JP4458729B2 - カメラサーバシステム、プログラム、および媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のカメラで取得された画像データを複数のモニタ手段において受信することができるか否かを管理する受信制限の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネットワークに接続されたカメラで取得された画像を、他の場所で、当該ネットワークに接続されたパソコン等を使用して観察するネットワークカメラシステムが多くの場所で使用されている。
【0003】
しかし、カメラの場所によっては他の人に画像を見せたくない場合があり、他の場所のパソコン等からカメラへアクセスする際のパスワード入力の義務化、IPアドレスをパスワードと見立てたIPアドレスフィルタリング等によって、他の場所からカメラに対するアクセスを制限する技術が提案され、実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のネットワークカメラにおいては、各カメラごとに内蔵されている回路又はコンピュータによってアクセスを制限するための設定を行う必要性があり、アクセスを制限するための設定やその設定の変更等における操作が煩雑であった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、複数のカメラで取得された画像データを外部の複数のモニタ手段が受信可能か否かの情報を容易に管理可能な技術を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1の発明は、画像を表示する複数のモニタ手段と通信回線を介して接続されているカメラサーバシステムであって、複数のカメラと、前記複数のカメラとの間でデータ通信を行うサーバとを備え、前記サーバは、前記複数のモニタ手段のそれぞれにつき、前記複数のカメラのそれぞれからの画像データの受信が許可されているか否かを受信許可情報として記憶する記憶手段と、各カメラで取得した画像データを、前記複数のモニタ手段のうち、前記受信許可情報において当該カメラからの受信が許可されている許可モニタ手段からの要求に対してのみ、前記通信回線を介して当該許可モニタ手段に出力する出力手段と、各カメラにつき、当該カメラに対するすべての許可モニタ手段から監視モード設定要求があったときに、当該カメラを監視モードに設定する監視モード設定手段とを有する。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラサーバシステムであって、前記監視モード設定手段が、前記複数のモニタ手段のうち、前記複数のカメラのそれぞれからの画像データの受信が許可されている許可モニタから、監視モードの解除の要求があったときに、前記複数のカメラを監視モードが解除された状態に設定する。
【0009】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のカメラサーバシステムであって、前記受信許可情報が、前記複数のカメラのうちの2以上のカメラから構成されるカメラグループについて設定されている部分を含む。
【0010】
また、請求項4の発明は、画像データを取得する複数のカメラおよび画像を表示する複数のモニタ手段と、通信回線を介して接続されているサーバに内蔵されるコンピュータを制御するためのプログラムであって、前記複数のモニタ手段のそれぞれにつき、前記複数のカメラのそれぞれからの画像データの受信が許可されているか否かを受信許可情報として記憶する手順と、各カメラで取得した画像データを、前記複数のモニタ手段のうち、前記受信許可情報において当該カメラからの受信が許可されている許可モニタ手段からの要求に対してのみ、前記通信回線を介して当該許可モニタ手段に出力する手順と、各カメラにつき、当該カメラに対するすべての許可モニタ手段から監視モード設定要求があったときに、当該カメラを監視モードに設定する手順とを前記コンピュータに実行させる。
【0011】
また、請求項5の発明は、請求項4に記載されたプログラムを記録してあることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0013】
<第1実施形態>
<システム概要>
図1は、本発明に係る第1実施形態の概要を示す図であり、図1では、一例として家庭を対象とした監視システムについて示している。
【0014】
図1に示すように、複数の部屋(ここでは、リビングルーム、寝室、子供部屋)にカメラC1〜C3をそれぞれ設置し、また、家庭内の一箇所に1台のビデオサーバとして機能するサーバ10を設置しており、カメラC1〜C3とサーバ10とは通信回線L1〜L3で接続されている。さらに、サーバ10は、ネットワーク1を介して外部の端末(ここでは、携帯電話P1〜P3)と接続される。
【0015】
ここで、「ネットワーク」とは、データ通信を行う通信回線網であり、具体的には、インターネット、LAN、WAN、CATVなどの、電気通信回線(光通信回線を含む)により構成される各種の通信回線網である。ネットワークに対する接続形態は、専用回線などを利用した常時接続であってもよいし、アナログ回線あるいはデジタル回線(ISDN)などの電話回線を利用したダイアルアップ接続などの一時的な接続のいずれであってもよい。また、その伝送方式は、無線方式および有線方式のいずれであってもよい。
【0016】
カメラC1〜C3は、例えば、デジタルカメラ(デジタルムービーカメラあるいはデジタルスチルカメラ)等であり、各部屋の様子を撮影する。ここでは、カメラC1〜C3は、図示を省略するが、撮像光学系を形成するレンズ、および、レンズによって被写体の像が形成され、被写体の電気的な画像データを生成するCCD(画像素子)を有する撮像手段であり、カメラC1〜C3内において、CCDにて得られた画像データに対して、画像信号のノイズの低減および画像信号のレベル調整等のアナログ信号処理を施した後にデジタル信号に変換し、デジタル信号となった画像データを、通信回線L1〜L3を介してサーバ10に送信する。なお、カメラC1〜C3におけるデータの流れや各機能は図示を省略する主にCPUから構成されるカメラ制御部において制御される。
【0017】
