JP6428436B2 - カラオケシステム、カラオケ装置、及び音声データ処理プログラム - Google Patents

カラオケシステム、カラオケ装置、及び音声データ処理プログラム Download PDF

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本発明は、カラオケ楽曲の再生を行うカラオケシステム及びカラオケ装置、並びに当該カラオケ装置において用いられる音声データ処理プログラムに関する。
一般に、カラオケシステムにおいては、ユーザが利用認証(いわゆるログイン)した後に歌唱することで、その歌唱内容を当該ユーザの歌唱履歴として記録することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−154275号公報
カラオケシステムでは、複数名のユーザが一緒にサービスを利用する場合がある。このような場合に、(うっかりユーザ切り替えを失念する等の理由により)ある一人のユーザのログイン状態のまま、別のユーザが歌唱を行う可能性があり得る。この場合、その歌唱した別ユーザの歌唱内容が、ログインしている上記ユーザの歌唱履歴として誤って記録されるという不都合が生じる。
本発明の目的は、ユーザの歌唱履歴を(誤って他人の歌唱履歴が混じることなく)適正に構築することができる、カラオケシステム及びカラオケ装置、並びに当該カラオケ装置において用いられる音声データ処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段と、特定ユーザの利用認証状態を検出する認証検出手段と、前記認証検出手段により前記特定ユーザの利用認証状態が検出されている状態において、前記楽曲再生手段によるカラオケ楽曲の再生とともに歌唱された歌唱音声データを取得する音声データ取得手段と、前記音声データ取得手段により取得された歌唱音声データに対し音声認識処理を行い、当該歌唱音声データが前記特定ユーザの歌唱音声であるか否かを決定する音声決定手段と、前記音声決定手段により前記特定ユーザの歌唱音声であると決定されなかった歌唱音声データを、一時的に記憶する一時記憶手段と、所定のタイミングで、前記一時記憶手段に記憶された前記歌唱音声データに係わる歌唱内容を、前記特定のユーザの歌唱履歴として登録するか否かの確認報知を行う報知手段と、前記報知手段による前記確認報知の後の所定の登録指示に基づき、前記一時記憶手段に記憶された前記歌唱音声データ及び当該歌唱音声データが取得されたときの歌唱内容を、前記特定のユーザの識別情報と対応づけ、当該特定のユーザの歌唱履歴として登録する第1履歴登録手段と、
を有することを特徴とする。
一般に、カラオケシステムにおいては、ユーザが利用認証(いわゆるログイン)した後に歌唱することで、その歌唱内容を当該ユーザの歌唱履歴として記録することができる。他には、カラオケ装置やリモコンなどの操作パネルからログインしたユーザ毎に、カラオケ楽曲を予約したり歌唱履歴を記録する操作画面(マイページとも称す)が用意され、ログイン後に各ユーザは各自画面を切り替えて自分が歌唱するカラオケ楽曲を予約する場合もある。この場合はマイページが表示されている状態が、該当するユーザのログイン状態に相当する。その際、複数名のユーザでの利用時に、(うっかりユーザ切り替えを失念する等の理由により)ある一人のユーザのログイン状態のまま、別のユーザが歌唱を行う場合があり得る。この場合、その歌唱した別ユーザの歌唱内容が、ログインしている上記ユーザの歌唱履歴として誤って記録されるという不都合が生じる。
そこで、本願発明のカラオケシステムにおいては、認証検出手段と、音声データ取得手段と、音声決定手段と、が設けられる。認証検出手段が特定ユーザの利用認証状態を検出している状態でカラオケ楽曲が再生され、いずれかのユーザの歌唱が行われると、音声データ取得手段によって当該ユーザの歌唱音声データ(例えば音声波形)が取得される。すると、その取得された歌唱音声データに対し適宜の音声認識処理が行われ、音声決定手段によって、当該歌唱音声データが上記ログイン中の特定ユーザのものであるか否か、が決定される。
このとき、上述のようにして上記特定ユーザ以外のユーザが歌唱した場合には、上記音声決定手段により、上記特定ユーザの歌唱音声であるとの決定はなされない。このような歌唱音声データは、一時記憶手段に一時的に記憶される。そして、所定のタイミングで、報知手段により、上記記憶された歌唱音声データに係わる歌唱内容を、ログイン中の上記特定のユーザの歌唱履歴として登録してよいか否かの確認報知が行われる。これにより、上記のように別のユーザが歌唱していた場合は、当該確認報知に対して登録を行わない旨の適宜の指示を行うことで、前述のように誤った歌唱履歴が形成されるのを防止することができる。
なお、騒音・反響等の周囲環境の影響や体調による変声やその他の原因により、上記特定のユーザ自身が歌唱していたにも係わらず、たまたま上記音声決定手段が上記特定ユーザの歌唱音声であると決定できなかった場合もあり得る。このような場合であっても上記確認報知に対し登録を行う旨の所定の登録指示を行うことで、一時記憶手段に記憶された歌唱音声データやそのときの歌唱内容(例えば曲名、歌手名、採点結果等)が履歴登録手段(第1履歴登録手段)によって上記特定ユーザの識別情報(いわゆるログインID)と対応づけられ、歌唱履歴として登録することができる。
以上のようにして、本願発明においては、ユーザの歌唱履歴を(誤って他人の歌唱履歴が混じることなく)適正に構築することができるので、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記楽曲再生手段により複数のカラオケ楽曲が順次再生されて対応する複数の歌唱音声データが前記音声データ取得手段により順次取得され、それら取得された複数の歌唱音声データが前記音声決定手段により前記特定ユーザの歌唱音声であると決定されることなく前記一時記憶手段に順次蓄積された後、蓄積された互いに略同一である歌唱音声データの数が所定のしきい値を超えた場合には、互いに略同一であるそれら歌唱音声データ及び当該歌唱音声データが取得されたときの歌唱内容を、前記特定のユーザの識別情報と対応づけ、当該特定のユーザの歌唱履歴として登録する第2履歴登録手段を有することを特徴とする。
