JP2002114272A - 食品容器 - Google Patents

食品容器

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JP2002114272A
JP2002114272A JP2000309273A JP2000309273A JP2002114272A JP 2002114272 A JP2002114272 A JP 2002114272A JP 2000309273 A JP2000309273 A JP 2000309273A JP 2000309273 A JP2000309273 A JP 2000309273A JP 2002114272 A JP2002114272 A JP 2002114272A
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JP
Japan
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container
outer container
partition
food
pattern
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Application number
JP2000309273A
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Toshiyuki Terakura
敏行 寺倉
Hiroshi Nakajima
弘視 中島
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AZUMI SANGYO KK
Original Assignee
AZUMI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 絵柄の雰囲気を楽しみながら食事ができ、廉
価で洗浄も容易な食品容器であって、しかも複数種の中
仕切から、メニューに合った中仕切を選択的に使用する
ことで、目先の変わった新鮮味のある弁当にすることが
できる食品容器の提供を目的とする。 【解決手段】 外容器2と、この外容器内に装着される
中仕切3とから構成される食品容器1であって、外容器
は、フラットな底部5と側壁6とからなる箱形に形成さ
れ、内側面8に絵柄9が施されており、中仕切は、透明
あるいは透光性を有する合成樹脂製シートに食品を収容
するための複数の凹状の容器部10が形成され、この中
仕切が外容器内に装着されることで、外容器内に外容器
の内側面に施した絵柄が透視できる複数の容器部が設け
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給食や仕出し用の
弁当に使用される食品容器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、給食や仕出し用の弁当に使用
される食品容器としては、例えば、実開昭59−169
721号公報に記載されているように、耐久性を有し繰
り返し使用できる素材を底部がフラットで仕切りの無い
箱形に形成した外容器と、樹脂シートに複数の凹部を形
成し前記外容器内に装着可能に形成した使い捨ての内容
器から構成したものがあり、このような食品容器の場
合、内容器の凹部に惣菜等の食品を盛り付けることか
ら、外容器の汚れが少なく、洗浄が容易となり作業の能
率化が図れるとされている。
【0003】また、この種の食品容器は、一般的にはポ
リプロピレンあるいはABSなどの合成樹脂を比較的厚
めに形成した外容器と、ポリプロピレンあるいはポリス
チロールなどの合成樹脂製シート材を成形加工した内容
器からなり、外容器は単色で、内容器はポリプロピレン
のシートの場合は白色あるいは乳白色、ポリスチロール
の場合は白色あるいは透明のものが多い。
【0004】一方、実開昭61−22730号公報に
は、色柄の異なる複数の外容器と、同じく色柄の異なる
複数の内容器を備え、冠婚葬祭などの使用目的に合わせ
て組み合わせたり、メニューによって容器の色柄を区分
けることができるようにした発泡スチロール製の使い捨
て包装容器が記載されている。
【0005】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、前記実開昭5
9−169721号公報に記載の食品容器は、外容器が
単色であって、内容器が透明、乳白色あるいは白色であ
ることから、色合いに味気がなく、食事が楽しめるよう
な雰囲気をかもしだす食品容器ではなかった。
【0006】また、内容器の仕切りにバリエーションが
ないことから、ご飯や主惣菜、付け合わせ、漬物などの
料理の配置がいつも同じになるので、メニューを替えて
もかわりばえのしない弁当になり、さらに、毎日の給食
弁当の場合、コストや手間を考慮してメニューを決める
ことから、どうしても同じような食材が繰り返し使用さ
れるので、毎回同じ容器を使用していると、おのずから
新鮮味に欠ける弁当になることは避けられなかった。
【0007】一方、実開昭61−22730号の容器
は、外容器及び内容器の何れにも色柄を施したものであ
ることから、豪華さは表現できるが容器の単価が高くな
るので、毎日供される給食弁当などの容器としての使用
には適していなかった。
【0008】
【課題を解決する手段】本発明は、従来における食品容
器の課題点を解決し、絵柄の雰囲気を楽しみながら食事
ができ、廉価で洗浄も容易な食品容器であって、しかも
複数種の中仕切から、メニューに合った中仕切を選択的
に使用することで、目先の変わった新鮮味のある弁当に
することのできる食品容器の提供を目的とするものであ
る。
【0009】本発明に係る食品容器は、外容器と、この
外容器内に装着される中仕切とから構成される食品容器
であって、前記外容器は、フラットな底部と側壁とから
なる箱形に形成され、内側面に絵柄が施されており、前
記中仕切は、透明あるいは透光性を有する合成樹脂製シ
ートに食品を収容するための複数の凹状の容器部が形成
され、この中仕切が外容器内に装着されることで、外容
器内に外容器の内側面に施した絵柄が透視できる複数の
容器部が設けられることを特徴とする。
【0010】また、中仕切は、合成樹脂製シートに形成
した複数の容器部の開口部に隣接する上面縁部に、彩色
もしくは絵柄を施して、夫々の容器部の開口部を前記彩
色もしくは絵柄により区画し、この中仕切を外容器内に
装着した際に、各容器部を通して外容器の内側面の絵柄
