JP2546569Y2 - 料理とその料理の弁当 - Google Patents

料理とその料理の弁当

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JP2546569Y2
JP2546569Y2 JP1991011423U JP1142391U JP2546569Y2 JP 2546569 Y2 JP2546569 Y2 JP 2546569Y2 JP 1991011423 U JP1991011423 U JP 1991011423U JP 1142391 U JP1142391 U JP 1142391U JP 2546569 Y2 JP2546569 Y2 JP 2546569Y2
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akashiyaki
rice
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cooked rice
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伸孝 四井
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伸孝 四井
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  • Cereal-Derived Products (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この出願の考案は、料理及びその
料理の弁当に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の子供や若い女性に人気のある食べ
物の一つとして、明石焼き(主材料となる卵に少量の小
麦粉及びデンプン等を加えて溶き上げたものを小径の球
状に焼上げてあり、その内部に蛸の切身を有するもの・
・・主として関西方面で販売されている)が挙げられ、
このものは、主として、昆布や鰹等から成る出汁に浸す
ようにして食され、卵の風味と出汁との関係で美味しく
食べることができる。
【0003】他方、昔からの食べ物として、季節の折々
の野菜等を細かく切って調味したものを御飯に混ぜて炊
き上げて成る加薬飯(五目飯ともいう)があり、このも
のでは、単なる御飯だけのものと相違して数種の野菜等
の味が楽しめる。上記した二つの料理にはそれぞれの味
わいがあり、これらを組合わせることにより新たな味わ
いの創作が可能である。
【0004】しかしながら、単純に組合わせただけで
は、前記明石焼きと加薬飯とが単独で有する味の単なる
寄せ集めにすぎない。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】そこで、この出願の考
案では、明石焼きと加薬飯が単独でもっている味の寄せ
集め以上の味わいを有する料理を提供することを課題と
し、更には、この料理を所謂持帰り弁当として市販した
場合において、多少時間が経過しても温かい状態を維持
できる弁当を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1記載
の考案では、料理に関して、容器内の下部に加薬飯を収
容すると共にこの加薬飯の上に複数の明石焼きを載せて
成り、前記明石焼きを介して加薬飯に注ぎこまれた出汁
が容器内に溜まっているものとしている。又、請求項2
記載の考案では、上記請求項1記載の考案に関して、薬
味を明石焼きの上部に載せてあるものとしている。
【0007】他方、請求項3記載の考案では、弁当に関
して、断熱機能を有する容器内の下部に、加薬飯を収容
すると共にこの加薬飯の上に複数の明石焼きを載せて構
成している。そして、請求項4記載の考案では、上記請
求項3記載の考案に関して、薬味を明石焼きの上に載せ
てあるものとしている。
【0008】更に、請求項5記載の考案では、上記した
請求項3又は4記載の考案に関して、明石焼きを介して
加薬飯に注ぎこまれる出汁を収容した容器を具備させて
いる。
【0009】
【作用】上述のような手段を採用した結果、この出願の
考案は次の作用を有する。 (請求項1及び2の考案の作用) 明石焼きは加薬飯の上に載せてあり、出汁は前記明石焼
きにかけるようにして注ぎこまれているから、加薬飯に
溜まっている出汁は、卵やその他明石焼きに使用した調
味料の風味を有するものとなっており、その結果、加薬
飯と明石焼きのそれぞれが有する味の単なる総和以上の
味わいが、これらの相乗効果により生じる。
【0010】尚、明石焼きの上に薬味を載せてある場
合、更に味わいが深まることとなる。 (請求項3〜5記載の考案の作用) 加薬飯の各飯粒間に気泡が形成されており、且つ飯粒自
体が小さいことから、冷えやすく、他方、明石焼きは比
較的大きいことから冷えにくい。そして、このもので
は、明石焼きが加薬飯の上に載せてあることから、加薬
