JP2002109613A - 紙葉類識別収納装置 - Google Patents

紙葉類識別収納装置

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JP2002109613A
JP2002109613A JP2000300035A JP2000300035A JP2002109613A JP 2002109613 A JP2002109613 A JP 2002109613A JP 2000300035 A JP2000300035 A JP 2000300035A JP 2000300035 A JP2000300035 A JP 2000300035A JP 2002109613 A JP2002109613 A JP 2002109613A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送部の脱着作業に工具等を要さず、搬送部
を極めて容易に脱着することのできる紙葉類収納識別装
置を提供する。 【解決手段】 搬送部本体40を装置本体1に対して係
脱自在に構成したので、装置本体1の可動部12を回動
させた際に、搬送部本体40が自重等により脱落するこ
とはない。従って、搬送部4を固定するねじ等の締結部
材を必要とせず、この締結部材を省略することができ、
装置の製造コストを低減することができる。さらに、搬
送部4の脱着の際に締結部材用の工具を要することな
く、搬送部の脱着作業を容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙幣、商品券、葉
書等の紙葉類を識別して収納する紙葉類識別収納装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機等に備えられ
る紙幣識別収納装置として、箱状に形成された紙幣収納
装置本体と、装置本体の前面に設けられた紙幣の挿入口
と、挿入された紙幣を搬送路を通じて搬送する搬送部
と、搬送路内の紙幣を真券か否かを識別する識別部と、
前記搬送部により搬送された紙幣を積層して収納する紙
幣収納部とを備え、紙幣収納部に貯まった紙幣を回収作
業者により定期的に回収されるものが一般的に知られて
いる。搬送路は装置本体の上部に略逆U字状に形成さ
れ、この搬送路の内側に沿って搬送部本体が設けられて
いる。また、識別部は発光部及び受光部からなる光学セ
ンサに加えて磁気センサ等を有している。搬送部本体に
は、左右両端に上下一対のプーリを巻回する搬送ベルト
及びプーリを回転駆動するシャフト等が設けられる。ま
た、搬送部本体には光学センサの受光部が設けられ、搬
送路を介して発光部からの光量を検知して、挿入された
紙幣が真券か否かを識別している。前記受光部にはリー
ド線がカプラーを介して接続され、搬送部本体の脱着に
際して、識別部のリード線を受光部から離隔することが
できるようになっている。
【0003】また、紙幣識別収納装置の装置本体は、前
側のフロントカバーと後側の可動部とから構成され、こ
の可動部には前述の紙幣収納部、前記シャフトを駆動す
る搬送駆動部、搬送された紙幣を紙幣収納部へ移動させ
る収納駆動部等が備えられている。可動部はフロントカ
バーに対して回動自在に構成され、この可動部を背面側
へ回動することにより装置本体内部が開放される。メン
テナンス作業者はこの可動部を回動し、搬送路の清掃、
搬送ベルトの交換等のメンテナンス作業を行っている。
【0004】例えば、特開平11−73538に記載さ
れている紙幣識別収納装置によれば、搬送部本体は装置
本体に対して回動自在に構成され、装置内部を開放して
搬送部本体を回動した状態でメンテナンス作業が行われ
る。ところが、この紙幣識別収納装置では搬送部本体を
装置本体から取り外すことができず、前記メンテナンス
作業を行い難いという問題点がある。
【0005】メンテナンス時に搬送部本体を装置本体か
ら取り外せるものとして、例えば特開平8−27906
4号公報に記載されているものが知られている。この紙
幣識別収納装置では、搬送路は略逆L字状に形成され、
搬送部本体をねじにより装置本体側に取り付けることに
より、搬送部本体が装置本体から取り外し可能になって
おり、前記搬送部本体が回動自在なものに比べ、メンテ
ナンス作業を行い易いものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記略
