JP2008003485A - カラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歌詞を最後まで正確に歌えるかを唯一の採点基準にして採点結果(得点)の客観性・信頼性を向上させ、演出効果も向上させる。
【解決手段】カラオケ装置1は、カラオケ楽曲の伴奏データ及び歌詞データを格納するHDD12と、歌唱者の音声を入力するマイク3と、歌唱者が選択した楽曲のカラオケ演奏及びディスプレイ表示を制御する制御ユニット(CPU11等)とを備え、制御ユニットは、ディスプレイ装置5に背景映像を表示し歌詞テロップを表示しないVDP17と、歌唱者の音声から歌詞の文字データを抽出する文字変換部27と、カラオケ演奏中に、抽出した歌詞の文字データとHDD12に格納された歌詞データの文字とを照合して歌詞が一致するかを判定する歌詞一致判定部28と、一致しない場合に演奏中のカラオケ演奏を強制的に終了させるカラオケ演奏終了部29とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、カラオケ楽曲の伴奏データ及び歌詞データを格納する記憶手段と、歌唱者の音声を入力する音声入力手段と、歌唱者が選択した楽曲のカラオケ演奏及びディスプレイ表示を制御する制御ユニットとを備え、歌唱者が歌詞を正確に歌えたかを判定するカラオケ装置に関する。
従来より、歌唱力の採点機能を付加して娯楽性を高めたカラオケ装置が普及している。この種のカラオケ装置は、マイクから入力された歌唱者のボーカルデータと、楽曲データとで歌い出しのタイミングや音階、テンポなどを比較照合して、例えば100点満点で採点し、カラオケ演奏終了後にその得点をディスプレイに表示するように構成される。
また、最近は、娯楽性と演出効果をさらに高めるため、採点機能と他の機能とを融合させたり、採点機能自体を高度化することも提案されている。
例えば、以下の特許文献1、2では、楽曲の途中で歌唱力を採点し、基準点数を下回った時点で楽曲演奏を強制終了させる技術が提案されている。また特許文献2では、歌唱力の採点基準を音程、テンポ、及び音量のうちからランダムに選択して、同じ人が同じ曲を歌っても採点結果を異ならせることができる構成になっている。
また、特許文献3では、演奏中の楽曲の歌詞を部分的若しくは全てを非表示にし、歌唱者の歌唱した歌詞と一致しているかを判定する技術が開示されている。
特開平9−166992 特開2005−195852 特開平10−91172
ところで、上記した特許文献1、2に記載されたカラオケ装置は、何れも、音階やテンポなどを基準にして歌唱者の歌唱の巧拙を評価している。そのため、歌が巧い人や採点方法・基準などを知っている人は常に高得点を得られる反面、巧くない人は常に低い得点しか得られない。
一方、従来のカラオケ装置では、ディスプレイに歌詞テロップを表示し、かつ、楽曲演奏と同期して歌詞の表示色を変化させることで、不慣れな歌でも歌い易くする工夫がなされている。
そのため、従来のカラオケ装置では、歌が巧い人は歌詞をほとんど知らない歌でも高得点を得ることができるが、巧くない人は歌詞を暗記している18番(おはこ)の歌でも高得点を得にくいという不公平な状況になっている。また、音階やテンポなどを基準にして一致率を自動的に判定しているが、歌唱者などの評価・感覚とズレが生じて採点結果に納得できない場合も少なくない。そのため、最初は仲間同士で得点を競い合っても、徐々に得点の信頼性が低下して盛り上がりに欠ける結果となる。
