JP2002110419A - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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JP2002110419A
JP2002110419A JP2000295892A JP2000295892A JP2002110419A JP 2002110419 A JP2002110419 A JP 2002110419A JP 2000295892 A JP2000295892 A JP 2000295892A JP 2000295892 A JP2000295892 A JP 2000295892A JP 2002110419 A JP2002110419 A JP 2002110419A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルおよび端子部への流体の浸入を防止す
るコイル装置を提供する。 【解決手段】 ボビン、コイル52および端子部53は
被覆樹脂部材54により密封されている。被覆樹脂部材
54は、導電体であるコイル52および端子部53とス
テータ55およびハウジング56との間に介在し、絶縁
を達成する。絶縁樹脂部材54の径方向外側には小リン
グ59が配設されており、絶縁樹脂部材54の外周部に
沿った流体の浸入を防止する。絶縁樹脂部材54のコネ
クタ58側の端部には、コネクタキャップ581を形成
する樹脂と溶着するための溶着部541が配設され、絶
縁樹脂部材54とコネクタキャップ581とは溶着す
る。そのため、コネクタキャップ581とハウジング5
6との境界部Aから浸入した流体が遮断され、境界部A
から端子部53およびターミナル582への流体の浸入
を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、電磁弁装置あるいは燃料噴射装
置などの場合、電源からコイル装置のコイルへ電力を供
給し、供給された電力により弁部材などを駆動してい
る。コイル装置と電源から電力が供給される供給部とは
例えばコネクタなどのターミナル部により接続されてい
る。
【0003】上記のようなコイル装置は、腐食あるいは
ショートなどの発生を防止するため、コイル装置を構成
する部材相互の境界部から端子やコイルなどコイル装置
の内部へ水や燃料などの流体が浸入するのを防止する必
要がある。従来、コイル装置の内部へ流体が浸入するの
を防止するため、例えばOリングなどのシール部材が配
設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
燃料噴射装置のコイル装置の場合、周囲が高温で異物が
多く、かつコイルに高電圧が印加されることになる。こ
のように使用環境の厳しい場所では、シール部材が劣化
しやすく、シール部材の信頼性の確保が困難である。シ
ール部材のシール性が低下すると、上述のようにコイル
や端子部などの導電部材の腐食が発生するおそれがあ
る。導電部材が腐食すると、断線による導電不良あるい
は抵抗の増大などを招き、コイル装置の性能が低下する
という問題がある。
【0005】そこで、流体の浸入を防止するために、例
えば図8に示すような従来のコイル装置100の場合、
コイル101側から端子部102に沿った流体の浸入を
防止するOリング103と、ブッシュ104の外周部に
沿った流体の浸入を防止するOリング105とが配設さ
れている。
【0006】しかし、それらOリング102、103を
配設しても、コネクタキャップ105とハウジング10
6との境界部Bに沿って浸入する流体をシールすること
はできない。そのため、境界部Bから浸入した流体は、
ターミナル107あるいは端子部102へ浸入するおそ
れがある。また、浸入した流体が端子部102に沿って
コイル101の巻線部へ浸入すると、浸入した流体によ
りコイル101の巻線を被覆している樹脂などが腐食
し、巻線間でショートが発生するおそれがある。
【0007】そこで、本発明の目的は、コイルおよび端
子部への流体の浸入を防止するコイル装置を提供するこ
とにある。また、本発明の他の目的は、コイルの巻き線
部の腐食によるショートの発生を防止するコイル装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
コイル装置によると、コイルが巻回されているボビン、
ならびにコイルに接続されている端子部を被覆樹脂部材
