JP2002112923A - 便器用着座補助装置 - Google Patents
便器用着座補助装置Info
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Abstract
た状態から立ち上がることができる便器用着座装置を提
供することにある。 【解決手段】 便器21に取付け固定される本体1と、
便座14が取着されるとともに本体に前端部が回動可能
に連結され倒伏方向に回動させることで便座が便器の上
端面に対向位置するフレーム8と、フレームと本体とに
連結して設けられたリンク機構25と、リンク機構に一
端が連結されこの一端を支点として回動操作することで
リンク機構を作動させてフレームを起伏回動させるハン
ドル26と、一端が本体に枢着され他端がフレームにこ
のフレームの前後方向に対して連結位置の変更可能に枢
着されフレームを前端部を支点として起立方向に付勢す
るとともに他端のフレームへの連結位置に応じてフレー
ムを異なる起立角度で保持するガススプリング31とを
具備する。
Description
した利用者が便器を利用するときに有効な便器用着座補
助装置に関する。
る場合、便器の便座に座ったり、立ち上がることが容易
でないことがあり、そのような場合には介助者の介助が
必要なことがある。
用者を立ち上がらせたり、座らせるなどの介助は容易で
なく、介助者に掛かる負担が大きいから、介助者の負担
を軽減することが望まれている。
を支点として便器に回動可能に取付けられ、利用時には
便器上にほぼ水平に倒伏した状態で保持されている。そ
のため、上記便座に着座するとき、利用者は臀部を便座
の高さ位置まで深く降ろさなければならないから、その
動作が足腰に大きな負担を掛けることになる。
に深く降ろした臀部を上げなければならず、しかも脚部
を曲げた状態から伸ばさなければならないから、座ると
き以上に大きな負担となる。
勢することが考えられている。このような構成にすれ
ば、利用者が着座するときには、便座はばねの付勢力で
上昇方向に回動した状態にある。
ことで上記便座に当てることができるから、比較的楽に
座ることができ、立ち上がるときには上昇方向に付勢さ
れた便座によって臀部が押し上げられるから、その場合
も比較的楽に立ち上がることが可能となる。
便器は、便座がばねの付勢力によって起立方向に付勢さ
れている。そのため、利用者が比較的楽に立ち上がるこ
とができるようにするためには、ばねの付勢力を強くし
て利用者の臀部を強く押し上げるようにしなければなら
ない。また、着座するときにも、利用者の臀部を確実に
受けることができるようにするためにはばねの付勢力を
十分に強くしなければならない。
と、着座するときに臀部で便座をばねの付勢力に抗して
強く押圧しなければならないから、臀部に床擦れが生じ
ているような場合には利用者に掛かる負担が大きくなる
ということがあり、また体重の軽い利用者の場合には着
座状態が安定しないということもある。
ねの付勢力に応じて利用者の臀部が便座によって強く押
されることになるから、足腰の弱い利用者の場合には足
腰がふらつくなどして立ち上がるときの安定性が悪くな
るということがある。
に強く付勢しなくとも、利用者が比較的楽に座ったり、
立ち上がることができるようにした着座補助装置を提供
することにある。
の便座に利用者が着座したり、着座した状態から立ち上
がるときの動作を補助する便器用着座補助装置におい
て、上記便器に取付け固定される本体と、上記便座が取
着されるとともに上記本体に前後方向の前端部が回動可
能に連結され倒伏方向に回動させることで上記便座が上
記便器の上端面に対向位置するフレームと、このフレー
ムの中途部と上記本体とに連結して設けられたリンク機
構と、このリンク機構に一端が連結されこの一端を支点
として回動操作することで上記リンク機構を作動させて
上記フレームを前端部を支点として起伏回動させる操作
部材と、一端が上記本体に枢着され他端が上記フレーム
にこのフレームの前後方向に対して連結位置の変更可能
に枢着され上記フレームを前端部を支点として起立方向
に付勢するとともに上記他端の上記フレームへの連結位
置に応じて連結位置に応じてこのフレームを異なる起立
角度で保持するガススプリングとを具備したことを特徴
とする便器用着座補助装置にある。
座を取付けるための取付け部が設けられ、この便座を取
り外した上記取付け部に上記本体に設けられた第1の固
定部材が取付け固定され、上記本体には、上記便器の前
端部に圧接してこの便器を上記本体に固定する第2の固