これに対して、先行文献3では、歌詞を正確に歌えたかも採点の基準に含めており、上記した不公平感は低減されるとも言える。しかし、この先行文献3では、曲を最後まで歌い終わった時点で、音階、テンポ、音量に加えて歌詞を採点基準に含めて採点するようにしているため、歌唱者は、歌詞の正確さ(誤り)がどの程度得点に反映されているかを理解できない。また、最後に採点結果を表示するだけでは目新しさに欠け、すぐに飽きられるおそれがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、歌詞を最後まで正確に歌えるかを唯一の採点基準にして採点結果(得点)の客観性・信頼性を向上させ、演出効果も向上させることができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、カラオケ楽曲の伴奏データ及び歌詞データを格納する記憶手段と、歌唱者の音声を入力する音声入力手段と、歌唱者が選択した楽曲のカラオケ演奏及びディスプレイ表示を制御する制御ユニットとを備えたカラオケ装置であって、前記制御ユニットは、ディスプレイに、演奏中の伴奏データに関連付けられた背景映像を表示し、歌詞テロップを表示しない映像処理手段と、入力された歌唱者の音声をデジタルデータに変換し、歌唱者の歌唱した歌詞の文字データを抽出する手段と、カラオケ演奏中に、前記抽出した歌詞の文字データと前記記憶手段に格納された歌詞データの文字とを所定周期で照合して歌唱者が歌唱した歌詞が一致するかを判定する手段と、一致しないと判定した場合に、演奏中のカラオケ演奏を強制的に終了させるカラオケ演奏終了手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、歌詞を最後まで正確に歌えるかを唯一の採点基準にしているので、歌が巧くない人でも高得点を狙うことができる。また、歌詞を正確に歌えたかどうかは歌唱者も聴衆も容易に評価できるので、採点結果の信頼性が向上する。さらに、歌詞を間違った場合には曲の途中でも強制終了させることで、適度な緊張感を与えて娯楽性を高めることができる。
これにより、採点結果(得点)の客観性・信頼性を向上させ、演出効果も向上させることができるカラオケ装置を得ることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面を参照して説明する。
<カラオケ装置の概略構成>
図1は、本発明の一実施例のカラオケ装置の概略構成を示す機能ブロック図、図2は、同じく処理工程を示すフローチャートである。このカラオケ装置1は、図示しないホストコンピュータから通信ネットワークを介して配信される楽曲データを再生してカラオケ演奏を行う通信カラオケシステムとして構成されており、カラオケ装置本体2に接続される入力装置としてのマイク(音声入力手段)3、出力装置としての左右チャネルのスピーカ4(一方のみ図示する)及びディスプレイ装置5によって構成される。これらの入出力機器は、図示しない出力端子などを介してビデオインタフェース回路やミキシングアンプ23などに夫々接続される。なお、歌唱者が楽曲リクエストの入力や取消し、テンポやキーなどの種々の設定を変更するための操作パネルやリモコンは図示を省略した。
カラオケ装置本体2は、歌唱者が選択した楽曲のカラオケ演奏及びディスプレイ表示や、ホストコンピュータとの通信制御などの装置全体の制御を行うCPU11と、楽曲に関するデータ(MIDI規格データ、歌詞データ、背景映像データ等)などを格納するデータ格納領域12a及びカラオケ演奏を行うためのシステムプログラム(カラオケプログラム)や本発明の特徴である歌詞採点機能を実現するためのプログラム(歌詞採点プログラム)を格納するプログラム格納領域12bを備えたHDD(記憶手段)12と、ワークRAM13とを備えている。HDD(記憶手段)12は、HDDコントローラ14及びシステムバス15を介してCPU11に接続される。HDDコントローラ14においてHDD12から読み出されたカラオケプログラム及び歌詞採点プログラムは、CPU11によりワークRAM13に格納され、CPU11がこれらのプログラムに従ってカラオケ装置1の各種制御を行う。
