JP2024015708A - 紙葉類処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】汎用性を良好なものとすることができ、製造コストの低減化を図ること。【解決手段】投入口(22等)を通じて投入された紙葉類を搬送路15に沿って搬送させながら識別手段111を通じて紙葉類の真贋を識別させ、かつ識別手段111により真正であると識別された紙葉類を収納庫121に収納するようにした紙葉類処理装置であって、投入口を有する投入ユニットは、識別手段111及び収納庫121を有する直方状の本体構成部10に対して着脱可能に設けられ、かつ本体構成部10の長手方向が上下方向と一致する場合に長手方向に直交する奥行方向の手前側を臨む第1投入口22を有する第1投入部21と、本体構成部10の長手方向が奥行方向と一致する場合に長手方向の手前側を臨む第2投入口32を有する第2投入部31とのうち択一的に選択されたものにより構成される。【選択図】図4
Description
本発明は、紙葉類処理装置に関するものである。
従来、例えば自動販売機等に適用される紙葉類処理装置として、特許文献1に提案されたものが知られている。この特許文献1における紙葉類処理装置は、自動販売機本体の挿入口より挿入された紙幣(紙葉類)が投入口より投入される場合に、搬送ローラを軸心回りに回転させること等により搬送路を搬送させ、その搬送途中において識別手段により真贋を識別している。そして、真正であると識別された場合には、その後に収納庫に収納するようにしている。一方、真正であると識別できなかった場合には、該紙幣を投入口に向けて再び搬送路を搬送させ、投入口より排出するようにしており、これにより該紙幣は上記挿入口より送出される。
ところで、上記紙葉類処理装置は、自動販売機に適用される特性上、奥行寸法よりも上下寸法が大きくなるように構成されたいわゆる縦型紙葉類処理装置である。そのため、上下寸法よりも奥行寸法の方が大きくなる設置スペースには、投入口を手前側に設ける必要があるために設置することが困難であり、かかる設置スペースに適した紙葉類処理装置を新たに開発する必要がある。つまり、上記紙葉類処理装置では、汎用性を有さず、設置スペースに応じた開発を必要として製造コストの増大化を招来するおそれがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、汎用性を良好なものとすることができ、製造コストの低減化を図ることができる紙葉類処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る紙葉類処理装置は、投入口を通じて投入された紙葉類を搬送路に沿って搬送させながら識別手段を通じて該紙葉類の真贋を識別させ、かつ該識別手段により真正であると識別された紙葉類を収納庫に収納するようにした紙葉類処理装置であって、前記投入口を有する投入ユニットは、前記識別手段及び前記収納庫を有する直方状の本体構成部に対して着脱可能に設けられ、かつ前記本体構成部の長手方向が上下方向と一致する場合に該長手方向に直交する奥行方向の手前側を臨む第1投入口を有する第1投入部と、前記本体構成部の長手方向が奥行方向と一致する場合に該長手方向の手前側を臨む第2投入口を有する第2投入部とのうち択一的に選択されたものにより構成されることを特徴とする。
また本発明は、上記紙葉類処理装置において、前記投入ユニットは、前記本体構成部とともに装置本体を構成するフレーム部材に取り付けられており、該フレーム部材が該本体構成部の正面を被覆する態様で着脱可能に配設されることにより該本体構成部に着脱可能に設けられたことを特徴とする。
また本発明は、上記紙葉類処理装置において、前記第2投入部は、前記第2投入口から前記本体構成部に至る搬送路を構成する搬送ローラが、該本体構成部に設けられた駆動源からの駆動力が伝達された場合に回転することを特徴とする。
本発明によれば、識別手段及び収納庫を有する直方状の本体構成部に対して着脱可能に設けられた投入ユニットが、本体構成部の長手方向が上下方向と一致する場合に該長手方向に直交する奥行方向の手前側を臨む第1投入口を有する第1投入部と、本体構成部の長手方向が奥行方向と一致する場合に該長手方向の手前側を臨む第2投入口を有する第2投入部とのうち択一的に選択されたものにより構成されるので、第1投入部により投入ユニットが構成される場合には、紙葉類処理装置をいわゆる縦型紙葉類処理装置として利用することができる一方、第2投入部により投入ユニットが構成される場合には、紙葉類処理装置をいわゆる横型紙葉類処理装置として利用することができる。従って、本体構成部を共通化させながら設置スペースに応じて投入ユニットを第1投入部及び第2投入部から択一的に選択することができ、汎用性を良好なものとすることができるとともに、製造コストの低減化を図ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る紙葉類処理装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1~図3は、それぞれ本発明の実施の形態である紙葉類処理装置の一形態を示すものであり、図1は斜視図、図2は断面側面図、図3は分解斜視図である。尚、以下においては、前後方向が奥行方向として説明する。
