JP2002107497A - 放射線像変換パネル - Google Patents

放射線像変換パネル

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JP2002107497A
JP2002107497A JP2000299657A JP2000299657A JP2002107497A JP 2002107497 A JP2002107497 A JP 2002107497A JP 2000299657 A JP2000299657 A JP 2000299657A JP 2000299657 A JP2000299657 A JP 2000299657A JP 2002107497 A JP2002107497 A JP 2002107497A
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JP2000299657A
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Yasuo Iwabuchi
康夫 岩渕
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BaFX系の蛍光体の耐湿性を向上させて感
度を向上させる。 【解決手段】 放射線像変換パネルの蛍光体層を、親水
性基と疎水性基とを有する有機化合物と、組成式(Ba
1-aII a)F(Br1-bb),xMI,yMIII:zLn
{但し、MI はLi,K,Na,Rb,Csからなる群より選
ばれる少なくとも一種のアルカリ金属を表し、MII
Sr,Caからなる群より選ばれる少なくとも一種のアルカ
リ土類金属を表し、MIII はAl,Ga,In,Tl,Sc,Y,
La,GdおよびLuからなる群より選ばれる少なくとも一種
の三価金属化合物を表し、LnはCe,Pr,Sm,Eu,Tb,D
y,Ho,Nd,Er,TmおよびYbからなる群より選ばれる少
なくとも一種の希土類元素を表し、aは0≦a<1、b
は0<b≦1、xは0≦x≦0.3、yは0≦y≦0.3、z
は0<z≦0.2の範囲の数値を表す}で表される輝尽性
蛍光体とを含むものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光体を利用する
放射線像変換方法に用いられる放射線像変換パネルに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】放射線写真法に代る方法として、たとえ
ば特開昭 55−12145号等に記載されているような、放射
線エネルギーを吸収した後、可視光や赤外線などの電磁
波で励起することにより蓄積していた放射線エネルギー
を蛍光の形で放出する輝尽性蛍光体を用いた放射線画像
変換法が知られている。この方法は、輝尽性蛍光体を含
有する放射線像変換パネル(蓄積性蛍光体シートとも称
する)を利用するもので、被写体を透過したあるいは被
検体から発せられた放射線をこのパネルの輝尽性蛍光体
に吸収させ、そののちに輝尽性蛍光体を可視光線、赤外
線などの電磁波(励起光)で時系列的に励起することに
より、輝尽性蛍光体中に蓄積されている放射線エネルギ
ーを蛍光(輝尽発光光)として放出させ、この蛍光を光
電的に読み取って電気信号を得、得られた電気信号に基
づいて被写体あるいは被検体の放射線画像を可視像とし
て再生するものである。
【0003】放射線像変換パネルの輝尽性蛍光体層は一
般に、輝尽性蛍光体とこれを分散状態で含有支持する結
合剤とからなるものであり、輝尽性蛍光体はX線などの
放射線を吸収したのち励起光の照射を受けると輝尽発光
を示す性質を有するものである。従って、被写体を透過
したあるいは被検体から発せられた放射線は、その放射
線量に比例して放射線像変換パネルの輝尽性蛍光体層に
吸収され、パネルには被写体あるいは被検体の放射線像
が放射線エネルギーの蓄積像として形成される。この蓄
積像は、上記励起光を照射することにより輝尽発光光と
して放出させることができ、この輝尽発光光を光電的に
読み取って電気信号に変換することにより放射線エネル
ギーの蓄積像を画像化することが可能となる。
【0004】放射線像変換方法はこのように非常に有利
な画像形成方法であるが、この方法に用いられる放射線
像変換パネルも従来の放射線写真法に用いられる増感紙
と同様に、高感度であってかつ良好な画質(鮮鋭度、粒
状性など)を与えるものであることが望まれる。
【0005】放射線像変換パネルの感度は、基本的には
