JP2002116773A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JP2002116773A
JP2002116773A JP2000305326A JP2000305326A JP2002116773A JP 2002116773 A JP2002116773 A JP 2002116773A JP 2000305326 A JP2000305326 A JP 2000305326A JP 2000305326 A JP2000305326 A JP 2000305326A JP 2002116773 A JP2002116773 A JP 2002116773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、誤って演奏中止ボタンを押した
場合でも演奏が中止されないカラオケ装置を提供する。 【解決手段】 カラオケ曲の演奏中に汎用リモコン装置
5の演奏中止ボタン5aが押されたとき、モニタ3に
「本当に演奏を中止してもいいですか?」のダイアログ
を表示し、このダイアログの表示中のもう一度演奏中止
ボタン5aがオンされたとき、実際に演奏中のカラオケ
曲の演奏動作を中止する。ただし、装置本体のパネルス
イッチや曲を予約したときと同じ個人用リモコン6から
演奏中止の指示があった場合にはダイアログを表示する
ことなく、即座に演奏を中止し、操作性の低下を防い
だ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラオケ装置に
関し、特に、カラオケ曲の演奏を途中で中止するための
演奏中止操作がされたときの処理の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】カラオケ装置は、曲番号を入力して予約
されたカラオケ曲の曲データを読み出し、この曲データ
を音源などの楽音発生部に入力してカラオケ演奏音を発
生する。通常は曲データを最後まで読み出して曲が終了
したのち演奏を終えるが、歌唱者は都合で途中で演奏を
中止したくなる場合があり、この場合に対応できるよう
にカラオケ装置のリモコン装置や本体には演奏の中止を
指示する演奏中止ボタンが設けられている。この演奏中
止ボタンがオンされると、カラオケ装置は、演奏音を停
止するとともにモニタの表示を消去して演奏を途中で取
り止め、予約があれば次の曲の演奏に移行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カラオケ装置
に付属しているリモコンは、カラオケ装置の全機能をコ
ントロールするため小型の筐体に多数の押しボタンスイ
ッチ等が密に設けられている。このため、他のボタンと
間違えて演奏中止ボタンを押してしまったり、隣のボタ
ンを押したときに一緒に演奏中止ボタンを押してしまう
ことがあった。このような場合、歌唱者の意図に反して
突然演奏が中止されてしまい、歌唱者に対するサービス
の低下になるとともに、その場の雰囲気を悪くする原因
にもなっていた。
【0004】この発明は、誤って演奏中止ボタンを押し
た場合でもカラオケ曲の演奏が中止されないカラオケ装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、演奏
するカラオケ曲を選択する選曲操作部および演奏の中止
を指示する演奏中止操作部とを備えた操作装置と、前記
選曲操作部で選択されたカラオケ曲を演奏するととも
に、カラオケ曲の演奏中に前記演奏中止操作部が複数回
操作されたときそのカラオケ曲の演奏を中止する制御手
段と、を備えたことを特徴とする。請求項2の発明は、
請求項1の発明において、前記制御手段は、前記演奏中
止操作部が1回操作されたとき、警告表示画像データを
一定時間出力し、このデータ出力時間内にもう一度前記
演奏中止操作部が操作されたときカラオケ曲の演奏を中
止することを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1
の発明において、前記操作装置として、カラオケ装置本
体のパネルスイッチおよびリモコン装置を備え、カラオ
ケ曲の演奏中にパネルスイッチの演奏中止操作部が操作
されたときは、上記にかかわらず1回の操作でカラオケ
曲の演奏を中止することを特徴とする。請求項4の発明
は、請求項1の発明において、前記操作装置として、カ
ラオケ曲選曲時および演奏中止指示時に自分のIDコー
