し、生成された拡散コードと同一かつ同期した拡散コー
ドを利用して、受信信号を復調する受信装置に、無線通
信のための同期を確立するために、チャンネル、基準ク
ロック、並びに拡散コードの種類および生成タイミング
を、有線を介して供給し、変調された送信データを、生
成されたキャリアと混合して、無線周波数に変換し、受
信装置に無線で送信するようにしたので、同期を容易に
確立することができる。
【0083】本発明の第2の通信装置及び方法、並びに
記録媒体のプログラムによれば、送信装置から有線を介
して供給される、拡散コードの種類、拡散コードの生成
タイミング、無線通信において使用されるチャンネル、
並びに基準クロックを取得し、基準クロックを利用し
て、チャンネルに対応するキャリアを生成し、キャリア
に基づく同調により、受信信号を受信し、所定の種類の
拡散コードを、生成タイミングで生成し、生成された拡
散コードを利用して、受信信号を復調するようにしたの
で、同期を容易に確立することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を提供したCDプレーヤ1とヘッドホン
2の利用例を示す図である。
【図2】図1のCDプレーヤ1の構成例を示すブロック
図である。
【図3】図1のヘッドホン2の構成例を示すブロック図
である。
【図4】同期確立処理を説明するフローチャートであ
る。
【図5】コンピュータ101の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 CDプレーヤ, 2 ヘッドホン, 11 アンテ
ナ, 12 コネクタ, 21 アンテナ, 22 ス
ピーカ, 23 コネクタ, 31 CD再生部, 3
2 ベースバンド変調部, 33 送信部, 34 シ
ンセサイザー,35 発振器, 36 送信出力制御
部, 37 タイミング生成部, 38拡散コード生成
部, 39 秘匿キー記憶部, 40 秘匿パターン発
生部,41 制御部, 51 受信部, 52 ベース
バンド復調部, 53 シンセサイザー, 54 発振
器, 55 AFC部, 56 D/A変換器, 57
セレクタ, 58 周波数比較器, 59 タイミン
グ生成部, 60 拡散コード生成部, 61 秘匿キ
ー記憶部, 62 秘匿パターン発生部, 63 通信
品質検出部, 64 増幅器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散コードの種類を決定する第1の決定
    手段と、 前記拡散コードの生成タイミングを生成する第1の生成
    手段と、 前記第1の決定手段により決定された前記種類の拡散コ
    ードを、前記第1の生成手段により生成された前記生成
    タイミングで生成する第2の生成手段と、 前記第2の生成手段により生成された前記拡散コードを
    利用して、送信データを変調する変調手段と、 無線通信でのチャンネルを決定する第2の決定手段と、 基準クロックを利用して、前記チャンネルに対応するキ
    ャリアを生成する第3の生成手段と、 前記第2の生成手段により生成された前記拡散コードと
    同一かつ同期した拡散コードを利用して、受信信号を復
    調する受信装置に、有線を介して接続する接続手段と、 前記接続手段により、前記有線を介して接続された前記
    受信装置に、前記無線通信のための同期を確立するため
    に、前記チャンネル、前記基準クロック、並びに前記拡
    散コードの前記種類および前記生成タイミングを、前記
    有線を介して供給する供給手段と、 前記変調手段により変調された前記送信データを、前記
    第3の生成手段により生成された前記キャリアと混合し
    て、無線周波数に変換し、前記受信装置に無線で送信す
    る送信手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 前記受信装置から前記有線を介して供給
    される、受信信号の通信品質の検出結果を取得する取得
    手段をさらに備え、 前記第1の決定手段は、前記通信品質を改善するため
    に、前記検出結果に基づいて、前記種類を変更し、 前記第2の決定手段は、前記通信品質を改善するため
    に、前記検出結果に基づいて、前記チャンネルを変更
    し、 前記送信手段は、前記通信品質を改善するために、前記
    検出結果に基づく増幅率で、前記無線周波数を増幅し、
    前記受信装置に無線で送信することを特徴とする請求項
    1に記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記接続手段により、前記有線を介して
    前記受信装置に接続されたとき、 前記第1の決定手段は、はじめに、前記拡散コードの種
    類を、初期状態としての所定の種類に決定し、 前記第2の決定手段は、はじめに、前記無線通信でのチ
    ャンネルを、初期状態としての所定のチャンネルに決定
    し、 前記送信手段は、はじめに、初期状態としての所定の増
    幅率で前記無線周波数を増幅し、前記受信装置に無線で
    送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の決定手段により変更された前
    記種類、前記第2の決定手段により変更された前記チャ
    ンネル、および前記検出結果に基づく増幅率を記憶する
    記憶手段をさらに備え、 接続手段により、再度、前記有線を介して前記受信装置
    に接続されたとき、 前記第1の決定手段は、はじめに、前記拡散コードの種
    類を、前記記憶手段に記憶されている前記種類に決定
    し、 前記第2の決定手段は、はじめに、前記無線通信でのチ
    ャンネルを、前記記憶手段に記憶されている前記チャン
    ネルに決定し、 前記送信手段は、はじめに、前記記憶手段に記憶されて
    いる前記増幅率で、前記無線周波数を増幅し、前記受信
    装置に無線で送信することを特徴とする請求項2に記載
    の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記送信データの秘匿方法を決定する第
    3の決定手段と、 所定の秘匿キーに、前記秘匿方法を適用して秘匿パター
    ンを生成する第4の生成手段とをさらに備え、 前記変調手段は、前記秘匿パターンで、前記送信データ
