JP2005153934A - 苺容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 容器に苺の収納が容易で、容器を積み重ねても変形しない苺容器を提供すること。
【解決手段】 苺を縦に半分以内で裁断した形状に類似した半苺形の複数の苺を収納する凹部12が形成された底部11と、複数の凹部12で囲まれるほぼ中央部に形成された突出部13と、底部11の周囲を囲む周壁14およびフランジ15と、このフランジ15に形成されたループ状の凸条16よりなる身部1と、頂面21と、この頂面21の周囲を囲む周壁24およびフランジ25と、身部1の突出部13と対応する頂面21上の位置に形成された突出部23と、フランジ25に形成された身部1のループ状の凸条16と嵌合する段部26を有する蓋部2とを備え、連結部3を介して身部1と蓋部2とを開閉自在に連結したものである。
【選択図】 図1
Description
この発明は、薄肉合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して作った苺容器に関する。
従来より苺を販売する際には、図7の斜視図に示すように、PETなどの薄肉合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型した開口部を有する深めの容器を使用して、例えば、図6に示すように苺の大きさ(3L、2L、L)に応じて苺を下層に2列に並べ、上層に3列に重ねて並べて、容器全体を筒状にフィルムでラップする方法が普通に行われている。
下記特許文献1に開示されているように、容器本体の中に下層の苺を並べ、その上に仕切り容器を嵌めて、この仕切り容器の中に上層の苺を並べ、その上にフィルムでラップで覆うことが提案されている。
また、比較的高級な苺を販売する際には、苺を一個づつ納める孔または窪みを形成した厚紙、E段、B段、発泡スチロールなどの仕切り用板材を、浅い紙箱の中に底上げした状態で落とし込み、板材の各孔の中に苺を収納したのち、容器全体を筒状にラップしている。
特開平11−198980号公報
しかし、従来の深めの容器は、容器そのものは簡便であるが、苺を収納する際に上下2層にそれぞれ苺を縦横に配列する必要があり、苺を収納する作業に手間がかかり、かつ熟練を要するという問題があった。特に、上層の苺を配列する際には、苺が崩れないように配置しなければならないので、作業に熟練を要していた。また、上層の苺が下層の苺の直上に位置することもあり、苺が相互に小面積で接触して、輸送の際に痛み易いという問題もあった。また、苺を入れた容器を積み重ねることができなかった。
厚紙などの仕切り用板材を用いた容器においては、苺を収納する手間がかからないし、苺が相互に接触することはないので輸送の際に苺が痛まないという点は解消されているが、この容器は、紙箱と板材からなり高価であって主として高級な苺の販売に用いられている。しかし、苺を収納する現場で紙箱を組み立てる作業が必要である。消費者とっては、容器そのものにある程度重量があり、かさばるので保管に不便である。
そこで、この発明は、苺を並べて収納する作業が容易で、積み重ねることができて、利便性に優れ、見栄えのよい苺容器を提供するために考えられたものである。
苺を縦に半分以内で裁断した形状に類似した半苺形の複数の苺を収納する凹部が形成された底部と、複数の上記凹部で囲まれるほぼ中央部に形成された少なくとも1つの突出部と、上記底部の周囲を囲む周壁およびフランジと、該フランジに形成されたループ状の凸条よりなる身部と、
頂面と、該頂面の周囲を囲む周壁およびフランジと、上記身部の突出部と対応する上記頂面上の位置に形成された突出部と、上記フランジに形成された上記身部のループ状の凸条と嵌合する段部を有する蓋部と、
を備え、連結部を介して上記身部と上記蓋部とを開閉自在に連結したものである。
頂面と、該頂面の周囲を囲む周壁およびフランジと、上記身部の突出部と対応する上記頂面上の位置に形成された突出部と、上記フランジに形成された上記身部のループ状の凸条と嵌合する段部を有する蓋部と、
を備え、連結部を介して上記身部と上記蓋部とを開閉自在に連結したものである。
また、苺を縦に半分以内で裁断した形状に類似した半苺形の複数の苺を収納する凹部が形成された底部と、複数の上記凹部で囲まれるほぼ中央部に形成された少なくとも1つの突出部と、上記底部の周囲を囲む周壁およびフランジと、上記フランジに形成されたループ状の凸条よりなる身部、および、頂面と、この頂面の周囲を囲む周壁およびフランジと、上記身部の突出部と対応する上記頂面上の位置に形成された突出部と、上記フランジに形成された上記身部のループ状の凸条と嵌合する段部を有する蓋部とから構成することもできる。
この発明の苺容器を用いると、苺を容器に収納するのが簡便であり、容器全体がコンパクトであり。一度開封した容器であっても、開閉が容易であり、苺の運搬・保管に好適である。
苺が揃って配列されているので見た目に美しく感じられる。底からも全ての苺が見えるので苺の鮮度を確認でき、安心して買うことができる。この容器に収納された苺は、凹部によって分離され、苺同士が容器の中で触れ合わないので保存性がよく、持ち運びの際にも、苺同士がぶつかることが無いので苺が傷むことがない。
