JP4768197B2 - 電磁コイル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
技術分野:
本発明は、請求項1の発明の上位概念として特定した形式の、特に弁を作動するための電磁コイル装置に関する。
【0002】
背景技術:
前記形式の電磁コイル装置は、ドイツ連邦共和国特許第4341087号明細書に基づいて公知になっている。金属ケーシング内には巻枠が配置されており、該巻枠は電気的な巻線を備えている。複数の接点片を有する差込み基座は、金属的な結合部材を介して金属ケーシングに保持されている。前記接点片の1つは保護導体接続端子として、結合部材を介して金属ケーシングに結合されている。別の2つの接点片にはコイル巻線の端部が接続されている。巻線の巻成された巻枠と金属ケーシングと差込み基座との間の自由空隙はプラスチックで埋められている。金属ケーシングとプラスチックとの間の境界面のギャップを通って湿分が電磁コイル装置内へ侵入することがある。保護導体接続端子として使用される接点片に沿って湿分が差込み基座を通って接続室内へ侵入するのを防止するために、保護導体接続端子として使用される接点片と金属ケーシングとの間には、前記結合部材を包囲するシールリングが設けられている。外装射出成形に先立つ組立時に、前記結合部材は、金属ケーシングの凹所及び接点片の凹所内へ圧入される。その場合に前記シールリングは、金属ケーシングと接点片との間に締め込まれる。金属ケーシングの曲率に起因して、シールリングの接触域において接点片と金属ケーシングとの間の距離が相異するので、シールリングが、程度の差こそあれ外向きに偏位する。その結果、シールリングがその全周にわたって不均一に変形することになる。ひいてはシールリングの自由周面、要するに金属部分に接触していないシールリング面が、外装射出成形時に、プラスチックと接触することになる。外装射出成形中におけるプラスチックの高い温度によって、シールリング素材は強い熱負荷を受ける。そればかりでなく、常に或る程度の収縮が予測されるプラスチックの硬化後には、プラスチックと、外装射出成形前には自由なシールリング表面との間に、申し分のない封止作用を保証することは到底不可能である。従って、金属ケーシングとプラスチックとの間のギャップを介してシールリングに到達した湿分が、該シールリングとこれに境を接するプラスチックとの間のギャップ並びに接点片と差込み基座との間のギャップ、或いは接点片とプラスチックとの間のギャップを介して接続室内へ侵入する恐れがある。
【0003】
発明の開示:
本発明の課題は、明細書冒頭で述べた形式の電磁コイル装置を改良して、金属ケーシングとこれに境を接するプラスチックとの間のギャップを介して電磁コイル装置内へ侵入した液体が更に接続室内へ移流するのを防止することである。
【0004】
前記課題は、請求項1の特徴部に記載した構成手段によって解決される。本発明の電磁コイル装置では封止部材は、保護導体接続端子として使用される接点片にも金属ケーシングにも接触していない。結合部材に係合する接点片領域が差込み基座の内部で延在しているので、封止部材は、一側では結合部材に、他側では差込み基座に当接すれば充分である。封止部材は、電磁コイル装置の外装射出成形前にすでに力で負荷されるので、外装射出成形時及びそれに続く冷却期におけるプラスチックの圧力は、封止作用にとって問題にはならない。また冷却期中のプラスチックの収縮も封止作用にとって問題にはならない。封止部材は、結合部材と差込み基座との間に、半径方向封止作用をもっても軸方向封止作用をもっても配置することができる。
【0005】
本発明の有利な構成手段は、従属請求項に記載した通りである。半径方向封止作用をもって封止部材を配置する場合には、封止部材の外側輪郭に適合された、差込み基座の凹設部内に封止部材を配置するのが有利である。該凹設部が、封止部材の肉厚よりも深い場合には、封止部材は軸方向に逃げ偏位することができる。すなわち該封止部材は、組込み状態において実質的に楕円形横断面を、乃至は卵形横断面をとっている。結合部材のカラーは、金属ケーシングと、該金属ケーシング寄りの差込み基座面との間の間隔を特定する。前記カラーの外径が凹設部の内径よりも大であれば、電磁コイル装置の外装射出成形時にいかなるプラスチックも封止部材に到達することはない。更にまた、差込み基座に当接するカラー部分は、強い引張り作用を受けた場合に結合部材が差込み基座から引出されるのを防止する。半径方向封止作用をもって封止部材を配置することとは択一的に、本発明では軸方向封止作用をもって封止部材を配置することも可能である。