JPH10336311A - ハンズフリー電話システム - Google Patents

ハンズフリー電話システム

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JPH10336311A
JPH10336311A JP9157944A JP15794497A JPH10336311A JP H10336311 A JPH10336311 A JP H10336311A JP 9157944 A JP9157944 A JP 9157944A JP 15794497 A JP15794497 A JP 15794497A JP H10336311 A JPH10336311 A JP H10336311A
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JP
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hands
housing
free
telephone system
mobile phone
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JP9157944A
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Inventor
Masahiro Honma
正宏 本間
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】汎用性、収納性および安全性に優れ、コンパク
トでしかも廉価な「ハンズフリー電話システム」を提供
する。 【解決手段】携帯電話機2と、汎用缶またはこれと実質
的に同一の形状に形成された筐体10を有し、当該筐体
には外部マイクロホン11および外部スピーカ12が設
けられたハンズフリーセット1とを備えたハンズフリー
電話システムである。ハンズフリーセット1と携帯電話
機2との間の通信は、FM電波3a,3bにより行われ
る。携帯電話機2を携帯したままハンズフリー状態とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用、家庭用等
に用いられ、汎用携帯電話機を用いたハンズフリーセッ
ト式電話システムに関し、特にコンパクトで設置および
操作が便利なハンズフリー電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車電話は飛躍的に普及してお
り、従来のハンドセット電話システムに加え、当該ハン
ドセット操作時の片手運転を回避するために、ハンズフ
リーセット電話システムも開発されている。
【0003】この種のハンズフリーセット電話システム
は、図7に示すように、送話用マイクロホン118が、
例えばサンバイザ部に設置され、送受信用ON/OFF
スイッチ120が、例えばステアリングホイール部に設
置されており、また音声の出力は、専用スピーカあるい
は車載オーディオのスピーカが兼用されるように構成さ
れているので、運転者は、ハンドルから手を離すことな
く通話することができる。
【0004】この場合、自動車専用電話機は、一旦自動
車を離れると使用できないことから、汎用携帯電話機を
ハンズフリーセット電話装置に接続可能に構成し、走行
中は自動車電話として、また自動車を離れたときは携帯
電話として、それぞれ使用できるようにしたものも提案
されている。
【0005】このようなハンズフリーセット式自動車電
話システムは、センターコンソールのシートサイドボッ
クスCB内または当該シートサイドボックスCBのリッ
ド上にハンズフリーセット1の筐体を装着し、ここに携
帯電話機2をセットするよう構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のハン
ズフリーセット自動車電話システムでは、設置場所が制
限されたり、装置が複雑でコストが高いといった問題が
ある。すなわち、従来のものでは、ハンズフリーセット
をセンターコンソールのシートサイドボックスCB内に
収納したり、あるいは図7に示す如くリッドに縛り付け
るので、シートサイドボックスCBが使用できないとい
った問題や、シートサイドボックスCBの形状は車種毎
に相違するので、強固に固定するのが困難であったり、
装着するための専用部品が別途必要となってコストアッ
プするといった問題があった。
【0007】また、ハンズフリーセットをシートサイド
ボックスCBのリッドに装着すると、信号配線のハーネ
スHがむき出しになり、室内が整然とせず見栄えが悪い
という問題もあった。
【0008】携帯電話機を用いたハンズフリー電話シス
テムにあっても、従来のものは、携帯電話機をセットす
る場合、図8(A)に示すようにハンズフリーセット1
からのコネクタCを携帯電話機2のコネクタ部250に
その都度取り付ける必要があり、また車両を離れて携帯
電話機2を使用する場合には、このコネクタCを取り外
