JPH10509848A - アンテナダイバーシチ技術 - Google Patents

アンテナダイバーシチ技術

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JPH10509848A
JPH10509848A JP8515316A JP51531695A JPH10509848A JP H10509848 A JPH10509848 A JP H10509848A JP 8515316 A JP8515316 A JP 8515316A JP 51531695 A JP51531695 A JP 51531695A JP H10509848 A JPH10509848 A JP H10509848A
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Abstract

(57)【要約】 単一の帰路ケーブル(152又は199)を使用したアンテナ・ダイバシチのための受信機システムである。単一の帰路ケーブル(152又は199)は受信機を複数のアンテナ(130及び131又は230及び231)に接続される。上記アンテナ(130及び131又は230及び231)からの信号(140及び141又は195及び196)は、周波数オフセットやスペクトル拡散コード分割、時分割、又はそれらの組み合せを用いて、単一の帰路ケーブル(152又は199)に接続される。受信機において、上記アンテナからの信号が減結合される。帰路信号を複数の複製信号に分割する場合には、その周波数は複製信号の選択された信号について偏移され、また周波数偏移信号を相関する。スペクトル拡散コード分割の場合には、上記帰路信号を複数の複製信号に分割し、かつ異なるスペクトル拡散コードで各複製信号を多重分離することにより、アンテナ信号は減結合される。アンテナ信号を減結合することに応答して、1つ又はそれ以上のアンテナは通信のために選択してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 アンテナダイバーシチ技術 発明の背景 1.発明の分野 本発明は通信分野に関し、特に、種々の異なったダイバースアンテナ信号を合 成することに関する。 2.関連技術の記述 地上近傍の環境で伝搬する信号は、マルチパス効果、障害物、アンテナ・ヌル 、その他の効果によりフェージングをうける。このフェージング効果を緩和する ための公知の技術は、アンテナダイバーシチであり、空間ダイバーシチとも言わ れるものである。この公知の技術は、信号のフェージングが、一般に全ての場所 で同一であるとは限っておらず、むしろ、1つ又は複数の受信アンテナ(これら の幾つかは移動できるものであってもよい。)に対する送信機の位置の変化、干 渉、信号のエコー、さらに他の予見可能な、又は予見不能な因子の変化により、 信号のフェージングが、ある与えられた位置で急速に変化するという事実を利用 している。例えばある場合には、ある与えられた位置における受信された信号の 品質は、自動車のスピード(そこでは通信は移動体装置を有する。)のような因 子に依存するが、10ミリ秒以下の短時間の間で変化するものである。 フェージングの効果を緩和するために、複数のアンテナが、物理的に分離され た位置でエネルギーを集めるために用いられる。そこでそれ以後の処理は、動的 ベースで最良の信号対雑音比を与える1本のアンテナを選択する事を試みる。信 号雑音比を最大化するように、複数のアンテナからエネルギーを合成することが 知られている。 ダイバーシチアンテナは、複数のアンテナが物理的に異なった位置に位置して いるという事実に依存しているので、複数のアンテナはお互いに物理的に分離さ れており、受信機からも大きな距離で分離されている。アンテナが、受信機エレ クトロニクス(電子回路)から物理的に分離されていると、従来の実施は、各ア ンテナと受信機を接続する“帰路ケーブル”と呼ばれる分離された複数のケーブ ルを敷設することである。この従来技術は、全てのアンテナに受信機を接続する という目的を達成するが、アンテナと受信機の間の物理的分離が大きいと、多数 の帰路ケーブルを敷設することは、高コストであるという欠点を有する。例えば 、アンテナが受信機から5マイル位離れているのはめずらしいことではない。そ のような距離に亘って多くのアンテナを結ぶ複数の帰路ケーブルを使用すること は、相当な出費を伴う。 複数のアンテナに要求されている信号の帯域幅を送信するための複数の帰路ケ ーブルに対する必要性は、同様に別の欠点を持っている。例えば、現在のケーブ ルテレビのインフラストラクチュアを、多くの通信や他のマルチメデイアサービ スを提供するために用いることが現在望まれている。このようにして、現在のケ ーブルテレビシステムと結ばれる帰路ケーブルは、例えばテレビ、ビデオ、携帯 電話、ファックス、音声通信、他のタイプのデータを含む各種の通信データを伝 送するために使われる。しかし多くの場合、従来のケーブルテレビシステムの帰 路の能力は、しばしば唯1本の帰路ケーブルが使えるだけであるが、携帯電話シ ステム又は他の通信システムのためのアンテナダイバーシチをサポートするため に必要な帯域幅を取り扱うには不十分である。 それ故、複数のアンテナを受信機に接続させるのに必要な帰路ケーブルの本数 を最少にする技術を提供することは有利であろう。さらに、限定された帯域幅の 能力しか持っていない現在の帰路ケーブルを通じて送信されるデータ量を増加さ せる技術を提供することは有利であろう。 発明の概要 本発明は、1つの態様において、複数のアンテナに必要な帰路ケーブルの本数 を最少にするアンテナダイバーシチ用技術を提供する。1つの実施例では、1本 のケーブルは、受信機を複数のアンテナに接続し、かつ複数のアンテナからの信 号は1本のケーブルに合成される。1本の帰路ケーブルに合成するための技術は 、周波数オフセット、スペクトル拡散符号分割多重、及び/又は、時分割多重を 用いる。受信機では、アンテナからの信号は、減結合され、そうでなければ分離 される。周波数オフセットの場合には、帰路信号を複数の複製信号に分割し、複 製 信号の中から選択された信号を周波数シフト(周波数遷移)させ、そして上記周 波数がシフトされた信号を相関することにより、アンテナ信号は減結合される。 スペクトル拡散符号分割多重の場合には、帰路信号を複数の複製信号に分割し、 複数の複製信号の各々を異なったスペクトル拡散コードで多重分離することによ り、アンテナ信号は減結合される。1つ又はそれ以上のアンテナは、複数のアン テナ信号を減結合することに応答して、通信のために選択されてもよい。 好ましい実施例では、複数のアンテナからの信号は、異なったスペクトル拡散 コードシーケンスを用いて得られた異なった信号間の分離を伴ったスペクトル拡 散通信技術を用いて多重化されかつ多重分離される。このようにして、帰路ケー ブルに必要な帯域幅を実質的に増加させることなく、アンテナダイバーシチをサ ポートすることができる。そのような1つの実施例では、複数の多重化信号のた めのスペクトル拡散帯域幅は、約10MHzであり、かつ複数の多重化信号間の 周波数間隔は約100KHzである。 図面の簡単な説明 図1は、複数のアンテナをサービスするための複数の帰路ケーブルを示す当業 者に公知の受信機システムのブロック図である。 図2は、1本の帰路ケーブルを用いた複数のアンテナ受信機システムの実施例 の機能性ブロック図である。 図3A乃至図3Cは、図2の実施例に係る複数のアンテナ信号の重なりを示す 周波数領域図である。 図4は、1本の帰路ケーブルを用いた複数のアンテナ受信機システムの他の実 施例の機能性ブロック図である。 図5は、図2又は図4に示される実施例のいずれかに使われるスペクトル拡散 相関器の図である。 