JP2003231571A - 食品包装容器 - Google Patents
食品包装容器Info
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- JP2003231571A JP2003231571A JP2002030859A JP2002030859A JP2003231571A JP 2003231571 A JP2003231571 A JP 2003231571A JP 2002030859 A JP2002030859 A JP 2002030859A JP 2002030859 A JP2002030859 A JP 2002030859A JP 2003231571 A JP2003231571 A JP 2003231571A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 食用時に具等の第2食品を麺や飯等の第1食
品の上に載せかえる手間がかからず食品に好適な食品包
装容器を提供する。 【解決手段】 容器本体1内に収容される第1食品7と
この上に載せられる第2食品8との間に仕切り部材2を
介在させる。容器本体1、蓋3のいずれか一方、もしく
は容器本体1と蓋3との間に、閉蓋状態で仕切り部材2
を容器外方へ引き出し得る引出部16を設け、この引出
部16に仕切り部材2のつまみ部2aをはみ出してあ
る。食する時は閉蓋状態下で仕切り部材2のつまみ部2
aをつまんで該仕切り部材2を容器外方へ引っ張り出す
ことにより第2食品8を仕切り部材2から第1食品7の
上に移し載せることができる。
品の上に載せかえる手間がかからず食品に好適な食品包
装容器を提供する。 【解決手段】 容器本体1内に収容される第1食品7と
この上に載せられる第2食品8との間に仕切り部材2を
介在させる。容器本体1、蓋3のいずれか一方、もしく
は容器本体1と蓋3との間に、閉蓋状態で仕切り部材2
を容器外方へ引き出し得る引出部16を設け、この引出
部16に仕切り部材2のつまみ部2aをはみ出してあ
る。食する時は閉蓋状態下で仕切り部材2のつまみ部2
aをつまんで該仕切り部材2を容器外方へ引っ張り出す
ことにより第2食品8を仕切り部材2から第1食品7の
上に移し載せることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売に供される冷
し中華、うどん、そば、丼物、弁当類、総菜ものなどの
食品を収容包装するのに用いられる食品包装容器に関す
る。
し中華、うどん、そば、丼物、弁当類、総菜ものなどの
食品を収容包装するのに用いられる食品包装容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、冷し中華を包装容器に収容包
装するにあたっては、ゆでてから冷やした中華そばは容
器本体の中の下部に入れ、この上に載せる錦糸玉子や、
生野菜・ハムなどの繊切の具は見た目に美しく盛り付け
るため、また具のにおいや味が既に中華そばに付いてし
まうことのないようにするために中皿(具皿ともい
う。)に袋入りのたれと共に載せ、この中皿を容器本体
の中の上部に収容配置し、最後に容器本体の上端開口部
を蓋で塞いでいる。
装するにあたっては、ゆでてから冷やした中華そばは容
器本体の中の下部に入れ、この上に載せる錦糸玉子や、
生野菜・ハムなどの繊切の具は見た目に美しく盛り付け
るため、また具のにおいや味が既に中華そばに付いてし
まうことのないようにするために中皿(具皿ともい
う。)に袋入りのたれと共に載せ、この中皿を容器本体
の中の上部に収容配置し、最後に容器本体の上端開口部
を蓋で塞いでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、中皿に具を
盛り付ける上記食品包装容器では、食する時に蓋又は蓋
兼用包装フィルムを開け、一旦中皿を容器本体から取り
出し、この中皿から具をかき落とすことで中華そばの上
に移しかえなければならず、煩わしい手間がかかってお
り、又その時具を周囲に散乱させることもあった。ま
た、中皿は容器本体とは別体に皿形に成形加工するた
め、加工コスト高の原因になっていた。冷し中華以外
の、チャ−シュー麺、うどん、そば、丼物、弁当類、総
菜ものなどの食品の中皿使用タイプの包装容器において
も同様な問題があった。
