JP2002115891A - 空調機の遠隔監視システム、および室内機の監視方法 - Google Patents
空調機の遠隔監視システム、および室内機の監視方法Info
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Abstract
された各種センサが適正範囲から外れた場合には、常に
警報等を鳴らしている。しかし、異常とするか否かには
稼動時間等の環境の影響を考慮する必要があるが、その
反映ができなかった。 【解決手段】 設備コントローラは、室内機および室外
機の運転状態を収集する運転状態収集手段と、適正運転
情報を記憶する記憶手段と、適正運転情報と運転状態か
ら運転に異常があるか否かを判定する運転状態比較判定
手段と、記憶手段に記憶された適正運転情報を変更する
適正運転情報変更手段とを有し、適正運転情報は運転経
過時間と前記運転経過時間での状態情報とからなること
にした。これにより、稼動状況によって適切な異常検出
が可能となる。
Description
る空気調和機(以下、「空調機」)が適正に運転している
かを監視する空調機の遠隔監視システムに関するもので
ある。
は、室外機、室内機、遠隔監視操作装置、伝送データ監
視装置、及び両監視装置間の通信手段から構成され、そ
の監視方法として、伝送データ監視装置が室外機と室内
機間の伝送データをとらえ、通信手段によって伝送デー
タを遠隔監視操作装置に送信することによって空調機の
遠隔監視を行う方法があり、この方法は特開平4−98
041号公報で提案されている。
常、変調を検出する方法としては、運転状態を検出する
ために収集している各種センサの値に適正範囲を設け、
その上限値、もしくは下限値を逸脱した場合に監視セン
タに対して、その旨を通知する方法があり、この方法は
特開平10−238845号公報で提案されている。
4−98041号公報に記載され方法では、空調機の運
転データを遠隔監視操作装置に常時送信するため、通信
費を含む維持費がかかるとともに、異常が発生してから
の対応となるために異常個所の特定等、異常が解消され
るまでに多くの時間を有するという問題があった。
記載の方法では、各種センサの値が適正範囲から逸脱し
た場合にその内容を知らせるので、空調機が異常停止す
る前に何らかの処置を行うことが可能ではあるが、その
適正範囲は室外機の設置条件、運転負荷等により異なる
ため、適正範囲を定めるのが困難であるという問題があ
った。なお、設定した適正範囲が環境にあっていなけれ
ば、居住空間の快適性において特に不満がない場合でも
適正範囲を逸脱したとして、異常、もしくは変調として
遠隔監視センタへ通知してしまい、サービスマンが出動
するといった事体が発生してしまう。
なされたものであり、第1の目的は、真に異常といえる
場合のみを検出することで、誤発報及びそれに伴い発生
するサービスマンの無駄な出動を防ぐことができる空調
機の遠隔監視システムを提供することである。さらに、
第2の目的は、異常解消までの時間を短くし、居住者が
不快な状態で過す期間をできるだけ少なくすることがで
きる空調機の遠隔監視システムを提供することである。
遠隔監視システムにおいては、ビルの各階に設置された
空調機及び、前記空調機の操作を行うリモコン及び空調
機をあるブロック単位で操作する集中制御装置などと伝
送線を介して接続され、空調機の運転状態を表すデータ
を定期的に収集・監視する設備コントローラと、設備コ
ントローラと公衆回線等の伝送路を介して接続され、設
備コントローラの収集する空調機の運転情報等の各種情
報を収集・表示する遠隔監視端末からなる、空調機の遠
隔監視システムにおいて、設備コントローラが、空調機
の適正な運転情報を記憶した適正運転情報記憶領域と、
その適正運転情報と現在の運転状態の比較を行い、現在
の運転状態が適正か否かを判断する、適正運転状態比較
判定手段と、適正運転状態比較判定手段により、現在の
運転状態が不適であると判断したとき、その旨を遠隔監
視端末へ発報する手段と、空調機の運転良否の判断基準
となる、前記、適正運転情報を書き換える手段を有する
ものである。
は、特に室内機の設定温度と吸込温度との差といった、
居住空間の快適性を適正運転状態の判断基準に用いるも
のである。
は、空調機の不適正な運転状態を検出した設備コントロ
ーラが、運転状態不適正と判断した空調機に対し定期的
に収集しているデータを、遠隔監視端末に送信する手段
を有するものである。
