JP2002115784A - 管体構造 - Google Patents

管体構造

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JP2002115784A
JP2002115784A JP2000308544A JP2000308544A JP2002115784A JP 2002115784 A JP2002115784 A JP 2002115784A JP 2000308544 A JP2000308544 A JP 2000308544A JP 2000308544 A JP2000308544 A JP 2000308544A JP 2002115784 A JP2002115784 A JP 2002115784A
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JP
Japan
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pipe
tube
bent
pipe member
butt
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Application number
JP2000308544A
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English (en)
Inventor
Yuji Nishikawa
裕司 西川
Yasushi Idomoto
靖史 井戸本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一方の管部材と他方の管部材とが突き合わせ
接合されることによって形成された曲管において、その
接合部が破壊にいたる危険性を低下できるようにする。 【解決手段】 それぞれ端面が斜め向きに形成された一
方の管部材3と他方の管部材4との前記斜め向きの端面
どうしが突き合わせ接合されることで、所定の曲げ角度
に形成された管体5において、曲がりの腹側の部分9に
補強材12が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管体構造に関し、特
に一方の管部材と他方の管部材とが突き合わせ接合され
ることによって形成された管体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】このような管体として、図3に示すよう
に直管として製造されたFRPM製の原管1を切断線2
に沿って斜め切りすることにより、一対の直管状の管部
材3、4を形成し、この切断線2に沿って管部材3、4
どうしを互いに軸心まわりに180度回転させ、図4に
示すようにその状態で突き合わせ接続することによっ
て、所定の曲げ角度を有する曲管5としたものが知られ
ている。6はその接合部である。接合部6の内周および
外周には積層接着部7が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような曲管5は、
その曲がり方向を鉛直方向として道路下などの地中に埋
設されることが多い。このとき、図5に示すように上方
から車両などの荷重8が負荷された場合は、図6に示す
ように、曲がりの腹側の部分9で管部材3と管部材4の
端面どうしが互いに離れる方向に大きな応力10が作用
する。このような大きな応力10は、図示のように曲が
りの腹側の部分9を上側に向けて配管した場合のみなら
ず、これを下側に向けて配管した場合も、同様に作用す
る。
【0004】このため、荷重8があまり大きくなくて
も、曲管5が曲がりの腹側の部分9に破壊が生じること
があるという問題点が存在する。そこで本発明は、この
ような問題点を解決して、一方の管部材と他方の管部材
とが突き合わせ接合されることによって形成された曲管
において、その接合部が破壊にいたる危険性を低下でき
るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、それぞれ端面が斜め向きに形成された一方の
管部材と他方の管部材との前記斜め向きの端面どうしが
突き合わせ接合されることで、所定の曲げ角度に形成さ
れた管体において、曲がりの腹側の部分に補強材が配置
されているようにしたものである。
【0006】このような構成であると、曲がり方向を鉛
直方向として配管された管体すなわち曲管に、上方から
荷重が負荷されて、この曲管が変形する場合に、曲がり
の腹側の部分で管部材どうしが離れるように応力が作用
することによる変形に対して、曲がりの腹側の部分に配
置された補強材が、この変形を抑制するように機能す
る。このため、管体に発生するひずみが小さくなり、荷
重が負荷された場合に破壊にいたる危険性が低下する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1および図2において、3、4
は一対の管部材で、これらは図3〜図6に示したものと
同様の構成であり、曲管5を形成している。ここでは、
管部材3、4どうしを突き合わせた構造の曲管5におけ
る曲がりの腹側の部分の内面に、補強材による積層部1
2が形成されている。この積層部12は、たとえば樹脂
を含浸させたガラス繊維を曲管5の内面に積層接着する
ことによって形成されている。そして、この積層部12
は、曲管5の曲がりの腹側の部分9における周方向の一
定範囲および接合部6を含む管軸方向の一定範囲に形成
されている。なお、積層部12は、曲管5における曲が
りの腹側の部分9の外面に形成することもできるし、内
面と外面との両方に形成することもできる。
【0008】このような構成の曲管5が、その曲がり方
向を鉛直方向として道路などの土中に埋設され、その上
方から車両などの荷重が負荷された場合には、図6に示
した場合の同様の変形が生じようとする。すなわち、曲
がりの腹側の部分9では、管部材3、4どうしが互いに
離れる方向に変形が生じようとする。しかし、積層部1
2が補強材として機能することで、このような変形を抑
制する。その結果、曲管5の管体に発生するひずみが小
さくなり、荷重が負荷された場合に破壊にいたる危険性
を低下させることができる。
【0009】
【発明の効果】以上のように本発明によると、それぞれ
端面が斜め向きに形成された一方の管部材と他方の管部
材との前記斜め向きの端面どうしが突き合わせ接合され
ることで、所定の曲げ角度に形成された管体において、
曲がりの腹側の部分に補強材が配置されているようにし
たため、曲がり方向を鉛直方向として配管された状態で
上方から荷重が負荷されて、変形が生じる場合に、曲が
りの腹側の部分で管部材どうしが離れるように応力が作
用することによる変形に対して、この曲がりの腹側の部
分に配置された補強材が、この変形を抑制するように機
能する。このため、管体に発生するひずみを小さくする
ことができ、荷重が負荷された場合に破壊にいたる危険
性を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の管体構造を示す一部切欠
正面図である。
【図2】図1に示された部分の横断面図である。
【図3】従来の構造の管体の製造方法を説明するための
図である。
【図4】図3の次の段階を示す図である。
【図5】図4の管体に荷重が負荷されたときの状態を示
す横断面図である。
【図6】図5の荷重による変形を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
3 管部材 4 管部材 5 曲管 9 腹側の部分 12 積層部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ端面が斜め向きに形成された一
    方の管部材と他方の管部材との前記斜め向きの端面どう
    しが突き合わせ接合されることで、所定の曲げ角度に形
    成された管体において、曲がりの腹側の部分に補強材が
    配置されていることを特徴とする管体構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121062A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Kubota Corp Frpm管の接合構造
JP2006283932A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Kurimoto Kasei Kogyo Kk 曲管
JP2022159564A (ja) * 2020-07-20 2022-10-17 積水化学工業株式会社 管構造

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