JP4692277B2 - 圧電振動デバイス - Google Patents

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Description

本発明は、圧電振動デバイスに関する。
現在、気密封止を必要とする電子部品として、例えば、水晶振動子、水晶フィルタ、水晶発振器等の圧電振動デバイスが挙げられる。この種の圧電振動デバイスとして、例えば、圧電振動基板と、圧電振動基板の両主面上方に対向配置される対向配置基板と、から構成され、圧電振動基板の両主面上それぞれに真空又は不活性雰囲気等による内部空間が形成されたものがある(例えば、下記特許文献1参照。)。
この下記特許文献1の圧電振動デバイスでは、圧電振動基板と対向配置基板とにより圧電振動基板の両主面上それぞれに真空あるいは不活性雰囲気による内部空間が形成されている。そして、内部空間における対向配置基板それぞれに励振電極が対向して形成され、複数の励振電極間に圧電振動基板が配された構成からなっている。
この圧電振動デバイスの場合、内部空間が真空あるいは不活性雰囲気によって形成されているので、圧電振動基板の振動を阻害しにくくなる。これに対して、例えば、この内部空間が気体ではなく液体や固体からなる異なる媒体で形成された場合、液体や固体からなる媒体と圧電振動片が接する状態となって圧電振動基板の振動を阻害することとなる。
特開2002−118440号公報
ところで、この上記した特許文献1では、圧電振動基板と対向配置基板とにより圧電振動基板の両主面上それぞれに真空あるいは不活性雰囲気による内部空間が形成されている。すなわち、この圧電振動デバイスでは、圧電振動基板の両主面側に対して空間電界方式とであり、その結果、空間ギャップ量のバラツキにより直列共振抵抗値への影響が非常に大きい。すなわち、空間ギャップ量のバラツキにより直列共振抵抗値が高くなる。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、圧電振動基板の振動を阻害せずに、空間ギャップ量のバラツキにより直列共振抵抗値が高くなるのを抑制する圧電振動デバイスを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明にかかる圧電振動デバイスは、圧電振動基板と、前記圧電振動基板の両主面に対向配置される対向配置基板と、が設けられ、前記圧電振動基板と前記対向配置基板とにより前記圧電振動基板の両主面上それぞれに真空又は不活性雰囲気による内部空間が形成され、前記内部空間における対向配置基板にそれぞれ1つの励振電極が対向して形成され、前記励振電極間に前記圧電振動基板が配された圧電振動デバイスにおいて、前記内部空間内の前記圧電振動基板の少なくとも一方の主面上であって、対向する前記励振電極の間の位置に、前記励振電極と非接触状態の金属材料が形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、前記内部空間内の前記圧電振動基板の両主面上であって、対向する前記励振電極の間の位置に、前記励振電極と非接触状態の金属材料が形成されるので、前記圧電振動基板の振動を阻害せずに、空間ギャップ量のバラツキにより直列共振抵抗値が高くなるのを抑制する。具体的に、前記圧電振動基板を挟んで形成された前記対向配置基板に形成された前記励振電極間に電界が加えられると、前記圧電振動基板の両主面に形成された金属材料エリア内に振動エネルギーが閉じ込められる。そのため、前記金属材料を介さない内部空間内での前記励振電極間の電界が加えられた状態では振動エネルギーが分散されてしまう。つまり、前記励振電極が前記金属材料を介することで、前記内部空間内での前記励振電極間の振動エネルギーが集中しやすくなり、空間ギャップ量のバラツキを抑えて直列共振抵抗値を低くすることが可能となる。また、本発明によれば、前記内部空間が真空あるいは不活性雰囲気により形成されているので、内部空間が液体や固体からなる媒体により形成されている場合と異なり、例えば、当該圧電振動デバイスの製造後のレーザによる周波数調整を行なうことが可能となる。また、本発明によれば、当該圧電振動デバイスを高周波化させるのに好ましい。
前記構成において、前記圧電振動基板は、X軸方向に対してZ’軸方向が長くなるように外形設計されてもよい。
