JP2002109147A - 入力代行システム - Google Patents

入力代行システム

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JP2002109147A
JP2002109147A JP2000295019A JP2000295019A JP2002109147A JP 2002109147 A JP2002109147 A JP 2002109147A JP 2000295019 A JP2000295019 A JP 2000295019A JP 2000295019 A JP2000295019 A JP 2000295019A JP 2002109147 A JP2002109147 A JP 2002109147A
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JP2000295019A
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Hironori Takagi
浩則 高木
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者側のPCへの特別なソフトウェアのイ
ンストールを行うことなく、二重POST、特にオペレ
ータ側POSTを防止でき、且つ利用者の意図による入
力情報の秘匿を行うこと。 【解決手段】 ネットワークに接続された利用者側端末
とオペレータ側端末間でWebフォームを共有して、利
用者が前記Webフォームに入力すべき情報の少なくと
も一部の情報をオペレータが入力すると共に、利用者自
身が入力した情報の正否をオペレータが確認する入力支
援を行う入力代行システムにおいて、利用者とオペレー
タを識別することにより、利用者側端末とオペレータ側
端末を介した利用者とオペレータ間の応対を管理し、こ
の管理に沿って利用者側端末とオペレータ側端末間での
イベントの中継を相互に行い、中継されてくる入力イベ
ントに連動する動作をオペレータ側端末或いは利用者側
端末で行うか否かを制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(以降PCと称する)やWeb及びWeb上の書
式(Webフォーム)に不案内な利用者に代わり、申請
書などのWebフォームにオペレータが電話で利用者の
話しを聞きながら入力・確認できるWebフォームの入
力代行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット技術が進化し、駅
や市役所、各家庭等にPCが設置され、Webによっ
て、様々な物品の購入やサービスの予約、申し込み等を
行なうことができるようになった。しかし、それには、
利用者はPCやWebについての知識や慣れが必要で、
特にWeb上の書式(Webフォーム)に必要事項を入
力できることが必要であった。このため、上記のことに
不慣れな利用者のために、利用者に代わって、申請書な
どのWebフォームにオペレータが電話で話しを聞きな
がら入力・確認するシステムが必要になってきている。
【0003】これに対して、一般的には、Webでの共
同作業を支援する技術の一つとして、遠隔地に存在する
利用者とオペレータ間でWeb上の画面を共有して、コ
ミュニケーションを成立させるものが知られている。こ
の遠隔地に存在する利用者とオペレータ間でWebフォ
ームを共有するシステムは、(a)遠隔PC上のWeb
画面への同一ページ表示、(b)フォームヘのデータ入
力操作及びマウス操作、(c)画面のスクロール、並び
に(d)ウィンドウサイズの調整等をほぼリアルタイム
に連動させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなWebフ
ォーム共有システムを、高齢者などのPCやWebに不
案内な利用者に代わって、注文書や申請書等の利用者側
のWebフォームにオペレータが電話で話しを聞きなが
ら入力できる入力代行システムとして捉えると、利用者
側から見るとPCが単に連動して動作するだけでは不都
合な場合が存在する。例えば、上記(b)のフォームヘ
のデータ入力操作やマウス操作が連動した場合、注文フ
ォームをオペレータ側と利用者側で二重にPOST(提
出)してしまったり、フォームに入力した電話番号等の
個人情報や入札金額等の情報がオペレータ側に漏れてし
まうなどである。
【0005】このような不都合を回避するには、以下の
3つの要件を満たさなければならなかった。(1)二重
POST、特にオペレータ側POSTが防止可能。
(2)利用者の意図による入力情報の秘匿が可能。
(3)利用者側PCへの特別なソフトウェアのインスト
ールを不要にすることである。しかし、従来この種のシ
ステムでは、上記のような3要件を満足するものがなか
った。
【0006】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、利用者側のPC
への特別なソフトウェアのインストールを行うことな
く、二重POST、特にオペレータ側POSTを防止で
き、且つ利用者の意図による入力情報の秘匿を行うこと
ができる入力代行システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の特徴は、ネットワークに接続され
た利用者側端末とオペレータ側端末間でWebフォーム
を共有して、利用者が前記Webフォームに入力すべき
情報の少なくとも一部の情報をオペレータが入力すると
共に、利用者並びにオペレータが入力した情報の正否を