により被覆している。すなわち、ボビンを一次成形品と
してコイルを巻回した後、被覆樹脂部材で二次成形して
いる。そのため、コイルおよび端子部は被覆樹脂部材で
被覆され、コイルや端子部への流体の浸入を防止するこ
とができる。したがって、流体の浸入によるコイルや端
子部の腐食、ならびに腐食にともなうショートの発生を
防止することができる。
【0009】本発明の請求項2、3または4記載のコイ
ル装置によると、被覆樹脂部材には溶着部が配設されて
いる。溶着部は、被覆樹脂部材のコネクタ側に配設さ
れ、コネクタを形成する樹脂と溶着する。そのため、コ
ネクタと被覆樹脂部材との境界部から端子部側への流体
の浸入を防止することができる。したがって、コイル装
置の流体に対するシール性を向上することができる。
【0010】本発明の請求項5記載のコイル装置による
と、被覆樹脂部材の径方向外側にはシール部材が配設さ
れている。シール部材は被覆樹脂部材の外周部に沿った
流体の浸入を防止することができる。そのため、コイル
装置の流体に対するシール性を向上することができる。
【0011】本発明の請求項6記載のコイル装置による
と、ボビンには被覆樹脂部材を形成している樹脂と溶着
する溶着突起部が形成されている。溶着突起部は、一次
成形品であるボビンに被覆樹脂部材を二次成形する際に
被覆樹脂部材と溶着する。そのため、コイルの反コネク
タ側の端部からの流体の浸入を防止することができる。
したがって、コイルの巻線部に流体が浸入し、コイルの
腐食によるショートの発生を防止することができる。
【0012】本発明の請求項7記載のコイル装置による
と、ボビンの反コネクタ側の端面部まで被覆樹脂部材が
被覆されている。被覆樹脂部材で被覆することにより、
従来のブッシュを廃止することができる。そのため、コ
イル装置の軸方向の長さが低減され、軸方向の長さに余
裕があるため、ボビンの反コネクタ側まで被覆樹脂部材
で被覆することができる。被覆樹脂部材によりボビンの
反コネクタ側を被覆することにより、コイルの巻線部へ
の流体の浸入が防止される。したがって、コイルの腐食
によるショートの発生を防止することができる。
【0013】本発明の請求項8記載のコイル装置による
と、被覆樹脂部材の外周面部と所定の間隔で対向する壁
面部を備えている。溶着部と壁面部との間に形成されて
いる空間部、ならびに被覆樹脂部材の外周部と壁面部と
の間の距離は、ターミナル部を構成する樹脂が溶着部を
通過する際、その樹脂の通過速度を増大するように設定
されている。すなわち、溶着部とターミナル部を構成す
る樹脂とは、ターミナル部の成形と同時に溶着される。
また、溶着部を通過する樹脂の速度が増大すると、溶着
部に作用する樹脂の熱量が増大し、溶着部とターミナル
部を構成する樹脂との溶着率が向上する。したがって、
被覆樹脂部材とターミナル部を構成する樹脂との境界部
からの流体の浸入を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)図2は、本発明の一実施例によるコイル
装置を適用したディーゼルエンジンの燃料噴射装置を示
している。図2に示す燃料噴射装置1は、図示しないコ
モンレールから図示しない燃料配管を経由して供給され
た一定圧の高圧燃料を図示しないディーゼルエンジンの
燃焼室へ噴射する。
【0015】燃料噴射装置1は、主に噴射ノズル10、
バルブニードル11、弁ボディ12、制御ピストン1
3、圧力制御室14および電磁弁部30から構成されて
いる。噴射ノズル10の先端には噴孔10aが形成され
ており、バルブニードル11が図2の上下へ往復移動す
ることにより噴孔10aが開閉される。噴射ノズル10
はブッシュ15を介してリテーニングナット16により
弁ボディ12に接続されている。
【0016】弁ボディ12の内部には、バルブニードル
11を駆動する制御ピストン13が配設されている。ま
た、弁ボディ12の内部には、制御ピストン13を介し
てバルブニードル11を噴孔閉塞方向へ付勢する高圧の
燃料が蓄えられる圧力制御室14が配設されている。電
磁弁部30は、圧力制御室14から低圧流路17側への
高圧燃料の流通を断続する電磁二方弁である。電磁弁部
30は、弁座部材31、可動部材32およびコイル装置
50から構成されている。
【0017】弁座部材31は板状の部材から構成され、
圧力制御室14と連通する燃料通路311が形成されて
いる。弁座部材31のコイル装置50側の面に燃料通路
311の一方の端部が開口している。この燃料通路31