この場合、前記圧電振動基板は、前記X軸方向に対して前記Z’軸方向が長くなるように外形設計されるので、前記Z’軸方向に対して前記X軸方向が長くなるように外形設計された場合と比較して直列共振抵抗値の低減および安定を図るのに好ましい。
前記構成において、前記圧電振動基板の両主面に形成された前記金属材料は、離間して形成された金属材料群であってもよい。
この場合、前記圧電振動基板の両主面に形成された前記金属材料は、離間して形成された金属材料群であるので、前記圧電振動基板の振動を阻害しない状態で誘電させることが可能となり、前記励振電極間に振動エネルギーを閉じ込めることで直列共振抵抗値の低減を図ることが可能となる。特に、この構成は、当該圧電振動デバイスの高周波化に適している。また、前記金属材料は、離間して形成された金属材料群であるので、前記励振電極とは全く異なるものである。
前記構成において、前記圧電振動基板もしくは前記対向配置基板の少なくとも一方の主面は逆メサ形成され、前記圧電振動基板の主面に前記金属材料もしくは前記対向配置基板の主面に前記励振電極が形成されてもよい。
この場合、前記圧電振動基板もしくは前記対向配置基板の両主面は逆メサ形成され、前記圧電振動基板の両主面の逆メサ形成された位置に前記金属材料もしくは前記対向配置基板の両主面の逆メサ形成された位置に前記励振電極が形成されるので、基板(前記圧電振動基板や前記対向配置基板)側で形成される逆メサにより、前記圧電振動基板と前記対向配置基板との空間ギャップ量の寸法を制御しやすくなる。その結果、空間ギャップ量の寸法のバラツキを抑制することで、圧電振動デバイスの特性を安定させることが可能となる。
前記構成において、前記金属材料の厚さが約20nm以上であって約50nm以下に設定され、前記励振電極の厚さが約100nm以上に設定されてもよい。
この場合、前記金属材料の厚さが約20nm以上であって約50nm以下に設定されているので、前記圧電振動基板に形成された前記金属材料に関して前記金属材料を前記圧電振動基板に形成することによる金属特有の振動阻害を抑制することが可能となる。また、前記励振電極の厚さが約100nm以上に設定されるので、前記金属材料の膜内抵抗の影響をうけない。また、前記励振電極とは異なり前記金属材料は外見視半透明の状態で前記圧電振動基板に形成されており、前記励振電極と前記金属材料とは全く異なるものである。
前記構成において、前記内部空間であって、それぞれ対向する前記金属材料と前記励振電極との距離が、約2μm以下に設定されてもよい。
この場合、前記内部空間であって、それぞれ対向する前記金属材料と前記励振電極との距離が、約2μm以下に設定されるので、直列共振抵抗値を抑制するために好ましい。
本発明にかかる圧電振動デバイスによれば、圧電振動基板の振動を阻害せずに、空間ギャップ量のバラツキにより直列共振抵抗値が高くなるのを抑制することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施例では、圧電振動デバイスとしてATカット水晶振動子に本発明を適用した場合を示す。
本実施例にかかるATカット水晶振動子1(以下、水晶振動子という)は、図1に示すように、ATカット水晶振動片2(以下、水晶振動片という)と、この水晶振動片2を保持するベース31と、ベース31に保持した水晶振動片2を気密封止するためのキャップ32とからなる。
この水晶振動子1では、図1に示すように、ベース31とキャップ32とが接合されて筐体であるパッケージ3が構成され、このパッケージ3内に内部空間S1が形成される。この内部空間S1のベース31上に、水晶振動片2が両保持されるとともに、パッケージ3の内部空間S1が気密封止されている。この際、ベース31に水晶振動片2が導電性接合材38を用いて接合されている(熱処理接合)。
次に、この水晶振動子1の各構成について説明する。
ベース31は、図1に示すように、セラミック材料からなる平面視矩形状の一枚板の底部33と、この底部33上に積層したセラミック材料の堤部34とから構成される箱状体に形成され、これら底部33と堤部34とが断面凹状に一体的に焼成されている。また、堤部34は、底部33の上面外周に沿って成形されている。この堤部34の上面はキャップ32との接合領域であり、この堤部34の上面には図示しないメタライズが形成されている。また、この接合領域には、キャップ32と接合するために接合材37が存在しており、この接合材37がシーム溶接やビーム溶接、加熱封止等の手法により溶融され、気密封止される。なお、接合材37としては、ニッケルメッキや銀ろう、金錫合金、錫銀合金などのろう材を用いている。