例えば前述のようにして、取得された歌唱音声データがログイン中の特定ユーザのものであるか否かを決定する際、予め当該特定ユーザの歌唱音声(音声波形)が歌唱履歴中に記録されていれば、その記録された歌唱音声と比較することで上記決定を迅速かつ円滑に行うことができる。しかしながら、そのような歌唱音声がまだ記録されていない場合もあり得る。このような場合、前述の音声決定手段による「特定ユーザの歌唱音声である」旨の決定がなされることなく、上記音声データ取得手段により取得される歌唱音声データが一時記憶手段に続々と蓄積されることとなる。
そこで、本願発明においては、これら続々と蓄積される歌唱音声データのうち、互いに略同一である歌唱音声データがある程度たまってきたら(具体的にはその数が所定のしきい値を超えた場合には)、第2履歴登録手段が、当該略同一の歌唱音声データは、上記ログイン中の特定ユーザが歌唱したものであるとみなす。そして、第2履歴登録手段は、それら歌唱音声データ及びそれらが取得されたときの歌唱内容(曲名、歌手名、採点結果等)を、上記特定のユーザの識別情報(ログインID)と対応づけて、歌唱履歴として登録する。
これにより、ユーザの歌唱音声の記録が事前になされていない場合であっても、確実に当該ユーザの歌唱履歴を適正に構築することができる。
第3発明は、上記第2発明において、前記報知手段は、前記所定のタイミングとして、前記認証検出手段が前記特定ユーザの利用認証状態を検出しなくなったときに、前記確認報知を行うことを特徴とする。
歌唱音声の記録が事前になされていないユーザに対し、前述のようにして歌唱音声データの蓄積に応じ歌唱履歴を構築する手法は、実際に複数のカラオケ楽曲の再生と歌唱が行われているときに時々刻々と行うこともできる。この場合、音声データ取得手段により取得される歌唱音声データの数が多くなるにつれて順次精度良く歌唱履歴が構築されることから、歌唱音声データの数が多ければ多いほど前述のように確定できないまま一時記憶手段に記憶される歌唱音声データの数を減らすことができる。
そこで、本願発明においては、上記報知手段により行う確認報知のタイミングを、ユーザの利用が終了するぎりぎりのタイミングである、上記特定ユーザの利用認証状態の非検出時(いわゆるログアウト時)とする。これにより、上記一時記憶手段に(保留状態のまま)記憶される歌唱音声データの数を必要最小限に減らしつつ、それ以外の歌唱音声データを確実に上記特定ユーザの歌唱履歴に組み込むことができる。
また、上記目的を達成するために、本願発明のカラオケ装置は、カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段と、特定ユーザの利用認証状態において、前記楽曲再生手段によるカラオケ楽曲の再生とともに歌唱された歌唱音声データを取得する音声データ取得手段と、前記音声データ取得手段により取得された歌唱音声データに対し音声認識処理を行い、当該歌唱音声データが前記特定ユーザの歌唱音声であるか否かを決定する音声決定手段と、前記音声決定手段により前記特定ユーザの歌唱音声であると決定されなかった歌唱音声データに係わる歌唱内容を、前記特定のユーザの歌唱履歴として登録するか否かの確認報知を所定のタイミングで行う報知手段と、前記報知手段による前記確認報知の後、前記歌唱内容を前記特定のユーザの識別情報と対応づけて当該特定のユーザの歌唱履歴として登録するための、登録指示を受け付ける登録指示受付手段と、を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本願発明の音声データ処理プログラムは、カラオケ楽曲を再生するカラオケ装置に備えられた演算手段に対し、特定ユーザの利用認証状態において、前記カラオケ楽曲の再生とともに歌唱された歌唱音声データを取得する音声データ取得手順と、前記音声データ取得手順により取得された歌唱音声データに対し音声認識処理を行い、当該歌唱音声データが前記特定ユーザの歌唱音声であるか否かを決定する音声決定手順と、前記音声決定手順で前記特定ユーザの歌唱音声であると決定されなかった歌唱音声データに係わる歌唱内容を、前記特定のユーザの歌唱履歴として登録するか否かの確認報知を所定のタイミングで行う報知手順と、前記報知手順での前記確認報知の後、前記歌唱内容を前記特定のユーザの識別情報と対応づけて当該特定のユーザの歌唱履歴として登録するための、登録指示を受け付ける登録指示受付手順と、を実行させる。
本発明によれば、ユーザの歌唱履歴を(誤って他人の歌唱履歴が混じることなく)適正に構築することができる。
本発明の一実施形態のカラオケシステムの全体構成を表す機能ブロック図である。 音声認識を用いた歌唱音声データの一致判定の手法の一例を説明する説明図である。 図2に示した手法においてリモコンに表示される操作パネルの例を表す図である。 音声認識を用いた歌唱音声データの一致判定の手法の他の例を説明する説明図である。 図4に示した手法においてリモコンに表示される操作パネルの例を表す図である。 音声認識を用いた歌唱音声データの一致判定の手法のさらに他の例を説明する説明図である。 通信制御部のCPUにより実行される制御手順を表すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態のカラオケシステムの全体構成を表す機能ブロック図である。
図1において、通信カラオケシステム1(カラオケシステムに相当)は、少なくとも1つのカラオケ装置(この例ではカラオケ装置10と、ホストサーバ20と、を有している。カラオケ装置10は、例えばカラオケ店舗等のカラオケルームKRに設置されている。カラオケ装置10は、楽曲データとしてのMusical Instrument Digital Interface(MIDI;登録商標)データ及び映像データを用いて、カラオケ楽曲の再生サービスを提供する装置である。カラオケ装置10、リモコン35、及びホストサーバ20は、例えば通信ネットワーク等のネットワークNWとを介し、互いに情報送受信可能に接続されている。
カラオケ装置10は、装置本体100と、リモコン35と、マイク30とを有している。装置本体100とリモコン35とは、例えば無線又は有線のLAN等のネットワークを介し、互いに情報送受信可能に接続されている。装置本体100とマイク30とは、無線回線又は有線回線により接続されている。
装置本体100は、制御部101と、大容量記憶装置103と、操作部104と、受信部105と、音源106と、音声制御部107と、スピーカ108と、表示部109と、通信制御部110とを有している。
制御部101は、図示しないCPUや、RAM及びROM等のメモリを備えている。この制御部101は、RAMの一時記憶機能を利用しつつ、ROMや上記大容量記憶装置103に予め記憶された各種プログラム(後述の図7に示す制御手順を実行する音声データ処理プログラムを含む)を実行する。これにより、装置本体100全体の制御を行う。
