JP2002109643A - 商品販売データ処理システム - Google Patents

商品販売データ処理システム

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JP2002109643A
JP2002109643A JP2000303463A JP2000303463A JP2002109643A JP 2002109643 A JP2002109643 A JP 2002109643A JP 2000303463 A JP2000303463 A JP 2000303463A JP 2000303463 A JP2000303463 A JP 2000303463A JP 2002109643 A JP2002109643 A JP 2002109643A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 値割引操作を必要とする値割引処理を迅速か
つ正確に行える商品販売データ処理システムを提供す
る。 【解決手段】 値割引処理が実行された場合に当該商品
データに係る商品および当該値割引データを値割引処理
実行済商品メモリに記憶可能に形成し、当該1取引内で
かつその後に商品データが取得された場合に値割引処理
実行済商品メモリを参照して当該商品データに係る商品
が記憶されている値割引処理実行済商品と同じ商品であ
ると判別された場合には値割引操作が成されなくても当
該商品データに係る商品の単価について自動的に値割引
処理実行済商品メモリに記憶されている前回の値割引デ
ータを用いた値割引処理を実行するとともに売上ファイ
ルに商品登録可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取得した商品デー
タを利用して売上ファイルに商品登録可能であるととも
に値割引操作が成された場合には当該商品データ中の商
品単価についての値割引処理を実行するとともに売上フ
ァイルに商品登録可能に形成された商品販売データ処理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電子キャッシュレジスタ型の商
品販売データ処理システムでは、オペレータ(店員)が
スキャナを用いて商品に付されたバーコードをスキャニ
ングして商品コードを読取入力(図7のST50でYE
S)すると、制御部は、商品ファイルを検索して読取商
品コードに対応する商品データを取得(ST51)す
る。 そして、取得した商品データを利用して売上ファ
イルに商品登録(ST54)する。これと並列的に、例
えばレシート印字や上位機へのデータ転送のために、取
引データ[取得した商品データ(商品名,単価等),カ
ードから読込まれた顧客データ等を含む。]は、取引バ
ッファに記憶される。
【0003】かかる商品登録に際して、顧客サービスと
しての値割引(値引や割引)処理を実行可能に形成され
たものがある。大別して、自動実行方式と都度操作方式
とがある。
【0004】すなわち、自動実行方式は、例えば商品フ
ァイルに設定された商品中の値割引対象商品ごとに値割
引処理実行データを記憶させておき、値割引対象商品の
商品データを取得する際に、当該値割引処理実行データ
を読取り商品登録前に値割引処理を自動的に実行する方
式である。
【0005】対する都度操作方式は、商品データを取得
してから商品登録をする前に、オペレータがキー操作等
による値割引操作(例えば、値割引処理実行データのキ
ー入力操作および値割引処理を実行する旨の宣言入力操
作)をすることを条件(ST52のYES)に、値割引
処理を実行(ST53)する方式である。
【0006】すなわち、自動実行方式は、どの商品およ
び顧客に対しても、共通でかつ画一的である。これに対
して、都度操作方式は、店舗側の状況判断をリアルタイ
ム(営業中)で行いつつ値割引処理の実行有無を選択で
き、また購入金額が高額な客や常連客に対してのみ差別
化したサービス(値引等)を提供する等の個別的な運用
ができる。
【0007】なお、1取引終了宣言としての締め操作
(ST55のYES)後に合計金額の算出等を含む会計
処理(ST56)が行われる。当該取引データは上位機
にトランザクションとして転送される。このように会計
処理が終了すると、取引バッファはクリアされ、次客の