パネルに含有されている輝尽性蛍光体の総輝尽発光量に
依存する。この総発光量は蛍光体自体の発光輝度や蛍光
体層における蛍光体の含有量、また、蛍光体層における
蛍光体の含有量が一定である場合には、蛍光体粒子の充
填の程度によって異なり、各方面から放射線像変換パネ
ルの感度の向上が図られている。
【0006】放射線像変換パネルに利用される輝尽性蛍
光体は、放射線を照射した後、励起光を照射すると輝尽
発光を示す蛍光体であるが、実用上では、波長が400〜9
00nmの範囲にある励起光によって300〜500nmの波長範囲
の輝尽発光を示す蛍光体が一般的である。従来より放射
線像変換パネルに用いられてきた輝尽性蛍光体として
は、希土類賦活アルカリ土類金属フッ化ハロゲン化物系
蛍光体(BaFX系の蛍光体)をあげることができる。
BaFX系の蛍光体は、感度が優れ、放射線像変換パネ
ルとして使用した場合に鮮鋭度の高い放射線再生画像を
もたらすため、実用上において優れた輝尽性蛍光体であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】BaFX系の蛍光体
は、I(ヨウ素)の濃度を増加させると感度などの発光
特性がより良化することが知られている。しかし、蛍光
体のI濃度が増えると蛍光体の耐湿性が悪くなるという
問題があり、I濃度を増加させても耐湿性が悪化するた
めに、使用中に感度が劣化し実用上問題となる場合があ
った。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、BaFX系の蛍光体の耐湿性を向上させて、感度の
高い放射線像変換パネルを提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の放射線像変換パ
ネルは、少なくとも、支持体と、該支持体上に設けられ
た蛍光体層とからなる放射線像変換パネルにおいて、前
記蛍光体層が、親水性基と疎水性基とを有する有機化合
物と、組成式 (Ba1-aII a)F(Br1-bb),xMI,yMIII
zLn {但し、MI はLi,K,Na,Rb,Csからなる
群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属を表し、
II はSr,Caからなる群より選ばれる少なくとも
一種のアルカリ土類金属を表し、MIII はAl,Ga,
In,Tl,Sc,Y,La,GdおよびLuからなる
群より選ばれる少なくとも一種の三価金属化合物を表
し、LnはCe,Pr,Sm,Eu,Tb,Dy,H
o,Nd,Er,TmおよびYbからなる群より選ばれ
る少なくとも一種の希土類元素を表し、aは0≦a<
1、bは0<b≦1、xは0≦x≦0.3、yは0≦y≦
0.3、zは0<z≦0.2の範囲の数値を表す}で表される
希土類賦活アルカリ土類金属フッ化ハロゲン化物系輝尽
性蛍光体とを含むことを特徴とするものである。
【0010】前記輝尽性蛍光体のBrとIの組成比は、
I/(Br+I)≧ 0.3であることが好ましい。
【0011】親水性基と疎水性基とを有する有機化合物
(以下、これを両親媒性有機化合物という)の親水性基
は、カルボン酸基であることが好ましい。
【0012】前記両親媒性有機化合物は、一般式R−R
1−(COOX)n またはR−(COOX)n {但
し、Rはアリール基、あるいは炭素数1〜12のアルキル
基または水酸基またはカルボン酸基またはハロゲン基で
一部あるいは全部が置換されたアリール基、R1 は炭素
数1〜12 の炭化水素基であり、Xは水素原子またはア
ルカリ金属を表わし、nは1〜5の整数を表す}で表さ
れるカルボン酸であることがより好ましい。
【0013】前記アリール基の置換基は、メチル基また
はフルオロ基であることがさらに好ましい。
【0014】前記蛍光体層は、前記輝尽性蛍光体を前記
カルボン酸で表面処理し、該表面処理された輝尽性蛍光
体を結合剤に分散させて形成されたものであることが好
ましい。
【0015】
【発明の効果】本発明の放射線像変換パネルは、蛍光体
層を、親水性基と疎水性基とを有する有機化合物と、組
成式 (Ba1-aII a)F(Br1-bb),xMI,yMIII
zLn {但し、MI はLi,K,Na,Rb,Csからなる
群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属を表し、
II はSr,Caからなる群より選ばれる少なくとも
一種のアルカリ土類金属を表し、MIII はAl,Ga,