また、カメラC1〜C3は、通信回線L1〜L3を介してサーバ10から送信されるデータを取得し、そのデータに含まれる指示にしたがって、カメラ制御部による制御の下、撮影の開始や停止がなされたりする。
【0018】
サーバ10は、カメラC1〜C3から送信された画像データをデータ入力部15において受信し、画像データ作成部11において、黒レベルの補正、ホワイトバランスの自動調整、およびγ補正を行い、送信データ作成部12に画像データを送信する。送信データ作成部12においては、画像データに対して、2次元DCT変換、ハフマン符号化などのJPEG方式などによる所定の圧縮処理を施し、外部に送信するための圧縮画像データである画像データおよび送信先アドレスデータと送信元アドレスデータとから構成される後述する図3(d)に示す送信用のデータを作成する。
【0019】
また、データ入力部15は、外部の携帯電話P1〜P3からネットワーク1を介して送信されるデータを受信し、受信データ判別部17において、受信したデータの内容の判別を行い、受信許可判別部18において、後述するフラッシュROM14bに記憶される受信許可情報に基づいて、カメラC1〜C3において取得された画像データ、つまりは、カメラC1〜C3からサーバ10へ送信された画像データをデータ出力部16からネットワーク1を介して携帯電話P1〜P3に送信したり、後述するカメラC1〜C3に対する監視モードの設定等を行うための指示データを送信する。ここでは、サーバ10内の画像データ作成部11、送信画像データ12、受信データ判別部17、および受信許可判別部18は、専用の電気回路により構築されており、サーバ10内における各データの流れおよび各機能の動作等は、主にCPUから構成されている全体制御部13において統括制御される。
【0020】
また、全体制御部13は、DRAMからなるワークRAM14aおよびプログラムを格納するためのフラッシュROM14bを内蔵しており、全体制御部13は、フラッシュROM14bに格納されているプログラムにしたがって種々の制御および処理を行う。さらに、全体制御部13は、カメラが撮影状態である監視モードであるか否かを制御しており、この撮影状態は監視モード設定情報として常にフラッシュROM14bに記憶され、管理される。これらの動作については、後に詳述する。また、ここでは、外部の記録媒体30からデータ入力部15を介して、フラッシュROM14bにプログラムをインストールすることも可能である。
【0021】
携帯電話P1〜P3は画像を表示するための表示画面を有し、カメラC1〜C3において取得され、サーバ10およびネットワーク1を介して受信した画像をモニタ表示し、カメラC1〜C3を設置した各室内の様子を監視するためのモニタ手段であり、保持者による所定の操作によって、サーバ10に対して、カメラC1〜C3において取得される画像データの送信又は送信の停止を要求するためのデータや、カメラC1〜C3の撮影の開始と停止を切り換えるための監視モードの設定又は解除等を要求するためのデータをネットワーク1を介して送信する。また、サーバ10からネットワーク1を介して送信される画像データを受信し、図示を省略する復号化器で、圧縮符号化された画像データを復号化し、表示画面にカメラC1〜C3において撮影された画像(動画像または静止画像)を表示することができる。
【0022】
<サーバ10における受信許可の管理>
図2は、サーバ10のフラッシュROM14bにおいて記憶し、管理している受信許可情報の一例を示す図である。ここでは、複数のカメラC1〜C3のそれぞれから送信される画像データについて、それを受信することを許可された携帯電話と、当該画像データを取得したカメラとを関連づけた2次元テーブルの形で受信許可情報をフラッシュROM14bに記憶する。図2では、画像データを取得したカメラに対して、携帯電話による当該画像データの受信が許可されているときは、”○”と記憶され、受信が許可されていないときは、”×”と記憶される。具体的には、図2に示すように、リビングルームに設置されたカメラC1に対しては、すべての携帯電話P1〜P3が画像データの受信を許可されており、寝室に設置されたカメラC2に対しては、携帯電話P1および携帯電話P2は画像データの受信を許可されているが、携帯電話P3は画像データの受信を許可されていない。さらに、子供部屋に設置されたカメラC3に対しては、携帯電話P3のみ画像データの受信が許可されている。ここで示した受信許可情報の設定や変更は、サーバ10又は専用の端末に設けられたキーボード20などの入力手段において種々の操作によって実施することができる。
【0023】
<データの内容について>
図3は、サーバ10と携帯電話P1〜P3との間において送受信されるデータを説明する図である。図3(a)は、各携帯電話P1〜P3からサーバ10に対してカメラC1〜C3において取得された画像データの送信を要求するために送信されるデータであり、図3(b)は、各携帯電話P1〜P3からサーバ10に対してカメラC1〜C3において取得された画像データの当該各携帯電話P1〜P3に対する送信の停止を要求するために送信されるデータであり、図3(c)は、各携帯電話P1〜P3からサーバ10に対してカメラC1〜C3の監視モードの設定を要求するために送信されるデータであり、図3(d)は、各携帯電話P1〜P3からサーバ10に対してカメラC1〜C3の監視モードの解除を要求するために送信されるデータであり、図3(e)は、サーバ10から各携帯電話P1〜P3に送信画像データを送信する際のデータを示している。
【0024】
図3(a)〜図3(e)に示すように、すべてのデータは最初に送信先アドレスデータが付与され、次に送信元アドレスデータが付与される。続いて、図3(a)においては、送信画像データの送信を要求するための送信要求コマンド、送信元である携帯電話を識別するための機器識別データ、および送信を要求するカメラを特定するためのカメラ特定番号が順に付与されている。また、図3(b)においては、図3(a)における送信要求コマンドが画像データの送信の停止を要求するための送信停止コマンドに変わったのみであり、図3(c)においては、図3(a)における送信要求コマンドがカメラの監視モードの設定を要求するための監視モード設定コマンドに変わったのみであり、図3(d)においては、図3(a)における送信要求コマンドがカメラの監視モードの解除を要求するための監視モード解除コマンドに変わったのみである。また、図3(e)においては、送信元アドレスデータに続いて、画像データが付与されている。なお、ここでの機器識別データは、携帯電話を識別するために携帯電話P1〜P3のそれぞれの保持者が入力するパスワードであっても良いし、保持者が一々パスワードを入力することなく、予め設定されている携帯電話P1〜P3のそれぞれに固有の機器コードであっても良い。