定部材が上記本体に位置決め調整可能に設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の便器用着座補助装置に
ある。
倒伏した上記フレームを上記ガススプリングが上昇方向
に付勢するのを阻止するストッパが設けられていること
を特徴とする請求項1記載の便器用着座補助装置にあ
る。
のフレームに対する連結位置を変更することで、このフ
レームに設けられた便座を異なる起立角度で保持できる
から、その起立角度に応じて便座を倒伏方向へ回動させ
る際の荷重を変えることができる。
と第2の固定部材とによって本体を便器に対して確実に
固定することができる。
が倒伏したフレームを上昇方向へ回動させるのを阻止す
るストッパを有することで、上記フレームに設けられた
便座に着座した利用者の着座状態を安定させることがで
きる。
図面を参照して説明する。
体の斜視図であって、この装置は本体1を備えている。
この本体1は、図1と図2に示すように平行に離間対向
した一対の側部材2を有する。この側部材2は長手方向
両端に高さ調整可能な脚3aが設けられた水平部3b及
びこの水平部3bの前端から立上げられた立上げ部3c
とがパイプ材によって一体成形されている。一方の側部
材2の立上げ部3cは水平部3bとほぼ同じ長さに形成
され、他方の側部材2の立上げ部3cは水平部3bのほ
ぼ半分の長さになっている。
角型に曲成した第1の固定部材4が上方に向かって突出
するよう両端を連結固定して設けられている。この第1
の固定部材4の中間部は水平部4aに形成され、この水
平部4aには一対の取付け孔4bが穿設されている。上
記水平部3bの中途部には、帯状の取付け部材5の下端
が固着され、上端は上記立上げ部3cに固着されてい
る。
には取付け片7が固着されている。一対の取付け片7に
はフレーム8の前端部の両端部が回動可能に連結されて
いる。つまり、このフレーム8は、パイプ材をU字状に
曲成するとともに、前端部となる両端部が外方に向かっ
てほぼL字状の屈曲部8aに形成されていて、その屈曲
部8aの先端が上記取付け片7に支軸9によって枢着さ
れている。
端側には、円弧状の保持部材11が両端部を固定して架
設され、閉塞端の外面には図2に示すように一対の取付
け孔12が穿設された取付け板13が固着されている。
に設けられている。この便座14の上記取付け板13に
固定された部分には洗浄器15が一体的に設けられてい
る。
1の後端部上面に形成された取付け部としての一対の貫
通孔22に図示しないボルトおよびナットによって取付
け固定されているが、この発明では上記便座14は便器
21から取り外されて上記フレーム8に上述したように
取付けられている。なお、便器21の上端部には水槽2
0が一体的に設けられている。
端部は、上記第1の固定部材4の水平部4aに取付け固
定される。つまり、水平部4aに形成された取付け孔4
bと、便器21の貫通孔22とに図示しないねじを通す
ことで、第1の固定部材4に便器21が固定されてい
る。
フレーム8との間には図3と図6に示すリンク機構25
が設けられている。このリンク機構25は、上記取付け
部材5に下端部が枢着されたハンドル26を有する。こ
のハンドル26の下端にはリンク27の一端が枢着され
ている。
ト28の基端が固着されている。このブラケット28の
前端は本体1の前方に向かって延出されていて、その前
端には上記リンク27の他端が枢着されている。つま
り、上記ハンドル26、リンク27及びブラケット28
によってリンク機構25を構成している。
線で示す状態から鎖線で示す状態へ回動させれば、この
ハンドル26の回動によって便座14が設けられたフレ
ーム8を取付け片7に連結された前端部を支点として図
3に鎖線で示す上昇方向へ回動させることができるよう
になっている。
ング31の一端が枢着されている。このガススプリング
31の他端は上記フレーム8の両側の上記ブラケット2
8よりも後方に設けられた連結部32に枢着されてお
り、それによって上記フレーム8は上記ガススプリング
31によって起上方向に付勢されている。
に第1乃至第3の取付け孔33a〜33cがフレーム8
の前後方向に沿って形成されている。図4(a)に示す
ように上記ガススプリング31の他端には連結孔34a
が形成された連結片34が設けられている。上記取付け
孔33a〜33cのいずれか1つには頭付のピン40が
挿通されている。
つから突出したピン40には上記ガススプリング31の
連結片34が連結孔34aを介して係合保持されてい
て、上記ピン40の突出端に形成された取付け溝35に
はCリング36が着脱可能に係着されている。それによ
って、上記ガススプリング31の他端は、上記連結部3
