JP2002111435A - 圧電振動子及びそれを搭載した圧電デバイス - Google Patents

圧電振動子及びそれを搭載した圧電デバイス

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JP2002111435A JP2000301422A JP2000301422A JP2002111435A JP 2002111435 A JP2002111435 A JP 2002111435A JP 2000301422 A JP2000301422 A JP 2000301422A JP 2000301422 A JP2000301422 A JP 2000301422A JP 2002111435 A JP2002111435 A JP 2002111435A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 温度補償型水晶発振器を作製した場合に、−
30℃〜80℃といった使用される全温度範囲で、確実
に温度補償ができる水晶発振子を供給する。 【解決手段】 水晶振動子3の励振電極31,33の形
状を、基本形状を長方形として、その基本形状の面積に
比べて95%〜98%となるように、基本形状の四隅を
略均等に切り欠いた形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電振動子を容器状
の基板などに導電性ペーストを硬化して得られる導電性
接着材を介して接合した圧電デバイスに関するものであ
る。尚、圧電振動子とは、水晶板、圧電セラミック基
板、単結晶圧電基板を用いた振動子を含み、また、圧電
デバイスとは、圧電振動素子単体のみを有する発振子
や、この圧電振動子とともにICチップ、コンデンサ、
抵抗などの電子部品素子を搭載した発振器である。ま
た、基板とは、全体が平板状の絶縁基板、平板状部位に
電極パッドを有する筐体状のセラミックパッケージなど
である。
【0002】
【従来の技術】従来の圧電デバイス、例えば発振器51
は、図5〜図6に示すように、水晶振動素子を、電極パ
ッドや電極パッドが形成された固定段部を有するセラミ
ックパッケージなどの容器52体に配置していた。
【0003】図5、図6に示す発振器51は、容器体5
2、水晶振動子53、導電性接着材54とからなり、図
5では蓋体を省略している。
【0004】また、容器体52の裏面には外部端子電極
が形成されて、容器体52の内部には長手方向の片側の
端部に電極パッドが形成されている。
【0005】また、水晶振動子53は、矩形状の圧電基
板の両主面に互いに対向する矩形状の励振電極及び該励
振電極から水晶基板の一方短辺側の両主面に延びる引出
し電極が形成されており、前記引き出し電極は導電性接
着部材54により、前述の容器体の電極パッドと接続さ
れ、同時に導通されていた。
【0006】さらに、最終的には、図6に示すように、
水晶振動子53を気密封止にすべく、容器体52上に蓋
体を被着して、水晶発振子は構成されていた。
【0007】また、別の例としては、図7に示すように
長手方向において対向する端面を連続して円弧状にした
水晶振動子531の両主面に長手方向に対向する端部を
連続して円弧状にした矩形状で、且つ両側の短辺側を半
円状に形成した励振電極532を形成して、該水晶振動
子を上述の内容と同様の方法で発振器として作製してい
た(特開平9-246903号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の発振器
は、高精度品としてはICチップやコンデンサー、サー
ミスタ、抵抗などと組み合わせて温度補償回路を備えて
いるのだが、この場合、水晶振動子固有の発振周波数の
温度変化を温度補償回路で補償することで、発振周波数
の温度変化を、例えば、−30℃〜80℃の使用温度範
囲全範囲にて±1.5ppm以内に合わせ込んでいる。
【0009】この場合、温度補償回路に用いられるコン
デンサー、抵抗の値を変えることにより、発振周波数の
温度変化を抑えこんでいたが、励振電極の設計によって
は、上述のように発振周波数の温度による変化を合わせ
込めない場合があった。