1の開口部の周囲が弁座部31aとなる。
【0018】可動部材32は、弁部材321およびアー
マチャ322から構成されている。弁部材321は先端
部に球状部材321aを有しており、この球状部材32
1aが弁座部31aに着座可能である。球状部材321
aが弁座部31aから離座または弁座部31aに着座す
ることにより燃料通路311の開口部が開閉される。弁
部材321の反球状部材側にアーマチャ322が配設さ
れている。アーマチャ322は磁性体から形成されてお
り、コイル装置50により駆動される。
【0019】コイル装置50へ電力が供給されていない
とき、アーマチャ322はスプリング33の付勢力によ
り図2の下方へ付勢されているため、アーマチャ322
と一体の弁部材321も図2の下方へ付勢され、球状部
材321aは弁座部31aに着座している。そのため、
燃料通路311の開口部は閉塞され、圧力制御室14か
ら低圧流路17側への燃料の流通は遮断されている。燃
料の流通が遮断されると、圧力制御室14に蓄えられて
いる燃料の圧力は増大し、燃料の圧力による力は制御ピ
ストン13を介してバルブニードル11を噴孔閉塞方向
へ付勢する。これにより、噴孔10aはバルブニードル
11により閉塞され、燃料の噴射は停止されている。
【0020】コイル装置50に電力が供給され、コイル
装置50に発生する電磁吸引力よりアーマチャ322が
図2の上方へ吸引される。アーマチャ322が吸引され
ると、アーマチャ322とともに弁部材32は図2の上
方へ移動する。そして、球状部材321aは弁座部31
aから離座するため、燃料通路311の開口部が開放さ
れる。開口部が開放されると、圧力制御室14の燃料は
低圧流路17側へ流動するため、圧力制御室14に蓄え
られている燃料の圧力は低下し、制御ピストン13を介
してバルブニードル11を噴孔閉塞方向へ付勢する力が
減少する。噴射ノズル10の燃料溜まり106に蓄えら
れている燃料の圧力などによりバルブニードル11を噴
孔開放方向へ付勢する力が噴孔閉塞方向へ付勢する力よ
りも大きくなると、バルブニードル11は図2の上方に
リフトし、噴孔10aから燃料が噴射される。
【0021】燃料の噴射が開始されてから所定の時間が
経過すると、再びコイル装置50への電力の供給が停止
される。電力の供給が停止されると、アーマチャ322
はスプリング33の付勢力により弁座部31aに着座
し、燃料通路311の開口部を閉塞する。そのため、圧
力制御室14の燃料の圧力は再び増大し、バルブニード
ル11を噴孔閉塞方向へ付勢する力が増大する。そし
て、バルブニードル11を噴孔閉塞方向へ付勢する力が
バルブニードル11を噴孔開放方向へ付勢する力よりも
大きくなると、バルブニードル11は図2の下方向へ移
動し、噴孔10aが閉塞され、燃料の噴射が終了する。
【0022】次に、コイル装置50について詳述する。
なお簡単のため、コイル装置50については図1および
図3に基づいて説明する。図1および図3は、図2に示
す燃料噴射装置1のコイル装置50を構成する部材の形
状、構成を簡略化したものであり、一部の構成部材を省
略したものである。図1、図2および図3において、同
一の符号は同一の部材を示している。
【0023】コイル装置50は、図1および図3に示す
ようにボビン51、コイル52、端子部53、被覆樹脂
部材54、ステータ55、ハウジング56、ケーシング
57、ターミナル部としてのコネクタ58、シール部材
としての小リング59および大リング60から構成され
ている。
【0024】図3に示すようにボビン51は樹脂により
形成され、ボビン51の周囲にコイル52が巻回されて
いる。端子部53は導電性の物質により形成されコイル
52と接続されている。端子部53はボビン51からコ
ネクタ58方向へ突出して配設されている。端子部53
はコイル52の正極および負極に対応して2本突出して
配設され、コイル52へ電力を供給する。ボビン51、
コイル52および端子部53は、被覆樹脂部材54によ
り被覆されている。すなわち、一次成形品であるボビン
51の周囲にコイル52が巻回された後、ボビン51、
コイル52および端子部53がインサート物として被覆
樹脂部材54により二次成形される。被覆樹脂部材54
はボビン51を形成する樹脂と軟化点が近い樹脂により
形成されている。
【0025】ステータ55には、収容部551および貫
通孔552が形成されている。収容部551には、ボビ
ン51、コイル52、端子部53および被覆樹脂部材5
