JP2002111831A - ハンズフリー装置 - Google Patents

ハンズフリー装置

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JP2002111831A JP2000296643A JP2000296643A JP2002111831A JP 2002111831 A JP2002111831 A JP 2002111831A JP 2000296643 A JP2000296643 A JP 2000296643A JP 2000296643 A JP2000296643 A JP 2000296643A JP 2002111831 A JP2002111831 A JP 2002111831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンズフリー装置と携帯電話10との無線通
信を良好に行う。 【解決手段】 操作マイク部30Aは、運転席より車両
前側に配置されて、センターコンソール100より運転
席側に位置する。車室内アンテナは、操作マイク部30
Aのケースに内蔵されているため、車室内アンテナは、
運転席より車両前側に配置されて、センターコンソール
100より運転席側に位置する。携帯電話10は、運転
者の近傍に位置するため、携帯電話10と車室内アンテ
ナとの間にて、無線通信の妨げとなるものが少ない。従
って、ハンズフリー装置と携帯電話10との無線通信を
良好に行うことができる。車室内アンテナは、操作マイ
ク部30Aのケー内に内蔵されているため、車室内アン
テナ単体を新たに車室内に取り付ける手間を省くことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内にて電話
器におけるハンズフリー通話を行うためのハンズフリー
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車内にて携帯電話でハンズフ
リー通話を行うためのハンズフリー装置としては、ハン
ズフリー装置本体と、マイク及び操作部を一体化した操
作マイク部とを有するものがある。ハンズフリー装置本
体は、携帯電話に電気配線にて接続されており、操作マ
イク部は、ハンズフリー装置本体に電気配線にて接続さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したハ
ンズフリー装置では、ハンズフリー装置本体が、上述の
如く、携帯電話に電気配線にて必ず接続する必要がある
ため、携帯電話を自由な位置に配置できないといった不
都合がある。そこで、本発明者は、携帯電話とハンズフ
リー装置との間において、電気配線を用いることなく、
Bluetooth等の無線通信を行うようにすることを検討し
た。以下、本発明者の検討による無線通信を用いたハン
ズフリー装置の電気回路構成について図12を参照して
説明する。
【0004】図12に示すように、携帯電話10におけ
るハンズフリー装置としては、ハンズフリー装置本体2
0、及び、操作マイク部30から構成されている。先
ず、携帯電話10は、外部アンテナ11、無線部12、
内部アンテナ13、無線部14、操作部15、表示部1
6、及び制御部17から構成されている。
【0005】先ず、外部アンテナ11は、基地局(携帯
通信網)側から電磁波を媒体として受信信号を受信し、
この受信された受信信号は、無線部12に入力される。
無線部12は、制御部17に制御されて、受信信号を復
調し復調信号を無線部14に出力し、無線部14は、復
調信号を変調して受話信号を内部アンテナ13に出力す
る。但し、受話信号は、復調信号の被変調信号である。
その後、受話信号は、電磁波を媒体として、内部アンテ
ナ13から操作マイク部30の車室内アンテナ24に送
信される。
【0006】一方、内部アンテナ13は、ハンズフリー
装置本体20の車室内アンテナ24からの変調送話信号
を電磁波を媒体として受信し、変調送話信号は、無線部
14に入力される。無線部14は、制御部17に制御さ
れて、変調送話信号を復調し復調送話信号を無線部12
に出力する。無線部12は、復調送話信号を変調して送
信信号を外部アンテナ11に出力し、送信信号は、電磁
波を媒体として外部アンテナ11から基地局に送信され
る。なお、送信信号は、復調送話信号の被変調信号であ
る。また、図12中、携帯電話10単体で通話を行うた
めのマイク及びスピーカは、省略されている。
【0007】ハンズフリー装置本体20は、無線部2