身部および蓋部に突出部を設けているので、容器を積み重ねても変形することなく、販売の際には、積み重ねた状態で陳列できて陳列スペースが少なくてすみ、陳列も見栄えがよくなる。
(第1実施形態)
図1は、この発明の苺容器の第1実施形態の平面図であり、図2は、この発明の苺容器を底側から見た状態を示す斜視図である。苺容器は、身部1と、蓋部2と、身部1および蓋部2を開閉自在に連結する連結部3とにより構成されている。
図1は、この発明の苺容器の第1実施形態の平面図であり、図2は、この発明の苺容器を底側から見た状態を示す斜視図である。苺容器は、身部1と、蓋部2と、身部1および蓋部2を開閉自在に連結する連結部3とにより構成されている。
身部1の底部11には、図3の断面図にも示すように、苺を縦に半分以内で裁断した形状に類似した半苺形の1個の苺を入れる凹部12を複数個形成する。なお、この凹部12は苺の大きさ(3L、2L、L、M、A、B)に応じて、各種サイズのものを用意する。
身部1の底部11に形成した4つの凹部12で囲まれるほぼ中央部に、図4の断面図に示すように、円錐台形または角錐台形の突出部13が形成されている。
さらに、周壁14(図2参照)で囲まれた身部1の開口部の周囲には、フランジ15が形成されており、このフランジ15の全周に蓋部2と嵌合するループ状の凸条16が形成されている。そして、連結部3から遠ざかったフランジ15の角部に、耳片17が形成されている。
蓋部2は、周壁24(図2参照)で囲まれた平坦な頂面21と、周壁24の開口部の周囲にフランジ25とが形成され、連結部3を介して身部1と開閉自在に連結されており、開口部の周囲には、身部1の凸条16と嵌合する段部26が形成され、連結部3から遠ざかったフランジ25の角部に耳片27が形成されている。
図4の断面図に示すように、蓋部2の平坦な頂面21には、身部1の突出部13と対応する位置に円錐台形または角錐台形の突出部23が形成されている。
身部1の周壁14と凸条16の高さおよび蓋部2の周壁24および段部26の高さは、蓋を閉じたときに、蓋部2の平坦面21が収納した苺に触れない程度の寸法に設定すればよいのである。
身部1に形成した突出部13の高さは、周壁14とほぼ同じ高さであり、蓋部2に形成した突出部23の高さは、周壁24とほぼ同じ高さであって、蓋を閉じたときに両突出部13、23が衝き合って、容器を積み重ねても容器を変形させない高さである。
以上で説明した苺容器を用いて苺を収納する際には、身部1の各凹部12にそれぞれ苺を入れる。従来の容器と違って凹部12に苺を入れるだけで済み簡便である。苺が入れ終わると、身部1に蓋部2をかぶせて、蓋2の周囲を押さえつけて、身部1に嵌め込む。
図5の断面図に示すように、容器を閉じる際には、蓋2がしっかりと閉まるように、身部1の凸条16と蓋2の段部26を勘合させて閉める。この凸部16と段部26は、連続させることなく適宜設ければよいが、例えば、容器の角部に4カ所、長い辺に2カ所、短い辺に1カ所設けておけば十分である。
次に、容器を開ける際には、蓋部2を身部1から剥がすように行う。そのために、蓋部2の角部に指でつまむための舌片27が設けられており、身部1の角部にも蓋2の舌片27に対応する舌片17が設けられている。両舌片17、27は、互いに反対方向にそらせておくことにより、閉じた状態で楔形の隙間を形成して、指を入れ易くされている。
(第2実施形態)
身部1と蓋部2を連結することなく、身部1と蓋部2とを別々に作り、身部1に苺を収納した後、蓋部2をかぶせて封止してもよいのである。
身部1と蓋部2を連結することなく、身部1と蓋部2とを別々に作り、身部1に苺を収納した後、蓋部2をかぶせて封止してもよいのである。
また、苺を縦に半分以内で裁断した形状に類似した半苺形の複数の苺を収納する凹部が形成された底部と、複数の上記凹部で囲まれるほぼ中央部に形成された少なくとも1つの突出部と、上記底部の周囲を囲む周壁およびフランジと、上記フランジに形成されたループ状の凸条よりなる身部、および、頂面と、この頂面の周囲を囲む周壁およびフランジと、上記身部の突出部と対応する上記頂面上の位置に形成された突出部と、上記フランジに形成された上記身部のループ状の凸条と嵌合する段部を有する蓋部とから構成することもできる。
第1実施形態と同様に、身部1の底部11には、苺を縦に半分以内で裁断した形状に類似した半苺形の1個の苺を入れる複数の凹部12を、列方向に対して斜め方向に配列するように形成されている。そして、底部11の外周から上部に向かって、周壁13が形成されている。さらに、周壁14に囲まれた身部1の開口部の周囲にはフランジ15が形成され、このフランジ15にループ状の凸条16が形成され、フランジ15の角部に、耳片17が形成されている。
蓋部2は、浅い周壁24で囲まれた平坦な頂面21と、周壁24の開口部の周囲にフランジ25とが形成されており、開口部の周囲には、身部1の凸条16と嵌合する段部26が形成され、フランジ25の角部に耳片27が形成されている。このように構成された身部と蓋部とを組み合わせて苺の包装に使用する。
1 苺容器
2 蓋部
3 折り曲げ可能な連結部分
11 底部
12 凹部
13、23 突出部
14、24 周壁
15、25 フランジ
16 凸条