また、内部空間S1内のベース31の表面35には、水晶振動片2の励振電極61,62(下記参照)と電気的に接続する電極パッド(図示省略)が形成されている。これら電極パッドは、それぞれに対応した接続電極(図示省略)を介して、ベース31の裏面36に形成される端子電極(図示省略)に電気的に接続されている。これら端子電極(図示省略)から外部部品や外部機器と接続される。なお、これらの電極パッド、端子電極、及び接続電極は、タングステン、モリブデン等のメタライズ材料を印刷した後にベースと一体的に焼成して形成される。そして、これら電極パッド、端子電極、及び接続電極のうち一部または全部については、メタライズ上部にニッケルメッキが形成され、その上部に金メッキが形成されて構成される。
キャップ32は、図1(b)に示すように、金属材料からなり、平面視矩形状の一枚板に成形されている。
また、水晶振動片2をベース31に接合するための振動片用接合材には導電性接合材38が用いられている。この導電性接合材38の材料には、複数の銀フィラを含有したシリコーンからなる材料が用いられ、導電性接合材38を熱硬化させることで複数の銀フィラが結合して導電性物質となる。
水晶振動片2は、図1,2に示すように、水晶振動基板4(本発明でいう圧電振動基板)と、水晶振動基板4の両主面4a,4bに対向配置される対向配置基板51,52とを含む構成からなる。
水晶振動基板4は、ATカット水晶板(図示省略)からなり、X軸方向に対してZ’軸方向が長くなるように外形設計された平面視矩形上の一枚板の直方体に成形されている。
対向配置基板51は、例えば、Xカット等の水晶板(図示省略)からなり一枚板の直方体に成形されている。この対向配置基板51の両主面5a,5bは、空間ギャップ量の寸法のバラツキを抑制するために逆メサ形成されている。
また、主面5bの逆メサ形成された位置に励振電極61が形成されている。そして、対向配置基板51の主面5bには、励振電極61を外部電極(本実施例では、ベース31の電極パッド)と電気的に接続するために励振電極61から引き出された引出電極63が形成されている。この励振電極61は、図1,2に示すように、水晶振動片2の側面21に引出電極63が引き出されている。また、これらの励振電極61及び引出電極63は、例えば、水晶振動板側からクロム,金の順に、あるいはクロム,金,クロムの順に、あるいはクロム,銀,クロムの順に、あるいはクロム,銀の順に積層して形成されている。
上記した対向配置基板51と同様に、対向配置基板52の両主面5a,5bが逆メサ形成され、主面5aの逆メサ形成された位置に励振電極62が形成されている。また、対向配置基板52の主面5aに、励振電極62から引き出された引出電極64が形成されている。なお、上記した本実施例における対向配置基板51,52は同一形状および同一材料から構成されている。そのため、本実施例では、対向配置基板51,52の構成の符号を同一とする。また、本実施例では、励振電極61,62の厚さが約100nm以上に設定されている。
図2(a)に示すように、上層側から対向配置基板51、水晶振動基板4、対向配置基板52の順で、これら対向配置基板51,52と水晶振動基板4とがそれぞれ引出電極63,64および接合用電極7を介して積層されている。そして、これら対向配置基板51,52と水晶振動基板4とが積層されることで、水晶振動基板4の両主面4a,4b上それぞれに、真空による内部空間S2が形成される。内部空間S2における対向配置基板51,52にそれぞれ励振電極61,62が対向して形成され、これらの励振電極61,62間に水晶振動基板4が配される。
また、図1,2に示すように、対向配置基板52の下面(主面5b)には、外部電極(本実施例では、ベース31の電極パッド)と接続する端子電極67,68が形成され、これら端子電極67,68と励振電極61,62とを引出電極63,64を介して接続するために水晶振動片2の側面21,22に電極部8が形成されている。
また、図2に示すように、内部空間S2内の水晶振動基板4の両主面4a,4b上であって、対向する励振電極61,62の間の位置に、励振電極61,62と非接触状態の金属材料91,92が形成されている。なお、本実施例では。金属材料91,92の厚さが約20nm以上であって約50nm以下に設定されている。この厚みからなる金属材料91,92は、外見視半透明の状態となっている。そのため、励振電極61,62と金属材料91,92とは全く異なるものである。また、本実施例では、内部空間S2内の対向する金属材料91と励振電極61との距離(空間ギャップ量)が、約2μm以下に設定され、内部空間S2内の対向する金属材料92と励振電極62との距離(空間ギャップ量)が、約2μm以下に設定されている。