ために初期化される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自動実行方式
が迅速かつ正確に値割引処理を実行することができるの
に対して、都度操作方式では、オペレータ(店員)によ
る値割引操作を必要とするので、値割引処理に時間が掛
かりかつ操作ミスも生じ易い。
【0009】しかも、都度操作方式では、1取引内に複
数の値割引対象商品が含まれかつスキャニングする順番
が不連続(間歇的)である場合は、値割引操作を値割引
対象商品の個数相当回数だけ実行しなければならない。
かくして、業務効率が低下しかつ同一商品(値割引対象
商品)についての商品登録が時間的にずれていると値割
引処理を実行する場合と実行しない場合とが混在する虞
が強い。これでは、客にとっても不安である。
【0010】本発明の目的は、値割引操作を必要とする
値割引処理を迅速かつ正確に行える商品販売データ処理
システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、取得
した商品データを利用して売上ファイルに商品登録可能
であるとともに、値割引操作が成された場合には当該商
品データ中の商品単価について値割引データを用いた値
割引処理を実行するとともに売上ファイルに商品登録可
能に形成された商品販売データ処理システムにおいて、
前記値割引処理が実行された場合に当該商品データに係
る商品および当該値割引データを値割引処理実行済商品
メモリに記憶可能に形成し、当該1取引内でかつその後
に前記商品データが取得された場合に値割引処理実行済
商品メモリを参照して当該商品データに係る商品が値割
引処理実行済商品メモリに記憶されている値割引処理実
行済商品と同じ商品であるか否かを判別可能であるとと
もに当該商品が値割引処理実行済商品と同じ商品である
と判別された場合には前記値割引操作が成されなくても
当該商品データに係る商品の単価について自動的に値割
引処理実行済商品メモリに記憶されている値割引データ
を用いた値割引処理を実行するとともに前記売上ファイ
ルに商品登録可能に形成された商品販売データ処理シス
テムである。
【0012】かかる発明では、オペレータによって値割
引データの入力を含む値割引操作が成された場合に、取
得した商品データ(例えば、商品名,単価等)中の商品
単価についての値割引データを用いた値割引処理を実行
するとともに売上ファイルに商品登録される。この値割
引処理が実行された場合に、当該商品データに係る商品
および当該値割引データが値割引処理実行済商品メモリ
に記憶される。つまり、例えば商品Aについて第1回目
の値割引処理(値引処理あるいは割引処理)が成された
履歴を記憶する。
【0013】当該1取引内でかつその後に商品データが
取得された場合に、値割引処理実行済商品メモリを参照
して当該商品データに係る商品が、値割引処理実行済商
品メモリに記憶されている値割引処理実行済商品と同じ
商品であるか否かを判別する。
【0014】そして、当該商品が値割引処理実行済商品
と同じ商品であると判別された場合には、値割引操作が
成されなくても(値割引操作をしなくても)、当該商品
データに係る商品の単価について、自動的に前回と同じ
値割引データを用いた値割引処理を実行するとともに売
上ファイルに商品登録する。値割引処理と商品登録との
前後関係は選択的に決めることができる。
【0015】したがって、都度操作方式が原則なシステ
ムであっても同一商品の場合には、値割引操作を必要と
する値割引処理を迅速かつ正確に行える。すなわち、1
取引内に複数の値割引対象商品が含まれている場合でも
1回の値割引操作で当該各商品について各値割引処理を
行えるから、業務効率を大幅に向上できかつ同一商品に
ついての商品登録が時間的にずれている場合に発生し易
い値割引処理の実行有無(実行したりしなかったり)の
バラツキを一掃化できる。客にとっても安心である。
【0016】また、請求項2の発明は、前記値割引処理
実行済商品メモリが、1取引ごとの会計処理終了後にこ
れまで記憶されていた取引データがクリアされる取引バ
ッファからから形成された商品販売データ処理システム
である。
【0017】かかる発明では、会計処理終了後つまり当
該1取引が終了すると、取引バッファがクリアされるの
で、当該取引データとともに、これに記憶されていた値
割引処理実行済商品(値割引処理が成された旨)および