2に設けられた3つの取付け孔33a〜33cのいずれ
か1つに連結できるようになっている。
付け孔33a〜33cのうちのどれに連結するかによっ
てフレーム8の起上角度を調整できるようになってい
る。つまり、図5に示すようにガススプリング31の他
端を、フレーム8の前端側に位置する第1の取付け孔3
3aに連結した場合には同図にAで示すようにフレーム
8の起上角度が最も大きくなり、ついで中間に位置する
第2の取付け孔33bに連結した場合の起上角度はBと
なり、後端側に位置する第3の取付け孔33cに連結し
た場合には同図にCで示すように起上角度が最も小さく
なる。
は3つに限られず、2つ或いは4つ以上であってもよい
こと勿論である。
部には先端が鉤状の係合部37に形成されたストッパ3
8の基端部が回動可能に連結されている。このストッパ
38の係止部37は、上記フレーム8を起立状態からほ
ぼ水平となる状態まで倒伏させたときに、上記ブラケッ
ト28の外面に突設された係止ピン39に係合する。そ
れによって、フレーム8はガススプリング31の付勢力
に抗してほぼ水平な状態で起立方向への回動が不能な状
態に保持される。
ン41が突設されていて、この操作ピン41によってス
トッパ38をその係止部37が係止ピン39から外れる
方向へ回動操作できるようになっている。
て連結固定された本体1の前端部は、第2の固定部材4
2によって上記便器21に固定される。この第2の固定
部材42は、図1に示すように上記便器21の前端側の
曲面の少なくとも左右対称に当接する左右対称の形状に
曲成されたパイプ部材からなる。図7(a)、(b)に
示すようにこの第2の固定部材42の両端部には通孔4
2aが形成され、この通孔42aにはナット43が螺合
されたねじ軸44が挿通されている。
ド部材45の先端に固着されている。一対のスライド部
材45は、L字状に折曲されたパイプ材からなる回動部
材46の一端部にスライド可能に挿通されている。上記
スライド部材45には軸方向に所定間隔で複数の位置決
め孔45aが形成され、上記回動部材46の先端部には
上記位置決め孔45aに嵌合する位置決めピン47が設
けられている。それによって、スライド部材45は上記
回動部材46の先端部から所定の突出長さで固定できる
ようになっている。
の水平部3bの先端部に、本体1の幅方向内方に向かっ
て突設された支軸47に回動可能に外嵌支持されてい
る。この回動部材46の他端には止めねじ48が螺合さ
れていて、この止めねじ48を締め込むことで、上記回
動部材46を所定の角度で回動不能に固定できるように
なっている。なお、一対の回動部材46は横杆49によ
って連結されている。
ド部材45及びナット43によって高さ調整可能であ
り、また回動部材46によって回動角度の調整可能にな
っている。
2の固定部材42を便器21の前面側の曲面1aの少な
くとも左右対称の2箇所に当接して本体1を、便器21
に位置決めして上記第1の固定部材4とで固定できるよ
うになっている。すなわち、便器21に対して便座14
が位置決めされることになる。
用する場合について説明する。図9(b)に示すよう
に、利用者Uが便座14に着座する前は、便座14はガ
ススプリング31の付勢力によって所定の角度で起立し
た状態にある。
場合、利用者Uは図9(b)に示すように後向きになっ
て両手で一対のハンドル26の先端部を把持し、ついで
腰を下ろして臀部を便座14に当てる。その状態で臀部
を徐々に下げれば、その重量によって便座14が設けら
れたフレーム8は、このフレーム8の下面が便器21の
上面に当接するまでガススプリング33の付勢力に抗し
て倒伏方向へ回動する。
臀部が支えられながら着座することができるから、腰や
脚部に大きな負担を掛けることなく着座することができ
る。
ンドル26が便座14の倒伏方向への回動に連動する。
そのため、利用者Uはハンドル26に加える力を調整す
ることで、便座14が倒伏方向へ回動する速度を変える
ことができるから、利用者Uの腰や脚部に負担が掛から
ないよう、便座14の倒伏方向への回動速度をさらに緩
やかにして着座することもできる。
ンドル26を把持しているから、身体がふらつくような
ことなくその動作を安定して行うことができる。
に設けられた連結片34をフレーム8に設けられた連結
部32の第1の取付け孔33aに連結したため、フレー
ム8(便座14)はガススプリング33によって図5に
Aで示す角度で起上方向に付勢されている。
座14を最大の角度Aで起上させるようにしても、その
体重によって比較的円滑に倒伏方向へ回動させることが
できる。
い場合には、便座14が最大角度Aで起上していると、