4から構成された二次成形体70のうちボビン51およ
びコイル52に該当する部位が収容されている。貫通孔
552はコイル装置50の軸方向へステータ55を貫通
しており、端子部53に対応して2本形成されている。
すなわち、二次成形体70の端子部53に該当する部位
は貫通孔552を貫通している。ステータ55には、コ
イル52に通電することにより磁気回路が形成され、可
動部材32のアーマチャ322を図2の上方へ吸引す
る。ステータ55は発生する磁気吸引力に応じてコイル
装置50の軸方向の長さおよびアーマチャ322対向す
る面の面積が決定される。
【0026】ハウジング56は、ステータ55の反アー
マチャ側に配設されている。ハウジング56には収容孔
561、貫通孔562および収容溝563が形成されて
いる。収容孔561は、ハウジング56のステータ55
と対向する面側に端子部53に対応して2カ所形成され
ている。収容孔561にはそれぞれ小リング59が収容
されている。収容孔561には、ハウジング56をコイ
ル装置50の軸方向に貫通する貫通孔562が接続され
ている。端子部53は収容孔561および貫通孔562
を貫通している。収容溝563はハウジング56の外周
部に周方向に連続して形成されており、収容溝563に
大リング60が収容されている。
【0027】ケーシング57は、コイル装置50を燃料
噴射装置1の弁ボディ12に組み付けるためのものであ
る。ケーシング57の弁ボディ側の端部近傍には、図示
しない内ねじ部が形成されており、弁ボディ12に形成
されている図示しない外ねじ部とねじ合わされ、コイル
装置50は弁ボディ12に固定される。
【0028】ターミナル部としてのコネクタ58は、ハ
ウジング56の反ステータ側に配設されている。コネク
タ58は、図1に示すようにコネクタキャップ581お
よびターミナル582を有している。コネクタキャップ
581は被覆樹脂部材54と軟化点が近い樹脂により成
形され、内部にターミナル582が配設されている。タ
ーミナル582は、正極ターミナルおよび負極ターミナ
ルからなり、正極ターミナルは二次成形体70の正極端
子ならびに負極ターミナルは負極端子と接続されてい
る。
【0029】小リング59は、径の小さなOリングであ
り、上述のようにハウジング56の収容部551に収容
される。小リング59は、収容部551に収容されるこ
とにより、二次成形体70の被覆樹脂部材54の外周部
側に配設される。小リング59は上部および外周部がハ
ウジング56に当接し、内周部が被覆樹脂部材54に当
接し、下部がステータ55に当接する。大リング60は
径の大きなOリングであり、ハウジング56の収容溝5
63に配設され、ハウジング56およびケーシング57
と当接する。
【0030】次に、上記構成のコイル装置50の流体防
止および絶縁機能について説明する。導電体であるコイ
ル52および端子部53とステータ55およびハウジン
グ56とは被覆樹脂部材54により絶縁されている。被
覆樹脂部材54は、上述のようにボビン51に巻回され
たコイル52、ならびにコイル52に接続されている端
子部53の周囲を被覆している。そのため、コイル52
および端子部53とステータ55およびハウジング56
との間には被覆樹脂部材54が介在しており、それらの
間の絶縁が達成される。
【0031】また、図1に示すように被覆樹脂部材54
はボビン51のアーマチャ側の端部まで被覆している。
アーマチャ322が配設されている空間部34には、図
2に示す圧力制御室14から燃料通路311の開口部を
経て低圧流路17側へ流通する燃料の一部が弁部材32
1の外周面に沿って流入する。すなわち、空間部34は
燃料で満たされている。ボビン51のアーマチャ側の端
部を被覆樹脂部材54で被覆することにより、空間部3
4からボビン51に巻回されたコイル52の巻線部への
燃料の浸入が防止される。そのため、燃料に含まれる水
分や溶剤分によりコイル52が腐食したり、コイル52
を被覆している樹脂層が破壊されることがない。その結
果、コイル52の巻線間でのショートの発生が防止され
る。
【0032】図1に示すように、被覆樹脂部材54のコ
ネクタ58側の端部には、溶着部541が配設されてい
る。溶着部541はコイル装置50の軸方向の断面が鋭
角になるように形成されている。コネクタ58を成形す
る場合、二次成形体70、ステータ55、ハウジング5
6および小リング59などを組み付けた後、二次成形体
70の端子部53とターミナル582とを例えば溶接な
どで接続し、コネクタキャップ581の成形を実施す
