JPH0531059Y2 - - Google Patents

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JPH0531059Y2
JPH0531059Y2 JP1986133010U JP13301086U JPH0531059Y2 JP H0531059 Y2 JPH0531059 Y2 JP H0531059Y2 JP 1986133010 U JP1986133010 U JP 1986133010U JP 13301086 U JP13301086 U JP 13301086U JP H0531059 Y2 JPH0531059 Y2 JP H0531059Y2
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JP
Japan
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container
inner frame
food
synthetic resin
container body
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JP1986133010U
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JPS6340313U (ja
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、加工食品等を盛り付けた状態で包
装、運搬、陳列及び食卓に出すための、基本的に
は一回使用の簡便容器に関する。
〔従来の技術〕
食品を包装、運搬するために用いられる合成樹
脂製の容器は、一般的に第5図或いは第6図に示
すように、箱形ないしは皿形である。第5図の容
器は、合成樹脂製の枠に合成樹脂製のシートを底
板として固着したものである。第6図の容器は、
合成樹脂製のシートをプレス加工で一体形成した
ものである。これらの容器は、包装された食品を
運搬及び店頭で陳列することのみを目的とする簡
便容器であり、盛皿としてそのまま使用すること
は前提とされていない。そのため、食品を客に出
す場合やパーテイーの場では、通常は容器に被せ
られているラツプを取り、見栄え良く盛り付ける
ために、他の皿に移し変えているのが実情であ
る。
容器自体に装飾的機能を持たせたものとして、
実公昭60−16505号公報に記載されたものがある。
これは、皿形、舟形等の合成樹脂製の容器本体
と、この容器本体内に出入自在に挿入された合成
樹脂製の容器補助体とからなり、この容器補助体
上面には容器内部中央へ向かつて段階状に順次高
くした複数段の盛付用段部を形成した包装容器で
ある。
また、食品が入つたまま容器を何段か積み重ね
ることができるようにしたものとして、実公昭38
−8818号公報に記載されたものがある。これは、
皿表面の周辺部より中央の凹部に至る緩段部近辺
の周円上に内側面を凹部面と直角とする突条を適
当数設けた皿である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記の実公昭60−16505号公報に記載された包
装容器は、中央へ向かつて階段状に順次高くした
複数段の盛付用段部に寿司、刺身等を盛付けるこ
とにより見栄えを良くするというものであるが、
食品を盛付けたままラツプを掛けて容器を何段か
積み重ねようとすると、上の容器の底部がラツプ
をかけている下の容器の食品に直に当たつて食品
が傷むため、積み重ねることができない。
また、実公昭38−8818号公報に記載された皿
は、食物を盛つて重ねるときに枠輪を突条の外側
に嵌合するものであるが、枠輪を別に用意しなけ
ればならず、枠輪の移動を防止するために皿に突
条を設けなければならず、使い捨て盛付容器に応
用するにはコストが嵩むという問題がある。
本考案は、このような従来の問題に鑑みて案出
されたものであり、食品包装用の容器でありなが
ら、盛付容器として使用することができ、何段に
も積み重ねることができ、かつコスト的にも安価
にできる食品盛付容器を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、木、耐水紙、発泡合成樹脂等からな
る内枠の底に薄い合成樹脂材を固着して形成した
内方容器部分と、この内方容器部分の底を形成す
る薄い合成樹脂材を内枠の底部から一体として外
方に延出して外周縁を形成した外方容器部分とか
らなり、且つ、この外方容器部分の外周縁の高さ
を前記内枠の高さより低く形成した容器本体を有
することを特徴とする。
複数種類の食品を収納したり、つまを添えたり
するときに便利なように、容器本体における内枠
の内部、外部に、補強を兼ねた仕切リブを一体に
成型することもできる。
〔作用〕
本考案においては、内枠によつて囲まれた部分
に主たる食品を盛り付け、内枠の外側につまやわ
さびや野菜等の副たる食品等を添える。積み重ね
る場合は全体をラツプで包み、重ねると、上の盛
付容器の底部は内枠の上縁に載置されるため、内
枠内の食品が痛むことがない。また内枠が容器本
体の周縁よりも高いため、ラツプしたときに内枠
内と外の容器とが仕切られ、水気や香りが互いに
混ざり合うことがない。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示す
ものである。この実施例においては、容器本体1
の形状を舟形としている。この容器本体1の内底
部に、長方形の内枠2を接着、熱溶着、挿入等に
よつて固着する。この内枠2の固着時の位置決め
を容易にするために、容器本体1の底部には凹部
1aを形成しておくとよい。また、内枠2内部の
仕切のために、容器本体1の底部に仕切リブ1b
も同時に形成しておく。
容器本体1は、例えばハイインパクトポリスチ
レン、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニ
ル等の透明ないし半透明の合成樹脂材料からなる
シートを成型して作る。或いは、強度を要する場
合には、インジエクシヨン材料を射出成型して作
る。また内枠2は、例えば発泡ポリスチレンのよ
うな合成樹脂材料又は木からなる厚枠から作ら
れ、前者の場合には、例えば木目模様等を表面に
印刷することにより、木材の感じを出すことがで
きる。
この容器を刺身の容器として使用する場合に
