JP3132979U - 即席具入り固形食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】水のみの添加加熱で短時間で出来上がる煮込み料理の素の提供。
【解決手段】細かく切った野菜・肉を加熱調理し、それを調味ルーと混合して固形に固める。該野菜がでんぷん質ものである場合は、ゆでてからマッシュ状態につぶし、加熱調理した他の野菜・肉に混合後再度加熱調理し、それを調味ルーと混合して固形に固める。さらに固形食品を1人分ごとに分割あるいは1人分を複数に分割したものの複数個数をトレーに収納し、そのトレーの下部に1人分調理用の水分量に合致した容量からなる1人分水分計量トレーを配するあるいは固形食品を1人分ごとに分割あるいは1人分を複数に分割したものの複数個数を個別包装して水分計量トレー内に収納する。
【選択図】図2

Description

本考案は、調理に時間がかかる料理についての半加工食品に関するものであり、水分を加えて加熱するあるいはそのまま他の材料に調味料として添加できる簡単即席具入り固形料理の素に関する。
従来、例えばカレーやシチュウ、ハヤシライスのような煮込み食品については、あらかじめルーを作っておき、次に野菜の皮をむき、炒めた具に適量の水を加えて暫く煮込み、その後先程作っておいたルーを加えてさらに煮込むという工程が必要となり、材料が十分に軟らかくなるまでには相当の時間を必要とする。また、このルーを作る時間の節約のため、あるいはルーの作成が困難なため、固形の調理済みのルーが販売されており、これを利用して上記ルー作成の工程を省いているのが一般的な煮込み料理のつくりかたとなる。
このように従来、時間を掛けて作られていた料理を簡単に完成させるために半調理品をご飯等と組み合わせた食品が見られる(例えば特許文献1)。
実公平4−48709号
しかしながら、上記特許文献1に記載されたものは、カレーとご飯がセットされたものであり便利ではあるが、場所をとる上、台所のない登山時などの用途に限定される。また、上記市販のルーを使用した調理の場合は、野菜の皮むきから料理の完成までにはやはり1時間以上の時間を必要とし、即座に料理を食卓に提供することは困難であった。
特に野菜は切り方や炒め方によって煮込み具合がことなり、簡単なようで案外おいしく作るのが難しく、即座に誰でもうまくできる具入り固形食品が望まれていた。
煮込み料理の場合、時間がかかる要因は野菜の下ごしらえと加熱、すなわち野菜の内部にまで熱が浸透するのに時間がかかることにあった。さらにまたレトルト状のものが氾濫しているが、完成品を真空にしてアルミ箔内に閉じ込めているものであり、暖めが必要であり、完成品から水分を除くことなく、そのままアルミの包装体に封じ込めているため、水分を多く含み、旨味が劣るのが問題であった。一般にでんぷん質野菜は、加熱時α澱粉であるものが温度が冷えるに従ってアミロースが溶出し、次第にβ澱粉に変化するため、味覚が低下するのである。
そこで、本考案は、上記問題に鑑みてなされたものであり、固形食品に適量の水分を加え加熱するだけで、出来上がる即席食品を提供するものである。またその容器は2重トレーあるいは水分計量兼用の食品トレーとなっており、計量トレーは、ちょうど1人前分の追加する水分・ごはんを計量できる容量となっているため、追加する水・あるいはごはんを計量するために計量カップを用意する必要がなく、便利である。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の具入り固形食品は、調味料入りのルーに、細かく切った肉・魚あるいは肉・魚のミンチと細かく切った野菜の加熱調理物を混合し、加熱あるいは冷凍固化したことを要旨とする。
また、本考案の即席具入り固形食品において、野菜がでんぷん質ものである場合は、当該野菜をゆでてからマッシュ状態につぶし、加熱調理した他の野菜・肉を加熱調理し、それを調味ルーと混合して固形に固めたことを要旨とする。
さらに、本考案の2重トレー容器入り即席具入り固形食品は該固形食品を1人分ごとに分割あるいは1人分を複数に分割したものの複数個数をトレーに収納し、そのトレーの下部に1人分調理用の水分量に合致した容量からなる1人分水分計量トレーを配したことを要旨とする。
また本考案のトレー容器入り即席具入り固形食品は、固形食品を1人分ごとに分割あるいは1人分を複数に分割したものの複数個数を1人分ごとに個別包装して水分計量トレー内に収納したことを要旨とする。
本考案によれば、必要な人数の料理が水分を加えて加熱するだけで簡単に作れる。計量カップも必要がない。何らの具を加えることなく、じっくり煮込んだ旨味のある食品が提供できる。さらに具については好き嫌いの多い子供や固形物が咀嚼しにくい老人にあっても細かく切って加熱されているため、抵抗なく食することができ好ましい。さらに冷凍すると味覚が非常に落ちる澱粉質野菜については、ゆでて熱いうちにマッシュ状にして加えることで味覚の低下を最大限防止している。