また、CPU11には、前記システムバス15を介して、CG画像などのイメージ画像データや各種の定型メッセージをディスプレイ装置5に表示するためのVDP(Video Display Processor:映像処理手段)17及びビデオRAM18と、楽曲再生やマイク3から入力された歌唱者の音声認識を行うためのDSP(Digital Signal Processor)19及び音声用RAM20と、デジタルデータとアナログデータとを相互に変換するD/Aコンバータ21及びA/Dコンバータ22と、楽曲データと歌唱者の音声とをミキシングしてスピーカ4に出力するミキシングアンプ23とが接続される。ここで本発明は、歌唱者が歌詞を正確に歌えるかを判定することを要旨としているため、前記VDP17は、歌詞を正確に歌唱する歌詞採点モードにおいてディスプレイ装置5にイメージ画像データだけを表示し、従来のカラオケ装置のように歌詞テロップは表示しない。このVDP17、DSP19及び前記CPU11と、HDD12に格納されるカラオケプログラムとによって制御ユニットが構成される。このような基本構成において、操作パネル(リモコン)を介してリクエスト曲の楽曲コードが入力されその楽曲の順番が到来すると、CPU11は、カラオケ演奏(伴奏)データをDSP19へ、歌詞データを歌詞一致判定部28へ、背景映像データをVDP17へ同期させて夫々出力する。なお、歌詞採点モードと通常モードとは、リモコンなどで切り替可能である。
HDD12のデータ格納領域12aには、各楽曲について、曲中の時間に対応するアドレス値が付加された楽曲の音源データ、曲のイメージに合わせたイメージ画像(背景映像)データ、楽曲の属性(演奏者、著名度、ジャンル等)を識別するコード、及び歌詞データが記録されている。楽曲の音源データには、歌詞を判定する周期(1小節など)の初めと終わりとを識別するための複数のフラグが、演奏タイミングを示す時間軸上において所定間隔で配列される。すなわち、演奏時系列に沿って伴奏音を記述したMIDIデータにおいて、特定の伴奏音に採点区間の開始時や終了時などの採点単位の開始時及び終了時のアドレス値が記述されている。そして、楽曲の演奏中に、前記VDP17が楽曲データから開始フラグを検出する度に、それに対応付けられた歌詞のフレーズをHDD12から読み出して後述する歌詞一致判定部28に転送すると共に、終了フラグを検出する度に歌唱データを文字変換部27に転送する。
本実施形態では、データ格納領域12aに、歌唱者の歌詞の誤り回数に応じて、ディスプレイ装置5に表示させる背景映像、スピーカ4から出力させる効果音・伴奏音若しくは歌唱者の音声、の少なくとも何れかを変化させる複数の演出パターンが格納される。
例えば、後に詳しく説明する歌詞の誤り許容回数が2以上の値に設定されている場合に、歌詞の不一致を検出する度(許容回数が減算される度)に、背景映像を徐々に暗いイメージの他の映像に差し替えていったり、ディスプレイ装置5に表示する表示領域を徐々に小さくしたり、伴奏データの音量を徐々に小さくしていく。これにより、聴衆がはっきりと分かる形で歌唱者にプレッシャーを与えることができ、娯楽性を向上させることができる。このような演出パターンは、背景映像の種別コード(明るい・楽しいイメージ〜中間〜暗い・寂しい・悲しいイメージで複数段階、明度・彩度で複数段階等)、伴奏データの複数段階の音量レベルコードなどを組み合わせて、誤り許容回数(若しくは誤り回数、正確度、減点数等)に関連付けて記録しておく。
ここで、「歌詞の誤り回数」は、歌詞を間違えたり抜けたり(歌い忘れ)した文字数を意味し、「誤り許容回数」は、何回(何文字)まで間違えを許容するかの上限値を意味する。
また、データ格納領域12aは、歌詞の一致判定に利用される音素・字句データベース及びテロップタイミングテーブルも備えている。音素・字句データベースには、後述する文字変換部27が歌唱者の歌唱データから変換した音素・字句データが記録される。この音素・字句データは楽曲の演奏中に随時記録されていき、次の楽曲演奏が開始される時にクリアされる。また、テロップタイミングテーブルは、上記した楽曲データに含まれるMIDIシーケンサに従って生成されるもので、図2に示すように、歌詞の各文字が歌唱されるべきタイミングが記述される。