【0025】
<サーバ10と携帯電話P1〜P3間におけるデータのやりとり>
サーバ10はネットワーク1上に流れるデータを常に監視しており、データの送信先アドレスデータと自分のアドレスが一致した場合に、そのデータを自分宛のデータとして受信する。また、ネットワーク1と携帯電話P1〜P3との交信は図示をしない別のサーバを介して行われ、そのサーバが携帯電話P1〜P3のいずれかを送信先アドレスとして含むデータを受け取った場合は、そのデータを該当する携帯電話へ転送する。また、受信したデータには、送信元アドレスデータが付与されているので、送信元の機器のアドレスが分かる。
【0026】
図3(a)〜図3(d)は、携帯電話P1〜P3から送信されるデータであり、それぞれ、画像データの送信を要求するデータ、画像データの送信の停止を要求するデータ、カメラの監視モードの設定を要求するデータ、カメラの監視モードの解除を要求するデータである。
【0027】
図3(a)〜図3(d)に示すデータが携帯電話P1〜P3からサーバ10に送信された場合は、上述のごとく、サーバ10が受信したデータの送信元アドレスデータの後には、各種要求を示すコマンドと、機器識別データと、カメラ特定番号とが付与されているため、それらのデータをもとにサーバ10においてデータの処理が行われる。
【0028】
具体的には、携帯電話P1〜P3のいずれかからサーバ10に対して画像データの送信を要求している場合、サーバ10は受信データ判別部17において、受信したデータ内の機器識別データにより、どの携帯電話からの要求かを判別し、また、カメラ特定番号により、どのカメラに対して画像データの送信が要求されているのかを判別した後に、受信データ判別部17において判別した機器識別データおよびカメラ識別番号と、フラッシュROM14bに記憶している受信許可情報とを受信許可判別部18において照合することにより、送信を要求されているカメラから画像データを携帯電話に送信するか否かを判別する。ここで、もしも、送信が要求されているカメラから画像データを要求元の携帯電話に送信すると判別したときには、送信を要求されたカメラの画像データを要求元の携帯電話に送信開始する。なお、このときにサーバ10から要求元の携帯電話に送信されるデータは、図3(e)に示しているものとなり、このデータを所定周期ごとに要求元の携帯電話に送信する。例えば、静止画像を所定周期(例えば、5秒間隔)ごとに更新して送信する。
【0029】
一方、携帯電話P1〜P3いずれかからサーバ10に対して画像データの送信の停止を要求している場合、上述した画像の送信を要求している場合と要求内容が異なるだけであるため、サーバ10は、受信したデータをもとに同様な判別を行い、送信の停止が要求されているカメラからの画像データの要求元の携帯電話に対する送信を停止すると判別した場合には、送信の停止が要求されたカメラからの画像データについて要求元の携帯電話への送信を停止する。
【0030】
また、携帯電話P1〜P3のいずれかからサーバ10に対してカメラの監視モードの設定を要求している場合、サーバ10は受信データ判別部17において、受信したデータ内の機器識別データにより、どの携帯電話からの要求かを判別し、また、カメラ特定番号により、どのカメラの監視モードの設定が要求されているのか判別した後に、受信データ判別部17にて判別した機器識別データおよびカメラ識別番号と、フラッシュROM14bに記憶している受信許可情報とを受信許可判別部18において照合することにより、監視モードの設定が要求されているカメラを監視モードに設定するか否かを判別する。ここでは、各カメラについて画像データの受信を許可されているすべての携帯電話から監視モードの設定の要求がなされると、全体制御部13の制御の下、当該カメラを監視モードに設定する。
【0031】
一方、携帯電話P1〜P3いずれかからサーバ10に対してカメラの監視モードの解除を要求している場合、上述したカメラの監視モードの設定を要求している場合と要求内容が異なるだけであるため、サーバ10は、受信したデータをもとに同様な判別を行い、監視モードの解除が要求されているカメラの監視モードを解除すると判別した場合には、当該カメラの監視モードを解除する。つまり、ここでは、画像データの受信を許可されている携帯電話からの要求であれば、当該画像データを取得するカメラの監視モードを解除する。
【0032】
以上のサーバ10と携帯電話P1〜P3間におけるデータのやりとり等については、以下のサーバ10の動作説明においてさらに説明する。
【0033】
<サーバ10における画像送信に動作>
続いて、図2に示した受信許可情報と、図3に示したデータとに基づいてサーバ10が実行する動作について説明する。
【0034】
図4〜図6は、サーバ10が実行する動作を示すフローチャートである。
【0035】
サーバ10は、ネットワーク1上に流れるデータを常に監視している状態となると、画像送信に関するフローが開始状態となり、ステップS1に進む。
【0036】
ステップS1では、当該サーバ10宛のデータを受信したか否かを判断する。ここでは、データ入力部15において、当該サーバ10宛のデータを受信すればステップS2に進み、当該サーバ10宛のデータを受信しなければステップS1の判断を繰り返す。
【0037】
ステップS2では、受信したデータの内容(コマンド)を判別する。ここでは、受信データ判別部17において、受信したデータの内容が、画像データの送信を要求するための送信要求コマンドであるのか、画像データの送信の停止を要求するための送信停止コマンドであるのか、カメラの監視モードの設定を要求する監視モード設定コマンドであるのか、またはカメラの監視モードの解除を要求する監視モード解除コマンドであるのかを判別し、ステップS3に進む。
【0038】
ステップS3では、ステップS2において判別した結果に基づいて、送信画像データの送信の要求があるのか否かを判断する。ここでは、受信したデータの内容(コマンド)が、送信画像データの送信を要求する送信要求コマンドである場合には、ステップS4に進み、送信画像データの送信を要求する送信要求コマンドでない場合は、ステップS10に進む。
