JP2002105740A - オイリングノズル - Google Patents

オイリングノズル

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JP2002105740A
JP2002105740A JP2000287945A JP2000287945A JP2002105740A JP 2002105740 A JP2002105740 A JP 2002105740A JP 2000287945 A JP2000287945 A JP 2000287945A JP 2000287945 A JP2000287945 A JP 2000287945A JP 2002105740 A JP2002105740 A JP 2002105740A
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oiling nozzle
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groove
running direction
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Katsuhiko Nagami
克彦 永海
Takashi Nakagawa
隆 中川
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接糸長の微調整を可能にすることで、糸に対
する油剤の付着ムラを抑制する。 【解決手段】 オイリングノズル1のノズル本体3の幅
方向中央部に設けられた案内溝4の溝底の接糸部6が、
糸走行方向に沿って一定の曲率を有するように膨出して
いる。これにより、オイリングノズル1の取付状態を変
更することによって接糸長を連続的に微調整することが
可能となる。そのため、糸に対する油剤の付着ムラが生
じる場合には、接糸長の微調整によって油剤の付着ムラ
を抑制することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紡糸後の繊維にオ
イルを付与するために紡糸装置などに用いられるオイリ
ングノズルに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、合成繊維などからなる糸条には、
その後の工程での糸切れを防止する等のために、実開平
7−21775号公報に記載されているようなオイリン
グノズルを介して界面活性剤などの油剤が付与される。
図7に示すように、上記公報に記載のオイリングノズル
101は、油剤を供給する給油管が接続される接続管1
02と、その先端に連結されたノズル本体103とから
構成されている。
【0003】ノズル本体103の幅方向(図7の紙面に
垂直な方向)中央部には、糸を案内するためのほぼV字
型の案内溝104が形成されている。案内溝104の溝
底には、糸走行方向の上流側から順に、導入部107、
接糸部106および導出部108が形成されている。導
入部107は、接糸部106に糸を導入するために糸走
行方向に沿って接糸部106に向かって上り傾斜となる
ように形成されている。導出部108は、接糸部106
から糸を導出するために糸走行方向に沿って接糸部10
6から下り傾斜となるように形成されている。また、導
入部107の接糸部106寄りには、油剤を吐出するた
めに接続管102と連通した吐出口105が設けられて
いる。
【0004】このように構成されたオイリングノズル1
01に糸が供給されると、糸は導入部107において吐
出口105から吐出された油剤を付与されてから糸走行
方向の下流側に向けて排出されるため、その後の工程で
糸切れが生じるのを防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すオイリング
ノズル101では、接糸部106が糸走行方向と実質的
に直交する方向に沿って平面形状となっているために、
接糸部106において糸が溝底の両端に偏り、糸に対す
る油剤の付着ムラが生じることがある。さらに、図7に
示すオイリングノズル101では、油剤の吐出口105
が案内溝104の溝底に比較的狭い幅で設けられている
ことのためにも、溝底の両端まで油剤が行き届かずに糸