る。二次成形体70をインサート物としてコネクタキャ
ップ581を成形すると、溶着部541とコネクタキャ
ップ581を形成する樹脂との界面で溶着部541が溶
融し、溶着部541とコネクタキャップ581を形成す
る樹脂とが溶着、すなわち被覆樹脂部材54とコネクタ
キャップ581とが溶着する。被覆樹脂部材54とコネ
クタキャップ581とが溶着することにより、被覆樹脂
部材54とコネクタ58との境界部は完全に密封され
る。そのため、ハウジング56とコネクタキャップ58
1との境界部Aから浸入する水や油などの流体は溶着し
た部分で遮断され、端子部53あるいはターミナル58
2など導電部への流体の浸入が防止される。この境界部
Aから浸入するおそれがある流体としては、結露による
水、外界からの塩水あるいはエンジンオイルなどが考え
られる。
【0033】ハウジング56の収容孔561に配設され
ている小リング59は、空間部34から被覆樹脂部材5
4の外周部に沿って浸入する燃料を遮断する。上述のよ
うに空間部34は燃料で満たされているため、被覆樹脂
部材54の外周部に沿ってコネクタキャップ581との
境界部へ燃料が達するおそれがある。しかし、小リング
59を配設することにより、空間部34からの燃料の浸
入が防止される。すなわち、空間部34から被覆樹脂部
材54の外周部に沿って浸入した燃料は、小リング59
および溶着部541で遮断され、端子部53およびター
ミナル582へ浸入することはない。
【0034】以上、説明したように第1実施例によるコ
イル装置50では、ボビン51、コイル52および端子
部53が被覆樹脂部材54により密封されている。その
ため、導電部材であるコイル52および端子部53とス
テータ55およびハウジング56とは、被覆樹脂部材5
4により絶縁されている。被覆樹脂部材54により絶縁
されることにより、ブッシュなどの絶縁部材を必要とせ
ず、それら絶縁部材を収容する空間も不要である。した
がって、部品点数を削減することができ、ハウジング5
6に絶縁部材を収容する空間が不要であるため、簡単な
構造とすることができる。また、絶縁部材およびそれら
を収容する空間が不要であるため、コイル装置50の軸
方向の長さが低減される。したがって、コイル装置50
を小型化でき、コイル装置50の搭載性を向上すること
ができる。
【0035】また、被覆樹脂部材54により密封するこ
とによりコイル52あるいは端子部53への流体の浸入
を防止することができる。したがって、流体の浸入によ
るコイル52あるいは端子部53の腐食、ならびにコイ
ル52あるいは端子部53の腐食によるショートの発生
を防止することができる。
【0036】さらに、コイル装置50を小型化すること
ができるため、ボビン51のアーマチャ側まで被覆樹脂
部材54で被覆することができる。その結果、ボビン5
1に巻回されたコイル52の巻線部への流体の浸入が防
止され、コイル52の巻線部の腐食によるショートの発
生を防止することができる。
【0037】第1実施例によるコイル装置50では、被
覆樹脂部材54とコネクタキャップ581とは溶着す
る。そのため、ハウジング56とコネクタキャップ58
1との境界部Aから浸入する水や油などの流体を溶着部
541で遮断することができる。したがって、コイル装
置50のシール性を向上でき、端子部53あるいはター
ミナル582などの導電部材の腐食を防止することがで
きる。
【0038】第1実施例によるコイル装置50では、被
覆樹脂部材54とハウジング56との間に小リング59
が配設されている。したがって、被覆樹脂部材54の外
周部に沿った流体の浸入を防止することができる。
【0039】(第2実施例)本発明の第2実施例による
コイル装置を図4に示す。なお、図4はボビン81、コ
イル82、端子部83および被覆樹脂部材84からなる
二次成形体80を示している。第2実施例では、ボビン
81の形状および被覆樹脂部材84の被覆の部位が第1
実施例と異なる。
【0040】図4に示すように、ボビン81はコイル8
2が巻回される小径部811およびコイル82の端部を
位置決めする大径部812を有している。この大径部8
12の径方向外側、すなわち外周部に溶着突起部813
が形成されている。上述のように、ボビン81は一次成
形体であり、コイル82が巻回された後、被覆樹脂部材
84により二次成形される。そのため、コイル82が巻
回されたボビン81はインサート物として二次成形さ
れ、被覆樹脂部材84が被覆される。