【0039】
まず、ステップS4に進んだ場合について説明する。
【0040】
ステップS4では、受信したデータの送信元の機器を識別する。ここでは、受信データ判別部17において、受信したデータ内の機器識別データから、画像データの送信を要求している携帯電話を判別し、ステップS5に進む。
【0041】
ステップS5では、画像データの送信が要求されているカメラを判別する。ここでは、受信データ判別部17において、受信したデータ内のカメラ特定番号から、画像データの送信が要求されているカメラを判別し、ステップS6に進む。
【0042】
ステップS6では、画像データの送信が要求されているカメラが撮影状態である監視モードに設定されているか否かを判断する。ここでは、サーバ10の全体制御部13が、カメラが撮影状態である監視モードであるか否かを制御しており、この撮影状態は後述する図7に一例を示す監視モード設定情報として常にフラッシュROM14bに記憶し、管理しているため、全体制御部13が監視モード設定情報に基づいて、画像データの送信が要求されているカメラが監視モードに設定されているか否かを判断し、当該カメラが監視モードに設定されている場合は、ステップS7に進み、監視モードに設定されていない場合は、ステップS1に戻る。
【0043】
ステップS7では、画像データの送信が要求されているカメラに対して、送信を要求している携帯電話が当該カメラで取得された画像データの受信を許可されているか否かを判別する。ここでは、受信許可判別部18において、ステップS4で判別した画像データの送信を要求している携帯電話と、ステップS5で判別した画像データの送信が要求されているカメラと、フラッシュROM14bに記憶している受信許可情報とから、画像データの送信が要求されているカメラに対して、送信を要求している携帯電話が当該カメラで取得された画像データの受信を許可されているか否かを判別し、ステップS8に進む。
【0044】
ステップS8では、ステップS7において判別された結果を基に、全体制御部13において、要求元の携帯電話における画像データの受信が許可されているか否かを判断し、画像データの受信が許可されている場合は、ステップS9に進み、画像データの受信が許可されていない場合は、ステップS1に戻る。
【0045】
ステップS9では、全体制御部13の制御にしたがって、データ出力部16から画像データの送信を要求している携帯電話への画像データの送信を開始し、ステップS1に戻る。
【0046】
次に、画像データの送信を要求していないときに、ステップ3からステップS10に進んだ場合について説明する。
【0047】
ステップS10では、ステップS2において判別した結果に基づいて、画像データの送信を停止する要求があるのか否かを判断する。ここでは、受信したデータの内容(コマンド)が、画像データの送信の停止を要求する送信停止コマンドである場合には、ステップS11に進み、画像データの送信の停止を要求する送信停止コマンドでない場合は、ステップS15に進む。
【0048】
ステップS11では、受信したデータの送信元の機器を識別する。ここでは、ステップS4と同様に、受信データ判別部17において、受信したデータ内の機器識別データから、画像データの送信を要求している携帯電話を判別し、ステップS12に進む。
【0049】
ステップS12では、画像データの送信が要求されているカメラを判別する。ここでは、ステップS5と同様に、受信データ判別部17において、受信したデータのカメラ特定番号から、画像データの送信が要求されているカメラを判別し、ステップS13に進む。
【0050】
ステップS13では、画像データの送信が要求されているカメラが撮影状態である監視モードに設定されているか否かを判断する。ここでは、ステップS6と同様に、全体制御部13が図7に一例を示す監視モード設定情報に基づいて、画像データの送信が要求されているカメラが監視モードに設定されているか否かを判断し、監視モードに設定されている場合は、ステップS14に進み、監視モードに設定されていない場合は、ステップS1に戻る。
【0051】
ステップS14では、全体制御部13の制御にしたがって、画像データの送信の停止を要求している携帯電話への画像データの送信を停止し、ステップS1に戻る。
【0052】
ここでは、各カメラで取得された画像データを、各携帯電話において受信可能か否かの許可を、1台のサーバ10で管理しているので、各カメラで取得された画像を各携帯電話において見ることが可能か否かを許可する設定および管理が容易にできる。
【0053】
次に、画像データの送信の停止を要求していないときに、ステップS10からステップS15に進んだ場合について説明する。
【0054】
ステップS15では、ステップS2において判別した結果に基づいて、カメラを監視モードに設定する要求があるのか否かを判断する。ここでは、受信したデータの内容(コマンド)が、カメラを監視モードに設定することを要求する監視モード設定コマンドである場合には、図5のステップS51に進み、カメラを監視モードに設定することを要求する監視モード設定コマンドでない場合は、図6のステップS61に進む。
【0055】
ステップS15から図5のステップS51に進んだ場合について以下説明する。
【0056】
ステップS51では、受信したデータの送信元の機器を識別する。ここでは、図4のステップS4と同様に、受信データ判別部17において、受信したデータ内の機器識別データから、監視モードの設定を要求している携帯電話を判別し、ステップS52に進む。
【0057】
ステップS52では、監視モードの設定が要求されているカメラを判別する。ここでは、ステップS5と同様に、受信データ判別部17において、受信したデータ内のカメラ特定番号から、監視モードの設定が要求されているカメラを判別し、ステップS53に進む。
【0058】
ステップS53では、監視モードの設定が要求されているカメラに対して、監視モードの設定を要求している携帯電話が当該カメラで取得された画像データの受信を許可されているか否かを判別する。ここでは、受信許可判別部18において、ステップS51で判別した監視モードの設定を要求している携帯電話と、ステップS52で判別した監視モードの設定が要求されているカメラと、フラッシュROM14bに記憶している受信許可情報とから、監視モードの設定が要求されているカメラに対して、監視モードの設定を要求している携帯電話が、当該カメラによって取得された画像データの受信を許可されているか否かを判別し、ステップS54に進む。