一方、HDD12のプログラム格納領域12bに格納されるコンピュータプログラムは、従来周知のカラオケデータ再生用のプログラム等を除き、本発明に関連する機能だけを挙げると、誤り許容回数設定部25、音声入力受付部26、文字変換部27、歌詞一致判定部28、カラオケ演奏終了部29及び演出処理実行部30を備えている。これらの各機能部25〜31は、CPU11やVDP17、DSP19によってワークRAM13等に呼び出されて実行されることで以下に説明する各機能を実現するものである。
誤り許容回数設定部25は、楽曲の所定時間若しくは所定フレーズ毎に、誤り許容回数を所定の基準で設定し、楽曲データ中のこの時間若しくはフレーズの時間アドレス値に関連付けて前記HDD12に格納するものである。誤り許容回数の具体的な設定基準については後に詳述する。
音声入力受付部26は、マイク3から入力され、A/Dコンバータ22でデジタルデータに変換された歌唱者の音声データを受付けて文字変換部27に転送するものである。
文字変換部27は、音声入力受付部26から転送された歌唱者の音声データをまず音素に変換し、この音素を文字に変換して前記音素・字句データベースに記述するものである。この文字変換には、汎用の音声認識技術(ディクテーション)を利用できる。例えば、歌唱者の入力音声を音響モデルに当て嵌めて音素列を計算し、それらをカナの発音記号(a、ka、sa、ta、na・・・)に置き換えたり、入力音声に対してフーリエ解析などの音響分析することによって特徴量データに変換し、認識デコーダでこの特徴量を音響モデルに適用してテキストデータの形式で出力する。なお、音声認識の精度を上げるため、必要に応じて、歌唱前にマイクの音声レベルを調整したりエンロール(歌唱者の声の特徴などの傾向を分析・登録しておくこと)を行うのが好ましい。
歌詞一致判定部28は、カラオケ演奏中に、前記変換された歌詞の文字と前記HDD12(テロップタイミングテーブル)に格納された歌詞データの文字とを所定周期(10秒、1小節などの採点周期)で照合して、歌唱者が歌唱した歌詞がその周期内の歌詞と一致するかを判定し、一致しないと判定した場合にその判定結果をカラオケ演奏終了部29に転送するものである。
ここで、歌詞の判定精度は、音声認識の精度やマイク入力の音量、周囲の雑音などにも影響されることから、「歌詞を正確に認識できなければ誤り」というように厳格に判断すると、却って信頼性に欠けて興趣を殺いでしまうおそれがある。そのため、例えば、「母音と音素の数とが共通すれば一致と判定する」などの許容誤差を設定しておくのが好ましい。
カラオケ演奏終了部29は、前記歌詞一致判定部28が「歌詞が一致しない」と判定した回数(誤り回数)を取得し、判定周期毎及び歌い始めからの累計でカウントしてその回数を演出処理実行部30に転送すると共に、累計の誤り回数が前記誤り許容回数を越えたかを判別し、越えた場合にカラオケ演奏を強制終了させるものである。
ここで、強制終了するタイミングとしては、誤り許容回数を越えたと判定した時点でもよいが、本実施形態のように、1小節などを採点周期とする場合は、その小節の演奏終了後にその間の歌詞をまとめて採点することになり、「許容回数を越えた」と判定できるのは次の小節の演奏中となる。この場合、歌唱者は歌唱中のフレーズは正確に歌っていても強制終了されることになり、状況を理解できないおそれがある。そのため、本実施形態では、許容回数を越えた時点ではなく、その時点が属する採点周期(小節など)の終了後にカラオケ演奏を強制終了することにした。これにより、強制終了決定後に、その歌唱者の得点や誤り回数などをディスプレイ装置5に表示したり、伴奏のフェードアウトやイメージ映像の差替え、メッセージ表示などの演出処理を行う時間を確保でき歌唱者等に状況を理解させることができる。