逆U字状の搬送路を有する紙幣識別収納装置では、搬送
部本体内に識別部の発光部あるいは磁気センサを内蔵す
る必要がある。そのため、搬送部本体には電源供給線や
検出出力の信号線が必要になり、これらの信号線は搬送
部を着脱構造にすることを妨げている。その結果、略逆
U字状の搬送路を有する紙幣識別収納装置では搬送部本
体を着脱自在にすることができずに、回動軸を中心にし
た回動構造としている。
【0007】また、前記略逆L字状の搬送路を有する紙
幣識別収納装置では、搬送部本体の脱着に際し、搬送部
を固定するねじを工具を用いて外す、或いは締めつけな
ければならず、搬送部の脱着作業が極めて面倒であると
いう問題点があった。そのうえ、自動販売機等からの振
動が伝わり前記搬送部のねじが緩むと、搬送部が所定の
取付位置に固定されず、これを原因として装置が故障す
る恐れもある。
【0008】さらには、搬送部に光学センサの受光部が
設けられているため、搬送部を装置本体から取り外すた
びに、受光部に接続されるリード線のカプラーを脱着す
る手間が生じ、搬送部の取り外し作業が極めて面倒であ
るという問題点があった。
【0009】また、カプラーが頻繁に脱着されるため、
カプラーの差し込み不良が発生し易く、光学センサが正
常に作動しないばかりか、光学センサが故障する恐れが
ある。そのうえ、カプラーが受光部に差し込まれたまま
搬送部が装置本体から誤って外されると、リード線とカ
プラーとの接続部分に過大な負荷が加わってこの接続部
分を破損する恐れもあり、光学センサの電気的信頼性が
低いという問題点もあった。
【0010】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、搬送部の脱着作業に
工具等を要さず、搬送部を極めて容易に脱着することの
できる紙葉類識別収納装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、装置本体内部に、挿入され
た紙葉類を略逆U字状に形成した搬送路を通じて搬送す
る搬送部と、搬送路内の紙葉類の真偽等を識別する識別
部と、前記搬送部により搬送された紙葉類を収納する紙
葉類収納部とを備え、装置本体内部が開放可能な紙葉類
識別収納装置において、前記搬送部を係脱自在に設ける
とともに前記識別部を搬送部の外部に設けている。これ
により、請求項1の紙幣識別収納装置によれば、装置の
メンテナンス時等において、搬送部と装置本体との係合
を解除して搬送部を装置本体から外すことができるとと
もに、この外された搬送部を装置本体に係合させて固定
することができることに加え、さらには識別部の配線等
を搬送部から外すことなく搬送部を装置本体から外すこ
とができ、搬送部の脱着作業を極めて容易に行うことが
できる。また、搬送部が装置本体にねじ止めされた従来
のもののように、搬送部の脱着に際して専用の工具等を
必要としない。
【0012】また、請求項2では、請求項1記載の紙葉
類識別収納装置において、前記搬送部には、装置本体に
設置するための保持用の突起と、搬送部の設置位置を定
める突出部を設け、前記装置本体には、前記突出部を受
容し搬送部が設置位置となるよう突出部を案内する切欠
と、設置位置に案内された搬送部を前記突起を介して係
脱自在に保持する保持孔とを設けている。これにより、
請求項1の作用に加え、突起と保持孔の係合及び係合解
除により搬送部は脱着される。また、搬送部を装置本体
に取り付ける際には、突出部及び切欠を用いて搬送部の
装置本体に対する位置決めが行われ、搬送部は装置本体
内部を閉塞すると確実に固定される。
【0013】また、請求項3では、請求項1または2記
載の紙葉類識別収納装置において、前記搬送部は、搬送
ベルトと、搬送ベルトを駆動するプーリと、プーリを軸
支するシャフトとを有するものであって、前記シャフト
の外周面には周方向に延びる溝を設け、前記プーリの内
周面には前記溝に係止し、シャフトの軸方向に力を加え
ることにより係止が解除される突部を設けている。これ
により、請求項1または2の作用に加え、プーリが歯車
等によって駆動されると、搬送ベルトが駆動する。ここ
で、プーリに力を加えてシャフトから外すことができ、
また、外したプーリをシャフトに容易に係止させること
ができ、プーリの脱着に際して専用の工具等を必要とし
ない。
【0014】また、請求項4では、請求項1、2または
3記載の紙葉類識別収納装置において、前記搬送部は前