In,Tl,Sc,Y,La,GdおよびLuからなる
群より選ばれる少なくとも一種の三価金属化合物を表
し、LnはCe,Pr,Sm,Eu,Tb,Dy,H
o,Nd,Er,TmおよびYbからなる群より選ばれ
る少なくとも一種の希土類元素を表し、aは0≦a<
1、bは0<b≦1、xは0≦x≦0.3、yは0≦y≦
0.3、zは0<z≦0.2の範囲の数値を表す}で表される
希土類賦活アルカリ土類金属フッ化ハロゲン化物系輝尽
性蛍光体とを含むものとしたので、蛍光体の耐湿性が向
上し、感度が優れ、鮮鋭度の高い放射線再生画像を得る
ことが可能なパネルとすることができる。
【0016】すなわち、蛍光体層に含有される両親媒性
有機化合物は、輝尽性蛍光体粒子表面に親水性基により
強固に吸着して有機質の単分子膜を形成し、この単分子
膜の外側は疎水性基で覆われている状態となる。このた
め、蛍光体の吸湿を防止することができ、吸湿による感
度の低下を抑制することができる。
【0017】また、両親媒性有機化合物は上述のように
蛍光体粒子表面に強固に吸着し、有機質の単分子膜を形
成することができるので、蛍光体粒子間の凝集をほど
き、蛍光体粒子の均一分散化をおこなうことができ、無
機質の蛍光体粒子と蛍光体層に通常含まれている有機質
の結合剤間の接着を良好なものとすることが可能となる
ため、感度のさらなる向上が期待できる。
【0018】また、蛍光体粒子表面と結合剤との親和性
が向上し、蛍光体の充填率を高い状態とすることができ
るので、放射線像変換パネルの製造工程の圧縮によっ
て、蛍光体粒子同士が互いに破壊し合うといったことを
抑制することが可能となり、感度の低下を防止すること
ができる。
【0019】さらに、蛍光体層に用いられる両親媒性有
機化合物は強い相互作用を持つので、蛍光体層が形成さ
れたのちにおいても、蛍光体粒子の表面からの脱着が起
こらなくなり、走行耐久性を顕著に向上させることがで
きる。
【0020】上記の効果はBrとIの組成比がI/(B
r+I)≧0.3である場合には、より顕著なものとな
る。
【0021】また、両親媒性有機化合物の親水性基がカ
ルボン酸基である場合、特に、両親媒性有機化合物が一
般式R−R1−(COOX)nまたはR−(COOX)n {但し、Rはアリール基、あるいは炭素数1〜12のアル
キル基または水酸基またはカルボン酸基またはハロゲン
基で一部あるいは全部が置換されたアリール基、R1
炭素数1〜12の炭化水素基であり、Xは水素原子または
アルカリ金属を表わし、nは1〜5の整数を表す}で表
されるカルボン酸である場合には、上記効果をより高め
ることができる。
【0022】また、蛍光体層を、両親媒性有機化合物で
輝尽性蛍光体の表面を処理し、この表面処理された輝尽
性蛍光体を結合剤に分散させて形成した場合には、輝尽
性蛍光体と両親媒性有機化合物をより強固に吸着させる
ことができるので、さらに上記効果を高めることが可能
となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の放射線像変換パネ
ルについて詳細に説明する。図1は、本発明の一の実施
の形態を示す放射線像変換パネルの断面図である。本発
明の放射線像変換パネル10は、支持体3と、支持体3上
に設けられた蛍光体層1とからなり、蛍光体層1の上に
は蛍光体層を化学的な変質、物理的な衝撃から保護する
保護層2が設けられていることが好ましい。
【0024】本発明の放射線像変換パネルにおいて使用
する輝尽性蛍光体は、組成式 (Ba1-aII a)F(Br1-bb),xMI,yMIII
zLn {但し、MI はLi,K,Na,Rb,Csからなる
群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属を表し、
II はSr,Caからなる群より選ばれる少なくとも
一種のアルカリ土類金属を表し、MIII はAl,Ga,
In,Tl,Sc,Y,La,GdおよびLuからなる
群より選ばれる少なくとも一種の三価金属化合物を表
し、LnはCe,Pr,Sm,Eu,Tb,Dy,H
o,Nd,Er,TmおよびYbからなる群より選ばれ
る少なくとも一種の希土類元素を表し、aは0≦a<
1、bは0<b≦1、xは0≦x≦0.3、yは0≦y≦
0.3、zは0<z≦0.2の範囲の数値を表す}で表される
希土類賦活アルカリ土類金属フッ化ハロゲン化物系輝尽
性蛍光体である。
【0025】図2はBaFX:Eu系の輝尽性蛍光体に
おけるヨウ素含有濃度と感度変化との関係を示すグラフ
