JP2002118159A - 不純物濃度プロファイル測定方法および薄膜試料の膜厚測定方法 - Google Patents

不純物濃度プロファイル測定方法および薄膜試料の膜厚測定方法

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JP2002118159A
JP2002118159A JP2000305948A JP2000305948A JP2002118159A JP 2002118159 A JP2002118159 A JP 2002118159A JP 2000305948 A JP2000305948 A JP 2000305948A JP 2000305948 A JP2000305948 A JP 2000305948A JP 2002118159 A JP2002118159 A JP 2002118159A
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impurity concentration
diffusion region
thickness
loss
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Hiroshi Yamashita
洋 山下
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板中微少領域の微量な不純物濃度分
布を測定することができる。 【解決手段】 不純物拡散領域19を有する半導体基板
13を透過型電子顕微鏡で観察が可能な厚さに薄膜化す
る工程と、薄膜化した半導体基板13中の不純物拡散領
域19を、フッ酸と硝酸からなる混合液を用いて不純物
拡散領域19の不純物濃度分布に対応した膜厚のくさび
形形状にエッチングする工程と、透過型電子顕微鏡を用
いてエッチングした不純物拡散領域19の膜厚をエネル
ギーフィルタ法により測定する工程と、測定した膜厚と
予め調べた不純物濃度に対するエッチング量との対応関
係から、不純物濃度の2次元分布を求める工程とを含
む。これにより、ウェットエッチングした半導体基板部
分のエネルギーフィルタ法による膜厚測定から、半導体
基板13における微少領域の微量な不純物濃度分布を測
定することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の解
析方法に係り、特に透過電子顕微鏡(TEM:Transmis
sion Electron Microscope)を用いた半導体試料の不純
物濃度プロファイルの測定方法および薄膜試料の膜厚測
定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体の2次元方向の不純物濃度
を測定する手段として、次のような方法を用いていた。
試料の所望箇所の断面出しを行って透過電子顕微鏡用試
料を作製し、不純物濃度とエッチング量が対応する選択
エッチング液でエッチング処理した上でTEM観察を行
い、エッチングされた部分の等厚干渉縞を観察すること
により、試料の膜厚変化を見積もる。この試料の膜厚変
化をもとに、予め調べたエッチング量と不純物濃度との
対応関係により、2次元方向の不純物濃度分布に関する
情報を得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では、TEMで生じるような等厚干渉縞は、消衰距
離に対応する。例えば、200KeVの加速電圧を有す
る電子線がSiの低指数軸に入射した場合、消衰距離は
およそ100nm程度である。したがって、試料の膜厚
差が100nm未満であるような場合には等厚干渉縞が
発生せず、試料の膜厚が100nm以上なければ、干渉
縞の変化として観察できない。すなわち、エッチング処
理した試料は、濃度プロファイルを明瞭に反映した等厚
干渉縞が現れず、従来の方法では、濃度プロファイルを
精度よく測定することはきわめて困難であった。
【0004】したがって、この発明の目的は、このよう
な従来の方法にあった課題を解決するもので、半導体基