盛り付ける上記食品包装容器では、食する時に蓋又は蓋
兼用包装フィルムを開け、一旦中皿を容器本体から取り
出し、この中皿から具をかき落とすことで中華そばの上
に移しかえなければならず、煩わしい手間がかかってお
り、又その時具を周囲に散乱させることもあった。ま
た、中皿は容器本体とは別体に皿形に成形加工するた
め、加工コスト高の原因になっていた。冷し中華以外
の、チャ−シュー麺、うどん、そば、丼物、弁当類、総
菜ものなどの食品の中皿使用タイプの包装容器において
も同様な問題があった。
【0004】本発明の目的は、このような問題を解決す
るためになされたものであり、食用時に具等の第2食品
を中皿から麺や飯等の第1食品の上に移しかえる煩わし
い手間がかからず、簡易迅速に移載できて食品に好適な
食品包装容器を提供することにある。
るためになされたものであり、食用時に具等の第2食品
を中皿から麺や飯等の第1食品の上に移しかえる煩わし
い手間がかからず、簡易迅速に移載できて食品に好適な
食品包装容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の食品包装容器
は、上方開放状の容器本体と、この容器本体の上端開口
部を塞ぐ蓋と、前記容器本体内に収容される第1食品と
この第1食品の上に載せられる第2食品とを仕切る仕切
り部材とを備えており、前記仕切り部材は、前記容器本
体と蓋との間に閉蓋状態で容器外方へ引き出し自在に設
けてあり、前記仕切り部材のつまみ部を容器外方へはみ
出してあることに特徴を有するものである。この場合に
おいて、前記蓋の内側に、前記仕切り部材の引き出しに
伴って同行する第2食品の移動をせき止める堰(この堰
は、第2食品の移動を止める機能を有するものであれば
よい。)を設けることができる。また、前記容器本体と
蓋との間に前記仕切り部材を容器本体外方へ引き出すた
めの引出部を設け、この引出部は、容器本体の上端開口
縁の周方向一部と蓋との重合面間に形成された隙間で構
成することができる。
は、上方開放状の容器本体と、この容器本体の上端開口
部を塞ぐ蓋と、前記容器本体内に収容される第1食品と
この第1食品の上に載せられる第2食品とを仕切る仕切
り部材とを備えており、前記仕切り部材は、前記容器本
体と蓋との間に閉蓋状態で容器外方へ引き出し自在に設
けてあり、前記仕切り部材のつまみ部を容器外方へはみ
出してあることに特徴を有するものである。この場合に
おいて、前記蓋の内側に、前記仕切り部材の引き出しに
伴って同行する第2食品の移動をせき止める堰(この堰
は、第2食品の移動を止める機能を有するものであれば
よい。)を設けることができる。また、前記容器本体と
蓋との間に前記仕切り部材を容器本体外方へ引き出すた
めの引出部を設け、この引出部は、容器本体の上端開口
縁の周方向一部と蓋との重合面間に形成された隙間で構
成することができる。
【0006】また、本発明の食品包装容器は、上方開放
状の容器本体と、この容器本体の上端開口部を塞ぐ蓋
と、前記容器本体内に収容される第1食品とこの第1食
品の上に載せられる第2食品とを仕切る仕切り部材とを
備え、前記蓋に前記仕切り部材を外方に引き出し得る引
出部を設け、この引出部から外方に前記仕切り部材のつ
まみ部をはみ出させるようにしてもよい。この場合にお
いても、前記蓋の内側に、前記仕切り部材の引き出しに
伴って同行する第2食品の移動をせき止める堰(この堰
は、第2食品の移動を止める機能を有するものであれば
よい。)を設けることができる。また、引出部は、蓋に
設けた引出口で構成することができる。
状の容器本体と、この容器本体の上端開口部を塞ぐ蓋
と、前記容器本体内に収容される第1食品とこの第1食
品の上に載せられる第2食品とを仕切る仕切り部材とを
備え、前記蓋に前記仕切り部材を外方に引き出し得る引
出部を設け、この引出部から外方に前記仕切り部材のつ
まみ部をはみ出させるようにしてもよい。この場合にお
いても、前記蓋の内側に、前記仕切り部材の引き出しに
伴って同行する第2食品の移動をせき止める堰(この堰
は、第2食品の移動を止める機能を有するものであれば
よい。)を設けることができる。また、引出部は、蓋に
設けた引出口で構成することができる。
【0007】
【作用】上記構成の食品包装容器によれば、第1食品と
この上に載せられる第2食品とを仕切り部材で仕切るの