当該値割引データつまり履歴(記憶)もクリアされる。
【0018】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに値
割引処理履歴の記憶を自動的かつ確実に消去できるか
ら、次客に持ち越されることがない。
【0019】さらに、請求項3の発明は、前記値割引操
作が、値割引データを入力するためのキー入力操作およ
び値割引処理の実行宣言をするためのキー入力操作とさ
れている商品販売データ処理システムである。
【0020】かかる発明では、値割引操作は、値割引デ
ータを入力するためのキー入力操作および値割引処理の
実行宣言をするためのキー入力操作との組合せ操作とし
て、実行される。
【0021】したがって、請求項1および請求項2の各
発明の場合と同様な作用効果を奏することができること
に加え、さらにオペレータの2段階操作を省略できるの
で一段と業務能率を向上できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0023】本商品販売データ処理システムは、基本的
構成が複数のターミナル10と上位機(ストアコントロ
ーラ80)とから形成され、さらに値割引処理が実行さ
れた場合に当該商品データに係る商品および当該値割引
データを値割引処理実行済商品メモリ(33B)に記憶
可能に形成し、当該1取引内でかつその後に商品データ
が取得された場合に値割引処理実行済商品メモリ(33
B)を参照して当該商品データに係る商品が記憶されて
いる値割引処理実行済商品と同じ商品であるか否かを判
別可能であるとともに当該商品が値割引処理実行済商品
と同じ商品であると判別された場合には値割引操作が成
されなくても当該商品データに係る商品の単価について
自動的に値割引処理実行済商品メモリ(33B)に記憶
されている値割引データを用いた値割引処理を実行する
とともに売上ファイル41Rに商品登録可能に形成され
ている。
【0024】図1において、電子キャッシュレジスタ型
のターミナル10は、標準入力装置(キーボード43)
を含むパソコン20に、外部入出力装置を接続してな
る。
【0025】パソコン20は、マザーボードにCPU3
1,ROM32,RAM33および時計回路等(図示省
略)を実装した構成の制御部30に、HDD(ハードデ
ィスク装置)41,FDD(フレキシブルディスク装
置)42,上記キーボード43,入出力ポート(I/
O)46・47および上位機(ストアコントローラ8
0)とデータ通信回線網45を介してデータ通信するた
めの通信用インターフェイス(I/F)44等を接続し
てなる。
【0026】入出力ポート46にはその他の入力装置を
形成するスキャナ(SCN)71およびポイントカード
用のカードリーダライター(R/W)73が接続され、
入出力ポート47にはプリンタ(PNT)75およびそ
の他の出力装置(OTH…自動開放型のドロワ等)76
が接続されている。
【0027】また、制御部30には、表示手段60を構
成するオペレータ用表示器(FIU)61および客用表
示器(BIU)65が表示用コントローラ50を介して
接続されている。また、各コントローラ(CONT)を
介してオペレータ用表示器(FIU)61に対応するタ
ッチパネル62および客用表示器(BIU)65に対応
するタッチパネル66が接続されている。
【0028】HDD(メモリ)41には、図2に示す商
品ファイル41Fと図3に示す売上ファイル41Rが設
けられている。その他に、各種ファイルや、図5,図6
に示す商品販売データ処理に係る各種の制御プログラム
が格納されている。各ファイル等は、RAM33に展開
されて使用される。
【0029】図2に示す商品ファイル41Fは、商品コ
ード(例えば、“4987123023351”)をキ
ーとして商品データ[商品名(例えば、“AAA”),
単価(例えば、“100円”)]を設定記憶するファイ
ルである。
【0030】図3に示す売上ファイル41Rには、商品
コード(例えば、“4987123023351”)を
キーとして商品データ[商品名(例えば、“AA
A”),単価(例えば、“100円”)],値割引デー
タ(例えば、“20円”),売価(“80円”),売上
個数(例えば、“3”)および売上額(“240円”)
が登録(記憶)される。
【0031】なお、取引バッファ33Bは、1取引内の