板中微少領域の微量な不純物濃度分布を測定することが
できる不純物濃度プロファイル測定方法および薄膜試料
の膜厚測定方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
にこの発明の請求項1記載の不純物濃度プロファイル測
定方法は、不純物拡散領域を有する半導体基板を透過型
電子顕微鏡で観察が可能な厚さに薄膜化する工程と、薄
膜化した半導体基板中の前記不純物拡散領域を、フッ酸
と硝酸からなる混合液を用いて前記不純物拡散領域の不
純物濃度分布に対応した膜厚のくさび形形状にエッチン
グする工程と、前記透過型電子顕微鏡を用いて前記エッ
チングした不純物拡散領域の膜厚をエネルギーフィルタ
法により測定する工程と、測定した膜厚と予め調べた不
純物濃度に対するエッチング量との対応関係から、不純
物濃度の2次元分布を求める工程とを含む。
【0006】このように、薄膜化した半導体基板中の不
純物拡散領域を、フッ酸と硝酸からなる混合液を用いて
不純物拡散領域の不純物濃度分布に対応した膜厚のくさ
び形形状にエッチングする工程と、透過型電子顕微鏡を
用いてエッチングした不純物拡散領域の膜厚をエネルギ
ーフィルタ法により測定する工程と、測定した膜厚と予
め調べた不純物濃度に対するエッチング量との対応関係
から、不純物濃度の2次元分布を求める工程とを含むの
で、ウェットエッチングした半導体基板部分のエネルギ
ーフィルタ法による膜厚測定から、半導体基板における
微少領域の微量な不純物濃度分布を測定することが可能
となる。これはフッ酸と硝酸からなる混合液の半導体に
対するエッチングレートが半導体中の不純物濃度に依存
することを利用しており、不純物濃度が高い部分程エッ
チングレートが高く、膜厚が薄くなるため、エネルギー
フィルタ法により膜厚を測定することで不純物濃度を2
次元分布を求めることができる。
【0007】請求項2記載の不純物濃度プロファイル測
定方法は、請求項1において、薄膜化した半導体基板中
の不純物拡散領域の膜厚をエネルギーフィルタ法により
測定するとき、電子エネルギー損失分光スペクトルを利
用し、特定の損失エネルギーをもつ非弾性散乱電子の2
次元的な分布像を観察してエネルギー損失スペクトル強
度を算出する。
【0008】このように、薄膜化した半導体基板中の不
純物拡散領域の膜厚をエネルギーフィルタ法により測定
するとき、電子エネルギー損失分光スペクトルを利用
し、特定の損失エネルギーをもつ非弾性散乱電子の2次
元的な分布像を観察してエネルギー損失スペクトル強度
を算出することにより、精密に膜厚を測定することがで
きる。
【0009】請求項3記載の不純物濃度プロファイル測
定方法は、不純物拡散領域を有する半導体基板を透過型
電子顕微鏡で観察が可能な厚さに薄膜化する工程と、薄
膜化した半導体基板中の前記不純物拡散領域を、フッ酸
と硝酸からなる混合液を用いて前記不純物拡散領域の不
純物濃度分布に対応した膜厚のくさび形形状にエッチン
グする工程と、前記透過型電子顕微鏡を用いてエッチン
グした不純物拡散領域の膜厚を原子間力顕微鏡により測
定する工程と、測定した膜厚と予め調べた不純物濃度に
対するエッチング量との対応関係から、不純物キャリア
濃度の2次元分布を求める工程とを含む。
【0010】このように、薄膜化した半導体基板中の不
純物拡散領域を、フッ酸と硝酸からなる混合液を用いて
不純物拡散領域の不純物濃度分布に対応した膜厚のくさ
び形形状にエッチングする工程と、透過型電子顕微鏡を
用いてエッチングした不純物拡散領域の膜厚を原子間力
顕微鏡により測定する工程と、測定した膜厚と予め調べ
た不純物濃度に対するエッチング量との対応関係から、
不純物キャリア濃度の2次元分布を求める工程とを含む
ので、ウェットエッチングした半導体基板部分の原子間
力顕微鏡による膜厚測定から、半導体基板における微少
領域の微量な不純物濃度分布を測定することが可能とな
る。これはフッ酸と硝酸からなる混合液の半導体に対す
るエッチングレートが半導体中の不純物濃度に依存する
ことを利用しており、不純物濃度が高い部分程エッチン
グレートが高く、膜厚が薄くなるため、原子間力顕微鏡