利用者の体重によって便座14を円滑に倒伏させること
ができなくなる虞がある。
の連結片34をフレーム8に設けられた連結部32の第
2又は第3の取付け孔33b,33cに連結し、便座1
4の起立角度をAに比べて小さなB又はCにする。
な場合に比べて倒伏させ易くなるから、体重が比較的軽
い利用者Uであっても、上記便座14を臀部で押圧しな
がら比較的容易に倒伏方向へ回動させることができる。
起立角度をCとした場合に比べてガススプリング33の
伸びが小さくなる。そのため、便座14を起立した状態
からほぼ水平な状態まで倒伏させる場合、それに要する
仕事量はガススプリング33の伸びが小さな状態であ
る、便座14が起立角度Aで起立した状態の方が起立角
度Cで起立している場合に比べて小さくなる。つまり、
便座14の起立角度を大きくした方が小さくした場合よ
りも少ない仕事量で倒伏させることができることにな
る。
まで倒伏させて着座した利用者Uが起立する場合には、
ハンドル26の先端部を把持し、体重をハンドル26の
上方へ移動させる。それによって、ハンドル26の先端
部に体重が加わるから、利用者Uはハンドル26を図9
(a)に矢印で示す方向へ容易に回動させることができ
る。
向へ回動させれば、その回動に便座14が設けられたフ
レーム8がリンク機構25によって前端側の支軸9を支
点として起立する方向に回動するから、利用者Uは臀部
が押し上げられることになる。そのとき、フレーム8に
はガススプリング31の付勢力が加わるから、ハンドル
26を前方へ押す力を軽減することができる。
でハンドル26を操作することで、臀部を斜め前方に押
し上げられることになるから、足腰に大きな負担を掛け
ることなく立ち上がることができる。このときも、利用
者Uはハンドル26を把持しているので、足腰の状態が
安定するまで身体を確実に保持しておくことができる。
定部材4と第2の固定部材42とで便器21に固定され
ている。そのため、利用者Uが便座14を倒伏方向に回
動させて着座するときや起立方向に回動させて立ち上が
るときなどに、本体1が前後左右方向にずれ動くという
ことがないから、そのことによっても利用者Uは安定し
た状態で着座したり、立ち上がったりすることができ
る。
水平に倒伏させた状態では、リンク機構25のリンク2
7に設けられたストッパ38が係止ピン39に係合する
から、便座21がガススプリング31の付勢力によって
起上方向へ回動するのが阻止される。
付勢力によって利用者Uの臀部が便座21を介して押圧
されるのが防止されるから、利用者Uは着座状態を安定
した状態で維持することができるばかりか、利用者Uの
臀部に辱瘡があるような場合、臀部が圧迫されて不快感
や苦痛を感じるのを防止することもできる。
向と前後方向との位置調整ができるようになっている。
そのため、便器21の種類によってその前端側の形状が
異なっても、第2の固定部材42を便器21の前端側に
確実に当接させて固定することが可能となる。つまり、
本体1を便器21に確実に固定することができる。
形成された便座14を取付けるために形成された貫通孔
22を利用して取付けるようにした。そのため、第1の
固定部材4と便器21とを固定するために、便器21に
特別な加工をせずにすむ。
前端部を、幅方向外方に向かって屈曲した屈曲部8aに
形成し、この屈曲部8aの先端面を支軸9によって取付
け片7に連結した。つまり、フレーム8の開放端を大き
な幅寸法で開放させることができる。
部をフレーム8の開放端側から便座15に接近させ易い
ため、臀部を便座15に容易に押し当てることが可能と
なる。
ものでなく、種々変形可能である。たとえば、上記一実
施の形態ではハンドルを前方へ押すことで便座を倒伏状
態から起立状態へ回動させるようにしたが、リンク機構
の構造を変えることで、上記ハンドルを引くことで便座
を起立方向へ回動させるようにしてもよい。
グのフレームに対する連結位置を変更できるようにし
た。
を異なる起立角度で保持できるから、その起立角度に応
じて便座を倒伏方向へ回動させる際の荷重を変えること
ができる。
と第2の固定部材とによって本体を便器に対して確実に
固定することができるようにしたから、本体が便器に対
してずれ動くのを防止できる。
が倒伏したフレームを上昇方向へ回動するのを阻止する
ストッパを設けるようにした。
において、ガススプリングの付勢力が便座を介して利用
者の臀部に伝わるのを防止できるから、利用者の着座状
態を安定させることができる。
図。
た連結部との連結部分の断面図、(b)はフレームに設
けられた連結部の正面図。
ススプリングとの連結位置との関係の説明図。
じく正面図。
