JP2002112239A - オンデマンドカメラ中継方法および装置 - Google Patents

オンデマンドカメラ中継方法および装置

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JP2002112239A JP2000298369A JP2000298369A JP2002112239A JP 2002112239 A JP2002112239 A JP 2002112239A JP 2000298369 A JP2000298369 A JP 2000298369A JP 2000298369 A JP2000298369 A JP 2000298369A JP 2002112239 A JP2002112239 A JP 2002112239A
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Kunihiko Koike
邦彦 小池
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • H04N7/183Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a single remote source
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴者がカメラを通信回線を介して遠隔
操作し、常に所望の映像を得ることができる方法を提供
すること。 【解決手段】 遠隔操作可能な指向装置をそれぞれに有
する複数のビデオカメラと音声出力装置をステージもし
くはフィールドの前に配置するステップと、該複数のカ
メラと該音声入力装置とからの出力を広域電気通信回線
網を介して複数の視聴者に配信するステップと、各視聴
者の有する配信された映像と音声を表示する受信装置と
その入力手段により上記の指向装置の操作を各視聴者が
できるようにするステップとを含んでなる、複数のカメ
ラと複数の受信装置が1対1で接続するオンデマンドカ
メラ中継方法を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の遠隔操作可
能なカメラを含むオンデマンドカメラ中継装置を用い
た、視聴者個人が遠隔操作可能なオンデマンドカメラ中
継方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1台または数台のカメラによって
撮影された映像を、通信回線を介して受信装置に送信
し、ユーザが可視範囲を通信回線を介して操作すること
により、ユーザが所望の映像を得ることができるシステ
ムが知られている(特開平09-163356号公報)。このシ
ステムにおいては、メモリに保存された画像の範囲内で
ユーザが見たい範囲を指定できる。
【0003】インターネットのウェブ上において、カメ
ラ制御権を獲得したユーザがパーソナルコンピュータ端
末を操作することでカメラを遠隔操作し、所望の画像を
得ることが可能なシステムも知られている(特開平10-9
3855号公報)。これは不特定多数のユーザが、通信回線
を通して一台または数台のカメラを操作するシステムで
ある。しかし、カメラの制御権を有するユーザの人数は
限定されており、このシステムでは全てのユーザが常に
所望の映像を得ることはできず、制御権を持つことがで
きる時間も制限されている。
【0004】また、カメラサーバを設けて、不特定多数
の利用者からの遠隔操作指令に対応することを特徴とす
るコンピュータネットワークを介した遠隔操作カメラ中
継システムも知られている(特開平11-55561号公報)。
この方法は、カメラサーバが複数のクライアントコンピ
ュータからの遠隔操作指令をまとめてカメラ制御を行う
方法であるため、個々のクライアントコンピュータの利
用者が常に所望の遠隔操作を行うことは不可能である。
【0005】
【発明が解決する課題】本発明の目的は、複数の視聴者
全員が各々一つのビデオカメラ等を所望のとおりに遠隔
操作することを可能にするオンデマンドカメラ中継方法
および装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明においては一台のカメラに一台の受信
装置のみが接続する一対一の接続を可能にし、通信回線
を介してカメラを遠隔操作することができる方法を提供
する。
【0007】すなわち、本発明は、遠隔操作可能な指向
装置をそれぞれに有する複数のビデオカメラと音声入力
装置をステージもしくはフィールドの前に配置するステ
ップと、該複数のカメラと該音声入力装置とからの出力
を広域電子通信回線網を介して複数の視聴者に配信する
ステップと、各視聴者の有する配信された映像と音声を
表示する受信装置とその入力手段により、上記の指向装