図6Aは、遅延同期トラッキングループのブロック図であり、図6Bは、これ らに対応した波形図である。 図面の詳細な説明 ここに記載されている発明は、以下の係属出願中の全部又は1部に記載されて いる発明とともになされ、又は使われるものであり、その各々はここであたかも 記載されているように参照することによってここに含まれる: 「スペクトル拡散通信を確立するための方法及び装置」というタイトルで、発 明者ロバート・シー・ディクソン(Robert C. Dixon)、ジェフ リー・エス・バンダープール(Jeffrey S. Vanderpool) の名前で、1993年12月3日に出願された米国特許出願シリアル番号08/ 161,187号; 「3個のセルの無線通信システム」というタイトルで、発明者ロバート・シー ・ディクソン(Robert C. Dixon)の名前で、1991年4月8 日に出願された米国特許出願シリアル番号07/682,050号; 「PCSポケット電話」「マイクロセル通信空間プロトコル」という各タイト ルで、発明者ギャリイ・ビー・アンダーソン(Gary B. Anderso n)、ライアン・エヌ・ジェンセン(Ryan N. Jensen)、ブライ アン・ケイ・ペッチ(Bryan K. Petch)、ピーター・オー・ピー ターソン(Peter O. Peterson)の各名前で、1994年3月 21日に出願された米国特許出願シリアル番号08/215,306号、並びに 、1994年8月1日に出願された米国特許出願シリアル番号08/284,0 53号。 図1は、当業者で公知の、複数のアンテナを持った受信機システムのブロック 図である。 図1において、送信機114は、アンテナ112を経由してRF信号113を 無線チャンネルで送信する。RF信号113は、受信機エレクトロニクス(電子 回路)102と複数本のアンテナ103を備えた受信機システムにより受信され る。アンテナ103は、受信機エレクトロニクス102から所定の距離を置いて 置かれている。各アンテナ103に対して1つが対応する別の帰路ケーブル10 5は、受信機エレクトロニクス102を各アンテナ103に接続する。各アンテ ナ103は、ケーブル送信エレクトロニクス106に接続され、ケーブル送信エ レクトロニクス106は、受信信号をIF信号又は、当業者で公知のケーブル送 信に適した何らかの他のフォーマットに変換するための1個以上の増幅器とフィ ルタを備える。これらのアプリケーションでは、受信機で使用するのに適したフ ォーマットになるように、信号を変換することが必要である。ケーブル送信エレ クトロニクス106の出力は、帰路ケーブル105の1つに接続される。各帰路 ケーブル105は、受信機エレクトロニクス102に位置しているポート107 に接続される。 図1のシステムは複数のアンテナ103をサービスするために複数のケーブル 105を必要とする。さらに、図1のシステムは複数のアンテナ103に対して 1組が対応する複数組のケーブル送信エレクトロニクス106を必要とする。 図2は、本発明の1つ又はそれ以上の原理に従って、1本の帰路ケーブルを用 いた複数のアンテナ受信機システムの実施例の機能性ブロック図である。図2は 、2本のアンテナの便宜上図示されているが、特定のアプリケーションに必要と される任意の本数のアンテナに容易に用いることができる。 図2の実施例では、受信システム120は、送信機114からRF信号113 を受信し、送信機114は、受信システム120がRF信号113を受信する複 数の送信機114の1つである。 RF信号113は、好ましくはスペクトル拡散信号である。スペクトル拡散信 号は、他のもの内、データを送信するために必要な最小帯域幅を超えている帯域 幅によって特徴づけられる。スペクトル拡散信号を発生させるためには、変調さ れた信号にガウス分布を持たせかつデータ信号を拡散させるための特別なコード を、知らない人達にとって雑音のように思われる擬似ランダムコードに従って、 データ信号は変調される。受信端末では、受信信号をスペクトル拡散コードの局 部的に発生したバージョンと相関させて、変調信号は逆拡散される。さらに、ス ペクトル拡散通信技術は、例えばロバート・M・ディクソン(Robert M .Dixon)著「商業的応用を伴ったスペクトル拡散システム」(ジョン・ウ イリー・アンド・ソンズ(John Wiley & Sons)、第3版、1 994年)に記載されている。 図2の受信機システム120は、空間的に分離されている2本のアンテナ13 0と131を備え、送信信号113を受信することに応答して、複数のアンテナ 信号140と141が、アンテナ130と131によりそれぞれ発生される。ア ンテナ130と131とは、空間的に分離されているので、それぞれ異なった信 号のフェージングとパス損失を受ける。それ故、アンテナ信号140と141と は、振幅と位相が異なり、周波数のわずかの偏移を受ける。 詳細後述するように、アンテナ信号140と141のうちの1つは、一般に、 予め定められた周波数オフセット又は偏移を与えられ、かつ2つの信号は、送信 のためケーブル152で接続される。ケーブル152の他端では、接続された信 号は分離され、かつブランチから周波数オフセットを除去するために、逆の周波 数オフセットが、分離された信号の1つのブランチに使われる。結果として受信 機は、2つのアンテナ信号140と141とを同時に受信し、かつ各アンテナ信 号140と141は、予め定められた周波数オフセットにより分離されている他 方の上に重ねられる。予め定められた周波数オフセットは、信号が充分に他から 分離されるが受信信号の全帯域幅より充分に小さくなるように選択される。 詳細には、図2の好ましい実施例に示されているように、各アンテナ信号14 0と141は、周波数F1を有すると仮定する。選択されたアンテナ信号141 の周波数F1は、他のアンテナ信号140の周波数からオフセット周波数F0を得 る。好ましくは、周波数オフセットF0は、ミキサ(混合器)150を用いてア ンテナ信号141に周波数F0を有する信号(例えば、正弦波)を掛けることに より得られる。ミキサ150は好ましくは単側波帯ミキサであり、上記ミキサは 、周波数F0と周波数F1を有する入力信号に対して、F1+F0又はF1−F0のい ずれかの周波数を有する出力信号をそれぞれ発生するが、同時には発生しない。 図2に示されている実施例では、ミキサ150はF1+F0の出力信号を発生す る。しかしながら、もしダウンストリーム(下流側)に現れかつ後述されるミキ サ161が対応して変化するならば、ミキサ150の代わりに、F1−F0の出力 を発生する単側波帯ミキサが使われる。F1+F0とF1−F0の両方を発生するミ キサも、単側波帯ミキサの代わりに使用されるが、ダウンストリームに位置する より複雑な復調ハードウエアを出費して使われる。 従って、ミキサ150は、信号141に対して+F0の周波数を与えるものと 見ることができる。周波数オフセット+F0は、できるだけ小さくするのが好ま しいが、他のアンテナ信号140を用いて信号分離を維持するに充分なだけ大き くすることが好ましく、かつその選択は以下さらに詳細に説明する。 アンテナ信号140とミキサ150の出力は、加算器151によって合成され る。加算器151から出力された合成された信号(以下、帰路信号という。)は 、帰路ケーブル152により送信される。ケーブル152による送信の前に、1 つ又はそれ以上のミキサ、フィルタ、増幅器又はエレクトロニクスを用いて、好 ましくは、帰路信号は中間周波数又はベースバンド周波数にダウンコンバージョ ンされるように周波数変換され、かつ受信機端末(図示せず。)において適当な IFに再変換される。