1、制御部22、スピーカ23、及び車室内アンテナ2
4から構成されており、操作マイク部30は、マイク3
1及び操作部32を備えている。先ず、車室内アンテナ
24は、携帯電話10の内部アンテナ13からの上記受
話信号を電磁波を媒体として受信し、上記受話信号は、
無線部21に入力される。無線部21は、制御部22に
制御されて、上記受話信号を復調して復調受話信号を出
力し、スピーカ23は、復調受話信号を受話音声に変換
して出力する。
【0008】一方、操作マイク部30のマイク31は、
送話音声を送話信号に変換して無線部21に出力し、無
線部21は、送話信号を変調して上記変調送話信号を車
室内アンテナ24に出力する。上記変調送話信号は、電
磁波を媒体として、車室内アンテナ24から携帯電話1
0の内部アンテナ13に送信される。なお、操作マイク
部30の操作部32は、ハンズフリー通話における着
信、終話等の役割を果たす。なお、ハンズフリー装置本
体20は電源(バッテリ)Bからシガレットライタ給電
部Cを通して給電されている。
【0009】ここで、車室内アンテナ24は、ハンズフ
リー装置本体20に内蔵されているもので、上述の如
く、携帯電話10の内部アンテナ13との間で無線通信
を行うものである。このため、ハンズフリー装置本体2
0の配置、若しくは、車室内における構造によって、電
磁波の伝達が良好に成されず、車室内アンテナ24及び
内部アンテナ13との間で良好な無線通信を行うことが
できないことがある。また、図13に示すように、車室
内アンテナ24としては、ハンズフリー装置本体20の
外部にて配置することも考えられるものの、車室内アン
テナ24を車室内に取り付ける手間が余分にかかるとい
った手間が生ずる。
【0010】本発明は、上記点に鑑み、電話器と無線通
信を行うためのアンテナの取り付けの手間を省きつつ、
運転者の近傍に位置する電話器との無線通信を良好に行
うようにしたハンズフリー装置を提供すること目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明においては、自動
車内の電話器(10)におけるハンズフリー通話を行う
ハンズフリー装置であって、自動車内に配設されたケー
ス(20B、20C、30a、300)と、ケースに配
設されて、ハンズフリー通話を行うための操作部(3
2)と、ケースに配設されて、ハンズフリー通話の送話
音声を送話信号に変換するマイク(31)と、送話信号
を変調して変調送話信号を出力する無線部(21)と、
ケースに配設されて、変調送話信号を電磁波を媒体とし
て電話器に送信するアンテナ(24)とを有し、ケース
は、前側座席(110)より車両前側に位置することを
特徴とする。
【0012】このように、アンテナは、マイク及び操作
部と共にケースに配設されているため、アンテナは、マ
イク及び操作部とともに、ケースによって、一体化され
ていることになる。従って、アンテナ単体を車室内に取
り付ける余分な手間を省くことができる。さらに、アン
テナは、自動車内にて前側座席より車両前側に配置され
ているので、アンテナは、運転者の近傍に位置する電話
器との間で、変調送話信号の無線通信の妨げとなるもの
が少ないため、ハンズフリー装置は、そのアンテナに
て、電話器との無線通信を良好に行うことができる。ま
た、操作部及びマイクは、必然的に、運転者の操作でき
る位置に配置されるため、ケースは、運転者の操作でき
る位置に配置されることになる。すなわち、アンテナ
は、運転者の操作できる位置に配置されることになるた
め、アンテナと運転者の近傍に位置する電話器との間
で、無線通信の妨げとなるものが少ないため、より、一
層、良好な無線通信を行うことができる。
【0013】請求項2に記載の発明のように、無線部
は、ケース内に配設されているようにしてもよい。この
場合、無線部をケースの外に配設したときに比べて、無
線部とアンテナの距離を短くすることが可能になるた
め、無線部とアンテナとの間での電力損失を低減するこ
とが可能になる。
【0014】ここで、請求項3に記載の発明のように、
アンテナは、電話器からの受話信号を電磁波を媒体とし
て受信し、無線部は、受話信号を復調して復調受話信号
を出力し、前側座席より車両前側に配設されて、復調受
話信号をハンズフリー通話の受話音声に変換するスピー
カ(23)を有するようにしてもよい。
【0015】具体的には、請求項4に記載の発明のよう
に、ケースは、車両幅方向の運転席側に位置するように
してもよい。これにより、操作部の良好な操作性を確保
できる。さらに、請求項5に記載の発明のように、アン