す必要があるので、その操作が煩雑で不便であった。
【0009】ちなみに、携帯電話機2とハンズフリーセ
ット1との交信を行うためのコネクタ部250は、情報
の種類や周波数帯域が相違することから、図8(B)に
示すように、アンテナ信号を入出力するための端子25
1と、制御信号および音声信号を入出力するための端子
252とを別々に設ける必要がある。
【0010】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、汎用性、収納性および安全
性に優れ、コンパクトでしかも廉価なハンズフリー電話
システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のハンズフリー電話システムは、携帯
電話機と、汎用缶またはこれと実質的に同一の形状に形
成された筐体を有し、当該筐体には、少なくとも外部マ
イクロホンおよび外部スピーカが設けられたハンズフリ
ーセットと、を備えたハンズフリー電話システムであっ
て、前記ハンズフリーセットと前記携帯電話機との間の
通信が、非接触の通信手段により行われることを特徴と
する。
【0012】この請求項1記載のハンズフリー電話シス
テムでは、まず第1に、その筐体が汎用缶またはこれと
実質的に同一の形状に形成されているので、設置がきわ
めて便利である。例えば、車載用として用いる場合は自
動車に装着されたカップホルダにそのまま設置すること
ができ、家庭用として用いる場合はテーブルその他の場
所にそのまま設置することができる。
【0013】また第2に、ハンズフリーセットと携帯電
話機との間の通信が非接触の通信手段により行われるの
で、携帯電話機をハンズフリーとして使用する場合また
は車両を離れて携帯電話機としてしようする場合の何れ
においても、携帯電話機を携帯したまま、たとえば鞄や
ポケットに入れたまま、乗車または降車するだけでハン
ズフリー状態および携帯電話状態の切り替えが実現で
き、コネクタ接続などの操作が不要となって著しく利便
性が向上する。
【0014】請求項1記載の自動車電話システムにおい
て、前記非接触の通信手段は特に限定されず、電波通信
や光通信の何れをも採用することができる。電波通信を
採用する場合には携帯電話機の周波数帯域と異なる周波
数帯域の電波を使用すればよい。例えば携帯電話機の電
波周波数帯域がGHzオーダーのマイクロ波であれば、
kHz〜MHzオーダーの長波乃至短波の周波数帯域な
どを用いることができる。また、非接触通信手段を光通
信により構成すれば、簡単な回路で足りるのでコスト的
にも有利となる。光通信としては、例えば赤外光通信、
可視光通信、レーザ光通信などを挙げることができる。
【0015】請求項1記載のハンズフリー電話システム
を車載用として適用する場合において、汎用缶形状をな
す筐体は、自動車に装着されたカップホルダに設置する
ことができるが、このカップホルダは、予め自動車に装
着されているものの他、後付けされたものも含まれる。
このカップホルダの装着位置は特に限定されず、センタ
ーコンソールや、ドアサイド、インストルメントパネル
上面等々、どこでも良い。
【0016】さらに、筐体が汎用缶またはこれと実質的
に同一の形状に形成されているので、ユーザーの嗜好に
応じてデザインを自由に選択することができる。また、
ユーザがそれまでのデザインに飽きた場合などは、他の
デザインの筐体に交換することもできる。さらに、本発
明のハンズフリー電話システムでは汎用缶が使用できる
ので、空き缶のリサイクルにも寄与することとなる。
【0017】請求項1記載のハンズフリー電話システム
において、前記筐体に、外部マイクロホンおよび外部ス
ピーカが設けられている。外部マイクロホンは使用者の
音声を入力するためのもので、外部スピーカは通話相手
の音声を出力するためのものである。これらハンズフリ
ーセットの入力部である外部マイクロホンと、出力部で
ある外部スピーカとが筐体に設けられているので、外部
マイクロホン及び外部スピーカと制御回路とを接続する
ためのハーネスが室内に露出することがなくなる。
【0018】また、請求項1記載のハンズフリー電話シ
ステムにおいて、特に限定されないが、前記筐体に電池
電源が設けられていることが好ましい。制御回路に設け
られた各種電子部品の電源を電池とし、これを筐体に直
接設けることで、電源と制御回路とを接続するためのハ
ーネスが室内に露出することがなくなり、またどこへで
も自由に移動することができる。
【0019】この場合、前記電池を二次電池とすること
もできる。また、車載用として適用する場合は自動車電
源により、家庭用として適用する場合は家庭用コンセン
トにより、前記二次電池を充電するための端子を有する
ことが好ましい。こうすることにより、シガレット端子
等から車載バッテリ電源を、またはコンセントから家庭
用電源を供給できるので、長時間の使用によって電池容
量が減少してもそのまま充電することができ、乾電池に
比べ便利である。なお、シガレット端子等から車載バッ