例えば帰路信号は、同軸ケーブル、光ファイバによる通信 、又は当業者に公知の技術を用いた他のタイプの送信媒体に適している。とって 代わって、アンテナ信号140と141を中間周波数又はベースバンド周波数に 変換するための回路は、さらに追加的又は可能な限り重複したハードウエアを出 費して、各アンテナのアップストリーム(上流側)に配置されてもよい。 ケーブル152による送信後に、合成された信号は信号分割器160により2 つの同じ信号166と167に分離される。信号166は、以後の処理のために 受信機164のポート162(例えば基地局の)に入力される。周波数F0(す なわち、ミキサ150への同一周波数F0の入力)を有する信号(例えば、正弦 波)は、ミキサ161に入力される。ミキサ150と同様に、ミキサ161は、 好しくは単側波帯ミキサであるが、ミキサ150と同様に、相補的演算処理実行 する。このようにして、ここで記述された実施例では、ミキサ161は、F0と F1の周波数を有する入力信号に対して、それぞれF1−F0の周波数を有する出 力信号を発生する。 ミキサ161は、信号167に対して−F0の周波数オフセットを与えるもの と見ることができる。ミキサ161の出力は、基地局164のポート163に接 続される周波数シフト信号165である。 基地局164の構造は、部分的には望まれているアンテナ選択プロセスのタイ プに依存している。1つの実施例では、各ポート162と163は、それぞれフ ィルタ170と171を備え、それがケーブル152による送信に伴う雑音を除 去する。これによって信号165と166は、ろ波され、かつすぐ行うことはな いが必要で有れば、ベースバンド信号に変換される。フィルタ170と171か らの出力は、ろ波された信号を相関させかつ逆拡散させるために、スペクトル拡 散相関器172と173に供給される。相関器172と173の出力は、各々の 品質を決めるために基地局164により解析され(例えば、信号対雑音比を決定 することにより)、かつ相関器172と173からの2つの出力の1つは、以下 述べる技術による通信に対して選択される。 図2のシステムの処理は、図3A乃至3Cを参照して示されていて、それは複 数のアンテナ信号の重なりを示す周波数領域図である。図3Aは、アンテナ13 0又は131に現れる信号を示す周波数F1に中心周波数を置く受信信号Sを示 す図である。前述したように、アンテナ130と131に現れる信号は、干渉、 マルチパスフェージング及び同様な効果によって、振幅、位相、及び若干量の周 波数において、異なっている。しかしながら、図示と説明目的のため、図3Aに 示されている信号Sは、アンテナ130と131でそれぞれ受信される140と 141の両方の信号を表すものとする。 図3Bと3Cは、それらの信号がポート162と163に現れるときの、それ ぞれ信号165と166を表すことになる。示されているように、各信号165 と166は、アンテナ130と131で受信される140と141の両方の信号 の成分を持っている。図3Bと図3Cの目的に対して、説明のために、ケーブル 152による通信の前に帰路信号のダウンコンバージョンの周波数変換(ダウン 変換)は無いものと仮定する。しかしながら、帰路信号のダウン変換が有るとす ると、図3Bと図3Cに現れる周波数F0は、帰路信号がそれに翻訳変換された 中間周波数又はベースバンド周波数と見ることができる。 図3Bは、信号が加算器151により合成されケーブル152により送信され た後第1のポート162に現れるときの、信号140と141を示す図である。 第1のアンテナ130により発生する信号140は、図示されているように元の 中心周波数F1に中心周波数が置かれ、ミキサ150又は151のいずれかにも 影響されない。第2のアンテナ131により発生する信号141は、それがミキ サ150から周波数オフセット+F0を加算した後に、ポート162に現れ、か つ周波数F1+F0に中心周波数が置かれるというように示されている。 このようにして、周波数F1+F0に中心周波数が置かれた信号141のオフセ ットのバージョンとともに、元の中心周波数F1に中心周波数が置かれた信号1 40を、ポート162は受信する。同様な特性を有する信号140と141が示 されているが、前述したように、信号140と141は、マルチパス、フェージ ング又は既知又は未知の因子に起因する、振幅差、位相差、及び周波数差を持っ ていると仮定する。 ポート163はまた、アンテナ信号140と141のオフセットのバージョン を受信する。図3Cは、第2の側波帯ミキサ161の出力を示す図であり、信号 が基地局164のポート163に現れるときの、同一信号140と141を示す 。アンテナ131により発生するアンテナ信号141は、ミキサ150により周 波数オフセット+F0が与えられ、ミキサ161により周波数オフセット−F0が 与えられ、その結果として正味の周波数偏移はゼロとなる。このようにして、ポ ート163では、アンテナ信号141は元の周波数F1に中心周波数が置かれた ところに現れる。他のアンテナ130により発生するアンテナ信号140は、ミ キサ161により周波数オフセット−F0を与えられ、そしてそれ故に周波数F1 −F0に中心周波数が置かれたところに現れる。 従って、基地局164は、信号140と141の両方を同時に受信し、そのう ちの1つのみが異なったポート162と163のいずれにおいても元の中心周波 数F1に中心周波数が置かれる。基地局164はフィルタ170と171を用い て信号をろ波する前に、必要によりアンテナ信号140と141を復調する。 基地局164の各ポート162と163では、信号140と141は、適当な スペクトル拡散基準コードを用いて、かつ送信信号に変調されたデータを再生す ための当業者に公知の技術を用いて、逆拡散され、かつ相関器172と173に より相関される。アンテナ信号140と141は、これによって以後の処理のた めに減結合される。相関させかつスペクトル拡散信号からデータを再生するため の適当な技術は、例えば以下の特許と係属出願中に記載されており、その各々は ここであたかも記載されているように参照することによりここに含まれる; 「非対称スペクトル拡散相関器」というタイトルで、発明者ロバート・シー・ ディクソン(Robert C. Dixon)、ジェフリー・エス・バンダー プール(Jeffrey S. Vanderpool)の名前で、発行された 米国特許第5,016,255号; 「スペクトル拡散相関器」というタイトルで、発明者ロバート・シー・ディク ソン(Robert C. Dixon)、ジェフリー・エス・バンダープール (Jeffrey S.Vanderpool)の名前で、発行された米国特許 第5,022,047号; 「直接シーケンス・スペクトル拡散信号の逆拡散/復調」というタイトルで、 発明者ロバート・エイ・ゴールド(Robert A. Gold)とロバート ・シー・ディクソン(Robert C. Dixon)の名前で、1993年 11月1日に出願された米国特許出願シリアル番号08/146,491号; 「コヒーレント及び非コヒーレントCPM相関法と装置」というタイトルで、 発明者ランデイ・デュラン(Randy Durrant)及びマーク・バーバ ッハ(Mark Burbach)の名前で、1994年9月9日に出願された 米国特許出願シリアル番号08/304,091号。 図2の実施例に使われている相関器の例は、図5に示されている。図5では、 入力スペクトル拡散信号511、すなわち信号165又は166のいずれかが、 相関器501に提供される。 相関器501は、コードクロック発生器531に接続されるカウント制御53 0を備え、コードクロック発生器531はコード発生器532及び基準レジスタ 533に接続される。