演出処理実行部30は、カラオケ演奏中に、前記カラオケ演奏終了部29から受け取った歌唱者の累計誤り回数に応じた演出パターンをHDD12から読み出し、そのパターンに従った演出処理を実行するものである。例えば、VDP17に対してディスプレイ装置5に得点や得点に関連付けられた定型メッセージを表示させたり、DSP19に対してカラオケ演奏の音量レベルを小さくしたり、テンポを早くするなどの演出処理を指示する。このような演出処理は、本実施形態では誤り回数に応じてA〜Dの4段階(ランクDは強制終了)が設定されている。
例えば、誤り許容回数が10回に設定される場合、間違い回数nが0〜3の範囲ではランクA、4〜7の範囲ではランクB、8〜10の範囲ではランクC、11〜はランクDとし、ランクDとなった場合にはカラオケ演奏が強制終了される。本実施形態では歌詞の正確性の判定を文字若しくは単語単位で行うことにしているが、歌詞の間違いは1番と2番の歌詞を取り違うなどのように複数の文字や単語で発生する場合が少なくないと考えられる。そのため、1回(1文字等)間違う度に演出処理を切り替えると演出処理を頻繁に切替えることになり処理が複雑になると共に、切替えが早すぎて歌唱者や聴衆も演出効果を認識できないおそれがある。そのため、間違え回数に幅を持たせて、歌唱者等が認識できる程度に演出効果を切り替えていくのが効果的である。このようなランク分けのためのテーブルは前記HDD12に格納されている。
<誤り許容回数の自動設定処理>
次に、上記した誤り許容回数設定部25が実行する、楽曲の属性などに基く歌詞の誤り許容回数の自動設定処理を具体的に説明する。楽曲の属性と誤り許容回数の設定基準との関係としては、以下のような例が考えられる。
楽曲のテンポ(属性)が、ハイテンポの場合は歌詞を正確に歌うのが難しいため、許容回数(Nh)を相対的に大きい値に設定し、スローテンポの場合は回数(Ns)を小さく設定する(Nh>Ns)。テンポの数値(4分音符=60など)をパラメータとしたアルゴリズムに従って設定したり、テンポの値に従って複数段階で回数を予め設定したテーブルを用意しておき、このテーブルから回数を抽出するようにしてもよい。
楽曲の作詞・作曲若しくは実演のアーティスト(属性)が、著名な場合は歌詞を覚えている人が多いと推定されるので、許容回数(Nf)を相対的に小さい値に設定し、著名でない場合は回数(Nu)を大きく設定する(Nu>Nf)。著名性の判断は主観的な要素が含まれるため、著名なアーティストなどを限定しておき、これ以外は著名でないとみなして客観性を担保するのが好ましい。著名性を複数段階で設定しておき、これに従って許容回数を設定するようにしてもよい。
楽曲のジャンル(属性)が、歌謡曲、演歌、Jポップ、童謡の場合は歌詞を覚えている人が多いと推定されるので、許容回数(Nj)を相対的に小さい値に設定し、外国語の曲等の場合は回数(Nf)を大きく設定する(Nf>Nj)。歌唱者の性別、年齢、嗜好などの情報を予め入力させ、それとの関係でジャンルを入れ替えてもよい。
楽曲の発売時期(属性)が、古い場合は歌詞を覚えている人が多いと推定されるので、許容回数(No)を相対的に大きい値に設定し、最近の楽曲の場合は回数(Nn)を小さく設定する(No>Nn)。この場合も、歌唱者の年齢などの個人情報との関係で、新旧の基準時を決定するのが好ましい。例えば、歌唱者が25歳であれば、小学生入学時(6歳)よりも古い19年前以前に発売された楽曲を「古い楽曲」と判断する。
楽曲の著名度(属性)が、著名な場合は歌詞を覚えている人が多いと推定されるので、許容回数(Nf)を相対的に小さい値に設定し、著名でない場合は回数(Nn)を大きく設定する(Nf>Nn)。楽曲の著名度も、上記のように主観的な判断が含まれるため、例えば、レコードやCDが50万枚以上売れた楽曲、興行収益や観客動員が一定以上の映画に使用された楽曲、視聴率が一定以上のTVドラマやアニメに使用された楽曲、一定期間以上TVCMに使用された楽曲、週間売上げや有線リクエストなどのランキングで1回(1週)以上上位にランキングされた楽曲、などを「著名な楽曲」とみなし、それ以外を著名でない楽曲と判断する。この場合も、歌唱者の性別、年齢、住所、出身地などの個人情報との関係で著名度を判定するようにしてもよい。