取引データを記憶しかつ会計処理(図6のST23)の
終了後にクリア(ST24)されるが、この実施形態で
は図4に示す値割引処理実行済商品メモリ(値割引処理
履歴記憶テーブル)をも形成する。つまり、値割引処理
が実行された場合[この実施形態では、値割引処理が実
行(図5のST19)された後]に、値割引処理実行済
商品である旨つまり値割引処理実行フラグがセット
(“1”)されるとともに当該値割引データ(例えば、
“20円”値引)が記憶される(ST20)。
【0032】ここにおいて、オペレータ(店員)がスキ
ャナ71を用いて商品に付されたバーコード(例えば、
“4987123023351”)をスキャニングして
商品コードを読取入力(図5のST10でYES)する
と、制御部30(CPU31,ROM32)は、商品フ
ァイル41Fを参照(検索)して読取商品コードに対応
する商品データ[商品名(例えば、“AAA”),単価
(例えば、“100円”)]を取得(ST11,ST1
2のYES,ST13)する。商品データは、取引バッ
ファ33Bに記憶される。
【0033】なお、商品ファイル41Fに登録がない場
合(ST12のNO)には、上位機(ストアコントロー
ラ80)内の商品マスタファイル(図示省略)から取得
(ST14)する。
【0034】制御部30は、図4に示す取引バッファ
(メモリ)33Bを参照(ST15)して値割引処理が
成された旨の履歴(値割引処理実行済フラグ)がセット
(“1”)されているか否かを判別する(ST16)。
【0035】商品登録しようとする最初の商品が値割引
処理対象商品や対象外商品である場合には、当然にセッ
トされていない(“0”)と判別(ST16のNO)さ
れる。すると、この実施形態では、値割引処理操作ガイ
ダンス表示制御手段(30)が、表示器61に値割引処
理操作用のガイダンスを表示する。
【0036】オペレータは、当該商品(例えば、“AA
A”)および当該顧客(例えば、“常連客”)に関しか
つ必要によって時間帯等をも考慮しつつ値割引サービス
を実行しようと決断した場合には、値割引操作を行う。
【0037】すなわち、この実施形態では、キーボード
43を用いて値割引データ(例えば、“20円”値引)
を入力するキー入力操作(ST17のYES)と値割引
処理の実行宣言をするキー入力操作(ST18のYE
S)との組合せ操作を行う。
【0038】すると、値割引処理実行制御手段(30)
が、値割引処理を実行(ST19)する。この場合は、
単価(“100円”)から値割引データである値引額
(“20円”)を値引く。売価は“80円”である。
【0039】この値割引処理の実行後に、値割引処理実
行済履歴記憶制御手段(30)が図4に示すメモリ(取
引バッファ33B)に値割引処理実行済履歴(フラグ)
をセット(“1”)する(ST20)。当該値割引デー
タ(“20円”値引)も記憶(ST20)される。
【0040】その後に、当該商品についての商品登録
(図6のST21)が成される。この段階では、商品
(“AAA”)に関して、図3に示す内容中の売上個数
は“1”でありかつ売上額は“80円”である。
【0041】例えば、値割引処理の非対象商品(例え
ば、“BBB”,“CCC”,“DDD”)を商品登録
した後に、先の場合と同一の値割引処理対象商品(“A
AA”)が商品登録対象になった場合(図5のST10
でYES〜ST15)には、制御部30は図4に示す取
引バッファ(値割引処理実行済商品メモリ)33Bを参
照(ST15)して値割引処理が成された旨の履歴(値
割引処理実行済フラグ)がセット(“1”)されている
と判別(ST16のYES)する。
【0042】かくして、値割引処理実行制御手段(3
0)は、取引バッファ(値割引処理実行済商品メモリ)
33Bに記憶されている値割引データ(“20円”値
引)を用いて値割引処理を実行(ST19)する。先と
同じで、単価(“100円”)から値引額(“20
円”)を値引く。この場合は、値割引操作(ST17の
YES,ST18のYES)をしなくてよいわけであ
る。
【0043】その後に、値割引処理非対象商品(例え
ば、“EEE”,“CCC”,“NNN”)の商品登録
(ST23)後に、再び同一の値割引処理対象商品
(“AAA”)が商品登録対象になった場合(図5のS
T10でYES〜ST15)には、制御部30は図4に
示す取引バッファ(値割引処理実行済商品メモリ)33