コード発生器532はまた、基準レジスタ533に接続さ れる。コード選択回路534は、コード発生器532に接続される。カウント制 御530は、受信機により検出されるコード選択回路534により選択される特 別な疑似雑音信号の長さ(すなわち、スペクトル拡散コード)を制御し、かつ第 1の基準レジスタ533に対してコード発生器532に長さLのコードを出力さ せるコードクロック発生器531に信号を出力する。計数値制御530は、コー ドクロック発生器531をトリガー(起動)し、これによって、コードクロック 発生器531はコード発生器532及び第1の基準レジスタ533をトリガー( 起動)する。コード発生器532は、コード選択回路534により決められる第 1の基準レジスタ533に対し、特別な疑似雑音信号を出力する。コード選択回 路534は、コード発生器532に複数の信号を提供し、コード発生器532は 、複数の疑似雑音コードをスキャンできるようになる。動作中においては、単一 のコードを第1の基準レジスタ533にロードし、又はスキャンモードでは、受 信コードにマッチングが起きるまで、第1の基準レジスタ533に絶えず変化す るコードを周期的にロードすることができる。 入力信号511は、その回路は入力信号511の特性に依存して1個以上のR F又はIF増幅器を備えた増幅器回路535に接続される。増幅器回路535は プロダクト検波器536に接続され、プロダクト検波器536は、局部発信器5 37とローパスフィルタ(低域通過フィルタ)538に接続される。ローパスフ ィルタ538は受信レジスタ539とクロック再生回路546に接続される。 デユアルしきい値能力を有する相関器の場合には、第1の基準レジスタ533 は、第1の疑似雑音信号を格納し、かつ受信レジスタ539は、入力スペクトル 拡散信号を格納する。第1の加算回路(adder)540は、受信スペクトル 拡散信号の各チップを、第1の疑似雑音信号のそれぞれのチップと比較し、第1 の複数のチップ比較信号を発生する。第1の加算器(summer)541は、 第1の複数のチップ比較信号を加算し、これによって第1の相関信号を発生する 。上限しきい値レベルより大きな第1の相関信号に応答して、比較器542は、 第1のデータシンボル信号を発生する。下限しきい値レベルより小さな第1の相 関信号に応答して、比較器542は、第2のデータシンボル信号を発生する。 動作中においては、疑似雑音信号で変調されたデータ信号を有する入力スペク トル拡散信号511は、受信レジスタ539に格納され、そして第1のスペクト ル拡散コードの全長Lは、第1の基準レジスタ533に格納される。入力疑似雑 音信号の各チップは、第1の加算回路540による第1の基準疑似雑音信号の各 チップによって加算されたモジュロ2である。これによって、2つの信号のモジ ューロ加算は、第1の加算回路540から第1の加算器541に転送された第1 の複数のチップ比較信号を発生する。第1の加算器541は、第1の複数の信号 を加え、第1の相関信号を発生する。 第1のシンボル比較器542と第2のシンボル比較器543は、第1の加算器 541に接続される。比較器542と比較器543はそれぞれ、上限しきい値レ ベルと下限しきい値レベルを持っている。上限しきい値レベルより大きな第1の 相関信号に応答して、第1のシンボル比較器542は、第1のデータシンボル相 関信号を発生する。下限しきい値レベルより小さな第1の相関信号に応答して、 第2シンボル比較器543は、第2のデータシンボル相関信号を発生する。これ によって、データ発生器547は、第1又は第2のデータシンボル相関信号につ き、第1の又は第2のデータシンボルをそれぞれ発生する。第1の又は第2のデ ータシンボル信号は、それぞれ1ビットと0ビットデータ信号である。 相関器501は、本発明の図2の実施例とともに使われる適当な相関器の実施 例となるように意図されているし、また種々の他の相関器も適していると理解さ れる。 図2に戻って、ポート162では、複数のアンテナ信号の1つ(すなわち、ア ンテナ信号140)は、例えば図5に示された相関器を使用することにより、逆 拡散され及び/又は相関される。他のポート163では、他のアンテナ信号(例 えば、アンテナ信号141)は、例えば図5に示された相関器を使用することに より、逆拡散され及び/又は相関される。 2つのポート162と163の各々で見られたように、2つの信号140と1 41は、互いに干渉されるべきではないし、それ故もし周波数オフセットF0が 充分大きいと、互いに分離されているべきである。最良の受信信号(例えば、信 号対雑音比で測定することにより)を持ったアンテナに対応したアンテナ信号( 例えば、アンテナ信号140)が、他のアンテナ信号(例えば、アンテナ信号1 41)を支配するように、アンテナ信号140と141の1つが、他の信号より 良 い品質である場合がしばしば見られる。この現象のために、2つの信号140と 141の間のさらなる分離は、周波数オフセットF0により得られるものほかに 、受信信号140と141における固有の差により与えられる。 このようにして、周波数オフセットF0は、2つのアンテナ信号140と14 1の間の分離を維持するための予め決められた最少の大きさであるのが好ましい 。この束縛のもとに、周波数オフセットF0は、ケーブル152の帯域幅の必要 条件を最少にするためにできるだけ小さく維持するべきである。このようして、 図2のシステムの好ましい例では、送信信号113は、スペクトル拡散信号であ り、また第1のミキサ150と第2のミキサ161により用いられる周波数オフ セットF0が、1/(2×CPI)Hz程度の小さいものであり、そこではCP Iが、スペクトル拡散信号113のコヒーレント処理時間である。 好ましい実施例では、拡散帯域幅は10MHzであり、CPIは5μ秒であり 、かつ周波数オフセットF0は100KHzである。このようにして、2つのア ンテナ信号140と141が、加算器151により重ね合わされ、複合信号は、 ただ10.1MHzの帯域幅を占有し、公称10MHzの帯域幅容量を有する単 一帰路ケーブルにより、実質的な情報の損失無しに送られる。対照的に、各アン テナ信号110(図1に示されているように)は、送信信号113と実質的に同 じ帯域幅を有する周波数帯域で送信される純粋な周波数分割多重化の使用は、送 信に於いては実質的により大きな帯域幅を必要とすることになる。図2と同様な 2つのアンテナシステムに対して、1本の帰路ケーブルによる送信用の純粋のF DMAシステムに対する帯域幅必要条件は、20MHz、すなわち送信信号11 3の帯域幅の2倍となるだろう。N本のアンテナの場合においては、純粋のFD MAシステムに対する帯域幅必要条件は、送信信号113の帯域幅のN倍となる だろう。 図2の実施例は、M−ary技術を用いるスペクトル拡散システムに用いられ よう。そこでは、各データ信号は、データビットの特別なシーケンスと関連づけ られており、かつユニークなスペクトル拡散コードにより表わされている。例え ば4−aryのスペクトル拡散技術では、データビットシーケンスの00、01 、 10と11(以下、データシンボルという。)の各々が、異なったスペクトル拡 散コード(以下、シンボルコードという。)により表わされよう。このようにし て、送信機では、入力データ信号は複数のデータシンボルより構成されており、 それらの各々が対応するシンボルコードを送信することになる。このようなM値 のシステムでは、図2の実施例の好ましい最少の周波数分離は、1/(2×Ts )の周波数オフセットF0で与えられ、ここで、Tsは、データシンボルの送信 時間である。このような周波数オフセットは、ポート162と163における2 つの受信信号140と141の充分な周波数分離を正常に行わせ、適当な逆拡散 をできるようにする。 