テリ電源を直接供給しても良い。
【0020】請求項1記載のハンズフリー電話システム
において、特に限定されないが、前記筐体に、前記外部
マイクロホンおよび外部スピーカと前記携帯電話機の内
蔵マイクロホンおよび内蔵スピーカの入出力端子との音
声信号の送受信制御を行う制御回路が設けられているこ
とが好ましい。制御回路を筐体に設けることにより、外
部マイクロホンおよび外部スピーカとの接続用ハーネス
が外部に露出することがなくなる。
【0021】請求項1記載のハンズフリー電話システム
において、特に限定されないが、筐体に電池電源の入切
スイッチや外部スピーカのボリュームスイッチを設ける
ことが好ましい。
【0022】一方、上記目的を達成するために、請求項
2記載のハンズフリー電話システムは、携帯電話機と、
汎用缶またはこれと実質的に同一の形状に形成された筐
体を有し、当該筐体には、少なくとも、前記携帯電話機
が収容される電話機収容部および外部マイクロホンが設
けられたハンズフリーセットと、少なくとも受信手段お
よび外部スピーカを有する車載オーディオ装置と、を備
えたハンズフリー電話システムであって、前記ハンズフ
リーセットと前記車載オーディオ装置との間の通信が、
非接触の通信手段により行われることを特徴とする。
【0023】この請求項2記載のハンズフリー電話シス
テムでは、まず第1に、その筐体が汎用缶またはこれと
実質的に同一の形状に形成されているので、設置がきわ
めて便利である。例えば、車載用として用いる場合は自
動車に装着されたカップホルダにそのまま設置すること
ができ、家庭用として用いる場合はテーブルその他の場
所にそのまま設置することができる。
【0024】また第2に、ハンズフリーセットと車載オ
ーディオ装置との間の通信が非接触の通信手段により行
われ、つまりハンズフリーセットの外部スピーカとして
車載オーディオ装置の外部スピーカが共用できるので、
外部マイクロホンとの距離を大きくすることができ、こ
の結果、ハウリング現象を防止することができる。ま
た、筐体に外部スピーカを設ける必要がなくなるので、
筐体自体をコンパクトあるいは電話機収容部やその他の
部品の設置スペースを十分に確保することができる。さ
らに、車載オーディオ装置の外部スピーカを兼用するこ
とで、出力される音声信号の通話音質が向上することに
もなる。
【0025】請求項2記載の自動車電話システムにおい
て、前記非接触の通信手段は特に限定されず、電波通信
や光通信の何れをも採用することができる。電波通信を
採用する場合には携帯電話機の周波数帯域と異なる周波
数帯域の電波を使用すればよい。例えば携帯電話機の電
波周波数帯域がGHzオーダーのマイクロ波であれば、
kHz〜MHzオーダーの長波乃至短波の周波数帯域な
どを用いることができる。また、非接触通信手段を光通
信により構成すれば、簡単な回路で足りるのでコスト的
にも有利となる。光通信としては、例えば赤外光通信、
可視光通信、レーザ光通信などを挙げることができる。
【0026】請求項2記載のハンズフリー電話システム
を車載用として適用する場合において、汎用缶形状をな
す筐体は、自動車に装着されたカップホルダに設置する
ことができるが、このカップホルダは、予め自動車に装
着されているものの他、後付けされたものも含まれる。
このカップホルダの装着位置は特に限定されず、センタ
ーコンソールや、ドアサイド、インストルメントパネル
上面等々、どこでも良い。
【0027】さらに、筐体が汎用缶またはこれと実質的
に同一の形状に形成されているので、ユーザーの嗜好に
応じてデザインを自由に選択することができる。また、
ユーザがそれまでのデザインに飽きた場合などは、他の
デザインの筐体に交換することもできる。さらに、本発
明のハンズフリー電話システムでは汎用缶が使用できる
ので、空き缶のリサイクルにも寄与することとなる。
【0028】請求項2記載のハンズフリー電話システム
では、前記筐体に、携帯電話機が収容される電話機収容
部が形成されている。汎用缶形状をなす筐体が携帯電話
機の収容機能を有し、当該筐体をカップホルダなどに設
置することで、携帯電話機を簡便に置くことが可能とな
る。
【0029】請求項2記載のハンズフリー電話システム
では、前記筐体に、外部マイクロホンが設けられてい
る。外部マイクロホンは使用者の音声を入力するための
もので、このハンズフリーセットの入力部である外部マ
イクロホンが筐体に設けられているので、外部マイクロ
ホンと制御回路とを接続するためのハーネスが室内に露
出することがなくなる。これに対して、通話相手の音声
を出力する外部スピーカは、車載オーディオ装置の外部
スピーカが共用される。
【0030】請求項2記載のハンズフリー電話システム
において、特に限定されないが、前記筐体に電池電源が
設けられていることが好ましい。制御回路に設けられた
各種電子部品の電源を電池とし、これを筐体に直接設け
ることで、電源と制御回路とを接続するためのハーネス