は、空調機の不適正な運転状態を検出した設備コントロ
ーラが、運転状態不適正と判断した空調機に対して、定
期的に収集しているデータより、さらに詳細なデータを
収集する手段を有し、その収集したデータを遠隔監視端
末に送信する手段を有するものである。
は、データを受信した遠隔監視端末が、空調機を不適正
な運転状態にせしめた、その不具合原因の推定手段と、
故障部位の修理に必要な部品を検索する手段を有するも
のである。
の実施の形態1における空調機の遠隔監視システムの構
成を示すブロック図である。図1中、1a〜1cは空調
機の室内機、2a〜2cは室外機で、伝送線3a〜3e
を介してデータの送受を行うことで運転制御を行ってい
る。4a〜4cは室内機の操作を行うリモコン、5は室
内機をグループ制御する集中制御装置で、伝送線6a〜
6dにて空気調和機と接続され、室内機の運転操作等を
行っている。
よって、室内機1a〜1c、室外機2a〜2c、リモコ
ン4a〜4c、集中制御装置5と接続され、各機器から
運転データを収集するとともに、伝送線8、インターフ
ェース9を介して公衆回線10に接続することができ
る。11は遠隔監視端末機であり、伝送線12、インタ
フェース13を介して公衆回線10に接続することがで
き、公衆回線10を介して、遠隔監視端末11と設備コ
ントローラ7とは通信を行うことができる。また、遠隔
監視端末機11は、設備コントローラ7から得た空調機
の情報を解析し、現地の空調機の運転状態や、変調発生
時には現地設備コントローラからの通報内容を表示する
等の機能を備えている。
の内部構成を示すブロック図である。図2中、設備コン
トローラ7は、全体を制御するマイクロコンピュータ等
からなる制御手段21と、空調機との通信を行うための
対空調機通信手段22と、公衆回線10を介して遠隔監
視端末機11と通信するためにデータの変換等を行う公
衆回線通信手段23と、収集した空調機の運転状態や、
空調機の適正な運転状態である適正運転情報を記憶する
記憶手段24とから主に構成されている。さらに、制御
手段21は、空調機の運転状態収集手段21aと、空調
機の運転状態比較判定手段21bと、不適正な運転状態
の場合に、遠隔監視端末へ発報する変調発報手段21c
と、記憶手段24に記憶された空調機の適正運転状態を
書換える適正運転情報書換手段21dとを有している。
なお、運転状態収集手段21aで収集される情報として
は、室外機のアクチュエータの動作状況、各種センサの
値、室内機の吸込温度、設置温度、サーモ状態等があ
る。
ソコンや携帯電話等の画面を有する情報機器と接続可能
であり、これらの機器から入力された情報に基づいて適
正運転状態を書き換えている。なお、ここで設定される
適正運転情報とは、単なる固定の閾値ではなく、より複
合的なものであり、運転経過時間とその時の室内機およ
び室外機の状態とからなるものである。例えば、圧縮機
起動後、30分間は不安定時間帯として閾値を無限大に
して無視するようにし、その後は時間経過に関係なく固
定値としたり、除霜モードでの運転では、通常の冷房・
暖房モードとは異なる閾値を設定できるなどが考えられ
る。
て、図1、図2、および図3の動作フロー図に基づいて
説明する。設備コントローラ7では、空調機の運転状態
収集手段21aが通信手段22および伝送線8を介し
て、定期的に室内機1a〜1cや室外機2a〜2cの運
転状態データ、例えば、室内機1a〜1cの吸込温度、
設定温度等のデータを収集する(S11)。次に、運転
状態比較判定手段21bは、運転状態収集手段21aが
収集したデータを受け取り、その収集データと記憶手段
24内部に記憶された適正運転情報とを比較し(S1
2)、収集データが適正であるかを判定する(S1
3)。ここで、適正でないと判定された場合には、変調
発生と認識し、変調発報手段21cにて、遠隔監視端末
11に発報する(S14)。また、S13で適正である
と判定された場合には、再度S11に戻り、データの収
集と適正判定を繰り返す。
ることだけで適正運転か否かを判断しているが、例え
ば、適正運転でないとされた後に、室内設定温度と吸込
温度を確認し、通常の設定範囲で十分な能力が発揮され
ている場合などは、あえて異常として発報しないなど、
さらに制御内容を複雑にしてもよい。さらに、適正運転
情報としてスーパーヒート、サブクールといった制御情
報の閾値とすることもでき、その場合には、その制御情
報だけでなく、高圧と低圧の入力値と関係付けて、変調