17、27 舌片
21 平坦な頂面
26 段部
2 蓋部
3 折り曲げ可能な連結部分
11 底部
12 凹部
13、23 突出部
14、24 周壁
15、25 フランジ
16 凸条
17、27 舌片
21 平坦な頂面
26 段部
Claims (3)
- 苺を縦に半分以内で裁断した形状に類似した半苺形の複数の苺を収納する凹部が形成された底部と、複数の上記凹部で囲まれるほぼ中央部に形成された少なくとも1つの突出部と、上記底部の周囲を囲む周壁およびフランジと、該フランジに形成されたループ状の凸条よりなる身部と、
頂面と、該頂面の周囲を囲む周壁およびフランジと、上記身部の突出部と対応する上記頂面上の位置に形成された突出部と、上記フランジに形成された上記身部のループ状の凸条と嵌合する段部を有する蓋部と、
を備え、連結部を介して上記身部と上記蓋部とを開閉自在に連結したことを特徴とする苺容器。 - 苺を縦に半分以内で裁断した形状に類似した半苺形の複数の苺を収納する凹部が形成された底部と、複数の上記凹部で囲まれるほぼ中央部に形成された少なくとも1つの突出部と、上記底部の周囲を囲む周壁およびフランジと、上記該フランジに形成されたループ状の凸条よりなる身部、および、頂面と、該頂面の周囲を囲む周壁およびフランジと、上記身部の突出部と対応する上記頂面上の位置に形成された突出部と、上記フランジに形成された上記身部のループ状の凸条と嵌合する段部を有する蓋部とから構成されることを特徴とする苺容器。
- 苺を収納する凹部を整列方向に対して斜めに配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の苺容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003394398A JP2005153934A (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | 苺容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003394398A JP2005153934A (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | 苺容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005153934A true JP2005153934A (ja) | 2005-06-16 |
Family
ID=34720478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003394398A Pending JP2005153934A (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | 苺容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005153934A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104495093A (zh) * | 2014-11-25 | 2015-04-08 | 溧阳市天目湖大紫王葡萄专业合作社 | 一种新鲜葡萄的包装盒 |
US20150351447A1 (en) * | 2014-06-04 | 2015-12-10 | Oluwaseun Ogundiran | Chocolate Dipping Tray |
KR200479523Y1 (ko) * | 2014-12-05 | 2016-02-05 | 김유창 | 과일 포장용기 |
KR20180002756U (ko) * | 2017-03-15 | 2018-09-28 | 이성희 | 식품 포장용기 |
-
2003
- 2003-11-25 JP JP2003394398A patent/JP2005153934A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20150351447A1 (en) * | 2014-06-04 | 2015-12-10 | Oluwaseun Ogundiran | Chocolate Dipping Tray |
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KR20180002756U (ko) * | 2017-03-15 | 2018-09-28 | 이성희 | 식품 포장용기 |
KR200487921Y1 (ko) * | 2017-03-15 | 2018-11-21 | 이성희 | 식품 포장용기 |
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Legal Events
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A977 | Report on retrieval |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070828 |