JP2008176081A - 選曲者歌唱確認システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 予約された楽曲に対応する正規の歌唱者のみに歌唱を行わせることにより、歌唱の楽しさを十分に味わうことができると共に、無用なトラブルを未然に防止する。
【解決手段】 マイク51から入力された音声データに基づいて利用者毎に声紋データを解析する声紋認識手段2と、解析された声紋データに利用者IDを付与して声紋情報登録部に登録する声紋情報登録手段3と、選曲された楽曲に利用者IDを付帯させて予約待ち行列に登録する利用者ID付帯選曲登録手段4と、歌唱者の声紋データに基づいて利用者IDを特定する利用者ID特定手段5と、特定された利用者IDと当該楽曲に付帯された利用者IDとを対比して両者の一致を判断する利用者ID対比手段6と、判断結果に応じて当該楽曲の演奏の継続あるいは中止処理を行う対比判断対応手段7と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、選曲者歌唱確認システムに関するものであり、特に声紋認識により歌唱者を特定することにより、予約された楽曲に対応する正規の歌唱者のみが歌唱を行うことができるようにした選曲者歌唱確認システムに関するものである。
現在普及しているカラオケ装置では、各利用者に利用者IDを付与し、この利用者IDを用いて歌唱者と予約された楽曲とを対応させるサービスが行われている(特許文献1参照)。すなわち、利用者に利用者IDカードを貸与し、この利用者IDカードに記憶された利用者IDを読み込んだり、カラオケ端末に設けられたテンキー等の入力手段から利用者ID及びパスワードを入力したりすることにより、利用者を特定する。そして、利用者が選曲を行う際に、楽曲IDに利用者IDを付帯させることで、誰がどの楽曲を予約したかが分かるようになっている。
具体的には、利用者がカラオケシステムにログインして利用者IDが特定されると、リモコン装置の表示画面に当該利用者専用のボタンやアイコンが表示される。そして、このボタンやアイコンを用いて利用者IDを特定して選曲を行うと、演奏順序を表す予約待ち行列に、予約した楽曲IDと共に利用者IDが記録される。このように、楽曲IDと利用者IDとを紐付けして管理しているため、任意の楽曲が演奏された際に、当該楽曲を誰が歌うのかを特定することができ、利用者の利便性を高めることができるサービスとして活用されている。
特開2006−337404号公報
ところで、カラオケ装置が設置されたカラオケボックスやスナック等では、多数の者が入り乱れて混沌とした状況の中で楽曲の演奏が行われるのが一般的である。このような状況では、誰が選曲した楽曲であるかの判断が容易ではなく、特に、飲酒等で判断能力が鈍っている場合には、意図せずに他人が選曲した楽曲を歌唱してしまうおそれがある。
また、近年のカラオケ装置は、歌唱採点機能や、録音を伴うオーディション機能、段位認定機能、CD記録機能等の付加サービス機能を有するものがあり、このような付加サービス機能を利用する場合には、選曲者と歌唱者とが一致している必要がある。
そして、楽曲を歌唱すべき利用者以外の者が歌唱を行ってしまった場合には、本来の利用者が不快感を味わったり、付加サービス機能に対する対価の支払いでトラブルが生じたりする可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、予約された楽曲に対応する正規の歌唱者のみが歌唱できるようにして、歌唱の楽しさを十分に味わうことができると共に、無用のトラブルを未然に防止することが可能な選曲者歌唱確認システムを提供することを目的とする。
本発明の選曲者歌唱確認システムは、上述した事情に鑑み提案されたもので、以下の特徴点を備えている。
すなわち、本発明の選曲者歌唱確認システムは、カラオケ装置に組み込まれたシステムであり、声紋認識手段と、声紋情報登録手段と、利用者ID付帯選曲登録手段と、利用者ID特定手段と、利用者ID対比手段と、対比判断対応手段と、を備えたことを特徴とする。