を検出することも可能である。サブクールがある閾値以
下となり、適正運転でないとされた後に、高圧も低いと
判定できれば適正運転であるとして、異常として発報し
ない方法も考えられる。
るので、例えば圧縮機周波数と、他の冷媒回路部位の関
係など、複雑な要因が絡む場合においても、あらかじ
め、その因果関係を適正な運転状態情報として設定する
ことで、単純に各収集部位にしきい値を与えて変調検知
を行う場合に比較して、誤検知・誤発報の発生頻度を抑
えることができる。
正運転状態も、パソコンや携帯電話から簡単に変更でき
るので、必要に応じたきめこまかい運転制御が可能とな
る。
機、リモコン、集中制御装置は特に図1の台数に制限す
るものではなく、また遠隔監視端末機台数も制限するも
のではない。また、設備コントローラ7と遠隔監視端末
11はインターネットやイントラネットを経由して接続
されてもかまわない。さらに、インターフェース9、1
3も、遠隔監視端末11と設備コントローラ7の接続形
態によっては、不要になったり、ルーターその他のイン
ターフェース機器にもなりうる。
ゴリズムを示すものである。また図5は実施の形態2に
おける運転状態の判定から発報に至るフローを示す図で
ある。なお、遠隔監視システムの構成と、設備コントロ
ーラ7の構成は実施の形態1と同様である。
1aにて、室内機1a〜1cの吸込温度・設定温度・サ
ーモ状態を収集し(S21)、サーモONがされたか否
かを判定する(S22)。ここで、室内機1a〜1cの
サーモONを検出した場合は、サーモON時間を計測す
るタイマーが既に起動されているかを判定し(S2
3)、起動されていない場合にはタイマーを起動させる
(S24)。そして、サーモON後、既定時間M分間待
ち(S25)、その後に設定温度と吸込温度の差ΔTを
求める(S26)。その後、求めた温度差ΔTが設定温
度値Aを超えか否かを判断し(S27)、超えていた場
合には、変調として、遠隔監視端末に対し発報する(S
28)。なお、既定時間M及び、設定温度値Aは記憶手
段24内部に適正転情報の一つとして記憶されているも
のである。
された場合には、前回サーモONがされたか否かを判定
し(S29)、前回サーモONの場合には、一度タイマ
ースタート後、サーモOFFを検出したことになるの
で、タイマーを停止し・リセットする(S30)。な
お、このフローは一定時間間隔で実行される。
室内機毎に設定しても良いし、また設定温度毎に変更し
ても良い。さらに、運転モード、すなわち、冷房時と暖
房時で変更してもよい。さらにまた、これら設定温度値
Aと既定時間Mの変更は実施の形態1と同様に、適正運
転情報書換手段21dによって、任意に書換え可能であ
る。
転状態判定に用いることで、冷媒回路上のアクチュエー
タ、各種センサに予兆が現れる前に居住者が感じる変調
を検出することができるだけでなく、居住空間を監視す
ることになり、居住者の快適性に視点をおいた遠隔監視
システムの構築が可能になる
態3における、設備コントローラ7の構成を表すブロッ
ク図であり、運転状態収集手段21aにて定期的に収集
した空調機の運転データを遠隔監視端末11へ送信する
ようにしたものである。なお、図6では、図2と同じ構
成および相当する構成には同一の符号を付し、説明を省
略する。
期的に収集した空調機の運転データの送信を制御する運
転状態データ送信手段である。次に、動作について、図
7に示すフロー図に基づき説明するを用いて説明する。
まず、空調機の運転状態を収集し(S11)、その収集
データと適正運転情報とを比較し(S12)、収集デー
タが適正であるかを判定する(S13)。ここで、適正
でないと判定された場合には、変調発生と認識し、変調
発報手段21cにて、遠隔監視端末11に発報する(S
14)。発報を実施した設備コントローラ7は、発報
後、自己が保持している、発報を実施した空調機の運転
データを運転状態データ送信手段21eにて、遠隔監視
端末11に送信する(S15)。なお、発報を実施する
タイミングは、変調検出時でもいいし、一定時間をおい
てからでも問題ない。
去のデータを送信すればいいし、変調検出後の空調機の
運転状態のデータも必要であれば、変調検出後に一定時
間かけて空調機の運転状態データを収集し、送信するよ
うにしてもよい。
データを遠隔監視端末に送信する手段を有しているの
で、遠隔監視端末側で、その変調発生要因の検出が可能
である。さらに、必要によっては変調後の運転データも