により膜厚を測定することで不純物濃度を2次元分布を
求めることができる。
【0011】請求項4記載の不純物濃度プロファイル測
定方法は、請求項3において、薄膜化した半導体基板中
の不純物拡散領域の膜厚を原子間力顕微鏡を用いて測定
するとき、2次元的に1nm単位で試料を移動させる機
能を有する試料台上に前記薄膜化した半導体基板を設置
し、原子間力顕微鏡の探針を2次元的に1nm単位で試
料上を走査させる。
【0012】このように、2次元的に1nm単位で試料
を移動させる機能を有する試料台上に薄膜化した半導体
基板を設置し、原子間力顕微鏡の探針を2次元的に1n
m単位で試料上を走査させるので、連続的に試料を移動
させつつ試料の厚みの2次元的な分布情報を得ることが
可能となる。
【0013】請求項5記載の不純物濃度プロファイル測
定方法は、請求項1または3において、フッ酸と硝酸か
らなる混合液としてフッ酸と硝酸の混合比が1:200
から1:600の範囲内の混合液を用いる。
【0014】このように、フッ酸と硝酸からなる混合液
としてフッ酸と硝酸の混合比が1:200から1:60
0の範囲内の混合液を用いるため、半導体基板中の不純
物拡散領域をエッチングすることに適している。
【0015】請求項6記載の薄膜試料の膜厚測定方法
は、電子エネルギー損失分光スペクトルのエネルギーを
選別して、損失エネルギー0のゼロロス電子のエネルギ
ーフィルタ像を選択採取し、このエネルギーフィルタ像
を画像処理してゼロロス電子エネルギー損失スペクトル
強度(I0)を算出する工程と、Siのプラズモン損失
エネルギー(Ep)に対して、Ep±2eVのエネルギ
ー幅で第1の非弾性散乱電子のエネルギーフィルタ像を
選択採取し、前記第1のエネルギーフィルタ像を画像処
理してプラズモンロスのエネルギー損失スペクトル強度
(Ip)を算出する工程と、スペクトルの第1のバック
グラウンドとして、Ep/2±2eVのエネルギー幅で
第2の非弾性散乱電子のエネルギーフィルタ像を選択採
取し、前記第2のエネルギーフィルタ像を画像処理して
前記Ep/2±2eVのエネルギー幅の非弾性散乱電子
のエネルギー損失スペクトル強度(Ib1)を算出する
工程と、スペクトルの第2のバックグラウンドとして、
3Ep/2±2eVのエネルギー幅で第3の非弾性散乱
電子のエネルギーフィルタ像を選択採取し、前記第3の
エネルギーフィルタ像を画像処理して前記3Ep/2±
2eVのエネルギー幅の非弾性散乱電子のエネルギー損
失スペクトル強度(Ib2)を算出する工程と、前記I
0、Ip、Ib1、Ib2およびプラズマ励起の平均自
由工程(λp)と取り込み角(β)とを用いて、 Ibg=(Ib1+Ib2)/2 Id=Ip−Ibg t/λp(β)=ln(Id/I0) により薄膜試料の膜厚(t)を算出する。
【0016】これにより、薄膜試料の膜厚を正確に測定
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1〜図4に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の
形態においてトランジスタを有するSiウェハを透過型
電子顕微鏡で観察が可能な程度の厚さに薄膜化する工程
の説明図である。この透過型電子顕微鏡で観察が可能な
程度の厚さに薄膜化する工程は、イオンミリングや、集
束イオンビーム装置(FIB)を用いる。ここでは、イ
オンミリングを用いた方法について説明する。
【0018】図1において、11は試料、12は半導体
装置の回路が形成されているデバイス形成層、13はそ
の主面にデバイス形成層12を形成するためのp型シリ
コン基板、14は研磨される断面、15は補強リングで
ある。
【0019】まず、図1(a)に示すように、Siウェ
ハからダイサーによって数mm角の試料11を2つ切り
出す。次に、図1(b)に示すように切り出した2つの
試料11のデバイス形成層12どうしを接着剤によって
接着する。次に、図1(c)に示すように試料の断面1
4を約30μm厚になるまで研磨する。最後に、研磨さ
れた試料11を補強リング15に接着しイオンミリング