は、容器本体1の内枠2の内部に刺身を盛り合わ
せ、内枠2の外部につまやわさび等を添えてお
き、全体をラツプ3で包装することにより、見栄
えのよい盛り付け状態で包装、陳列することがで
きる。また、食卓やパーテイーの場においては、
ラツプ3をとつてそのまま出すことができる。
容器本体1を何段か積み重ねた場合は、上の容
器の底部は下の容器の内枠2の上面に当たり、食
品には直接当たらない。したがつて、食品の盛付
の姿が崩れたり、食品を傷めることがなく、積み
重ねた状態で運搬、陳列することができる。
また、内枠2の高さを容器本体1の縁の高さよ
りも高くしているため、内枠2の上端にラツプ3
が掛かり、そのままラツプ3を被せても食品にラ
ツプ3が直接触れることがなく、したがつて従来
のように他の付属品等を使用する必要がない。
第3図は、本考案の第2実施例を示すものであ
り、長円形の皿状の容器本体1に、長方形の内枠
2を固着したものである。これを洋食の食品の容
器として使用する場合には、容器本体1の内枠2
の内部に肉等の料理を盛り付け、内枠2の外部に
野菜やサラダ等を盛り合わせることにより、豪華
な感じを出すことができ、肉等と野菜等が内枠2
によつて仕切られているため、肉等に野菜の水分
が付いて水つぽくなるようなことがない。
第4図は、本考案の第3実施例を示すものであ
り、円形の皿状の容器本体1の中央部に円筒形の
内枠2を固着し、容器本体1の周囲に補強リブを
兼ねた仕切リブ1cを形成したものである。これ
は、例えば品数の多い中華料理等の盛り付けや、
パーテイー等のオードブル盛付に適している。
容器本体1及び内枠2としては、以上の実施例
に限定されることなく、多角形、卵形、ひようた
ん形等、任意の形状及び構造のものを使用するこ
とができ、各種の応用も可能である。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては内枠
の底部にこれよりも広い面積の容器本体を固着し
て内枠の内部や外部に食品を盛り付けできるよう
にしている。したがつて、容器本体を、各種の見
栄えの良い形状とすることができ、単に包装、運
搬、陳列用だけでなく、そのまま食卓やパーテイ
ーの場に供することができる。また、何段にも積
み重ねた場合にも、重量は内枠にかかるだけで食
品に直に上の容器の底部が触れないので、盛付の
姿が崩れたり、傷んだりしない。
また、内枠の高さを容器本体よりも高くしてい
るため、他の部品を使用することなく、内枠内に
収納される食品に包装用ラツプが直接触れないよ
うにし、またラツプにより内枠内外が仕切られる
ため、水気や香りが互いに混ざり合うことがなく
味や品質の変化を抑えることができる。
さらに、容器本体における内枠の内部、外部
に、仕切リブを一体に成型することにより、複数
種類の食品を収納したり、つまを添えたりすると
きに、その区画となり、また容器本体自体の補強
にもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す斜視図、第
2図は第1図の−線における断面図、第3図
及び第4図はそれぞれ本考案の第2実施例及び第
3実施例を示す斜視図、第5図及び第6図はそれ
ぞれ従来の容器の例を示す斜視図である。 1……容器本体、1a……凹部、1b,1c…
…仕切リブ、2……内枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 木、耐水紙、発泡合成樹脂等からなる内枠2
    の底に薄い合成樹脂材を固着して形成した内方
    容器部分と、 この内方容器部分の底を形成する薄い合成樹
    脂材を内枠2の底部から一体として外方に延出
    して外周縁を形成した外方容器部分とからな
    り、 且つ、この外方容器部分の外周縁の高さを前
    記内枠2の高さより低く形成した容器本体1を
    有する食品盛付容器。 2 容器本体1における内枠2の内部及び/又は
    外部に仕切リブを一体に成型したことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の食品
    盛付容器。
JP1986133010U 1986-08-30 1986-08-30 Expired - Lifetime JPH0531059Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986133010U JPH0531059Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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JP1986133010U JPH0531059Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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Publication Number Publication Date
JPS6340313U JPS6340313U (ja) 1988-03-16
JPH0531059Y2 true JPH0531059Y2 (ja) 1993-08-10

Family

ID=31032927

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016505U (ja) * 1983-07-12 1985-02-04 アイシン精機株式会社 ソレノイド機構

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5983734U (ja) * 1982-11-29 1984-06-06 積水化成品工業株式会社 包装容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6016505U (ja) * 1983-07-12 1985-02-04 アイシン精機株式会社 ソレノイド機構

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JPS6340313U (ja) 1988-03-16

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