置の操作を各視聴者ができるようにするステップとを含
んでなるオンデマンドカメラ中継方法を提供する。ま
た、本発明はこのような中継方法に用いる通信回線を介
して遠隔操作が可能なビデオカメラを複数備えたオンデ
マンドカメラ中継装置を提供する。さらに、本発明はレ
ンズ部および固体撮像素子が一体になったカメラ本体
と、該カメラ本体を任意の方向に向けるための、該カメ
ラ本体に取り付けられた遠隔操作可能な指向装置と、該
カメラ本体に接続された該カメラ本体からの電気信号を
処理する出力回路を含む信号処理部とを含むユニットを
複数備えてなることを特徴とするオンデマンドカメラ中
継装置を提供する。前記カメラ本体と前記出力回路が別
体になっており、ケーブルで接続されていることが好ま
しい。また、上記オンデマンドカメラ中継装置は、遠隔
操作可能な音声入力装置を上記ユニットにさらに含むこ
とが好ましく、前記ユニットが視聴者に映像を出力する
受信装置と1対1の関係で接続されることが好ましい。
【0008】
【発明の実施の態様】以下、図面を参照して本発明の実
施の態様を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施
の態様は、本発明を限定するものではない。
【0009】図1は本発明のオンデマンドカメラ中継装
置を含む、オンデマンドカメラ中継方法全体の構成を示
す図である。本発明のオンデマンドカメラ中継装置1に
は、カメラ本体2と、カメラ本体を任意の方向に向ける
ための指向装置5と、カメラ本体から送信される電気信
号を処理する信号処理部6とを含むカメラユニット7が
複数台含まれている。このオンデマンドカメラ中継装置
1のデジタル出力は、必要な長さのケーブル9を通じて
インターネット10に接続されているコンピュータ11
に接続する。複数のカメラ本体2から入力した映像は信
号処理部6でデジタル化処理され、インターネット10
を経由し、通信回線12を介して、複数のカメラ本体2
の各々に1対1で対応する受信装置13へ送信される。
このとき、映像データおよび音声データは圧縮されて送
られる。このときの回線速度は128kbit/秒以上
が望ましく、512kbit/秒以上がさらに望ましい
が、本発明は特定の通信速度に限定されるものではな
い。受信装置13はデジタル処理化された信号を変換
し、映像を表示画面上に表示する。視聴者は表示された
映像に応じて、遠隔操作入力装置14に所望のカメラの
向き等を入力する。遠隔操作入力装置14は、視聴者の
入力した制御信号を、通信回線12とインターネット1
0を介してオンデマンドカメラ中継装置1の受信処理部
であるにコンピュータ11送信する。この制御信号に基
づいて指向装置5を遠隔操作し、カメラ本体2の向きを
変えたり、カメラのレンズがズームレンズであればレン
ズの視野を拡大、縮小したりして所望の映像を得ること
ができる。
【0010】また、本発明の現実の運用において、例え
ばコンサートのライブを本発明の装置を用いて中継する
場合には、少なくとも50以上のカメラユニットを備え
ることが好ましく、100以上がさらに好ましく、場合
によっては200以上、500以上、あるいは1000
以上のカメラを備えることが好ましい。ユニットカメラ
の数の上限は現在のところ理論的には2000程度であ
るが、それ以上の数も可能である。
【0011】本発明の特徴とするところは、特定のカメ
ラユニット7から入力された信号は、特定の受信装置1
3のみに送信され、特定の遠隔操作入力装置14から送
信される信号は、特定の指向装置5のみに送信される一
対一の接続となっている点である。このように、一つの
カメラユニット7と受信装置13と遠隔操作入力装置1
4との一組が、他のカメラユニット7と受信装置13と
遠隔操作入力装置14との一組から完全に独立している
ため、一人の視聴者の操作が他の視聴者によるカメラユ
ニット操作の影響を受けることがなく、個々の視聴者は
常に所望の操作をすることが可能となる。また、これら
の組が完全に独立しているため、カメラユニットを多数
設けることによる接続の弊害はない。
【0012】以下に本発明のオンデマンドカメラ中継方
法および装置の構成要素について図面に基づき詳細に説
明する。本発明のカメラ本体2を図2に示す。カメラ本
体2には、被写体の光学信号を集光するレンズ部3と、
レンズ部3が受けた光学信号を電気的な信号に変換する
撮像素子部4とが一体になって含まれる。
【0013】レンズ部と撮像素子部が一体となったカメ
ラ本体としては、市販のCCDカメラを用いることがで
きる。これらの技術は公知であり、用途や目的に合わせ
て作製することも可能である。
【0014】レンズ部3は撮影する映像に合わせて、ズ
ームレンズや広角レンズ、望遠レンズ、二重焦点レンズ