である。感度変化は、蛍光体の初期の感度と60℃/80%
環境下において48時間経過時の感度との比により表した
ものである。グラフから明らかなように、BrとIの組
成比がI/(Br+I)<0.3 の場合には、放射線像変
換パネルの感度低下はほとんど見られないが、I/(B
r+I)≧0.3 の場合には、明らかに感度が大きく低下
していることがわかる。これは、蛍光体中のヨウ素濃度
が増えた結果、耐湿性が悪化し、感度が急激に悪くなっ
たものである。従って、BrとIの組成比が、I/(B
r+I)≧0.3 である場合には、本発明の効果がより顕
著に認められる。
【0026】本発明の放射線像変換パネルは、蛍光体層
が上記輝尽性蛍光体と両親媒性有機化合物を含んでなる
ものである。両親媒性有機化合物の親水性基は、カルボ
ン酸基であることが好ましく、さらに、一般式 R−R1−(COOX)n またはR−(COOX)n {但し、Rはアリール基、あるいは炭素数1〜12のアル
キル基、または水酸基またはカルボン酸基またはハロゲ
ン基で一部あるいは全部が置換されたアリール基、R1
は炭素数1〜12の炭化水素基であり、Xは水素原子、ア
ルカリ金属を表わし、nは1〜5の整数を表す}で表さ
れるカルボン酸であることがより好ましい。
【0027】Rの具体例としては、例えばメチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、イソプロピル基、ジフ
ェニルメチル基、メチル基もしくはエチル基で置換され
ているアリール基、特にメチル基あるいはフルオロ基で
置換されたアリール基であることがより好ましい。な
お、上記アリール基は水添されて脂環になっていたり、
インデンあるいはテトラリンのようなベンゼン環以外の
環を含むものであってもよい。
【0028】上記一般式で表わされるカルボン酸として
は、例えば、下記の化合物をあげることができる。
【0029】フルオロ安息香酸
【化1】 トルイル酸
【化2】 ブロモ安息香酸
【化3】 プロピル安息香酸
【化4】 トリフルオロメチル安息香酸
【化5】 ペンタフルオロ安息香酸
【化6】 これらカルボン酸を始めとする両親媒性有機化合物の色
は、励起光や発光光に悪影響をおよぼす恐れがないので
無色から淡黄色であることが好ましい。
【0030】このような親水性基と疎水性基とを有する
両親媒性有機化合物は、金属表面に極性基で吸着もしく
は結合する性質を有しており、本発明においても、カル
ボン酸は主に蛍光体粒子の表面に親水性基(カルボン酸
基)で吸着もしくは結合した状態で存在しているものと
推察され、蛍光体粒子の表面には親水性基が強く吸着
し、かつ芳香族環等で被覆されたような状態となってい
るので、蛍光体の耐湿性が向上するとともに、蛍光体粒
子の樹脂成分に対する親和性が向上し、さらに蛍光体粒
子の分散安定性も改善されるものと推察される。
【0031】また、蛍光体粉子と結合剤とが両親媒性有
機化合物により強い相互作用を持つようになるため、蛍
光体層が形成されても、蛍光体粒子の表面からの脱着が
起こらなくなり、走行耐久性が顕著に向上すると考えら
れる。
【0032】本発明の放射線像変換パネルの蛍光体層に
は通常、上記両親媒性有機化合物が、蛍光体粒子100重
量部に対して通常0.001〜5重量部の範囲内の含有量で
含まれていることが好ましい。特にその含有量を0.005
〜2重量部の範囲内に設定することにより、蛍光体層表
面の光沢度が高くなるなど蛍光体粒子の分散状態をより
良好にすることができる。さらにその含有量を0.01〜1
重量部の範囲内に設定することにより発光特性が著しく
改善される。含有量が 0.001重量部より少ない場合に
は、配合の効果が有効に現われないことがあり、また5
重量部より多く配合しても蛍光体粒子の分散状態がそれ
以上向上することは期待できない。
【0033】本発明の放射線像変換パネルは、例えば、
以下に述べる方法によって製造することができる。
【0034】蛍光体粒子を本発明の両親媒性有機化合物
および結合剤等と分散塗工して蛍光体シートを形成する
工程、および、蛍光体シートを支持体上に載せて結合剤
の軟化温度または融点以上の温度で圧縮しながら蛍光体
シートを支持体上に接着する工程、または、蛍光体粒子
を両親媒性有機化合物によって表面処理する工程、およ
び表面処理済みの蛍光体と結合剤を分散して塗工し蛍光
体シートを形成する工程、および蛍光体シートを支持体
上に載せ、結合剤の軟化温度または融点以上の温度で圧
縮しながら蛍光体シートを支持体上に接着する工程のい