【0010】その理由を以下に説明する。図8に示すよ
うに、水晶振動子の等価回路は等価直列抵抗R1、励振
電極の実際に振動している個所で形成される等価直列容
量C1、等価インダクタンスL1が直列回路に、励振電
極の面積に依存する等価並列容量C0が並列に接続され
た構成となっている。その水晶振動子の等価回路に不図
示であるが主に発振回路で構成される負荷容量CLが負
荷された状態で温度補償型の発振器の等価回路が形成さ
れることになる。ここで発振周波数の温度による変化の
調整は周波数感度Sを上げることで行われが、その周波
数感度Sは以下の式により表される。
【0011】 S=C1/2*(C0+CL)2 =1/2*C1*(C0/C1+CL/C1)2 容量比γ=C0/C1として =1/2*C1*(γ+CL/C1)2 となる。等価直列容量C1は励振電極の実際の振動部に
おける容量成分であるためほぼ一定と考えてよいので、
容量比γが小さければ、水晶振動子の周波数感度Sが大
きく取れることになり、これにより、温度が変化しても
発振周波数を調整することが可能な周波数範囲を広くと
れることになる。即ち、温度補償型の発振器として組ん
だ場合に、温度変化によっても発振周波数の調整の余裕
度が大きくとれることになる。
【0012】しかしながら、励振電極を概略長方形状と
して最適な励振電極を設計した場合に、一般的に現れる
基本波振動の分布図(図3)に示すように、振動分布の
四隅部である角部が弧状に現れるため、励振電極の四隅
部分(角部)は実際の振動に寄与していないものであ
り、振動に寄与しない励振電極の面積部分が容量比γを
高くして、これにより、温度補償型水晶発振器の設計の
余裕度が少なく、前述のように水晶振動子とICチップ
と組み合わせるコンデンサー、抵抗の値を変えても例え
ば所望の±1.5ppm以内に合わせ込むことができな
いことがあった。従って、設計の効率及び生産の効率を
悪くする場合があった。
【0013】本発明は上述の問題点に鑑みて案出された
ものであり、その目的は、励振電極を概略長方形状の励
振電極を水晶振動子に用いた場合、等価回路定数の容量
比γを小さくして、温度補償型の発振器に組み込んだ場
合でも周波数可変感度が大きくとれ、設計や生産をする
際に効率を上げられる圧電振動子及びそれを搭載した圧
電デバイスを提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧電基板の両
主面に励振電極を形成した圧電振動子において、前記励
振電極は、長方形状の励振電極を基準形状として、その
基準形状の面積よりも95%〜98%となるように前記
基準形状の四隅を略均等に切り欠いた形状であることを
特徴とする圧電振動子である。
【0015】また、矩形状の圧電基板の両主面に励振電
極を形成し、一方の短辺側の下面に前記励振電極と接続
し、幅方向に分離した一対の引出し電極を形成した圧電
振動子を、基板の表面に一対の電極パッドを形成した容
器に、導電性接着材を介して前記圧電振動子の引出し電
極と前記容器の電極パッドとが接続するように配置して
成る圧電デバイスにおいて、前記励振電極は、長方形状
の励振電極を基準形状として、その基準形状の面積より
も95%〜98%となるように前記基準形状の四隅を略
均等に切り欠いた形状であることを特徴とする圧電デバ
イスである。
【作用】本発明の圧電振動子の振動について、図3に示
すように、振動の基本波変位分布を等高線状に示すと、
楕円ではなく、本発明のように長方形状の四隅部を円弧
状に削ったような形状で励振電極外周から中央に向かっ
て徐々に変位が大きくなって振動が発生する。
【0016】このような振動が発生するので、励振電極
が基準形状となる単なる長方形状である場合と本発明の
ように四隅を略均等に切り欠き、基準形状に比べて面積
を95%〜98%となるように本発明の励振電極を形成
すると、実際振動に寄与しない励振電極の不要部分がほ
とんど形成されていないので、励振電極の不要部分で発
生する等価並列容量C0が基準形状から面積が小さくな
った分だけ抑えられ、しかも、等価直列容量C1はほと
んど影響がないため、容量比γ=C0/C1を減少させ
ることができ、水晶振動子の周波数可変感度を大きくす