で、第1食品の上に第2食品を見た目に美しく盛り付け
ることができるとともに、第2食品のにおいや味が第1
食品に付いてしまうのを防止できる。また、食する時は
蓋の閉蓋状態で仕切り部材のつまみ部をつまんで該仕切
り部材を外方へ引っ張り出すことにより第2食品を仕切
り部材から第1食品の上に自動的にかつ容器外に飛散さ
せることなく移し載せることができる。したがって、従
来のような、中皿を取り出し、この中皿から第2食品を
かき落として第1食品の上に移載するという煩わしい手
間を省くことができる。
この上に載せられる第2食品とを仕切り部材で仕切るの
で、第1食品の上に第2食品を見た目に美しく盛り付け
ることができるとともに、第2食品のにおいや味が第1
食品に付いてしまうのを防止できる。また、食する時は
蓋の閉蓋状態で仕切り部材のつまみ部をつまんで該仕切
り部材を外方へ引っ張り出すことにより第2食品を仕切
り部材から第1食品の上に自動的にかつ容器外に飛散さ
せることなく移し載せることができる。したがって、従
来のような、中皿を取り出し、この中皿から第2食品を
かき落として第1食品の上に移載するという煩わしい手
間を省くことができる。
【0008】蓋の内側に、仕切り部材の引き出しに伴っ
て同行する第2食品の移動をせき止める堰を設けておく
と、堰によるせき止め作用により第2食品を仕切り部材
から確実に掻き落して第1食品の所定の所に移載するこ
とができる。
て同行する第2食品の移動をせき止める堰を設けておく
と、堰によるせき止め作用により第2食品を仕切り部材
から確実に掻き落して第1食品の所定の所に移載するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施形態を図面に
基づき説明する。図1は本発明の一実施例を示す食品包
装容器の斜視図、図2は同容器の分解斜視図、図3は図
1におけるA―A線断面図、図4は同容器から仕切り部
材を引き出している途上状態を示す断面図である。
基づき説明する。図1は本発明の一実施例を示す食品包
装容器の斜視図、図2は同容器の分解斜視図、図3は図
1におけるA―A線断面図、図4は同容器から仕切り部
材を引き出している途上状態を示す断面図である。
【0010】本発明に係る食品包装容器は、図1、図2
に示すように、容器本体1と、仕切り部材2、及び蓋3
とからなる。容器本体1はプラスチック、紙、アルミニ
ウム等からなって底壁4と、この底壁4から上方に向け
て拡がり状に立ち上げた周側壁5とを有する上方開放状
の椀形状に成形されており、その周側壁5の開口上縁の
全周からフランジ6が外方へ張り出し成形されている。
に示すように、容器本体1と、仕切り部材2、及び蓋3
とからなる。容器本体1はプラスチック、紙、アルミニ
ウム等からなって底壁4と、この底壁4から上方に向け
て拡がり状に立ち上げた周側壁5とを有する上方開放状
の椀形状に成形されており、その周側壁5の開口上縁の
全周からフランジ6が外方へ張り出し成形されている。
【0011】図3に示すように、容器本体1の中には、
第1食品7と第2食品8とが仕切り部材2を介して上下
に収容される。第1食品7としては、たとえば、冷し中
華の場合はゆでてから冷やした中華そば、うどんの場合
は湯戻し用うどん、丼物の場合は飯である。第2食品8
としては、冷し中華の場合は錦糸玉子や、生野菜・ハム
などの繊切の具8a、及び袋入りのたれ8b、うどんの
場合はわかめやねぎ等の具、及び袋入りのつゆ、丼物の
場合は豚カツなどの具及び袋入りのつゆである。
第1食品7と第2食品8とが仕切り部材2を介して上下
に収容される。第1食品7としては、たとえば、冷し中
華の場合はゆでてから冷やした中華そば、うどんの場合
は湯戻し用うどん、丼物の場合は飯である。第2食品8
としては、冷し中華の場合は錦糸玉子や、生野菜・ハム
などの繊切の具8a、及び袋入りのたれ8b、うどんの
場合はわかめやねぎ等の具、及び袋入りのつゆ、丼物の
場合は豚カツなどの具及び袋入りのつゆである。
【0012】仕切り部材2は、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチック
フィルム乃至シートや、薄い紙等のように可撓性、柔軟
性に富む薄くて平たい板材料を容器本体1の中で第1食
品7と第2食品8とを仕切り得る大きさにカットし、そ
の周縁一部をそのまま延出状に設けるか、又はその周縁