次に、上記した本実施例にかかる水晶振動子1と、他の形態の水晶振動子との直列共振抵抗値を測定し、その結果を、図4に示す。なお、ここでは、本実施例にかかる水晶振動子1と、他の形態の水晶振動子との対応関係を明確にするために、それぞれ対応する構成には同一名称を用い、同一符号を付す。
なお、この比較において用いる水晶振動子は、図3(a)に示すように水晶振動基板4の両主面4a,4bそれぞれに励振電極61,62が形成され、Z’軸方向に対してX軸方向が長くなるように外形設計された水晶振動片2を設けた水晶振動子(以下、従来技術1とする)と、図3(a)に示すように水晶振動基板4の両主面4a,4bそれぞれに励振電極61,62が形成され、X軸方向に対してZ’軸方向が長くなるように外形設計された水晶振動片2を設けた水晶振動子(以下、従来技術2とする)と、図3(b)に示すように上記した特許文献1の水晶振動片と同一の構成要件からなり、Z’軸方向に対してX軸方向が長くなるように外形設計された水晶振動片2を設けた水晶振動子(以下、従来技術3とする)と、図3(b)に示すように上記した特許文献1の水晶振動片と同一の構成要件からなり、X軸方向に対してZ’軸方向が長くなるように外形設計された水晶振動片2を設けた水晶振動子(以下、従来技術4とする)と、本実施例と水晶振動基板4の外形設計だけが異なり、水晶振動基板4がZ’軸方向に対してX軸方向が長くなるように外形設計された図2(a)に示す水晶振動子(以下、比較例とする)と、本実施例にかかる水晶振動子1(図2(a)参照)と、である。
図4に示すように、上記した従来技術1,2の場合、その直列共振抵抗値の値がかなり高いことがわかる。また、従来技術3,4と従来技術1,2と比較すると、従来技術3,4の直列共振抵抗値が低いことはわかるが、これら従来技術3,4と比較例と本実施例とを比較すると、比較例および本実施例が、従来技術3,4と比較してその直列共振抵抗値が低いことはわかる。このことから、図3(a)に示す水晶振動片2の構成よりも図3(b)に示す水晶振動片2の構成のほうがその直列共振抵抗値が低いことがわかる。このことから、図2(a)に示すように、内部空間S2内の水晶振動基板4の両主面4a,4b上であって、対向する励振電極61,62の間の位置に、励振電極61,62と非接触状態の金属材料91,92を形成することがその直列共振抵抗値を低くするのに好ましいことがわかる。また、比較例と本実施例とを比較すると、本実施例のほうがその直列共振抵抗値が低いことはわかる。このことから、水晶振動基板4の外形設定を、X軸方向に対してZ’軸方向が長くなるようにすることが好ましいことがわかる。この水晶振動基板4の外形設定に関する内容は、従来技術1,2および従来技術3,4を比較することからもわかる。
次に、本実施例と上記した従来技術4とを用いて、空間ギャップ量に対する直列共振抵抗値を測定した。その結果を図5に示す。
図5に示すように、本実施例によれば、空間ギャップ量が多くなった場合であっても、その直列共振抵抗値があまり増加しないことがわかる。これに対して、従来技術4によれば、図5に示すように、空間ギャップ量が多くなった場合、その直列共振抵抗値が2次関数的に増加することがわかる。このことから、本実施例によれは、空間ギャップ量の値に関係なく直列共振抵抗値を低く抑えることがわかる。また、空間ギャップ量が約2μm以下の少ないときであっても、本実施例のほうが従来技術4よりその直列共振抵抗値が低いこともわかる。
上記したように、本実施例にかかる水晶振動子1によれば、内部空間S2内の水晶振動基板4の両主面4a,4b上であって、対向する励振電極61,62の間の位置に、励振電極61,62と非接触状態の金属材料91,92が形成されるので、水晶振動基板4の振動を阻害せずに、空間ギャップ量のバラツキにより直列共振抵抗値が高くなるのを抑制する。具体的に、水晶振動基板4を挟んで形成された対向配置基板51,52に形成された励振電極61,62間に電界が加えられると、水晶振動基板4の両主面4a,4bに形成された金属材料91,92エリア内に振動エネルギーが閉じ込められる。