【0059】
ステップS54では、ステップS53において判別した結果を基に、全体制御部13において、画像データの受信が許可されているか否かを判断し、画像データの受信が許可されている場合は、ステップS55に進み、画像データの受信が許可されていない場合は、ステップS1に戻る。
【0060】
ステップS55では、監視モードの設定が要求されているカメラを監視モード設定登録する。ここでは、全体制御部13の制御の下、フラッシュROM14bに記憶する監視モード設定情報に、監視モードの設定が要求されたカメラについて、携帯電話から監視モードの設定の要求があった旨の登録を記憶し、ステップS56に進む。
【0061】
ここで、監視モード設定情報について、以下詳細に説明する。図7に示す監視モード設定情報においては、図2で示した受信許可情報において、受信が許可されているカメラと携帯電話との組合せに対しては、監視モードの設定または解除の登録ができるが、図2で示した受信許可情報において、受信が許可されていないカメラと携帯電話との組合せに対しては、監視モード設定および解除の登録ができない。図2と図7について具体的に説明すると、図2で示した受信許可情報におけるカメラC1については、携帯電話P1〜P3の3台すべてについて画像データの受信が許可されており、フラッシュROM14bに記憶している監視モード設定情報の一例を示す図7では、カメラC1に対して、携帯電話P1、P2については、監視モード設定の登録がされており、携帯電話P3については、監視モード設定の解除がされている状況である。また、図2で示した受信許可情報におけるカメラC2については、携帯電話P1,P2の2台について画像データの受信が許可されており、図7では、カメラC2に対して、携帯電話P1、P2の両方について、監視モード設定の登録がされている状況である。また、図2で示した受信許可情報におけるカメラC3については、携帯電話P3の1台のみについて画像データの受信が許可されており、図7では、カメラC3に対して、携帯電話P3について、監視モード設定の解除がされている状況である。
【0062】
ステップS56では、全体制御部13の制御の下、各カメラに関し、当該カメラで取得された画像データの受信を許可されたすべての携帯電話から監視モードの設定が要求されたカメラを監視モードに設定し、ステップS1に戻る。一方、各カメラに関し、当該カメラで取得された画像データの受信を許可された携帯電話のうち少なくとも1つの携帯電話から監視モードの設定が要求されていないカメラは監視モードには設定せず、ステップS1に戻る。具体的には、図2で示した受信許可情報におけるカメラC2については、携帯電話P1,P2の2台に対して画像データの受信が許可されており、その2台の両方(携帯電話P1,P2)からカメラC2に対して監視モードの設定が要求された場合に、カメラC2を監視モードに設定する。つまり、カメラC2について、監視モード設定情報が、図7に示す状態になれば、カメラC2を監視モードに設定する。
【0063】
次に、ステップS15から図6のステップS61に進んだ場合について以下に説明する。
【0064】
ステップS61では、受信したデータの送信元の機器を識別する。ここでは、図5のステップS51と同様に、受信データ判別部17において、受信したデータ内の機器識別データから、監視モードの解除を要求している携帯電話を判別し、ステップS62に進む。
【0065】
ステップS62では、監視モードの解除が要求されているカメラを判別する。ここでは、ステップS5と同様に、受信データ判別部17において、受信したデータのカメラ特定番号から、監視モードの解除が要求されているカメラを判別し、ステップS63に進む。
【0066】
ステップS63では、監視モードの解除が要求されているカメラに対して、監視モードの解除を要求している携帯電話が当該カメラで取得された画像データの受信を許可されているか否かを判別する。ここでは、受信許可判別部18において、ステップS61で判別した監視モードの解除を要求している携帯電話と、ステップS62で判別した監視モードの解除が要求されているカメラと、フラッシュROM14bに記憶されている受信許可情報とから、監視モードの解除が要求されているカメラに対して、監視モード解除を要求している携帯電話が、当該カメラによって取得された画像データの受信を許可されているか否かを判別し、ステップS64に進む。
【0067】
ステップS64では、ステップS63において判別した結果を基に、全体制御部13において、画像データの受信が許可されているか否かを判断し、画像データの受信が許可されている場合は、ステップS65に進み、画像データの受信が許可されていない場合は、ステップS1に戻る。
【0068】
ステップS65では、監視モードの解除が要求されているカメラを監視モード解除登録する。ここでは、全体制御部13の制御の下、フラッシュROM14bに記憶する監視モード設定情報に、監視モードの解除を要求されたカメラについて、携帯電話から監視モードの解除の要求があった旨の登録を記憶し、ステップS66に進む。
【0069】
ステップS66では、監視モードの解除が要求されているカメラの監視モード解除し、ステップS1に戻る。具体的には、図2で示した受信許可情報におけるカメラC2については、携帯電話P1,P2の2台に対して画像データの受信が許可されており、カメラC2が監視モードに設定されている状態(図7に示す状態)から、携帯電話P1,P2の2台のうちの1台からカメラC2の監視モードの解除が要求された場合に、カメラC2の監視モードの解除を行う。なお、ステップS66では、もともと監視モードの解除が要求されたカメラの監視モードが解除されている状態であれば、カメラの監視モードが解除されている状態を維持する。
【0070】