ずれによっても行うことができる。
【0035】両親媒性有機化合物を含有させて蛍光体粒
子の分散性をより向上させる方法としては、蛍光体塗料
を調製する際に両親媒性有機化合物を、好ましくは蛍光
体塗料調製用溶剤の一部に溶解もしくは分散した状態で
投入して混練分散する方法、または両親媒性有機化合物
を低沸点の有機溶媒中に溶解もしくは分散状態にし、こ
の溶液中に蛍光体粒子を投入して混合したのち、有機溶
剤を除去して表面処理した蛍光体粒子を調製し、この蛍
光体粒子を用いて蛍光体層を作製し、放射線像変換パネ
ルを製造する方法などにより行うことができる。このよ
うに、蛍光体粒子を両親媒性有機化合物で表面処理し、
この表面処理された蛍光体粒子を結合剤に分散して蛍光
体層を形成すると、蛍光体粒子間の凝集がほどかれ、両
親媒性有機化合物を蛍光体粒子表面により強固に吸着さ
せることができ、蛍光体粒子をより均一に分散させるこ
とが可能となる。
【0036】また、分散塗工して形成された蛍光体層
を、支持体上に載せ、結合剤の軟化温度または融点以上
の温度で蛍光体層を圧縮して蛍光体層と支持体を接着さ
せる場合には、より蛍光体の破損を防ぐことができる。
すなわち、圧縮の際、軟化温度もしくは融点以上の温度
にされた結合剤中に分散された蛍光体粒子は、ある程度
の自由度を持った状態で圧力を受けるために、加わる圧
力によって蛍光体粒子は無理なく配向することができ
る。しかも蛍光体シートを支持体に固定しない状態で載
せ、ここに圧力を加え、圧縮しながら支持体に接着させ
るので、支持体に固定されていれば蛍光体粒子を破壊し
てしまうような圧力で蛍光体シートに圧力を加えても、
蛍光体粒子を配向させるように働かせることが可能とな
り、蛍光体シートを薄く延ばし広げることができる。
【0037】本発明に用いられる結合剤としては、常温
で弾力を持ち、加熱されると流動性を持つようになる熱
可塑性樹脂が好適に用いられる。熱可塑性樹脂として
は、例えばポリウレタン、ポリスチレン系エラストマ
ー、ポリオレフィン系共重合体、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリブタジエン、エチレン酢酸ビニル、塩化ビニ
ル系共重合体、天然ゴム、フッ素ゴム、ポリイソプレ
ン、塩素化ポリエチレン、ブタジエン系共重合体、シリ
コーンゴムなどを好ましくあげることができる。
【0038】上記の熱可塑性樹脂の内、エラストマーが
特に好ましく、そのうち、軟化温度または融点が30℃〜
300℃であるものが一般的に用いられるが、30℃〜150℃
のものを用いることがより好ましい。特にポリウレタン
樹脂であることが好ましく、さらにはスルホン酸基、カ
ルボン酸基やリン酸基などの官能基を含むポリウレタン
樹脂であることがより好ましい。
【0039】上記結合剤を蛍光体、溶剤とともに充分に
混合して結合剤溶液中に蛍光体が均一に分散した塗布液
を調製する。
【0040】溶剤としては、メタノール、エタノール、
n−プロパノール、n−ブタノールなどの低級アルコー
ル;メチレンクロライド、エチレンクロライドなどの塩
素原子含有炭化水素;アセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトンなどのケトン;酢酸メチル、酢
酸エチル、酢酸ブチルなどの低級脂肪酸と低級アルコー
ルとのエステル;ジオキサン、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテ
ルなどのエーテル;そして、それらの混合物を好ましく
あげることができる。
【0041】塗布液における結合剤と蛍光体との混合比
は、目的とする放射線像変換パネルの特性、蛍光体の種
類などによって異なるが、一般には結合剤と蛍光体との
混合比は、1:1〜1:100(重量比)の範囲から選ばれ、そ
して特に 1:8〜1:40(重量比)の範囲から選ぶのが好ま
しい。
【0042】なお、塗布液には、形成後の蛍光体層中に
おける結合剤と蛍光体との間の結合力を向上させるため
の可塑剤などの種々の添加剤が混合されていてもよい。
そのような目的に用いられる可塑剤の例としては、リン
酸トリフェニル、リン酸トリクレジル、リン酸ジフェニ
ルなどのリン酸エステル;フタル酸ジエチル、フタル酸
ジメトキシエチルなどのフタル酸エステル;グリコール
酸エチルフタリルエチル、グリコール酸ブチルフタリル
ブチルなどのグリコール酸エステル;そして、トリエチ
レングリコールとアジピン酸とのポリエステル、ジエチ
レングリコールとコハク酸とのポリエステルなどのポリ