ドを送信する1または複数の個人用リモコン装置、およ
び、カラオケ曲選曲時および演奏中止指示時にIDコー
ドを送信しない汎用リモコン装置およびを備え、カラオ
ケ曲の演奏中に演奏中止操作部が操作され、そのとき、
そのカラオケ曲の選曲時と同じIDコードが送られてき
たときは、上記にかかわらず1回の操作でカラオケ曲の
演奏を中止することを特徴とする。
【0006】演奏中止操作部は、例えば演奏中止ボタン
などのボタンスイッチで構成される。多数のボタンスイ
ッチが密に設けられているリモコン装置で、演奏中止ボ
タンが誤って押されてしまった場合でも、この発明で
は、複数回の演奏中止の指示で実際に演奏を中止するた
め、単純な押し間違いで演奏を中止してしまうことがな
い。このときに、「本当に演奏を中止してもよいです
か」などの警告表示を行うことにより、明確に演奏中止
の指示がされたことを操作者に警告することができ、操
作間違いをよく少なくすることができる。また、装置本
体のパネルスイッチは各ボタンが大きくリモコン装置ほ
ど密でないうえ、店員が操作する場合が多いため、操作
間違いは少ないと考えられる。そこで、装置本体のパネ
ルスイッチから演奏中止の指示がされた場合には即座に
演奏を中止する。これにより、操作間違いをなくすとと
もに、操作性の低下を防ぐことができる。また、選曲操
作、演奏中止操作の信号とともにIDコードが送られて
くる個人用リモコン装置を用いて選曲操作および演奏中
止操作をした場合、選曲時に送られてきたIDコードと
演奏中止指示時の送られてきたIDコードを比較するこ
とにより、選曲した利用者と同じ利用者が演奏の中止を
指示したか否かを判断することができる。同じ利用者が
演奏の中止を指示したのであれば意図して演奏を中止し
ようとしていると考えられるため、操作性を考慮して即
座に演奏を中止する。これにより、操作性の低下を防い
だ。
【0007】
【発明の実施の形態】図面を参照してこの発明の実施形
態であるカラオケ装置について説明する。カラオケ装置
本体は、正面パネルに複数のパネルスイッチを備えてお
り、そのなかに演奏中止ボタンや予約取消ボタンが含ま
れている。また、このカラオケ装置には赤外線リモコン
装置(汎用リモコン)が付属しており、この汎用リモコ
ンに設けられている複数のボタンスイッチにも演奏中止
ボタンや予約取消ボタンが含まれている。カラオケ曲の
演奏中に演奏中止ボタンがオンされ演奏中止の指示が入
力されると、カラオケ装置は演奏を中止するが、演奏中
止ボタンの1回のオンでは演奏を中止せず、演奏中止ボ
タンが2回オンされたとき演奏を中止するようにしてい
る。1回目の演奏中止ボタンのオンで「本当に中止して
もいいですか?」のダイヤログをモニタの歌詞テロップ
に掛からない場所に表示し、このダイヤログの表示中に
もう一度演奏中止ボタンがオンされたとき演奏を中止す
る。これにより、押し間違いでカラオケ曲の演奏が中止
されないようにしている。また、歌唱者以外の者が演奏
を中止しようとしても、このダイヤログを表示すること
によって歌唱者がそれを制止することができるようにし
ている。
【0008】また、カラオケ装置に付属している汎用の
リモコン装置のみでなく、利用者が各自で所持する個人
用リモコン装置も普及している。この個人用リモコンで
曲番号を入力(カラオケ曲を予約)した場合、曲番号と
同時にこのリモコンのIDコードすなわち利用者のID
コードもカラオケ装置本体に一緒に送信され、予約リス
トに記憶される。すなわち、個人用リモコン装置を用い
て予約した場合には、誰が予約したものであるかが予約
リストに記憶される。汎用リモコン装置の演奏中止ボタ
ンが押され、または、カラオケ装置本体の演奏中止ボタ
ンが押されたときは上記と同様にダイアログを表示する
が、その曲を予約した利用者(個人用リモコン装置)か
ら演奏中止の指示が入力されたとき演奏中止コードが入
力されたときは、上記ダイアログを表示することなく1
回の入力で演奏を中止する。これは、曲を予約した本人
ならば自分の責任で演奏を中止するため、確認する必要
がないと考えられるからである。また、演奏の中止だけ
でなく、予約の取り消しに関しても上記と同様の処理を
する。
【0009】図1は同カラオケ装置のブロック図であ
る。カラオケ装置の動作を制御するCPU10には内部
バスを介してROM11、RAM12、リモコン受信部
13、表示パネル14、パネルスイッチ15、インタフ