したがって、ここでは、各カメラで取得された画像データを受信することのできる携帯電話の保有者全員の合意のもとでのみ、各カメラを当該カメラで取得された画像を携帯電話から見ることのできる監視モードに設定することができるため、各カメラで撮影された画像を見ることのできる携帯電話の保有者のうちの1人でも、当該カメラで取得された画像を他人に見られたくない場合は、当該カメラで取得された画像を全ての携帯電話から見ることのできない状態とすることができる。具体例を挙げると、各部屋について、使用者全員が退出したときにカメラを監視モード設定することができるようになっており、部屋に使用者が1人でも在室している状態における監視を制限することができるため、部屋の使用者のプライバシーの保護を十分に図ることができる。
【0071】
<第2実施形態>
上述した第1実施形態においては、図5および図6で示したように、各カメラに関し、当該カメラで取得された画像データを受信することが許可されたすべての携帯電話から監視モードの設定が要求されたカメラを監視モードに設定し、また、各カメラに関し、当該カメラで取得された画像データを受信することが許可された携帯電話のうちの少なくとも1台から監視モードの解除の要求があれば、当該カメラの監視モードを解除する。しかしながら、監視モードの設定、解除にはその他以下のパターン等が考えられる。
【0072】
図8および図9は、画像データを取得したカメラに対して、当該画像データの受信を許可された携帯電話のうちの少なくとも1台から、当該カメラについて監視モードの設定が要求された場合に、当該カメラを監視モードに設定する実施形態におけるサーバ10の動作を説明するフローチャートであり、ここでは、サーバ10が受信したデータの内容(コマンド)が、カメラを監視モードに設定することを要求する監視モード設定コマンドであるときに、図4のステップS15から図8のステップS71に進む場合、およびカメラを監視モードに設定することを要求する監視モード設定コマンドでないときに、図4のステップS15から図9のステップS81に進む場合について説明する。
【0073】
まず、図4のステップS15から図8のステップS71に進んだ場合について説明する。
【0074】
ステップS71では、サーバ10が携帯電話P1〜P3から受信したデータの送信元の機器を識別する。ここでは、図5のステップS51と同様に、受信データ判別部17において、受信したデータ内の機器識別データから、監視モードの設定を要求している携帯電話を判別し、ステップS72に進む。
【0075】
ステップS72では、監視モードの設定が要求されているカメラを判別する。ここでは、図5のステップS52と同様に、受信データ判別部17において、受信したデータのカメラ特定番号から、監視モードの設定が要求されているカメラを判別し、ステップS73に進む。
【0076】
ステップS73では、監視モードの設定が要求されているカメラに対して、監視モードの設定を要求している携帯電話が、当該カメラで取得された画像データの受信を許可されているか否かを判別する。ここでは、受信許可判別部18において、ステップS71で判別した監視モードの設定を要求している携帯電話と、ステップS72で判別した監視モードの設定が要求されているカメラと、フラッシュROM14bに記憶されている受信許可情報とから、監視モードの設定が要求されているカメラに対して、監視モードの設定を要求している携帯電話が、当該カメラで取得された画像データの受信を許可されているか否かを判別し、ステップS74に進む。
【0077】
ステップS74では、ステップS73において判別した結果を基に、全体制御部13において、画像データの受信が許可されているか否かを判断し、画像データの受信が許可されている場合は、ステップS75に進み、画像データの受信が許可されていない場合は、ステップS1に戻る。
【0078】
ステップS75では、監視モードの設定が要求されているカメラを監視モード設定登録する。ここでは、全体制御部13の制御の下、フラッシュROM14bに記憶する監視モード設定情報に、監視モードの設定を要求されたカメラについて、携帯電話から監視モードの設定の要求があった旨の登録を記憶し、ステップS76に進む。
【0079】
ステップS76では、監視モードの設定が要求されているカメラを監視モードに設定し、ステップS1に戻る。具体的には、図2で示した受信許可情報におけるカメラC2については、携帯電話P1,P2の2台について画像データの受信が許可されており、その2台(携帯電話P1,P2)うちの少なくとも一方からカメラC2に対して監視モードの設定を要求された場合に、カメラC2の監視モードの設定を行う。なお、ステップS76では、もともと監視モードの設定が要求されたカメラの監視モードが設定されている状態であれば、カメラの監視モードが設定されている状態を維持する。
【0080】
次に、図4のステップS15から図9のステップS81に進んだ場合について説明する。
【0081】
ステップS81では、サーバ10が携帯電話P1〜P3から受信したデータの送信元の機器を識別する。ここでは、図6のステップS61と同様に、受信データ判別部17において、受信したデータ内の機器識別データから、監視モードの解除を要求している携帯電話を判別し、ステップS82に進む。
【0082】
ステップS82では、監視モードの解除が要求されているカメラを判別する。ここでは、図6のステップS62と同様に、受信データ判別部17において、受信したデータ内のカメラ特定番号から、監視モードの解除が要求されているカメラを判別し、ステップS83に進む。
【0083】
ステップS83では、監視モードの解除が要求されているカメラに対して、監視モードの解除を要求している携帯電話が、当該カメラで取得された画像データの受信を許可されているか否かを判別する。ここでは、受信許可判別部18において、ステップS81で判別した監視モードの解除を要求している携帯電話と、ステップS82で判別した監視モードの解除が要求されているカメラと、フラッシュROM14bに記憶されている受信許可情報とから、監視モードの解除が要求されているカメラに対して、監視モードの解除を要求している携帯電話が、当該カメラで取得された画像データの受信を許可されているか否かを判別し、ステップS84に進む。
【0084】
ステップS84では、ステップS83において判別された結果を基に、全体制御部13において、画像データの受信が許可されているか否かを判断し、画像データの受信が許可されている場合は、ステップS85に進み、画像データの受信が許可されていない場合は、ステップS1に戻る。
【0085】