Bを参照(ST15)して値割引処理実行済フラグがセ
ット(“1”)されていると判別(ST16のYES)
する。
【0044】したがって、値割引処理実行制御手段(3
0)は、前回の場合と同様に、取引バッファ(メモリ)
33Bに記憶されている値割引データ(“20円”値
引)を用いて値割引処理を実行(ST19)する。単価
(“100円”)から値引額(“20円”)を値引く。
この場合にも、値割引操作(ST17のYES,ST1
8のYES)をしなくてよいわけである。
【0045】かくして、1取引終了宣言としての締め操
作(図6のST22でYES)がなされると、制御部3
0が会計処理(ST23)を実行する。この段階では、
商品(“AAA”)に関して、図3に示す内容通り(売
上個数は“3”でありかつ売上額は“240円”)であ
る。
【0046】この会計処理後にメモリを形成する取引バ
ッファ33Bはクリア(フラグ“0”)可能に形成され
ている(ST24)。
【0047】しかして、この実施形態では、オペレータ
によって値割引操作が成された場合(図5のST17で
YES,ST18のYES)に、取得した商品データ
(商品名,単価)中の商品単価(例えば、“100
円”)についての値割引処理(例えば、20円値引)を
実行するとともに売上ファイル41Rに商品登録され、
この値割引処理が実行された場合に当該商品データに係
る商品および当該値割引データが値割引処理実行済商品
メモリ(33B)に記憶(ST20)される。つまり、
商品(例えば、“AAA”)について第1回目の値割引
処理(値引処理あるいは割引処理)が成された履歴が記
憶される。
【0048】当該1取引内でかつその後に商品データが
取得された場合に、値割引処理実行済商品メモリ(33
B)を参照して当該商品データに係る商品が値割引処理
実行済商品メモリ(33B)に記憶されている値割引処
理実行済商品と同じ商品であるか否かを判別(ST1
5,ST16)する。
【0049】そして、当該商品が値割引処理実行済商品
と同じ商品であると判別された場合(ST16のYE
S)には、値割引操作が成されなくても(値割引操作を
しなくても)、当該商品データに係る商品の単価につい
て自動的に前回と同じ値割引処理を実行(ST19)す
るとともに売上ファイル41Rに商品登録(図6のST
21)する。
【0050】したがって、値割引操作を必要とする値割
引処理を迅速かつ正確に行える。すなわち、1取引内に
複数の値割引対象商品が含まれている場合でも1回の値
割引操作で当該各商品について各値割引処理を行えるか
ら、業務効率を大幅に向上できかつ同一商品についての
商品登録が時間的にずれている場合に発生し易い値割引
処理の実行有無のバラツキを一掃化できる。客にとって
も安心である。
【0051】また、会計処理終了後つまり当該1取引が
終了する(図6のST22のYES)と、取引バッファ
33Bがクリア(ST24)されるので、当該取引デー
タとともに、これに記憶されていた値割引処理実行済商
品である旨および当該値割引データつまり履歴もクリア
される。したがって、値割引処理履歴の記憶を自動的か
つ確実に消去できるから、次客に持ち越されることがな
い。
【0052】さらに、値割引操作は、値割引データを入
力するためのキー入力操作および値割引処理の実行宣言
をするためのキー入力操作との組合せ操作(図5のST
17のYES,ST18のYES)として実行されるの
で、オペレータの2段階操作を省略できるから、一段と
業務能率を向上できる。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、1取引内でか
つその後に商品データが取得された場合に値割引処理実
行済商品メモリを参照して当該商品データに係る商品が
記憶されている値割引処理実行済商品と同じ商品である
と判別された場合には値割引操作が成されなくても当該
商品データに係る商品の単価について自動的に値割引処
理実行済商品メモリに記憶されている前回の値割引デー
タを用いた値割引処理を実行するとともに売上ファイル
に商品登録可能に形成された商品販売データ処理システ
ムであるから、都度操作方式が原則なシステムであって
も同一商品の場合には、値割引操作を必要とする値割引
処理を迅速かつ正確に行える。すなわち、1取引内に複
数の値割引対象商品が含まれている場合でも1回の値割
引操作で当該各商品について各値割引処理を行えるか