ることができ、発振周波数の合わせ込みの余裕度を大き
く取れるようになる。
【0017】結局、上述の圧電デバイスを確実に、且つ
簡単に構成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の圧電デバイスを図
面に基づいて詳説する。なお、説明では、圧電振動子に
水晶振動子を用いた例で説明する。図1は、本発明にか
かる発振器である圧電デバイスの蓋体を省略した状態の
上面図であり、図2はその横断面図である。
【0019】本発明の圧電デバイス1は、主に、基板2
1を有する容器体2、水晶振動子3、導電性接着部材4
及び蓋体6とから構成されている。
【0020】容器体2は、矩形状の単板セラミック基板
21と、セラミック基板21の周囲にリング状基板22
を積層して、その表面に載置されたシールリング25と
から構成されているセラミックパッケージなどである。
そして、全体として、図2に示すように表面側に開口を
有するとともに、水晶振動子3が収容される実質的に矩
形状のキャビティー部20が形成される。さらにキャビ
ティー部20の底面、即ち基板21の上面の一方の電極
パッド23、23が形成されている。この電極パッド2
3、23は、容器体2の短辺の幅方向に並んで夫々形成
されている。その形状は概略矩形状となっている。
【0021】上述のシールリング25はFe−Ni、F
e−Ni−Coなどの金属からなり、基板21の周囲に
リング状基板22を積層して、その表面に形成された封
止用導体膜24上にろう付けなどにより形成され、これ
により、キャビティー部20の厚みを規定している。
【0022】また、容器体2の底面には、電極パッド2
3、23と電気的に接続し、外部プリント配線基板と接
合するための外部端子電極26が形成されている。この
電極パッド23、23と外部端子電極26とは、容器体
2の一部を貫くビアホール導体(不図示)によって接続
されている。
【0023】また、電極パッド23、23の表面、特
に、キャビティー部20の中央部寄りには、バンプ5が
形成されている。このバンプ5は、導電性金属ペースト
の焼き付け、導電性樹脂ペースト、絶縁性樹脂ペースト
の印刷、硬化により形成されており、例えば、1つの電
極パッド23、23の幅方向の全幅に渡って帯状に形成
されたり、また、ドット状に形成してもよい。
【0024】水晶振動子3は、水晶基板30と励振電極
31、33と引き出し電極32、34とから構成されて
いる。水晶基板30は所定結晶方位角に従ってカット
(ATカット)されたものが用いられ、略矩形状に形成
されている。励振電極31、33は、水晶基板30の両
主面に形成され、その平面が概略長方形状で、基準形状
を長方形状とすると、基準形状の四隅部である角部が略
均等に切り欠いて形成されている。また、励振電極3
1、33は基準形状の励振電極に比べて、その面積が9
5〜98%、好ましくは、95〜96%となるように四
隅を切り欠いて形成される。その面積が95%未満であ
ると、実際に振動に寄与している振動部分の励振電極部
を欠くことになり、等価直列容量C1が小さくなり、容
量比γを小さくする効果が得られなくなる。一方、98
%以上であると、励振電極31、33の不要部分を除去
する比率が少ないために等価並列容量C0が減少させる
ことができず容量比γを少なくすることができない。
【0025】本発明はあくまで、基準形状が長方形状の
励振電極の四隅を切り欠くのであって、従来技術の図7
で示した励振電極531の短辺を半円状にしたものとは
区別される。そのような形状の場合は、基本波における
振動分布まで影響して等価直列容量C1が小さくなると
いう理由により本発明の効果は得られない。
【0026】切り欠きの形状としては、円弧状に形成す
る場合(図3)や直線的に切り落とす場合(図4)が考
えられるが、好ましくは、円弧状に形成したほうがよ
い。その理由は振動状態により近い電極形状であるた
め、等価直列容量C1の損失が最も少ないためである。
【0027】円弧状に切り欠く場合は、図1に示すよう
に両主面の励振電極31、33夫々の四隅に略均等に円
弧状の切り欠き31a、33aを形成する。また、切り