一部に別体のつまみ片を付けてつまみ部2aを設けたも
のである。なお、仕切り部材2は、方形状のものにし
て、そのコーナー部をつまみ部としてもよいのは勿論で
ある。
ピレン、ポリエチレンテレフタレート等のプラスチック
フィルム乃至シートや、薄い紙等のように可撓性、柔軟
性に富む薄くて平たい板材料を容器本体1の中で第1食
品7と第2食品8とを仕切り得る大きさにカットし、そ
の周縁一部をそのまま延出状に設けるか、又はその周縁
一部に別体のつまみ片を付けてつまみ部2aを設けたも
のである。なお、仕切り部材2は、方形状のものにし
て、そのコーナー部をつまみ部としてもよいのは勿論で
ある。
【0013】蓋3は、透明若しくは半透明なプラスチッ
クシートを熱板成形などにより、容器本体1の上端開口
部9を覆う大きさに形成された主面壁部10と、この主
面壁部10の外周に断面溝形に一体に連設されて容器本
体1のフランジ6に被嵌する周枠部11とを有する形に
成形してなる。溝形断面の周枠部11は、容器本体1の
フランジ6の上面に重なり合う頂壁部12、及びこの頂
壁部12の外周端から垂下されてフランジ6の外周に近
接するか重なり合うスカート部13とを有する形に成形
されている。
クシートを熱板成形などにより、容器本体1の上端開口
部9を覆う大きさに形成された主面壁部10と、この主
面壁部10の外周に断面溝形に一体に連設されて容器本
体1のフランジ6に被嵌する周枠部11とを有する形に
成形してなる。溝形断面の周枠部11は、容器本体1の
フランジ6の上面に重なり合う頂壁部12、及びこの頂
壁部12の外周端から垂下されてフランジ6の外周に近
接するか重なり合うスカート部13とを有する形に成形
されている。
【0014】蓋3の周枠部11において、その頂壁部1
2の周方向一部12aは頂壁部12の他の箇所よりも少
し高く盛り上がるよう形成するとともに、その周方向一
部12aの外周に対応するスカート部13の周方向一部
13aをスカート部13の他の箇所よりも外側に少し膨
出するよう形成することによって、図3に示すごとく蓋
3を容器本体1に被せるとこれら周方向一部12a、1
3aと容器本体1のフランジ6との重合面間に仕切り部
材2を通し得る隙間15が形成できるようにしている。
この隙間15が仕切り部材2の引出部16を構成する。
この隙間15による引出部16には仕切り部材2のつま
み部2aをはみ出すようにしている。
2の周方向一部12aは頂壁部12の他の箇所よりも少
し高く盛り上がるよう形成するとともに、その周方向一
部12aの外周に対応するスカート部13の周方向一部
13aをスカート部13の他の箇所よりも外側に少し膨
出するよう形成することによって、図3に示すごとく蓋
3を容器本体1に被せるとこれら周方向一部12a、1
3aと容器本体1のフランジ6との重合面間に仕切り部
材2を通し得る隙間15が形成できるようにしている。
この隙間15が仕切り部材2の引出部16を構成する。
この隙間15による引出部16には仕切り部材2のつま
み部2aをはみ出すようにしている。
【0015】蓋3の内側には、仕切り部材2の引き出し
に伴って同行する第2食品8の移動をせき止めるための
堰17を設ける。この堰17は、上記引出部16に対応
すべく、たとえば、図示例のように蓋3の主面壁部10
に容器本体1のフランジ6の高さより高く盛り上がった
凸部10aとフランジ6より低く仕切り部材2の高さに
まで陥没する凹部10bとを形成してこの凹凸部10
a,10bを段差をもってつなぐ壁10cにより形成さ
れる。
に伴って同行する第2食品8の移動をせき止めるための
堰17を設ける。この堰17は、上記引出部16に対応
すべく、たとえば、図示例のように蓋3の主面壁部10
に容器本体1のフランジ6の高さより高く盛り上がった
凸部10aとフランジ6より低く仕切り部材2の高さに
まで陥没する凹部10bとを形成してこの凹凸部10
a,10bを段差をもってつなぐ壁10cにより形成さ
れる。
【0016】このように構成された食品包装容器は、第
1食品7と第2食品8とを仕切り部材2で仕切るので、
第2食品8のにおいや味が第1食品7に付いてしまうよ
うなことがない。
1食品7と第2食品8とを仕切り部材2で仕切るので、
第2食品8のにおいや味が第1食品7に付いてしまうよ
うなことがない。
【0017】また、容器本体1と蓋3との間に隙間15
