JP3081969U - 混ぜ物用麺 - Google Patents

混ぜ物用麺

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誰でも、おいしい『そばめし』を簡単にかつ
低価格で作れる混ぜ物用麺を提供する。 【解決手段】 一つの販売パッケージ1内に10mm〜
40mmのそばめし用麺を入れた麺包装用容器5と、味
付け剤としてのそばめし用ソースが入った味付け剤包装
用容器5とを共に入れた構成としてある。この混ぜ物用
麺を買った消費者は、お好みの具材を入れ、軽くフライ
パンで炒めた後、ご飯とそばめし用麺とそばめし用ソー
スを入れ混ぜ合わせ炒めることにより、簡単かつ安価に
そばめしが作れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は混ぜ物用麺に関する。
【0002】
【従来技術】
従来から、即席で食べられる麺類として。熱湯を注ぐだけで食べられるインス タントラーメン、電子レンジ等で温めることにより食べられるようになる冷凍加 工又はチルド加工された麺類が知られている。 一方、近年、『そばめし』と呼ばれるような、麺類とご飯とを混ぜ合わせて炒 めることにより、麺とご飯の両方の食感を組み合わせた冷凍食品が販売されてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般家庭において、『そばめし』のような混ぜ物麺を食べる方法としては、完 成された冷凍食品としての『そばめし』を買ってきて電子レンジ等によって調理 する方法と、家庭で麺とご飯を炒めて『そばめし』を作る方法が考えられる。 しかし、冷凍食品の『そばめし』を買ってくる方法は、調理された完成品を買 うことになるので、一般に価格が高いものとなる。また、結果的に一般家庭に普 通にあるご飯も買うことになるので不経済である。さらに、市販品の『そばめし 』は規格品であるから、各人の好みに合った銘柄を見つけられるとは限らず、ま た、自分又は家族の好みの具を入れたりすることが難しい。
【0004】 一方、消費者が自宅で『そばめし』を作る場合には、適当な麺を用意しなけれ ばならないとともに、ご飯と麺が良く混ざるように麺を短く切らなければならな い面倒さがある。さらに、『そばめし』の味付けは各人が家庭にある調味料で行 わなければならず、市販冷凍食品のようにおいしい『そばめし』を作るためには 、各家庭での工夫、試行錯誤が必要となる。
【0005】 本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、本考案の目的は、上記課題を 解決できる、混ぜ物用麺を提供することにある。 具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。 (a)誰でも、おいしい『そばめし』を簡単にかつ低価格で作れる混ぜ物用麺を提 供する。 (b)麺と混ぜる対象食品に合ったおいしい味付けを簡単に得られる混ぜ物用麺を 提供する。 (c)消費者が、麺と混ぜる対象食品を用意するだけで、短時間でおいしい混ぜ物 を作れる混ぜ物用麺を提供する。 (d)幼児又は子供が食べやすい混ぜ物用麺を提供する。 なお、上記に記載した以外の考案の課題及びその解決手段は、後述する明細書 内の記載において詳しく説明する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案を、例えば、本考案の実施の形態を示す図1から図2に基づいて説明す ると、次のように構成したものである。 第1考案の混ぜ物用麺は、長さが10mm〜40mmの範囲に予め切断された 生タイプ即席麺を包装用容器に入れ、封をしたことを特徴とする。 第2考案の混ぜ物用麺は、長さが10mm〜40mmの範囲に予め切断された 冷凍茹で麺又はチルド茹で麺を包装用容器に入れ、封をしたことを特徴とする。 第3考案の混ぜ物用麺は、通常、麺の長さが100mm以上に調整される、う どん、そば、ラーメン、スパゲティーなどの麺類の生麺であって、その生麺の長 さが10mm〜40mmの範囲に予め切断されたものを包装用容器に入れ、封を したことを特徴とする。
【0007】 第4考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第3考案のいずれか一つに記載の考案に おいて、販売用パッケージ内に前記包装用容器と混ぜ物の味付け剤が共に入れら れていることを特徴とする。 第5考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第4考案のいずれか一つに記載の考案に おいて、前記混ぜ物の味付け剤が炒め物用のソース味付け剤であることを特徴と する。
