JP3034340U - 持ち帰り用容器 - Google Patents
持ち帰り用容器Info
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- JP3034340U JP3034340U JP1996008484U JP848496U JP3034340U JP 3034340 U JP3034340 U JP 3034340U JP 1996008484 U JP1996008484 U JP 1996008484U JP 848496 U JP848496 U JP 848496U JP 3034340 U JP3034340 U JP 3034340U
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- cup supporting
- cup
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コップ数に柔軟に対応できると共にファスト
フードが落下することのないコンパクトな持ち帰り用容
器を提供することを目的とする。 【解決手段】 トレイ部1Aとコップ支持部1Bとから
成る持ち帰り用容器において、トレイ部は、上方の開口
部と、対向する長辺トレイ側壁部3、5と、対向する短
辺トレイ側壁部2、4と、底部8とを有し、コップ支持
部は、上方の開口部と、下方の開口部と、対向する長辺
コップ支持側壁部21、23と、対向する短辺コップ支
持側壁部22、24とを有し、長辺コップ支持側壁部と
短辺トレイ側壁部とが略等しく、短辺コップ支持側壁部
はそれぞれ長辺トレイ側壁部の所定深さの凹み部に係止
可能な係止部30、31を有することにより、コップ数
に柔軟に対応できると共にファストフードが落下するこ
とのないコンパクトな持ち帰り用容器が得られる。
フードが落下することのないコンパクトな持ち帰り用容
器を提供することを目的とする。 【解決手段】 トレイ部1Aとコップ支持部1Bとから
成る持ち帰り用容器において、トレイ部は、上方の開口
部と、対向する長辺トレイ側壁部3、5と、対向する短
辺トレイ側壁部2、4と、底部8とを有し、コップ支持
部は、上方の開口部と、下方の開口部と、対向する長辺
コップ支持側壁部21、23と、対向する短辺コップ支
持側壁部22、24とを有し、長辺コップ支持側壁部と
短辺トレイ側壁部とが略等しく、短辺コップ支持側壁部
はそれぞれ長辺トレイ側壁部の所定深さの凹み部に係止
可能な係止部30、31を有することにより、コップ数
に柔軟に対応できると共にファストフードが落下するこ
とのないコンパクトな持ち帰り用容器が得られる。
Description
【0001】
本考案は、ハンバーガー、ジュース用コップ等を収納して持ち帰るための持ち 帰り用容器に関する。
【0002】
図3は従来の持ち帰り用容器を示す斜視図である。図3において、100は持 ち帰り用容器100A、100Bから成る組容器、101、103はコップ1C を収納するコップ支持部、101a、103aはコップの大小にかかわらずコッ プを収納するためのクッション用突起、102、104はハンバーガーなどを収 納するファストフード支持部、105はミシン目である。図3に示すように、組 容器100はミシン目105により容易に持ち帰り用容器100Aと100Bに 分離される。持ち帰り用容器100Aは2つのコップ支持部101と1つのファ ストフード支持部102とを有する容器であり、持ち帰り用容器100Bは2つ のコップ支持部103と1つのファストフード支持部104とを有する容器であ る。
【0003】 以上のように構成された持ち帰り用容器の使用方法について説明する。収納す るコップが例えば2つ以下の場合にはミシン目105で2つの持ち帰り用容器に 分離し、いずれか一方の持ち帰り用容器にコップを収納して持ち帰ればよく、ま た、コップが例えば3つ以上の場合にはミシン目105で分離することなく、持 ち帰り用容器100A、100Bを一体として持ち帰ればよい。
【0004】
しかしながら、従来の持ち帰り用容器100A、100Bでは、コップ支持部 101、103が固定的に形成されており、1個のコップ収納の場合にはもう1 つのコップ支持部が無駄になるという問題点を有していた。また、コップ支持部 101、103の周辺はある程度の強度を必要とするため、内部に補強部材(図 示せず)を必要とするのみでなく、持ち帰り用容器100A、100Bの上面に スペースを必要とし、このため持ち帰り用容器自体が大きくなるという問題点を 有していた。さらに、ミシン目105で分離して使用する場合にはファストフー ド支持部102、104は片方に大きく開口した形状となり、ハンバーガーなど のファストフードが容器から飛び出して落ちる可能性があるという問題点を有し ていた。
【0005】 このような課題を解決するために本考案は、コップ数に柔軟に対応できると共 にファストフードが落下することのないコンパクトな持ち帰り用容器を提供する ことを目的とする。
【0006】
