JP2002110012A - スタータ用マグネットスイッチ - Google Patents

スタータ用マグネットスイッチ

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JP2002110012A
JP2002110012A JP2000301841A JP2000301841A JP2002110012A JP 2002110012 A JP2002110012 A JP 2002110012A JP 2000301841 A JP2000301841 A JP 2000301841A JP 2000301841 A JP2000301841 A JP 2000301841A JP 2002110012 A JP2002110012 A JP 2002110012A
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JP
Japan
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intermediate member
mold cover
terminal
nut
magnet switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000301841A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsumi Iida
篤臣 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリケーブルのターミナル4を固定する
ナット11の締め付け力が低下しない構造を提供するこ
と。 【解決手段】 モールドカバー2には、バッテリケーブ
ルのターミナル4を受ける樹脂製の中間部材9が取り付
けられ、弾性体12とともに、30端子5に螺着するナ
ット11の締め付けによって固定される。弾性体12
は、例えば一定の厚みを有するゴム材で形成され、モー
ルドカバー2と中間部材9との間に介在されて、ナット
11の締め付けにより押圧され、弾性変形を伴って両者
間に挟持される。これにより、樹脂部材であるモールド
カバー2と中間部材9にクリープ現象が発生しても、弾
性体12の反発力(弾力)により、ナット11の締め付
け力が低下することはなく保持されるため、モールドカ
バー2と中間部材9との間に隙間が生じることはなく、
モールドカバー2内部への浸水を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタータ用マグネ
ットスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特許第3036098
号公報がある。この公報に開示されたマグネットスイッ
チは、外部端子に結線されるバッテリケーブルのターミ
ナルを受ける樹脂製の中間部材を具備し、この中間部材
が、モールドカバーに固設された外部端子に嵌合して取
り付けられている。中間部材は、ターミナルの回転方向
を規制して、ナットの締め付け時にターミナルが共回り
することを防止するとともに、ターミナルとM端子との
絶縁ギャップを確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、樹脂部品で
あるモールドカバーと中間部材には、ナットの締め付け
力による圧縮応力と使用環境下での熱応力が加わること
により、クリープ現象が発生することがある。この場
合、モールドカバーに中間部材を追加することで樹脂部
の長さが増大するため、中間部材を用いない場合と比較
して、樹脂部材のクリープ量が増大する。その結果、タ
ーミナルを固定するナットの締め付け力が低下して、モ
ールドカバーと中間部材との当接面に隙間が発生し、こ
の隙間を通って外部からモールドカバーの内部へ浸水す
る可能性があった。本発明は、上記事情に基づいてなさ
れたもので、その目的は、バッテリケーブルのターミナ
ルを受ける樹脂製の中間部材を具備したスタータ用マグ
ネットスイッチにおいて、ターミナルを固定するナット
の締め付け力が低下しない構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】(請求項1の手段)バッ
テリケーブルのターミナルを受ける樹脂製の中間部材を
備えるスタータ用マグネットスイッチにおいて、モール
ドカバーと中間部材との間に介在され、外部端子に螺着
するナットの締め付け力を受けて両者間に挟持される弾
性体を設けたことを特徴とする。この構造によれば、樹
脂部材であるモールトカバーと中間部材とにクリープ現
象が発生しても、その両者間に介在されている弾性体の
反発力(弾力)により、ナットの締め付け力が低下する
ことはなく保持される。その結果、ナットの締め付け力
を受けてシールされているモールドカバーと中間部材と
の間のシール機能が低下することはなく、モールドカバ
ー内部への浸水を防止できる。
【0005】(請求項2の手段)請求項1に記載したス
タータ用マグネットスイッチにおいて、弾性体は、モー
ルドカバーと中間部材との間のシール機能を有するゴム
材であることを特徴とする。この場合、弾性体(ゴム
材)自体に、モールドカバーと中間部材との間のシール
機能を持たせることにより、更なる防水性の向上を図る
ことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明のスタータ用マグネ
ットスイッチの実施例を図面に基づいて説明する。図1
はマグネットスイッチ1の後端部を示す一部断面図であ
る。マグネットスイッチ1は、後端部が樹脂製のモール
ドカバー2で覆われ、このモールドカバー2に2本の外