エチレングリコールと脂肪族二塩基酸とのポリエステル
などを好ましくあげることができる。
【0043】上記のようにして調製された蛍光体と結合
剤とを含有する塗布液を、次に、シート形成用の仮支持
体の表面に均一に塗布することにより塗布液の塗膜を形
成する。この塗布操作は、通常の塗布手段、たとえば、
エクストルージョンコーター、スライドコーター、ドク
ターブレード、ロールコーター、ナイフコーターなどを
用いることにより行なうことができる。
【0044】仮支持体は、例えば、ガラス、金属の板、
あるいは従来の放射線写真法における増感紙(または増
感用スクリーン)の支持体として用いられている各種の
材料、あるいは放射線像変換パネルの支持体として知ら
れる公知の材料から任意に選ぶことができる。そのよう
な材料の例としては、セルローストリアセテート、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリイミド、ポ
リカーボネートなどの樹脂フィルム、アルミニウム合金
箔、ステンレス箔などの金属シート、通常の紙、バライ
タ紙、レジンコート紙、二酸化チタンなどの顔料を含有
するビグメント紙、ポリビニルアルコールなどをサイジ
ングした紙、アルミナ、ジルコニア、マグネシア、チタ
ニアなどのセラミックスの板あるいはシートなどを好ま
しくあげることができる。
【0045】仮支持体上に蛍光体層形成用塗布液を塗布
し、乾燥したのち、仮支持体からはがして放射線像変換
パネルの蛍光体層となる蛍光体シートとする。従って、
仮支持体の表面には予め離型剤を塗布しておき、形成さ
れた蛍光体シートが仮支持体からはがし易くなるように
しておくことが好ましい。
【0046】次に、上記のように形成した蛍光体シート
とは別に、放射線像変換パネルの支持体を用意する。こ
の支持体は、蛍光体シートを形成する際に用いる仮支持
体と同様の材料から任意に選ぶことができる。
【0047】支持体と蛍光体層の結合を強化するため、
あるいは放射線像変換パネルとしての感度もしくは画質
(鮮鋭度、粒状性)を向上させるために、蛍光体層が設
けられる側の支持体表面にポリエステル共重合体、アク
リル樹脂共重合体などの高分子物質を塗布して接着性付
与層としたり、あるいは二酸化チタンなどの光反射性物
質からなる光反射層、もしくはカーボンブラックなどの
光吸収性物質からなる光吸収層等を設けることが知られ
ている。本発明において用いられる支持体についても、
これらの各種の層を設けることができ、それらの構成は
放射線像変換パネルの目的、用途などに応じて任意に選
択することができる。
【0048】さらに、特開昭59−200200号に記載されて
いるように、得られる画像の鮮鋭度を向上させる目的
で、支持体の蛍光体層側の表面(支持体の蛍光体層側の
表面に接着性付与層、光反射層あるいは光吸収層などが
設けられている場合には、その表面を意味する)には微
小の凹凸が形成されていてもよい。
【0049】分散塗工によって得られた蛍光体シート
は、支持体上に載せて結合剤の軟化温度または融点以上
の温度で、圧縮しながら支持体上に接着する。圧縮処理
のために使用される圧縮装置の例としては、カレンダー
ロール、ホットプレスなど一般に知られているものをあ
げることができる。たとえば、カレンダーロールによる
圧縮処理は、支持体上に分散塗工によって得た蛍光体シ
ートを載せ、結合剤の軟化温度または融点以上に加熱し
たローラーの間を一定の速度で通過させることにより行
なわれる。ただし、本発明に用いられる圧縮装置はこれ
らのものに限られるものではなく、上記のようなシート
を加熱しながら圧縮することのできるものであればいか
なるものであってもよい。圧縮の際の圧力は、5MPa以上
であることが好ましい。
【0050】通常の放射線像変換パネルにおいては、前
述のように支持体に接する側とは反対側の蛍光体層の表
面に、蛍光体層を物理的および化学的に保護するための
透明な保護膜が設けられている。このような透明保護膜
は、本発明による放射線像変換パネルについても設置す
ることが好ましい。
【0051】透明保護膜は、たとえば、フッ素樹脂共重
合体、酢酸セルロース、ニトロセルロースなどのセルロ
ース誘導体;あるいはポリメチルメタクリレート、ポリ
ビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリカーボ
ネート、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニルコポ
リマーなどの透明な合成樹脂を適当な溶媒に溶解して調
製した溶液を蛍光体層の表面に塗布する方法により形成
することができる。あるいは、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミドなどから
なるプラスチックシート;および透明なガラス板などの
保護膜形成用シートを別に形成して蛍光体層の表面に適
当な接着剤を用いて接着するなどの方法によっても形成
することができる。保護膜の膜厚は、約0.1〜20μmの範
囲であることが好ましい。
【0052】さらに、得られる画像の鮮鋭度を向上させ
る目的で、上記の少なくともいずれかの層に励起光を吸
収し、輝尽発光光は吸収しないような着色層を加えても
よい(特公昭59−23400号参照)。
【0053】
【実施例】(実施例1)メタノール5lに両親媒性有機化
合物としてp-フルオロ安息香酸を0.14g投入して攪拌
し、これに輝尽性蛍光体 BaFBr0.5I0.5:Euを1kg投入
し、これをさらに約1時間攪拌した。攪拌後24時間放置
し、フィルターを使って固液分離した後、乾燥し、処理
した輝尽性蛍光体を得た。
【0054】(実施例2)実施例1において、両親媒性
有機化合物としてp-トルイル酸を0.14g用いた以外は同
様に処理して輝尽性蛍光体を得た。
【0055】(実施例3)実施例1において、両親媒性
有機化合物としてo-ブロモ安息香酸を0.20g用いた以外
は同様に処理して輝尽性蛍光体を得た。
【0056】(実施例4)実施例1において、両親媒性
有機化合物として4-プロピル安息香酸を0.16g用いた以
外は同様に処理して輝尽性蛍光体を得た。
【0057】(実施例5)実施例1において、両親媒性
有機化合物として4-トリフルオロメチル安息香酸を0.19
g用いた以外は同様に処理して輝尽性蛍光体を得た。
【0058】(実施例6)実施例1において、両親媒性
有機化合物としてペンタフルオロ安息香酸を0.24g用い
た以外は同様に処理して輝尽性蛍光体を得た。
【0059】(輝尽性蛍光体の評価1)上記各実施例で
得られた蛍光体粒子 200mgを、それぞれ黒色の円筒状ホ
ルダー(凹部開口10mmφ、深さ1mm )の均一に詰めた。
このホルダー開口部の蛍光体面に対し、暗室内でX線発
生装置(フィリップス社製:MG164)により管電圧80kVp
のX線を、3mm厚のAlフィルタを通して100mR照射した。
その20秒後に、波長660nm の半導体レーザ(三菱電機社
製:ML-1016R)光を、蛍光体面に均一に広げて、励起エ
ネルギー 4.3J/m2 で照射し、その際、蛍光体面から放
射された輝尽発光光を光学フィルター(HOYA社製:B-41
0)を通して光電子増倍管(浜松ホトニクス社製:R-184
8)により受光し、得られた輝尽発光量を初期感度とし
た。
【0060】次に処理した輝尽性蛍光体を60℃/80%の
環境下に48時間放置し、放置後の感度を上記と同様に測
定し、初期感度と放置後の感度との比(感度比)を求め
た。比較例として、両親媒性有機化合物により処理して
いない輝尽性蛍光体の感度比を求めた。結果を表1に示
す。
【0061】
【表1】 表1から明らかなように、両親媒性有機化合物で処理を
行った輝尽性蛍光体(実施例1〜実施例6)は、両親媒
性有機化合物で処理を行わなかった輝尽性蛍光体(比較
例1)に比べて格段に感度比が高く、感度低下が小さか
った。
【0062】(輝尽性蛍光体の評価2)上記実施例1で
得られた輝尽性蛍光体の初期感度を輝尽性蛍光体の評価
1と同様にして求めた。次に処理した輝尽性蛍光体を60
℃/80%の環境下に放置し、24時間、48時間放置後のそ
れぞれの感度を同様に測定し、初期感度と放置後の感度
との比(感度比)を求めた。比較例として、両親媒性有
機化合物により処理していない輝尽性蛍光体の感度比を
同様に求めた。結果を図3に示す。図3はp-フルオロ安
息香酸で処理した輝尽性蛍光体と未処理の輝尽性蛍光体
のサーモ経時による感度の変化を示すグラフである。
【0063】図3から明らかなように、p-フルオロ安息
香酸で処理をした輝尽性蛍光体は、48時間放置後におい
ても吸湿による感度の低下はほとんど見られなかった
が、処理を行わなかった輝尽性蛍光体は48時間経過時点
において、初期感度の半分程度しか感度がなかった。
【0064】以上のように、本発明の放射線像変換パネ
ルは蛍光体層に両親媒性有機化合物を含有させたので、
輝尽性蛍光体の耐湿性が向上し、吸湿による感度の低下
が少なく、また、同時に輝尽性蛍光体の蛍光体層中の分