に対する油剤の付着ムラが生じることがある。このよう
に糸に対する油剤の付着ムラが生じると、糸に毛羽が生
じるなどの不都合が発生してしまうことになる。
【0006】また、図7に示したオイリングノズル10
1において、案内溝104の溝底は、糸走行方向に沿っ
て3つの平面部分(導入部107、接糸部106および
導出部108)が所定角度で接続されたような形状とな
っている。そのため、糸は、糸走行方向に沿って接糸部
106の全体で溝底と接触するか、或いは、導入部10
7と接糸部106との境界部でのみ溝底と接触するかの
いずれかとなる。つまり、図7に示したオイリングノズ
ル101では、糸と案内溝104の溝底との接触長さ
(接糸長)は、糸走行方向に沿った接糸部106の全
長、或いは、導入部107と接糸部106との境界部の
僅かな長さのいずれかをとるほかない。そのため、接糸
長の微調整およびこれに伴う油剤の付着量の調整を行う
ことができず、糸に対する油剤の付着ムラが生じること
が多くなる。そして、油剤の付着ムラが生じた場合であ
っても油剤の付着量を調整することが難しく、銘柄の異
なる糸を用いる場合には、その銘柄に適した接糸長とな
るように案内溝104の溝底の形状が異なる他のオイリ
ングノズルに交換する必要が生じている。
【0007】そこで、本発明の主な目的は、糸に対する
油剤の付着ムラを抑制することが可能なオイリングノズ
ルを提供することである。
【0008】また、本発明の別の目的は、接糸長の微調
整を行うことができて様々な銘柄の糸に対応することが
可能なオイリングノズルを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のオイリングノズルは、糸を案内するため
の案内溝を有するオイリングノズルにおいて、前記案内
溝の溝底の接糸部が、糸走行方向に沿って一定の曲率を
有するように膨出していることを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項1によると、案内溝の溝底の接糸部
が糸走行方向に沿って一定の曲率を有するように膨出し
ているために、図7に示したようなオイリングノズルと
は異なり、オイリングノズルの取付状態(取付位置や取
付角度等)を変更することによって接糸長を連続的に微
調整することが可能となる。そのため、糸に対する油剤
の付着ムラが生じる場合には、接糸長の微調整によって
油剤の付着ムラを抑制することが可能である。
【0011】また、接糸長の微調整に伴って糸のテンシ
ョンや油剤の付着量を自在に調整することができるの
で、1つのオイリングノズルで様々な銘柄の糸に対応す
ることができるようになる。また、図7に示したオイリ
ングノズルとは異なり、糸の急な曲げをなくすことがで
きるので、糸が損傷を受けることがない。
【0012】なお、本発明において、接糸部とは、オイ
リングノズルの取付角度をその変更可能範囲内で変更し
たときにオイリングノズルに供給された糸と接触する可
能性のある案内溝の溝底の部分をいうものとし、案内溝
の溝底の全体が接糸部であってもよいし、案内溝の溝底
の一部だけが接糸部であってもよい。そして、案内溝の
溝底の一部だけが接糸部である場合には、案内溝の溝底
の接糸部以外の部分(例えば糸走行方向についての両方
の端部)はどのような形状であってもよい。
【0013】また、請求項2のオイリングノズルは、糸
を案内するための案内溝を有するオイリングノズルにお
いて、前記案内溝の溝底の接糸部が、糸走行方向と実質
的に直交する方向に沿って一定の曲率を有するように凹
んでいることを特徴としている。
【0014】請求項2によると、案内溝の溝底の接糸部
が糸走行方向と実質的に直交する方向に沿って一定の曲
率を有するように凹んでいるので、図7のオイリングノ
ズルのように糸が溝底の両端に偏らず比較的均等に分布
するようになり、糸に対する油剤の付着ムラが生じにく
くなる。そのため、特にマイクロ、ハイマルチフィラメ
ントの場合には有利となる。
【0015】また、請求項3のオイリングノズルは、糸
を案内するための案内溝を有するオイリングノズルにお
いて、前記案内溝の溝底の少なくとも一部に、糸走行方
向と実質的に直交する方向に沿って一定の曲率を有する
ように設けられた凹部と、糸走行方向と実質的に直交す
