JP2002112732A - 梅酢含有調味料 - Google Patents

梅酢含有調味料

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JP2002112732A
JP2002112732A JP2000305214A JP2000305214A JP2002112732A JP 2002112732 A JP2002112732 A JP 2002112732A JP 2000305214 A JP2000305214 A JP 2000305214A JP 2000305214 A JP2000305214 A JP 2000305214A JP 2002112732 A JP2002112732 A JP 2002112732A
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vinegar
plum
plum vinegar
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Toshiko Kawasaki
敏子 川崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】梅酢を有効に利用した梅酢含有調味料を提供す
る。 【解決手段】食酢に梅干しの製造過程に於いて生ずる梅
酢と甘味料を含有させたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は梅酢含有調味料に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】青梅を水洗後、塩漬すると浸透圧により
梅酢が滲出される。この梅酢は酸味が強く、塩分濃度も
高い為に栄養価が高いにもかかわらず有効利用されず捨
てられている事が多い。この梅酢を利用した商品開発が
なされているが、煮つめたり(特開平6−6279
0)、減塩したり(特開平8−322503・特開平6
−14762)して用いているので設備に費用がかかり
その工程も複雑であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】古来より健康食品とし
て食用されてきた梅干しの製造過程に於いて生ずる梅酢
は、梅の成分が滲出して栄養価が高いにもかかわらず、
酸味が強く、塩分濃度も高い為、有効利用される事が少
なく、多くは川などに捨てて公害となり、又は代金を支
払って業者に処理してもらっているのが実情である。本
発明はこの梅酢を有効に利用しようとするものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明は食酢に梅干しの製
造過程に於いて生ずる梅酢と甘味料とを加えてつくる調
味料である。
【0005】
【発明の実施の形態及び実施例】洗浄し、塩漬した梅か
らは梅のすぐれた栄養成分であるクエン酸やリンゴ酸等
を含んだ水分が滲出し、いわゆる梅酢が得られる。この
梅酢には大体10〜30%の塩分が含まれる。例えば、
塩分20%の梅酢を使用して梅酢含有調味料を作る場
合、基本的に食酢400cc・梅酢100cc・砂糖1
60〜200gの分量を混合すると塩分濃度4%の美味
な調味料になる。勿論使用する食酢の味、梅酢の塩分濃
度・甘味料の種類等により変化するのはいうまでもな
い。又、不純物が混ざらないように布でこしたり、味を
良くする為に昆布・昆布エキス・各種アミノ酸等を加え
たり、更に栄養価を高めるためにはビタミン・ミネラル
類等を別途添加することもできる。塩をほとんど使用し
ないためにその分コストも安くなり混合するだけなので
多額な費用の要る装置も要らず製造容易である。
【0006】
【発明の効果】古来より健康食品として食用されてきた
梅干しの製造過程に於いて生ずる梅酢は梅の成分が滲出
して栄養価が高いにもかかわらず酸味が強く、塩分濃度
も高い為に有効利用されず、公害とさえなって捨てられ
ている。この梅酢を有効に利用するもので、製造容易で
低コスト・栄養にも富み 且つ保存料などを使用しない
安心な調味料が得られる。従来は食酢に甘味料・塩分等
を加えて作るが本発明は梅酢を加えることにより栄養価
を高め更に減塩しないで梅酢に含まれる塩分をそのまま
利用してつくることが出来るものである。又、食酢・梅
酢とも健康食品であり腐敗するものではなく、従って防
腐剤を加える必要も無く健康面からも安心して食べられ
る食材である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食酢に梅干しの製造過程に於いて生ずる
    梅酢と甘味料とを加えてなる梅酢含有調味料。
  2. 【請求項2】 食酢と甘味料を主原料とする調味液に減
    塩しない梅酢を加えてなる梅酢含有調味料。
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