大容量記憶装置103は、例えばHard Disk Drive(HDD)などから構成される。この大容量記憶装置103は、楽曲データ(MIDIデータ)、背景映像データ、及び歌詞データ等の各種情報が記憶されている。また、この大容量記憶装置103には、ユーザの歌唱時の音声データが順次記憶される。
操作部104は、例えば複数のキーやスイッチなどから構成される。ユーザは、この操作部104又は上記リモコン35を用いて、カラオケ楽曲の予約操作等の各種操作を行うことができる。
受信部105は、上記のマイク30から出力された歌唱者の音声信号(歌唱音声データ)を受信する。
音源106は、上記制御部101によって大容量記憶装置103から読み出された楽曲データを再生して音声制御部107へ出力する。音声制御部107は、音源106から出力された楽曲データ、及び、受信部105を介してマイク30により入力された上記歌唱音声データを増幅し、スピーカ108へ出力する。スピーカ108は、音声制御部107から出力された楽曲データ及び歌唱音声データを音声出力する。
なお、以下適宜、音源106、音声出力部107、及びスピーカ108を、省略して「音源106等」と称する。音源106等は、カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段を構成している。
表示部109は、例えば液晶ディスプレイなどから構成され、各種映像を表示する。特に、表示部109は、上記音源106等により楽曲データの再生が行われるのにしたがい、楽曲データの再生に同期して、大容量記憶装置103から読み出された背景映像データ、及び歌詞データに対応したテロップ等を表示することができる。
通信制御部110は、リモコン35やホストサーバ20との間で情報通信の制御を行う。
リモコン35は、ユーザ(ユーザ)がカラオケ楽曲の予約操作等の各種操作を複数のキーやスイッチ等で行うための操作や、各種情報の表示を行ない、カラオケ装置10、ホスト装置29との間で情報通信を行なう通信端末である。なお、図3等を用いて後述するように、ユーザに対し操作を促すための所定の表示を行うこともできる。このため、リモコン35は、図示しないCPUや、RAM及びROM等のメモリを備えた制御部、操作部、表示部、通信制御部等を備えている。
ホストサーバ20は、例えば大容量記憶装置等からなる図示しない情報記憶手段を備え、歌唱履歴記憶部21と、利用認証部22と、を機能的に備えている(詳細は後述)。
以上において、本実施形態の特徴は、ある特定のユーザの利用認証状態(いわゆるログイン状態)での歌唱により取得された上記歌唱音声データが当該特定のユーザの歌唱によるものか否かを、音声認識により判定することにある。以下、その詳細を順を追って説明する。
<本実施形態の手法の背景>
本実施形態のカラオケシステム1では、通常のこの種のカラオケシステムと同様、ユーザが利用認証(いわゆるログイン)した後に歌唱することで、その歌唱内容を当該ユーザの歌唱履歴として記録することができる。複数名のユーザでの利用時には、カラオケ装置1やリモコン35の操作パネル(後述の図3等参照)での適宜の操作によりログインしたユーザ毎に、カラオケ楽曲を予約したり歌唱履歴を記録する操作画面(いわゆるマイページ)が用意され、ログイン後に各ユーザは各自画面を切り替えて自分が歌唱するカラオケ楽曲を予約することができる(この場合はマイページが表示されている状態が、該当するユーザのログイン状態に相当する)。このような構成において、うっかりユーザ切り替えを失念する等の理由により、ある一人のユーザのログイン状態のまま、別のユーザが歌唱を行う可能性があり得る。この場合、その歌唱した別ユーザの歌唱内容が、ログインしている上記ユーザの歌唱履歴として誤って記録されるという不都合が生じる。
そこで、本実施形態では、上記音声認識の一例として、上記特定ユーザのログイン状態でのカラオケ楽曲の歌唱時に取得された歌唱音声データ波形を、予め登録されていた音声データ波形と比較することにより、当該歌唱音声データが上記特定のユーザの歌唱によるものか否かが判定される。そして一致すると判定された場合には、当該楽曲の歌唱内容(例えば曲名、歌手名、採点結果等)が上記特定ユーザの歌唱履歴として登録(追加)される。
<本実施形態の手法の一例>
例えば、図2に示す例は、ユーザA(ユーザID:U001)のログイン状態において、当該ユーザA、ユーザB、ユーザCの3人が、カラオケ楽曲を順次再生し歌ったときの、本実施形態の手法の概要を示したものである。図示のように、この例では、1曲目の楽曲(曲ID:S988)→2曲目の楽曲(曲ID:S569)→3曲目の楽曲(曲ID:S744)→4曲目の楽曲(曲ID:S022)→5曲目の楽曲(曲ID:S649)→6曲目の楽曲(曲ID:S142)→7曲目の楽曲(曲ID:S009)の順で、歌唱が行われている。なおこのとき、ログインユーザであるユーザAの歌唱音声データの波形Aoが、ユーザAの歌唱履歴の一部として予めホストサーバ20の上記歌唱履歴記憶部21に記憶されている。そして、上記のように順次楽曲が歌唱され、それぞれの歌唱音声データが取得されるたびに、上記波形Aoと比較され、互いに一致するか否かが判定される。
この例では、1曲目の楽曲(曲ID:S988)は、例えば上記ユーザAによって歌唱が行われた結果、その際に取得された歌唱音声データの波形Aは、上記波形Aoと同一である(図中「○」印参照)。したがって、このときの歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は、上記ログインユーザAのものであるとみなされて、当該ユーザAの歌唱履歴として登録される。
2曲目の楽曲(曲ID:S569)は、例えば上記ユーザBによって歌唱が行われた結果、その際に取得された歌唱音声データの波形Bは、上記波形Aoとは異なっている(図中「△」印参照)。本実施形態においては、このような場合、ユーザAの歌唱履歴として登録するか否かの最終決定をユーザ側に委ねることとして、このときの歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は適宜の箇所(例えば上記大容量記憶装置103)に一時的に保存され、登録保留扱いとなる。