によってさらに膜厚が0.1〜0.2μmになるまで薄
膜化する。
【0020】以下、この発明の第1の実施形態の不純物
濃度プロファイル測定方法について図面を参照しながら
説明する。図2〜図4はこの発明の第1の実施形態の不
純物濃度プロファイル測定方法を示し、図2(a),
(b)は図1の方法で薄膜化されたトランスファゲート
の観察用試料の断面(露出観察面)の一部を拡大した部
分平面図及び断面図、図3(a),(b)は上記観察用
試料をウェットエッチングした後のトランスファゲート
部分平面図及び断面図、図4はエネルギーフィルタ法に
よる膜厚測定を示す説明図である。
【0021】図1に示したように不純物拡散領域を有す
る半導体基板を透過型電子顕微鏡で観察が可能な厚さに
薄膜化する工程の後、薄膜化した半導体基板中の不純物
拡散領域を、フッ酸と硝酸からなる混合液を用いて不純
物拡散領域の不純物濃度分布に対応した膜厚のくさび形
形状にエッチングする工程と、透過型電子顕微鏡を用い
てエッチングした不純物拡散領域の膜厚をエネルギーフ
ィルタ法により測定する工程と、測定した膜厚と予め調
べた不純物濃度に対するエッチング量との対応関係か
ら、不純物濃度の2次元分布を求める工程とを行う。
【0022】図2および図3において、16はポリシリ
コンからなるトランスファゲート電極、17は配線、1
8は層間シリコン酸化膜、13はトランスファゲート1
6が形成されているp型シリコン基板、19はp型シリ
コン基板13の一部に形成されたn+ 拡散層である。
【0023】この場合、フッ酸と硝酸の混合比が1:2
00から600の範囲内の混合液中に図1の方法で薄膜
化された試料を室温で、10秒間浸す。ウェットエッチ
ング処理の前にはp型シリコン基板13中のn+ 拡散層
19の境界が判然としないが、ウェットエッチング処理
をした後の状態を示す図3では、フッ酸と硝酸からなる
混合液のSiに対するエッチングレートがSi中の不純
物濃度に依存するため、n+ 拡散層19の境界線が現れ
る状態になる。更に薄膜化試料断面はn+ 拡散層19を
含むシリコン基板領域は近似的にくさび形形状となる。
すなわち、エッチングされた部分は不純物濃度が高いと
ころに対応し、半導体デバイスの拡散層領域は、シリコ
ン表面側が不純物濃度が高いため、エッチング形状は不
純物濃度分布を反映し、くさび形形状になる。
【0024】次に、電子エネルギー損失分光(EEL
S)装置を搭載した電界放射型電子銃を有する透過電子
顕微鏡を用いて、デバイス形成層12を含むp型シリコ
ン基板13を観察及び電子エネルギー損失分光スペクト
ルを利用したエネルギーフィルタ法により膜厚測定をす
る薄膜試料の膜厚測定方法について説明する。
【0025】エネルギーフィルタ法は図4のようにEE
LSスペクトルのエネルギーを選別して、特定の損失エ
ネルギーをもつ非弾性散乱電子の二次元的な分布像を観
察する方法である。膜厚測定のために、まず、損失エネ
ルギー0のゼロロス電子のエネルギーフィルタ像を選択
採取する。次にエネルギー幅としてSiのプラズモン損
失エネルギーEp(=16.8eV)±2eVの第1の
非弾性散乱電子のエネルギーフィルタ像を選択採取す
る。次に、スペクトルのバックグラウンドを除去するた
めに、エネルギー幅Ep/2±2eVの第2の非弾性散
乱電子のエネルギーフィルタ像とエネルギー幅3Ep/
2±2eVの第3の非弾性散乱電子のエネルギーフィル
タ像を選択採取する。
【0026】また、ゼロロス電子のエネルギーフィルタ
像を画像処理してゼロロス電子のエネルギー損失スペク
トル強度(I0)を算出し、第1のエネルギーフィルタ
像を画像処理してプラズモンロスのエネルギー損失スペ
クトル強度(Ip)を算出し、第2のエネルギーフィル
タ像を画像処理してEp/2±2eVのエネルギー幅の
非弾性散乱電子のエネルギー損失スペクトル強度(Ib
1)を算出し、第3のエネルギーフィルタ像を画像処理
して3Ep/2±2eVのエネルギー幅の非弾性散乱電
子のエネルギー損失スペクトル強度(Ib2)を算出す
る。
【0027】次に、パーソナルコンピューターにより次
式(式1),(式2),(式3)の画像処理演算を施
す。