る方向について前記凹部を包含するように設けられた油
剤の吐出溝とを備えていることを特徴としている。
【0016】請求項3によると、糸走行方向と実質的に
直交する方向に沿って一定の曲率を有するように案内溝
の溝底に設けられた凹部が前記方向について包含される
ように油剤の吐出溝が設けられているために、溝底の両
端まで十分に油剤が行き届くことになって糸に対する油
剤の付着ムラが生じにくくなる。
【0017】また、請求項4のオイリングノズルは、糸
を案内するための案内溝を有するオイリングノズルにお
いて、糸走行方向と実質的に直交する方向に伸延した複
数のスロットが、糸走行方向に沿って前記案内溝の溝底
に設けられていることを特徴としている。
【0018】請求項4によると、糸走行方向と実質的に
直交する方向に伸延した複数のスロット(多段溝)が糸
走行方向に沿って案内溝の溝底に設けられているので、
案内溝の溝底と糸との接触抵抗が軽減されて糸のテンシ
ョンを低下させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態について、図面を参照しつつ説明する。
【0020】図1は、本実施の形態によるオイリングノ
ズルの平面図である。図2は、図1のII−II線での断面
図である。図3は、図1に示すオイリングノズルの正面
図である。図4は、図2の部分拡大図である。図5
(a)、(b)、(c)は、それぞれ図1のA−A線、
B−B線、C−C線での部分拡大断面図である。図6
は、図1の部分拡大図である。これらの図面に示されて
いるオイリングノズル1は、Al2 O3 を主成分としS
iO2 、MgO、CaO等を含むアルミナセラミックス
や、ZrO2 を主成分としY2 O3 、MgO、CaO等
を含む部分安定化ジルコニアセラミックスの原料粉末を
射出成形した後に焼成した一体成型品である。
【0021】図2および図3に示すように、オイリング
ノズル1は、油剤を供給する給油管が接続される接続管
2と、その先端に連結されたノズル本体3とから構成さ
れている。ノズル本体3の幅方向(図2の紙面に垂直な
方向)中央部には、図1および図3に示すように、接続
管2とは反対側を向いて開いている、糸を案内するため
のほぼV字型の案内溝4が形成されている。図1および
図6に示すように、案内溝4の溝底5は、糸走行方向の
下流側から中央部までは比較的狭い一定の幅を有してい
るが、糸走行方向中央部からその上流側に向かうに連れ
て幅が拡がっている。
【0022】図2および図4に示すように、案内溝4の
溝底5は、糸走行方向に沿った断面がほぼ1つの曲線と
なるように形成されている。特に、案内溝4の溝底の糸
走行方向中央部付近は、糸走行方向に沿って一定の曲率
を有するように膨出した接糸部6となっている。そし
て、接糸部6に連なるように接糸部6の両端にそれぞれ
曲面が滑らかに接続されることによって、案内溝4の溝
底5が実質的に1つの曲面として形成されている。
【0023】また、図3から明らかなように、案内溝4
の糸走行方向の上流側の端部は、油剤付与以前における
単糸当たりの心配をなくすために、比較的大きな間口と
なるように形成されている。
【0024】案内溝4の溝底5であってその中央よりも
糸走行方向の上流寄りには、糸走行方向と実質的に直交
する方向に伸延した油剤の吐出溝7が設けられている。
吐出溝7は、接続管2の油剤通路13と連通しており、
接続管2の油剤通路13を介して供給された油剤を案内
溝4の溝底5に吐出することが可能である。
【0025】また、図6に示すように、案内溝4の溝底
5の糸走行方向中央部近傍には、糸走行方向と実質的に
直交する方向に伸延した5つのスロット9a〜9eが、
糸走行方向に沿って設けられている。これら5つのスロ
ット9a〜9eのうち、2つのスロット9a、9bは、
案内溝4の溝底5が一定幅を有している部分に設けられ
ており、スロット9c、9d、9eは、案内溝4の溝底
5の幅が徐々に拡がっている部分に設けられている。そ
して、これら5つのスロット9a〜9eは、各スロット
が設けられている部分の溝底5の幅から若干はみ出すよ
うにそれよりも僅かに長い同じ長さに設けられている。
【0026】本実施の形態のオイリングノズル1におい
ては、図5(a)、(b)に示すように、案内溝4の溝