テナは、インストルメントパネル(400)にて車両後
側に向けて配置されたオーディオ装置(50A)に設け
られているようにしてもよい。また、請求項6に記載の
発明のように、アンテナは、インストルメントパネル
(400)にて車両後側に向けて配置されたナビゲーシ
ョン装置(50)に設けられているようにしてもよい。
【0016】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する各実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示
す一例である。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1〜図3に本
発明のハンズフリー装置の第1実施形態を示す。図1
は、ハンズフリー装置が装備された自動車の車室内の一
部を示す斜視図である。図2はハンズフリー装置が装備
された自動車の車室内の全体を示す斜視図、図3はハン
ズフリー装置の操作マイク部の上面図である。携帯電話
10は、図12に示す携帯電話10と同一物であって、
図1、図2に示すように、自動車のセンターコンソール
100の上壁100a上に配置され、携帯電話10は、
自動変速機の変換レバー200より車両後側にてその近
傍に位置する。これにより、携帯電話10としては、運
転座席110の助手席側にて運転座席110の近傍に位
置することになる。すなわち、携帯電話10は、運転者
の近傍に位置することになる。
【0018】ハンズフリー装置は、図1に示すように、
ハンズフリー装置本体20A及び操作マイク部30Aか
ら構成されている。また、ハンズフリー装置本体20A
は、その扁平状ケース120にて、センターコンソール
100の助手席側の側壁101に装備されている。
【0019】操作マイク部30Aは、Aピラー102の
内壁に装備されて、操作マイク部30Aは、電気配線を
通してハンズフリー装置本体20Aに接続されている。
Aピラー102は、図2に示すように、運転席102よ
り車両前側に配置されて、センターコンソール100よ
り運転席102側に位置する。すなわち、操作マイク部
30Aは、自動車室内の運転席102より車両前側にお
いて、センターコンソール100より運転席102側に
位置することになる。これにより、操作マイク部30A
における良好な操作性を確保できる。
【0020】操作マイク部30Aは、図3に示すよう
に、矩形状のケース300と、ケース300の表面30
0aに配設された操作部32と、ケース300内のマイ
ク31を有する。操作部32は、プッシュ型スイッチ3
01〜304を有し、プッシュ型スイッチ301は、ハ
ンズフリー通話の開始及び終話の機能を果たし、プッシ
ュ型スイッチ302〜304は、各々、ハンズフリー通
話における短縮ダイヤルの機能を果たす。プッシュ型ス
イッチ302、303は、通話中にて、ボリュームスイ
ッチの役割を果たす。
【0021】次に、ハンズフリー装置の概略回路構成を
図4を参照して説明する。図4は、ハンズフリー装置の
概略回路構成を示すブロック図である。但し、図4にお
いて、図12に示す同一符号は、同一物、或いは、実質
的に同一物を示す。図4に示すハンズフリー装置本体2
0Aは、無線部21、制御部22、及びスピーカ23を
有する。また、操作マイク部30Aは、マイク31及び
操作部32に加えて、車室内アンテナ24を有する。こ
こで、車室内アンテナ24は、図3に示すように、操作
マイク部30Aのケース300内に配設されている。
【0022】以下、本第1実施形態の特徴について説明
する。先ず、操作マイク部30Aは、運転席102より
車両前側に配置されて、センターコンソール100より
運転席102側に位置する。ここで、車室内アンテナ2
4は、操作マイク部30Aのケース300に内蔵されて
いるため、車室内アンテナ24は、運転席102より車
両前側に配置されて、センターコンソール100より運
転席102側に位置する。これと共に、携帯電話10
は、運転者の近傍に位置するため、携帯電話10と車室
内アンテナ24との間にて、無線通信の妨げとなるもの
が少ない。従って、ハンズフリー装置と携帯電話10と
の無線通信を良好に行うことができる。さらに、車室内
アンテナ24は、操作マイク部30Aのケース300内
に内蔵されている。すなわち、車室内アンテナ24は、
マイク31及び操作部32とともに、ケース300によ
って、一体化されていることになる。従って、車室内ア
ンテナ24単体を車室内に取り付ける手間を省くことが