【0028】 Ibg=(Ib1+Ib2)/2 …(式1) Id=Ip−Ibg …(式2) t/λp(β)=ln(Id/I0) …(式3) ここで、上記のように、 I0:ゼロロス電子のエネルギー損失スペクトル強度 Ip:プラズモンロスのエネルギー損失スペクトル強度 Ib1:Ep/2±2eVの非弾性散乱電子のエネルギ
ー損失スペクトル強度 Ib2:3Ep/2±2eVの非弾性散乱電子のエネル
ギー損失スペクトル強度であり、 λp:プラズマ励起の平均自由工程 β:取り込み角 t:試料の厚さ である。
【0029】以上のようにして試料の膜厚が算出され、
この膜厚の分布から、予め調べたキャリア濃度に対する
エッチング量の対応関係により、不純物キャリア濃度の
2次元分布が評価できる。
【0030】また、この実施の形態では、透過型電子顕
微鏡で観察が可能な程度の厚さに薄膜化する工程につい
てイオンミリングを用いた方法について説明したが、集
束イオンビーム装置(FIB)を用いた方法についても
同様の効果を得る。
【0031】以下、この発明の第2の実施の形態の不純
物濃度プロファイル測定方法について図面を参照しなが
ら説明する。
【0032】図5〜図7はこの発明の第2の実施の形態
の不純物濃度プロファイル測定方法を示し、図5
(a),(b)は図1の方法で薄膜化されたトランスフ
ァゲートの観察用試料の断面(露出観察面)の一部を拡
大した部分平面図及び断面図、図6(a),(b)は上
記観察用試料をウェットエッチングした後のトランスフ
ァゲート部分平面図及び断面図、図7は原子間力顕微鏡
による膜厚測定を示す見取り図である。
【0033】図5〜図7において、16はポリシリコン
からなるトランスファゲート電極、17は配線、18は
層間シリコン酸化膜、13はトランスファゲート16が
形成されているp型シリコン基板、19はp型シリコン
基板13の一部に形成されたn+ 拡散層、20は観察表
面、21は原子間力顕微鏡の探針、22は試料の固定
台、23は原子間力顕微鏡、24は透過型電子顕微鏡用
試料台である。
【0034】図1に示したように不純物拡散領域を有す
る半導体基板を透過型電子顕微鏡で観察が可能な厚さに
薄膜化する工程の後、薄膜化した半導体基板中の不純物
拡散領域を、フッ酸と硝酸からなる混合液を用いて不純
物拡散領域の不純物濃度分布に対応した膜厚のくさび形
形状にエッチングする工程と、透過型電子顕微鏡を用い
てエッチングした不純物拡散領域の膜厚を原子間力顕微
鏡により測定する工程と、測定した膜厚と予め調べた不
純物濃度に対するエッチング量との対応関係から、不純
物濃度の2次元分布を求める工程とを行う。
【0035】この場合、フッ酸と硝酸の混合比が1:2
00から1:600の範囲内の混合液中に図1の方法で
薄膜化された試料を室温で、10秒間浸す。ウェットエ
ッチング処理の前にはp型シリコン基板13中のn+
散層19の境界が判然としないが、ウェットエッチング
処理をした後の状態を示す図6では、フッ酸と硝酸から
なる混合液のSiに対するエッチングレートがSi中の
不純物濃度に依存するため、n+ 拡散層19の境界線が
現れる状態になる。更に薄膜化試料断面はn+拡散層1
9を含むシリコン基板領域は近似的にくさび形形状とな
る。
【0036】次に、原子間力顕微鏡23を有する透過型
電子顕微鏡試料台24を用いて、TEM観察表面20を
原子間力顕微鏡の探針21で走査することにより膜厚を
測定する。ここで、試料の固定台22に、例えばピエゾ
素子を用いて、2次元的に微小に1nm単位で試料を移
動させる機能を持たせ、試料を移動させる。これによ
り、透過電子顕微鏡観察と膜厚測定が同時に行うことが
でき、すなわち、連続的に試料を移動させつつ試料の厚
みの2次元的な分布情報を得ることが可能となる。
【0037】また、この実施の形態では、透過型電子顕
微鏡で観察が可能な程度の厚さに薄膜化する工程につい
てイオンミリングを用いた方法について説明したが、集
束イオンビーム装置(FIB)を用いた方法についても
同様の効果を得る。
【0038】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の不純物濃度プ