記搬送路に沿って設けられ、前記識別部は信号の発信部
及び受信部を有する識別センサであって、前記発信部及
び受信部を、それぞれ搬送路及び搬送部を間に対向設置
し、前記搬送部に発信部から受信部への信号が通じるよ
うに案内部を設けている。これにより、請求項1、2ま
たは3の作用に加え、磁気センサ、光学センサ等の識別
センサを搬送部に設けることなく、搬送路を介して設置
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の紙葉類識
別収納装置の第1の実施形態を示すもので、図1は紙葉
類識別収納装置の側面概略断面図、図2は紙葉類識別収
納装置の外観斜視図、図3及び図4は紙葉類識別収納装
置の動作説明斜視図、図5は搬送部の分解斜視図であ
る。
【0016】この紙葉類識別収納装置は、図1及び図2
に示すように、箱形の紙幣収納装置本体1と、紙幣収納
装置本体1の前面に設けられ長手方向端部から略水平に
紙幣Bが挿入される挿入口2と、挿入された紙幣Bが案
内され装置本体1内の上部に略逆U字状に形成された搬
送路3と、搬送路3内の紙幣Bを後述する商品収納部側
へ搬送する搬送部4と、搬送路3内の紙幣Bを真券か否
かを識別する識別部5と、装置本体1内の下部に設けら
れ、搬送部4により搬送された紙幣Bを積層して収納す
る紙幣収納部6とを有している。
【0017】紙幣収納装置本体1は、上面の前側、前面
及び側面外面をなすフロントカバー11と、上面の後
側、背面の上側及び側面内面をなす可動部12とからな
っている。フロントカバー11の側面は可動部12の側
面より外側に配置され、可動部12は下部前方の回動軸
を中心としてフロントカバー11に対し回動自在となっ
ている。また、可動部12の下側には箱形の紙幣収納部
6が受容され、紙幣収納部6は下部の回動軸を中心とし
て可動部12に対して回動自在となっている。
【0018】搬送部4は、搬送路3の内側に沿うように
上下方向に延びて形成された搬送部本体40を有してい
る。また、搬送部本体40の左右両端側には搬送ベルト
41が上下一対のプーリ42に巻回して設けられてい
る。各プーリ42は左右方向に延びる上下2本のシャフ
ト43の両端側に設けられ、各搬送ベルト41は連動し
て駆動するようになっている。下側のプーリ42には駆
動用の歯車44が噛み合っており、この歯車44はモー
タ4aが作動すると回転するようになっている。また、
搬送部本体40の左右両端外側には、搬送部保持用の突
起45及び搬送部位置決め用の突出部46がそれぞれ設
けられている。ここで突出部46は、搬送部本体40の
下端側で、且つ下側のシャフト43よりも上方に配され
ている。また、搬送部本体40には案内部である複数の
通光孔47が設けられ、後述する識別部5の光学センサ
5aの光が搬送部本体40の背面側から前面側へ通じる
ようになっている。また、搬送部本体40には複数の後
述する磁気センサ5b用の孔48が設けられている。
【0019】装置本体1の前面裏側には、搬送路3の前
面及び側面をなす取付部13が設けられている。取付部
13の左右側部13aは上下方向に延びて形成され、こ
の側部13aに搬送部4の左右両端側が取り付けられ
る。各側部13aには、前記突起45と係合する保持孔
14と、前記突出部46を背面側より受容する位置決め
用の切欠15と、上側のシャフト43を回動自在に受容
するシャフト用の切欠16とが設けられている。ここ
で、各突起45と各保持孔14との係合は、搬送部本体
40に力を加えることにより解除されるようになってい
る。また、装置本体1が閉塞した状態、即ち可動部12
がフロントカバー11側に位置している状態で、可動部
12と搬送部本体40とは当接し、搬送部本体40は突
出部46が切欠15の前端と当接する位置で確実に固定
されるようになっている。
【0020】識別部5は光学センサ5a及び磁気センサ
5bからなり、光学センサ5aは発光部51と、発光部
51からの光を受ける受光部52とを有し、磁気センサ
5bは先端部を搬送路3内に臨ませた磁気ヘッド53を
有している。発光部51は搬送路3の前面側に、受光部
52は搬送路3の背面側にそれぞれ配置され、即ち、発
光部51及び受光部52は搬送路3及び搬送部4を間に
対向設置されている。発光部51からの光は搬送部本体
40の通光孔47を通じて受光部52へ到達する。磁気
ヘッド53は搬送路3の背面側に配置され、搬送路3を