継続監視できるので、変調発生後のデータを確認するこ
とで偶発的に発報条件に陥ったか否かの判断もでき、偶
発的な場合にはサービスマンの出動を防ぐことができ、
無駄な出費を抑制できる。また、変調発生後のデータを
変調原因の推定に役立てることも、当然可能である。
態4における、設備コントローラ7の構成を示すブロッ
ク図であり、変調を検知したのち、さらに詳細な運転状
態データを収集できるようにしたものである。なお、図
8では、図6と同じ構成および相当する構成には同一の
符号を付し、説明を省略する。図8中、21fは、詳細
な運転状態データの収集を制御する詳細運転状態収集手
段である。
図9の概念図に基づいて説明する。設備コントローラ7
は空調機の変調を検出するために、空調機の運転データ
を定期的に収集しているが、この運転データが流れる伝
送線は空調機の制御を実施するためのデータも流れるの
で、この伝送線のトラフィック量を抑える必要から通常
は判定に必要な最小限のデータのみを収集している(図
9(a))。しかし、変調を検出した時は、設備コント
ローラ7は、変調発生した空調機に対してのみ、詳細運
転状態収集手段21fにて、さらに詳細な運転状態デー
タを一定期間L収集する(図9(b))。
備コントローラ7は、運転状態データ送信手段21eを
用いて、収集した詳細データを遠隔監視端末11に送信
する。なお、この際、変調検知前までに定期間隔で収集
した運転状態判定に用いたデータを付加しても良い。
転データを収集する手段を設けることで、変調発生後の
空調機の動作をより詳細に知り得ることができ、原因の
早期究明が可能になるだけでなく、通常は変調の検出に
必要なデータのみ採取すればよく、また、変調検出時も
対象の空調機に対してのみ詳細なデータ収集を実施する
ので、制御情報の送受信に悪影響を与えることなく、変
調原因の究明に必要な詳細なデータを得ることができ
る。
形態5における、遠隔監視端末11の構成を示すブロッ
ク図である。図10中、11aは内部に変調発生時の空
調機の運転状態データと、その発生要因を格納した、異
常原因推定データベース、11bは変調の発生要因から
交換必要となる部品を検索するための変更部品データベ
ース、11cは異常原因推定データベースから原因を検
索する原因推定手段、11dは変更部品データベースか
ら変更部品を検索する部品検出手段、11eは表示手段
である。なお、異常原因推定データベース11aは、過
去の発生した異常の状況と、その発生要因が関係付けら
れており、変更部品データベース11bは、発生要因と
修理に必要となる部品が関係付けられており、どちらも
遠隔監視端末11の製造メーカーからCD−ROMやイ
ンターネット等を経由して提供されてもよいし、また原
因推定データベース11aは受信した異常・変調の統計
から作成してもかまわない。
明する。設備コントローラ7から、変調発報と、変調発
生前もしくは、変調発生前後の空調機の運転状態データ
を受信した遠隔監視端末11は、異常原因推定手段11
cにて、変調発報の内容とそのときの運転状態データを
キーにして、異常原因推定データベース11aを検索
し、一致する過去の記録または類似する過去の記録を抽
出し、実際に発生した変調の原因を推定して表示手段1
1eにて画面表示する。
原因推定手段11cにて推定された変調要因をキーとし
て変更部品データベース11bから検索し、交換が必要
となる部品を抽出し、表示手段11eにて、画面表示す
る。
の原因推定手段と、その発生要因から推定される、故障
部位の部品情報を表示する手段を設けることで、実際の
作業者は、特に故障原因推定のノウハウを持っていなく
ても、表示された部品の交換を実施することで、空調機
の変調を修正することが可能になる。特に、サービス内
容が多岐に渡り、一つの会社が複数の機器のサービスを
行うようなサービス会社では、技術の未熟なサービスマ
ンや空調機に精通していないサービスマンであっても、
十分なサービスを実施することができ、結果として、顧
客サービスの向上が可能になる。
置に設定される運転状態情報をその空調機に適正なもの
に設定できるので、誤検知・誤発報の発生を削減するこ
とができる。また、その運転状態情報も任意に変更でき
るので、設置後に、さらに最適なものに調整することが
可能となる。
の判定に用いることで、冷媒回路上のアクチュエータ、
各種センサに予兆が現れる前に居住者が感じる変調を検
出することができるだけでなく、居住空間を監視するこ