【0008】 第6考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第5考案のいずれか一つに記載の考案に おいて、混ぜ物用麺に混ぜ合わされる対象食品がご飯であり、前記味付け剤が『 そばめし』用の味付けであることを特徴とする。 第7考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第6考案のいずれか一つに記載の考案に おいて、販売用パッケージ内に前記麺の入った包装用容器と、麺の混ぜ物となる 対象食品が入った包装用容器が共に入れられていることを特徴とする。
【0009】 第8考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第7考案のいずれか一つに記載の考案に おいて、前記販売用パッケージ内に混ぜ物の味付け剤が複数種類入れられている ことを特徴とする。 第9考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第8考案のいずれか一つに記載の考案に おいて、麺に混ぜ合わせることを想定された対象食品が複数であることを前提と して、前記複数種類の味付け剤が、それらの複数の対象商品に合わせて製造され ていることを特徴とする。
【0010】 第10考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第9考案のいずれか一つに記載の考案 において、麺に混ぜ合わせる対象食品の調理方法が複数であることを前提として 、前記複数種類の味付け剤が、それらの複数の対象商品の調理方法に合わせて製 造されていることを特徴とする。 第11考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第10考案において、前記混ぜ物用麺 に、コーヒー、ココア、チョコレート、抹茶のいずれか一つを麺に練り込んだこ とを特徴とする。
【0011】 第12考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第11考案において、前記混ぜ物用麺 に、人参、トマト、キャベツ、オニオン、セロリのいずれか一つを麺に練り込ん だことを特徴とする。 第13考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第12考案において、前記混ぜ物用麺 に、いちご、リンゴ、パイナップル、バナナ、いちじくのいずれか一つを麺に練 り込んだことを特徴とする。 第14考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第13考案において、幼児用又は子供 用の食べ物であることを前記販売用パッケージ又は販売パッケージ内の収容物に 記載したことを特徴とする。
【0012】 第15考案の混ぜ物用麺は、第1考案〜第14考案において、各混ぜ物の作り 方を記載した文章を販売用パッケージ又は販売パッケージ内の収容物に記載した ことを特徴とする。
【0013】 ここで、上記第1考案〜第15考案について、さらに説明する。 前記混ぜ物用麺とは、麺と対象食品とを混ぜ合わせることを目的とした麺をい う。 麺の幅、厚みは適宜、設定できる。幼児は麺などが喉に詰まらせやすく、食べ にくい食品であるが、本考案の混ぜ物用麺であれば安全に食べられる。 麺の長さを上記の範囲にすることにより、スプーン等で食べられる麺を提供で きる。
【0014】 前記対象食品の例としては、米、麦などの穀物類、異なる種類の麺、各種スー プ・汁類などの食品がある。なお、麺と混ぜ合わせることを想定した対象食品は 、販売用パッケージに予め記載しておく場合が一般的であるが、本考案において 、混ぜ合わせる対象食品を消費者自らが自由に選ぶことを除外するものではない 。例えば、本考案の混ぜ物用麺に牛乳をかけて食べる。混ぜ物用麺をスープの具 にする、混ぜ物用麺を味噌汁の具にする、うどんスープで食べること、などが考 えられる。 第1考案〜第15考案に記載された販売用パッケージは、第1考案〜第3考案 に記載されている包装用容器を収容する販売袋である場合や、第1考案〜第3考 案に記載されている包装用容器自体である場合を含む。
【0015】 第1考案で記載した『生タイプ即席麺』としては、 生麺を茹でて短く切断した後、耐熱性のプラスチックフィルム袋に入れて密封 後に加熱殺菌した麺、 似前記プラスチックフィルム袋などの包装容器と茹で麺を別々に殺菌した後、無 菌室で包装容器に茹で麺を入れて密封した麺、 保存性が良くなるようにPH調整し、茹でて短く切断した後、耐熱性のプラス チックフィルム袋に入れて密封後に加熱殺菌した麺、 などが例示できる。 第1考案〜第3考案又は第7考案で記載した『包装用容器』としては、プラス チックフィルム袋、プラスチック容器などが例示できる。