欠きを直線的に切り落とすように形成する場合は、図4
に示すように両主面の励振電極31、33夫々の四隅に
略均等に直線的な切り落とし31b、33bを同様に形
成する。
【0028】引き出し電極32、34は一対の励振電極
31、33から夫々水晶基板30の短辺方向(図では左
側)に延出され、構成されている。より具体的には、水
晶基板30の上面の短辺近傍に延出され、その短辺近傍
の一方の長辺端面(図面では下側の端面)を介して下面
側に延出されている。逆に、下面側の励振電極33から
延出する引き出し電極34は、下面の短辺近傍に延出さ
れ、そして、短辺近傍の他方の長辺端面(図面では上側
の端面)を介して上面側に延出されている。即ち、引出
し電極32、34は、図には示さないが水晶基板30の
一方短辺側の端面に形成されることがなく、この一方の
短辺に接する長辺側の端面3面に形成され、このように
引き出し電極は長辺側の端面3面にて導通されている。
そして、この引出し電極32、34は、水晶基板30の
両主面に夫々対向しあう位置に形成され、その形状は、
所定位置に配置した時に、電極パッド23、23に導通
し得る形状である。
【0029】このような励振電極31、33及び引出し
電極32、34は、水晶基板30の上面及び下面に、所
定形状のマスクを配置して、蒸着やスパッタ等の手段を
用いてAu、Ag、Crなどの蒸着などにより形成され
ている。
【0030】上述の容器体2と水晶振動子3との電気的
な接続及び機械的な接合は、シリコン系、エポキシ系、
ポリイミド系などの樹脂にAg粉末などを添加して導電
性樹脂ペーストを硬化した導電性接着部材4によって達
成される。具体的には、基板21表面の電極パッド2
3、23上に、上述の導電性樹脂ペーストをディスペン
サー等により供給し、電極パッド23、23上に盛り上
がった半球状の導電性樹脂ペースト上に、水晶振動子3
の一方短辺側の下面に延出された引出し電極が当接する
ように、水晶振動子3を載置し、導電性樹脂ペーストを
硬化する。
【0031】これにより、水晶振動子3の一対の励振電
極31、33は、電極パッド23、23を介して容器体
2の外面の外部端子電極26に導通することになる。
【0032】尚、実際には、水晶振動子3を電極パッド
23、23に電気的接続及び機械的接合を行った後、外
部端子電極26などを用いて水晶振動子3の発振周波数
を測定し、必要に応じて、水晶振動子3の上面側励振電
極31の表面に、Agなどを蒸着して周波数の調整をお
こなう。
【0033】金属製蓋体6は、実質的に平板状の金属、
例えばFe−Ni合金(42アロイ)やFe−Ni−C
o合金(コバール)などからなる。このような金属製蓋
体6は、水晶振動子3の収容領域(キャビティー部)2
0を、窒素ガスや真空などでシーム溶接などの手法によ
り、気密的に封止する。
【0034】上述の構造によれば、容器体2の一部であ
る基板21の表面に、電極パッド23、23が形成され
ており、水晶振動子3の引出し電極32、34が、導電
性樹脂ペーストを硬化して成る導電性接着部材4を介し
て電気的且つ機械的に接合されている。
【0035】上述の水晶発振子は以下のようにして製造
される。まず、水晶基板30の両主面に励振電極31、
33、一方の短辺側の両主面に延出された引出し電極3
2、34を有する水晶振動子3を用意する。また、同時
に、容器体2の底面、即ち、基板21の表面に一対の電
極パッド23、23が形成され、また、キャビティー部
20の開口周囲の表面に封止用導体膜24、シールリン
グ25が形成された容器体2、及び金属製蓋体6を用意
する。次に、電極パッド23、23に導電性接着部材4
となる導電性樹脂ペーストをディスペンサーなどで供給
・塗布する。この時、供給された導電性樹脂ペースト
は、概略半球状に全体盛り上がった形状となる。次に、
水晶振動子3を概略半球状に盛り上がった形状に供給さ
れた導電性樹脂ペーストに載置する。具体的には、導電
性樹脂ペーストの供給した部分に、一対の引出し電極3
2、34が当接するように水晶振動子3を載置する。次
に、導電性樹脂ペーストを硬化して、容器体2と水晶振
動子3とを接合固定する。具体的には、熱による印加に