上記の楽曲の属性と誤り許容回数の設定基準は、有名アーティストの古い曲、外国の著名な映画に利用された外国語の楽曲でリクエストランキングでも上位だった曲、のように複数のものを組み合わせてもよい。また、上記した「個人情報」の取得は、一般のカラオケボックスなどでは歌唱者等に予め入力してもらうことになるが、携帯電話やケーブルTVなどを利用した通信カラオケシステムであれば、予め登録された個人情報を利用することができる。
また、楽曲のリクエストを受付けた時に自動設定された誤り許容回数をディスプレイに表示させ、歌唱者等が歌唱前若しくは歌唱中に回数の増減を入力可能にしたり、歌詞の採点開始後に、設定された誤り許容回数を動的に変更するようにしてもよい。
例えば、リクエスト受付時は、有名でない古い楽曲であるため許容回数を10回に設定したが、1番を歌い終えた時点で誤り回数が0回であればこの歌唱者が良く知っている曲であると判断して許容回数を小さく(例えば3回)する。また、楽曲の構成が1番、2番、リピートであれば、当初は誤り許容回数を10回に設定しても、1番終了時に5回に設定し直し、2番終了時にさらに1回に設定し直すようにしてもよい。この場合は、1番、2番の合計誤り許容回数が10回ではなく、1番は5回、2番は4回、リピート部分は1回までが夫々許容される、という設定になる。逆に、一般的に1番よりも2番の方が歌詞を覚えていない可能性が高いので、1番終了時に10回を8回に変更し(2回まで許容)、2番終了時に1回に再度変更し直す(7回まで許容)ようにしてもよい。これにより、自動的にハンディキャップを設定したり歌唱者の歌唱レベルや嗜好などに応じた歌詞の判定が可能になる。このような曲中の許容回数の変更も、歌唱者等が任意に操作できるようにしてもよい。
<歌詞採点の処理工程>
最後に、図2のフローチャートを参照して、本実施形態にかかる歌詞採点の処理工程について詳細に説明する。この歌詞採点機能は、操作パネル等を通じて歌唱者等から歌詞採点のリクエストを受け付けた場合に、CPU11などの制御ユニットによって通常のカラオケ演奏に加えて実行される。以下の説明においては、CPU11、VDP17及びDSP19を制御ユニットと総称して説明する。なお、通常のカラオケ演奏と共通する処理の説明は省略若しくは簡略化する。
まず、歌唱者等からカラオケ楽曲の選択と歌詞採点のリクエストを受け付けると、制御ユニットの内部メモリ等に設定されている前回の許容回数等をクリアすると共に、前記誤り許容回数設定部25が、その楽曲の属性をHDD12から読み出してその属性に従って許容回数を設定し、楽曲コードに関連付けて内部メモリ等に格納する(S1)。本実施形態では、誤り許容回数を10回(10文字分)に設定している(n:10)。
リクエストされた楽曲のカラオケ演奏が開始すると、前記音声入力受付部26が、マイク3から入力されA/Dコンバータ22でサンプリング変換されたデジタル歌声データを取得し、この歌声データを歌詞の文字に変換する(S2、S3)。そして、変換した文字を文字コードの形式で歌詞一致判定部28に転送する(S4)。これらの処理は、歌詞判定の周期に同期して実行され、文字の変換・転送も判定周期に合わせて1小節毎に行われる。
また、制御ユニットが演奏中の楽曲の各小節の開始点に設定されたフラグを検出すると、HDD12からその小節の歌詞データを抽出して文字コードの形式で歌詞一致判定部28に転送する(S5)。