3曲目の楽曲(曲ID:S744)は、例えば上記ユーザCによって歌唱が行われた結果、その際に取得された歌唱音声データの波形Cは、上記波形Aoとは異なる(図中「△」印参照)。したがって、上記同様、このときの歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は一時的に保存され、登録保留扱いとなる。
4曲目の楽曲(曲ID:S022)は、上記同様、ユーザAによって歌唱が行われた結果、その際に取得された歌唱音声データの波形Aは、前述と同様、上記波形Aoと同一である(図中「○」印参照)。したがって、前述と同様、このときの歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は上記ログインユーザAのものであるとみなされて、歌唱履歴として登録される。
5曲目の楽曲(曲ID:S649)は、例えば上記同様ユーザAによって歌唱が行われたが、その際に取得された歌唱音声データの波形A′は、上記波形Aoとはある程度似ているものの、厳密には異なっている(図中「△」印参照)。なお、このような結果となる理由は、同じユーザAの歌唱であっても、騒音・反響等の周囲環境の影響や、体調あるいは喉の変調による変声やその他の原因により、上記のように異なる波形となる場合があるからである。この場合、前述と同様、このときの歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は一時的に保存され、登録保留扱いとなる。
6曲目の楽曲(曲ID:S142)は、上記同様ユーザAによって歌唱が行われたが、その際に取得された歌唱音声データの波形A′は、上記同様、上記波形Aoとはある程度似ているものの異なっている(図中「△」印参照)。したがって、上記同様、このときの歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は一時的に保存され、登録保留扱いとなる。
7曲目の楽曲(曲ID:S009)は、ユーザCによって歌唱が行われた結果、その際に取得された歌唱音声データの波形Cは、上記波形Aoとは異なる(図中「△」印参照)。したがって、上記同様、このときの歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は一時的に保存され、登録保留扱いとなる。
<リモコンによる保留楽曲の登録可否決定>
上述したように、上記の例では、ユーザAのログイン状態において歌唱された7曲のカラオケ楽曲のうち、2番目の楽曲(曲ID:S569)、3番目の楽曲(曲ID:S744)、5番目の楽曲(曲ID:S649)、6番目の楽曲(曲ID:S142)、7番目の楽曲(曲ID:S009)、については、登録保留となっている。これらの楽曲については、所定のタイミング(本実施形態では、当該ログインユーザAのログアウト時)において、リモコン35での適宜の操作によって、ユーザAの歌唱履歴として登録するのかしないのかを選択するようになっている。リモコン35の表示部35Aに表示されるそのような操作画面(本実施例では、リモコン35の操作パネルと表示部35Aとを一体化したタッチパネル)の例を図3に示す。
図3に示す上記操作パネルでは、上記登録保留曲の曲名が(対応する歌手名とともに)タッチ操作で入力可能なボタンとして表示されている。すなわち、2番目の楽曲(曲ID:S569)である「君を感じて/桝田博」のボタン35aと、3番目の楽曲(曲ID:S744)である「瑠璃色の街/高坂誠」のボタン35bと、5番目の楽曲(曲ID:S649)である「忘れて/山村登」のボタン35cと、6番目の楽曲(曲ID:S142)である「夢をふたりで/芦野牧子」のボタン35dと、7番目の楽曲(曲ID:S009)である「ひとりを責めないで/野田哲也」のボタン35eと、が表示されている。このとき、各ボタン35a,35b,35c,35d,35eの左側には、それぞれを上記ユーザAの歌唱履歴として追加することを指示するための「登録」ボタン35xがデフォルト表示される。なお、操作パネルの最上部には、「あなたが歌ったのかどうか、判断できなかった曲です。歌唱履歴に登録しない場合は、「登録」を外してください。」というメッセージが表示されると共に、最下部には「登録曲を確定する」ボタン35yが設けられる。
この操作パネルにおいて、歌唱履歴として登録したくない楽曲に対しては、上記デフォルト表示された「登録」ボタン35xを操作することで「登録」ボタンが消失し、当該楽曲は登録対象から除外される。図示の例では、ボタン35a,35b,35eの左にある上記「登録」ボタン35xが操作されてそれぞれ消失した状態を表しており、これにより、前述のように実際にはユーザB又はユーザCが歌唱した「君を感じて」「瑠璃色の街」「ひとりを責めないで」の3つの楽曲を、(最終的に上記ボタン35yが操作されるときに)ユーザAの歌唱履歴として登録しないようにすることができる。一方、歌唱履歴として登録したい楽曲に対してはそのデフォルト状態のままとすればよい。図示の例では、ボタン35c,35dの左にある上記「登録」ボタン35xは操作されずに残っている状態を表しており、これにより、前述のように実際にユーザAが歌唱した「忘れて」「夢をふたりで」の2つの楽曲は(最終的に上記ボタン35yが操作されるときに)ユーザAの歌唱履歴として登録することができる。
<本実施形態の手法の別の例>
上記図2に示した例は、ログインユーザA(ユーザID:U001)の歌唱音声データの波形Aoが歌唱履歴の一部として予め記憶(登録)されていたが、これに限られない。すなわち、そのような事前登録がなされてなかったりログインユーザAが新規ユーザであった場合等は、同一波形が所定のしきい値回数(この例では3回。後述)以上蓄積されたことをもって、当該波形がログインユーザAの歌唱音声データ波形とみなされる。そのような例を図4により説明する。
すなわち、図4に示す例において、上記図2と同様、1曲目の楽曲(曲ID:S988)は、例えば上記ユーザAによって歌唱が行われ、歌唱音声データの波形Aが取得されているが、前述のように事前登録された音声データ波形(図2に示した波形Ao)が存在せず、一致判定とすることができない(図中「△」印参照)。したがって、このときの歌唱内容(曲IDや波形等を含む)については、(この段階では)前述の登録保留扱いとされる。
次に、2曲目の楽曲(曲ID:S569)は、上記図2と同様、例えば上記ユーザBによって歌唱が行われ、歌唱音声データの波形Bが取得されている。この場合も上記同様、一致判定とすることができない(図中「△」印参照)ことから、歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は登録保留扱いとされる。