より硬化する。その後、所定雰囲気中で、シールリング
25に金属製蓋体6を載置し、両者をシーム溶接にて封
止する。
【0036】かくして、本発明の構成によれば、励振電
極31、33の四隅部を長方形状の基準形状から略均等
に切り欠き、励振電極31、33の面積を95%〜98
%にした概略長方形状に形成してある。これにより、等
価並列容量C0は励振電極31、33の面積に比例して
決まるため、基準形状の励振電極を使用した場合と比較
して、励振電極31、33の振動に寄与しない不要面積
が小さくなった分、等価並列容量C0は小さくなり、し
かも、等価直列容量C1については、振動に寄与してい
ない部分をカットしているので一定とみなされるため、
容量比γ=C0/C1を小さくすることができ、この水
晶振動子3を使用して温度補償型水晶発振器を作製した
場合、周波数可変感度を大きくできるため、発振周波数
の合わせ込みの余裕度を大きく取れるようになる。結
局、温度特性を満足する温度補償型水晶発振器を効率良
く生産できるようになる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明では、圧電振動子
の励振電極の形状を、長方形状を基本形状として、その
四隅を略均等に切り落としたために、容量比γをさらに
小さな値にすることができ、その結果、例えば、水晶振
動子を用いて温度補償型の発振器を作製した場合に、−
30℃〜80℃といった使用される温度範囲の全範囲に
て問題なく温度補償させることができ、効率良く生産す
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる圧電デバイスである発振器の蓋
体を省略した状態の上面図である。
【図2】本発明にかかる圧電デバイスの断面図である。
【図3】本発明に用いる水晶振動子の振動部を示す上面
図である。
【図4】本発明に用いる圧電デバイスの別の例である蓋
体を省略した状態の上面図である。
【図5】従来の圧電デバイスの蓋体を省略した状態の上
面図である。
【図6】従来の圧電デバイスの断面図である。
【図7】従来の圧電デバイスの別の実施形態を示す上面
図である。
【図8】水晶振動子の等価回路を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・圧電デバイス(発振器) 2・・・容器体 20・・・キャビティー部 21・・・基板 22・・・リング状基板 23・・・電極パッド 24・・・封止用導体膜 25・・・シールリング 26・・・外部端子電極 3・・水晶振動子 31、33・・・励振電極 32、34・・・引出し電極 4・・・導電性接着部材 5・・・バンプ 51・・・発振器 52・・・容器体 53・・・水晶振動子 54・・・電極パターン 57・・・導電性接着部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板の両主面に励振電極を形成した
    圧電振動子において、前記励振電極は、長方形状の励振
    電極を基準形状として、その基準形状の面積よりも95
    %〜98%となるように前記基準形状の四隅を略均等に
    切り欠いた形状であることを特徴とする圧電振動子。
  2. 【請求項2】 前記励振電極は、基準形状の四隅を円弧
    状に切り欠いた形状であることを特徴とする請求項1記
    載の圧電振動子。
  3. 【請求項3】 矩形状の圧電基板の両主面に励振電極を
    形成し、一方の短辺側の下面に前記励振電極と接続し、
    幅方向に分離した一対の引出し電極を形成した圧電振動
    子を、基板の表面に一対の電極パッドを形成した容器
    に、導電性接着材を介して前記圧電振動子の引出し電極
    と前記容器の電極パッドとが接続するように配置して成
    る圧電デバイスにおいて、前記励振電極は、長方形状の
    励振電極を基準形状として、その基準形状の面積よりも
    95%〜98%となるように前記基準形状の四隅を略均
    等に切り欠いた形状であることを特徴とする圧電デバイ
    ス。
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