この場合、前記結合部材は、差込み基座内に保持された接点片内に結合部材を圧入する際に差込み基座に当接し、こうして封止部材に作用する力を制限するカラーを有している。該カラーは付加的に、外装射出成形時に高熱プラスチックに封止部材が接触するのを防止する。結合部材が少なくとも封止域において回転対称形に構成されている場合には、封止部材として、市販の低廉なOリングを使用することができる。差込み基座の1つの側面が、前記差込み基座の外向きの側と、金属ケーシング寄りの側との間に、1つの凸設部を有している場合には、形状嵌合式の継手が得られ、該継手は、接点片又は結合部材に強い引張り負荷がかかった場合でも、差込み基座がプラスチック成形体から引出されるのを阻止する。差込み基座の金属ケーシング寄りの側に、結合部材を包囲する単数又は複数の凹所を設けた場合には、差込み基座と、外装射出成形に使用されるプラスチックとの間の境界域において封止作用が改善され、しかも前記凹所は、外装射出成形時の融着を容易にし、或いはラビリンスパッキンとして働くことになる。保護導体接続端子として使用される接点片の、前記結合部材の係合する接点片区分だけが、差込み基座内に保持されている場合には、差込み基座の製作が単純化される。接点片は、差込み基座の製作後に該差込み基座の切欠き部内へ押込まれる。その場合、前記切欠き部は、結合部材のために設けた切欠き部に対して垂直に配置されるのが有利である。接続室内への湿分侵入に対して封止作用を一層改善するためには、保護導体接続端子として使用される接点片が、差込み基座内だけで保持されていると有利である。
【0006】
発明を実施するための最良の形態:
次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説する。
【0007】
図1及び図2は、本発明の第1実施形態による電磁コイル装置10の一部分の異なった断面図である。つまり図1は電磁コイル装置10の縦断面図であり、また図2は図1のA−A断面線に沿った横断面図である。図3は、図1及び図2に示した電磁コイル装置10の個々の部分を明確にするために、図2の構造を分解して示した図である。但し図面中の同等の構成部分には同一符号を付した。
【0008】
巻線11を装備した巻枠12は、ポット状の金属ケーシング13によって包囲されている。電気絶縁材料、例えばプラスチックから製作された差込み基座14内には、保護導体接続端子として使用される1つの接点片15並びに複数のその他の接点片が配置されており、前記接点片15には、巻線11の端部が接続されている。その他の接点片並びに巻線端部は、図面を判り易くするという理由から、図1〜図3ではその図示を省いた。接点片15は、接続室16内へ張出す突出領域15aを除けば、差込み基座14の材料によって包囲されている。差込み基座14の製作時に接点片15は射出成形型内に挿入され、次いでプラスチックによって埋め込まれる。図2では接続室16は、略示したキャップ17によって閉鎖されている。円環状のパッキン18は、接続室16内への湿分の侵入を防止する。
【0009】
切欠き部20内には1本のボルト状の金属質の結合部材21が配置されている。接点片15は結合部材21を介して金属ケーシング13に機械的に保持されていると共に該金属ケーシングに電気的にも接続されている。差込み基座14において前記切欠き部20に対して同心的に延びる凹設部22内には、金属ケーシング13寄りの側に、封止部材として使用されるOリング23が配置されている。凹設部22も結合部材21の封止域21aも、封止領域では円形横断面を有している。凹設部22の内径、封止域21aの外径及びOリング23は、Oリングが半径方向で封止するように互いに調整されている。凹設部22は、結合部材21の軸方向で見てOリング23の厚さよりも大である。従ってOリング23は軸方向では偏位することができる。凹設部22の内径よりも大きな外径を有するカラー21bは凹設部22を閉鎖する。該カラーの肉厚は、金属ケーシング13と差込み基座14との間の間隔を決定する。特に図2から判るようにカラー21bは、金属ケーシング13の曲率の故に、該金属ケーシング上に線状にしか載らない。結合部材21は、接点片15の対応した貫通穴内へ圧入された歯列21cを有している。結合部材21は更にまた、別の歯列21dを有しており、該歯列は、金属ケーシング13の対応した貫通穴内に圧入されている。雌ねじ山21eは、ねじ結合によってキャップ17を電磁コイル装置10に固定することを可能にする。更にまたカラー21bは、結合部材21が差込み基座14から抜け出るのを防止する。
【0010】