【0016】 第4考案で記載した『混ぜ物の味付け剤』の形態は特に限定されない。例えば 、液体状のものや、粉末状のものでも良い。また、調理方法、例えば、炒める、 蒸す、煮る、焼く、凍らせる、掻き混ぜる、などの方法に応じてその味付け剤の 形態、即ち粉末状、顆粒状、液体状、固形状であるかは適宜、異なってくる。
【0017】 第6考案において、『麺の混ぜ物となる対象食品』とは、例えば、最終的に食 べる食べ物が『そばめし』である場合には販売用パッケージ内に『即席ご飯』が 入れてあり、最終的に食べる食べ物が『そばスープ』である場合には販売用パッ ケージ内に『粉末状又はレトルト食品などの即席スープ』が入れてある場合など である。なお、包装用容器に入れられた対象食品も麺と同じ期間ほど保存性があ り、即席で調理できるが好ましい。
【0018】 第8考案において、販売用パッケージ内に混ぜ物の味付け剤が複数種類入れら れている形態としては、下記の形態が考えられる。 混ぜ物用麺と混ぜ合わされる対象食品が一種類であり、その一種類の対象食 品に使用する味付け剤が複数種類、用意されている。例えば、最終的にできあが る食べ物が『そばめし』である場合に、2種類のソース味の味付け剤を販売用パ ッケージ内に入れるような場合である。 例えば、第9考案に記載されるように、混ぜ物用麺と混ぜ合わされる対象食 品を複数種類であることを想定しており、その複数種類の対象食品それぞれに使 用する味付け剤が用意されている。例えば、最終的にできあがる食べ物が『そば めし』、『そばスープ』である場合に、『そばめし』用の味付け剤、『そばスー プ』用の味付け剤をそれぞれ販売用パッケージ内に入れるような場合である。
【0019】 第10考案において、麺に混ぜ合わせる対象食品の調理方法が複数であるとは 、前記したように、例えば、炒める、蒸す、煮る、焼く、凍らせる、掻き混ぜる 、などである場合をいう。
【0020】 第15考案の一形態としては、各混ぜ物用麺の作り方を記載した文章又は図を 販売用パッケージに印刷する方法や、販売パッケージ内に作り方を記載した説明 書などを入れる場合がある。 第12考案、第13考案における野菜(人参、トマト、キャベツ、オニオン、 セロリ)、フルーツ(いちご、リンゴ、パイナップル、バナナ、いちじく)を麺 に練り込む形態は、生の野菜・フルーツをミキサーで粉砕したものを麺に練り込 む方法や、野菜・フルーツを公知の方法によって粉末状にして練り込む方法など がある。
【0021】
【作用及び効果】
第1考案であれば、長さが10mm〜40mmの範囲に予め切断された麺を包 装用容器に入れ、封がしてあるので、麺を使用するときに、麺を混ぜ合わせる対 象食品と混ぜ合わせやすいように、麺を短く切断する必要がない。したがって、 麺を短く切る手間がはぶけ、調理を簡単にできる。また、前記生タイプ即席麺を 使用しているので、その即席麺に対応した所定の戻し処理を行うことにより、包 装用容器内に入れられた麺を食べられる状態にすることができ、混ぜ物を作る短 い麺を手軽に短時間で得ることができる。
【0022】 第2考案であれば、長さが10mm〜40mmの範囲に予め切断された麺を包 装用容器に入れ、封がしてあるので、麺を使用するときに、麺を混ぜ合わせる対 象食品と混ぜ合わせやすいように、麺を短く切断する必要がない。したがって、 麺を短く切る手間が省け、調理を簡単にできる。また、冷凍茹で麺又はチルド茹 で麺を使用しているので、麺のおいしさを損なわず、必要により電子レンジ等を 用いて解凍処理、加熱処理を施すことにより、すばやく調理でき、かつ麺のおい しさを生かした状態で混ぜ物を作ることができる。
【0023】 第3考案であれば、通常、麺の長さが100mm以上に調整される、うどん、 そば、ラーメン、スパゲティーなどの麺類の生麺であって、その生麺の長さが1 0mm〜40mmの範囲に予め切断されたものを包装用容器に入れ、封をしたの で、普通食べるときは長いものである麺類を短くした生麺を手に入れることがで きる。したがって、うどん、そば、ラーメン、スパゲティーなどの麺類の食感を 有したままで、対象食品と混ぜ合わせるときに混ぜ合わせやすい麺を提供するこ とができる。このような食感は、長さが短いパスタ類である、例えば、マカロニ を対象食品と混ぜ合わせたものとは食感、趣きが異なって新しい食品を提供する ことができる。また、混ぜ物用麺を茹でる前の生麺の状態で封をすることにより 、茹でる等の戻しの手間は必要になるが、新鮮な麺を混ぜ物に使用することがで きる。