好ましい実施例では、信号165と166を逆拡散させ、相関させた後、基地 局164は、信号165と166の品質を測定し、かつ2つの信号165と16 6の1つ又はそれ以上を選択し、これによってRF信号113受信するための1 つ又はそれ以上アンテナ信号131又は130を選択する。例えば、基地局16 4は、各信号165と166の信号対雑音比を測定し、最良の信号対雑音比を持 った信号を選択する。基地局164は、受信信号の品質が絶え間なく変化するの で、信号165と166との間を動的にスイッチし、これによって選択されるア ンテナ130と131の間をスイッチする。 通信に使うために1本以上のアンテナ信号選択するための技術は当業者で公知 である。このような技術の1つは、選択ダイバシチとして知られており、その中 では複数本のアンテナの1つが、通信用に選択され、アンテナの信号品質が劣化 するまで通信に使われる。例えば、基地局164は、信号165を通信用に選択 し(これによってアンテナ131を選択する。)、その後基地局164は、通信 用にアンテナ131を使用し続ける。信号165と166の比較の結果として、 基地局は信号165と166の相対的品質に基づいて、他の選択決定をする。選 択ダイバシチを使用する利点は、ただ1セットの復調と逆拡散ハードウエアが、 基地局164に必要であるだけだということである。このようにして、1対のフ ィルタ170と171の唯1つ並びに1対の相関器172と173の唯1つか、 選択ダイバシチを使用する場合に必要なだけである。信号165と166の両方 を 比較するために、信号165と166の間を選択するスイッチが使われる。信号 165と166の1つは、単一のフィルタと相関器に与えられ、信号品質が測定 され、その後信号165と166の他の1つが、単一のフィルタと相関器に与え られ、さらに信号品質が測定される。2つの信号165と166の優れた方が、 測定された信号品質が受け入れられないレベルに劣化するまで通信用に選択され る。 複数のアンテナ信号の中から選択するための他の公知の技術は、結合ダイバシ チとして知られている。このような技術では、パラレルのハードウエアは、信号 165と166を復調し逆拡散するために使われるし、信号品質を測定するため に使われる。1つ又はそれ以上の信号165,166は通信のために動的に選択 される。最尤検出器をまた合成ダイバシチ技術とともに使用してもよいし、これ によって、信号165,166は、それらの重み付け値に従って合成される前に 、それらの信号品質に依存して重み付けされる。 記載された技術は、図2のシステムに使われる各種のアンテナ選択方法を図示 しているが、網羅していないことを意味し、その記述は、本発明の範囲をこれら の特殊なアンテナ選択方法にのみ制限するための意図したものではない。図2の システムの利点は、帰路ケーブルシステムの潜在的に制限された帯域幅を保存す るということである。図2のシステムは、従来技術(図1に示されているような )と対比されており、そこでは帰路ケーブル105により送信される各アンテナ 信号110は、この帰路ケーブルシステムに、余剰の全信号帯域幅の必要条件を 加える。このようにして、もし従来システムでの各アンテナ103は、10MH zのスペクトル拡散信号を受信し、単一の帰路ケーブル105を通じてスペクト ル拡散信号を基地局に送るためにあるならば、2本の受信アンテナはケーブル中 の帰路容量で20MHzだけ必要になり、3本の受信アンテナはケーブル中の帰 路容量で30MHzだけ必要になり、以下同様である。帰路ケーブル105用の 帯域幅必要条件は、受信アンテナの本数に比例して増加するので、アンテナのエ レクトロニクス(電子回路)のコストと複雑さは同様に増加する。 さらに、従来法では帰路ケーブルで送信されるアンテナ信号の数には、実施上 の制限がある。例えば、帰路ケーブルで信号を送信するために使用する帰路ケー ブル及び/又はエレクトロニクス(電子回路)は、とりわけ情報の上流側の送信 に関して、一般に制限された帯域幅容量、例えば25MHzを持っている。この 制限された容量が、単一の帰路ケーブルに接続されるアンテナの個数と、これに よって送信されるアンテナ信号の数を、実質的に制限している。このような制限 は、現在のシステム中では、制限された帯域幅の高価な帰路ケーブルが配置され てきたが、受信アンテナの増設を期待しても現在のシステムでの帯域幅の制約か ら配置できないと言う問題点がある。 これとは対照的に、例えば図2のシステムに実施例を示したように本発明の態 様は、複数のアンテナ信号を相対的に狭い帯域幅で送信する能力を提供するもの である。この能力は、制限された帯域幅容量の帰路ケーブル、すなわちケーブル テレビシステムに一般に使用されているような現在の帰路ケーブルを使用できる ようになり、かつより少ない増幅器の使用や、帰路ケーブルでアンテナ信号を送 信するための他の支援用エレクトロニクス(のより少ない使用を必要とするだけ になる。 図2の実施例は、ダイレクトシーケンス又は周波数ホッピングスペクトル拡散 通信技術を用いる通信システムを含め、多くの種々の異なる信号処理のダイバー スのアプリケーションに適している。図2の実施例は、スペクトル拡散符号化の 追加も無しで、ただ時分割多重アクセス技術(TDMA)のみを使用するシステ ムでの使用に対して最適ではない。 図4は、本発明の他の実施例を示す機能性図である。図4の実施例は、純粋の TDMAシステムと共に使用されても良いし、又は他の多くの通信システムと共 に使用されても良い。図4の実施例は、便宜上2個のアンテナについて示してい るが、特別なアプリケーションにより必要とされる任意の本数のアンテナにも展 開できる。図4のシステムでは、受信機システム210は、送信機114からの RF信号113を受信し、送信機114は、受信機システム210が、RF信号 113を受信する複数の送信機114の1つである。 図4の受信機システム210は、空間的に分離された少なくとも2本のアンテ ナ230と231を備える。送信信号113を受信することに応答して、複数の アンテナ信号240と241は、それぞれアンテナ230と231により発生さ れる。アンテナ230と231は、空間的に分離されているから、それらは異な ったフェージング効果とパス損失を受ける。それ故アンテナ信号240と241 は、振幅と位相が異なっており、周波数でのわずかなずれを受ける。 送信信号113を受信することに応答して、複数のアンテナ信号240と24 1は、それぞれアンテナ230と231により発生される。アンテナ信号240 と241は、スペクトル拡散通信技術を用いた帰路ケーブルでの送信に先立ち、 符号分割多重化される。 図4に対応した1つの実施例では、各アンテナ信号240と241は異なった チップコードで変調され、かつその後帰路ケーブルで送信される。このようにし て、第1のアンテナ信号240は、第1のチップコード193を用いて、変調器 180により変調され、スペクトル拡散信号195を発生する。第2のアンテナ 信号241は、第1のチップコード193とは異なる第2のチップコード194 を用いて、他の変調器181により変調され、他のスペクトル拡散信号196を 発生する。変調器180と181はそれぞれモジュロ2加算回路又は排他的OR ゲートを備える。 スペクトル拡散信号195と196は加算器182により合成される。加算器 182の出力は、帰路ケーブル199に沿って送信された合成信号(ここで、以 下、帰路信号という。)である。帰路信号は、本質的に2つの重なり合った信号 を備え、2つの信号は、第1のスペクトル拡散コード193により変調されたア ンテナ信号240、及び、第2のスペクトル拡散コード194により変調された アンテナ信号241である。