散性の高めることができるので、感度が高く、良好な画
像を形成することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一の実施の形態を示す放射線発光パネ
ルの断面図
【図2】BaFX:Eu系の輝尽性蛍光体におけるヨウ
素含有濃度と感度との関係を示すグラフ
【図3】p-フルオロ安息香酸で処理した輝尽性蛍光体と
未処理の輝尽性蛍光体のサーモ経時による感度の変化を
示すグラフ
【符号の説明】
1 蛍光体層 2 保護層 3 支持体 10 放射線像変換パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 11/85 CPF C09K 11/85 CPF G01T 1/00 G01T 1/00 B Fターム(参考) 2G083 AA03 CC02 DD02 EE08 4H001 CA04 CA08 CC13 XA03 XA09 XA11 XA13 XA19 XA20 XA21 XA31 XA35 XA37 XA38 XA39 XA49 XA53 XA55 XA56 XA57 XA64 XA81 YA58 YA59 YA60 YA62 YA63 YA65 YA66 YA67 YA68 YA69 YA70

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、支持体と、該支持体上に設
    けられた蛍光体層とからなる放射線像変換パネルにおい
    て、前記蛍光体層が、親水性基と疎水性基とを有する有
    機化合物と、組成式 (Ba1-aII a)F(Br1-bb),xMI,yMIII
    zLn {但し、MI はLi,K,Na,Rb,Csからなる
    群より選ばれる少なくとも一種のアルカリ金属を表し、
    II はSr,Caからなる群より選ばれる少なくとも
    一種のアルカリ土類金属を表し、MIII はAl,Ga,
    In,Tl,Sc,Y,La,GdおよびLuからなる
    群より選ばれる少なくとも一種の三価金属化合物を表
    し、LnはCe,Pr,Sm,Eu,Tb,Dy,H
    o,Nd,Er,TmおよびYbからなる群より選ばれ
    る少なくとも一種の希土類元素を表し、aは0≦a<
    1、bは0<b≦1、xは0≦x≦0.3、yは0≦y≦
    0.3、zは0<z≦0.2の範囲の数値を表す}で表される
    希土類賦活アルカリ土類金属フッ化ハロゲン化物系輝尽
    性蛍光体とを含むことを特徴とする放射線像変換パネ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記輝尽性蛍光体のBrとIの組成比が
    I/(Br+I)≧0.3であることを特徴とする請求項
    1記載の放射線像変換パネル。
  3. 【請求項3】 前記有機化合物の親水性基がカルボン酸
    基であることを特徴とする請求項1または2記載の放射
    線像変換パネル。
  4. 【請求項4】 前記有機化合物が一般式 R−R1−(COOX)n または R−(COOX)n {但し、Rはアリール基、あるいは炭素数1〜12のアル
    キル基または水酸基またはカルボン酸基またはハロゲン
    基で一部あるいは全部が置換されたアリール基、R1
    炭素数1〜12の炭化水素基であり、Xは水素原子または
    アルカリ金属を表わし、nは1〜5の整数を表す}で表
    されるカルボン酸であることを特徴とする請求項3記載
    の放射線像変換パネル。
  5. 【請求項5】 前記アリール基の置換基がメチル基また
    はフルオロ基であることを特徴とする請求項4記載の放
    射線像変換パネル。
  6. 【請求項6】 前記蛍光体層が、前記輝尽性蛍光体を前
    記有機化合物で表面処理し、該表面処理された輝尽性蛍
    光体を結合剤に分散させて形成されたものであることを
    特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の放射線像
    変換パネル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020122147A (ja) * 2014-08-04 2020-08-13 ローディア オペレーションズ 改質リン光体およびその組成物

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