図、(b)は利用者が立ち上がっている状態の説明図。
13)
の便座に利用者が着座したり、着座した状態から立ち上
がるときの動作を補助する便器用着座補助装置におい
て、上記便器に取付け固定される本体と、上記便座が取
着されるとともに上記本体に前後方向の前端部が回動可
能に連結され倒伏方向に回動させることで上記便座が上
記便器の上端面に対向位置するフレームと、このフレー
ムの中途部と上記本体とに連結して設けられたリンク機
構と、このリンク機構に一端が連結されこの一端を支点
として回動操作することで上記リンク機構を作動させて
上記フレームを前端部を支点として起伏回動させる操作
部材と、一端が上記本体に枢着され他端が上記フレーム
にこのフレームの前後方向に対して連結位置の変更可能
に枢着され上記フレームを前端部を支点として起立方向
に付勢するとともに上記他端の上記フレームへの連結位
置に応じてこのフレームを異なる起立角度で保持するガ
ススプリングとを具備したことを特徴とする便器用着座
用補助装置にある。
倒伏した上記フレームを上記ガススプリングが上昇方向
に付勢するのを阻止するストッパが設けられていること
を特徴とする請求項1記載の便器用着座補助装置にあ
る。請求項4の発明は、便器の便座に利用者が着座した
り、着座した状態から立ち上がるときの動作を補助する
便器用着座補助装置において、上記便器に取付け固定さ
れる本体と、上記便座が取着されるとともに上記本体に
前後方向の前端部が回動可能に連結され倒伏方向に回動
させることで上記便座が上記便器の上端面に対向位置す
るフレームと、このフレームの中途部と上記本体とに連
結して設けられたリンク機構と、このリンク機構に一端
が連結されこの一端を支点として回動操作することで上
記リンク機構を作動させて上記フレームを前端部を支点
として起伏回動させる操作部材と、上記本体に設けられ
上記便器の後部の便座を取り外した取付け部に取付け固
定された第1の固定部材と、上記本体に位置決め調整可
能に設けられ位置決め調整することで上記便器の前端部
に圧接してこの便器を上記本体に固定する第2の固定部
材とを具備したことを特徴とする便器用着座用補助装置
にある。
の固定部材と第2の固定部材とによって本体を便器に対
して確実に固定することができる。
の固定部材と第2の固定部材とによって本体を便器に対
して確実に固定することができるようにしたから、本体
が便器に対してずれ動くのを防止できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 便器の便座に利用者が着座したり、着座
した状態から立ち上がるときの動作を補助する便器用着
座補助装置において、 上記便器に取付け固定される本体と、 上記便座が取着されるとともに上記本体に前後方向の前
端部が回動可能に連結され倒伏方向に回動させることで
上記便座が上記便器の上端面に対向位置するフレーム
と、 このフレームの中途部と上記本体とに連結して設けられ
たリンク機構と、 このリンク機構に一端が連結されこの一端を支点として
回動操作することで上記リンク機構を作動させて上記フ
レームを前端部を支点として起伏回動させる操作部材
と、 一端が上記本体に枢着され他端が上記フレームにこのフ
レームの前後方向に対して連結位置の変更可能に枢着さ
れ上記フレームを前端部を支点として起立方向に付勢す
るとともに上記他端の上記フレームへの連結位置に応じ
て連結位置に応じてこのフレームを異なる起立角度で保
持するガススプリングとを具備したことを特徴とする便
器用着座用補助装置。 - 【請求項2】 上記便器の後部には便座を取付けるため
の取付け部が設けられ、この便座を取り外した上記取付
け部に上記本体に設けられた第1の固定部材が取付け固
定され、上記本体には、上記便器の前端部に圧接してこ
の便器を上記本体に固定する第2の固定部材が上記本体
に位置決め調整可能に設けられていることを特徴とする
請求項1記載の便器用着座補助装置。 - 【請求項3】 上記リンク機構には、倒伏した上記フレ
ームを上記ガススプリングが上昇方向に付勢するのを阻
止するストッパが設けられていることを特徴とする請求
項1記載の便器用着座補助装置。
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---|---|---|---|
JP2000305188A JP3694644B2 (ja) | 2000-10-04 | 2000-10-04 | 便器用着座補助装置 |
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