次に、3曲目の楽曲(曲ID:S569)は、上記図2と同様、例えば上記ユーザCによって歌唱が行われ、歌唱音声データの波形Cが取得されている。この場合も上記同様、一致判定とすることができない(図中「△」印参照)ことから、歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は登録保留扱いとされる。
次に、4曲目の楽曲(曲ID:S022)は、例えば上記ユーザAによって歌唱が行われ、再度歌唱音声データの波形Aが取得されている。なお、この波形Aの取得(蓄積)は、上記1曲目の楽曲(曲ID:S988)に次いで2回目となる。この場合も、前述と同様、一致判定とすることができない(図中「△」印参照)ことから、歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は、(この段階では)登録保留扱いとされる。
次に、5曲目の楽曲(曲ID:S649)は、例えば上記ユーザAによって歌唱が行われ、再度、歌唱音声データの波形Aが取得されている。この場合も、前述と同様の理由で一致判定とすることができず(図中「△」印参照)、歌唱内容がいったん登録保留扱いとされる。しかしながら、このときの波形Aの取得(蓄積)は、上記1曲目の楽曲(曲ID:S988)、4曲目の楽曲(曲ID:S022)に次いで3回目となることから、本実施形態では、この波形Aは上記ユーザAの歌唱音声データのものである、とみなされる。この結果、当該波形Aを得ることができている上記1曲目の楽曲(曲ID:S988)、4曲目の楽曲(曲ID:S022)とともに、この5曲目の楽曲(曲ID:S649)の歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は上記ログインユーザAのものであるとみなされて、歌唱履歴として登録(みなし登録)される。この結果、これ以降は、このユーザAの歌唱履歴として登録された波形(なお、登録前後を区別するために前述のように、以下、「波形Ao」と称する。破線矢印参照)に対し、その後の歌唱で取得された音声データが一致するか否かが、判定されることとなる(後述の6曲目、7曲目参照)。
その後の6曲目の楽曲(曲ID:S142)は、例えば上記ユーザAによって歌唱が行われた結果、その際に取得された歌唱音声データの波形Aは、上記5曲目の楽曲(曲ID:S649)の歌唱後に歌唱履歴として登録された波形Aoと同一である(図中「○」印参照)。したがって、このときの歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は、上記ログインユーザAのものであるとみなされて、当該ユーザAの歌唱履歴として登録される。
さらに、その後の7曲目の楽曲(曲ID:S008)は、例えば上記ユーザAによって歌唱が行われた結果、取得された歌唱音声データの波形Aは、上記波形Aoと同一である(図中「○」印参照)。したがって、このときの歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は、上記ログインユーザAのものであるとみなされて、当該ユーザAの歌唱履歴として登録される。
<リモコンによる保留楽曲の登録可否決定>
上記の例では、ユーザAのログイン状態において歌唱された上記7曲のカラオケ楽曲のうち、上記5曲目の楽曲(曲ID:S649)の歌唱後に歌唱履歴として登録された波形Aoを用いて、1曲目の楽曲(曲ID:S988)、4曲目の楽曲(曲ID:S022)、5曲目の楽曲(曲ID:S649)、6曲目の楽曲(曲ID:S142)、7曲目の楽曲(曲ID:S008)の歌唱内容が歌唱履歴として登録される。したがって、残りの2番目の楽曲(曲ID:S569)、3番目の楽曲(曲ID:S744)のみが登録保留となっている。これに対応した、上記リモコン35の表示部35Aの操作パネルを図5に示す。
図5において、2番目の楽曲(曲ID:S569)である「君を感じて/桝田博」のボタン35aと、3番目の楽曲(曲ID:S744)である「瑠璃色の街/高坂誠」のボタン35bが表示されている。この例では、それらボタン35aの左にあった前述の「登録」ボタン35xが操作されてそれぞれ消失しており、ユーザB及びユーザCがそれぞれ歌唱した「君を感じて」「瑠璃色の街」は、ユーザAの歌唱履歴として登録されない。
<本実施形態の手法のさらに別の例>
先に述べたように、同じユーザAの歌唱であっても、騒音・反響等の周囲環境の影響や、体調あるいは喉の変調による変声やその他の原因により、上記のように異なる波形となる場合がある。このことに鑑みて、上記図2に示したように事前にユーザAの歌唱音声データとしての波形Aoが記憶されていた場合においても、これと異なる(=不一致とされる)波形が所定のしきい値回数(前述の例に沿って例えば3回)蓄積された場合には、上記図4と同様、当該ユーザAの歌唱音声データの波形であるとしてみなし登録するようにしてもよい。
すなわち、図6に示す例において、1曲目の楽曲(曲ID:S988)は、上記図2と同様、取得された歌唱音声データの波形Aが記憶済みの上記波形Aoと同一であり、歌唱内容がユーザAの歌唱履歴として登録される。
2曲目の楽曲(曲ID:S569)及び3曲目の楽曲(曲ID:S744)は、上記図2と同様、取得された歌唱音声データの波形B,Cが上記波形Aoとは異なり、それぞれの歌唱内容は登録保留扱いとなる。
4曲目の楽曲(曲ID:S022)は、上記図2と同様、取得された歌唱音声データの波形Aが上記波形Aoと同一であり、歌唱内容が上記ユーザAの歌唱履歴として登録される。
5曲目の楽曲(曲ID:S649)は、上記図2と同様、取得された歌唱音声データの波形A′は上記波形Aoとは異なり、歌唱内容は(この段階では)登録保留扱いとなる。
6曲目の楽曲(曲ID:S142)は、上記図2と同様、取得された歌唱音声データの波形A′は上記波形Aoとは異なり、歌唱内容は(この段階では)登録保留扱いとなる。なお、この波形A′の取得(蓄積)は、上記5曲目の楽曲(曲ID:S649)に次いで2回目となる。