通過する紙幣Bの磁気を検出するようになっている。識
別部5は、光学センサ5aの発光部51から受光部52
へ到達した光量を検知するとともに、磁気センサ5bで
検知される磁気を検知することにより、挿入された紙幣
が真券か否かを識別している。
【0021】以上のように構成された紙葉類識別収納装
置において、装置のメンテナンス等を行う際には、図3
に示すように、まず装置本体1の可動部12を背面側へ
回動させ、装置本体1内部を開放する。このとき、搬送
部4は各突起45が各保持孔14と係合しているので、
搬送部本体40が装置本体1から脱落することはない。
この後、搬送部本体40に力を加えて各突起45と各保
持孔14との係合を解除し、図4に示すように、搬送部
本体40を装置本体1から取り外す。この後、搬送部本
体40の各プーリ42に左右外側方向へ力を加えて、各
シャフト43の溝43aと各プーリ42の突条部42a
との嵌合を解除し、各搬送ベルト41及び各プーリ42
が搬送部4から外される。
【0022】各搬送ベルト41の交換、発光部51及び
受光部52の清掃等が終了した後、各搬送ベルト41、
各プーリ42及び歯車44を組み合わせ状態で、各シャ
フト43に各プーリ42を左右内側方向へ力を加えなが
ら挿入すると、各シャフト43の溝43aと各プーリ4
2の突条部42aとが嵌合する。この後、搬送部4の各
突出部46を取付部13の各切欠15に挿通し搬送部4
の位置決めを行いながら、搬送部4を取付部13方向に
移動させると、各突起45と各保持孔14とが係合し、
搬送部4が取付部13に取り付けられる。この後、装置
本体1の可動部12を前面側へ回動して装置本体1を閉
塞し、装置のメンテナンス作業を終了する。
【0023】このように、本実施形態の紙葉類識別収納
装置によれば、搬送部本体40の各突起45と装置本体
1側の各保持孔14とが係合するようにしたので、装置
本体1の可動部12を回動させた際に、搬送部本体40
が自重等により脱落することはない。従って、搬送部4
を固定するねじ等の締結部材を必要とせず、この締結部
材を省略することができ、装置の製造コストを低減する
ことができる。さらに、搬送部4の脱着の際に締結部材
用の工具を要することなく、搬送部の脱着作業を容易に
行うことができる。
【0024】また、本実施形態の紙葉類識別収納装置に
よれば、搬送部4の各突出部46と装置本体1側の各切
欠15とで、搬送部本体40の位置決めを行うようにし
たので、搬送部本体40を取付部13に取り付ける際
に、各突出部46と各切欠15を利用して容易且つ確実
に各突起44と各保持孔14とを係合させることがで
き、搬送部の脱着作業における作業者の負担を軽減する
ことができる。
【0025】また、本実施形態の紙葉類識別収納装置に
よれば、各シャフト43に溝43aを設け、各プーリ4
2にこの溝43aに係止する突条部42aを設けたの
で、確実に各プーリ42が各シャフト43を固定するこ
とができるとともに、専用の工具を用いることなく、各
搬送ベルト41及び各プーリ42を各シャフト43から
外すことができる。これにより、搬送ベルト41の交換
作業を容易に行うことができる。
【0026】また、本実施形態の紙葉類識別収納装置に
よれば、識別部5の発光部51及び受光部52を別個に
搬送部4の外部に設けたので、例えば、搬送部に受光部
が設けられる従来のもののように、搬送部の脱着に際し
て受光部に接続するリード線のカプラー等を脱着する作
業を行う必要はなく、搬送部の脱着作業を容易に行うこ
とができる。さらに、前述の従来のもののように、識別
部の配線を受光部に対して着脱自在の構成とする必要が
ないので、識別部の電気的信頼性を飛躍的に向上させる
ことができる。
【0027】尚、前記実施形態においては、紙幣を収納
するものを示したが、商品券、葉書等を収納するもので
あってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の紙
葉類識別収納装置によれば、略逆U字状の搬送路を有し
ていても搬送部を着脱可能にでき、また、搬送部と装置
本体とが係合するようにしたので、装置本体内部を開放
した際に、搬送部が自重等により脱落することはない。
従って、搬送部を固定するねじ等の締結部材を必要とせ
ず、この締結部材を省略することができ、装置の製造コ
ストを低減することができる。さらに、搬送部の脱着の
際に締結部材用の工具を要することなく、搬送部の脱着