さらに、本食品は容器にも特徴があり、二重あるいは一重のトレーとなっており、計量用のトレーはその中に一杯水を張ると、ちょうど1人前の水容量となるように作られており、手元に計量カップがなくとも追加する水分量が計測できて好ましい。特に同じカレーであっても水分の多いタイプのカレーなど水分量はまちまちであるが、料理の準備においてこのような水分量の表示の細かい説明を確かめることは困難であり、仮に正しく表示おw読めたとしても計量カップのメモリを見間違えて水分量を間違えることも多々おきる。老眼になって正しく見えない人も多い。本考案では料理のタイプに応じた計量トレーが商品ついているため、水分量を確かめたり計量カップの数字の表示を見たりする必要がなく、単にその計量トレーに一杯の水を加えるだけで最適な1人分の料理ができるので便利である。また、ご飯の計量にも使用可能である。
本考案における肉とは牛肉・豚肉・鶏肉・マトン・馬肉・しか肉・魚肉・ソーセージなど問わない。ミンチ状態であるか、細かく切った状態が好ましい。また野菜は澱粉質以外のもの・たまねぎ・にんじん等が好ましく、ジャガイモなど澱粉質を入れる場合は、加熱後直ちにマッシュ状態に加工して加えるのが好ましい。
細かくする程度は1mmから5mm程度が好ましい。
本考案に係る食品用のトレーは料理内容によって異なる大きさのトレーとなる。ルー状の料理といえば、カレー、シチュウ、ハヤシライス、等であるが、同じカレーであってもさらさら状の例えばキーマカレーや一般にとろみのあるカレーもあり、加える水の分量は料理内容により異なるのが一般である。従って本考案の食品は、食品にあった水分を計測できるトレーが固形食品トレー下部に追加で設けられているかあるいは計量トレーそのものが食品トレーを兼ねても良い。
なお、固形化するには加熱処理あるいは冷凍処理が考えられる。
また、1人分の固形食品は一塊でも良いが、水を加えて加熱する場合に短時間で溶けやすくするために、さらに分割して複数個で1人前を形成するようにしても良い。さらに、1人前ごとに完全包装としたものを水計量用トレー内のくぼみに配して一重としても良い。
本考案の第一の実施例(具入りカレーチャーハン)について、図1〜図2を参照しながら説明する。図1は本考案の固形食品の外観図。図2は二重トレー容器入りの本考案の即席固形食品の分解説明図である。
先ずカレールーを作る。なべに溶かせたバター・サラダ油に小麦粉をいためながら混ぜ一般的な方法でカレールーを作る。一方みじん切りにした少量のにんにく,生姜を炒め、さらにニンジン玉ねぎのみじん切りを入れ良く炒める。良く炒まったところへ肉片あるいはミンチを入れて炒める。全部に火が通ればルーを入れてよく混ぜる。材料がルーの内部に均一に行き渡ったところで火をとめ、容器に入れて固化する。あるいはあら熱を取って冷凍する。1人分の材料は以下のとおりである。
肉片あるいはミンチ肉 40g
玉ねぎ 50gから80g
ニンジン 18g
ルー 20g
この固化食品は(1)は、図1に示すように、ルー(2)内には、炒めた野菜あるいは肉片(3)が混在している。容器内においては、図2に示すように、1人前の固形食品(冷凍)が第1トレー(5)に並べられており、第1トレーを包み込むように下部から上面開放の第2トレー(6)が設けられている。この第2トレーは、ちょうど1人分の水(100〜120cc)が計測できる容量に作られている。また、第1トレーは食品を支える程度の強度の弱いものでも良いが、第2トレーは第1トレーに比べて、強度がややしっかりしたものを用いる。
水の計量や後述するようにごはんの計量に使用できる程度の強度があることが好ましい。
以上の構成の本考案の食品を用いて、カレーチャーハンを作る場合の説明を行う。
まず、図2の第1トレーから1人前の1/3の具入り食品(4a)を取り出し、解凍しておく。第2トレー(6)内に材料となるご飯を入れ、1人分のご飯を計量して、サラダ油で軽く炒める。次に解凍した1人前の具入り食品(4a)を炒めたご飯にまぜてさらに炒める。全体にルーがなじんだら出来あがりである。なお、カレーチャーハンを作ったのち、他のものはカレーが食べたい時は実施例2のように第2トレーを活用して追加する水分を計量し、カレーを作ればよい。
本考案の第二の実施例(具入りカレー)について、図3を参照しながら説明する。図3は計量用トレーに1人分個別包装形式の本考案の説明斜視図である。
この実施例ではカレーそのものを作る場合について説明する。図3に示すように、上記実施例1で固形化された固形食品が一塊となって個別包装されている。そして上記実施例のように2重のトレーではなく、1人分計量トレー(6‘)の内部に、個別包装された固形食品が複数個並べて収納されている。まず、この本考案を使用して1人分のカレーを作る場合は、トレーから固形食品(7)を取り出し、次にトレー(6’)を利用して加える水の量を測り、この固形食品とともになべで加熱する。固形食品が完全に溶けてカレーに適したとろみがでてくれば出来上がりである。ご飯を先程の水計量のトレー(6’)で計量してお皿にのせ、出来上がったカレーをかければ完成となる。固形食品を取り出してから最終のカレーができるまでに実に5分程度である。
なお、本実施例においても固形食品のつくりかたは実施例1とほぼ同様であるが、この実施例ではジャガイモを添加している。良く炒まった肉片あるいはミンチ・野菜にジャガイモをゆがいてマッシュ状態にしたものを加え、全部に火が通ればルーを入れてよく混ぜる。材料がルーの内部に均一に行き渡ったところで火をとめ、容器に入れて固化する。1人分の材料は以下のとおりである。
肉片あるいはミンチ肉 40g
玉ねぎ 50gから80g
ニンジン 18g
ジャガイモ(マッシュ) 20g
ルー 30g
水 100cc