声紋認識手段は、マイクから入力された音声データに基づいて利用者毎に声紋データを解析するための手段である。声紋情報登録手段は、利用者毎に解析された声紋データに利用者IDを付与して声紋情報登録部に登録するための手段である。利用者ID付帯選曲登録手段は、選曲された楽曲に利用者IDを付帯させて予約待ち行列に登録するための手段である。利用者ID特定手段は、任意の楽曲が歌唱された際に、解析された声紋データに基づいて利用者IDを特定するための手段である。利用者ID対比手段は、特定された利用者IDと当該楽曲に付帯された利用者IDとを対比して、両者の一致を判断するための手段である。対比判断対応手段は、利用者ID対比手段における判断結果に応じて、利用者IDが一致した場合に当該楽曲の演奏を継続させる処理を行う一方、利用者IDが一致しない場合に当該楽曲の演奏を妨げる処理を行うための手段である。
また、声紋情報登録部は、複数のカラオケ装置にネットワーク接続されたサーバー内に設置することが可能である。
また、対比判断対応手段における演奏を妨げる処理は、当該楽曲の演奏中に表示手段を用いて警告表示を行う処理、当該楽曲の演奏を中止する処理、及び演奏の中止後に当該楽曲の再演奏を開始する処理のうちの少なくとも1つの処理を行うように構成することが可能である。
このような構成からなる選曲者歌唱確認システムでは、声紋認識手段で歌唱者の声紋を解析すると共に、声紋情報登録手段で各歌唱者に対して利用者IDを付与して声紋データを登録し、利用者ID付帯選曲手段で選曲された楽曲に利用者IDを付帯させて予約待ち行列に登録する。任意の楽曲が歌唱されると、利用者ID特定手段で利用者IDを特定し、利用者ID対比手段で利用者IDの一致を判断する。
そして、対比判断対応手段で、利用者IDが一致した場合に当該楽曲の演奏を継続させる処理を行う一方、利用者IDが一致しない場合に当該楽曲の演奏を妨げる処理を行うことにより、予約された楽曲に対応する正規の歌唱者のみが歌唱を行うことができる。
本発明の選曲者歌唱確認システムによれば、歌唱者の声紋データに基づいて歌唱者を特定し、各歌唱者の声紋データと利用者IDとを紐付けすると共に、楽曲を選択する際に、楽曲IDに対して利用者IDを付帯させる。そして、任意の楽曲が演奏されて歌唱が開始されると、当該歌唱者の声紋データと当該楽曲IDに紐付けされた声紋データとを比較して、両者が一致した場合にのみ演奏を継続して歌唱を行わせるようになっている。
したがって、予約された楽曲に対応する正規の歌唱者のみが当該楽曲に合わせて歌唱を行うことができるので、歌唱の楽しさを十分に味わうことができると共に、無用なトラブルを未然に防止することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の選曲者歌唱確認システムの実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システムの構成を示すブロック図である。なお、図1中、矢印付き二点鎖線及び矢印付き破線は、声紋情報登録を行う場合の各手段等の関係を示すものであり、矢印付き実線は、声紋データを用いて選曲者歌唱確認を行う場合の各手段等の関係を示すものである。
<システムの概要>
本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システム1は、図1に示すように、カラオケ装置に組み込まれたシステムであり、声紋認識手段2、声紋情報登録手段3、利用者ID付帯選曲登録手段4、利用者ID特定手段5、利用者ID対比手段6、及び対比判断対応手段7を備えている。
また、対比判断対応手段7は、後に詳述する映像出力手段53及び音楽曲出力手段54に接続されている。
上述した各手段は、CPU、ROM、RAM等の機能を備えたコンピュータシステム等により構成されるものであり、ROM等に記憶されたアプリケーションプログラムに従ってCPU等が動作することにより各手段としての機能が発揮されるようになっている。
<声紋認識手段>
声紋認識手段2は、マイク51から入力された音声データに基づいて利用者毎に声紋データを解析するための手段である。具体的には、マイク51から入力された音声データは、A/Dコンバータ52でA/D変換され、声紋認識手段2で声紋が解析される。
ところで、人間の声は様々な周波数からなる音声を含んでいる。そして、音声の時間的推移、音声の周波数、音声の強度をグラフ化したものが声紋と称されており、声紋は個々人によりそれぞれ異なっている。近年、個人を特定するためのバイオメトリクス技術が急速に進歩しており、特に安価かつ容易に個人を特定するために声紋が用いられている。そこで、本発明では、利用者の音声データから声紋を解析して、利用者の特定に用いている。なお、声紋認識を行って個人認証を行うための技術は、例えば特開2003−264857号公報に詳しく記載されている。