できる。また、車室内アンテナ24単体を車室内に取り
付けることによる外観上の見栄えの劣化を避けることが
できる。
【0023】さらに、上記第1実施形態では、上述の如
く、携帯電話10が運転者の近傍に位置する例として、
センターコンソール100の上壁100a上に配置され
た例を説明したが、これに限らず、携帯電話10が運転
者の衣服のポケット等の入れられるようにしてもよい。
これにより、上記第1実施形態と同様の効果が得られ
る。
【0024】なお、上記第1実施形態において、図4に
示すように、ハンズフリー装置の無線部21としては、
ハンズフリー装置本体20Aの扁平状ケース120内に
配設した例につき説明したが、これに限らず、図5に示
すように、操作マイク部30A内に配設するようにして
もよい。すなわち、無線部21を操作マイク部30Aの
ケース300内に配設するようにしてもよい。これによ
り、無線部21を扁平状ケース120内に配設したとき
に比べて、車室内アンテナ24及び無線部21の間の距
離を短くすることが可能なため、送受信電力の損失の低
減を図ることが可能である。
【0025】また、上記第1実施形態では、車室内アン
テナ24として、操作マイク部30Aのケース300内
に配設されている例について説明したが、これに限ら
ず、車室内アンテナ24として、操作マイク部30Aの
ケース300から露出、或いは突出するものでもよい。
【0026】さらに、上記第1実施形態では、操作マイ
ク部30Aとしては、Aピラー102の内壁に装着した
例につき説明したが、これに限らず、図6に示すよう
に、操作マイク部30Aとしては、ステアリング250
の基部の壁部500に装着されるようにしてもよい。こ
の場合、操作マイク部30Aのケース30aとしては、
扁平状のものを用意し、その扁平状のケース30aをス
テアリング250の基部の壁部500に沿うように配設
する。
【0027】(第2実施形態)本第2実施形態では、ハ
ンズフリー装置とカーナビゲーション装置とを一体化し
た例について図7を参照して説明する。以下、第2実施
形態のカーナビゲーション装置をカーナビゲーション装
置50という。図7は、第2実施形態のカーナビゲーシ
ョン装置が装備された自動車の車室内を示す図である。
図7において、図1に示す同一符号は、同一物、或い
は、実質的に同一物を示す。
【0028】図7に示すように、カーナビゲーション装
置50は、インストルメントパネル400の略中央部4
01に配置されており、カーナビゲーション装置50
は、そのケース20Bの操作面20bが車両後側に向く
ように位置する。ここで、ケース20B内には、車室内
アンテナ24が内蔵されており、車室内アンテナ24
は、ケース20Bの操作面20bの内壁近傍に位置す
る。また、ケース20Bの操作面20bには、ハンズフ
リー通話のプッシュ型スイッチ301〜304ととも
に、カーナビゲーションの各操作部51a〜51fが整
列されて配置されている。また、操作面20bには開口
部52aが形成されており、この開口部52a内には、
表示パネル(液晶パネル)52が配設されている。
【0029】次に、カーナビゲーション装置50の概略
回路構成を図8により説明する。図8は、カーナビゲー
ション装置50の概略回路構成を示すブロック図であ
る。但し、図8において、図12に示す同一符号は、同
一物、或いは、実質的に同一物を示す。カーナビゲーシ
ョン装置50は、無線部21、スピーカ23、車室内ア
ンテナ24、マイク31、操作部32、操作部51a〜
51f、及び表示パネル52に加えて、制御部22A、
GPS受信機53、及びGPSアンテナ54を有する。
【0030】また、GPS受信機53には、GPSアン
テナ54にて受信された各GPS衛星からの搬送波が入
力されて、GPS受信機53は、制御部22Aにより制
御されて、各GPS衛星からの搬送波に基づいて位置情
報(緯度及び経度)を求めることになる。制御部22
A、図示しない地図データベースに基づいて上記緯度及
び経度に対応する地図情報を検索して、この検索された
地図情報及び位置情報を表示パネル52にて表示させ
る。先ず、無線部21は、制御部22Aに制御されて、
操作マイク部30のマイク31の上記送話信号を変調し
上記変調送話信号として車室内アンテナ24に出力する
一方、車室内アンテナ24での受話信号を復調して復調
受話信号をスピーカ23に出力する。これにより、カー
ナビゲーション装置50としては、図12に示すハンズ
フリー装置本体20及び操作マイク部30の双方の機能
を有することになる。
【0031】以下、本第2実施形態の特徴について説明
