JP2003012014A - 使い捨て調理食品用容器の蓋体構造 - Google Patents

使い捨て調理食品用容器の蓋体構造

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JP2003012014A
JP2003012014A JP2001199751A JP2001199751A JP2003012014A JP 2003012014 A JP2003012014 A JP 2003012014A JP 2001199751 A JP2001199751 A JP 2001199751A JP 2001199751 A JP2001199751 A JP 2001199751A JP 2003012014 A JP2003012014 A JP 2003012014A
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Shogo Aratake
省吾 荒武
Shoji Matsuda
昭二 松田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い捨て調理食品用容器本体の収容スペース
の無駄を生じさせることなく、使い勝手の良い小皿類を
設けることができる調理食品用容器の蓋体構造を提供す
る。 【解決手段】 容器本体1に装着される透明なプラスチ
ック製の蓋体2の中央部の凸状部位に内部が窪んだ円形
の中皿(皿部)3を形成すると共に、蓋体2の周辺部の
凸状部位に内部が窪んだ円形の小皿(皿部)4を形成す
ると共に、各小皿4、中皿3の外周に切れ目5及び6を
形成し、切れ目5及び6に沿って切り離すことで、中皿
3、小皿4を蓋体2から分離して、別体の取り皿として
使用する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、調理食品を収容す
るために使用されるプラスチック等で作られた使い捨て
の盛付け皿、寿司桶、持ち帰り弁当容器等の蓋体の一部
を小皿として利用できる蓋体の構造に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】従来、調理食品が収容される使い捨て容
器、例えば、スーパーマーケットや持ち帰り弁当店、コ
ンビニエンスストア等で販売されているオードブル盛付
け皿や寿司桶、弁当容器類は、一般にプラスチック製
で、調理品が収容される容器本体と、この容器本体の上
部を被う蓋体とからなっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な使い捨ての大皿容器を用いて多人数で食事する場合、
取り皿等の小皿類が必要になるが、とくに野外で食事す
る場合は、使い捨ての小皿等を別途購入しなければなら
ないというような不便さがあった。また、所望する食品
のみにソース等の調味料を添加したいとき、それ以外の
おかずにも調味料がかかってしまうようなことがある
が、このような問題は容器と別体の調味料入れ皿や取り
皿があれば解決できる。 【0004】そこで、このような食品用容器と一体的に
小皿部を設けたものがいくつか考案されている。例え
ば、実用新案登録第3027667号公報には、容器本
体の隅部に切離可能な小皿部を設けたものが記載されて
いる。また、実開平5−28224号公報では、容器の
蓋の裏を皿状に凹ませることが提案されている。 【0005】しかしながら、容器本体に小皿を設けるも
のでは、調理品収容スペースの無駄が生じる。また、蓋
と一体に設けた凹部を小皿として使用するには、蓋体全
体を口元まで移動させたりしなければならず、使い勝手
が悪い。本発明は上記のような従来技術の課題に鑑みて
なされたもので、使い捨て調理食品用容器本体の収容ス
ペースの無駄を生じさせることなく、使い勝手の良い小
皿類を設けることができる調理食品用容器の蓋体構造を
提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】このため本発明では、使
い捨て調理食品用容器の蓋体において、該蓋体に切離可
能な小皿部を一体的に設けたことを特徴とする。 【0007】本発明の調理食品用容器は、食品が入れら
れる容器本体と、容器本体の上部を被う蓋体とからなっ
ている。容器本体には、肉、魚、野菜等の各種調理食
品、寿司・パスタなどのご飯類や麺類、果物、菓子類な
どの食品が収容される。そして、蓋体の適所に小皿部を
設ける。この小皿部の形成箇所は特に限定されず、蓋体
の中央部または隅角部など任意に設定できる。この場
合、蓋体の表面若しくは裏面に直接窪みを設けてこれを
皿部としても良いが、好ましくは蓋体に突起を設けてこ
れに凹みを形成して皿部とするのが良い。 【0008】小皿部は単数又は複数設けることができ、
複数の場合は、各小皿部間に間隔をあけるか否かは問わ
ない。小皿部の周りには、ミシン目状の小孔からなる切
れ目を形成する。この切れ目は、小皿部の切り取り線及
び通気孔の役割を果たす。使用者が、切れ目に沿って小