による引出部16を設け、この引出部16に仕切り部材
2のつまみ部2aをはみ出している。したがって、食す
る時は、まず、図4に示すように、閉蓋状態下で仕切り
部材2のつまみ部2aをつまんで該仕切り部材2を容器
外方へ引っ張り出すことにより第2食品8を仕切り部材
2から第1食品7の上に移し載せることができる。その
際、蓋3に堰17を仕切り部材2の引き出しに伴い同行
する第2食品8の移動を横切るように設けてあるため、
仕切り部材2の引き出しに伴って堰17により第2食品
8を仕切り部材2から確実に掻き落として第1食品7の
上に移し載せることができる。以後は、中身の食品に応
じた常套手段を経て食する。すなわち、蓋3を開けてそ
のまま食べたり、蓋3を開けて熱湯を注いだうえで食べ
たり、蓋3を閉じたままレンジに入れて加熱したり、又
は火にかけて煮たりしたうえで食べる。
による引出部16を設け、この引出部16に仕切り部材
2のつまみ部2aをはみ出している。したがって、食す
る時は、まず、図4に示すように、閉蓋状態下で仕切り
部材2のつまみ部2aをつまんで該仕切り部材2を容器
外方へ引っ張り出すことにより第2食品8を仕切り部材
2から第1食品7の上に移し載せることができる。その
際、蓋3に堰17を仕切り部材2の引き出しに伴い同行
する第2食品8の移動を横切るように設けてあるため、
仕切り部材2の引き出しに伴って堰17により第2食品
8を仕切り部材2から確実に掻き落として第1食品7の
上に移し載せることができる。以後は、中身の食品に応
じた常套手段を経て食する。すなわち、蓋3を開けてそ
のまま食べたり、蓋3を開けて熱湯を注いだうえで食べ
たり、蓋3を閉じたままレンジに入れて加熱したり、又
は火にかけて煮たりしたうえで食べる。
【0018】上記引出部16は、図5に示すように、蓋
3の主面壁部10の凹部10bに設けたスリット状の引
出口18で構成することもできる。また引出部16は、
容器本体1の周側壁5の一部に設ける引出口(図示所
略)で構成することもできる。容器本体1及び蓋2は図
示例のように平面視において円形に形成されるものに限
定されず、その他に多角形に形成されるもの等にも同様
に適用できる。
3の主面壁部10の凹部10bに設けたスリット状の引
出口18で構成することもできる。また引出部16は、
容器本体1の周側壁5の一部に設ける引出口(図示所
略)で構成することもできる。容器本体1及び蓋2は図
示例のように平面視において円形に形成されるものに限
定されず、その他に多角形に形成されるもの等にも同様
に適用できる。
【0019】
【発明の効果】本発明の食品包装容器によれば、第1食
品と第2食品とを仕切る仕切り部材を引出部から容器外
方へ引っ張り出すという簡単な操作手段で、第2食品を
仕切り部材から第1食品の上に移し載せることができ
て、従来の中皿使用タイプの食品包装容器のような煩わ
しい手間がかからない。また、仕切り部材はプラスチッ
クフィルム乃至シートや紙などで足りるため低コストで
提供できるという効果を奏する。
品と第2食品とを仕切る仕切り部材を引出部から容器外
方へ引っ張り出すという簡単な操作手段で、第2食品を
仕切り部材から第1食品の上に移し載せることができ
て、従来の中皿使用タイプの食品包装容器のような煩わ
しい手間がかからない。また、仕切り部材はプラスチッ
クフィルム乃至シートや紙などで足りるため低コストで
提供できるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す食品包装容器の斜視図
である。
である。
【図2】図1の食品包装容器の分解斜視図である。
【図3】図1におけるA―A線断面図である。
【図4】図1の食品包装容器から仕切り部材を引き出し
ている途上状態を示す断面図である。
ている途上状態を示す断面図である。
【図5】他の実施例の食品包装容器を図3に対応して示
す断面図である。
す断面図である。
1 容器本体
2 仕切り部材
2a つまみ部
3 蓋
7 第1食品
8 第2食品
15 隙間
16 引出部
17 堰
18 引出口
フロントページの続き
Fターム(参考) 3E062 AA10 AB14 AC02 AC03 AC05
EA02 EA03 EA05 ED02
3E067 AB01 AC05 AC06 BA02A
BA07A BA15A BB01A BB11A
BB14A BB15A BB16A BC07A