<声紋情報登録手段>
声紋情報登録手段3は、利用者毎に解析された声紋データに利用者IDを付与して声紋情報登録部に登録するための手段である。具体的には、声紋情報登録手段3は、利用者毎の声紋データに対して利用者IDを紐付けし、声紋データ管理テーブルとして声紋情報登録部に格納するための手段であり、ハードディスク記憶装置等の記憶手段が声紋情報登録部として機能する。
ここで、声紋情報登録部は、カラオケ装置毎に設けてもよいし、複数のカラオケ装置にネットワーク接続されたセンターサーバー69(図5参照)内に設置してもよい。特に、声紋情報登録部をセンターサーバー69内に設置した場合には、センターサーバー69にネットワーク接続された複数のカラオケ装置において、利用者の声紋情報を共通して利用することができる。
すなわち、一旦、利用者が自らの声紋情報をセンターサーバー69内に設置された声紋情報登録部に登録しておけば、カラオケ装置を設置したチェーン店においてカラオケ装置を利用する度に声紋情報を登録し直す必要がないので、利用者の利便性を高めることができる。また、声紋データを一元管理することができるので、記憶装置等の資源を有効活用して、管理コストを低減することができる。
声紋情報登録部に格納されている声紋データ管理テーブルの構成を図2に示す。声紋データ管理テーブルは、図2に示すように、利用者の声紋データと、利用者IDと、その他の利用者属性データとを格納するデータテーブルである。
なお、声紋データ管理テーブルに格納されるデータは、図2に示すものに限定されるものではなく、声紋データの管理に最小限必要なデータのみの構成としてもよいし、さらに他のデータを付加してもよい。
<利用者ID付帯選曲登録手段>
利用者ID付帯選曲登録手段4は、選曲された楽曲に利用者IDを付帯させて予約待ち行列に登録するための手段である。具体的には、選曲等の操作を行うリモコン装置を用いて楽曲の選択を行う際に、リモコン装置の表示画面に利用者専用のボタンやアイコンが表示される。そして、このボタンやアイコンを用いて利用者IDを特定して選曲を行うと、演奏順序を表す予約待ち行列に、予約した楽曲IDと共に利用者IDが記録される。なお、本実施形態では、RAM等の記憶手段に予約待ち行列が格納される。
この際、予め利用者に利用者IDを付与し、この利用者IDを記憶した利用者IDカードを発行することにより、利用者IDの管理を行うことができる。この場合には、カードリーダを用いて利用者IDカードに記憶された利用者IDを読み込んだり、カラオケ端末に設けられたテンキー等の入力手段から利用者ID及びパスワードを入力したりすることにより、利用者IDを取得する。なお、カードリーダやテンキー等の入力手段が、後に詳述する利用者ID取得手段として機能する。
また、予め利用者IDカードを発行するのではなく、カラオケ端末を使用する際に、利用者に対して一時的に利用者IDを付与してもよい。この場合には、声紋情報登録手段3で声紋データを登録する際に、自動的に利用者IDが付与される。
予約待ち行列の構成を図3に示す。予約待ち行列は、図3に示すように、楽曲の演奏順に、楽曲ID、曲名、利用者ID、選曲者、及び録音の有無等のデータを記憶したものである。そして、予約待ち行列に記憶された順番で楽曲の演奏が行われる。また、録音フラグがセットされている楽曲については録音が行われる。この録音フラグは、オーディション機能、段位認定機能、CD記録機能等の付加サービス機能を選択した場合にセットされるフラグである。
なお、予約待ち行列の構成は図3に示すものに限定されず、最低限必要なデータのみの構成としたり、他のデータを付加したりすることができる。
<利用者ID特定手段>
利用者ID特定手段5は、任意の楽曲が歌唱された際に、声紋認識手段2により解析された声紋データに基づいて利用者IDを特定するための手段である。具体的には、任意の楽曲が歌唱されると、声紋認識手段2で当該楽曲を歌唱している歌唱者の声紋データが解析され、この声紋データと声紋情報登録部に登録された声紋データとを照合して利用者IDを特定する。
<利用者ID対比手段>
利用者ID対比手段6は、特定された利用者IDと当該楽曲に付帯された利用者IDとを対比して、両者の一致を判断するための手段である。具体的には、楽曲の演奏が開始して歌唱が行われると、声紋認識手段2により当該歌唱者の声紋データを解析し、声紋情報登録部に登録された声紋データと照合を行って利用者IDを特定する。また、予約待ち行列を参照して現在演奏されている楽曲の利用者IDを取得する。そして、現在歌唱している歌唱者の利用者IDと、現在演奏されている楽曲の利用者IDとを比較して両者の一致を判断する。