ここで例示する紙葉類処理装置は、例えば自動販売機のいわゆるビルバリデータと称される紙幣処理機として用いられるものであって、自動販売機の前面を構成する前面扉の後面に取り付けられるものであり、装置本体1を備えている。
装置本体1は、本体構成部10と第1フレーム部材20とを備えて構成してある。本体構成部10は、識別ユニット11と収納ユニット12とにより構成された直方状の形態を成すものである。
第1フレーム部材20は、本体構成部10の正面を被覆する態様で該本体構成部10に着脱可能に設けてあり、上記前面扉の後面に設置されるものである。この第1フレーム部材20には第1投入部21が取り付けてある。
第1投入部21は、図1~図3に示したように、本体構成部10の長手方向が上下方向と一致する場合に、該長手方向に直交する前後方向の前方側(長手方向に直交する奥行方向の手前側)を臨む第1投入口22を有している。
第1投入口22より投入された紙幣は、従来公知のように、搬送モータ13の正回転駆動により、複数の搬送ローラ14等により第1投入部21及び本体構成部10に形成された搬送路15を搬送される。
識別ユニット11は、搬送路15を搬送される紙幣の真贋を識別する識別手段111を内蔵している。識別手段111は、搬送路15を挟んで対向する位置に設けられた光学センサや磁気センサ等により構成してあり、搬送される紙幣の特定の識別ライン上にある紙幣の特徴を検出し、検出されたデータを処理して紙幣の金種及び真贋を判定するものである。
収納ユニット12は、識別手段111により金種が識別されるとともに真正であると識別された紙幣を収納する収納庫121を備えている。
上記搬送ローラ14は、識別手段111により紙幣が正しく識別されなかった場合、駆動源である搬送モータ13の逆回転駆動により、該紙幣を第1投入口22に向けて搬送し、該第1投入口22より排出させる機能を有している。
上記本体構成部10に対しては、第1フレーム部材20を取り外した後に、図4に示すように、該本体構成部10の正面を被覆する態様で第2フレーム部材30を着脱可能に設けることができる。この第2フレーム部材30は、適用される機器の所定部位に設置されるものであり、第2投入部31が取り付けてある。
第2投入部31は、図5及び図6に示すように、本体構成部10の長手方向が前後方向に一致する場合に、前後方向の前方側(奥行方向の手前側)を臨む第2投入口32を有している。
この第2投入口32は、上記第1投入口22と同様に、紙幣を投入又は排出させる開口であり、本体構成部10に形成された搬送路15に連通する投入搬送路33が設けてある。この投入搬送路33は、紙幣の搬送路15を構成するものであるが、本体構成部10の搬送路15と区別するための「投入」の文言を付して説明する。
上記投入搬送路33には、投入搬送ローラ34が設けてある。この投入搬送ローラ34は、図7に示すように、本体構成部10の搬送路15に設けられた搬送ローラ14に複数の伝達ギア35を介して連係しており、搬送モータ13が正回転駆動する場合に、搬送ローラ14及び伝達ギア35を介して駆動力が伝達されることにより自身の中心軸回りに回転することで、紙幣を搬送させるものである。
尚、搬送モータ13の正回転駆動は、図8に示すように、第2投入口32において左右方向に沿って延在する図示せぬ軸部の中心軸回りに揺動可能に設けられるとともに付勢手段であるレバースプリング36aによりその姿勢が決められたレバー部材36が、第2投入口32より紙幣が投入された場合に、レバースプリング36aの付勢力に抗して軸部の中心軸回りに左方から見て反時計回りに揺動することにより、該レバー部材36の後端部分361が光センサ37を遮光することで所定時間駆動する。この第2投入口32より投入された紙幣が投入搬送路33を経由した後、レバー部材36がレバースプリング36aの付勢力により待機姿勢に戻ることにより光センサ37の遮光が解除される。