【0024】 第4考案であれば、販売用パッケージ内に前記包装用容器と混ぜ物の味付け剤 が共に入れられているので、麺と対象食品との混ぜ物を作る場合に、その混ぜ物 の基本的な味付けは、調理中に混ぜ物味付け剤を入れることにより完了できる。 したがって、基本的な味付けを調理者は考える必要がなく、おいしい混ぜ物を誰 でも簡単に作ることができる。
【0025】 第5考案であれば、前記混ぜ物の味付け剤が炒め物用のソース味なので、麺と 混ぜ合わせ、炒める場合に、炒め物に合致したおいしい混ぜ物を作ることができ る。例えば、本考案を適用した一例によれば、麺と混ぜ合わせる対象食品として ご飯を採用することにより、おいしい『そばめし』を簡単にかつ低価格で作るこ とができる。 第6考案であれば、混ぜ物用麺に混ぜ合わされる対象食品がご飯であり、前記 味付け剤が『そばめし』用の味付けなので、簡単においしい『そばめし』を安価 に作ることができる。
【0026】 第7考案であれば、販売用パッケージ内に前記麺の入った包装用容器と、麺の 混ぜ物となる対象食品が入った包装用容器が共に入っているので、対象食品を用 意する必要がなく、消費者が混ぜ物を簡単に作れる。この場合、市販の冷凍食品 の『そばめし』のような食品に比べて、味付けや、中に入れる具などを消費者が 選択することが可能になり、自分好みの麺混ぜ物を作ることができる利点がある 。 第8考案であれば、前記販売用パッケージ内に混ぜ物の味付け剤が複数種類入 っているので、消費者の好みに応じて複数種類の味付けの混ぜ物を楽しむことが できる。
【0027】 第9考案であれば、麺に混ぜ合わせることを想定された対象食品が複数である ことを前提として、前記複数種類の味付け剤が、それらの複数の対象商品に合わ せて製造されているので、一つの販売用パッケージ内に入った麺を複数の対象商 品と混ぜ合わせて料理することにより、複数種類の混ぜ物を作ることができる。 しかもその場合に前記複数種類の味付け剤が、それらの複数の対象商品に合わせ て製造されているので、製造メーカが選んだ一定以上のおいしい混ぜ物を簡単に 消費者は作ることができる。
【0028】 第10考案であれば、麺に混ぜ合わせる対象食品の調理方法が複数であること を前提として、前記複数種類の味付け剤が、それらの複数の対象商品の調理方法 に合わせて製造されているので、対象食品が同じでも、調理方法が異なることに より、異なる食感の混ぜ物を提供することができる。 第11考案であれば、前記混ぜ物用麺に、コーヒー、ココア、チョコレート、 抹茶のいずれか一つを麺に練り込んだことにより、前記嗜好品の色、香り、味の する混ぜ物用麺を提供することができ、食品の商品価値を高めることができる。 第12考案であれば、前記混ぜ物用麺に、人参、トマト、キャベツ、オニオン 、セロリのいずれか一つを麺に練り込んだことにより、野菜の香り、味のする混 ぜ物用麺を提供することができ、食品の商品価値を高めることができる。
【0029】 第13考案であれば、前記混ぜ物用麺に、いちご、リンゴ、パイナップル、バ ナナ、いちじくのいずれか一つを麺に練り込んだことにより、フルーツの香り、 味のする混ぜ物用麺を提供することができ、食品の商品価値を高めることができ る。 第14考案であれば、混ぜ物用麺を幼児用又は子供用に適した味とし、幼児用 又は子供用の食べ物であることを前記販売用パッケージ又は販売パッケージ内の 収容物に記載することにより、幼児又は子供でもスプーン等で食することができ る食べやすい麺であることをアピールすることができる。
【0030】 第15考案であれば、各混ぜ物の作り方を記載した文章を販売用パッケージ又 は販売パッケージ内の収容物に記載したので、一般の消費者に全く馴染みのない 、対象食品と麺とを混ぜ合わせた混ぜ物であっても、製造メーカがおいしいと思 った混ぜ物の調理方法を見ながら、消費者はその混ぜ物を調理することができる ので、一定のおいしさ以上の混ぜ物を簡単に作ることができる。
【0031】
【実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。 図1は本考案の第1実施形態を示す斜視図であり、『そばめし』用の混ぜ物用 麺を示すものである。 この混ぜ物用麺の販売品は、一つの販売パッケージ1内に生タイプ即席麺2を 入れた麺包装用容器3と、混ぜ物の味付け剤が入った味付け剤包装用容器4とを 収容した構成としてある。なお、麺包装用容器3と味付け剤包装用容器4はこの 実施形態ではともにプラスチックフィルム袋5で構成してある。
【0032】 プラスチックフィルム袋5は、それぞれ短く切断された麺、液体ソースを入れ て入口又は周囲をシール加工部6とすることにより封がしてある。販売パッケー ジ1もプラスチックフィルム袋5で構成してあり、そのフィルム袋5には商品名 と調理方法が印刷された商品ラベル7が貼り付けてある。 図1に示す販売品では、麺包装用容器3と味付け剤包装用容器4が2個ずつ入 っており、2食分、食べることができる。