電磁コイル装置10の外装射出成形前にOリング23は封止域21aに被せ嵌められる。次いで結合部材21はOリング23と共に、カラー21bが差込み基座14に当接して面整合するまで、差込み基座14内に押込まれる。これによって凹設部22は、後の外装射出成形時に該凹設部22内にプラスチックが達しないように閉鎖されている。次の製作段階で、カラー21bが金属ケーシング13に接触するまで結合部材21の歯列21dが金属ケーシング1内へ圧入される。いまや接点片15は金属ケーシング13と電気的に結合されており、かつ差込み基座14は外装射出成形を施すために金属ケーシング13の特定位置に保持される。この準備段階を経た後に、巻線11を装備した巻枠12が金属ケーシング13内へ導入され、かつ前記巻線11の端部が、該端部に対応配設された接続片に導電結合される。この構造体は慣用のように射出成形プラスチックで外装される。その際、加熱されたプラスチックが自由空隙内へ流入して、これを埋める。外装射出成形後にプラスチックで充填された領域は硬化後、図1及び図2に符号25で示したプラスチック成形体を形成する。
【0011】
図1に示したように、差込み基座14の2つの側面は凸設部14a,14bを有している。両凸設部14a,14bは、差込み基座14の外向き側14cと、差込み基座14の、金属ケーシング13寄りの側14dとの間に配置されており、かつ両凸設部は、差込み基座14が接点片15を介して又は別の接点片を介してであれ、或いは結合部材21を介してであれ、強い引張り作用を受けた場合でも前記プラスチック成形体25から差込み基座14が引抜けないように形成されている。
【0012】
差込み基座14の、金属ケーシング13寄りの側14dには、3つの凹所14e,14f,14gが設けられている。該凹所14e,14f,14gは、それ自体円環状に閉じた条溝として結合部材21を同心的に包囲している。該凹所は、電磁コイル装置の外装射出成形時に高熱プラスチックによって溶融されて該プラスチックと融合する溶融エッジとして使用される。プラスチック成形体25のために使用される合成樹脂の溶融温度は、差込み基座14のために使用される合成樹脂の溶融温度よりも高く選ばれる。完全融合が行われず、或いは完全融合が意図されていない限り、凹所14e,14f,14gは、侵入した湿分の更なる移送を阻止する所謂ラビリンスパッキンとして使用される。このようにして差込み基座14とプラスチック成形体25との間の境界面を、湿分の侵入に対して確実に封止することが可能になる。
【0013】
これに対して、金属ケーシング13とプラスチック成形体25との間、並びに接点片15と差込み基座14との間のように、金属とプラスチックとの間の境界面の場合は、差込み基座14とプラスチック成形体25との間の前記境界面の場合とは事態は相異している。ここでは湿分の侵入を可能にするギャップを避けることはできない。従って、金属ケーシング13とプラスチック成形体25との間のギャップを介して外部から侵入した湿分が、接続片15と、これに境を接する差込み基座14のプラスチックとの間のギャップを介して接続室16内へ到達しないようにするためには、付加的な対策が講じられねばならない。このために本発明では、封止部材として使用されるOリング23が設けられており、該Oリングは、結合部材21にも差込み基座14にも共に接触して半径方向封止作用を有している。金属ケーシング13とプラスチック成形体25との間のギャップを介して侵入した湿分は、このOリングまでしか達することができない。従来は接点片15と差込み基座14との間のギャップを介して湿分が接続室16内へ導かれていたが、前述のようにOリング23のために湿分は前記ギャップ内にもはや到達することはできない。
【0014】
凹設部22と結合部材21のカラー21bとは、円環状横断面を有する1つの室を形成しており、該室内でOリング23は、外装射出成形時に高熱のプラスチックコンパウンドとの接触に対して防護されている。Oリング23は高熱プラスチックに直接接触することはないので、外装射出成形時におけるOリング23の熱負荷は微々たるものにすぎない。Oリング23の機械的応力も僅かである。それというのは該Oリングが封止せねばならないのは半径方向だけであり、該Oリングは結合部材21の軸線の方向では凹設部22の内部で逃げ偏位できるからである。
【0015】