とになり、居住者の快適性に視点をおいた遠隔監視シス
テムの構築が可能になる
タを遠隔監視端末に送信することで、その変調発生要因
の検出が遠隔監視端末側で可能となり、さらに、変調後
の運転データも継続監視できるので、出動に値しないよ
うな偶発的な発報かどうかの判断が可能になる。
ータを収集するようにしたことで、変調発生後の空調機
の動作をより詳細に知り得ることができ、原因の早期究
明が可能になる。さらに、通常は変調の検出に必要なデ
ータのみ採取すればよく、制御情報の送受信に悪影響を
与えることがなくなる。
から発生要因が推定され、交換部品も提示されるので未
熟な技術者であっても対応が可能となる。
成図である。
ある。
図である。
リズムを示す図である。
図である。
成を示すブロック図である。
図である。
成を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも1つの室内機と、少なくとも
1つの室外機と、前記室内機および前記室外機に伝送線
を介して接続された設備コントローラとを有する空調機
の遠隔監視システムにおいて、前記設備コントローラ
は、前記室内機および前記室外機の運転状態を収集する
運転状態収集手段と、適正運転情報を記憶する記憶手段
と、前記適正運転情報と前記運転状態から運転に異常が
あるか否かを判定する運転状態比較判定手段と、前記記
憶手段に記憶された適正運転情報を変更する適正運転情
報変更手段とを有し、前記適正運転情報は運転経過時間
と前記運転経過時間での状態情報とからなることを特徴
とする空調機の遠隔監視システム。 - 【請求項2】 適正運転情報は、室内機サーモONから
の運転経過時間と、前記運転経過時間での設定温度と吸
込温度との温度差情報とからなり、運転状態比較判定手
段は、室内機サーモONから前記運転経過時間が経過し
た時の設定温度と吸込温度との差が前記温度差情報を超
える場合には異常があると判定することを特徴とする請
求項1に記載の空調機の遠隔監視システム。 - 【請求項3】 設備コントローラに接続された遠隔監視
端末を有し、運転状態比較判定手段が異常を検出した場
合には、前記設備コントローラは前記遠隔監視端末に異
常警報と、収集した運転状態を送信することを特徴とす
る請求項1または2に記載の空調機の遠隔監視システ
ム。 - 【請求項4】 設備コントローラは、運転状態収集手段
で収集される運転状態よりも詳細な運転状態を室内機お
よび室外機から収集する詳細運転情報収集手段を有し、
該詳細運転情報収集手段は運転状態比較判定手段が異常
と判定した後に運転情報の収集を開始することを特徴と
する請求項1から請求項3のいずれかに記載の空調機の
遠隔監視システム。 - 【請求項5】 遠隔監視端末は、設備コントローラから
送られた運転情報に基づいて異常原因を推定する異常原
因推定手段を有していることを特徴とする請求項3に記
載の空調機の遠隔監視システム。 - 【請求項6】 室内機から送られてくる情報に基づい
て、前記室内機が正常に動作しているか否かを判定する
室内機の監視方法において、室内機のサーモONを検出
するステップと、前記サーモON検出から予め定められ
た時間が経過したかを判定するステップと、予め定めら
れた時間を経過した場合には、設定温度と吸込温度との
温度差を算出するステップと、前記温度差があらかじめ
定めた値を超えている場合には警報を鳴らすステップと
を有することを特徴とする室内機の監視方法。
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JP2000307806A JP4550253B2 (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 空調機の遠隔監視システム、および室内機の監視方法 |
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JP2000307806A JP4550253B2 (ja) | 2000-10-06 | 2000-10-06 | 空調機の遠隔監視システム、および室内機の監視方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002115891A true JP2002115891A (ja) | 2002-04-19 |
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