ケーブル199による送信の前に、1つ又はそれ以 上のミキサ、フィルタ、増幅器又はエレクトロニクス(電子回路)を用いて、好 ましくは帰路信号は中間周波数又はベースバンド周波数にダウンコンバージョン で周波数変換(ダウン変換)され、かつ受信機端末(図示せず。)において適当 なIFに再変換される。例えば帰路信号は、当該技術において公知である方法を 用いて、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、又は他のタイプの送信媒体を介し ての送信に適するように形成してもよい。とって代わって、アンテナ信号140 と141を中間周波数又はベースバンド周波数に変換するための回路は、さらに 追加的又は可能な限り重複したハードウエアに出費して、各アンテナのアップス トリームに配置してもよい。 ケーブル199の他方の端末には、合成された信号は信号分割器183によ り2つの複製信号184と185に分離される。1つの複製信号184は、第1 のスペクトル拡散コード193を用いて、相関器186により逆拡散されかつ相 関される。他の複製信号185は、第2のスペクトル拡散コード194を用いて 、相関器187により逆拡散されかつ相関される。各相関器186と187は、 図5、又は、前にここに含まれた特許及び係属中の出願のいずれかに示したよう な相関器を備えても良い。 相関器186の出力188は、受信機192(例えば基地局)のポート190 に接続される。他の相関器187の出力189は、基地局192の他のポート1 91に接続される。後述するように、相関器186の出力は、本質的には第1の アンテナ信号240の再生(回復)されたバージョンであり、相関器187の出 力は、本質的には第2アンテナ信号241の再生(回復)されたバージョンであ る。 相関器186は、ケーブル199から帰路信号を受信し、その帰路信号は、前 述のように第1のスペクトル拡散コード193により変調される第1のアンテナ 信号240と、第2のスペクトル拡散コード194により変調される第2のアン テナ信号241とを備える。しかしながら、第2のスペクトル拡散コード194 を用いて符号化された第2のアンテナ信号241を、相関器186は拒絶する。 2つの離れたチップコード(第1のチップコードと第2のチップコードのように )のプロダクト(積)が、一般的には雑音のような分布を持った信号を作り出す ので、相関器186は、これによって、本質的には第2のアンテナ信号241を 雑音に変換する。 相関器187は、第1のアンテナ信号240を拒絶するが、第2のアンテナ信 号241を再生するために同一の原理で動作する。相関器186と187の処理 により、アンテナ信号240と241は互いに分離される。 相関器186と187の各々からの出力は、基地局192の異なったポート1 88と189に合成される。このようにして、基地局192は、第1のポート1 88に於いて第1のアンテナ信号240の再生されたバージョンと第2のポート 189に於いて第2のアンテナ信号241の再生されたバージョンとを、同時に 受信する。 相関器186と187は、米国特許第5,016,255号、米国特許第5, 022,047号、又は図5に関してここでに記載され、又は参照することによ りここに前に含まれた特許出願のいずれかに記載されている相関技術を具体化し て形成してもよい。選択された正確な相関方法は、部分的にはハードウエアの制 約と変調器180と181により用いられている特別のスペクトル拡散符号化方 法に依存している。相関は、シリアルかパラレルのいずれかであり、コヒーレン トか非コヒーレントかのいずれかであり、また以前参照とした特許と特許出願又 は他の公知の技術に記載されている同期化及びトラッキング技術(必要ならば) を利用する。 例えば、図4の実施例は、変調器180と181と相関器186と187の間 の同期化を維持するために、図6Aに示されているように、遅延同期トラッキン グループ601を使用する。遅延同期トラッキングループにより誘起される問題 を以下に記載する。スペクトル拡散コード193の同一のバージョンは、変調器 180と相関器186の両方に局部的に発生されるが、スペクトル拡散コート1 93の局部的なバージョンは、時間的に互いに遅延されるであろう。同様にスペ クトル拡散コード194の同一のバージョンが、変調器181と相関器187の 両方に局部的に発生されるが、スペクトル拡散コード194の局部的なバージョ ンは、時間的に遅延されるであろう。初期の同期化が既に達成されたと仮定する と(例えば、スライド式符合相関器又は同様の手段を用いることにより)、スペ クトル拡散コード193と194の局部的なのバージョンの間の遅延量は、通常 1チップ又は2チップである。 図6Aの遅延同期トラッキングループ601において、ある時間遅延を有する 2つの局部基準信号が発生され、2つの別々の相関器607と608中での単一 入力信号604と比較するために用いられる。レジスタ630は、スペクトル拡 散コード193又は194のようなスペクトル拡散コードの局部的に発振された バージョンの全部又は一部を格納する。局部基準信号605は、レジスタ630 に格納された最後のチップ(すなわち、第Nのチップ)から得られる一方、局部 基準信号606は、レジスタ630に格納され最後の前のチップ(すなわち、第 (N−1)のチップ)から得られる。局部基準信号605と606は、これによ って1チップ時間だけ互いに遅延される。 局部基準信号605は、相関器607を用いて、信号184又は185のよう な入力信号604と相関される。局部基準信号606は、相関器608を用いて 、入力信号604と相関される。相関に際しては、相関器607の出力609が 、通常2チップ幅の三角関数になるであろう。同様に、相関に際しては、相関器 608の出力610が、通常2チップ幅の三角関数になるであろうが、出力60 9に関して第Nのチップと第(N−1)のチップの間の遅延量だけ時間的にオフ セットされる。相関器607の出力609は、包絡線検波器611に接続される 。相関器608の出力610は、他の包絡線検波器612に接続される。 包絡線検波器611と612の各々からの出力は、複合相関出力616を発生 する比較器615の入力に接続される。複合相関出力616は、図6Bに示すよ うに、2つのピークのある三角形をしており、その中で、2つの三角形の1つの 半分は、複合相関が、2つの相関最大点の間の点のまわりで中心を有する線形領 域を有するように反転される。複合相関出力616は、ループフィルタ620に 接続され、電圧制御された発振器(VCO)のようなクロック源621を制御す るために用いられる。クロック源621は、局部発生スペクトル拡散コードをク ロック同期するためのコードクロック信号を提供するクロックネットワーク62 2に接続されている。これによって遅延同期トラッキングループ601は、局部 基準信号605と606に対して、複合相関出力616の最大値と最小値の間の 中間点で入力信号604をトラッキングするようにさせる。 遅延同期トラッキングループに関するさらなる詳細並びに他のトラッキング技 術は、R・ディクソン(R.Dixon)著、「商業的応用を伴ったスペクトル 拡散システム」(ジョン・ウイリー・アンド・ソンズ(John Wiley & Sons)、第3版1994年)254−264頁に見いだされる。 代わりに、ここで前に参照した米国特許出願シリアル番号08/146,49 1号に記載されている自動同期相関器が、同期化を維持するために付加的なオー バヘッドを少なくとも幾つか除いて、相関器186と187の各々に使用されて もよい。 好ましい実施例では、各アンテナ信号240と241は、ウオルシュ関数であ るコードシーケンスを用いて符号化されたスペクトル拡散である。