ェース16、システムハードディスク17、背景映像用
ハードディスク18,19、通信制御部20、デコーダ
21、22、表示制御部23、楽音発生部24、オーデ
ィオ回路25が接続されている。
【0010】ROM11には、このカラオケ装置を起動
するためのブートプログラムなどが記憶されている。ブ
ートプログラムはハードディスクをアクセスしてシステ
ムプログラムを読み出し、装置を起動するプログラムで
ある。CPU10は、このブートプログラムに基づき、
システムプログラム・カラオケ演奏実行プログラムが記
憶されているシステムハードディスク17にアクセスす
る。システムハードディスク17には、システムプログ
ラム・カラオケ演奏実行プログラムのほか、曲データな
どが記憶されている。また、背景映像用ハードディスク
18,19には、背景映像用の映像データが記憶されて
いる。
【0011】通信制御部20はモデムやターミナルアダ
プタを有し電話回線を介して配信センタ9と通信する装
置である。配信センタ9は、定期的にカラオケ装置に対
して電話を掛け、新曲の楽曲データなどを配信する。配
信されてきた新曲の楽曲データはシステムハードディス
ク17に書き込まれる。
【0012】リモコン受信部13は、汎用のリモコン装
置5や個人用のリモコン装置6などから送られてくる赤
外線信号を受信してデータに復元してCPU10に入力
する。CPU10は、受信したコードが曲番号の場合に
はこれを予約リスト(図3参照)に登録し、受信したコ
ードが演奏中止コードの場合には図5のフローチャート
に示すような演奏中止処理を実行する。
【0013】表示パネル14は予約入力された曲番号や
予約曲数などを表示する。また、パネルスイッチ15
は、汎用のリモコン装置5とほぼ同様の曲番号を入力す
るためのテンキー、演奏の調(キー)を上下するキーコ
ンボタン、演奏のテンポを速くまたは遅くするテンポコ
ントロールボタン、演奏中のカラオケ曲の演奏を中止す
る演奏中止ボタン15a、予約したカラオケ曲の予約を
取り消す予約取消ボタン15b、上下のカーソル移動ボ
タンなどを有している。
【0014】表示制御部23は、デコーダ21,22か
ら入力される背景映像の映像信号の上にCPU10が曲
データの歌詞データに基づいて合成した歌詞の文字パタ
ーンやダイアログなどをスーパーインポーズ合成してモ
ニタ3に出力する装置であり、背景映像はデコーダ21
とデコーダ22が交互に背景映像を再生するため、その
切り換わり時に一方の映像信号から他方の映像信号へク
ロスフェードで映像を切り換える。背景映像は、曲デー
タに応じてCPU10が決定する。決定された背景映像
の映像データをデコーダ21,22が読み出して映像信
号に復調し、表示制御部23に入力する。また、歌詞の
文字パターンは、CPU10が演奏と並行して曲データ
から読み出される歌詞データに基づいて合成する。
【0015】楽音発生部24は、曲データの演奏データ
に基づいて電子的に楽音信号を合成する音源装置および
バックコーラスの波形データをデコードして音声信号を
復調するデコーダを備え、楽器の楽音やバックコーラス
などのカラオケ演奏音を発生する。発生したカラオケ演
奏音はオーディオ回路25に入力される。オーディオ回
路は、マイク4から入力された歌唱者の歌唱音声信号と
このカラオケ演奏音とをミキシングしてスピーカ2から
出力する。
【0016】図2は上記リモコン装置5,6のブロック
図である。同図(A)のリモコン装置5はカラオケ装置
に付属している汎用のリモコン装置であり、同図(B)
のリモコン装置6は利用者が個人で所持する個人用リモ
コン装置である。同図(A)において、マイコンで構成
されるコントローラ30には、キーボード31、メモリ
32および発光部33が接続されている。キーボード3
1は、曲番号を入力するためのテンキーのほか演奏の調
(キー)を上下するキーコンボタンや演奏のテンポを速
くまたは遅くするテンポコントロールボタン、演奏中の
カラオケ曲の演奏を中止する演奏中止ボタン31a、予
約したカラオケ曲の予約を取り消す予約取消ボタン31
b、上下のカーソル移動ボタンなどを含んでいる。メモ
リ32にはキーボード32に含まれる各キースイッチに
対応するコードが記憶されている。発光部30は赤外線
LEDとこの赤外線を駆動するLEDドライバを含んで
おり、コントローラ30から入力されるコードを赤外線
信号として出力する。コントローラ30は、キーボード
31の各ボタンスイッチのオン/オフを定期的にスキャ