歌詞一致判定部28は、転送された歌詞データ及び歌声データの文字コードを1文字ずつ照合し、一致しているかを判定する(S6)。歌詞の誤りを検出した場合は(S6のNo)、その回数をカラオケ演奏終了部29に転送する。カラオケ演奏終了部29は、誤り回数nにn+1を代入して累計値を算出してメモリに格納すると共に(S7)、その累計値が前記S1で設定された誤り許容回数(10回)を超えていないかを判定する(S8)。
誤り回数が許容回数を越えた場合には(n≧11)、カラオケ演奏終了部29が演奏中の楽曲を強制終了させる(S9)。具体的には、制御ユニットが、判定時が属する小節の終了に同期させて演奏中の楽曲データの読み出し及び出力、背景画像の表示出力など処理を停止する。この時、前記演出処理実行部30が、正解率(一致率)の数値や、その正解率に対応付けた「まだまだ練習が足りないよ」「もう少しでしたね」などの定型メッセージを所定時間ディスプレイ装置5に表示させてこの歌詞採点処理を終了する(S10)。
一方、誤り回数が許容回数以下の場合は(n<10)、カラオケ演奏終了部29がその回数を演出処理実行部30に転送する(S11)。演出処理実行部30は、取得した誤り回数(累計値)に基づく演出パターンをHDD12から読み出し(S12−1〜S12−3)、そのパターンに沿った演出処理を実行する(S13)。具体的には、前記VDP17やDSP19に対して、背景画像の表示サイズや伴奏データの出力レベル(音量)などの変更、背景画像の差替え等を指示する。
上記した処理が、誤り回数が許容回数に達するまで、若しくはその楽曲のカラオケ演奏が終了するまで継続的に実行される(S14)。また、歌詞が一致していると判定した場合も(S6のYes)同様である。最後に、前記演出処理実行部30が、正解率(一致率)の数値や、その正解率に対応付けた「パーフェクトおめでとう!」「合格レベルです」などの定型メッセージや得点(誤り回数など)を所定時間ディスプレイ装置5に表示させてこの歌詞採点処理を終了する(S10)。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、誤り回数や正解率をディスプレイ装置5に表示するようにしたが、誤り回数を最初の持ち点から加点若しくは減点したり、カウント数を所定の換算率で換算した得点を表示するようにしてもよい。また、得点換算の基準も、楽曲全体でもよいし、1小節、10秒などの所定時間毎の一致文字数(あるいは不一致文字数)を基準にしてもよい。例えば、1小節に「春雨(はるさめ)が心(こころ)に降(ふ)ります」という13文字の歌詞が含まれる場合に、13文字全てを正確に歌えたら13/13=100点、1文字間違えたり抜けた場合に12/13≒93点、2文字の場合に11/13≒85点・・・のように徐々に減点していったり、歌い始めから楽曲全体で累計する場合は、1文字間違えたり抜ける度に100点から1点ずつ減点していくようにする。
図1は、本発明の一実施例のカラオケ装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図2は、同、処理工程を示すフローチャートである。
符号の説明
1…カラオケ装置
2…カラオケ装置本体
3…マイク
4…スピーカ
5…ディスプレイ装置
11…CPU
12…HDD
12a…データ格納領域
12b…プログラム格納領域
13…ワークRAM
14…HDDコントローラ
15…システムバス
17…VDP
18…ビデオRAM
19…DSP
20…音声用RAM
21…D/Aコンバータ
22…A/Dコンバータ
23…ミキシングアンプ
25…誤り許容回数設定部
26…音声入力受付部
27…文字変換部
28…歌詞一致判定部
29…カラオケ演奏終了部
30…演出処理実行部

Claims (7)

  1. カラオケ楽曲の伴奏データ及び歌詞データを格納する記憶手段と、歌唱者の音声を入力する音声入力手段と、歌唱者が選択した楽曲のカラオケ演奏及びディスプレイ表示を制御する制御ユニットとを備えたカラオケ装置であって、
    前記制御ユニットは、