そして、7曲目の楽曲(曲ID:S007)は、この例では、取得された歌唱音声データの波形A′は上記波形Aoとは異なるため、歌唱内容はいったん登録保留扱いとなる。しかしながら、この波形A′の取得(蓄積)は、上記5曲目の楽曲(曲ID:S649)、6曲目の楽曲(曲ID:S142)に次いで3回目となることから、本実施形態では、この波形A′も上記ユーザAの歌唱音声データのものである、とみなされる(つまりユーザAに係わる登録歌唱音声データが波形Aと波形A′の2つになる)。この結果、当該波形A′を得ることができている上記5曲目の楽曲(曲ID:S649)、6曲目の楽曲(曲ID:S142)とともに、この7曲目の楽曲(曲ID:S007)の歌唱内容(曲IDや波形等を含む)は上記ログインユーザAのものであるとみなされて、歌唱履歴として登録(みなし登録)される。
なお、上記図6の例における上記リモコン35の表示部35Aの操作パネルは、図52と同様の表示内容となるので、説明を省略する。
<制御フロー>
以上の手法を実現するために、上記大容量記憶装置103に記憶された本実施形態の音声データ処理プログラムに基づき、上記制御部101のCPUによって実行される処理の内容を、図7のフローチャートより説明する。
図7において、まずステップS10で、CPUは、少なくとも1人のユーザがログインしたかどうかを判定する。この判定は、上記ホストサーバ20に対し問い合わせを行い、上記利用認証部22による認証結果(直接認証)を取得して行うようにしてもよいし、事前に利用認証部22から認証のためのユーザIDやパスワード等の個人情報を取得しておいて、それらを用いてCPU自らが利用認証を行う(間接認証)ようにしてもよい。このステップS10を実行するCPUが、各請求項記載の認証検出手段として機能する。
その後、ステップS15に移り、CPUは、上記ステップS10でログイン状態が検出されたユーザ(特定ユーザに相当。以下適宜、単に「ログインユーザ」と称する。前述の例ではユーザAが該当)の歌唱履歴(前述の歌唱音声データの波形を含む)が既に存在するか否かを判定する。この判定は、上記ホストサーバ20の上記歌唱履歴記憶部21に対し問い合わせを行い、その回答結果を取得して行えば足りる。歌唱履歴が存在しなければ判定が満たされず(S15:No)、後述のステップS25に移る。歌唱履歴が存在していれば判定が満たされ(S15:Yes)、ステップS20に移る。
ステップS20では、CPUは、上記歌唱履歴記憶部21から、上記ログインユーザの歌唱履歴を取得する。その後、ステップS25に移る。
ステップS25では、CPUは、上記リモコン35又は上記操作部104を介したカラオケ楽曲の予約操作(但し上記ログインユーザによる操作とは限らない)があったか否かを判定する。予約操作がなければ判定が満たされず(S25:No)ステップS10に戻り同様の手順を繰り返す。予約操作があったら判定が満たされ(S25:Yes)、ステップS30へ移る。
ステップS30では、CPUは、大容量記憶装置103に制御信号を出力して、上記ステップS25でのカラオケ楽曲の予約に基づき、大容量記憶装置103から、当該予約に係わるカラオケ楽曲に対応した楽曲データ、背景映像データ、歌詞データ等を読み出す。そして、音源106等に、上記楽曲データの再生を開始させるとともに、表示部109に、上記楽曲データの再生と同期して、上記背景映像データ及び歌詞データの表示を開始させる。これにより、予約したユーザは、楽曲データに基づき再生されるカラオケ楽曲を歌唱することができる。その後、ステップS35に移る。
ステップS35では、CPUは、上記ステップS30でのカラオケ楽曲の再生とともにユーザがマイク30を用いて歌唱したときの歌唱音声データを、受信部105及び音声制御部107を介して取得する。なおこのときの歌唱音声データの取得は、カラオケ楽曲の1曲分全体の取得に限られず、部分的な取得であってもよい。このステップS35が各請求項記載の音声データ取得手順に相当すると共に、このステップS35を実行するCPUが、各請求項記載の音声データ取得手段として機能する。
その後、ステップS40に移り、CPUは、上記ステップS35で取得したユーザの歌唱音声データに対し、公知の手法により音声認識処理を行う。そして、この時点で上記ステップS20で上記ログインユーザの歌唱履歴を取得できていれば、上記音声認識処理した歌唱音声データの波形を、上記歌唱履歴に含まれる歌唱音声データの波形と比較し、一致するかどうかを判定する。波形が一致すればこのステップS40の判定が満たされ(S40:Yes)、後述のステップS55に移る。波形が一致しなければステップS40の判定が満たされず(S40:N0)、ステップS45に移る。なお、この時点で上記ステップS20で上記ログインユーザの歌唱履歴を取得できていなければ(上記のようにして比較する対象が存在しないことから)上記同様にステップS40の判定が満たされず(S40:N0)、ステップS45に移る。言い換えれば、このステップS40では、CPUは、ステップS35で取得された歌唱音声データが、上記ログインユーザの歌唱によるものであるか否かを決定していることとなる。したがって、このステップS40が各請求項記載の音声決定手順に相当すると共に、このステップS40を実行するCPUが、各請求項記載の音声決定手段として機能する。
ステップS45では、CPUは、(後述のステップS50における一時保存処理よって保存が繰り返されることで)同一波形の歌唱音声データが所定のしきい値(前述の例では3つ)以上蓄積されたか否かを判定する。しきい値に達していれば判定が満たされ(S45:Yes)、後述のステップS55に移る。しきい値未満であれば判定が満たされず(S45:No)、ステップS50に移る。
ステップS50では、CPUは、ステップS35で取得された歌唱音声データ(詳細には上記波形)を、対応するカラオケ楽曲の曲ID(上記図2等も参照)、ユーザID(上記図2等も参照)等と共に、適宜の箇所(例えば上記大容量記憶装置103)に一時的に保存する。その後、後述のステップS60に移る。なお、このステップS50を実行するCPUが、各請求項記載の一時記憶手段として機能する。
一方、上記ステップS40での判定が満たされるか、若しくはステップS45での判定が満たされて移行するステップS55では、CPUは、ステップS35で取得された音声データ、対応する曲ID(言い換えれば曲名)、歌手名、及び、図示しない採点手段による当該カラオケ楽曲の採点結果等を、当該ログインユーザのユーザIDとともに上記ホストサーバ20に送信し、上記ログインユーザの歌唱履歴として上記歌唱履歴記憶部21に登録する(既に歌唱履歴が存在していた場合は追加登録)。その後、ステップS60に移る。なお、ステップS45での判定が満たされて移行したときにこのステップS55を実行するCPUが、各請求項記載の第2履歴登録手段として機能する。