このような課題を解決するために本考案の請求項1に記載の考案は、略直方体 状のトレイ部と略直方体状のコップ支持部とから成る持ち帰り用容器において、 トレイ部は、上方の開口部と、対向する長辺のトレイ側壁部と、対向する短辺の トレイ側壁部と、底部とを有し、コップ支持部は、上方の開口部と、下方の開口 部と、対向する長辺のコップ支持側壁部と、対向する短辺のコップ支持側壁部と を有し、長辺のコップ支持側壁部の辺長と短辺のトレイ側壁部の辺長とが略等し く、対向する長辺のトレイ側壁部はそれぞれ最上辺に所定深さの凹み部を有し、 対向する短辺のコップ支持側壁部はそれぞれ所定深さの凹み部に係止可能な係止 部を有するように構成したものである。 この構成では、コップ支持部はトレイ部に容易に取り付けられ、トレイ部から 容易に分離されるという作用を有する。
【0007】 このような課題を解決するための請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の 考案において、対向する短辺のコップ支持側壁部を所定深さの凹み部に係止部に より係止した場合にはトレイ部の最上辺はコップ支持部の最上辺と略同一高さに なるように構成したものである。 この構成では、コップ支持部の最上辺はトレイ部の最上辺より外に飛び出すこ とがないという作用を有する。
【0008】 このような課題を解決するための請求項3に記載の考案は、請求項1又は2に 記載の考案において、トレイ部およびコップ支持部は紙又は合成樹脂から成るよ うに構成したものである。 この構成では、紙を使用することにより各部の柔軟性が向上し、合成樹脂を使 用することにより各部の強度が向上するという作用を有する。
【0009】
以下、本考案の実施の形態について図1、図2を用いて説明する。
【0010】 本考案の実施の形態による持ち帰り用容器はトレイ部とコップ支持部とから成 る。以下、それぞれについて説明する。 図1は、本考案の実施の形態による持ち帰り用容器のトレイ部を示す斜視図で ある。図1において、1Aは略直方体状のトレイ部、2、3、4、5はトレイ側 壁部、6、7はトレイ側壁部3、5の所定深さの凹み部、8は底部である。また 、1Bは後述のコップ支持部、30,31は後述の係止部である。
【0011】 図2は、本考案の実施の形態による持ち帰り用容器のコップ支持部を示す斜視 図である。図2において、1Bは略直方体状のコップ支持部、21、22、23 、24はコップ支持側壁部、30、31は係止部である。
【0012】 図1のトレイ部1Aでは、上方が開口し、長辺のトレイ側壁部3、5が対向す ると共に短辺のトレイ側壁部2、4も対向しており、長辺のトレイ側壁部3、5 のそれぞれに左右の最上辺から多少凹んだ凹み部6、7が形成されている。また 、図2のコップ支持部1Bでは、上方および下方が開口し、長辺のコップ支持側 壁部21、23が対向すると共に短辺のコップ支持側壁部22、24が対向して おり、対向するコップ支持側壁部22、24のそれぞれに切り込んで形成された 係止部30、31が形成されている。図1に示すように、コップ支持部1Bの長 辺のコップ支持側壁部21、23の辺長とトレイ部1Aの短辺のトレイ側壁部2 、4の辺長とが略等しく、これによりコップ支持部1Bは円滑にトレイ部1Aに 挿入される。すなわち、コップ支持部1Bの係止部30、31をその舌形状の部 分がトレイ側壁部3、5の外側となるようにトレイ部1Aの凹み部6、7に挿入 することにより、コップ支持部1Bはトレイ部1Aに装着される。従って、短辺 のコップ支持側壁部22、24は長辺のトレイ側壁部3、5に当接し、長辺のコ ップ支持側壁部21、23は空間的には自由状態となる。図2に示すようにコッ プ1Cがコップ支持部1Bに挿入されるが、上述したように長辺のコップ支持側 壁部21、23は自由な状態であるので、コップ支持側壁部21、23はコップ 1Cに対するクッション作用を有し、コップ1Cの大小にかかわらず緩み無く収 納することができる。
【0013】 なお、本実施の形態では、トレイ部およびコップ支持部の材料については記載 しなかったが、例えば紙、合成樹脂を用いることができる。合成樹脂を用いる場 合には射出成形、真空成形、真空圧空成形、ブロ−成形などにより持ち帰り用容 器を形成することができる。また、トレイ部およびコップ支持部の寸法について は記載しなかったが、例えばトレイ部1Aの長辺(W)×短辺(D)×高さ(H )×凹み部の凹み量(h)を24cm×8cm×7cm×1cmとし、コップ支 持部1Bの長辺(W)×短辺(D)×高さ(H)を8cm×6cm×7cmとす る方法がある。この場合には、少なくとも3個のコップ支持部1Bをトレイ部1 Aに収納することができる。