そのため、金属材料91,92を介さない内部空間S2内での励振電極61,62間の電界が加えられた状態では振動エネルギーが分散されてしまう。つまり、励振電極61,62が金属材料91,92を介することで、内部空間S2内での励振電極61,62間の振動エネルギーが集中しやすくなり、空間ギャップ量のバラツキを抑えて直列共振抵抗値を低くすることができる。また、本実施例によれば、内部空間S2が真空により形成されているので、内部空間S2が液体や固体からなる媒体により形成されている場合と異なり、例えば、水晶振動子1の製造後のレーザによる周波数調整を行なうことができる。また、本実施例によれば、水晶振動子1を高周波化させるのに好ましい。なお、本実施例でいう高周波とは、約200〜1000MHzの範囲の周波数帯のことをいう。
なお、ここでいう水晶振動子1を高周波化に対応させた場合、水晶振動基板4の厚みを薄くする必要がある。しかしながら、水晶振動基板4の厚みを薄くした状態で、図3(a)に示すように水晶振動基板4に従来の厚みの励振電極61,62を形成した場合、励振電極61,62の質量負荷の影響をうけやすくなり、水晶振動基板4が振動阻害される。また、温度変化に対して、金属の温度特性による影響が温系の回転、バラツキに影響をきたす。そこで、厚みを薄くした水晶振動基板4に厚みを薄くした励振電極61,62を形成することが思案されるが、この場合、励振電極61,62の厚みがある一定の厚み以下になると、励振電極61,62の膜厚抵抗が大きくなり、その直列共振抵抗値が上昇する。そのため、少なくとも、励振電極61,62の厚みをある一定以上の厚みに保つ必要がある。これに対して、本実施例にかかる水晶振動子1の構成によれば、水晶振動基板4の厚みと、励振電極61,62の厚みとが直接関係しないため、すなわち、水晶振動基板4の両主面4a,4bに励振電極61,62が形成されていないため、上記したような図3(a)に示す水晶振動片2の課題を解消することが可能となる。
また、内部空間S2であって、それぞれ対向する金属材料91,92と励振電極61,62との距離が、約2μm以下に設定されるので、直列共振抵抗値を抑制するために好ましい。
また、水晶振動基板4は、X軸方向に対してZ’軸方向が長くなるように外形設計されるので、図5に示すように、Z’軸方向に対してX軸方向が長くなるように外形設計された場合と比較して直列共振抵抗値の低減および安定を図るのに好ましい。
また、金属材料91,92の厚さが約20nm以上であって約50nm以下に設定されているので、水晶振動基板4に形成された金属材料91,92に関して金属材料91,92を水晶振動基板4に形成することによる金属特有の振動阻害を最小限に抑制することができる。また、励振電極61,62の厚さが約100nm以上に設定されるので、金属材料91,92の膜内抵抗の影響をうけない。また、励振電極61,62とは異なり金属材料91,92は外見視半透明の状態で水晶振動基板4に形成されており、励振電極61,62と金属材料91,92とは全く異なるものである。
また、対向配置基板51,52の両主面5a,5bは逆メサ形成され、両主面5a,5bのうち内部空間S2内における主面5a,5bそれぞれの逆メサ形成された位置に励振電極61,62が形成されるので、対向配置基板51,52で形成される逆メサにより、水晶振動基板4と対向配置基板51,52との空間ギャップ量の寸法を制御しやすくなる。その結果、空間ギャップ量の寸法のバラツキを抑制することで、水晶振動子1の特性を安定させることができる。
なお、本実施例では、圧電振動デバイスとしてATカット水晶振動子を用いたが、これに限定されるものではなく、厚みすべり振動するデバイスであれば他の圧電振動デバイスであってもよい。
また、本実施例ではキャップ32に金属材料を用いているが、これに限定されるものではなく、キャップ32がセラミックからなり、ベース31との接合のための接合材37としてガラス材を用いてもよい。なお、接合材37としてガラス材を用いることでベース31とキャップ32との接合強度を向上させることができる。
また、本実施例では、水晶振動片2の側面21,22の略中央に電極部8が形成されているが、これに電極部8の側面21,22への形成位置はこれに限定されるものではなく、例えば、導電性接合材38近傍であってもよい。または、導電性接合材38と同一位置に形成されて電極部8を振動片用接合材として用いてもよい。
また、本実施例では内部空間S2が真空により形成されているが、これに限定されるものではなく、窒素などの不活性ガスであってもよい。