<対比判断対応手段>
対比判断対応手段7は、利用者ID対比手段6における判断結果に応じて、利用者IDが一致した場合に当該楽曲の演奏を継続させる処理を行う一方、利用者IDが一致しない場合に当該楽曲の演奏を妨げる処理を行うための手段である。
演奏を妨げる処理は、当該楽曲の演奏中に表示手段を用いて警告表示を行う処理、当該楽曲の演奏を中止する処理、及び演奏の中止後に当該楽曲の再演奏を開始する処理のうちの少なくとも1つの処理を行う。
<選曲者歌唱確認の手順>
次に、図4を参照して、本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システムにおける選曲者歌唱確認の手順を説明する。図4は、本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システムにおける選曲者歌唱確認の手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システムを用いて選曲者歌唱確認を行うには、図4に示すように、まず、マイクから入力された音声データに基づいて利用者毎に声紋データを解析し(S1)、解析された声紋データに利用者IDを付与して声紋情報登録部に登録する(S2)。
ここで、予め利用者に利用者IDが付与されている場合には、改めて利用者IDを付与する必要はない。この場合には、利用者IDが付与されていない利用者についてのみ、利用者IDが付与される。
続いて、利用者による選曲が行われると、選曲された楽曲に利用者IDを付帯させて予約待ち行列に登録する(S3)。そして、楽曲が演奏されて歌唱が開始されると(S4)、マイク51から入力された音声データに基づいて声紋データを解析して利用者IDを特定する(S5)。なお、現在歌唱している歌唱者の声紋データが声紋情報登録部に登録されていない場合や、利用者IDの特定に失敗した場合には、その旨のエラー表示を行って以降の処理を中断してもよい。
続いて、特定された利用者IDと当該楽曲に付帯された利用者IDとを対比して、両者の一致を判断する(S6)。ここで、特定された利用者IDと当該楽曲に付帯された利用者IDが一致した場合には、楽曲の演奏を最後まで行い(S9)、システムの終了指示があるまで(S10)、上述した処理(S3〜S9)を繰り返して行う。
一方、特定された利用者IDと当該楽曲に付帯された利用者IDが一致しない場合には、表示手段を用いて警告表示を行う(S7)と共に、当該楽曲の演奏を中止する(S8)。続いて、ステップ4の処理に戻って当該楽曲の再演奏を開始し(S4)、システムの終了指示があるまで(S10)、上述した処理(S3〜S9)を繰り返して行う。
なお、特定された利用者IDと当該楽曲に付帯された利用者IDとが一致しない場合に行う処理は、警告表示処理(S7)、演奏中止処理(S8)、及び楽曲の再演奏処理(S4)のうちのいずれか1つの処理のみであってもよい。
表示手段における警告表示の一例を図6に示す。特定された利用者IDと当該楽曲に付帯された利用者IDとが一致しない場合には、図6に示すように、表示手段の表示画面に警告表示が行われる。これにより、利用者は、選曲者と歌唱者が一致していないことを認識することができる。
<カラオケ端末の全体構成>
次に、図5を参照して、本発明の選曲者歌唱確認システムを適用するカラオケ端末の代表的な一例について説明する。図5は、本発明の選曲者歌唱確認システムを適用するカラオケ端末の一例を示すブロック図である。
本発明の選曲者歌唱確認システムを適用するカラオケ端末は、図5に示すように、バス68を介して相互に接続された制御手段55、ROM56、RAM57、記憶手段58、通信手段59、映像出力手段53、操作制御手段60、音楽曲出力手段54、送受信手段62、A/Dコンバータ52、利用者ID取得手段70、歌唱録音手段71、声紋認識手段2、声紋情報登録手段3、利用者ID付帯選曲登録手段4、利用者ID特定手段5、利用者ID対比手段6、及び対比判断対応手段7を備えている。
また、映像出力手段53には表示手段63が接続されており、音楽曲出力手段54にはミキシングアンプ64を介してスピーカ65が接続されている。また、A/Dコンバータ52には、マイク51が接続されている。さらに、マイク51からのアナログ入力は、ミキシングアンプ64にも入力されるようになっている。