【0033】 商品ラベル7に記載される『調理方法』としては、『そばめし』の素として使 用するそばめし用麺を例に取れば、例えば、下記のような文章が記載される。
【0034】 (調理方法) フライパンに油大さじ1杯を入れ、熱くします。 豚肉、キャベツ、ネギ等お好みの具材を入れ軽く炒めます。 ご飯(約120g)を加え、1分程度炒めます。 次にそばめし用麺を入れ十分混ぜ合わせ炒めます。 添付のそばめし用ソースを入れ、強火で水気を飛ばしながら炒めればできあが りです。
【0035】 図1では、混ぜ物用麺として、焼そば風の生タイプ即席麺を使用したが、その 他にも、例えば、うどん、そば、ラーメン(中華そば)、スパゲティー、そうめ ん、アジアヌードル(ビーフン、フォー)などが使用できる。
【0036】 図2は本実施形態に適用可能な各種の麺の製造工程を示す図である。 図2に示すように、生タイプ即席麺の場合は、ステップSP01において原料 を混合し、ステップSP02において水を加え、ステップSP03において原料 と水を混ぜ、ステップSP04においてミキシングしたものをローラ等により圧 延し、ステップSP05において溝を刻んだローラ等によって線状の麺に切り、 ステップSP06においてその麺線を所定の短い長さに切り、ステップSP07 において茹でる、蒸気を当てるなどによりアルファー化を促進し、ステップSP 08においてアルファー化された麺を冷却し、ステップSP09において所定の 量に計量し、ステップSP10において包装用容器内に入れ、ステップSP11 において殺菌し、ステップSP12において冷却して、包装用容器に入った生タ イプ即席麺を製造する。
【0037】 生麺の場合は、生タイプ即席麺の場合におけるステップSP06の麺長さを短 くカットするまでは同じであるが、茹でることを行わず、ステップSP13にお いて所定の量に計量し、ステップSP14において包装して、包装用容器に入っ た生麺を製造する。 チルド茹で麺の場合は、生タイプ即席麺の場合におけるステップSP09の計 量までは同じであるが、ステップSP15においてチルド温度に冷却し、ステッ プSP16において包装して、包装用容器に入ったチルド茹で麺を製造する。
【0038】 冷凍麺の場合は、生タイプ即席麺の場合におけるステップSP09の計量まで は同じであるが、ステップSP17において冷凍し、ステップSP18において 包装して、包装用容器に入った冷凍麺を製造する。 なお、図2の製造工程は本実施形態に適用できる麺の一例にすぎず、これらの 製法以外の生タイプ即席麺、生麺、チルド茹で麺、冷凍麺にも適用できるもので ある。
【0039】
【第2実施形態】 本考案の第2実施形態を説明する。 この第2実施形態は、使用する形態として、例えば、朝食にスプーンで食べら れるようにした麺や、食事のスープの具や、手軽なおやつや、デザート等に使用 されるものである。 形状としては、10cm〜40cmに切断された麺であることは変わりはない が、その麺の幅、厚みは、子供用、大人用などのその食べる人に応じて、又は食 事形態に応じて適宜、設定される。
【0040】 また、麺に練り込む食品等としては、 (嗜好品)コーヒー、ココア、チョコレート、抹茶 (野菜)ミックス野菜、キャロット、トマト、キャベツ、オニオン、セロリ (フルーツ)いちご、りんご、パイナップル、バナナ、いちじく (栄養素)ビタミンC,ビタミンE,ビタミンAその他、クロレラ、まいたけエ キスその他のもの が例示できる。 このような食品等を練り込むことにより、麺の味、栄養、機能性を高め、混ぜ物 用麺の商品価値を高めることができる。 保存は常温で、賞味期間は6ケ月程度を想定できるものが好ましい。
【0041】 食べ方の一例として、 (1)その混ぜ物用麺に牛乳をかける(生クリームフルーツをのせても良い)。 (2)その混ぜ物用麺とシリアルを混ぜて牛乳をかける。 (3)その混ぜ物用麺を各種スープ(野菜スープ、ポタージュスープ)の具にす る。 (4)その混ぜ物用麺を味噌汁の具にする。 (5)その混ぜ物用麺とご飯を炒める。 (6)パンにその混ぜ物用麺を挟む。 という形態などが考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の第1実施形態を示す混ぜ物用麺
の斜視図である。
【図2】図2は本考案に適用する各種の麺の製造工程を
示す図である。

Claims (15)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さが10mm〜40mmの範囲に予め
    切断された生タイプ即席麺を包装用容器に入れ、封をし
    たことを特徴とする、混ぜ物用麺。
  2. 【請求項2】 長さが10mm〜40mmの範囲に予め