が室内に露出することがなくなり、またどこへでも自由
に移動することができる。
【0031】この場合、前記電池を二次電池とすること
もできる。また、車載用として適用する場合は自動車電
源により、家庭用として適用する場合は家庭用コンセン
トにより、前記二次電池を充電するための端子を有する
ことが好ましい。こうすることにより、シガレット端子
等から車載バッテリ電源を、またはコンセントから家庭
用電源を供給できるので、長時間の使用によって電池容
量が減少してもそのまま充電することができ、乾電池に
比べ便利である。なお、シガレット端子等から車載バッ
テリ電源を直接供給しても良い。
【0032】請求項2記載のハンズフリー電話システム
において、特に限定されないが、前記筐体に、前記外部
マイクロホンおよび外部スピーカと前記携帯電話機の内
蔵マイクロホンおよび内蔵スピーカの入出力端子との音
声信号の送受信制御を行う制御回路が設けられているこ
とが好ましい。制御回路を筐体に設けることにより、外
部マイクロホンとの接続用ハーネスが外部に露出するこ
とがなくなる。
【0033】請求項2記載のハンズフリー電話システム
において、特に限定されないが、筐体に電池電源の入切
スイッチや外部スピーカのボリュームスイッチを設ける
ことが好ましい。
【0034】請求項2記載のハンズフリー電話システム
において、前記外部マイクロホンは、ハーネスおよび制
御回路を介して前記携帯電話機の内蔵マイクロホンおよ
び内蔵スピーカの入出力端子に接続されることが好まし
い。ハンズフリー電話システムに外部マイクロホンのみ
を設けるとともに外部スピーカは車載オーディオ装置の
ものを共用することにより、つまり送受信回路等は携帯
電話機のものを利用することにより、コンパクトで廉価
なハンズフリー電話システムを提供することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。第1実施形態 図1は本発明のハンズフリー電話システムの第1実施形
態を示すブロック図、図2は同実施形態に係る携帯電話
機およびアダプタを示す正面図、図3は同実施形態に係
る非接触通信手段を示す電気回路図である。また、図6
は本発明のハンズフリーセットの設置状態を示す斜視図
である。
【0036】まずはじめに、本実施形態の自動車電話シ
ステムの全体構成から説明すると、図1(A)に示すよ
うに、本システムは車両に搭載されるハンズフリーセッ
ト1と、使用者が携帯する携帯電話機2と、これらハン
ズフリーセット1と携帯電話機2との間の音声信号およ
びデータ信号を無線で通信する無線通信手段3a,3b
とから構成されている。
【0037】ハンズフリーセット1は、筐体10を有し
ており、この筐体10は、具体的には直径約60mm、
高さ約120mmの汎用缶もしくはこれと実質的に同一
形状のものが用いられる。飲料用として使用された汎用
缶の上部蓋体を適宜除去して用いることもできるし、こ
の汎用缶と略同一形状に形成された専用缶を用いること
もできる。この選択はユーザの嗜好に応じて行えばよ
い。
【0038】筐体10の材質は特に限定されず、アル
ミ、スチール、合成樹脂等々で成形することができる。
なお、上述した筐体の大きさの数値は単なる例示であっ
て、要するに後述するカップホルダCHやテーブル等に
容易に設置できる形状であればよい。なお、筐体10内
に、たとえばプラスチックで一体的に成形された本体を
装着し、この本体に後述する外部マイクロホン11、外
部スピーカ12、制御回路等を取り付けても良い。
【0039】ハンズフリーセット1の筐体10には、外
部マイクロホン11および外部スピーカ12が設けられ
ている。外部マイクロホン11は、図1に示すように筐
体10の上面に設け、音声の集音部である先端が何れの
方向にも屈曲可能なようにフレキシブルに構成すること
ができる。
【0040】この外部マイクロホン11は、携帯電話機
2の内蔵マイクロホン22に代わって運転者等の音声を
入力するもので、図1および図3に示す無線通信手段3
a,3bにより、当該外部マイクロホン11から入力さ
れた運転者の音声信号は、制御回路19および無線通信
手段3a,3bを介して携帯電話機2に送信され、この
携帯電話機2の内蔵制御回路(図示しない)で信号処理
されたのち、電波信号として内蔵アンテナ21から通話
相手側へ送られる。
【0041】これに対して、外部スピーカ12は、図1
に示すように筐体10の側面にその音声出力が外方向に
向かうように取り付けられている。この外部スピーカ1
2は、携帯電話機2の内蔵スピーカ23に代わって通話
相手からの音声を出力するもので、図1および図3に示
すように、内蔵アンテナ21で受信された通話相手から
の音声電波信号は、携帯電話機2の制御回路で信号処理
されたのち、無線通信手段3a,3bおよび制御回路1
9を介して当該外部スピーカ12から室内へ出力され
る。
【0042】このように、携帯電話機2の内蔵マイクロ
ホン22および内蔵スピーカ23との音声信号の送受信