図4は、本発明の第2実施形態による電磁コイル装置10′の図2相当の横断面図である。この場合、第1実施形態と同等の構成要素には同一符号を付した。接続室16を閉鎖しているキャップには、符号17′を付した。図2に示したキャップ17とは異なって、パッキン18を有するキャップ17′は差込み基座14′の上に載設されている。金属ケーシング13と接点片15との間の結合部材は符号21′で表示されている。Oリング23は、差込み基座14′と結合部材21′のカラー21b′との間に軸方向封止作用をもって配置されている。前記カラー21b′は、金属ケーシング13と差込み基座14′との間の間隔を画定する。更にまたカラー21b′は、Oリング23が当接する差込み基座14′の面と結合部材21′の面との間の間隔を決定している。これによって結合部材21′の軸線方向でOリング23に対して作用する力が制限される。但しOリング23は、半径方向封止作用をもって結合部材21′にも当接する必要はない。それというのは軸方向でOリング23に対して作用する力によって、すでに封止作用が生じているからである。カラー21b′の内径はOリング23の外径よりも大であるので、Oリング23は、軸方向負荷を受けた場合、半径方向に逃げ偏位することができる。カラー21b′は、外装射出成形時にOリング23が高熱プラスチックと接触するのを付加的に防止する。本実施例でも、金属ケーシング13とプラスチック成形体25との間のギャップを介して侵入した湿分が到達できるのは、せいぜいのところOリング23までにすぎない。しかしOリング23による封止作用に基づいて、侵入した湿分は、更に接点片15と差込み基座14′との間のギャップ内へ達して、該ギャップを介して湿分を接続室16内へ導くことはない。
【0016】
図5及び図6は、本発明の第3実施形態による電磁コイル装置10″の一部分の異なった断面図である。その場合、図5は電磁コイル装置10″の図1相当の縦断面図である。但し図5では、図1に示した電磁コイル装置10とは相異した電磁コイル装置10″の区分だけが図示されているにすぎない。図6は、図5に示した電磁コイル装置10″の個々の部分を明示するための、図3相当の分解図である。この場合同等の構成要素には同一符号を付した。
【0017】
第3実施形態の電磁コイル装置10″が、図1〜図4に示した電磁コイル装置10,10′と相異している点は、差込み基座における接点片15の配置構成にある。該差込み基座は図5及び図6では符号14″で示されている。電磁コイル装置10,10′では接点片15が差込み基座14(図1〜図3)もしくは差込み基座14′(図4)内に射出成形により埋込まれているのに対して、差込み基座14″は付加的な切欠き部28を有し、該切欠き部は、結合部材21を収容するための切欠き部20に対して垂直に配置されている。前記切欠き部28は、接点片15の、符号15bで示した接点片域を収容するために使用される。該接点片域15bは1つの貫通穴29を有している。この構成によって得られる利点は、差込み基座14″の製作時に接点片15を射出成形型内に挿入する必要がないことである。接点片15は、電磁コイル装置10″の外装射出成形前に始めて、差込み基座14″の切欠き部20内へ導入される。Oリング23が、カラー21bに当接するまで結合部材21に被せ嵌められた後に、結合部材21はOリング23と共に切欠き部20内へ押込まれ、かつ、カラー21bが差込み基座14″に当接するまで結合部材21の接点域21cが接点片15の貫通穴29内へ圧入される。これによって接点片15は、その後の加工段階においても差込み基座14″からの滑落を防止されている。金属ケーシング13内へ結合部材21の歯列21dを圧入した後に、すでに図3に関連して説明したように次の加工ステップが行われる。
【0018】
接続室を包囲するキャップは、図5では図示を省かれている。該キャップは、図2に示したように、プラスチック成形体25上に載設されるように構成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による電磁コイル装置の一部分の縦断面図である。
【図2】 図1のA−A断面線に沿った横断面図である。
【図3】 図1及び図2に示した電磁コイル装置の個々の部分の分解図である。
【図4】 本発明の第2実施形態による電磁コイル装置の図2相当の横断面図である。
【図5】 本発明の第3実施形態による電磁コイル装置の図1相当の縦断面図である。
【図6】 図5に示した電磁コイル装置の個々の部分の分解図である。
【符号の説明】
10,10′,10″ 電磁コイル装置、 11 巻線、 12 巻枠、 13 ポット状の金属ケーシング、 14,14′,14″ 差込み基座、 14a,14b 凸設部、 14c 外向きの側、 14d 金属ケーシング寄りの側、 14e,14f,14g 凹所、 15 接点片、 15a 突出領域、 15b 接点片域、 16 接続室、 17,17′ キャップ、 18 円環状のパッキン、 20 第1の切欠き部、 21,21′ 結合部材、 21a 封止域、 21b,21b′ カラー、 21c,21d 歯列、 21e 雌ねじ山、 22 凹設部、 23 封止部材としてのOリング、 25 プラスチック成形体、 28 第2の切欠き部、 29 貫通穴