CA11 EA17 EC27 EC35 EC36
EE48 EE59 EE60 GD02 GD10
3E084 AA05 AA12 AA23 AA24 AA34
AB10 BA02 CA01 CC02 CC03
CC07 DA01 DB13 DC02 DC03
DC07 FA09 FC03 GB16 LB02
LB07
Claims (5)
- 【請求項1】 上方開放状の容器本体と、この容器本体
の上端開口部を塞ぐ蓋と、前記容器本体内に収容される
第1食品とこの第1食品の上に載せられる第2食品とを
仕切る仕切り部材とを備えており、 前記仕切り部材は、前記容器本体と蓋との間に容器本体
外方へ引き出し自在に設けてあり、前記仕切り部材のつ
まみ部を前記容器本体外方にはみ出してあることを特徴
とする、食品包装容器。 - 【請求項2】 前記蓋の内側に、前記仕切り部材の引き
出しに伴って同行する第2食品の移動をせき止める堰を
設けている、請求項1記載の食品包装容器。 - 【請求項3】 前記容器本体と蓋との間に前記仕切り部
材を容器本体外方へ引き出すための引出部が設けられ、
この引出部は、前記容器本体の上端開口縁の周方向一部
と蓋との重合面間に形成された隙間で構成されている、
請求項1又は2記載の食品包装容器。 - 【請求項4】 上方開放状の容器本体と、この容器本体
の上端開口部を塞ぐ蓋と、前記容器本体内に収容される
第1食品とこの第1食品の上に載せられる第2食品とを
仕切る仕切り部材とを備えており、 前記蓋には前記仕切り部材を外方に引き出し得る引出部
を設け、この引出部から外方に前記仕切り部材のつまみ
部をはみ出してあることを特徴とする、食品包装容器。 - 【請求項5】 前記蓋の内側に、前記仕切り部材の引き
出しに伴って同行する第2食品の移動をせき止める堰を
設けている、請求項4記載の食品包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002030859A JP2003231571A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 食品包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002030859A JP2003231571A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 食品包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003231571A true JP2003231571A (ja) | 2003-08-19 |
Family
ID=27774447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002030859A Pending JP2003231571A (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 食品包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003231571A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008153965A1 (en) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Gutierrez Avendano Henry Alfon | Multi-chambered container for storing and mixing a first and a second substance into a composition |
KR101467385B1 (ko) * | 2013-08-19 | 2014-12-02 | 김현겸 | 이종 조리물용 조리용기 |
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2002
- 2002-02-07 JP JP2002030859A patent/JP2003231571A/ja active Pending
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