ステップS85では、監視モードの解除が要求されているカメラを監視モード解除登録する。ここでは、全体制御部13の制御の下、フラッシュROM14bに記憶する監視モード設定情報に、監視モードの解除が要求されたカメラについて、携帯電話から監視モードの解除の要求があった旨の登録を記憶し、ステップS86に進む。
【0086】
ステップS86では、全体制御部13の制御の下、各カメラに関し、当該カメラで取得された画像データを受信することが許可されたすべての携帯電話から監視モードの解除が要求されたカメラの監視モードの解除を行い、ステップS1に戻る。具体的には、図2で示した受信許可情報におけるカメラC2については、携帯電話P1,P2の2台について当該カメラで取得された画像データの受信が許可されており、その2台(携帯電話P1,P2)の両方からカメラC2に対して監視モードの解除を要求した場合に、カメラC2の監視モードを解除する。なお、ステップS86では、既に当該カメラの監視モードが解除されている状態であれば、カメラの監視モードが解除されている状態を維持する。
【0087】
ここでは、各カメラで取得された画像を見ることのできる携帯電話の保有者のうちの1人によっても、各カメラで取得された画像を携帯電話から見ることのできる監視モードに設定することができる。具体例を挙げると、各部屋について、部屋の使用者の少なくとも1人が退出した場合等にカメラを監視モードに設定することができるため、部屋に他の使用者がいる場合でも、携帯電話においてカメラで取得された画像データを受信することによって、当該部屋の様子を監視することができる。
【0088】
<変形例>
以上の実施形態では、サーバ10内の画像データ作成部11、送信画像データ12、受信データ判別部17、および受信許可判別部18は、専用の電気回路により構築されているが、これに限られるものではなく、画像データ作成部11、送信画像データ12、受信データ判別部17、および受信許可判別部18において実行されるデータ処理および演算処理を、主にCPUから構成される全体制御部13において、フラッシュROM14b内のプログラムに従って実施しても良い。
【0089】
また、以上の実施形態では、図1に示すように、カメラC1〜C3で取得された画像データは、一旦家庭内等のサーバ10に送信され、サーバ10と携帯電話P1〜P3とがネットワーク1に接続されているが、各機器の接続形式は、これに限られるものではなく、図10に示すように、サーバ10、カメラC1〜C3、および携帯電話P1〜P3のすべてをネットワーク100に接続したようなものであっても良い。このような実施形態として用いられる具体例としては、各家庭にカメラC1〜C3を設置し、サーバ10を警備会社や老人介護提供団体の施設に設置して、警備会社や老人介護提供団体の職員が巡回中に携帯電話P1〜P3を用いて各家庭の様子を監視し、異状の有無を確認することができるようなサービス提供の形態等がある。
【0090】
また、以上の実施形態では、図2に示すように、カメラC1〜C3の各々に対し、携帯電話P1〜P3について当該カメラで取得された画像データの受信許可が設定、管理されているが、これに限られるものではなく、複数のカメラを1つのグループとし、そのグループに対し、携帯電話P1〜P3について当該グループに含まれる各カメラで取得された画像データの受信許可が設定、管理されるようなものであっても良い。このような実施形態として用いられる具体例としては、家庭内に大きな部屋があり、一部屋に複数のカメラが設置される場合などが考えられ、図11は、複数のカメラを1つのグループとして、携帯電話P1〜P3の受信許可を設定、管理する際にサーバ10のフラッシュROM14に記憶される受信許可情報の一例を示す図である。図11では、カメラC1とカメラC2の2台がともにリビングにあり、この2台をグループとして、携帯電話P1〜P3の受信許可を設定している例を示している。ここでは、複数のカメラのうちの2以上のカメラからなるカメラグループの全てのカメラで取得された画像データについて、各携帯電話において受信可能か否かの許可を一括して1台のサーバで設定および管理するため、各カメラで取得された画像データを各携帯電話において受信可能か否かを許可する設定がより容易にできる。また、携帯電話側についてもグループ分けを行い、グループごとに各カメラからの画像データの受信の可否を予め登録して、それに基づく画像データの送信制御を行っても良い。
【0091】
また、以上の実施形態では、カメラC1〜C3において取得された画像を受信するモニタ手段の一例として、携帯電話を挙げているが、これに限られるものではなく、パソコン等であっても良い。
【0092】
また、以上の実施形態では、サーバ10から携帯電話P1〜P3に所定周期ごとに静止画像を送信していたが、これに限られるものではなく、動画像を送信するようなものであっても良い。
【0093】
また、以上の実施形態では、携帯電話P1〜P3からサーバ10が受信したデータ内容(コマンド)が、画像データの送信開始、画像データの送信停止、カメラの監視モードの設定、またはカメラの監視モードの解除の要求のみであったが、これに限られるものではなく、サーバ10が受信したデータ内容(コマンド)が、カメラC1〜C3の撮影方向の変更を要求するものであっても良い。そして、サーバ10が受信したデータ内容(コマンド)が、カメラC1〜C3の撮影方向を変更する旨であった場合には、図4のステップS15の後に、図示をしているフローチャートとは別個のルーチンにおいて、サーバ10内でデータ内容が判別され、サーバ10内の全体制御部13からの指示データが通信回線L1〜L3又はネットワーク100を通じてカメラC1〜C3内のカメラ制御部に送信され、カメラ制御部の制御の下、当該カメラC1〜C3の撮影方向を撮影角度調節機構によって変更するようにしても良い。
【0094】
また、以上の実施形態では、カメラC1〜C3の監視モードの設定および解除は、サーバ10からカメラC1〜C3に送信されるデータに含まれる指示にしたがって、カメラ制御部による制御の下、撮影の開始や停止がなされることによって行われていたが、これに限られるものではなく、実際には各カメラは撮影状態にあって、サーバ10までは、各カメラで取得された画像データが送信され、サーバ10内において、画像データの各携帯電話への送信が可能な監視モードが設定された状態と、画像データの各携帯電話への送信が不可能な監視モードが解除された状態とを切り換えることによってカメラC1〜C3の監視モードの設定および解除を行うようにしても良い。