また、本実施例では、図1に示す形状のベース31とキャップ32とからパッケージ3を構成しているが、これに限定されるものではなく、例えば、平面視矩形上の一枚板の直方体に成形されたベースと箱状体からなり断面逆凹状に成形されたキャップとからパッケージが構成されておよい。すなわち。ベース31上の接合領域に接合材37が付され、この接合材37を介してキャップ32とベース31とが接合されるものであれば、ベース31とキャップ32との形状は限定されるものではなく任意に設計可能である。また、ベース31とキャップ32との材料は、それぞれセラミックと金属材料に限定されるものではなく、セラミックや金属材料のほかに水晶や石英ガラスなどの他の材料であってもよい。
また、本実施例では、対向配置基板51,52の両主面5a,5bが逆メサ形成され、この逆メサ形成された位置に励振電極61,62が形成されているが、これに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、対向配置基板51,52が平面視矩形状の一枚板に成形され、水晶振動基板4の両主面4a,4bが逆メサ形成され、両主面4a,4bの逆メサ形成された位置に金属材料91,92が形成されてもよく、この場合も本実施例と同様に、水晶振動子1の小型化により劣化する直列共振抵抗値を改善させることができ、水晶振動子1を高周波化させるのに好ましい。
い。
また、本実施例では、図7(a)に示すように、金属材料91,92の厚さが約20nm以上であって約50nm以下に設定され、金属材料91,92は外見視半透明の状態で水晶振動基板4に形成されているが、これに限定されるものではなく、励振電極61,62と全く異なるものであればよい。そのため、例えば、水晶振動基板4の両主面4a,4bに形成された金属材料91,92は、図7(b)に示すように離間して形成された金属材料群であってもよい。なお、図7(b)では、金属材料91,92は均等幅をもって離間して形成された金属材料群であるが、これに限定されるものでなく、金属材料91,92は、離間して形成された金属材料群であればよく、離間幅は限定されるものではない。この場合、水晶振動基板4の両主面4a,4bに形成された金属材料91,92は、離間して形成された金属材料群であるので、水晶振動基板4の振動を阻害しない状態で誘電させることができ、励振電極61,62間に振動エネルギーを閉じ込めることで直列共振抵抗値の低減を図ることができる。特に、この構成は、水晶振動子1の高周波化に適している。また、金属材料91,92は、離間して形成された金属材料群であるので、励振電極61,62とは全く異なるものである。
また、本実施例では、空間ギャップ量を約2μm以下に設定されているが、図5に示す空間ギャップ量と直列共振抵抗値との関係からわかるように、空間ギャップ量を約1μm程度あるいは約1μm以下に抑えることが好ましい。
また、本実施例では、水晶振動基板4の両主面4a,4bに金属材料91,92が形成されているが、これに限定されるものではなく、いずれか一方の主面のみに金属材料が形成されてもよい。
また、本実施例では、導電性接合材38を振動片用接合材として用いているが、これに限定されるものではなく、接続バンプを振動片用接合材として用いてもよい。振動片用接合材として接続バンプを用いた場合、パッケージ3の小型化に好適である。
また、本実施例では、導電性接合材38としてシリコーン樹脂などからなる導電性樹脂接着剤を例にしたが、これに限定されるものではなく、例えばポリイミドやエポキシなどからなる樹脂材料であってもよい。さらに、半田などの低融点の金属材料や、接続バンプやメッキバンプであってもよい。
また、本実施例で示す逆メサ形成は、例えば図1や図6に示すように基板(水晶振動基板4や対向配置基板51,52)の両主面に対して行なっているが、これに限定されるものではなく、基板の少なくとも一主面に形成されてもよく、この場合、逆メサ形成された位置に励振電極61,62や金属材料91,92が形成されてもよい。
なお、本実施例では、パッケージ3内に水晶振動片2が保持接合されているが、これに限定されるものではなく、例えば、図8,9に示すように、水晶振動片2自体が水晶振動子1として用いられてもよい。なお、図8,9に示す水晶振動子1では、上記した本願発明にかかる水晶振動子1およびその変形例と同様の作用効果を有している。例えば、下記する図8,9に示す水晶振動子1では、対向配置基板51,52および水晶振動基板4のいずれの主面にも逆メサが形成されていないが、これに限定されるものではなく、いずれの基板に逆メサが形成されてもよい。また、図8,9に示す水晶振動子1では、上記した本実施例にかかる水晶振動子1との対応関係を明確にするために、それぞれ対応する構成には同一名称を用い、同一符号を付す。