ンする。このスキャンでオンされたボタンスイッチを発
見すると、そのボタンスイッチに対応するコードをメモ
リ32から読み出して発光部33に入力する。発光部3
3はこのコードを赤外線信号に変換して出力する。この
赤外線信号はリモコン受信部13に受信され、カラオケ
装置本体1のCPU10に入力される。
【0017】同図(B)において、個人用リモコン装置
6も基本的な構成は上記汎用リモコン装置5と同じであ
る。すなわちコントローラ40、キーボード41、メモ
リ42、発光部43を備えている。ただし、個人用リモ
コン装置6は、利用者が携帯できるように小型になって
おり、キーボード41は汎用リモコン装置6ほど多数の
キーを備えていないが、演奏中止ボタン41a,予約取
消ボタン41bを備えている。また、メモリ42は、S
RAMまたはEEPROMで構成されており書き込みが
可能である。このメモリには、このリモコン(このリモ
コンの所持者)のIDコードが書き込まれているID記
憶エリア42aが設定されている。コントローラ40
は、キーボード41の各ボタンスイッチのオン/オフを
定期的にスキャンする。このスキャンによってオンされ
たボタンスイッチを発見すると、そのボタンスイッチに
対応するコードをメモリ42から読み出して発光部43
に入力する。このとき同時にこのリモコン装置のIDを
ID記憶エリア42aから読み出してこのIDも同時に
発光部43に入力する。発光部43はこの入力ボタンに
対応するコードおよびIDコードを赤外線信号に変換し
て出力する。この赤外線信号はリモコン受信部13に受
信され、カラオケ装置本体1のCPU10に入力され
る。
【0018】図3はRAM12に設定される予約リスト
を示す図である。本体のパネルスイッチ15、リモコン
装置4,6、電子目次本7から曲番号が入力されカラオ
ケ曲の演奏が予約されると、この予約リストに登録され
る。予約リストには10曲程度の曲番号を記憶すること
ができる。予約リストには予約順に曲番号が登録され、
最先に登録された曲(最上位の曲)から順に演奏が実行
される。最上位の曲が演奏されるとその曲の曲番号は予
約リストから外されて欄外の現曲記憶エリアに書き込ま
れ、予約リストに記憶されている全ての曲番号が順次1
つ上にシフトされる。また、個人用リモコン6から曲番
号が入力された場合には、この曲番号と一緒にリモコン
のIDコードも送られてくるため、これを選曲者IDと
して予約リストにその曲番号と対応づけて記憶する。
【0019】このように選曲者IDを対応づけて記憶す
ることにより、その曲が誰によって予約されたかを知る
ことができ、曲スタート時にその予約した利用者の名前
を表示するなどのサービスをすることができる。また、
予約者以外の者が予約取消、演奏中止などを要求したと
きに確認をするなどの対応が可能になる。
【0020】上記カラオケ装置でカラオケ曲を演奏する
ときの利用者の操作およびカラオケ装置の動作を説明す
る。利用者は汎用のリモコン装置5、個人用リモコン装
置6または電子目次本7を用いて曲番号を入力する。曲
番号はリモコン受信部13またはインタフェース16を
介してCPU10に入力され、これが予約リスト(図3
参照)に登録される。個人用リモコン装置6から曲番号
が入力された場合には、同時にIDコードが送られてく
るため、これを受信して予約リストの曲番号に対応する
エリアに記憶する。
【0021】図4〜図6のフローチャートを参照してカ
ラオケ装置の動作について説明する。図4はカラオケ曲
予約時の動作を示すフローチャートである。利用者から
曲番号が入力されたときこの動作を実行する。曲番号が
入力されると(s1)、予約リストの最下位にこの曲番
号を書き込む(s2)。そして、一緒にIDコードが送
られてきたかを判断する(s3)。IDコードが送られ
てくると、これを上記曲番号に対応させて予約リストに
書き込む(s4)。
【0022】図5は予約されたカラオケ曲を処理する動
作のフローチャートである。ます予約リストに予約があ
るか否かをチェックする(s10)予約がない場合には
予約が登録されるまでここで待機する。
【0023】予約がある場合は、予約リストの最上位か
ら曲番号が読み出し(s11)、この曲番号で識別され
る曲データを読み出す(s12)。曲データを読み出し
たのち予約リストをシフトする(s13)。すなわち、
最上位の曲番号(曲データを読み出した曲番号)を現曲
番号記憶エリアにシフトし、予約リストの曲番号を1つ