皿部を蓋体から切り離すことで、切り離した小皿部を別
体の取り皿として使用できる。この取り皿は、例えば、
醤油、ソース、マヨネーズ、ドレッシング、塩、ワサビ
などの調味料入れとしても使用できる 【0009】本発明では、蓋体に刻設された切れ目に沿
って小皿部を蓋体から分離することで、使い勝手の取り
皿として利用できる。例えば、この取り皿を寿司用の醤
油入れとして使用することができる。また、容器本体内
の調理食品、例えば、魚のフライのみを小皿に取り出し
て使用することもできる。この場合、単体の取り皿とし
て口元まで運ぶことができる。さらに、切れ目は通気用
小孔として機能し調理食品対する通気性が確保され食品
衛生面からも好ましいものとなる。 【0010】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の態様を図面
に示す実施例について説明する。図1は本発明に係る一
実施例である調理食品用容器(大皿容器)を示す斜視
図、図2は図1の平面図、図3は図2のA−A線断面
図、図4は調理食品用容器(大皿容器)から小皿部を切
離した状態を示す斜視図、図5は本発明の他の実施例で
ある弁当用容器を示す斜視図、図6は図5の平面図、図
7は図6のB−B線断面図、図8は図5の弁当用容器か
ら小皿部を切離した状態を示す斜視図、図9は本発明の
他実施例である弁当用容器を示す斜視図、図10は図9
の弁当用容器から小皿部を切離した状態を示す斜視図で
ある。 【0011】 【実施例1】この実施例は、オードブル等を収容する使
い捨て調理食品用容器(大皿容器)の容器本体を被うプ
ラスチック製蓋体に大きさの異なる複数の円形の小皿部
を設け、小皿部の周囲に切れ目を刻設し、必要に応じて
切れ目に沿って小皿部を蓋体から切離可能に構成したも
のである。 【0012】図1において、1は、スーパーマーケット
等で調理食品を収容して販売するための調理食品用容器
(以下、大皿容器という)の使い捨て容器本体で、プラ
スチック素材により上方が開放された円形状に形成され
ている。容器本体1には、肉、魚、野菜等の各種調理食
品、寿司・パスタなどのご飯類や麺類、果物、菓子類な
どの食品が収容される。容器本体1には、透明なプラス
チック製の蓋体2が着脱自在に装着されおり、蓋体2の
中央部の凸状部位には、図2に示すように、内部が窪ん
だ円形の中皿(皿部)3が形成されると共に、蓋体2の
周辺部の凸状部位には、内部が窪んだ円形の小皿(皿
部)4が4個形成されている。尚、各皿部の高さ(皿の
深さ)寸法は、全て等しくされているが、各々の高さ寸
法は互いに異ならせても構わない。 【0013】4個の小皿4は、中皿3の周囲に等間隔を
置いて形成され、小皿4の径寸法は、中皿3の径寸法の
約3分の1から4分の3の大きさに設定されている。こ
れら各小皿4及び中皿3の外周周辺には、それらの径寸
法に対応する円形の切れ目6及び切れ目5が刻設されて
いる。この切れ目6、5は、点状に並ぶ小さな通気用小
穴としても機能し、使用者は切れ目6、5に沿って手で
簡単に切断分離できるようになっている。これにより、
必要に応じて切れ目5、6に沿って切断することで、中
皿3、小皿4を蓋体2から分離して使用することができ
る。 【0014】この大皿容器では、図4に示すように、蓋
体2の切れ目5、6にて中皿3、小皿4を蓋体2から切
り離すことで、独立した単体の中皿3、小皿4として使
用できる。したがって、例えば単体の中皿3、小皿4に
醤油やドレッシング、ソース等の調味料を入れ、この調
味料に寿司、刺し身、野菜、フライ等を付けて食すこと
ができる。また必要により、容器本体1内の希望の調理
食品の一部のみを中皿3、小皿4に取り出し、これを口
元まで運んで食べることができる。また切れ目5、6
は、容器本体1内の食品に対する通気孔として機能する
ので、別途蓋体2に通気孔を設ける必要がない。 【0015】 【実施例2】本実施例は、矩形の麺類用容器本体の蓋体
の中央部に、矩形のつゆ入れを一個設け、つゆ入れの周
囲周に切れ目を形成し、切れ目に沿ってつゆ入れを蓋体
から分離して使用できるようにしたものである。 【0016】図5及び図6において、容器本体11は、
プラスチック素材により平面矩形状に形成され、容器本
体11の中には、図7に示すように、そば等の麺類16
と、図示しない薬味等が収容されている。容器本体11
の上部には、矩形の透明樹脂製蓋体12が着脱自在に装
着されている。蓋体12表面の中央部は凸状に形成さ
れ、凸状部には内部が窪んだ矩形のつゆ入れ13が形成
されている。尚、図7に示すように、この矩形窪みは袋
入りのつゆ14を予め収納するスペースとしても利用で
きる。 【0017】つゆ入れ13の外周には矩形の切れ目15
が形成され、使用者は切れ目15に沿って手で切断分離
できるようになっている。これにより、必要に応じて切
れ目15に沿って切断することで、つゆ入れ13を蓋体
12から分離して、単体のつゆ入れ13として使用でき
る。したがって、別体のつゆ入れ13につゆ14を入