相互に確認する入力支援を行う入力代行システムにおい
て、利用者とオペレータを識別する識別手段と、前記識
別手段により利用者とオペレータを識別することによ
り、利用者側端末とオペレータ側端末を介した利用者と
オペレータ間の応対を管理する管理手段と、前記管理手
段の管理に沿って、利用者側端末とオペレータ側端末間
でのイベントの中継を相互に行う中継手段と、前記中継
手段により中継されてくる入力イベントに連動する動作
をオペレータ側端末或いは利用者側端末で行うか否かを
制限する制限手段とを具備することにある。
【0008】請求項2の発明の前記制限手段は、利用者
側端末で行ったPOST操作をオペレータ側端末で連動
して行わないようにすることを特徴とする。
【0009】請求項3の発明の前記制限手段は、入力フ
ィールド、ラジオボタン、チェックボックスの入力部分
毎に、オペレータ端末側への入力操作の連動を許可又は
禁止するウィンドウを利用者側端末に提示することによ
り、利用者側の操作制限を行うことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明の前記制限手段は、前記利
用者側端末に具備し、オペレータ側端末からの入力連動
を予め決められた制約条件を参照して行うか否かを制御
したり、オペレータ側端末へ予め定められた秘匿情報を
送信禁止することを特徴とする。
【0011】請求項5の発明の特徴は、遠隔地にて共同
で作業を行なう利用者並びにオペレータ間で、オペレー
タが電話等で話しを聞きながら、申請書などのWebフ
ォームを共有して入力支援を行なう入力代行システムに
おいて、オペレータや利用者の認証情報を管理し、認証
を行なう手段と、オペレータと利用者の応対状況を管理
する手段と、オペレータと利用者間の入力イベントを中
継する手段と、オペレータ側において、利用者側から中
継されてきた入力イベントを基にWeb入力フォームに
入力を行なったり、あるいはオペレータの入力発生を契
機に入力イベントを発生させる手段と、利用者側におい
て、オペレータ側から中継されてきた入力イベントを基
にWeb入力フォームに入力を行なったり、あるいは利
用者の入力発生を契機に入力イベントを発生させる手段
と、利用者側において、オペレータ側の操作に対して許
可、禁止が可能な手段とを備え、遠隔地にて共同で作業
を行なう利用者並びにオペレータ間で、利用者側からオ
ペレータの操作に対して一定の操作制限ができることに
ある。
【0012】本発明によれば、識別手段(オペレータや
利用者の認証情報を管理し、認証を行なう手段)によ
り、オペレータと利用者の識別が可能になり、管理手段
(オペレータと利用者の応対状況を管理する手段)によ
り、オペレータと利用者を一対一で対応付けることが可
能になる。対応付けを行なった後、中継手段により利用
者側から中継されてきた入力イベントを基にWeb入力
フォームに入力を行なったり、あるいはオペレータの入
力発生を契機に入力イベントを発生させる。利用者側に
おいて、オペレータ側から中継されてきた入力イベント
を基にWeb入力フォームに入力を行なったり、あるい
は利用者の入力発生を契機に入力イベントを発生させ、
オペレータと利用者間でWeb入力フォームに対する相
互の入力操作の反映が可能になる。さらにそれだけでな
く、利用者側において、制限手段(オペレータ側の操作
に対して許可、禁止が可能な手段)によって、オペレー
タ側からの入力イベントの連動を許可、禁止したり、利
用者側の入力イベントをオペレータ側に連携させないこ
とが可能になる。即ち、システム側で、利用者とオペレ
ータを識別できるため、オペレータ側でのPOST操作
の制限が可能になり、また利用者側からオペレータ側の
操作に対して一定の操作制限が可能になる。また、本方
式は、利用者とオペレータ側共にブラウザだけで動作可
能であり、クライアント側端末に特別なソフトウェアを
インストールする必要がない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の入力代行システ
ムの一実施形態に係る全体構成を示した図である。ま
ず、最初にシステム全体の構成ついて述べると、入力代
行システムには、ネットワーク(インターネット)10
0上に分散した複数の利用者1a〜1n並びにオペレー
タ群2a〜2nが存在する。更に、各利用者は利用者側
PC11を有し、各オペレータはオペレータ側PC21
を有し、利用者側PC11とオペレータ側PC21は、
ネットワーク100上に配置された入力代行サーバ3を
介して接続されるようになっている。又、上記入力代行
システム以外に、利用者がPOSTしたフォームを実際
に受け取るフォーム受け付けシステム4がネットワーク
100上に存在する。ここで、上記システムは利用者一
人に対して、オペレータが一人割り当てられ、一対一で
応対するようになっており、大きく分けて利用者側PC
11、オペレータ側PC21及び入力代行サーバ3の3
つの部分から構成されている。
【0014】ここで、認識情報管理部312は特許請求
の範囲における識別手段を、応対状況管理部313は管
理手段を、制御・通信用アプレット112と制御・通信
用アプレット212並びに中継・通信部311は中継手
段を、制御・通信用アプレット112と制約設定部11
3は制限手段を形成している。
【0015】利用者側PC11上で動作する部分として
は、利用者側の入力フォームを表示する入力フォーム表
示用ブラウザ111、並びにサーバ3から転送されるW
ebフォーム上のイベントに基づき利用者側入力フォー
ムに入力したり、或いは利用者の入力を契機にサーバ3