【0095】
また、以上の実施形態では、監視モードの設定または解除時にカメラを特定するようにしている(S52、S62、S72、S82)が、送信元の携帯電話が受信許可されているカメラすべてに対して監視モード設定または解除の要求があったとみなすようにしてもよい。つまり、図2の例で、携帯電話P3から監視モードの設定要求(カメラを特定するデータはなし)が送られてくると、受信許可されているカメラC1,C3に対して監視モードの設定要求があったとみなす。これにより、携帯電話での操作において、カメラを指定する操作が省略でき、監視モード設定または解除の操作性が向上する。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載のカメラサーバシステムによれば、各カメラで取得された画像データを、各モニタ手段において受信可能か否かの許可を、1台のサーバで管理しているので、各カメラで取得された画像を各モニタ手段において見ることが可能か否かを許可する設定および管理が容易にできる。また、各カメラで取得された画像データを受信することのできるモニタ手段の保有者全員の合意のもとでのみ、各カメラを当該カメラで取得された画像をモニタ手段から見ることのできる監視モードに設定することができるため、各カメラで撮影された画像を見ることのできるモニタ手段の保有者のうちの1人でも、当該カメラで取得された画像を他人に見られたくない場合は、当該カメラで取得された画像を全てのモニタ手段から見ることのできない状態とすることができる。
【0099】
また、請求項3に記載のカメラサーバシステムによれば、複数のカメラを1つのグループとし、そのグループに対し、各モニタ手段について当該グループに含まれる各カメラで取得された画像データの受信許可を一括して1台のサーバで設定および管理するため、各カメラで取得された画像データを各モニタ手段において受信可能であるか否かを許可するための設定がより容易にできる。
【0100】
また、請求項4の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【0101】
また、請求項5の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1実施形態の概要を示す図である。
【図2】 フラッシュROM14bで記憶し、管理している受信許可情報の一例を示す図である。
【図3】 サーバ10と携帯電話P1〜P3との間において送受信されるデータを説明する図である。
【図4】 サーバ10が実行する動作を示すフローチャートである。
【図5】 サーバ10が実行する動作を示すフローチャートである。
【図6】 サーバ10が実行する動作を示すフローチャートである。
【図7】 フラッシュROM14bで記憶し、管理している監視モード設定情報の一例を示す図である。
【図8】 第2実施形態に係るサーバ10が実行する動作を示すフローチャートである。
【図9】 第2実施形態に係るサーバ10が実行する動作を示すフローチャートである。
【図10】 本発明に係る変形例の概要を示す図である。
【図11】 フラッシュROM14bで記憶し、管理している受信許可情報の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク
10 サーバ
13 全体制御部
14b フラッシュROM
15 データ入力部
16 データ出力部
17 受信データ判別部
18 受信許可判別部
20 キーボード
30 記録媒体
100 ネットワーク
C1〜C3 カメラ
L1〜L3 通信回線
P1〜P3 携帯電話
Claims (5)
- 画像を表示する複数のモニタ手段と通信回線を介して接続されているカメラサーバシステムであって、
複数のカメラと、
前記複数のカメラとの間でデータ通信を行うサーバと、
を備え、
前記サーバは、
前記複数のモニタ手段のそれぞれにつき、前記複数のカメラのそれぞれからの画像データの受信が許可されているか否かを受信許可情報として記憶する記憶手段と、
各カメラで取得した画像データを、前記複数のモニタ手段のうち、前記受信許可情報において当該カメラからの受信が許可されている許可モニタ手段からの要求に対してのみ、前記通信回線を介して当該許可モニタ手段に出力する出力手段と、
各カメラにつき、当該カメラに対するすべての許可モニタ手段から監視モード設定要求があったときに、当該カメラを監視モードに設定する監視モード設定手段と、
を有することを特徴とするカメラサーバシステム。 - 請求項1に記載のカメラサーバシステムであって、
前記監視モード設定手段が、
前記複数のモニタ手段のうち、前記複数のカメラのそれぞれからの画像データの受信が許可されている許可モニタから、監視モードの解除の要求があったときに、前記複数のカメラを監視モードが解除された状態に設定することを特徴とするカメラサーバシステム。 - 請求項1または請求項2に記載のカメラサーバシステムであって、
前記受信許可情報が、
前記複数のカメラのうちの2以上のカメラから構成されるカメラグループについて設定されている部分を含むことを特徴とするカメラサーバシステム。 - 画像データを取得する複数のカメラおよび画像を表示する複数のモニタ手段と、通信回線を介して接続されているサーバに内蔵されるコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記複数のモニタ手段のそれぞれにつき、前記複数のカメラのそれぞれからの画像データの受信が許可されているか否かを受信許可情報として記憶する手順と、
各カメラで取得した画像データを、前記複数のモニタ手段のうち、前記受信許可情報において当該カメラからの受信が許可されている許可モニタ手段からの要求に対してのみ、前記通信回線を介して当該許可モニタ手段に出力する手順と、
各カメラにつき、当該カメラに対するすべての許可モニタ手段から監視モード設定要求があったときに、当該カメラを監視モードに設定する手順と、
を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項4に記載されたプログラムを記録してあることを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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