制御を行う制御回路19もハンズフリーセット1の筐体
10に設けられており、さらに図示は省略するが、これ
ら制御回路19等の電源である電池や、当該電池電源の
入切スイッチ、外部スピーカ12のボリュームスイッチ
なども筐体10に設けられている。
【0043】なお、本発明では、電池電源として、汎用
の乾電池の他、二次電池とすることもできる。また、電
池電源を二次電池とする場合には、充電用端子を設け、
自動車バッテリによって二次電池を充電するようにして
も良い。こうすることにより、シガレット端子等から車
載バッテリ電源を供給できるので、長時間の使用によっ
て電池容量が減少してもそのまま充電することができ、
乾電池に比べ便利である。また、電池電源に代えてシガ
レット端子等から車載バッテリ電源を直接供給しても良
い。
【0044】ちなみに、本実施形態のハンズフリーセッ
ト1を自動車電話として用いる場合には、図6に示され
るようにカップホルダCHに設置することができる。こ
のカップホルダCHは、予め自動車のセンターコンソー
ル部などに組み込まれたものの他、後付けされたものも
含まれる。このカップホルダCHの装着位置は特に限定
されず、センターコンソールや、ドアサイド、インスト
ルメントパネル上面等々、どこでも良い。
【0045】本システムでは、ハンズフリーセット1と
携帯電話機2とが、kHz〜MHzオーダーの長波乃至
短波の周波数帯域電波を用いた無線通信手段(非接触通
信手段)3a,3bによって接続される。このため、ハ
ンズフリーセット1には、携帯電話機2との送受信を行
うためのアンテナ13と、これら送受信信号を処理する
ための回路3bとが設けられている。
【0046】すなわち、図3に示すように、無線通信手
段3bにおける外部マイクロホン11から入力された運
転者の音声信号は、音声変調回路141にてβMHzの
電波信号に変調されたのち送信機142に送られ、送受
切換回路131を介してアンテナ13から無線通信手段
3aのアンテナ31へ送信される。この一連の回路が、
音声信号の送信回路を構成する。
【0047】一方、無線通信手段3aのアンテナ31か
ら送信されたαMHzの電波信号は、無線通信手段3b
のアンテナ13で受信され、送受切換回路131を介し
て受信機152に送られ、さらに音声検波回路151で
音声信号に復調されたのち、外部スピーカ12から室内
へ出力される。この一連の回路が、音声信号の受信回路
を構成する。
【0048】また、音声信号以外の操作信号も同様の電
波信号で送受信される。例えば、ハンズフリーセット1
には各種スイッチや表示パネル16が接続されており、
ハンズフリー状態で電話をかける場合や、電話がかかっ
てきたときなどにはオンフックスイッチを入力する。こ
のスイッチ入力信号は、無線通信手段3bにおけるデー
タコーディング回路171でβMHzの電波信号に変換
されたのち、送信機142から送受信切換回路131お
よびアンテナ13を介して、無線通信手段3aのアンテ
ナ31に送信される。この一連の回路が制御信号の送信
回路を構成する。
【0049】一方、無線通信手段3aからも着信信号な
どの制御信号が送られるが、このアンテナ31から送信
されたαMHzの電波信号は、無線通信手段3bのアン
テナ13で受信され、送受切換回路131を介して受信
機152に送られ、さらにデータデコーディング回路1
81で制御信号に復調されたのち、着信表示回路182
を介して表示部6などに出力される。この一連の回路
が、制御信号の受信回路を構成する。
【0050】なお、スイッチおよび表示部6は、例えば
ハンズフリーセット1の筐体10に設けることができ
る。
【0051】一方、携帯電話機2からの音声信号および
制御信号、携帯電話機2への音声信号および制御信号の
交信を行うための無線通信手段3aには、アンテナ31
の他、送信回路33および受信回路32が設けられてい
る。
【0052】すなわち、図3に示すように、ハンズフリ
ーセット1側の無線通信手段3bのアンテナ13から送
信された音声に関するβMHzの電波信号は、アンテナ
31で受信され、送受切換回路311を介して受信機3
21に送られたのち、音声検波回路322で復調され、
さらに音声変調回路332で携帯電話機2の周波数に変
調されて、送受切換回路311を介して携帯電話機2の
アンテナ21からGHzオーダの電波で送信される。こ
の一連の回路が音声信号の受信回路32を構成する。
【0053】また、ハンズフリーセット1側の無線通信
手段3bのアンテナ13から送信された制御信号に関す
るβMHzの電波信号は、アンテナ31で受信され、送
受切換回路311を介して受信機321に送られたの
ち、データデコーディング回路323で復調され、送受
切換回路311を介して携帯電話機2のアンテナ21か
らGHzオーダの電波で送信される。この一連の回路が
制御信号の受信回路32を構成する。
【0054】携帯電話機2の内蔵アンテナ21で受信さ
れた通話相手の音声信号は、送受切換回路311から音
声変調回路332に送られ、ここでαMHzの電波信号