図8,9に示す水晶振動子1では、水晶振動基板4と、水晶振動基板4の両主面4a,4bを気密封止する対向配置基板51,52とを含む構成からなる。なお、この対向配置基板51,52は、水晶振動子1のパッケージを構成するベース31とキャップ32との役割も担っている。なお、これら対向配置基板51,52と水晶振動基板4とは、図8,9に示すように、上層側から対向配置基板51、水晶振動基板4、対向配置基板52の順で、接合材37により接合されている。
水晶振動基板4は、ATカット水晶板からなり、X軸方向に対してZ’軸方向が長くなるように外形設計された平面視矩形上の一枚板の直方体に成形されている。また、図8,9に示すように、水晶振動基板4の両主面4a,4b間を貫通するように2つのスルーホール41が形成され、これらのスルーホール41内は電極形成されている。
対向配置基板51は、例えば、Xカット等の水晶板(図示省略)からなり一枚板の直方体に成形されている。そして、図8,9に示すように、対向配置基板51の下側の主面5bの平面視略中央領域に、励振電極61が形成され、この励振電極61から引出電極63が引き出されている。
対向配置基板52は、例えば、Xカット等の水晶板(図示省略)からなり一枚板の直方体に成形されている。そして、図8,9に示すように、対向配置基板52の上側の主面5aの平面視略中央領域に、励振電極62が形成され、この励振電極62から引出電極64が引き出されている。さらに、下側の主面には、外部電極(本実施の形態では、下記するベース31の電極パッド)と電気的に接続するための端子電極67,68が形成されている。また、図8,9に示すように、対向配置基板52の両主面5a,5b間を貫通するようにスルーホール66が形成され、端子電極68と引出電極64とがスルーホール66を介して電気的に接続されている。
上記した対向配置基板51,52と水晶振動基板4とは、図8,9に示すように積層され、対向配置基板51に形成された励振電極61が、導電性接続部材39(接続バンプ、導電接合材、メッキバンプ、金属ボールなど)、水晶振動基板4のスルーホール41、導電性接続部材39(接続バンプ、導電接合材、メッキバンプ、金属ボールなど)および対向配置基板52のスルーホール66を介して端子電極67に電気的に接続されている。また、図9に示すように水晶振動基板4の両主面4a、4b上には気密封止された内部空間S2が形成されている。
なお、上記した水晶振動基板4のスルーホール41とは、それぞれ水晶振動子1の製造工程(特に対向配置基板51,52と水晶振動基板4との積層工程)において位置決めに使用することができる。
上記した図8,9に示す水晶振動子1によれば、パッケージ3の小型化を図ることが可能となる。
また、図8,9に示す水晶振動子1では、対向配置基板52の下側の主面5bに2つの端子電極67,68が形成されているが、これに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、対向配置基板52の下側の主面5bに端子電極68が形成され、対向配置基板51の上側の主面5aに端子電極67が形成されてもよい。この場合、対向配置基板51に形成された励振電極61が、対向配置基板51のスルーホール65を介して端子電極67に電気的に接続され、対向配置基板52に形成された励振電極62が、対向配置基板52のスルーホール66を介して端子電極68に電気的に接続されている。
上記した図10に示す水晶振動子1によれば、パッケージ3の小型化を図ることができるだけなく、電極の引き回しが容易となる。
また、図8〜10に示す対向配置基板51,52は、ATカット水晶板からなっているが、これに限定されるものではなく、他の水晶板や石英ガラス、セラミックなどであってもよい。
また、上記した図8〜10に示す水晶振動子1の水晶振動基板4は、平面視矩形上の一枚板の直方体に成形されているが、これに限定されるものではない。例えば、図11(a)および図11(b)に示すように、貫通溝42が両主面4a,4bにわたって貫通形成されていてもよい。この場合、貫通溝42を形成することにより、図8〜10の水晶振動基板4と比較して、水晶振動基板4の振動状態が良好となる。