などを利用することができる。また、特に小型のカメラ
が要求される場合は、ピンホールレンズを用いることも
できるが、これらに制限されない。また、レンズ部を用
途や志向によって交換することも可能である。
【0015】本発明の一つの態様においては、ズームレ
ンズを用いる。このとき、ズームレンズも遠隔操作する
ことができることが望ましい。遠隔操作は指向装置5と
同様に、通信回線12を介して遠隔操作入力装置14を
操作することによって、行うことができる。
【0016】撮像素子部4は、レンズ部2で集光した被
写体の光学信号を電気信号に変換する。撮像素子として
は、固体撮像素子であるCCD(Charge Coupled Devic
e)やMOS(Metal Oxide Semiconductor)、CMOS
(Complementary Metal Oxide Semiconductor)が知ら
れており、用途に合わせてこれらの撮像素子を用いるこ
とができる。
【0017】カメラ本体は、カメラ本体2を任意の方向
に向けるための遠隔操作可能な指向装置5の上に載置さ
れる。この指向装置5としては、左右方向の回転及び上
下方向の回転をするパンチルターを利用することができ
る。
【0018】また、カメラ本体と出力信号処理回路を別
体にしてその間をケーブルでつなぐことにより、カメラ
本体のみを指向装置に載置し、カメラ本体の向きを変更
することができるようにする。このようにすると指向装
置の動作をオンデマンドカメラ中継装置1に含まれる複
数のカメラ本体が互いに干渉することを防止して、カメ
ラ本体をより小さな中継装置にまとめあげることができ
るようになる。
【0019】本発明のオンデマンドカメラ中継装置1に
含まれる指向装置5の一つの態様である、パンチルター
51の側面図を図3に、正面図を図4に示す。パンチル
ター51は台座部52にカメラ等を載置し、水平方向お
よび垂直方向の回転を可能とするする指向装置である。
台座部52はパンチルター本体54に対しシャフト53
によって取り付けられ、シャフト53を軸として±90°
までチルトすることができる。また、パンチルター本体
54に取り付けられた回転部55は支持台56に対し、
図示しないパンモータによって水平方向に回転するよう
に取り付けられている。これにより左右方向に±180°
の回転をすることができる。
【0020】パンチルター51には遠隔操作のための遠
隔操作用ケーブル58が接続されている。視聴者から送
信される遠隔制御信号は遠隔操作用ケーブル58を介し
てパンチルター51に含まれるパンチルター制御部57
を制御し、上記のように指向を可能とする。このよう
な、パンチルターを遠隔操作する技術は公知であり(特
開平09-298725号公報等)、これらの技術を利用して、
遠隔操作可能なパンチルターを作製することができる。
このように、パンチルター51にカメラ本体2を載置す
ることで、カメラ本体の指向が可能になる。
【0021】しかし、パンチルターに限定されず、用途
に合わせた指向装置を作製することができる。指向装置
5の別の態様としては、上下左右に平行移動を可能とす
るものも考えられる。
【0022】本発明の一つの態様においては、カメラユ
ニット7に、さらに音声入力装置8を取り付けることが
できる。音声入力装置8は、市販の小型マイクを用いる
ことができる。また別の実施態様においては、オンデマ
ンドカメラ中継装置1自体に取り付けられた一つの音声
入力装置から入力することもできる。さらに、別の実施
態様においては、これらのユニットとは全く別のシステ
ムで画一的に入力した音声を、視聴者個人が出力レベル
を調節して所望の音響を作り出すことも可能である。ま
た、別の実施態様においては、音声が多数のマイク等か
ら入力されており、それらのマイクの数や位置を、視聴
者が遠隔操作入力装置14によって指定することも可能
である。
【0023】信号処理部6は撮像素子部4から送信され
る電気信号を処理し、処理されたデジタル信号を、ケー
ブル9を通じ、インターネット10に接続されているコ
ンピュータ11に送信する。インターネット10は通信
回線12を介して、デジタル化された信号を各視聴者へ
送信する。
【0024】コンピュータ11はまた、遠隔操作入力装
置14からの信号を処理し、指向装置5を制御するため
の信号処理部としての役割を果たす。
【0025】通信回線12は電話回線、衛星通信回線、
有線放送用の回線、無線通信回線等を利用することがで
きるが、これらに制限されない。
【0026】受信装置13は通信回線12を介してオン
デマンドカメラ中継装置1から送信されるデジタル信号
を受信し、変換して映像として表示することができるも
のであればよい。例えばデジタル信号を処理することが
できるソフトウェアを備えたパーソナルコンピュータ
や、デジタル情報を表示することができるテレビや、信
