JPH092445A - 卵容器 - Google Patents

卵容器

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JPH092445A
JPH092445A JP17417495A JP17417495A JPH092445A JP H092445 A JPH092445 A JP H092445A JP 17417495 A JP17417495 A JP 17417495A JP 17417495 A JP17417495 A JP 17417495A JP H092445 A JPH092445 A JP H092445A
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JP
Japan
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container
egg
cup
vacuum
resin sheet
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JP17417495A
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Mamoru Kamo
守 加茂
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 別途成形されたカップを容器本体に重合させ
た状態で付帯させることにより、わざわざカップを持参
することなくアウトドアーで何時でも温泉卵を食するこ
とができるようにすると共に、容器自体の強度を著しく
強化して搬送や店頭販売での卵の破損を未然に防止する
ことのできる容器を提供する。 【構成】 薄い合成樹脂シート材による真空成形品であ
って、容器本体1と蓋体2とからなり、容器内部には2
個の鶏卵を収納する卵収納部3と真空パックしたスープ
袋4を収納する袋収納部5、5とが設けられ、更に容器
本体1の外側に合成樹脂シート材によって真空成形され
たカップ6が着脱自在に重合されている構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂シート材から
真空成形手段によって成形された卵容器に関するもの
で、詳しくは、黄身部分を凝固させないで白身部分のみ
を半熟にした所謂「温泉卵」を殻付きの状態で、真空パ
ックしたスープと共に2個収納して店頭販売するための
温泉卵容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の温泉卵容器は、 薄い合
成樹脂シート材を真空成形して作られている。この場
合、容器には卵をガタツキなく保持するための、卵の外
形にそった収納凹部が形成され、同時に容器の補強のた
めの大小のリブや凹凸が前記収納凹部分や壁面並びに上
下面に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、容器自体は温
泉卵を包装する以外は全く用をなさず、例えばアウトド
アーで温泉卵を買ってその包装容器をスープを入れるカ
ップとして代用するようなことは非常に困難である。従
ってアウトドアーで温泉卵を食する場合は常にカップを
必要とする不便さがあった。加えて、容器は薄い合成樹
脂シート材によって成形されているために前記したよう
な卵収納凹部や補強のためのリブ、凹凸を設けたとして
もその強度増強には限度があり、店頭販売時に卵収納容
器を積み重ねた場合等に容器が変形して卵が破損する等
の問題点もある。
【0004】そこで本発明の目的は、別途成形されたカ
ップを容器本体に重合させた状態で付帯させることによ
り、わざわざカップを持参することなくアウトドアーで
何時でも温泉卵を食することができるようにすると共
に、容器自体が薄い合成樹脂シートで作られているもの
でありながらその強度を著しく強化して搬送や店頭での
陳列時における卵の破損を未然に防止することのできる
容器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明に係る卵容器にあっては、薄い合成樹脂シート材によ
る真空成形品であって、容器本体1と蓋体2とからな
り、容器内部には2個の卵を収納する卵収納部3と真空
パックしたスープ袋4を収納する袋収納部5、5とが設
けられ、更に容器本体1の外側に合成樹脂シート材によ
って真空成形されたカップ6が着脱自在にはめ込まれて
いる構造としたものである。
【0006】
【作用】上記の如く構成された卵容器では、別途成形さ
れたカップ6を容器本体1に着脱自在に重合させた状態
で付帯させることにより、わざわざカップを持参するこ
となくアウトドアーで何時でも温泉卵を食することがで
きると共に、容器本体とカップとの2重構造により容器
自体の強度を著しく強化して搬送や販売時における卵の
破損を未然に防止することのできるものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の詳細を図に示した実施例に基き
説明する。この卵容器Aは平面視長方形状の容器本体1
と、蓋体2とによって構成され、薄い合成樹脂シートを
素材として真空成形手段によって成形されている。この