する。先ず、車室内アンテナ24は、カーナビゲーショ
ン装置50のケース20B内にて、その操作面20bの
内壁の近傍に位置し、ケース20Bは、インストルメン
トパネル400の略中央部401に配置されたもので、
そのケース20Bの操作面20bが車両後側に向くよう
に位置する。このため、車室内アンテナ24は、インス
トルメントパネル400の略中央部401から車両後側
に向くように位置する。これと共に、携帯電話10は、
運転者の近傍にて運転者の助手席側に位置するため、携
帯電話10と車室内アンテナ24との間にて、無線通信
の妨げとなるものが少ない。従って、上記第1実施形態
と同様に、車室内アンテナ24とと携帯電話10との無
線通信を良好に行うことができる。
【0032】(第3実施形態)本第3実施形態では、ハ
ンズフリー装置とカーナビゲーション装置とを一体化し
た例について説明したが、これに限らず、ハンズフリー
装置とカーオーディオ装置とを一体化するようにしても
よい。以下、カーオーディオ装置をカーオーディオ装置
50Aという。図9は、カーオーディオ装置50Aが装
備された自動車の車室内を示す図である。図9におい
て、図7に示す同一符号は、同一物、或いは、実質的に
同一物を示す。
【0033】図9では、図7に示すカーナビゲーション
装置50に代えて、カーオーディオ装置50Aがインス
トルメントパネル400の略中央部401に配置されて
おり、カーオーディオ装置50Aは、そのケース20C
の操作面20cが車両後側に向くように位置する。ここ
で、ケース20C内には、車室内アンテナ24が内蔵さ
れており、車室内アンテナ24は、ケース20Cの操作
面20cの内壁の近傍に位置する。また、ケース20C
の操作面20cには、スイッチ301〜304ととも
に、操作部51g〜51k、51nが整列されて配置さ
れている。なお、操作面20cには、CD(コンパクト
ディスク)ドライブ55の開口部55aが形成されてい
る。
【0034】次に、カーオーディオ装置50Aの概略回
路構成を図10にを参照して説明する。図10は、カー
オーディオ装置50Aの概略回路構成を示すブロック図
である。但し、図10において、図12に示す同一符号
は、同一物、或いは、実質的に同一物を示す。カーオー
ディオ装置50Aは、無線部21、スピーカ23、車室
内アンテナ24、マイク31、操作部32、操作部51
g〜51k、51n、及び、CDドライブ55に加え
て、制御部22B及びラジオ受信機53Aを有する。ラ
ジオ受信機53Aには、外部アンテナ54Aにて受信さ
れた放送信号が入力されて、ラジオ受信機53Aは、制
御部22Bにより制御されて、放送信号を復調してスピ
ーカ23に出力する。スピーカ23は、ラジオ放送を音
声にて出力する。CDドライブ55は、制御部22Bに
より制御されて、CDの音楽データを読みとり、音楽デ
ータを音楽に変換してスピーカ23から出力させる。な
お、無線部21は、制御部22Bにより制御されて、上
記第2実施形態と実質的に同様の作動を行う。
【0035】以上により、車室内アンテナ24は、上記
第2実施形態と同様に、インストルメントパネル400
の略中央部401に配置されたもので、そのケース20
Bの操作面20bが車両後側に向くように位置する。こ
れと共に、携帯電話10は、運転者の近傍にて運転者の
助手席側に位置するため、携帯電話10と車室内アンテ
ナ24との間にて、無線通信の妨げとなるものが少な
い。従って、上記第2実施形態と同様に、ハンズフリー
装置と携帯電話10との無線通信を良好に行うことがで
きる。
【0036】なお、本発明の実施にあたり、ハンズフリ
ー装置としては、携帯電話を用いたものに限らず、自動
車電話を用いたハンズフリー装置に適用してもよい。
【0037】さらに、本発明の実施にあたり、図11に
示すように、操作部301〜304、車室内アンテナ2
4、及びマイク31を、インストルメントパネル400
の上壁のうちステアリング250の車両前方側に配置す
るようにしてもよい。この場合、操作部301〜30
4、車室内アンテナ24、及びマイク31のケースとし
ては、インストルメントパネル400の一部が採用され
ている。
【0038】なお、上記各実施形態では、ハンズフリー
通話のためのスピーカ23を携帯電話10のスピーカと
は別途に採用するようにした例について説明したが、こ
れに限らず、スピーカとしては、携帯電話10のスピー
カを用いてもよく、また、カーオーディオ装置50Aの
スピーカを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るハンズフリー装置