号処理機能を備えた携帯電話の液晶表示部分を受信装置
として用いることができるが、これらに限定されない。
または本発明のシステムに合わせて専用の受信装置を所
望の形状および大きさに作ることができる。
【0027】遠隔操作入力装置14は通信回線10を介
して、視聴者が入力した指向装置の制御条件等をデジタ
ル化して、受信処理部であるコンピュータ11に送信す
るものである。操作には、例えばパーソナルコンピュー
タ端末で、遠隔操作信号を送信するソフトを用いて、ポ
インティングデバイスで操作することもできるし、テレ
ビのリモコンに遠隔操作信号を送信する機能を付加して
操作することも可能であるが、それらに限定されない。
また、用途に合わせてジョイスティックのような専用の
コントローラを設けることもできる。
【0028】本発明の一つの態様による、遠隔操作入力
装置14を図5に示す。図5に示す遠隔操作入力装置1
4は、パーソナルコンピュータ端末を利用したものであ
り、必要なときにキーボード操作によって図5に示す操
作画面をパーソナルコンピュータのディスプレイ上に表
示することができる。この操作画面には指向装置5を操
作するパン操作部141とチルト操作部142が含まれ
ており、所望の回転角度をキーボード操作によって入力
することも、ポインティングデバイスを用いて画面上の
所望の回転角の部分を指定することも可能である。視聴
者はディスプレイ上に送信されてくる映像を見ながらパ
ン操作部141とチルト操作部142を操作し、指向装
置に載置されたカメラを所望の方向に向け、所望の映像
を得ることができる。
【0029】これらのシステムを用いることで、視聴者
は、特定のカメラ本体2から入力された映像を、個別の
通信回線12を介して受信することができ、遠隔操作入
力装置14を操作することにより指向装置5を制御し、
カメラ本体2を所望の方向に向けることによって所望の
映像を得ることができる。つまり、視聴者は常にカメラ
ユニット7に接続することができ、所望の映像の受信、
および所望の遠隔操作が常に可能となる。
【0030】本発明の一つの態様においては、オンデマ
ンドカメラ中継装置1は、劇場や野球場などに固定する
ように設置することが可能である。例えば野球場やサッ
カー場などのフィールドに設置する場合には、一塁側と
三塁側にそれぞれ1000台のカメラユニットを含むオ
ンデマンドカメラ中継装置を取り付けることができる。
【0031】また、本発明の別の態様においては、オン
デマンドカメラ中継装置に可動装置を取り付けることが
でき、オンデマンドカメラ中継装置を移動可能にするこ
とができる。例えば、ユニット自体を車両に取り付けて
移動することもできるし、ユニットに車輪を付けて他の
車両に牽引させることや、船体の底部やヘリコプターな
どの航空機に取り付けることも可能である。または、そ
の他の可動装置に取り付けることも可能であるが、それ
らに限定されない。
【0032】さらに、本発明の別の態様においては、オ
ンデマンドカメラ中継装置1は完全防水装置を取り付け
て水中で使用することや、耐熱装置を取り付けて高温の
場所、または耐寒冷仕様にして寒冷地で使用することが
可能である。
【0033】オンデマンドカメラ中継装置は、用途に応
じて様々な形状をとることが可能である。例えば劇場の
ように、主に正面方向から映像および音声を得る場合に
は、舞台の正面方向に縦横にカメラを配置した箱状のオ
ンデマンドカメラ中継装置を設置することができる。ま
たは上から見下ろす映像を所望する場合には、天井に取
り付けるように、平面的な形状のオンデマンドカメラ中
継装置を作製することができる。
【0034】
【実施例】次に実施例を用いて本発明を具体的に説明す
る。しかし、これらの実施例は本発明を限定するもので
はない。
【0035】[実施例1]本発明のオンデマンドカメラ
中継装置はコンサートの中継に用いることができる。例
えば、1000台のCCDカメラを取り付けたオンデマ
ンドカメラ中継装置を使用する場合、オンデマンドカメ
ラ中継装置はコンサート会場を充分に見渡すことのでき
る適当な位置に取り付ける。予め決められた1000台
のカメラのうちの一台が割り当てられた各視聴者は、通
信回線を利用して、テレビやパーソナルコンピュータな
どの受信装置に上記のカメラから入力された映像および
音声を受信することができる。さらに視聴者は、受信し
た映像を見ながら、例えばジョイスティックのような特
定の遠隔操作入力装置を利用して、またはパーソナルコ
ンピュータ上の操作によって、それぞれに割り当てられ
たカメラおよび音声入力システムを通信回線を介して自
由に遠隔操作することで、所望の映像および音響を得る
ことができる。または一人で2、3回線を利用し、複数
の異なるカメラを自由に操作し、複数の画面を一台また