ロファイル測定方法によれば、薄膜化した半導体基板中
の不純物拡散領域を、フッ酸と硝酸からなる混合液を用
いて不純物拡散領域の不純物濃度分布に対応した膜厚の
くさび形形状にエッチングする工程と、透過型電子顕微
鏡を用いてエッチングした不純物拡散領域の膜厚をエネ
ルギーフィルタ法により測定する工程と、測定した膜厚
と予め調べた不純物濃度に対するエッチング量との対応
関係から、不純物濃度の2次元分布を求める工程とを含
むので、ウェットエッチングされた半導体内部の拡散層
領域の膜厚をエネルギーフィルタ法により精密に測定す
ることができ、その結果から、簡便に半導体基板中の微
少領域での不純物濃度分布を二次元的に評価できる効果
がある。これはフッ酸と硝酸からなる混合液の半導体に
対するエッチングレートが半導体中の不純物濃度に依存
することを利用しており、不純物濃度が高い部分程エッ
チングレートが高く、膜厚が薄くなるため、エネルギー
フィルタ法により膜厚を測定することで不純物濃度を2
次元分布を求めることができる。
【0039】請求項2では、薄膜化した半導体基板中の
不純物拡散領域の膜厚をエネルギーフィルタ法により測
定するとき、電子エネルギー損失分光スペクトルを利用
し、特定の損失エネルギーをもつ非弾性散乱電子の2次
元的な分布像を観察してエネルギー損失スペクトル強度
を算出することにより、精密に膜厚を測定することがで
きる。
【0040】この発明の請求項3記載の不純物濃度プロ
ファイル測定方法によれば、薄膜化した半導体基板中の
不純物拡散領域を、フッ酸と硝酸からなる混合液を用い
て不純物拡散領域の不純物濃度分布に対応した膜厚のく
さび形形状にエッチングする工程と、透過型電子顕微鏡
を用いてエッチングした不純物拡散領域の膜厚を原子間
力顕微鏡により測定する工程と、測定した膜厚と予め調
べた不純物濃度に対するエッチング量との対応関係か
ら、不純物キャリア濃度の2次元分布を求める工程とを
含むので、ウェットエッチングされた半導体内部の拡散
層領域の膜厚を原子間力顕微鏡により精密に測定するこ
とができ、その結果から、簡便に半導体基板中の微少領
域での不純物濃度分布を二次元的に評価できる効果があ
る。これはフッ酸と硝酸からなる混合液の半導体に対す
るエッチングレートが半導体中の不純物濃度に依存する
ことを利用しており、不純物濃度が高い部分程エッチン
グレートが高く、膜厚が薄くなるため、原子間力顕微鏡
により膜厚を測定することで不純物濃度を2次元分布を
求めることができる。
【0041】請求項4では、2次元的に1nm単位で試
料を移動させる機能を有する試料台上に薄膜化した半導
体基板を設置し、原子間力顕微鏡の探針を2次元的に1
nm単位で試料上を走査させるので、連続的に試料を移
動させつつ試料の厚みの2次元的な分布情報を得ること
が可能となる。
【0042】請求項5では、フッ酸と硝酸からなる混合
液としてフッ酸と硝酸の混合比が1:200から1:6
00の範囲内の混合液を用いるため、半導体基板中の不
純物拡散領域をエッチングすることに適している。
【0043】この発明の請求項6記載の薄膜試料の膜厚
測定方法によれば、ネルギー損失分光スペクトルのエネ
ルギーを選別して、損失エネルギー0のゼロロス電子の
エネルギーフィルタ像を選択採取し、このエネルギーフ
ィルタ像を画像処理してゼロロス電子エネルギー損失ス
ペクトル強度(I0)を算出する工程と、Siのプラズ
モン損失エネルギー(Ep)に対して、Ep±2eVの
エネルギー幅で第1の非弾性散乱電子のエネルギーフィ
ルタ像を選択採取し、第1のエネルギーフィルタ像を画
像処理してプラズモンロスのエネルギー損失スペクトル
強度(Ip)を算出する工程と、スペクトルの第1のバ
ックグラウンドとして、Ep/2±2eVのエネルギー
幅で第2の非弾性散乱電子のエネルギーフィルタ像を選
択採取し、第2のエネルギーフィルタ像を画像処理して
Ep/2±2eVのエネルギー幅の非弾性散乱電子のエ
ネルギー損失スペクトル強度(Ib1)を算出する工程
と、スペクトルの第2のバックグラウンドとして、3E
p/2±2eVのエネルギー幅で第3の非弾性散乱電子