なお、本発明は、その精神や主旨または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、上述の実施例はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、圧電振動デバイスに適用でき、特に水晶振動子などに好適である。
図1は、本実施例にかかる水晶振動子の概略構成図である。図1(a)は、ベースに水晶振動片を保持した状態の水晶振動子の概略平面図である。図1(b)は、内部空間を公開した水晶振動子の概略側面断面図である。 図2は、本実施例にかかる水晶振動片の概略構成図である。図2(a)は、内部空間を公開した水晶振動片の概略側面断面図である。図2(b)は、励振電極の配置を示した水晶振動片の概略平面図である。 図3(a)は、従来技術1,2の水晶振動子に設けた水晶振動片の概略側面断面図である。図3(b)は、従来技術3,4の水晶振動子に設けた水晶振動片の概略側面断面図である。 図4は、本実施例にかかる水晶振動子と、他の形態の水晶振動子との直列共振抵抗値の分布図である。 図5は、本実施例にかかる水晶振動子と従来技術4にかかる水晶振動子との空間ギャップ量と直列共振抵抗値との関係図である、 図6は、本実施の他の例にかかる、内部空間を公開した水晶振動片の概略側面断面図である。 図7(a)は、図1,2,6に示す金属材料を形成した水晶振動基板の一部拡大図である。図7(b)は、本実施の別の例にかかる金属材料を形成した水晶振動基板の一部拡大図である。 図8は、本実施の他の例にかかる水晶振動子の概略分解斜視図である。 図9は、内部空間を公開した図8に示す水晶振動子の概略側面断面図である。 図10は、本実施の別の例にかかる水晶振動子の概略分解斜視図である。 図11は、図8〜10とは異なる本実施の別の例にかかる水晶振動子の水晶振動基板の概略構成図である。図11(a)は、水晶振動基板の概略斜視図である。図11(b)は、水晶振動基板の概略平面図である。
符号の説明
1 水晶振動子(圧電振動デバイス)
S 内部空間
4 水晶振動基板(圧電振動基板)
4a,4b 水晶振動基板の主面(圧電振動基板の主面)
51,52 対向配置基板
5a,5b 対向配置基板の主面
61,62 励振電極
91,92 金属材料

Claims (6)

  1. 圧電振動基板と、前記圧電振動基板の両主面に対向配置される対向配置基板と、が設けられ、前記圧電振動基板と前記対向配置基板とにより前記圧電振動基板の両主面上それぞれに真空又は不活性雰囲気による内部空間が形成され、前記内部空間における対向配置基板にそれぞれ1つの励振電極が対向して形成され、前記励振電極間に前記圧電振動基板が配された圧電振動デバイスにおいて、
    前記内部空間内の前記圧電振動基板の少なくとも一方の主面上であって、対向する前記励振電極の間の位置に、前記励振電極と非接触状態の金属材料が形成されたことを特徴とする圧電振動デバイス。
  2. 前記圧電振動基板は、X軸方向に対してZ’軸方向が長くなるように外形設計されたことを特徴とする請求項1に記載の圧電振動デバイス。
  3. 前記圧電振動基板の両主面に形成された前記金属材料は、離間して形成された金属材料群であることを特徴とする請求項1または2に記載の圧電振動デバイス。
  4. 前記圧電振動基板もしくは前記対向配置基板の少なくとも一方の主面は逆メサ形成され、前記圧電振動基板の主面に前記金属材料もしくは前記対向配置基板の主面に前記励振電極が形成されたことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1つに記載の圧電振動デバイス。
  5. 前記金属材料の厚さが約20nm以上であって約50nm以下に設定され、前記励振電極の厚さが約100nm以上に設定されたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1つに記載の圧電振動デバイス。
  6. 前記内部空間であって、それぞれ対向する前記金属材料と前記励振電極との距離が、約2μm以下に設定されたことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1つに記載の圧電振動デバイス。
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