作業を容易に行うことができる。また、識別部を別個に
搬送部の外部に設けたので、例えば搬送部に識別部の一
部が設けられる従来のもののように、搬送部の脱着に際
して識別部に接続する配線等を脱着する作業を行う必要
はない。
【0029】また、請求項2記載の紙葉類識別収納装置
によれば、請求項1の効果に加え、搬送部の突出部と装
置本体側の切欠とで、搬送部の位置決めを行うようにし
たので、搬送部を装置本体側に取り付ける際に、突出部
と切欠を利用して容易且つ確実に突起と保持孔とを係合
させることができ、搬送部の脱着作業における作業者の
負担を軽減することができる。
【0030】また、請求項3記載の紙葉類識別収納装置
によれば、請求項1または2の効果に加え、シャフトに
溝を設け、プーリに溝に係止する突部を設けたので、確
実に各プーリをシャフトに固定することができるととも
に、専用の工具を用いることなく、搬送ベルト及びプー
リをシャフトから外すことができる。これにより、搬送
ベルトの交換作業を容易に行うことができる。
【0031】また、請求項4記載の紙葉類識別収納装置
によれば、請求項1、2または3の効果に加え、識別セ
ンサを搬送部に設けることなく、搬送路を介して設置す
ることができ、実用に際して極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す紙葉類識別収納装置
の側面概略断面図
【図2】紙葉類識別収納装置の外観斜視図
【図3】紙葉類識別収納装置の動作説明斜視図
【図4】紙葉類識別収納装置の動作説明斜視図
【図5】搬送部の分解斜視図
【符号の説明】
1…紙幣収納装置本体、2…挿入口、3…搬送路、4…
搬送部、5…識別部、5a…光学センサ、5b…磁気セ
ンサ、6…紙幣収納部、11…フロントカバー、12…
可動部、14…保持孔、15…切欠、40…搬送部本
体、41…搬送ベルト、42…プーリ、42a…突条
部、43…シャフト、43a…溝、45…突起、46…
突出部、47…通光孔、51…発光部、52…受光部、
B…紙幣。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 9/10 G07D 9/00 301

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内部に、挿入された紙葉類を略
    逆U字状に形成した搬送路を通じて搬送する搬送部と、
    搬送路内の紙葉類の真偽等を識別する識別部と、前記搬
    送部により搬送された紙葉類を収納する紙葉類収納部と
    を備え、装置本体内部が開放可能な紙葉類識別収納装置
    において、 前記搬送部を係脱自在に設けるとともに前記識別部を搬
    送部の外部に設けたことを特徴とする紙葉類識別収納装
    置。
  2. 【請求項2】 前記搬送部には、装置本体に設置するた
    めの保持用の突起と、搬送部の設置位置を定める突出部
    を設け、 前記装置本体には、前記突出部を受容し搬送部が設置位
    置となるよう突出部を案内する切欠と、設置位置に案内
    された搬送部を前記突起を介して係脱自在に保持する保
    持孔とを設けたことを特徴とする請求項1記載の紙葉類
    識別収納装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送部は、搬送ベルトと、搬送ベル
    トを駆動するプーリと、プーリを軸支するシャフトとを
    有するものであって、 前記シャフトの外周面には周方向に延びる溝を設け、 前記プーリの内周面には前記溝に係止し、シャフトの軸
    方向に力を加えることにより係止が解除される突部を設
    けたことを特徴とする請求項1または2記載の紙葉類識
    別収納装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送部は前記搬送路に沿って設けら
    れ、前記識別部は信号の発信部及び受信部を有する識別
    センサであって、 前記発信部及び受信部を、それぞれ搬送路及び搬送部を
    間に対向設置し、 前記搬送部に発信部から受信部への信号が通じるように
    案内部を設けたことを特徴とする請求項1、2または3
    記載の紙葉類識別収納装置。
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