側に入力イベントを送る処理を行なう制御・通信用アプ
レット112並びに利用者がオペレータの操作に対して
一定の制限を設定する制約設定部113の3つがある。
制御・通信用アプレット112は、利用者が設定した制
約設定部113の設定情報をもとに、入力イベントのサ
ーバ3ヘの転送を制御できる。
【0016】オペレータ側PC上で動作する部分とし
て、オペレータ側の入力フォームを表示する入力フォー
ム表示用ブラウザ211、並びにサーバ3から転送され
るフォーム入力イベントに基づきオペレータ側入力フォ
ームに入力したり、オペレータの入力を契機にサーバ3
側に入力イベントを送る処理を行なう制御・通信用アプ
レット212の2つがある。
【0017】入力代行サーバ3上で動作する部分とし
て、利用者とオペレータ間で送られた入力イベントを中
継する役割を負う中継・通信部311、並びに、オペレ
ータと利用者の認証情報の管理並びに認証を行なう認証
情報管理部312、オペレータと利用者のログイン状況
や応対状況を管理する応対状況管理部313の3つがあ
る。
【0018】次に本実施形態の動作について説明する。
まず、図1に示した各機能ブロックの動作について先に
説明しておく。入力代行サーバ3の認証情報管理部31
2は、利用者並びにオペレータの認証情報を管理すると
共に、認証を行なう。認証が許可された場合には、これ
を応対状況管理部313に通知する。応対状況管理部3
13は、システムにログインしたオペレータ、並びにシ
ステムにログインした一般利用者のコネクションを保持
し、どのオペレータと利用者が応対しているか、待ち状
態のオペレータは誰が、並びに待ち状態の利用者は誰か
等の、オペレータと利用者の応対状況を管理する。中継
・通信部311は、オペレータ並びに利用者間のイベン
トのやり取りを司る部分であり、利用者が参照している
ページをオペレータに伝えたり、オペレータの入力情報
を利用者側に伝えたりという処理を行なう。
【0019】オペレータ側PC21の制御・通信用アプ
レット212は、実行時にオペレータ側PC21上のブ
ラウザにロードされ、サーバ3からの指示に基づき、オ
ペレータ側の入力フォーム表示用ブラウザ211の入力
項目に記入したり、オペレータが入力した値をサーバ3
側に送るといった役割を負う。
【0020】利用者側PC11の制御・通信用アプレッ
ト112は、実行時に利用者側PC11上のブラウザに
ロードされ、サーバ3からの指示に基づき、利用者側P
C11の入力フォーム表示用ブラウザ111の入力項目
に記入したり、利用者が入力した値をサーバ3側に送る
といった役割を負う。制約設定部113は、オペレータ
側からの入力連動を制御したり、オペレータ側へ秘匿情
報が伝播するのを制約する部分である。利用者PC11
側の制御・通信用アプレット112は、ここで設定され
た情報を基に、入力イベント転送有無を判断したり、オ
ペレータ側からのイベントの連動許可、禁止などを判断
する。
【0021】次に例えば利用者がPC11を用いてIS
DNの申し込みを行う場合のシステム全体の動作例につ
いて説明する。利用者がWebを利用してISDNの申
し込みを行なうという単純なケースを考える。簡略化の
ために前提条件として以下の仮定を置く。(1)利用者
は、ブックマーク等を利用して、NTTのホームページ
まではアクセスできる。(2)入力代行システムにはオ
ペレータが事前にログインしている。
【0022】図2は上記のケースにおけるオペレータと
利用者間での処理の全体の流れを示したフローチャート
である。ステップ201で、利用者がログインする。ス
テップ202で利用者とオペレータが一対一応対して利
用者側のPC11にISDN申し込みフォームを表示さ
せる。ステップ203で、ISDN申し込みのオペレー
タによる代行入力をオペレータ側のPC21で行って、
フォームの入力が終了すると、ステップ204にて、利
用者側のPC11からフォームをフォーム受付システム
3に送り、ステップ205にて利用者とオペレータの応
対を切断する。以下、各ステップについて、その内容を
詳細に説明する。
【0023】ステップ201の利用者のログイン:一般
の利用者は、PC11のマウス操作によりNTTのホー
ムページからリンクを辿って、入力代行が可能なISD
Nの申し込みフォームに辿りつく。ISDN申し込みリ
ンクを辿ると、サーバ3側から制御・通信用アプレット
112がPC11の入力フォーム表示用ブラウザ111
にロードされ、入力代行システムに対するログイン画面
が自動的に表示される。一番最初は例えばguestの
ような特定のアカウントでログインする。ログイン情報
は制御・通信アプレット112によりサーバ3に送ら
れ、認証結果が返される。ログイン認証後に、ISDN
申し込みフォームが表示される。オペレータには、入力
代行サーバ3を経由して、一般利用者がログインしたこ
とが通知される。
【0024】ステップ202の利用者からの代行人入力
依頼:利用者は、PC11より入力代行の依頼をするこ
とにより、入力代行応対待ち状態になる。空き状態にあ
るオペレータが、利用者を選択することによって、その
利用者とオペレータが応対中の状況になる。応対中にな
ると、利用者側PC11が表示している入力フォームが
自動的にオペレータ側のPC21に表示される。この例
では、ISDN申し込みフォームが表示される。但し、
オペレータ側PC21に表示されるISDN入力フォー
ムは、利用者側PC11に表示されているISDN入力
フォームとは表示上は同じであるが、その内部は少し異
なっており、オペレータ側PC21で記入した入力フォ