飯は冷えにくい明石焼きに保温されることとなり、全体
として料理は冷めにくいものとなる。
【0011】又、味わいについては、請求項1及び2記
載の考案のものと同様に相乗効果を有するものとなる。
【0012】
【実施例】以下、この出願の考案の構成を実施例として
示した図面に従って説明する。 (実施例1) この実施例のものは、図1に示すように、所謂丼鉢D内
の下部に加薬飯1を収容させ、この加薬飯1の上に十個
の明石焼き2を一段で配列させると共に前記明石焼き2
の上に薬味3を載せて成るもので、食する際に、明石焼
き2を介して加薬飯1に出汁4を注込むようにしている
(図1は出汁4を注込んだ状態のものを示している)。
【0013】上記した加薬飯1は、細かく切って調味し
たニンジン等の野菜やコンニャクを米に混ぜて炊き上げ
たもので、丼鉢Dの内容積の1/3程度をしめる程度に
盛られている。そして、一般的な加薬飯2に混ぜてある
肉や魚類については、あっさりとした味にする為に使用
されていない。明石焼き2は、主材料となる卵に少量の
小麦粉、デンプン、食塩及び出汁を加えて溶くと共に蛸
の切り身を入れて約40mm程度の球状に焼上げたものであ
り、焼き上がり状態では前記蛸の切り身は内部に収容さ
れた状態となっている。
【0014】薬味3は、三つ葉、紅生姜、七味及び粉の
り等が使用されており、料理の味を引き立たせている。
出汁4は、昆布や鰹ダシに食塩等を加えてつくってあ
り、美味しく食する為に上記した明石焼き2が十分に浸
かる程度まで注込んである。したがって、上記したよう
に出汁4が注込まれた状態では、作用・効果の欄に記載
したように、加薬飯2と明石焼き2のそれぞれが有する
味の単なる総和以上の味わいがこれらの相乗効果により
生じることとなり、従来の丼物以上に美味しく食するこ
とができることとなる。 (実施例2) この実施例のものは、加薬飯1、明石焼き2、薬味3及
び出汁4の材料、並びにこれらの盛付けについては上記
実施例1のものと同様に構成してあるが、所謂持帰り弁
当とする為、丼鉢D(蓋dを有する)を保温機能を有す
る発砲スチロールで形成すると共に、出汁4を丼鉢Dと
別の合成樹脂製の容器5に収容させてある。
【0015】このものでは、作用・効果の欄に記載した
ように、加薬飯1及び明石焼き2は前記丼鉢Dで保温さ
れていると共に比較的冷えやすい加薬飯1は冷えにくい
明石焼き2によって保温されることとなるから、全体と
して料理は冷めにくいものとなる(実際にテストしてみ
たところ1〜2時間程度なら温かい状態で食することが
できた)。そして、もし料理が冷えていた場合には、購
入者は出汁4を温めた後それを料理に注ぎ込むようにす
れば温かくて美味しい料理を食することができる。
【0016】尚、上記した実施例のものでは、料理自体
をあっさりしたものとする為、加薬飯1に肉・魚類を使
用しなかったが、好みに応じて使用するようにしてもよ
い。又、薬味についても上記種類のものに限らず好みに
応じて使用するようにしてもよい。
【0017】
【考案の効果】この出願の発明は、上述の如くの構成を
有するものであるから、次の効果を有する。 (請求項1及び2の考案の効果) 明石焼きと加薬飯が単独でもっている味の寄せ集め以上
の味わいを有する料理が提供できた。 (請求項3〜5記載の考案の効果) この料理を所謂持帰り弁当として市販した場合におい
て、多少時間が経過しても、容器自体の保温機能ととも
に料理自体にも保温機能があるから、購入者は温かい状
態で食することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の実施例1の料理の断面斜視図。
【図2】この出願の実施例2の弁当の断面図。
【符号の説明】
1 加薬飯 2 明石焼き 3 薬味 4 出汁

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内の下部に加薬飯を収容すると共に
    この加薬飯の上に複数の明石焼きを載せて成り、前記明
    石焼きを介して加薬飯に注ぎこまれた出汁が容器内に溜
    まっていることを特徴とする料理。
  2. 【請求項2】 薬味を明石焼きの上部に載せてあること
    を特徴とする請求項1記載の料理。
  3. 【請求項3】 断熱機能を有する容器内の下部に、加薬
    飯を収容すると共にこの加薬飯の上に複数の明石焼きを
    載せて成る弁当。
  4. 【請求項4】 薬味を明石焼きの上に載せてあることを
    特徴とする請求項3記載の弁当。
  5. 【請求項5】 明石焼きを介して加薬飯に注ぎこまれる
    出汁を収容した容器を具備させたことを特徴とする請求
    項3又は4記載の弁当。
JP1991011423U 1991-03-05 1991-03-05 料理とその料理の弁当 Expired - Fee Related JP2546569Y2 (ja)

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