底5の接糸部6は、糸走行方向と実質的に直交する方向
に沿って、偏平であったり尖っていたりするものではな
く、一定の曲率を有するように凹んだ弧状の曲面(凹
部)10a、10bとなっている。そして、その曲率
は、案内溝4の溝底5の幅が拡大するに連れて小さくな
っている。そのため、オイリングノズル1に供給された
糸は、図7のオイリングノズルのように溝底5の両端に
偏らず、溝底5の幅全体に比較的均等に分布するように
なり、糸に対する油剤の付着ムラが生じにくくなる。従
って、本実施の形態のオイリングノズル1は、特にマイ
クロ、ハイマルチフィラメントにとって有利である。
【0027】また、本実施の形態のオイリングノズル1
においては、案内溝4の溝底5の糸走行方向についての
吐出溝7の両側近傍が、糸走行方向と実質的に直交する
方向に沿って一定の曲率を有するように凹んだ弧状の曲
面(凹部)11となっている。そして、図5(c)から
も明らかなように、吐出溝7は、糸走行方向と実質的に
直交する方向について凹部11を包含するように、凹部
11よりも大きな幅で設けられている。また、吐出溝7
は、糸走行方向と実質的に直交する方向に油剤通路13
よりも拡大されている。
【0028】そのため、通路13を介して吐出溝7に供
給された油剤は、吐出溝7の幅一杯に、つまり案内溝4
の溝底5の幅一杯に拡がって満遍なく糸に付与されるこ
とになる。つまり、本実施の形態のオイリングノズル1
によると、吐出溝7の幅が十分に大きく形成されている
ために溝底5の両端まで十分に油剤が行き届くことにな
って糸に対する油剤の付着ムラが生じにくくなる。
【0029】本実施の形態のオイリングノズル1に糸が
供給されると、糸は、吐出溝7から吐出された油剤が付
着した状態で接糸部6において案内溝4の溝底5と接触
して下流側に排出される。このとき、接糸部6が糸走行
方向に沿って一定の曲率を有するように膨出しているた
めに、オイリングノズル1の取付状態(意図に対する前
後方向の取付位置や取付角度等)を変更することによっ
て接糸長を微調整することが可能である。
【0030】例えば、図4には、接糸長がそれぞれ異な
るようにオイリングノズル1に接触する3本の糸21、
22、23が描かれているが、本実施の形態によると、
オイリングノズル1の取付状態を変更することにより、
これら3本の糸21、22、23に係る3種類の接糸長
以外にも、糸走行方向に沿った接糸部6の全長の範囲内
において接糸長を任意の値に微調整することが可能であ
る。そのため、本実施の形態によると、糸がある接糸長
でオイリングノズル1の接糸部6と接触している際に糸
に対する油剤の付着ムラが生じる場合には、接糸長の微
調整を行うことによって油剤の付着ムラを抑制すること
が可能である。
【0031】また、接糸長の微調整に伴って糸のテンシ
ョンや油剤の付着量を自在に調整することができるの
で、本実施の形態によると、それぞれ異なるテンション
や油剤の付着量が必要な様々な銘柄の糸に1つのオイリ
ングノズル1で対応することができるようになる。例え
ば、図4に示した例では、糸21の場合にテンションが
最も大きく且つ油剤の付着量が最も多く、糸23の場合
にテンションが最も小さく且つ油剤の付着量が最も少な
い。従って、本実施の形態のオイリングノズル1による
と、オイリングノズルの交換作業に要する手間を大幅に
削減することが可能となる。なお、本実施の形態では、
オイリングノズル1の下部にある油剤受けのトユとなる
案内溝4の下端(図2の左端部)が従来よりも後退して
設けられているので、図4の糸21のような糸道の場合
でもトユに糸が当たる心配がない。
【0032】また、本実施の形態のオイリングノズル1
によると、案内溝4の溝底5が図7に示したオイリング
ノズルのように複数の平面が接続されたような形状にな
っていないために、接糸部6の前後にある角部で糸が急
に曲げられることがなく、この角部と接触することによ
り糸が損傷を受けることがない。そのため、本実施の形
態のオイリングノズル1は、糸の切断を防止するという
観点からも優れている。
【0033】また、本実施の形態のオイリングノズル1
では、上述したように糸走行方向と実質的に直交する方
向に伸延した5つのスロット9a〜9eが糸走行方向に