を示す斜視図である。
【図2】図1に示すハンズフリー装置が自動車に装着さ
れた状態を示す斜視図である。
【図3】図1に示す操作マイク部の上面図である。
【図4】図1に示すハンズフリー装置の電気回路構成を
示すブロック図である。
【図5】上記第1実施形態の変形例におけるハンズフリ
ー装置の電気回路構成を示すブロック図である。
【図6】上記第1実施形態の変形例におけるハンズフリ
ー装置が自動車に装着された状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態のハンズフリー装置が自
動車に装着された状態を示す斜視図である。
【図8】上記第2実施形態における電気回路構成を示す
ブロック図である。
【図9】本発明の第3実施形態のハンズフリー装置が自
動車に装着された状態を示す斜視図である。
【図10】上記第3実施形態における電気回路構成を示
すブロック図である。
【図11】本発明の第3実施形態の変形例のハンズフリ
ー装置が自動車に装着された状態を示す斜視図である。
【図12】ハンズフリー装置の概略的な電気回路構成を
示すブロック図である。
【図13】ハンズフリー装置の概略的な電気回路構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
10…携帯電話、30A…操作マイク部、100…セン
ターコンソール。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K023 AA07 AA09 BB06 BB18 EE13 KK01 LL05 MM26 PP12 5K027 AA11 BB02 BB03 CC08 HH03 KK02 5K067 AA35 AA41 BB03 BB04 EE02 EE03 EE35 FF38 GG01 GG11 KK01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車内の電話器(10)におけるハン
    ズフリー通話を行うハンズフリー装置であって、 前記自動車内に配設されたケース(20B、20C、3
    0a、300)と、 前記ケースに配設されて、前記ハンズフリー通話を行う
    ための操作部(32)と、 前記ケースに配設されて、前記ハンズフリー通話の送話
    音声を送話信号に変換するマイク(31)と、 前記送話信号を変調して変調送話信号を出力する無線部
    (21)と、 前記ケースに配設されて、前記変調送話信号を電磁波を
    媒体として前記電話器に送信するアンテナ(24)とを
    有し、 前記ケースは、前側座席(110)より車両前側に位置
    することを特徴とするハンズフリー装置。
  2. 【請求項2】 前記無線部は、前記ケース内に配設され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のハンズフリー
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アンテナは、前記電話器からの受話
    信号を電磁波を媒体として受信し、 前記無線部は、前記受話信号を復調して復調受話信号を
    出力し、 前記前側座席より車両前側に配設されて、前記復調受話
    信号を前記ハンズフリー通話の受話音声に変換するスピ
    ーカ(23)を有することを特徴とする請求項1又は2
    に記載のハンズフリー装置。
  4. 【請求項4】 前記ケースは、車両幅方向の前記運転席
    側に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1つに記載のハンズフリー装置。
  5. 【請求項5】 前記アンテナは、インストルメントパネ
    ル(400)にて車両後側に向けて配置されたオーディ
    オ装置(50A)に設けられていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1つに記載のハンズフリー装置。
  6. 【請求項6】 前記アンテナは、インストルメントパネ
    ル(400)にて車両後側に向けて配置されたナビゲー
    ション装置(50)に設けられていることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1つに記載のハンズフリー装
    置。
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