合成樹脂シートの素材としては、透明又は透明に近いポ
リ塩化ビニル樹脂シートが好ましい。
【0008】前記卵容器Aの内部には2個の卵9をガタ
ツキなく収納する卵収納部3、3とスープを真空パック
したスープ袋4を収納する袋収納部5、5とが設けられ
ており、少なくとも蓋体2の外壁並には補強用のリブ7
が、上面には左右の卵収納部3、3を区分けする隔壁8
が設けられている。
【0009】更に前記容器本体1の外側に薄い合成樹脂
シート材によって別途真空成形されたカップ6が着脱自
在に重合されている。このカップ6は食器として使用で
きるように凹凸の少ない比較的偏平な側壁面で形成され
ており、かつ開口縁には外側に屈曲したフランジ6aが
設けられている。このフランジ6aによって、カップ6
の有効な補強が達成されると共に、容器本体1から取り
外すときのツマミとして役立つ。
【0010】上記のように、別途成形されたカップ6を
容器本体に重合させた状態で付帯させることにより、わ
ざわざカップを持参することなくアウトドアーで何時で
も温泉卵を食することができると共に、容器自体の強度
を著しく強化して搬送や店頭での陳列時における卵の破
損を未然に防止することのできる。
【0011】本発明において、前記カップ6を容器本体
1に重合したときに、図3に示すように容器本体1の底
面1aとカップ6の底面6bとの間に若干の透き間が生
じるようにしておくのがよい。これにより容器に収納し
た卵の緩衝効果とカップ6の剥離性を高めることができ
【0012】尚、図1ないし図4で示した実施例では、
容器本体1と蓋体2とが別途成型されて開口縁部で嵌合
手段により閉鎖されている例をしめしたが、これに代え
て図5に示すように、容器本体1と蓋体2とが長さ方向
に沿った一縁部でヒンジ10を介して折り返し自在に一
体的に連結成型するようにしてもよいことは勿論であ
る。
【0013】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではない。例えば容器やカップの
外的意匠感等は随時変更して実施できるものである。そ
の他本発明ではその構成要件を備え、かつ、本発明にい
う目的を達成し、以下にいう効果を有する範囲内におい
て適宜改変して実施することができるものである。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明では、容器本体の外側に別途成形されたカップを着
脱自在に重合させた状態で付帯させることにより、わざ
わざカップを持参することなくアウトドアーで何時でも
温泉卵を食することができると共に、容器本体とカップ
との2重構造により容器自体が薄い合成樹脂シートで作
られているものでありながらその強度を著しく強化して
搬送や販売時における卵の破損を未然に防止することの
できるといった顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる卵容器の一実施例を示すの斜視
図。
【図2】上記卵容器の閉蓋状態を示す斜視図。
【図3】図3におけるB−B線に沿った断面図。
【図4】図3におけるC−C線に沿った断面図。
【図5】本発明にかかる卵容器の他の実施例を示す図3
同様の断面図。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 3 卵収納部 4 スープ収納袋 5 袋収納部 6 カップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄い合成樹脂シート材による真空成形品
    であって、容器本体1と蓋体2とからなり、容器内部に
    は2個の鶏卵を収納する卵収納部3と真空パックしたス
    ープ袋4を収納する袋収納部5、5とが設けられ、更に
    容器本体1の外側に合成樹脂シート材によって真空成形
    されたカップ6が着脱自在に重合されている卵容器。
JP7174174A 1995-06-16 1995-06-16 卵容器 Expired - Fee Related JP2706911B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008010512A1 (fr) * 2006-07-19 2008-01-24 Hitachi Medical Corporation Dispositif ct à rayons x et procédé de réduction du bruit dans une image
CN108216920A (zh) * 2018-01-09 2018-06-29 重庆市家云孔雀养殖有限公司 一种孔雀蛋的运输箱及运输系统

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5578218A (en) * 1978-12-08 1980-06-12 Nippon Kogaku Kk <Nikon> Photometer for slit lamp
JPS55119456A (en) * 1979-03-08 1980-09-13 Dowa Mining Co Ltd Floatation method of bastnaesite

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