ウオルシュ関 数コードシーケンススペクトル拡散符号化は、当業者に公知である。直交ウオル シュ関数は、各アンテナ信号240と241に対して以下のように選択される; すなわち、スペクトル拡散コード193は第1のウオルシュ関数を備え、スペク トル拡散コード194は、第1のウオルシュ関数に直交した第2のウオルシュ関 数を備える。スペクトル拡散符号化信号195と196は、ケーブル199に接 続されて送信された後、同一の直交ウオルシュ関数193と194を用いてそれ ぞれ逆拡散される。図2と図3Aから図3Cに参照して述べた周波数分離は、一 般には不必要になるように、直交ウオルシュ関数は、アンテナ信号240と24 1の間に充分な分離を与える。 1つの実施例では、ウオルシュ関数193と194の1つは、全部1のシーケ ンスである。このようなウオルシュ関数の使用は、本質的に1つのブランチのハ ードウエアの必要性を除くことになる。例えば、第2の変調器181と第2の相 関器187は、この実施例では除去することができ、かつ第1のスペクトル拡散 コード193は、好ましくは全部1のシーケンスと直交するように選択されるだ ろう。 もし直交ウオルシュ関数が使用されないとき、スペクトル拡散信号195と1 96の間には、わずかの周波数分離が所望される。スペクトル拡散信号195と 196の間の必要な分離は、一般に低い。このように低くて良いのは、スペクト ル拡散信号に対する周波数分離は、スペクトル拡散信号の帯域幅に比べて、一般 に大きくする必要がないからである。選択された周波数オフセットは、他のスペ クトル拡散信号にマッチした相関器によるスペクトル拡散信号195と196の 各々の相関は無くても良いようにするべきである。図2に関して示したように、 2つのアンテナ信号240と241のうちの1つが、しばらくの間少なくともあ る程度他の信号を支配し、追加的分離の必要性を削減するので、2つの重なり合 ったスペクトル拡散信号の間の干渉レベルは、多くの場合減少する。 M−ary技術のようなスペクトル拡散符号化技術は、第1と第2の変調器1 81,182に用いられている。このような場合、第1と第2の相関器186と 187は、帰路信号を逆拡散し復号化するための技術として従来から使われてい るその対応するハードウエアを備える。ポート188と189はそれぞれ、フィ ルタ202と203を備え、スペクトル拡散信号が受信される場合には、逆拡散 及び/又は相関回路202と203を備える。逆拡散及び/又は相関回路202 と203は、以前に参照した特許と特許出願又は例えば図5に示したような相関 器を備える。アンテナ230と231で受信された信号は、スペクトル拡散信号 である必要はなく、そしてポート188と189は、送られてきた特殊なタイプ の信号を復調するための適当なハードウエアを備える。 基地局192は、通信のために1つ又はそれ以上の信号188と189を選択 し、かつこれによって信号188と189の相対的な信号品質に基づいて、図2 の実施例で述べたと同様に、1つ又はそれ以上のアンテナ230と231を選択 する。このようにして例えば、基地局192は、当業者に公知の選択ダイバーシ チ、結合ダイバーシチ、又は他の任意のアンテナ選択方法を利用してもよい。 本発明は偏波ダイバーシチにおいて使用してもよい。偏波ダイバーシチでは、 単一のアンテナは受信機への送信に必要な垂直偏波信号と水平偏波信号を持って いる。垂直偏波信号と水平偏波信号の両方を分配することは、受信信号の2倍の 帯域幅を有する信号を送信する能力を必要とする。偏波ダイバーシチに対して、 以下述べる発明の技術を用いることにより、種々の異なるダイバースアンテナ信 号のような、垂直と水平偏波信号が、単一のケーブルでの送信のために合成され る。 もう1つの代わりの実施例では、帰路ケーブル152(又は199)でのスル ープットを増加させるために、時分割多重を用いても良い。時分割多重化におい ては、ある定義された時間期間は時間フレームに分割され、各時間フレームは、 さらに複数の時間スロットに分割される。各アンテナ信号140と141(又は 240と241)は、受信信号の少なくとも2倍の帯域幅に相当するレートでA /Dサンプリングを用いて周期的にサンプリングされる。時間フレームの各時間 スロットは、特定のアンテナに割り当てられ、そしてそのアンテナからサンプリ ングされたデータを送信するために使われる。一般に各アンテナは、各時間フレ ームにつき少なくとも1つの時間スロットでサービスされる。例えば、全てのア ンテナからのデータが帰路ケーブルに送信されるまで、第1の時間スロットは、 第1のアンテナからのサンプリングされたデータを送信するために使われ、第2 の時間スロットは、第2のアンテナからのサンプリングされたデータを送信する ために使われ、以下同様である。それ故、各追加アンテナは、必要な時間スロッ トの数を比例的に増加させることになる。TMDA送信用に適した従来のケーブ ルは、SONeTケーブルである。 種々の異なるダイバースアンテナ信号を用いるシステムに関して、数々の実施 例を記載してきたが、此処で示した発明の技術は、他のシステムでも使用でき、 かつ作動するし、そして不適当な変形や実験無しに、そのような技術から利益が あると思われる関係するシステム及びアプリケーション適用することができると 考えられる。それ故、授与される権利の範囲は、添付された請求の範囲の精神と 範囲を逸脱しない限り、制限されるものではない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.送信信号に応答してアンテナ信号をそれぞれ発生することができる少なくと も2つのアンテナと、 上記送信信号の帯域幅よりも小さい所定の周波数オフセットを有する上記アン テナ信号の各1つを、上記アンテナ信号の他方の各1つから分離することにより 、複数のオフセット信号を発生するための手段と、 上記オフセット信号を帰路信号に合成して、帰路ケーブルを介して送信するた めの手段と、 上記帰路ケーブルに接続され、上記帰路信号を受信し、上記帰路信号を、1つ の複製信号が上記アンテナの1つに対応する複数の複製信号に分割するための手 段と、 上記周波数が偏移された信号の各1つが、指示された同一の周波数において中 心周波数を有する上記アンテナ信号の異なる1つを備えるように、1つ又はそれ 以上の上記複製信号の周波数を偏移するための手段とを備えた受信機システム。 2.上記分離するための手段は、少なくとも1つの単側波帯ミキサを備えた請求 項1記載のシステム。 3.上記単側波帯ミキサは、上記周波数オフセットを上記アンテナ信号の1つに 供給し、 上記周波数を偏移するための手段は、逆の周波数オフセットを上記複製信号の 1つに供給する第2の単側波帯ミキサを備えた請求項2記載のシステム。 4.上記の周波数オフセットは、上記送信信号のコヒーレント処理時間の2倍の 逆数よりも小さくない請求項1記載のシステム。 5.上記周波数が偏移された信号と接続された受信機をさらに備えた請求項1記 載のシステム。 6.上記受信機はスペクトル拡散相関器を備えた請求項5記載のシステム。 7.上記受信機は、それらの相対的な測定された品質に基づいて、通信のための 上記周波数が偏移された信号の1つを選択する請求項5記載のシステム。 8.複数のアンテナ信号を受信するためのシステムであって、 送信信号を受信することに応答して、アンテナ信号をそれぞれ発生することが できる複数のアンテナと、 符号分割多重を用いて各アンテナ信号を分離し、複数の符号分割多重された信 号を発生するための手段と、 上記符号分割多重された信号を、帰路ケーブルを介して送信するための帰路信 号に合成するための手段と、 上記帰路信号を受信し、上記複数の符号分割多重された信号の各々を多重分離 することにより、上記帰路信号から上記アンテナ信号を再生するための手段とを 備えたシステム。 