沿って設けられているために、スロット9a〜9eの幅
の合計長さ分だけ糸と接糸部6との接触長さが少なくな
り、接糸部6と糸との接触抵抗が軽減されて糸のテンシ
ョンを低下させることができる。
【0034】上述したように、本実施の形態のオイリン
グノズル1によると、糸に対する油剤の付着ムラを従来
に比べて大幅に抑制することができるので、オイリング
ノズル1から排出された糸に毛羽が生じにくくなると共
に後の工程での糸の切断が生じにくくなり、高品質の糸
を低コストで製造することができるようになる。
【0035】以上、本発明の好適な一実施の形態につい
て説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるも
のではなく、オイリングノズル1の形状や材質などの点
において特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な
設計変更が可能なものである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による
と、オイリングノズルの取付状態を変更することによっ
て接糸長を連続的に微調整することが可能となる。その
ため、糸に対する油剤の付着ムラが生じる場合には、接
糸長の微調整によって油剤の付着ムラを抑制することが
可能である。また、接糸長の微調整に伴って糸のテンシ
ョンや油剤の付着量を自在に調整することができるの
で、1つのオイリングノズルで様々な銘柄の糸に対応す
ることができるようになる。また、糸の急な曲げをなく
すことができるので、糸が損傷を受けることがない。
【0037】請求項2によると、糸が比較的均等に分布
するようになり、糸に対する油剤の付着ムラが生じにく
くなる。請求項3によると、溝底の両端まで十分に油剤
が行き届くことになって糸に対する油剤の付着ムラが生
じにくくなる。請求項4によると、案内溝の溝底と糸と
の接触抵抗が軽減されて糸のテンションを低下させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるオイリングノズル
の平面図である。
【図2】図1のII−II線での断面図である。
【図3】図1に示すオイリングノズルの正面図である。
【図4】図2の部分拡大図である。
【図5】図1のA−A線、B−B線、C−C線での部分
拡大断面図である。
【図6】図1の部分拡大図である。
【図7】従来のオイリングノズルの断面図である。
【符号の説明】
1 オイリングノズル 2 接続管 3 ノズル本体 4 案内溝 5 溝底 6 接糸部 7 吐出溝 9a〜9e スロット 10a、10b、11 凹部 13 通路 21〜23 糸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸を案内するための案内溝を有するオイ
    リングノズルにおいて、 前記案内溝の溝底の接糸部が、糸走行方向に沿って一定
    の曲率を有するように膨出していることを特徴とするオ
    イリングノズル。
  2. 【請求項2】 糸を案内するための案内溝を有するオイ
    リングノズルにおいて、 前記案内溝の溝底の接糸部が、糸走行方向と実質的に直
    交する方向に沿って一定の曲率を有するように凹んでい
    ることを特徴とするオイリングノズル。
  3. 【請求項3】 糸を案内するための案内溝を有するオイ
    リングノズルにおいて、 前記案内溝の溝底の少なくとも一部に、糸走行方向と実
    質的に直交する方向に沿って一定の曲率を有するように
    設けられた凹部と、 糸走行方向と実質的に直交する方向について前記凹部を
    包含するように設けられた油剤の吐出溝とを備えている
    ことを特徴とするオイリングノズル。
  4. 【請求項4】 糸を案内するための案内溝を有するオイ
    リングノズルにおいて、 糸走行方向と実質的に直交する方向に伸延した複数のス
    ロットが、糸走行方向に沿って前記案内溝の溝底に設け
    られていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載のオイリングノズル。
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