実施例2においての固形食品の容器への封入方法は、トレーを1つとし、1人前用の固形食品の塊を個別に合成樹脂の袋(8)で包装している。このようにすることで、一部の人数分のみ使用しても残りの固形食品の品質が保て、しかも水分・ごはん計量用のトレーが商品のトレーも兼ねることができるため、包装が簡素化でき省資源化に役立つ包装とすることができる。このような簡単な半調理品はほかに見当たらない。
なお実施例はカレーで説明したが、カレー以外にシチュウ・ハヤシライスなど具入り野菜・肉とルーからなる食品について使用が可能である。
本考案は、従来なかった、具入り固形食品を提供するものであり、水を加えるあるいはご飯等の炒め物へ調味料として利用でき、容器の工夫で水・ごはんの計量も容易となり、非常に短時間で完成品が提供できるため、産業上の利用可能性を有する。
本考案の固形食品の説明斜視図である。 実施例1の本考案の2重トレー入り即席固形食品の分解説明図である。 実施例2の本考案の1重トレー入り即席固形食品の分解説明図である。
符号の説明
1 具入り固形食品
2 ルー
3 野菜あるいは肉片
4a 分割された1人前具入り固形食品
5 食品用トレー
6 計量用トレー
6’食品用トレー兼用計量用トレー
7 個別包装
8 1人前具入り固形食品

Claims (4)

  1. 細かく切った野菜・肉を加熱調理し、それを調味ルーと混合して固形に固めたことを特徴とする即席具入り固形食品。
  2. 該野菜がでんぷん質ものである場合は、ゆでてからマッシュ状態につぶし、加熱調理した他の野菜・肉に混合後再度加熱調理し、それを調味ルーと混合して固形に固めたことを特徴とする請求項1記載の即席具入り固形食品。
  3. 該請求項1又は2記載の固形食品を1人分ごとに分割あるいは1人分を複数に分割したものの複数個数をトレーに収納し、そのトレーの下部に1人分調理用の水分量に合致した容量からなる1人分水分計量トレーを配したことを特徴とする2重トレー容器入り即席具入り固形食品。
  4. 該請求項1又は2記載の固形食品を1人分ごとに分割あるいは1人分を複数に分割したものの複数個数を個別包装して水分計量トレー内に収納したことを特徴とするトレー容器入り即席具入り固形食品。
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