ステップS60では、CPUは、ステップS10でログインしたログインユーザのうち少なくとも1人のユーザがログアウトしたかどうかを判定する。この判定は、上記ステップS10同様、上記ホストサーバ20に対する問い合わせ結果を用いた直接認証の手法でもよいし、事前に利用認証部22から取得した情報を用いた間接認証の手法でもよい。ログアウトしたユーザがいなければステップS60の判定が満たされず(S60:No)、ステップS10に戻って同様の手順を繰り返す。ログアウトしたユーザがいれば、ステップS60の判定が満たされ(S60:Yes)、ステップS65に移る。
ステップS65では、CPUは、リモコン35に対し表示制御信号を出力し表示部35Aに上記操作パネルを表示することで、上記ステップS60でのログアウトの直前までログインしていた上記ログインユーザ(前述の例ではユーザA)に対し、上記ステップS20で歌唱音声データを一時保存している状態のカラオケ楽曲を一覧表示する(上記図3や図5等を参照)。これにより、当該ログインユーザに対し、それら一時保存中の歌唱音声データ及びその他の歌唱内容(楽曲名、歌手名、採点結果等)を歌唱履歴として登録するか否かを促す。その後、ステップS70に移る。なお、このステップS65が各請求項記載の報知手順に相当すると共に、このステップS65を実行するCPUが、各請求項記載の報知手段として機能する。
ステップS70では、CPUは、上記ステップS65でのリモコン35での上記表示に対応し、登録指示があったか(具体的には前述の「登録」ボタン35xを残したまま「登録曲を確定する」ボタン35yが操作されたか)否か、を判定する。登録指示があった場合は判定が満たされ(S70:Yes)、ステップS75に移る。なお、このステップS70が各請求項記載の登録指示受付手順に相当すると共に、このステップS70を実行するCPUが、各請求項記載の登録指示受付手段として機能する。
ステップS75では、CPUは、対応するカラオケ楽曲の、上記一時保存中の歌唱音声データ及びその他の歌唱内容を、上記ホストサーバ20に送信し、当該ユーザの歌唱履歴として上記歌唱履歴記憶部21に登録する(既に歌唱履歴が存在していた場合は追加登録)。その後、後述のステップS85に移る。なお、このステップS75を実行するCPUが、各請求項記載の第1履歴登録手段として機能する。
一方、上記ステップS70で、上記登録指示がなかった場合は判定が満たされず(S70:No)、ステップS80に移り、CPUは、対応するカラオケ楽曲の、上記一時保存中の歌唱音声データ及びその他の歌唱内容を(当該ユーザの歌唱履歴とすることなく)削除処理する。その後、ステップS85に移る。
ステップS85では、CPUは、この時点ですべてのユーザがログアウトしたか否かを判定する。この判定は、上記ステップS10及びステップS60と同様、上記ホストサーバ20に対する問い合わせ結果を用いた直接認証の手法でもよいし、事前に利用認証部22から取得した情報を用いた間接認証の手法でもよい。まだ全ユーザがログアウトしていなければステップS85の判定が満たされず(S85:No)、ステップS10に戻って同様の手順を繰り返す。全ユーザがログアウトしていれば、ステップS85の判定が満たされ(S85:Yes)、このフローを終了する。
以上説明したように、本実施形態においては、ステップS10において上記特定ユーザの利用認証状態を検出している状態でカラオケ楽曲が再生され、いずれかのユーザの歌唱が行われると、当該ユーザの歌唱音声データが取得される(ステップS35)。そして、その取得された歌唱音声データに対し適宜の音声認識処理が行われ、当該歌唱音声データが上記ログイン中の特定ユーザのものであるか否か、が決定される(ステップS40)。
このとき、上述のようにして上記特定ユーザ以外のユーザが歌唱した場合には、上記特定ユーザの歌唱音声であるとの決定はなされず(ステップS40:No)、その歌唱音声データは、一時的に記憶される(ステップS50)。そして、所定のタイミング(上記の例では特定ユーザのログアウト時。ステップS60参照)で、上記記憶された歌唱音声データに係わる歌唱内容を上記特定のユーザの歌唱履歴として登録してよいか否かの確認報知が行われる(ステップS65)。これにより、上記特定ユーザではない別のユーザが歌唱していた場合は、当該確認報知に対して登録を行わない旨の適宜の指示を行う(上記の例では「登録」ボタン35xの表示を消失させ、「登録」操作の入力を不可にする。図3等参照)ことで、誤った歌唱履歴が形成されるのを防止することができる。
なお、騒音・反響等の周囲環境の影響や体調による変声やその他の原因により、上記特定のユーザ自身が歌唱していたにも係わらず、たまたま上記特定ユーザの歌唱音声であると決定されなかった場合もあり得る。このような場合であっても上記確認報知に対し登録を行う旨の所定の登録指示を行う(上記の例では「登録」ボタン35xを残す表示を行い、「登録」操作の入力を可能にする。図3等参照)ことで、一時記憶手段に記憶された歌唱音声データやそのときの歌唱内容を上記特定ユーザの歌唱履歴として登録することができる。
以上の結果、ユーザの歌唱履歴を(誤って他人の歌唱履歴が混じることなく)適正に構築することができるので、ユーザにとっての利便性を向上することができる。
また、上記取得された歌唱音声データがログイン中の特定ユーザのものであるか否かを決定する際、予め当該特定ユーザの歌唱音声(音声波形)が歌唱履歴中に記録されている場合(ステップS15:Yesの場合)は、その記録された歌唱音声と比較することで上記決定を迅速かつ円滑に行うことができる。しかしながら、そのような歌唱音声がまだ記録されていない場合、上記「特定ユーザの歌唱音声である」旨の決定がなされることなく、そのままでは、上記取得される歌唱音声データが一時的に続々と蓄積されることとなる。
そこで、本実施形態では特に、それら続々と蓄積される歌唱音声データのうち、互いに略同一である歌唱音声データがある程度たまってきたら(具体的にはその数が所定のしきい値を超えた場合には)、当該略同一の歌唱音声データは、上記ログイン中の特定ユーザが歌唱したものであるとみなす(ステップS45:Yes)。そして、それら歌唱音声データ及びそれらが取得されたときの歌唱内容(曲名、歌手名、採点結果等)を、上記特定のユーザの歌唱履歴として登録する(ステップS45から移行したステップS55)。これにより、ユーザの歌唱音声の記録が事前になされていない場合であっても、確実に当該ユーザの歌唱履歴を適正に構築することができる。