    切断された冷凍茹で麺又はチルド茹で麺を包装用容器に
    入れ、封をしたことを特徴とする、混ぜ物用麺。
  3. 【請求項3】 通常、麺の長さが100mm以上に調整
    される、うどん、そば、ラーメン、スパゲティーなどの
    麺類の生麺であって、その生麺の長さが10mm〜40
    mmの範囲に予め切断されたものを包装用容器に入れ、
    封をしたことを特徴とする、混ぜ物用麺。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1
    項に記載の混ぜ物用麺において、販売用パッケージ内に
    前記包装用容器と混ぜ物の味付け剤が共に入れられてい
    る、混ぜ物用麺。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    に記載の混ぜ物用麺において、前記混ぜ物の味付け剤が
    炒め物用のソース味付け剤である、混ぜ物用麺。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか1項
    に記載の混ぜ物用麺において、混ぜ物用麺に混ぜ合わさ
    れる対象食品がご飯であり、前記味付け剤が『そばめ
    し』用の味付けである、混ぜ物用麺。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれか1項
    に記載の混ぜ物用麺において、販売用パッケージ内に前
    記麺の入った包装用容器と、麺の混ぜ物となる対象食品
    が入った包装用容器が共に入れられている、混ぜ物用
    麺。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれか1項
    に記載の混ぜ物用麺において、前記販売用パッケージ内
    に混ぜ物の味付け剤が複数種類入れられている、混ぜ物
    用麺。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項8のいずれか1項
    に記載の混ぜ物用麺において、麺に混ぜ合わせることを
    想定された対象食品が複数であることを前提として、前
    記複数種類の味付け剤が、それらの複数の対象商品に合
    わせて製造されている、混ぜ物用麺。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし請求項9のいずれか1
    項に記載の混ぜ物用麺において、麺に混ぜ合わせる対象
    食品の調理方法が複数であることを前提として、前記複
    数種類の味付け剤が、それらの複数の対象商品の調理方
    法に合わせて製造されている、混ぜ物用麺。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
    1項に記載の混ぜ物において、前記混ぜ物用麺に、コー
    ヒー、ココア、チョコレート、抹茶のいずれか一つを麺
    に練り込んだ、混ぜ物用麺。
  12. 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか
    1項に記載の混ぜ物において、前記混ぜ物用麺に、人
    参、トマト、キャベツ、オニオン、セロリのいずれか一
    つを麺に練り込んだ、混ぜ物用麺。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項12のいずれか
    1項に記載の混ぜ物において、前記混ぜ物用麺に、いち
    ご、リンゴ、パイナップル、バナナ、いちじくのいずれ
    か一つを麺に練り込んだ、混ぜ物用麺。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし請求項13のいずれか
    1項に記載の混ぜ物において、幼児用又は子供用の食べ
    物であることを前記販売用パッケージ又は販売パッケー
    ジ内の収容物に記載した、混ぜ物用麺。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし請求項14のいずれか
    1項に記載の混ぜ物において、各混ぜ物用麺の作り方を
    記載した文章を販売用パッケージ又は販売パッケージ内
    の収容物に記載した、混ぜ物用麺。
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WO2015118647A1 (ja) * 2014-02-06 2015-08-13 日清フーズ株式会社 冷蔵生麺類とその製造方法

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