部端子が固設されている。2本の外部端子は、バッテリ
ケーブル3(図2参照)がターミナル4を介して接続さ
れる30端子5と、スタータモータのフィールドコイル
(図示しない)へ通電するためのリード線6が接続され
るM端子7であり、それぞれモールドカバー2の内部に
固定接点(図示しない)を具備している。
【0007】モールドカバー2には、図2に示す様に、
30端子5の周囲に例えば八角形の内周形状を有する嵌
合孔8が設けられ、この嵌合孔8に嵌合して樹脂製の中
間部材9が取り付けられる。中間部材9は、中央部に貫
通孔9aが形成され、この貫通孔9aの一端側外周にワ
ッシャ10を介してバッテリケーブル3のターミナル4
を受ける受け部9bが設けられ、貫通孔9aの他端側外
周に例えば八角形の外周形状を有する嵌合部9cが設け
られ、この嵌合部9cと受け部9bとの間に嵌合部9c
より外径の大きい径大部9dが設けられている。
【0008】なお、受け部9bは、図2に示す様に、例
えば六角形の外周形状を有しており、バッテリケーブル
3のターミナル4には、受け部9bの外周面に係合する
一対の係合片4aが設けられている。これにより、ター
ミナル4は、受け部9bに対して回転方向の動きが規制
されるため、30端子5にナット11を螺子込んで締め
付ける際に、ナット11との共回りが防止される。
【0009】上記の中間部材9は、下述の弾性体12と
ともに、ターミナル4を固定するナット11の締め付け
によって固定される。弾性体12は、例えばゴム材で形
成され、図2に示す様に、一定の厚みを有する環状体
で、その内周形状がモールドカバー2の嵌合孔8と同一
形状(例えば八角形)に設けられている。この弾性体1
2は、図1に示す様に、モールドカバー2の端面(嵌合
孔8の周囲)と中間部材9の径大部9dとの間に介在さ
れ、ターミナル4を固定するナット11の締め付けによ
ってモールドカバー2の端面と中間部材9の径大部9d
との間に挟持される。
【0010】なお、中間部材9の嵌合部9cは、径大部
9dから先端面までの長さLが、モールドカバー2に形
成された嵌合孔8の深さと弾性体12の厚み(単体での
厚み)とを合計した寸法より若干小さくなる様に設計さ
れている。従って、弾性体12は、モールドカバー2の
端面と中間部材9の径大部9dとの間に介在されてナッ
ト11の締め付け力を受けると、モールドカバー2の端
面と中間部材9の径大部9dとの間に押圧されるため、
弾性変形を伴って両者間に挟持されている。
【0011】(本実施例の効果)本実施例のマグネット
スイッチ1は、樹脂部材であるモールドカバー2と中間
部材9にクリープ現象が発生しても、モールドカバー2
と中間部材9との間に弾性体12を挟み込んでいるの
で、その弾性体12の反発力(弾力)により、ナット1
1の締め付け力が低下することはなく保持される。その
結果、モールドカバー2と中間部材9との間に隙間が生
じることはなく、モールドカバー2内部への浸水を防止
できる。また、弾性体12をゴム材で形成することによ
り、弾性体12(ゴム材)自体に、モールドカバー2と
中間部材9との間のシール機能を持たせることができる
ので、より防水性に優れた構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マグネットスイッチの後端部を示す一部断面図
である。
【図2】モールドカバーと30端子周辺の構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 マグネットスイッチ 2 モールドカバー 3 バッテリケーブル 4 バッテリケーブルのターミナル 5 30端子(外部端子) 9 中間部材 12 弾性体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッテリケーブルが接続される外部端子
    と、 この外部端子が固設された樹脂製のモールドカバーと、 前記外部端子に嵌合して前記モールドカバーに支持さ
    れ、前記バッテリケーブルのターミナルを受ける樹脂製
    の中間部材とを備えるスタータ用マグネットスイッチに
    おいて、 前記モールドカバーと前記中間部材との間に介在され、
    前記外部端子に螺着するナットの締め付け力を受けて両
    者間に挟持される弾性体を設けたことを特徴とするスタ
    ータ用マグネットスイッチ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載したスタータ用マグネット
    スイッチにおいて、 前記弾性体は、前記モールドカバーと前記中間部材との
    間のシール機能を有するゴム材であることを特徴とする
    スタータ用マグネットスイッチ。
JP2000301841A 2000-10-02 2000-10-02 スタータ用マグネットスイッチ Pending JP2002110012A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008146871A (ja) * 2006-12-06 2008-06-26 Denso Corp スタータ用電磁スイッチ
JP2012029476A (ja) * 2010-07-23 2012-02-09 Hitachi Car Eng Co Ltd ブラシレスモータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4631845B2 (ja) * 2006-12-06 2011-02-16 株式会社デンソー スタータ用電磁スイッチ
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