これらの構成要素のうち、声紋認識手段2、声紋情報登録手段3、利用者ID付帯選曲登録手段4、利用者ID特定手段5、利用者ID対比手段6、及び対比判断対応手段7は、上述したように、本発明の選曲者歌唱確認システム1の構成要素となる手段である。
制御手段55は、選曲者歌唱確認システムを総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM等に記憶されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
ROM56は、カラオケ端末を構成する各機器を制御するためのアプリケーションプログラムデータや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM57は、アプリケーションプログラムや種々のデータを一時的に読み込む一時記憶領域として機能するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。本実施形態では、RAM57に、予約待ち行列が格納されている。
記憶手段58は、例えばハードディスク記憶装置等からなり、多数のカラオケ楽曲について、MIDIデータやMP3データからなる伴奏データと、歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとを含むカラオケデータが記憶され、また、背景映像として再生される所定形式の動画データが記憶される。
映像出力手段53は、選択された楽曲に基づき、制御手段55から順次転送される選択楽曲に対応する動画データを復号し、また、選択楽曲の歌詞描出データに基づき、伴奏音楽に同期して歌唱すべき箇所が色変わりする歌詞画像を、復号した動画映像にスーパーインポーズ処理して表示手段63に表示出力するための手段である。
音楽曲出力手段54は、MIDI音源やMP3デコーダからなり、記憶手段58に格納されたカラオケデータの中から選択された楽曲の伴奏データを再生する。そして、ミキシングアンプ64により、再生された伴奏データとマイク51から入力される歌唱音声とをミキシングし、アンプ機能により増幅してスピーカ65から出力する。
操作制御手段60は、リモコン装置66等からの入力データを制御するための手段である。
送受信手段62は、リモコン装置66との間で有線あるいは無線によりデータの授受を行うための手段である。
リモコン装置66はGUI機能を有しており、例えば液晶ディスプレイとタッチセンサとを重畳したインタフェイスが搭載されている。カラオケ端末の利用者は、タッチセンサを用いて楽曲の選択やその他のデータ入力を行うことができる。
通信手段59は、通信ネットワーク67上に配置されたセンターサーバー69との間で所定の通信プロトコルに従って通信を行うための手段である。センターサーバー69は、複数のカラオケ端末にネットワーク接続されており、各カラオケ端末に送信するための楽曲データを格納することを主たる機能とした装置である。本実施形態では、センターサーバー69を構成するハードディスク記憶装置等からなる記憶手段の一機能として声紋情報登録部が構成されており、この声紋情報登録部に声紋データ登録テーブルが格納されている。なお、各カラオケ端末を構成するRAM57等を声紋情報登録部として機能させてもよい。
歌唱採点手段61は、例えば採点テーブルを備えており、選択された楽曲データに基づいて音楽曲出力手段54で再生された楽曲の主旋律のピッチ基準条件と、マイク51より入力され、A/Dコンバータ52により変換された音声データから抽出した歌唱ピッチとを、採点テーブルを参照して比較する。そして、例えば1小節等の区間毎の比較結果を得点化して平均することにより採点結果を得るようになっている。
利用者ID取得手段70は、利用者に付与された利用者IDを取得するための手段である。具体的には、利用者に貸与された利用者IDカードに記憶された利用者IDを読み取るカードリーダや、カラオケ端末に設けられたテンキー等が利用者ID取得手段70として機能する。
歌唱録音手段71は、オーディション機能、段位認定機能、CD記録機能等の付加サービス機能を選択した場合に利用される手段である。具体的には、オーディション機能、段位認定機能、CD記録機能等の付加サービス機能が選択されると、ミキシングアンプ64にてミキシングされた、マイク51より入力される歌唱音声と音楽曲出力手段54から出力される伴奏音楽との混合音響信号をサンプリングしてデジタル音声データに変換し、ハードディスク記憶装置等からなる記憶手段58に格納する。音声データの記憶場所は、センターサーバー69内に設置されたハードディスク記憶装置等であってもよい。