そのような第2投入部31においては、第2投入口32の上方縁部を構成するカバー部材38が、図9に示すように、左右方向に沿って延在する図示せぬカバー軸部の中心軸回りに第2投入口32の下方縁部39に対して近接離反する態様で上下方向に沿って揺動可能に設けてある。
このようにカバー部材38を上方に揺動させた場合には、図10に示すように、レバー部材36の後端部分361が第2投入部31の一部に係止することで、カバー部材38を上方に向けて揺動させた姿勢に維持することができる。
以上のような構成を有する紙葉類処理装置においては、本体構成部10に対して、第1投入部21を有する第1フレーム部材20と第2投入部31を有する第2フレーム部材30とのうち択一的に選択されたものを着脱可能に取り付けることにより構成しており、これにより第1投入部21及び第2投入部31のうち択一的に選択されたものが本発明の投入ユニットを構成している。
そして、投入ユニットが第1投入部21及び第2投入部31のうち択一的に選択されたものにより構成されていることにより、第1投入部21により投入ユニットが構成される場合には、紙葉類処理装置をいわゆる縦型紙葉類処理装置として利用することができる一方、第2投入部31により投入ユニットが構成される場合には、紙葉類処理装置をいわゆる横型紙葉類処理装置として利用することができる。
従って、上記紙葉類処理装置によれば、本体構成部10を共通化させながら設置スペースに応じて投入ユニットを第1投入部21及び第2投入部31から択一的に選択することができ、汎用性を良好なものとすることができるとともに、製造コストの低減化を図ることができる。
また上記紙葉類処理装置によれば、投入ユニットが第2投入部31により構成される場合に、カバー部材38を上方に向けて揺動させることができるとともに、該カバー部材38を上方に向けて揺動させた姿勢に維持することができるので、第2投入口32の近傍で詰まった紙幣を取り出すことができるとともに、第2投入口32の清掃を容易なものとすることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では特に言及していないが、第2投入部を構成するカバー部材は、例えば透光性材料からなる導光板を有しており、かかる導光板が例えばLED等の光源から発せられた光を自身の全域に亘って案内することにより、発光してもよい。
このようにカバー部材が導光板を有することにより、カバー部材とは別個に導光板を備えるのに比して、部品点数を削減することができるとともに大型化を抑制することができ、これにより製造コストの低減化を図りつつ省スペース化を図ることができる。
上述した実施の形態では、紙幣を紙葉類として説明したが、本発明においては、紙幣以外の金券等を紙葉類として用いることもできる。
1…装置本体、10…本体構成部、11…識別ユニット、111…識別手段、12…収納ユニット、121…収納庫、13…搬送モータ、14…搬送ローラ、15…搬送路、20…第1フレーム部材、21…第1投入部、22…第1投入口、30…第2フレーム部材、31…第2投入部、32…第2投入口、33…投入搬送路、34…投入搬送ローラ、35…伝達ギア、36…レバー部材、36a…レバースプリング、361…後端部分、37…光センサ、38…カバー部材、39…下方縁部。
Claims (3)
- 投入口を通じて投入された紙葉類を搬送路に沿って搬送させながら識別手段を通じて該紙葉類の真贋を識別させ、かつ該識別手段により真正であると識別された紙葉類を収納庫に収納するようにした紙葉類処理装置であって、
前記投入口を有する投入ユニットは、前記識別手段及び前記収納庫を有する直方状の本体構成部に対して着脱可能に設けられ、かつ前記本体構成部の長手方向が上下方向と一致する場合に該長手方向に直交する奥行方向の手前側を臨む第1投入口を有する第1投入部と、前記本体構成部の長手方向が奥行方向と一致する場合に該長手方向の手前側を臨む第2投入口を有する第2投入部とのうち択一的に選択されたものにより構成されることを特徴とする紙葉類処理装置。 - 前記投入ユニットは、前記本体構成部とともに装置本体を構成するフレーム部材に取り付けられており、該フレーム部材が該本体構成部の正面を被覆する態様で着脱可能に配設されることにより該本体構成部に着脱可能に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
- 前記第2投入部は、前記第2投入口から前記本体構成部に至る搬送路を構成する搬送ローラが、該本体構成部に設けられた駆動源からの駆動力が伝達された場合に回転することを特徴とする請求項1に記載の紙葉類処理装置。
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