9.上記複数の多重分離された信号を受信し、通信のための上記複数の多重分離 信号の1つを選択するための受信機をさらに備えた請求項8記載のシステム。 10.アンテナ信号をそれぞれ発生することができる複数のアンテナと、 上記複数のアンテナの各々に接続され、複数のアンテナ信号を、1つの帰路ケ ーブルを介して送信するための帰路信号に合成するための手段を備え、帰路信号 は上記複数のアンテナ信号の帯域幅の和よりも実質的に小さい帯域幅を有し、 受信機と、 上記受信機に接続され、上記帰路信号からの複数のアンテナ信号を減結合する ための手段とを備えた受信システム。 11.上記受信機は、それらの相対的な品質に基づいて、上記複数のアンテナ信 号の1つ又はそれ以上を選択する請求項10記載の受信システム。 12.上記合成するための手段は、上記複数のアンテナ信号を符号分割多重する ための手段を備えた請求項10記載の受信システム。 13.上記減結合するための手段は、上記複数のアンテナ信号を符号分割多重分 離するための手段を備えた請求項12記載の受信システム。 14.上記アンテナ信号を符号分割多重するための上記手段は、上記複数のアン テナ信号の各々を、異なるウオルシュ関数で変調するための手段を備えた請求項 12記載の受信システム。 15.上記複数のウオルシュ関数の各々は、直交するウオルシュ関数の集合から 選択された請求項14記載の受信システム。 16.上記合成するための手段は、各標本化信号が各アンテナ信号に対応する複 数の標本化信号を得るためのアナログ・デジタル変換器と、 上記複数の標本化信号を時分割多重するための手段とを備えた請求項10記載 の受信システム。 17.上記受信機は、上記複数のアンテナ信号の1つ又はそれ以上を選択するた めの選択ダイバーシチを使用する請求項11記載の受信システム。 18.上記受信機は、上記複数のアンテナ信号の1つ又はそれ以上を選択するた めの合成ダイバーシチを使用する請求項11記載の受信システム。 19.上記減結合するための手段は、 上記帰路ケーブルに接続され、上記帰路信号を受信し、上記帰路信号を、1つ の複製信号が上記複数のアンテナの各々に対応する複数の複製信号に分割するた めの手段と、 上記周波数が偏移された信号の各1つが、指示された同一の周波数で中心周波 数を有する上記複数のアンテナ信号の異なる1つを備えるように、上記複数の複 製信号のうちの1つ又はそれ以上の周波数を偏移するための手段と、 周波数が偏移された信号を受信する少なくとも1つの相関器とを備えた請求項 10記載の受信システム。 20.上記合成するための手段は、上記複数のアンテナ信号の各々を、所定の周 波数だけ分離するための手段を備えた請求項10記載の受信システム。 21.複数のアンテナ信号を受信するための装置であって、 送信されたスペクトル拡散信号に応答して、アンテナ信号をそれぞれ発生する ことができる複数のアンテナと、 上記複数のアンテナ信号に接続され、上記送信されたスペクトル拡散信号の帯 域幅よりも小さい所定の周波数オフセットを上記第1のアンテナ信号に提供して 、オフセット信号を発生する第1の第1の単側波帯ミキサと、 上記オフセット信号と第2の上記アンテナ信号とを、帰路信号に合成する加算 器と、 上記帰路信号が伝送される帰路ケーブルと、 上記帰路ケーブルからの上記帰路信号を受信し、逆の周波数オフセットを上記 帰路信号に提供する第2の単側波帯ミキサと、 上記帰路ケーブルから上記帰路信号を受信し、上記第2の単側波帯ミキサの出 力を受信する受信機とを備えた装置。 22.上記受信機は、少なくとも1つのスペクトル拡散相関器を備えた請求項2 1記載の装置。 23.上記受信機は、通信のために、上記帰路信号と上記第2の単側波帯ミキサ の上記出力のうちの1つを選択する請求項21記載の装置。 24.上記周波数オフセットは、上記スペクトル拡散信号のコヒーレント処理時 間の2倍の逆数よりも小さくない請求項21記載の装置。 25.上記オフセット信号と、上記複数のアンテナ信号の上記第2の信号は、互 いに周波数分離された請求項21記載の装置。 26.複数のアンテナ信号を受信するための装置であって、 複数のアンテナブランチを備え、上記各アンテナブランチは、 送信信号に応答してアンテナ信号を出力することができるアンテナと、 上記アンテナ信号に接続され、他のアンテナブランチの全てとは異なるスペ クトル拡散コードを用いて、スペクトル拡散信号を発生するスペクトル拡散変調 器とを備え、 上記装置は、 帰路ケーブルの一端に接続され、上記スペクトル拡散信号を上記帰路ケーブル を介する通信のための帰路信号に合成するための手段と、 上記帰路ケーブルの他端に接続され、上記帰路信号を複数の相関ブランチに対 して分割するための手段とを備え、各相関ブランチは、スペクトル拡散相関器を 備え、再生信号を出力し、 上記複数の相関ブランチに接続された受信機を備えた装置。 27.上記受信機は、上記再生された複数の信号の相対的な信号品質に基づいて 、上記複数の相関ブランチの中から選択するための手段をさらに備えた請求項2 6 記載の装置。 28.上記複数のアンテナブランチの各1つに対する上記スペクトル拡散コード は、上記複数のアンテナブランチの他の全てに対するスペクトル拡散コードに対 して直交する請求項26記載の装置。 29.複数のアンテナ信号を受信する方法であって、 複数のアンテナを用いて、送信信号を受信するステップを含み、これに応答し て、各アンテナはアンテナ信号を発生することができ、 各各アンテナ信号を異なるスペクトル拡散コードで変調して、複数のスペクト ル拡散信号を発生するステップと、 上記複数のスペクトル拡散信号を、帰路ケーブルを介して通信するために適し た帰路信号に合成するステップと、 上記帰路ケーブルの反対側の一端において、上記帰路信号を、複数の複製信号 に分割するステップと、 各複製信号をスペクトル拡散コードで相関するステップと、 通信のために、上記複数の相関信号の少なくとも1つを選択するステップとを 含む方法。 30.上記選択するためのステップは、上記複数の相関信号の相対的な信号品質 を測定するステップを含む請求項29記載の方法。 31.上記複数のアンテナ信号の各1つを変調するために用いられた上記スペク トル拡散コードは、上記複数のアンテナ信号の他の全てを変調するために用いら れたスペクトル拡散コードと直交する請求項29記載の方法。 32.送信信号に応答して、アンテナ信号をそれぞれ発生することができる少な くとも2つの空間的に分離されたアンテナと、 上記少なくとも2つのアンテナの少なくとも1つに対応して設けられ、上記少 なくとも1つのアンテナからの上記アンテナ信号を受信するための入力と、出力 とを有し、上記アンテナ信号の中心周波数からオフセットされた中心周波数を有 するオフセットアンテナ信号を出力する少なくとも1つのミキサとを備え、上記 オフセットは、上記送信信号の帯域幅よりも小さく、 上記アンテナ信号と上記オフセット信号は、加算器の少なくとも2つの入力に 接続され、上記加算器は帰路ケーブルを介する送信のための帰路信号を出力し、 上記帰路ケーブルは分割器に接続され、上記分割器は、1つの複製信号が上記 アンテナの各々に対応する少なくとも2つの複製信号を出力し、 上記複数の周波数が偏移された信号の各1つが、指示された同一の周波数で中 心周波数を有する上記複数のアンテナ信号の異なる1つを備えるように、上記複 数の複製信号のうちの1つ又はそれ以上の周波数を偏移するための手段を備えた 受信機システム。
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