のエネルギーフィルタ像を選択採取し、第3のエネルギ
ーフィルタ像を画像処理して3Ep/2±2eVのエネ
ルギー幅の非弾性散乱電子のエネルギー損失スペクトル
強度(Ib2)を算出する工程と、I0、Ip、Ib
1、Ib2およびプラズマ励起の平均自由工程(λp)
と取り込み角(β)とを用いて、 Ibg=(Ib1+Ib2)/2 Id=Ip−Ibg t/λp(β)=ln(Id/I0) により薄膜試料の膜厚(t)を算出するので、薄膜試料
の膜厚を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態で試料を透過型電子顕微
鏡で観察が可能な程度の厚さに薄膜化する工程の説明
図。
【図2】(a),(b)はこの発明の第1の実施の形態
において図1の方法で薄膜化されたトランスファゲート
の観察用試料の断面(露出観察面)の一部を拡大した部
分平面図及び断面図。
【図3】(a),(b)は上記観察用試料をウェットエ
ッチングした後のトランスファゲート部分平面図及び断
面図。
【図4】この発明の第1の実施の形態のエネルギーフィ
ルタ法による膜厚測定を示す説明図である。
【図5】(a),(b)はこの発明の第2の実施の形態
において図1の方法で薄膜化されたトランスファゲート
の観察用試料の断面(露出観察面)の一部を拡大した部
分平面図及び断面図。
【図6】(a),(b)は上記観察用試料をウェットエ
ッチングした後のトランスファゲート部分平面図及び断
面図。
【図7】この発明の第2の実施の形態の原子間力顕微鏡
による膜厚測定を示す見取り図。
【符号の説明】
11 数mm角試料 12 デバイス形成層 13 p型Si基板 14 研磨断面 15 補強リング 16 トランスファーゲート 17 配線 18 層間シリコン酸化膜 19 N+ 拡散層 20 TEM観察表面 21 原子間力顕微鏡の探針 22 試料の固定台 23 原子間力顕微鏡 24 透過型電子顕微鏡用試料台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 23/04 G01B 21/30 // G01B 21/30 G01N 1/28 G Fターム(参考) 2F067 AA27 CC17 JJ05 KK06 KK07 LL00 RR02 RR35 RR44 UU33 2F069 AA46 AA60 BB15 CC06 GG04 GG07 GG20 GG72 HH30 MM34 NN00 2G001 AA03 BA11 CA03 EA06 GA01 GA06 HA13 JA12 KA01 KA11 LA11 MA05 NA07 RA02 RA04 2G052 AA13 AB01 AD32 AD52 EC12 EC14 FD10 JA09 4M106 AA01 AA10 AB01 BA02 CA49 CB02 DH03 DH24 DH33 DH50 DJ17 DJ18 DJ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不純物拡散領域を有する半導体基板を透
    過型電子顕微鏡で観察が可能な厚さに薄膜化する工程
    と、薄膜化した半導体基板中の前記不純物拡散領域を、
    フッ酸と硝酸からなる混合液を用いて前記不純物拡散領
    域の不純物濃度分布に対応した膜厚のくさび形形状にエ
    ッチングする工程と、前記透過型電子顕微鏡を用いて前
    記エッチングした不純物拡散領域の膜厚をエネルギーフ
    ィルタ法により測定する工程と、測定した膜厚と予め調
    べた不純物濃度に対するエッチング量との対応関係か
    ら、不純物濃度の2次元分布を求める工程とを含む不純
    物濃度プロファイル測定方法。
  2. 【請求項2】 薄膜化した半導体基板中の不純物拡散領
    域の膜厚をエネルギーフィルタ法により測定するとき、
    電子エネルギー損失分光スペクトルを利用し、特定の損
    失エネルギーをもつ非弾性散乱電子の2次元的な分布像
    を観察してエネルギー損失スペクトル強度を算出する請
    求項1記載の不純物濃度プロファイル測定方法。