が透視されるようになっていることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に係る食品容器の構成を図
面に示す実施形態により説明すると、図1及び図2に示
すように、食品容器1は、外容器2と、この外容器2内
に装着される中仕切3とから構成され、この食品容器1
に食品を詰めて配膳する場合は、外容器2に蓋4が被せ
られるようになっている。
【0012】前記外容器2は、例えば、ポリプロピレン
あるいはABSなどの耐久性のある合成樹脂からなり、
矩形状のフラットな底面5の周縁部に側壁6を設けた仕
切りのない箱形に形成されている。
【0013】また、この外容器2は、側壁6の上縁部内
側に、中仕切3の周縁部3aを下方から支持する段部7
が形成されていると共に、この段部7より下の外容器2
の内側面8全体に一色または複数色からなる絵柄9が施
されており、この絵柄9を、例えば、染め付けや赤絵な
どの陶磁器模様にすることで陶磁器風の雰囲気が出るよ
うになっている。
【0014】一方、中仕切3は、例えば、ポリスチレン
もしくはポリプロピレンなどの透明な合成樹脂製シート
に、惣菜などの食品を収容するための複数の凹状の容器
部10を形成したものであって、図3に示すように、こ
の中仕切3が外容器2内に装着されることで、外容器2
内に外容器2の内側面8に施した絵柄9が透視できる複
数の容器部10が設けられることになり、外容器2に施
した絵柄9の雰囲気が中仕切3を通してそのまま伝わ
り、絵柄9を楽しみながら食事することができるように
なっている。
【0015】また、図4に示すように、中仕切3は、合
成樹脂製シートに形成した複数の容器部10の開口部1
1に接するシートの上面縁部12に、彩色もしくは絵柄
を施して、夫々の容器部10の開口部11を前記彩色も
しくは絵柄により区画し、この中仕切3を外容器2内に
装着した際に、各開口部11の形状に応じた容器部10
を通して外容器2の内側面に施した絵柄9が透視される
ようにしたので、絵柄9の施された個々の容易部10内
に食品が入っているかのように見えて見栄えがよくな
り、また、容器部10の位置が見え易くなることから、
容器部10に食品を仕分けすることが容易になる。
【0016】なお、この中仕切3に使用されるポリスチ
レンもしくはポリプロピレンの合成樹脂製シートは熱成
形性に優れ、シート状のものをバキューム成形等により
引張して凹状の各容器部10を形成したものであること
から、容器部10が形成されていない中仕切3の周縁部
3a及び上面縁部12は容器部10を形成した部分より
厚く強度がある。従って、中仕切3を外容器2内に装着
して外容器2の段部7上面に周縁部3aが載置された際
に、中仕切3は段部7と段部7周縁の側壁6によって動
きが規制されるので、中仕切3の容器部10に食品を収
容して運搬する時に、中仕切3が傾斜や振動によりずれ
たり崩れたりしないようになっている。
【0017】さらに、本発明の食品容器1は図5に示す
ように、合成樹脂製シートに、数、形状、位置、彩色も
しくは絵柄の有無などにおいて夫々異なる容器部10を
設けた複数種の中仕切3を形成することで、弁当のメニ
ューに合わせて中仕切3を選択することができ、日々異
なる形状の中仕切3に食品を詰め合わせることで、同じ
ような食品であっても、視覚的印象の異なる、目先の変
わった新鮮味のある弁当にすることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る食品容器は、外容器が、底
部をフラットにした箱形の内側面に絵柄を設けた繰り返
し使用される容器であり、中仕切が、透明もしくは透光
性を有するシートに凹状の容器部を形成した使い捨てで
コストのかからない容器になっている。従って、前記中
仕切の容器部を通して外容器の内側に設けた絵柄を見る
ことができるので、食事をしながら絵柄の雰囲気を楽し
める見栄えのよい弁当を廉価に提供することができる。
【0019】さらに、中仕切は、容器部の形状などで異
なる複数種類のものが揃えられているので、これらの複
数種類の中仕切をメニューによって選択的に使用すれ
ば、中仕切の形状の相違により盛り付けた料理の印象が
かなり変わることから、日々目先の変わった新鮮味のあ
る弁当を提供することができるなど、種々の利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食品容器の斜視説明図。
【図2】図1に示す食品容器に被蓋した状態の要部断面
説明図。
【図3】外容器に中仕切を装着した状態を示す説明図。
【図4】外容器に別の形態の中仕切を装着した状態を示
す説明図。
【図5】中仕切のさらに別の形態を示す平面説明図。
【符号の説明】
1 食品容器、 2 外容器、 3 中仕切、 4 蓋、 5 底面、 6 側壁、 7 段部、 8 内側面、 9 絵柄、 10 容器部、 11 開口部、 12 上面縁部、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外容器と、この外容器内に装着される中仕
    切とから構成される食品容器であって、 前記外容器は、フラットな底部と側壁とからなる箱形に
    形成され、内側面に絵柄が施されており、 前記中仕切は、透明あるいは透光性を有する合成樹脂製
    シートに食品を収容するための複数の凹状の容器部が形
    成され、この中仕切が外容器内に装着されることで、外
    容器内に外容器の内側面に施した絵柄が透視できる複数
    の容器部が設けられることを特徴とする食品容器。
  2. 【請求項2】中仕切は、合成樹脂製シートに形成した複
    数の容器部の開口部に隣接する上面縁部に、彩色もしく
    は絵柄を施して、夫々の容器部の開口部を前記彩色もし
    くは絵柄により区画し、この中仕切を外容器内に装着し
    た際に、開口部が区画された各容器部を通して外容器の
    内側面の絵柄が透視されるようになっている請求項1に
    記載の食品容器。
JP2000309273A 2000-10-10 2000-10-10 食品容器 Pending JP2002114272A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006263142A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Sanshin Kako Kk 弁当箱
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