ずつ上位にシフトする。そして、読み出した曲データを
用いてカラオケ曲の演奏をスタートする(s14)。演
奏中は、演奏の中止が指示されるかを監視している(s
15)。演奏の中止は、上記のように本体スイッチ15
a、汎用リモコン装置5、個人用リモコン装置6、電子
目次本7のいずれかから入力される。曲が終了するまで
に演奏の中止が指示されると、その中止の指示と一緒に
IDコードが入力され、且つそのIDコードが演奏中の
曲(現曲)を予約した選曲者IDと同一であるかを判断
する(s17)。同一であれば、すなわち、予約した個
人用リモコンと同じ個人用リモコンから演奏中止コード
が送信されてきた場合には、即演奏の中止処理を行い
(s22)、次の曲に進む(s10)。演奏の中止処理
は楽音の停止および画面の消去などである。また、カラ
オケ装置本体の演奏中止ボタンがオンされた場合(s1
8)にも、即座にs22に進んで演奏の中止処理を行
う。
【0024】一方、現曲記憶エリアにIDが記憶されて
いない場合、現曲記憶エリアにIDが記憶されている
が、これ以外のIDで演奏中止が指示された場合、汎用
リモコン装置5などからIDコードを伴わずに演奏の中
止が指示された場合などには、s19に進んで図7
(A)に示すようなダイアログを表示する。ダイアログ
では、「演奏を中止してもいいですか?演奏を中止する
ときはもう一度演奏中止キーをオンしてください」の文
言を表示する。この表示を5秒間継続するが(s2
1)、その間にもう一度演奏の中止が指示されるとs2
2に進んで演奏中止処理を行ってs10にもどる。ダイ
アログが表示されている5秒間に何もされない場合には
ダイヤログを消去してs15にもどる。
【0025】これにより、演奏中に演奏中止が指示され
たとき、通常はダイヤログを表示し、予約した本人(歌
唱している者)が中止を指示したときには即座に中止す
ることができる。それ以外のときには、押し間違いを防
止するためにダイアログを表示して2回押すようにして
いる。なおs18は、本体のパネルスイッチ15は押し
間違う確率が少ないため、本体の演奏中止スイッチ15
aがオンされた場合にはs18で直接演奏中止処理に進
むようにしているが、このs18のジャッジをなくして
予約時と取消時に同じIDコードが送られてきた場合以
外はダイアログを表示するようにしてもよい。
【0026】また、インタフェース16を介して接続さ
れる電子目次本7は汎用のリモコン装置5と同様に複数
の利用者(歌唱者)のカラオケ曲を予約するためのもの
であるため、この電子目次本7から予約されたカラオケ
曲については同じ電子目次本から演奏中止の指示があっ
てもダイアログを表示するようにしているが、この電子
目次本についても、同じ電子目次本から入力された場合
には即座に演奏中止処理をするようにしてもよい。な
お、電子目次本7はインタフェースのIDで識別可能で
ある。
【0027】図6は予約取消時の動作を示すフローチャ
ートである。この動作はリモコン等から予約取消の指示
があったとき実行される。予約取消指示があると(s3
0)、図7(B)の予約のリストを表示する(s3
1)。カーソルキーを操作して取り消したい曲の欄にカ
ーソルを移動させ、確定キーをオンして取消指定操作を
行う(s32)。取消操作された装置から送られてきた
IDコードと予約の取消が指示された曲の選曲者IDを
比較し(s33)、同じであれば予約リストからこの曲
を消去する(s35)。また、カラオケ装置本体の予約
取消スイッチ15bなどの操作であっても同様に予約を
取り消す(s34→s35)。一方、予約したリモコン
以外のリモコンから操作された場合にはこれを無視して
処理を終える。
【0028】このように、図6の予約取消処理ではID
が一致しない場合には操作を無視するようにしている
が、図5の演奏中止処理と同様にIDが一致しない場合
にはダイアログを表示して警告し、2回の操作で予約取
消を認めるようにしてもよい。とのときの処理は図5の
s17〜s23と同様である。また、図5の演奏中止処
理においても、IDが一致しない場合には演奏中止の指
示を無視するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、複数回
の演奏中止指示でカラオケ曲の演奏を中止するようにし
たことにより、操作間違いを無くし、歌唱者に対するサ
ービスの低下を防ぐことができる。この場合において、