ームはオペレータ自身で送信できないようになってお
り、送信すると、送信できない旨のアラートが表示され
る。
【0025】ステップ203のオペレータの入力代行:
オペレータは利用者と電話で話しながら、利用者に代わ
って、オペレータ側PC21のISDN申し込みフォー
ムに文字を入力したり、ラジオボタンをチェックする。
入力された文字やチェック情報は、オペレータ側PC2
1の制御・通信用アプレット212を経由してサーバ3
側に送られる。サーバ3は、サーバ3側の中継・通信部
311を経由して、利用者側PC11の制御・通信用ア
プレット112に送り、この制御・通信用アプレット1
12は、制約設定画面での設定内容により許可、禁止を
判断して、許可されている場合には、利用者側のISD
N申し込みフォームにも同様の文字が表示され、ラジオ
ボタンがチェックされる。オペレータと利用者間は、そ
れぞれのPCに表示された文字や記述内容を確認しなが
ら、入力代行処理を行なう。
【0026】ステップ204の利用者のフォーム送信:
入力が完了したISDN申し込みフォームは、利用者が
最終確認を行ない、利用者側PC11からフォーム受付
システム4に実際に送信する。入力代行システムは、申
し込みフォームの送信ボタンが押されると、利用者に対
しては、システム利用後のお礼の挨拶を別ウインドウで
PC11に表示し、オペレータ側PC21には、利用者
が最終確認後送信した旨を通知する画面を表示する。こ
れにより、利用側PC11とオペレータ側PC21間の
接続が切断され,オペレータは空き状態となる。利用者
が送信したISDN申し込みフォームは、ISDNの申
し込みを受け付けるフォーム受付システム4のサーバ
(入力代行システムとは別サーバでも構わない)に送ら
れる。
【0027】ステップ205の利用者とオペレータ間の
応対の切断:利用者のフォーム送信後、利用者側PC1
1とオペレータ側PC21間のインターネット100を
介した応対が切断される。
【0028】本実施形態によれば、入力代行サーバ3の
認証状況管理部312と応対状況管理部313により、
オペレータと利用者の識別が可能になってオペレータと
利用者を一体一で対応付けて応対状況を管理することが
できるため、利用者が行なったPOST操作自体は、オ
ペレータ側に連動させず、またPOST操作については
利用者のみが行なうことができ、オペレータ側で操作す
ると、操作できない旨のアラート画面を出して、二重P
OST、特にオペレータ側POSTを防止できる。
【0029】また、制約設定部113に利用者が秘匿事
項を設定することにより、入力フィールド、ラジオボタ
ン、チェックボックス等の入力部分ごとに、オペレータ
側への入力操作の連動を許可、禁止でき、利用者側で操
作制限を行なうことができる。利用者の入力した特定の
情報がオペレータ側に送信されないようにして、利用者
の意図による入力情報の秘匿を行うことができる。ま
た、制御通信用アプレット112はサーバ3から利用者
側PC11に自動的にインストールされるため、利用者
が特別のソフトウェアを利用者側PC11にインストー
ルすることがなく、Applet、Java Script、Live Connec
t等の技術を採用し、クライアント側はWebブラウザ
のみで動作可能で、容易に入力代行を利用することがで
きる。
【0030】更に、オペレータと利用者はインターネッ
ト100上のどの端末からでもシステムにアクセス可能
であり、応対状況管理部313により、オペレータと利
用者を動的に一対一で対応付けることが可能になるた
め、インターネット上で複数人配置されたオペレータ
が、複数利用者に対して交互にサポートすることがで
き、結果として、駅や市役所、自宅等の全ての端末個別
に常時オペレータをアサインする必要がなく、サポート
コストの低減にも繋がる。
【0031】なお、図1における処理部の機能を実現す
るためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録
媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラム
をコンピュータシステムに読み込ませ、実行することに
より入力代行を行ってもよい。なお、ここでいう「コン
ピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウ
ェアを含むものとする。また、「コンピュータシステ
ム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、
ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むもの
とする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒
体」とは、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気デ
ィスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュ
ータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置
のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記
録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話
回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合
のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内
部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログ
ラムを保持しているものも含むものとする。
【0032】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0033】尚、本発明は上記実施形態に限定されるこ
となく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な
構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によ
っても実施することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の入
力代行システムによれば、利用者側のPCへの特別なソ
フトウェアのインストールを行うことなく、二重POS
T、特にオペレータ側POSTを防止でき、且つ利用者
の意図による入力情報の秘匿を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の入力代行システムの一実施形態に係
る全体構成を示した図である。
【図2】 オペレータと利用者間で行われる処理の全体
の流れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
1a〜1n 利用者 2a〜2n オペレータ 3 入力代行サーバ 4 フォーム受け付けシステム 11 利用者側PC 21 オペレータ側PC 100 インターネット 111、211 入力フォーム表示用ブラウザ 112、212 制御・通信用アプレット 113 制約設定部 311 中継・通信部 312 認証情報管理部 313 応対状況管理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された利用者側端末
    とオペレータ側端末間でWebフォームを共有して、利
    用者が前記Webフォームに入力すべき情報の少なくと
    も一部の情報をオペレータが入力すると共に、利用者並
    びにオペレータが入力した情報の正否を相互に確認する
    入力支援を行う入力代行システムにおいて、 利用者と
    オペレータを識別する識別手段と、 前記識別手段により利用者とオペレータを識別すること
    により、利用者側端末とオペレータ側端末を介した利用
    者とオペレータ間の応対を管理する管理手段と、 前記
    管理手段の管理に沿って、利用者側端末とオペレータ側
    端末間でのイベントの中継を相互に行う中継手段と、 前記中継手段により中継されてくる入力イベントに連動
    する動作をオペレータ側端末或いは利用者側端末で行う
    か否かを制限する制限手段と、 を具備することを特徴とする入力代行システム。
  2. 【請求項2】 前記制限手段は、利用者側端末で行った
    POST操作をオペレータ側端末で連動して行わないよ
    うにすることを特徴とする請求項1記載の入力代行シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記制限手段は、入力フィールド、ラジ
    オボタン、チェックボックスの入力部分毎に、オペレー
    タ端末側への入力操作の連動を許可又は禁止するウィン
    ドウを利用者側端末に提示することにより、利用者側の
    操作制限を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の入力代行システム。
  4. 【請求項4】 前記制限手段は、前記利用者側端末に具
    備し、オペレータ側端末からの入力連動を予め決められ
    た制約条件を参照して行うか否かを制御したり、オペレ
    ータ側端末へ予め定められた秘匿情報を送信禁止するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の入力代
    行システム。
  5. 【請求項5】 遠隔地にて共同で作業を行なう利用者並
    びにオペレータ間で、オペレータが電話等で話しを聞き
    ながら、申請書などのWebフォームを共有して入力支
    援を行なう入力代行システムにおいて、 オペレータや利用者の認証情報を管理し、認証を行なう
    手段と、 オペレータと利用者の応対状況を管理する手段と、 オペレータと利用者間の入力イベントを中継する手段
    と、 オペレータ側において、利用者側から中継されてきた入
    力イベントを基にWeb入力フォームに入力を行なった
    り、あるいはオペレータの入力発生を契機に入力イベン
    トを発生させる手段と、 利用者側において、オペレータ側から中継されてきた入
    力イベントを基にWeb入力フォームに入力を行なった
    り、あるいは利用者の入力発生を契機に入力イベントを
    発生させる手段と、 利用者側において、オペレータ側の操作に対して許可、
    禁止が可能な手段とを具備し、 遠隔地にて共同で作業を行なう利用者並びにオペレータ
    間で、利用者側からオペレータの操作に対して一定の操
    作制限ができることを特徴とする入力代行システム。
JP2000295019A 2000-09-27 2000-09-27 入力代行システム Pending JP2002109147A (ja)

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