【0014】 以上のように本実施の形態によれば、コップ支持部1Bの係止部30、31を トレイ部1Aの凹み部6、7に挿入してコップ支持部1Bをトレイ部1Aに装着 するようにしたので、コップ支持部1Bはトレイ部1Aに対して着脱自在であり 、コップ数が増減しても十分に対応することができ、また、コップ数が少ないと きには残りのスペ−スを全てファストフ−ドのスペ−スとしてもよい。また、ト レイ部1Aは上方が開口しているだけであるので、ファストフ−ドが落下するこ ともない。さらに、トレイ部1Aは略直方体状に形成されており、短辺のトレ− ラ側壁部の辺長を短くすることができるので、強度補強上の余分なスペ−スを必 要とせず、コンパクト化を図ることができる。さらに、持ち帰り用容器の材料を 紙とすることにより、トレイ部とコップ支持部とが折り畳み可能となり、収容性 が良くなる。
【0015】
以上詳細に説明したように、本考案にかかる持ち帰り用容器によれば、コップ 支持部をトレイ部に対して着脱自在にできるので、トレイ部に収納するコップ数 の増減に柔軟に対応することができ、また、トレイ部は上方が開口しているだけ なので、ファストフ−ドが落下することもなく、さらに、トレイ部は略直方体状 に形成されているので、強度補強上の余分なスペ−スを必要とせずコンパクト化 を図ることができるという有利な効果が得られる。
【0016】 また、対向する短辺のコップ支持側壁部を所定深さの凹み部に係止部により係 止した場合にはトレイ部の最上辺はコップ支持部の最上辺と略同一高さになるよ うにしたことにより、コップ支持部と手がぶつかることもなく、使用勝手を向上 させることができるという有利な効果がある。
【0017】 さらに、トレイ部およびコップ支持部は紙又は合成樹脂から成るようにしたこ とにより、紙の場合には各部の柔軟性を向上させることができるので折り畳みが 容易であり、合成樹脂の場合には各部の強度を向上させることができるので重量 感のある飲食物に対しても十分に対応できるという有利な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態による持ち帰り用容器のト
レイ部を示す斜視図である。
レイ部を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施の形態による持ち帰り用容器のコ
ップ支持部を示す斜視図である。
ップ支持部を示す斜視図である。
【図3】従来の持ち帰り用容器を示す斜視図である。
1A トレイ部 1B コップ支持部 2 トレイ側壁部 3 トレイ側壁部 4 トレイ側壁部 5 トレイ側壁部 6 凹み部 7 凹み部 8 底部 21 コップ支持側壁部 22 コップ支持側壁部 23 コップ支持側壁部 24 コップ支持側壁部 30 係止部 31 係止部
Claims (3)
- 【請求項1】 略直方体状のトレイ部と略直方体状のコ
ップ支持部とから成る持ち帰り用容器において、前記ト
レイ部は、上方の開口部と、対向する長辺のトレイ側壁
部と、対向する短辺のトレイ側壁部と、底部とを有し、
前記コップ支持部は、上方の開口部と、下方の開口部
と、対向する長辺のコップ支持側壁部と、対向する短辺
のコップ支持側壁部とを有し、前記長辺のコップ支持側
壁部の辺長と前記短辺のトレイ側壁部の辺長とが略等し
く、前記対向する長辺のトレイ側壁部はそれぞれ最上辺
に所定深さの凹み部を有し、前記対向する短辺のコップ
支持側壁部はそれぞれ前記所定深さの凹み部に係止可能
な係止部を有する持ち帰り用容器。 - 【請求項2】 前記対向する短辺のコップ支持側壁部を
前記所定深さの凹み部に前記係止部により係止した場合
には前記トレイ部の最上辺は前記コップ支持部の最上辺
と略同一高さになる請求項1に記載の持ち帰り用容器。 - 【請求項3】 前記トレイ部および前記コップ支持部は
紙又は合成樹脂から成る請求項1又は2に記載の持ち帰
り用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008484U JP3034340U (ja) | 1996-08-03 | 1996-08-03 | 持ち帰り用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996008484U JP3034340U (ja) | 1996-08-03 | 1996-08-03 | 持ち帰り用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3034340U true JP3034340U (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=43169189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996008484U Expired - Lifetime JP3034340U (ja) | 1996-08-03 | 1996-08-03 | 持ち帰り用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3034340U (ja) |
-
1996
- 1996-08-03 JP JP1996008484U patent/JP3034340U/ja not_active Expired - Lifetime
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