また、本実施形態における、上記のように歌唱音声の記録が事前になされていないユーザに対し、歌唱音声データの蓄積に応じ歌唱履歴を構築する手法は、実際に複数のカラオケ楽曲の再生と歌唱が行われているときにも時々刻々と行われる(ステップS60:No→ステップS10→ステップS15→ステップS25→ステップS30→ステップS35→ステップS40→ステップS45→ステップS50→ステップS60・・)。この場合、取得される歌唱音声データの数が多くなるにつれて順次精度良く歌唱履歴が構築される(ステップS45:Yes→ステップS55→ステップS60→ステップS10→ステップS15→ステップS20→・・)ことから、歌唱音声データの数が多ければ多いほど前述のように確定できないまま一時的に記憶される歌唱音声データの数を減らすことができる(ステップS40の判定が満たされてステップS55で登録される歌唱音声データの数を多くすることができる)。
上記の観点から、本実施形態では特に、前述した確認報知のタイミングを、ユーザの利用が終了するぎりぎりのタイミングである、上記特定ユーザの利用認証状態の非検出時(いわゆるログアウト時)とする(ステップS60)。これにより、上記のようにして一時的に保留状態のまま記憶される歌唱音声データの数を必要最小限に減らしつつ、それ以外の歌唱音声データを確実に上記特定ユーザの歌唱履歴に組み込むことができる。
なお、以上において、図7に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。具体的には、例えばホストサーバ20の上記歌唱履歴記憶部21や利用認証部22をカラオケ装置10に組み込んで、例えば大容量記憶装置103と一定化し、制御部101のCPU自身で上記ステップS10,S15,S20,S55,S60,S75,S85相当の処理を実行させることで、システムを一定化した装置とするなど、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 カラオケシステム
10 カラオケ装置
101 制御部
106 音源(楽曲再生手段)
107 音声出力部(楽曲再生手段)
108 スピーカ(楽曲再生手段)

Claims (5)

  1. カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段と、
    特定ユーザの利用認証状態を検出する認証検出手段と、
    前記認証検出手段により前記特定ユーザの利用認証状態が検出されている状態において、前記楽曲再生手段によるカラオケ楽曲の再生とともに歌唱された歌唱音声データを取得する音声データ取得手段と、
    前記音声データ取得手段により取得された歌唱音声データに対し音声認識処理を行い、当該歌唱音声データが前記特定ユーザの歌唱音声であるか否かを決定する音声決定手段と、
    前記音声決定手段により前記特定ユーザの歌唱音声であると決定されなかった歌唱音声データを、一時的に記憶する一時記憶手段と、
    所定のタイミングで、前記一時記憶手段に記憶された前記歌唱音声データに係わる歌唱内容を、前記特定のユーザの歌唱履歴として登録するか否かの確認報知を行う報知手段と、
    前記報知手段による前記確認報知の後の所定の登録指示に基づき、前記一時記憶手段に記憶された前記歌唱音声データ及び当該歌唱音声データが取得されたときの歌唱内容を、前記特定のユーザの識別情報と対応づけ、当該特定のユーザの歌唱履歴として登録する第1履歴登録手段と、
    を有することを特徴とするカラオケシステム。
  2. 請求項1記載のカラオケシステムにおいて、
    前記楽曲再生手段により複数のカラオケ楽曲が順次再生されて対応する複数の歌唱音声データが前記音声データ取得手段により順次取得され、それら取得された複数の歌唱音声データが前記音声決定手段により前記特定ユーザの歌唱音声であると決定されることなく前記一時記憶手段に順次蓄積された後、蓄積された互いに略同一である歌唱音声データの数が所定のしきい値を超えた場合には、互いに略同一であるそれら歌唱音声データ及び当該歌唱音声データが取得されたときの歌唱内容を、前記特定のユーザの識別情報と対応づけ、当該特定のユーザの歌唱履歴として登録する第2履歴登録手段を有する
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  3. 請求項2記載のカラオケシステムにおいて、
    前記報知手段は、
    前記所定のタイミングとして、前記認証検出手段が前記特定ユーザの利用認証状態を検出しなくなったときに、前記確認報知を行う
    ことを特徴とするカラオケシステム。
  4. カラオケ楽曲を再生する楽曲再生手段と、
    特定ユーザの利用認証状態において、前記楽曲再生手段によるカラオケ楽曲の再生とともに歌唱された歌唱音声データを取得する音声データ取得手段と、
    前記音声データ取得手段により取得された歌唱音声データに対し音声認識処理を行い、当該歌唱音声データが前記特定ユーザの歌唱音声であるか否かを決定する音声決定手段と、
    前記音声決定手段により前記特定ユーザの歌唱音声であると決定されなかった歌唱音声データに係わる歌唱内容を、前記特定のユーザの歌唱履歴として登録するか否かの確認報知を所定のタイミングで行う報知手段と、
    前記報知手段による前記確認報知の後、前記歌唱内容を前記特定のユーザの識別情報と対応づけて当該特定のユーザの歌唱履歴として登録するための、登録指示を受け付ける登録指示受付手段と、
    を有することを特徴とするカラオケ装置。
  5. カラオケ楽曲を再生するカラオケ装置に備えられた演算手段に対し、
    特定ユーザの利用認証状態において、前記カラオケ楽曲の再生とともに歌唱された歌唱音声データを取得する音声データ取得手順と、
    前記音声データ取得手順により取得された歌唱音声データに対し音声認識処理を行い、当該歌唱音声データが前記特定ユーザの歌唱音声であるか否かを決定する音声決定手順と、
    前記音声決定手順で前記特定ユーザの歌唱音声であると決定されなかった歌唱音声データに係わる歌唱内容を、前記特定のユーザの歌唱履歴として登録するか否かの確認報知を所定のタイミングで行う報知手順と、
    前記報知手順での前記確認報知の後、前記歌唱内容を前記特定のユーザの識別情報と対応づけて当該特定のユーザの歌唱履歴として登録するための、登録指示を受け付ける登録指示受付手順と、
    を実行させるための音声データ処理プログラム。
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