  3. 【請求項3】 不純物拡散領域を有する半導体基板を透
    過型電子顕微鏡で観察が可能な厚さに薄膜化する工程
    と、薄膜化した半導体基板中の前記不純物拡散領域を、
    フッ酸と硝酸からなる混合液を用いて前記不純物拡散領
    域の不純物濃度分布に対応した膜厚のくさび形形状にエ
    ッチングする工程と、前記透過型電子顕微鏡を用いてエ
    ッチングした不純物拡散領域の膜厚を原子間力顕微鏡に
    より測定する工程と、測定した膜厚と予め調べた不純物
    濃度に対するエッチング量との対応関係から、不純物濃
    度の2次元分布を求める工程とを含む不純物濃度プロフ
    ァイル測定方法。
  4. 【請求項4】 薄膜化した半導体基板中の不純物拡散領
    域の膜厚を原子間力顕微鏡を用いて測定するとき、2次
    元的に1nm単位で試料を移動させる機能を有する試料
    台上に前記薄膜化した半導体基板を設置し、原子間力顕
    微鏡の探針を2次元的に1nm単位で試料上を走査させ
    る請求項3記載の不純物濃度プロファイル測定方法。
  5. 【請求項5】 フッ酸と硝酸からなる混合液としてフッ
    酸と硝酸の混合比が1:200から1:600の範囲内
    の混合液を用いる請求項1または3記載の不純物濃度プ
    ロファイル測定方法。
  6. 【請求項6】 電子エネルギー損失分光スペクトルのエ
    ネルギーを選別して、損失エネルギー0のゼロロス電子
    のエネルギーフィルタ像を選択採取し、このエネルギー
    フィルタ像を画像処理してゼロロス電子エネルギー損失
    スペクトル強度(I0)を算出する工程と、Siのプラ
    ズモン損失エネルギー(Ep)に対して、Ep±2eV
    のエネルギー幅で第1の非弾性散乱電子のエネルギーフ
    ィルタ像を選択採取し、前記第1のエネルギーフィルタ
    像を画像処理してプラズモンロスのエネルギー損失スペ
    クトル強度(Ip)を算出する工程と、スペクトルの第
    1のバックグラウンドとして、Ep/2±2eVのエネ
    ルギー幅で第2の非弾性散乱電子のエネルギーフィルタ
    像を選択採取し、前記第2のエネルギーフィルタ像を画
    像処理して前記Ep/2±2eVのエネルギー幅の非弾
    性散乱電子のエネルギー損失スペクトル強度(Ib1)
    を算出する工程と、スペクトルの第2のバックグラウン
    ドとして、3Ep/2±2eVのエネルギー幅で第3の
    非弾性散乱電子のエネルギーフィルタ像を選択採取し、
    前記第3のエネルギーフィルタ像を画像処理して前記3
    Ep/2±2eVのエネルギー幅の非弾性散乱電子のエ
    ネルギー損失スペクトル強度(Ib2)を算出する工程
    と、前記I0、Ip、Ib1、Ib2およびプラズマ励
    起の平均自由工程(λp)と取り込み角(β)とを用い
    て、 Ibg=(Ib1+Ib2)/2 Id=Ip−Ibg t/λp(β)=ln(Id/I0) により薄膜試料の膜厚(t)を算出することを特徴とす
    る薄膜試料の膜厚測定方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052944A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Fujitsu Ltd 素子評価方法及び装置
JP2011069792A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Fujitsu Ltd 試料解析装置及び試料解析方法
CN113310442A (zh) * 2021-04-27 2021-08-27 长江存储科技有限责任公司 一种厚度的测量方法及其装置
CN114034535A (zh) * 2021-11-09 2022-02-11 四川华能康定水电有限责任公司 现场用涂层质量评估辅助方法和系统

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