に変調されたのち送信機331に送られ、送受切換回路
311を介してアンテナ31からハンズフリーセット1
側の無線通信手段3bのアンテナ13へ送信される。こ
の一連の回路が、音声信号の送信回路33を構成する。
【0055】また、携帯電話機2のアンテナ21で受信
された制御信号は、送受切換回路311からデータコー
ディング回路333に送られ、ここでαMHzの電波信
号に変調されたのち送信機331に送られ、送受切換回
路311を介してアンテナ31からハンズフリーセット
1側の無線通信手段3bのアンテナ13へ送信される。
この一連の回路が、制御信号の送信回路33を構成す
る。
【0056】なお、携帯電話機2は従来公知のものを用
いることができる。この携帯電話機2は、内蔵アンテナ
21と、内蔵マイクロホン22と、内蔵スピーカ23と
を有し、ハンズフリーセット1にセットしない場合に
は、通常の携帯電話機として機能する。
【0057】以上の如き電気的構成を有する無線通信手
段3aは、たとえば図2に示すようにアダプタ形状に形
成して、携帯電話機2の音声信号および制御信号の入出
力ポート24に着脱自在に装着することができる。つま
り、このアダプタ状無線通信手段3aには、図3に示す
主たる回路(アンテナ31,受信回路32,送信回路3
3)と電池電源B1が内蔵されている。このように無線
通信手段3aをアダプタ状にして携帯電話機2に着脱可
能に構成すれば、ハンズフリーシステムとして使用する
場合には無線通信手段3aを装着すれば足り、必要でな
い場合には取り外しておくこともできる。
【0058】本実施形態のハンズフリー電話システムで
は、無線通信手段3aが装着された携帯電話機2を図1
(A)に示すように鞄に入れて、あるいは同図(B)に
示すように胸ポケットに入れたまま乗車するだけでハン
ズフリー状態となり、外部から電話がかかってきたとき
はハンズフリーセットのオンフックスイッチ16を操作
するだけで会話ができる。したがって、コネクタ接続な
どの操作が不要となって著しく利便性が向上する。
【0059】また、筐体10が汎用缶またはこれと実質
的に同一形状に形成されているので、ユーザーの嗜好に
応じてデザインの異なる筐体10を自由に選択すること
ができる。また、ユーザがそれまでのデザインに飽きた
場合などは、他のデザインの筐体10に交換することも
できる。さらに、筐体10として汎用缶が使用できるの
で、空き缶のリサイクルにも寄与することとなる。
【0060】これらに加えて、筐体10が汎用缶または
これと実質的に同一形状に形成されているので、図6に
示すように自動車に装着されたカップホルダCHにその
まま難なく設置することができ、きわめて便利である。
【0061】しかも、ハンズフリーセットの入力部であ
る外部マイクロホン11と、出力部である外部スピーカ
12とが、筐体10に設けられているので、外部マイク
ロホン11及び外部スピーカ12と制御回路とを接続す
るためのハーネスが筐体10の内部で取り廻され、外部
へ露出することがなくなる。
【0062】また、制御回路に設けられた各種電子部品
の電源を乾電池又は二次電池とし、筐体10に内蔵する
ことで、電源と制御回路とを接続するためのハーネスも
筐体10の内部で取り廻され、外部に露出することがな
くなる。また、ハンズフリーセット1をどこへでも自由
に移動することができる。
【0063】第2実施形態 図4は本発明のハンズフリー電話システムの第2実施形
態を示すブロック図、図5は同実施形態に係る無線通信
手段の一部を示す電気回路図である。
【0064】本実施形態の自動車電話システムは、図4
に示すように、車両に搭載されるハンズフリーセット1
と、これに収容される携帯電話機2と、ハンズフリーセ
ット1からの音声信号を室内に出力するための車載オー
ディオ装置4とから構成されている。
【0065】ハンズフリーセット1は、筐体10を有し
ており、この筐体10は、具体的には直径約60mm、
高さ約120mmの汎用缶もしくはこれと実質的に同一
形状のものが用いられる。飲料用として使用された汎用
缶の上部蓋体を適宜除去して用いることもできるし、こ
の汎用缶と略同一形状に形成された専用缶を用いること
もできる。この選択はユーザの嗜好に応じて行えばよ
い。
【0066】筐体10の材質は特に限定されず、アル
ミ、スチール、合成樹脂等々で成形することができる。
なお、上述した筐体の大きさの数値は単なる例示であっ
て、要するに後述するカップホルダCHやテーブル等に
容易に設置できる形状であればよい。なお、筐体10内
に、たとえばプラスチックで一体的に成形された本体を
装着し、この本体に後述する外部マイクロホン11、制
御回路等を取り付けても良い。
【0067】ハンズフリーセット1の筐体10には、携
帯電話機2を収容するための電話機収容部101が形成
され、また外部マイクロホン11が設けられている。本
実施形態の外部マイクロホン11は、図4に示すように
筐体10の側面に設けられているが、これを筐体10の