れ、このつゆ14にそば等の麺類16を付けて食すこと
ができる。 【0018】 【実施例3】本実施例は、弁当用容器本体を被う蓋体
に、比較的大き目の縦長の取り皿を2個設け、この取り
皿の周囲に形成した切れ目に沿って、各取り皿を蓋体か
ら分離使用するようにしたものである。 【0019】図9において、容器本体21は、断熱性発
泡スチロールを素材として平面矩形状に形成され、容器
本体21の中には、2人分以上の量の調理食品(例え
ば、カツ丼)が収容される。容器本体21の上部には、
矩形のプラスチック製蓋体22が着脱自在に装着されて
いる。蓋体22の表側中央部には比較的大き目の矩形の
取り皿23が2個形成されている。 【0020】取り皿23の外周囲には矩形の切れ目25
が形成され、使用者は、図10に示すように、切れ目2
5に沿って手で切断分離できるようになっている。これ
により、食事する際に切れ目25に沿って取り皿23を
蓋体22から分離することで、別体の取り皿23として
自由に使用し、かつ丼を各人適当量だけ取って食すこと
ができる。尚、本実施例は、カツ丼の他にも、たこや
き、お好み焼き、スパゲティー等の料理を入れるのに好
適である。これは、野外などでたこやき等を比較的少人
数で小分けして食する際に便利である。 【0021】以上、各実施例について説明したが、本発
明は種々の応用変形例が可能である。例えば、蓋体の立
体形状によっては、蓋体の側面に皿部を形成することも
可能である。 【0022】 【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、使い捨て
調理食品用容器本体の収容スペースの無駄を生じさせる
ことなく、使い勝手の良い小皿類を設けることができる
という優れた効果がある。また、小皿切離用の切れ目は
容器本体に収容された食物に対する通気用小穴として機
能し、別途蓋体に通気用小穴を設ける必要がないという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る一実施例である調理食品用容器
(大皿容器)を示す斜視図である。 【図2】図1の平面図である。 【図3】図2のA−A線断面図である。 【図4】調理食品用容器(大皿容器)から小皿部を切離
した状態を示す斜視図である。 【図5】本発明の他の実施例である麺類用容器を示す斜
視図である。 【図6】図5の平面図である。 【図7】図6のB−B線断面図である。 【図8】図5の麺類用容器からつゆ入れ部を切離した状
態を示す斜視図である。 【図9】本発明の他実施例である弁当用容器を示す斜視
図である。 【図10】図9の弁当用容器から小皿部を切離した状態
を示す斜視図である。 【符号の説明】 1 容器本体(大皿容器) 2 蓋体 3 中皿(小皿部) 4 小皿(小皿部) 5 切れ目 6 切れ目 11 容器本体(麺類用容器) 12 蓋体 13 つゆ入れ(小皿部) 14 つゆ 15 切れ目 16 麺 21 容器本体(弁当用容器) 22 蓋体 23 矩形皿(小皿部) 25 切れ目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒武 省吾 宮崎県南那珂郡北郷町大字郷之原乙2257番 地1 (72)発明者 松田 昭二 宮崎県南那珂郡北郷町大字郷之原甲3640番 地1 Fターム(参考) 3E084 AA05 AA12 AA14 AA24 AB10 BA01 CA01 CA03 CC03 DA01 DA03 DB13 DC03 FA09 FC01 GA08 GB12 JA20

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 使い捨て調理食品用容器の蓋体におい
    て、該蓋体に切離可能な小皿部を一体的に設けたことを
    特徴とする使い捨て調理食品用容器の蓋体構造。
JP2001199751A 2001-06-29 2001-06-29 使い捨て調理食品用容器の蓋体構造 Pending JP2003012014A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100689265B1 (ko) * 2006-01-20 2007-03-09 이양희 조리용기 뚜껑
KR100699706B1 (ko) 2005-04-16 2007-03-26 이양희 조리용기용 분할 뚜껑
KR100710593B1 (ko) 2006-03-02 2007-05-04 이양희 조리용기용 분할 뚜껑

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100699706B1 (ko) 2005-04-16 2007-03-26 이양희 조리용기용 분할 뚜껑
KR100689265B1 (ko) * 2006-01-20 2007-03-09 이양희 조리용기 뚜껑
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