    ディスプレイに、演奏中の伴奏データに関連付けられた背景映像を表示し、歌詞テロップを表示しない映像処理手段と、
    入力された歌唱者の音声をデジタルデータに変換し、歌唱者の歌唱した歌詞の文字データを抽出する手段と、
    カラオケ演奏中に、前記抽出した歌詞の文字データと前記記憶手段に格納された歌詞データの文字とを所定周期で照合して歌唱者が歌唱した歌詞が一致するかを判定する手段と、
    一致しないと判定した場合に、演奏中のカラオケ演奏を強制的に終了させるカラオケ演奏終了手段と
    を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 請求項1の装置において、
    前記制御ユニットは、さらに、所定の基準で歌詞の誤り許容回数を設定して前記記憶手段に格納する許容回数設定手段を備え、
    前記カラオケ演奏終了手段は、歌唱者が歌唱した歌詞が一致しないと判定した回数(誤り回数)をカウントすると共に、誤り回数が前記誤り許容回数を越えた場合にカラオケ演奏を強制終了させるものである
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項2の装置において、
    前記許容回数設定手段は、誤り許容回数を2以上の整数に設定するものであり、
    前記記憶手段は、歌詞の誤り回数に応じて、ディスプレイに表示させる背景映像、スピーカから出力させる効果音・伴奏音若しくは歌唱者の音声、の少なくとも何れかを変化させる複数の演出パターンを格納するものであり、
    前記制御ユニットは、さらに、カラオケ演奏中に、記憶手段から前記カラオケ演奏終了手段がカウントした歌唱者の誤り回数に応じた演出パターンを読み出し、そのパターンに従った演出処理を実行する手段を備えた
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項2の装置において、
    前記許容回数設定手段は、楽曲の演奏前に設定した誤り許容回数を、楽曲の演奏中に動的に変化させることを特徴とするカラオケ装置。
  5. 請求項2の装置において、
    前記誤り許容回数設定手段は、楽曲の属性に関連した基準に基づいて誤り許容回数を設定し、設定した許容回数を楽曲の属性に関連付けて記憶手段に格納することを特徴とするカラオケ装置。
  6. 請求項1の装置において、
    前記カラオケ演奏終了手段は、楽曲の1以上の小節若しくは所定演奏時間などの判定単位時間毎に、その間の歌詞が一致しているかを判定し、一致していないと判定した場合に、その時点が属する判定単位時間の終了後にカラオケ演奏を強制終了するものであることを特徴とするカラオケ装置。
  7. 請求項6の装置において、
    前記制御ユニットは、さらに、楽曲の所定時間若しくは所定フレーズ毎に誤り許容回数を所定の基準で設定し、楽曲データ中のこの時間若しくはフレーズの時間アドレス値に関連付けて記憶手段に格納する許容回数設定手段を備え、
    前記カラオケ演奏終了手段は、所定時間若しくはフレーズ毎の誤り回数をカウントしてディスプレイに表示すると共に、誤り回数が前記誤り許容回数を越えた場合にカラオケ演奏を強制終了させるものである
    ことを特徴とするカラオケ装置。
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JP2015079160A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 国立大学法人 名古屋工業大学 歌唱評価装置およびプログラム
JP2015194779A (ja) * 2015-08-05 2015-11-05 ヤマハ株式会社 歌唱合成制御装置および歌唱合成装置

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