上面に設け、音声の集音部である先端が何れの方向にも
屈曲可能なようにフレキシブルに構成することもでき
る。
【0068】この外部マイクロホン11は、携帯電話機
2の内蔵マイクロホン22に代わって運転者等の音声を
入力するもので、図4および図5に示すように、当該外
部マイクロホン11から入力された運転者の音声信号
は、制御回路19および3Pジャック5を介して携帯電
話機2に送信され、この携帯電話機2の内蔵制御回路
(図示しない)で信号処理されたのち、電波信号として
内蔵アンテナ21から通話相手側へ送られる。
【0069】これに対して、ハンズフリーセット1の外
部スピーカは、車載オーディオ装置4の外部スピーカ4
2を共用する。すなわち、一般的な自動車には、自動車
に設けられたAMおよび/またはFMラジオ受信用アン
テナ43と、これで受信された電波信号を復元するラジ
オチューナを含む本体41と、室内へ音声を出力するた
めに当該室内に設けられた外部スピーカ42とが搭載さ
れている。したがって、これらアンテナ43、復調回路
41および外部スピーカ42を利用することにより、ハ
ンズフリーセット1の筐体10に設けるべき外部スピー
カを省略することができる。
【0070】これにより、携帯電話機2の内蔵アンテナ
21で受信された通話相手からの音声電波信号は、携帯
電話機2の制御回路で信号処理されたのち、3Pジャッ
ク5および制御回路19を介して無線通信手段3bから
送信され、これが車載アンテナ43で受信されたのち、
復調回路41で復調され、室内の外部スピーカ42から
出力される。
【0071】このように、携帯電話機2の内蔵マイクロ
ホン22および内蔵スピーカ23との音声信号の送受信
制御を行う制御回路19もハンズフリーセット1の筐体
10に設けられており、さらに図示は省略するが、これ
ら制御回路19等の電源である電池や、当該電池電源の
入切スイッチなども筐体10に設けられている。
【0072】なお、本発明では、電池電源として、汎用
の乾電池の他、二次電池とすることもできる。また、電
池電源を二次電池とする場合には、充電用端子を設け、
自動車バッテリによって二次電池を充電するようにして
も良い。こうすることにより、シガレット端子等から車
載バッテリ電源を供給できるので、長時間の使用によっ
て電池容量が減少してもそのまま充電することができ、
乾電池に比べ便利である。また、電池電源に代えてシガ
レット端子等から車載バッテリ電源を直接供給しても良
い。
【0073】ちなみに、本実施形態のハンズフリーセッ
ト1を自動車電話として用いる場合には、図6に示され
るようにカップホルダCHに設置することができる。こ
のカップホルダCHは、予め自動車のセンターコンソー
ル部などに組み込まれたものの他、後付けされたものも
含まれる。このカップホルダCHの装着位置は特に限定
されず、センターコンソールや、ドアサイド、インスト
ルメントパネル上面等々、どこでも良い。
【0074】本システムでは、ハンズフリーセット1と
車載オーディオ装置4とが、kHz〜MHzオーダーの
長波乃至短波の周波数帯域電波を用いた無線通信手段
(非接触通信手段)41,3bによって接続される。こ
のため、ハンズフリーセット1には、車載オーディオ装
置4との送受信を行うためのアンテナ13と、これら送
受信信号を処理するための回路3bとが設けられてい
る。
【0075】すなわち、図5に示すように、携帯電話機
2のアンテナ21で受信されると、音声信号は入出力端
子25から3Pジャック5を介して制御回路19に入力
される。この音声信号は、同図に示すトランジスタQ1
およびQ2で増幅されたのちトランジスタQ3で検波さ
れ、これによりFETトランジスタQ4がONすること
になる。そうすると、FMトランスミッタ回路3bの電
源がONされ、FM電波が発信される。特に限定はされ
ないが、図5に示すように音声信号を受信したときにF
Mトランスミッタ回路3bをONさせることにより、電
池電源の長寿命化を図ることができる。
【0076】このように構成された本実施形態のハンズ
フリー電話システムにおいて、携帯電話機2に外部から
電話がかかってくると、この電波信号は携帯電話機2内
部で処理され、そのうちの音声信号が入出力端子25か
ら3Pジャック5を介して制御回路19に送られる。こ
の音声信号は、図5に示すトランジスタQ1およびQ2
で増幅され、トランジスタQ3で検波されたのち、FE
TトランジスタQ4をONさせ、FMトランスミッタ回
路3bの電源をONすることにより、アンテナ13から
FM電波が発信される。このFM電波は、車載アンテナ
43で受信され、ラジオチューナ41で復調され、外部
スピーカ42から室内へ出力される。
【0077】このように本実施形態のハンズフリー電話
システムでは、ハンズフリーセット1の出力部として車
載オーディオ装置4の外部スピーカ42を用いているの
で、外部マイクロホン11との距離を十分に確保するこ
とができ、その結果、ハウリングを防止することができ
る。