Claims (11)

  1. 特に弁作動用の電磁コイル装置であって、
    巻線を装備した巻枠と、
    前記巻線を装備した巻枠を囲む金属ケーシングと、
    保護導体接続端子を含む複数の接点片を装備した差込み基座と、
    前記金属ケーシングと前記保護導体接続端子として使用される接点片との間に配置されていて前記金属ケーシングの切欠き部及び前記保護導体接続端子としての接点片の切欠き部内へ係合する金属性の結合部材と、
    該結合部材を囲むリング状の封止部材とを備え、
    巻線を装備した前記巻枠と前記金属ケーシングと前記差込み基座との間の自由空隙にプラスチックを充填した形式のものにおいて、
    保護導体接続端子として使用される接点片(15)の、結合部材(21;21′)に係合する領域が、差込み基座(14;14′;14″)の内部に配置されており、かつ
    封止部材(23)が、前記結合部材(21)と差込み基座(14;14″)との間に半径方向封止作用をもって配置されており、
    結合部材(21)が、金属ケーシング(13)内に係合する部分(21d)と、封止部材(23)によって包囲されている部分(21a)との間に、カラー(21b)を有していること
    を特徴とする、電磁コイル装置。
  2. 特に弁作動用の電磁コイル装置であって、
    巻線を装備した巻枠と、
    前記巻線を装備した巻枠を囲む金属ケーシングと、
    保護導体接続端子を含む複数の接点片を装備した差込み基座と、
    前記金属ケーシングと前記保護導体接続端子として使用される接点片との間に配置されていて前記金属ケーシングの切欠き部及び前記保護導体接続端子としての接点片の切欠き部内へ係合する金属性の結合部材と、
    該結合部材を囲むリング状の封止部材とを備え、
    巻線を装備した前記巻枠と前記金属ケーシングと前記差込み基座との間の自由空隙にプラスチックを充填した形式のものにおいて、
    保護導体接続端子として使用される接点片(15)の、結合部材(21;21′)に係合する領域が、差込み基座(14;14′;14″)の内部に配置されており、かつ
    封止部材(23)が、結合部材(21′)と差込み基座(14′)との間に軸方向封止作用をもって配置されており、前記結合部材(21′)が、前記封止部材(23)を軸方向で差込み基座(14′)に圧着するカラー(21b′)を有し、かつ該カラー(21b′)が前記封止部材(23)を側面で包囲していること
    を特徴とする、電磁コイル装置。
  3. 差込み基座(14;14″)が、金属ケーシング(13)寄りの側に、封止部材(23)の外側輪郭に適合された凹設部(22)を有している、請求項記載の電磁コイル装置。
  4. 凹設部(22)が、封止部材(23)の肉厚よりも深い、請求項記載の電磁コイル装置。
  5. カラー(21b)の外径が、凹設部(22)の直径よりも大である、請求項記載の電磁コイル装置。
  6. 結合部材(21;21′)が回転対称形に形成されており、かつ封止部材(23)がOリングである、請求項1からまでのいずれか1項記載の電磁コイル装置。
  7. 差込み基座(14)の少なくとも1つの側面が、前記差込み基座(14)の外向きの側(14c)と、金属ケーシング(13)寄りの側(14d)との間に、1つの凸設部(14a,14b)を有している、請求項1からまでのいずれか1項記載の電磁コイル装置。
  8. 差込み基座(14)の金属ケーシング(13)寄りの側(14)が、結合部材(21)を包囲する少なくとも1つの凹所(14e,14f,14g)を有している、請求項1からまでのいずれか1項記載の電磁コイル装置。
  9. 差込み基座(14″)が、結合部材(21)を収容するための第1の切欠き部(20)と、保護導体接続端子として使用される接点片(15)の、前記結合部材(21)の係合領域を収容するための第2の切欠き部(28)とを有している、請求項1からまでのいずれか1項記載の電磁コイル装置。
  10. 第2の切欠き部(28)が、第1の切欠き部(20)に対して垂直に配置されている、請求項記載の電磁コイル装置。
  11. 保護導体接続端子として使用される接点片(15)が、差込み基座(14;14′)内だけに延在している、請求項1からまでのいずれか1項記載の電磁コイル装置。
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