ら、業務効率を大幅に向上できかつ同一商品についての
商品登録が時間的にずれている場合に発生し易い値割引
処理の実行有無のバラツキを一掃化できる。客にとって
も安心である。
【0054】また、請求項2の発明によれば、値割引処
理実行済商品メモリが1取引毎会計処理終了後に取引デ
ータがクリアされる取引バッファから形成されているの
で、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏することが
できることに加え、さらに値割引処理履歴の記憶を自動
的かつ確実に消去できるから、次客に持ち越されること
がない。
【0055】さらに、請求項3の発明によれば、値割引
操作が、値割引データを入力するためのキー入力操作お
よび値割引処理の実行宣言をするためのキー入力操作と
されているので、請求項1および請求項2の各発明の場
合と同様な効果を奏することができることに加え、さら
にオペレータの2段階操作を省略できるから、一段と業
務能率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】同じく、商品ファイルを説明するための図であ
る。
【図3】同じく、売上ファイルを説明するための図であ
る。
【図4】同じく、値割引処理実行済商品メモリ(取引バ
ッファ)を説明するための図である。
【図5】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図6】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図7】従来例の動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
10 電子キャッシュレジスタ(商品販売データ処理シ
ステム) 20 パーソナルコンピュータ(パソコン) 30 制御部 33B 取引バッファ(値割引処理実行済商品メモリ) 41 HDD 41F 商品ファイル 41R 売上ファイル 43 キーボード 50 表示用コントローラ 60 表示手段 61 オペレータ用表示器 62 タッチパネル 65 客用表示器 66 タッチパネル 80 ストアコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取得した商品データを利用して売上ファ
    イルに商品登録可能であるとともに、値割引操作が成さ
    れた場合には当該商品データ中の商品単価について値割
    引データを用いた値割引処理を実行するとともに売上フ
    ァイルに商品登録可能に形成された商品販売データ処理
    システムにおいて、 前記値割引処理が実行された場合に当該商品データに係
    る商品および当該値割引データを値割引処理実行済商品
    メモリに記憶可能に形成し、当該1取引内でかつその後
    に前記商品データが取得された場合に値割引処理実行済
    商品メモリを参照して当該商品データに係る商品が値割
    引処理実行済商品メモリに記憶されている値割引処理実
    行済商品と同じ商品であるか否かを判別可能であるとと
    もに当該商品が値割引処理実行済商品と同じ商品である
    と判別された場合には前記値割引操作が成されなくても
    当該商品データに係る商品の単価について自動的に値割
    引処理実行済商品メモリに記憶されている値割引データ
    を用いた値割引処理を実行するとともに前記売上ファイ
    ルに商品登録可能に形成された、商品販売データ処理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記値割引処理実行済商品メモリが、1
    取引ごとの会計処理終了後にこれまで記憶されていた取
    引データがクリアされる取引バッファから形成された請
    求項1記載の商品販売データ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記値割引操作が、値割引データを入力
    するためのキー入力操作および値割引処理の実行宣言を
    するためのキー入力操作とされている請求項1または請
    求項2の商品販売データ処理システム。
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