なお、カラオケ端末を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、カラオケ端末の設置場所や用途等に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。
また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、制御手段55の機能として構成できる手段であれば、制御手段55に当該手段の機能を含ませてもよいし、各機能を統合した手段として構成してもよい。
本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システムの概略構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システムで用いる声紋データ管理テーブルの構成を示す説明図。 本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システムで用いる予約待ち行列の構成を示す説明図。 本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システムにおける選曲者歌唱確認の手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システムを適用するカラオケ端末の一例を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る選曲者歌唱確認システムの表示手段における警告表示の一例を示す説明図。
符号の説明
1 選曲者歌唱確認システム
2 声紋認識手段
3 声紋情報登録手段
4 利用者ID付帯選曲登録手段
5 利用者ID特定手段
6 利用者ID対比手段
7 対比判断対応手段
51 マイク
52 A/Dコンバータ
53 映像出力手段
54 音楽曲出力手段
55 制御手段
56 ROM
57 RAM
58 記憶手段
59 通信手段
60 操作制御手段
61 歌唱採点手段
62 送受信手段
63 表示手段
64 ミキシングアンプ
65 スピーカ
66 リモコン装置
67 通信ネットワーク
68 バス
69 センターサーバー
70 利用者ID取得手段
71 歌唱録音手段

Claims (3)

  1. カラオケ装置に組み込まれてなり、声紋認識手段と、声紋情報登録手段と、利用者ID付帯選曲登録手段と、利用者ID特定手段と、利用者ID対比手段と、対比判断対応手段と、を備えた選曲者歌唱確認システムであって、
    前記声紋認識手段は、マイクから入力された音声データに基づいて利用者毎に声紋データを解析し、
    前記声紋情報登録手段は、利用者毎に解析された声紋データに利用者IDを付与して声紋情報登録部に登録し、
    前記利用者ID付帯選曲登録手段は、選曲された楽曲に利用者IDを付帯させて予約待ち行列に登録し、
    前記利用者ID特定手段は、任意の楽曲が歌唱された際に、前記解析された声紋データに基づいて利用者IDを特定し、
    前記利用者ID対比手段は、前記特定された利用者IDと当該楽曲に付帯された利用者IDとを対比して両者の一致を判断し、
    前記対比判断対応手段は、前記利用者ID対比手段における判断結果に応じて、利用者IDが一致した場合に当該楽曲の演奏を継続させる処理を行う一方、利用者IDが一致しない場合に当該楽曲の演奏を妨げる処理を行う、
    ことを特徴とする選曲者歌唱確認システム。
  2. 前記声紋情報登録部は、複数のカラオケ装置にネットワーク接続されたサーバー内に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の選曲者歌唱確認システム。
  3. 前記対比判断対応手段における演奏を妨げる処理は、当該楽曲の演奏中に表示手段を用いて警告表示を行う処理、当該楽曲の演奏を中止する処理、及び演奏の中止後に当該楽曲の再演奏を開始する処理のうちの少なくとも1つの処理を行う、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の選曲者歌唱確認システム。
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