【0041】被覆樹脂部材84が被覆されるとき、溶着
突起部813は被覆樹脂部材84を形成する樹脂と溶着
する。ボビン81の溶着突起部813と被覆樹脂部材8
4とが溶着することにより、ボビン81と被覆樹脂部材
84との境界部から燃料などの流体の浸入が防止され
る。そのため、コイル82の腐食が防止され、コイル8
2の巻線部でのショートの発生を防止することができ
る。
【0042】第2実施例では、溶着突起部813と被覆
樹脂部材84とを溶着することにより、コイル82側へ
の流体の浸入を防止できる。そのため、被覆樹脂部材8
4でボビン81のアーマチャ側まで被覆する必要がな
く、コイル装置50を小型化することができる。
【0043】また、被覆樹脂部材84をボビンのアーマ
チャ側まで被覆する必要がないため、被覆樹脂部材84
によるボビン81、コイル82および端子部83の被
覆、すなわち二次成形が容易であり、製造工程を簡略化
でき、製造コストを低減することができる。
【0044】(第3実施例)本発明の第3実施例による
コイル装置50の溶着部近傍を図5に示す。第1実施例
と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省
略する。第3実施例では、被覆樹脂部材54に配設され
ている溶着部542の位置および形状が第1実施例と異
なる。
【0045】図5に示すように、溶着部542は被覆樹
脂部材54の外周部に周方向に連続して形成されてい
る。溶着部542は、コネクタキャップ581を形成す
る樹脂と接する部位に配設されている。溶着部542
は、図5に示すように例えば軸方向の断面の形状が三角
形となるように形成されている。コネクタ58の成形
時、溶着部542とコネクタキャップ581を形成する
樹脂との界面では溶着部542が溶融し、被覆樹脂部材
54とコネクタキャップ581とは溶着する。
【0046】第3実施例でも、被覆樹脂部材54とコネ
クタキャップ581とが溶着するため、コネクタキャッ
プ581とハウジング56との境界部Aからの流体の浸
入を防止することができる。したがって、端子部53あ
るいはターミナル582などの導電部材の腐食を防止す
ることができる。
【0047】(第4実施例)本発明の第4実施例による
コイル装置50の溶着部近傍を図6に示す。第1実施例
と実質的に同一の部位には同一の符号を付し、説明を省
略する。第4実施例では、被覆樹脂部材90に配設され
ている溶着部91の位置および形状が第1実施例と異な
る。
【0048】図6に示すように、溶着部91は被覆樹脂
部材90のコネクタ58側の端部に配設されている。溶
着部91は、被覆樹脂部材90の他の部分よりも径が小
さな小径部901から径方向外側へ突出して形成されて
いる。小径部911は被覆樹脂部材90の他の部分より
も外径が小さくなるように形成されているため、小径部
901はハウジング56に形成されている貫通孔562
の内壁面562aと対向している。この内壁面562a
は、被覆樹脂部材90の小径部901の外周部と対向す
る壁面部である。
【0049】溶着部91と内壁面562aとの間には、
図7に示すように空間部92が形成されている。この空
間部92ならびに小径部901の外周部と内壁面562
aとの間の距離は、コネクタキャップ581を形成する
樹脂が溶着部91を通過する際の通過速度が増大するよ
うに設定されている。例えば、空間部92の距離Ds=
0.5mmとすると、小径部901の外周部と貫通孔5
62の内壁面562aとの間の距離Dは1から2mmで
ある。
【0050】このように、空間部92および小径部90
1の外周部と貫通孔562の内壁面562aとの距離を
設定することにより、コネクタキャップ581を形成す
る際に溶着部91を通過する樹脂の通過速度が増大す
る。通過速度が増大することにより、溶着部91の溶着
率、すなわち溶着部91の表面積に対する溶着した面積
の割合が向上する。その結果、溶着部91のシール性が
向上する。
【0051】第3実施例でも、被覆樹脂部材90とコネ
クタキャップ581とが溶着するため、コネクタキャッ
プ581とハウジング56との境界部Aからの流体の浸
入を防止することができる。したがって、端子部53あ
るいはターミナル582ン殿導電部材の腐食を防止する
ことができる。
【0052】上記した複数の実施例では、コイル装置を
ディーゼルエンジンの燃料噴射装置に適用した例につい
て説明した。しかし、本発明のコイル装置はディーゼル
エンジンの燃料噴射装置に限らず、ガソリンエンジンの