【0078】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0079】例えば、本発明のハンズフリー電話システ
ムは、車載用として以外にも家庭用等に適用することが
できる。第2実施形態の場合、家庭用オーディオ装置の
スピーカをハンズフリーセットの外部スピーカとして共
用すればよい。
【0080】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1および2記
載の本発明によれば、その筐体が汎用缶またはこれと実
質的に同一の形状に形成されているので、設置がきわめ
て便利である。
【0081】また請求項1記載の本発明によれば、ハン
ズフリーセットと携帯電話機との間の通信が非接触の通
信手段により行われるので、携帯電話機をハンズフリー
として使用する場合または車両を離れて携帯電話機とし
てしようする場合の何れにおいても、携帯電話機を携帯
したまま、たとえば鞄やポケットに入れたまま、乗車ま
たは降車するだけでハンズフリー状態および携帯電話状
態の切り替えが実現でき、コネクタ接続などの操作が不
要となって著しく利便性が向上する。
【0082】また請求項2記載の本発明によれば、ハン
ズフリーセットと車載オーディオ装置との間の通信が非
接触の通信手段により行われ、つまりハンズフリーセッ
トの外部スピーカとして車載オーディオ装置の外部スピ
ーカが共用できるので、外部マイクロホンとの距離を大
きくすることができ、この結果、ハウリング現象を防止
することができる。また、筐体に外部スピーカを設ける
必要がなくなるので、筐体自体をコンパクトあるいは電
話機収容部やその他の部品の設置スペースを十分に確保
することができる。さらに、車載オーディオ装置の外部
スピーカを兼用することで、出力される音声信号の通話
音質が向上することにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハンズフリー電話システムの第1実施
形態を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態に係る携帯電話機およびアダプタ
を示す正面図である。
【図3】第1実施形態に係る非接触通信手段を示す電気
回路図である。
【図4】本発明のハンズフリー電話システムの第2実施
形態を示すブロック図である。
【図5】第2実施形態に係る非接触通信手段の一部を示
す電気回路図である。
【図6】本発明のハンズフリーセットの設置状態を示す
斜視図である。
【図7】従来のハンズフリー電話システムを示す全体斜
視図である。
【図8】従来のハンズフリー電話システムを示す部分図
である。
【符号の説明】
1…ハンズフリーセット 10…筐体 101…電話機収容部 11…外部マイクロホン 12…外部スピーカ 19…制御回路 2…携帯電話機 21…内蔵アンテナ 22…内蔵マイクロホン 23…内蔵スピーカ 24,25…入出力端子 3a,3b…無線通信手段 31…アンテナ 32…受信回路 33…送信回路 4…車載オーディオ装置 41…本体 42…外部スピーカ 43…車載アンテナ CH…カップホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 1/11 H04B 7/26 109G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯電話機(2)と、 汎用缶またはこれと実質的に同一の形状に形成された筐
    体(10)を有し、当該筐体には、少なくとも外部マイ
    クロホン(11)および外部スピーカ(12)が設けら
    れたハンズフリーセット(1)と、を備えたハンズフリ
    ー電話システムであって、 前記ハンズフリーセット(1)と前記携帯電話機(2)
    との間の通信が、非接触の通信手段により行われること
    を特徴とするハンズフリー電話システム。
  2. 【請求項2】携帯電話機(2)と、 汎用缶またはこれと実質的に同一の形状に形成された筐
    体(10)を有し、当該筐体には、少なくとも、前記携
    帯電話機(2)が収容される電話機収容部(101)お
    よび外部マイクロホン(11)が設けられたハンズフリ
    ーセット(1)と、 少なくとも受信手段(41,43)および外部スピーカ
    (42)を有する車載オーディオ装置(4)と、を備え
    たハンズフリー電話システムであって、 前記ハンズフリーセット(1)と前記車載オーディオ装
    置(4)との間の通信が、非接触の通信手段により行わ
    れることを特徴とするハンズフリー電話システム。
  3. 【請求項3】前記筐体(10)は、自動車に装着された
    カップホルダ(CH)に設置されることを特徴とする請
    求項1または2記載のハンズフリー電話システム。
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