は複数台の受信装置に表示させることも可能である。
【0036】
【発明の効果】このように、本発明のオンデマンドカメ
ラ中継装置とそれを用いたオンデマンドカメラ中継方法
によって、より各個人のニーズに応じた映像および音声
のサービスを提供することができる。また、本発明の方
法には特に高度な技術や大規模な装置を必要としないた
め、容易にサービスの提供が可能となる。
【0037】本発明においては、予め視聴者全員に各々
一台のカメラが割り当てられているため、カメラへの接
続や制御権によって左右されることなく、視聴者個人の
専用のカメラで中継された所望の映像を得ることが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はオンデマンドカメラ中継装置を用いた、
遠隔操作可能なオンデマンドカメラ中継方法全体の構成
を示す図である。
【図2】図2はオンデマンドカメラ中継装置に用いる、
カメラ本体および信号処理部を示す図である。
【図3】図3はオンデマンドカメラ中継装置に用いる指
向装置の一つの態様である、パンチルターの側面図であ
る。
【図4】図4はオンデマンドカメラ中継装置に用いる指
向装置の一つの態様である、パンチルターの正面図であ
る。
【図5】図5はオンデマンドカメラ中継装置に用いる遠
隔操作入力装置の一つの態様である、パーソナルコンピ
ュータのディスプレイ上に表示された操作装置を示す図
である。
【符号の説明】
1 オンデマンドカメラ中継装置 2 カメラ本体 3 レンズ部 4 撮像素子部 5 指向装置 51 パンチルター 52 台座部 53 シャフト 54 パンチルター本体 55 回転部 56 支持台 57 パンチルター制御部 58 遠隔操作用ケーブル 6 信号処理部 7 カメラユニット 8 音声入力装置 9 ケーブル 10 インターネット 11 コンピュータ 12 通信回線 13 受信装置 14 遠隔操作入力装置 141 パン操作装置 142 チルト操作装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 620 H04N 7/173 620Z H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301E Fターム(参考) 5C022 AB61 AB62 AB65 AB68 AC63 AC69 AC72 AC75 5C054 CF01 CF05 CG02 CH01 DA09 EA01 EA05 FF02 HA19 5C064 BA07 BB03 BC10 BC16 BC20 BD01 BD07 5K048 BA03 BA10 DA03 DC07 EB02 EB14 EB15 HA03 HA04 HA06 5K101 KK11 LL01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔操作可能な指向装置をそれぞれに有
    する複数のビデオカメラと音声入力装置をステージもし
    くはフィールドの前に配置するステップと、 該複数のカメラと該音声入力装置とからの出力を広域電
    子通信回線網を介して複数の視聴者に配信するステップ
    と、 各視聴者の有する配信された映像と音声を表示する受信
    装置と入力手段により、上記の指向装置の操作を各視聴
    者ができるようにするステップとを含んでなるオンデマ
    ンドカメラ中継方法。
  2. 【請求項2】 通信回線を介して遠隔操作が可能なビデ
    オカメラを複数備えてなるオンデマンドカメラ中継装
    置。
  3. 【請求項3】 レンズ部および撮像素子が一体になった
    カメラ本体と、該カメラ本体を任意の方向に向けるため
    の、該カメラ本体に取り付けられた遠隔操作可能な指向
    装置と、該カメラ本体に接続された該カメラ本体からの
    電気信号を処理する出力回路を含む信号処理部とを含む
    ユニットを複数備えてなることを特徴とする請求項2に
    記載のオンデマンドカメラ中継装置。
  4. 【請求項4】 前記カメラ本体と前記出力回路が別体に
    なっており、ケーブルで接続されていることを特徴とす
    る請求項2または3に記載のオンデマンドカメラ中継装
    置。
  5. 【請求項5】 遠隔操作可能な音声入力装置を上記ユニ
    ットにさらに含むことを特徴とする請求項2〜4のいず
    れかに記載のオンデマンドカメラ中継装置。
  6. 【請求項6】 前記ユニットが視聴者に映像を出力する
    受信装置と1対1の関係で接続されることを特徴とする
    請求項2〜5のいずれかに記載のオンデマンドカメラ中
    継装置。
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