燃料噴射装置あるいは燃料噴射装置に限らずコイル装置
を有する電装品、例えばMREセンサ等に適用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるコイル装置を適用し
た燃料噴射装置を示す断面図であって、コイル装置の近
傍を拡大した模式図である。
【図2】本発明の第1実施例によるコイル装置を適用し
た燃料噴射装置を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施例によるコイル装置を示す模
式的な分解断面図である。
【図4】本発明の第2実施例によるコイル装置の二次成
形体を示す図である。
【図5】本発明の第3実施例によるコイル装置を適用し
た燃料噴射装置を示す断面図であって、コイル装置の近
傍を拡大した模式図である。
【図6】本発明の第4実施例によるコイル装置を適用し
た燃料噴射装置を示す断面図であって、コイル装置の近
傍を拡大した模式図である。
【図7】図6の溶着部近傍を拡大した模式図である。
【図8】従来のコイル装置を示す模式図である。
【符号の説明】
50 コイル装置 51、81 ボビン 52、82 コイル 53、83 端子部 54、84、90 被覆樹脂部材 55 ステータ 56 ハウジング 57 ケーシング 58 コネクタ(ターミナル部) 59 小リング(シール部材) 91、541、542 溶着部 562a 内壁面(壁面部) 582 ターミナル 813 溶着突起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AC09 AD12 BA36 BA46 CC06T CC08T CC14 CC26 CC64T CC67 CC68U CD04 CD10 CD17 CE25 CE30 CE31 5E048 AA10 AB01 AD07 CB02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂で形成され、コイルが巻回されてい
    るボビンと、 前記コイルに接続され、前記ボビンから突出して配設さ
    れている端子部と、 前記ボビンおよび前記端子部を被覆する被覆樹脂部材
    と、 前記端子部と接続される導電性のターミナルを内部に有
    し、前記ボビンの前記端子部が突出している側に配設さ
    れている樹脂製のターミナル部と、 を備えることを特徴とするコイル装置。
  2. 【請求項2】 前記被覆樹脂部材の前記ターミナル部側
    には、前記ターミナル部を形成している樹脂と溶着する
    溶着部が配設されていることを特徴とする請求項1記載
    のコイル装置。
  3. 【請求項3】 前記溶着部は、前記被覆樹脂部材の前記
    ターミナル部側の端部に配設されていることを特徴とす
    る請求項2記載のコイル装置。
  4. 【請求項4】 前記溶着部は、前記被覆樹脂部材の外周
    部に周方向に配設されていることを特徴とする請求項2
    記載のコイル装置。
  5. 【請求項5】 前記被覆樹脂部材の径方向外側には、シ
    ール部材が配設されていることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれか一項記載のコイル装置。
  6. 【請求項6】 前記ボビンは、前記被覆樹脂部材と溶着
    する溶着突起部が形成されていることを特徴とする請求
    項1から5のいずれか一項記載のコイル装置。
  7. 【請求項7】 前記被覆樹脂部材は、前記ボビンの反タ
    ーミナル部側の端面部まで被覆されていることを特徴と
    する請求項1から6のいずれか一項記載のコイル装置。
  8. 【請求項8】 前記被覆樹脂部材の外周面部と所定の間
    隔で対向する壁面部をさらに備え、 前記被覆樹脂部材には、前記ターミナル部を構成する樹
    脂の成形時に該樹脂と溶着する溶着部が形成され、 前記被覆樹脂部材の溶着部と前記壁面部との間には、前
    記ターミナル部を構成する樹脂が前記溶着部を通過する
    際、該樹脂の通過速度が増大する空間部が形成され、 前記被覆樹脂部材の外周部と前記壁面部との間の距離
    は、前記ターミナル部を構成する樹脂が前記溶着部を通
    過する際、該樹脂の通過速度が増大するように設定され
    ていることを特徴とする請求項1記載のコイル装置。
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