    をスクランブルし、 前記供給手段は、前記秘匿方法および前記秘匿キーを、
    前記受信装置に供給することを特徴とする請求項1に記
    載の通信装置。
  6. 【請求項6】 拡散コードの種類を決定する第1の決定
    ステップと、 前記拡散コードの生成タイミングを生成する第1の生成
    ステップと、 前記第1の決定ステップの処理で決定された前記種類の
    拡散コードを、前記第1の生成ステップの処理で生成さ
    れた前記生成タイミングで生成する第2の生成ステップ
    と、 前記第2の生成ステップの処理で生成された前記拡散コ
    ードを利用して、送信データを変調する変調ステップ
    と、 無線通信でのチャンネルを決定する第2の決定ステップ
    と、 基準クロックを利用して、前記チャンネルに対応するキ
    ャリアを生成する第3の生成ステップと、 前記第2の生成ステップの処理で生成された前記拡散コ
    ードと同一かつ同期した拡散コードを利用して、受信信
    号を復調する受信装置に、有線を介して接続する接続ス
    テップと、 前記接続ステップの処理で、前記有線を介して接続され
    た前記受信装置に、前記無線通信のための同期を確立す
    るために、前記チャンネル、前記基準クロック、並びに
    前記拡散コードの前記種類および前記生成タイミング
    を、前記有線を介して供給する供給ステップと、 前記変調ステップの処理で変調された前記送信データ
    を、前記第3の生成ステップの処理で生成された前記キ
    ャリアと混合して、無線周波数に変換し、前記受信装置
    に無線で送信する送信ステップとを含むことを特徴とす
    る通信方法。
  7. 【請求項7】 拡散コードの種類を決定する第1の決定
    ステップと、 前記拡散コードの生成タイミングを生成する第1の生成
    ステップと、 前記第1の決定ステップの処理で決定された前記種類の
    拡散コードを、前記第1の生成ステップの処理で生成さ
    れた前記生成タイミングで生成する第2の生成ステップ
    と、 前記第2の生成ステップの処理で生成された前記拡散コ
    ードを利用して、送信データを変調する変調ステップ
    と、 無線通信でのチャンネルを決定する第2の決定ステップ
    と、 基準クロックを利用して、前記チャンネルに対応するキ
    ャリアを生成する第3の生成ステップと、 前記第2の生成ステップの処理で生成された前記拡散コ
    ードと同一かつ同期した拡散コードを利用して、受信信
    号を復調する受信装置に、有線を介して接続する接続ス
    テップと、 前記接続ステップの処理で、前記有線を介して接続され
    た前記受信装置に、前記無線通信のための同期を確立す
    るために、前記チャンネル、前記基準クロック、並びに
    前記拡散コードの前記種類および前記生成タイミング
    を、前記有線を介して供給する供給ステップと、 前記変調ステップの処理で変調された前記送信データ
    を、前記第3の生成ステップの処理で生成された前記キ
    ャリアと混合して、無線周波数に変換し、前記受信装置
    に無線で送信する送信ステップとを含むことを特徴とす
    るコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録され
    ている記録媒体。
  8. 【請求項8】 送信装置から有線を介して供給される、
    拡散コードの種類、拡散コードの生成タイミング、無線
    通信において使用されるチャンネル、並びに基準クロッ
    クを取得する取得手段と、 前記基準クロックを利用して、前記チャンネルに対応す
    るキャリアを生成する第1の生成手段と、 前記キャリアに基づく同調により、受信信号を受信する
    受信手段と、 前記種類の拡散コードを、前記生成タイミングで生成す
    る第2の生成手段と、 前記第2の生成手段により生成された前記拡散コードを
    利用して、前記受信信号を復調する復調手段とを備える
    ことを特徴とする通信装置。
  9. 【請求項9】 前記受信信号の通信品質を検出する検出
    手段と、 前記検出手段による検出結果を、前記有線を介して、前
    記送信装置に供給する供給手段とをさらに備えることを
    特徴とする請求項8に記載の通信装置。
  10. 【請求項10】 前記取得手段は、前記送信装置から前
    記有線を介して供給される、秘匿方法および秘匿キーを
    取得し、 前記復調手段は、前記秘匿キーに前記秘匿方法が適用さ
    れて生成された秘匿パターンで、前記受信信号をデスク
    ランブルすることを特徴とする請求項8に記載の通信装
    置。
  11. 【請求項11】 送信装置から有線を介して供給され
    る、拡散コードの種類、拡散コードの生成タイミング、
    無線通信において使用されるチャンネル、並びに基準ク
    ロックを取得する取得ステップと、 前記基準クロックを利用して、前記チャンネルに対応す
    るキャリアを生成する第1の生成ステップと、 前記キャリアに基づく同調により、受信信号を受信する
    受信ステップと、 前記種類の拡散コードを、前記生成タイミングで生成す
    る第2の生成ステップと、 前記第2の生成ステップの処理で生成された前記拡散コ
    ードを利用して、前記受信信号を復調する復調ステップ
    とを含むことを特徴とする通信方法。
  12. 【請求項12】 送信装置から有線を介して供給され
    る、拡散コードの種類、拡散コードの生成タイミング、
    無線通信において使用されるチャンネル、並びに基準ク
    ロックを取得する取得ステップと、 前記基準クロックを利用して、前記チャンネルに対応す
    るキャリアを生成する第1の生成ステップと、 前記キャリアに基づく同調により、受信信号を受信する
    受信ステップと、 前記種類の拡散コードを、前記生成タイミングで生成す
    る第2の生成ステップと、 前記第2の生成ステップの処理で生成された前記拡散コ
    ードを利用して、前記受信信号を復調する復調ステップ
    とを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能
    なプログラムが記録されている記録媒体。
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