警告表示(ダイアログ)を表示することにより、操作間
違いをより少なくすることができる。また、装置本体の
パネルスイッチや選曲した個人用リモコン装置と同じリ
モコン装置から演奏中止の指示があった場合には、即座
に演奏を中止するようにしたことにより、操作性の低下
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態であるカラオケ装置のブ
ロック図
【図2】 同カラオケ装置のリモコン装置のブロック図
【図3】 同カラオケ装置のメモリに設定される予約リ
ストを示す図
【図4】 同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図5】 同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図6】 同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図7】 同カラオケ装置のモニタに表示されるダイヤ
ログを示す図
【符号の説明】
1…カラオケ装置本体、3…モニタ、5…(汎用の)リ
モコン装置、6…(個人用の)リモコン装置、7…電子
目次本、15…パネルスイッチ、7a、15a、31
a,41a…演奏中止ボタン、7b、15b、31b,
41b…予約取消ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 舞 東京都品川区北品川5丁目5番26号 株式 会社第一興商内 (72)発明者 橘 聡 東京都品川区北品川5丁目5番26号 株式 会社第一興商内 Fターム(参考) 5D108 BA04 BA36 BB03 BC01 BC07 BC13 BD02 BD12 BD20 BE01 BE06 BE10 BG06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏するカラオケ曲を選択する選曲操作
    部および演奏の中止を指示する演奏中止操作部とを備え
    た操作装置と、 前記選曲操作部で選択されたカラオケ曲を演奏するとと
    もに、カラオケ曲の演奏中に前記演奏中止操作部が複数
    回操作されたときそのカラオケ曲の演奏を中止する制御
    手段と、 を備えたカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記演奏中止操作部が
    1回操作されたとき、警告表示画像データを一定時間出
    力し、このデータ出力時間内にもう一度前記演奏中止操
    作部が操作されたときカラオケ曲の演奏を中止する請求
    項1に記載のカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 前記操作装置として、カラオケ装置本体
    のパネルスイッチおよびリモコン装置を備え、 カラオケ曲の演奏中にパネルスイッチの演奏中止操作部
    が操作されたときは、上記にかかわらず1回の操作でカ
    ラオケ曲の演奏を中止する請求項1に記載のカラオケ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記操作装置として、カラオケ曲選曲時
    および演奏中止指示時に自分のIDコードを送信する1
    または複数の個人用リモコン装置、および、カラオケ曲
    選曲時および演奏中止指示時にIDコードを送信しない
    汎用リモコン装置およびを備え、 カラオケ曲の演奏中に演奏中止操作部が操作され、その
    とき、そのカラオケ曲の選曲時と同じIDコードが送ら
    れてきたときは、上記にかかわらず1回の操作でカラオ
    ケ曲の演奏を中止する請求項1に記載のカラオケ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007271975A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daiichikosho Co Ltd 歌唱中の演奏中止操作を無効にするカラオケ装置
JP2008176081A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Daiichikosho Co Ltd 選曲者歌唱確認システム

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