JP2002104770A - 荷役装置 - Google Patents

荷役装置

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JP2002104770A
JP2002104770A JP2000301553A JP2000301553A JP2002104770A JP 2002104770 A JP2002104770 A JP 2002104770A JP 2000301553 A JP2000301553 A JP 2000301553A JP 2000301553 A JP2000301553 A JP 2000301553A JP 2002104770 A JP2002104770 A JP 2002104770A
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Japan
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traveling
drive
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driven
operation lever
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JP2000301553A
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English (en)
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Makoto Nishimura
誠 西村
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TCM Corp
Original Assignee
TCM Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右方向へ走行する走行本体において、走行
本体の前後部の走行経路方向におけるずれをその場でか
つ短時間で修正することができる荷役装置を提供する。 【解決手段】 走行本体1を左右方向A,Bへ走行させ
ている際、位置ずれ検出手段が位置ずれを検出した場
合、表示装置が点灯し、オペレータは、走行本体1を停
止させ、切換スイッチを一方の修正モードに切換え、操
作レバーを左右に操作する。これにより、前部駆動車輪
9aのみが前部走行モータ7aで回転駆動するため、走
行本体1は、その場で、停止している後部駆動車輪9b
を中心として、前部側が左右方向へ回動し、走行本体1
の位置ずれが修正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、港湾等
で、コンテナの積み降しや運搬に使用されるクレーン形
式の荷役装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の荷役装置としては、たと
えば図15〜図17に示される構成が提供されている。
【0003】すなわち、走行本体1は、並行して配置さ
れた前後一対のシルビーム2a,2bと、両シルビーム
2a,2bの左右端部から立設されたコラム3と、前後
で対向したコラム3の上端間に設けられた左右一対のガ
ーダ4などにより構成されている。
【0004】上記前部シルビーム2aの左右両端部には
前部ボギー台車6aが設けられている。このうち左右一
方の前部ボギー台車6aには、前部走行モータ7a(前
部駆動装置の一例)によって回転駆動される前部駆動車
輪9aと遊転自在な前部車輪10aとが左右一対設けら
れている。また、左右他方の前部ボギー台車6aには、
遊転自在な前部車輪10aが左右一対設けられている。
【0005】さらに、上記後部シルビーム2bの左右両
端部には後部ボギー台車6bが設けられている。このう
ち左右一方の後部ボギー台車6bには、遊転自在な後部
車輪10bが左右一対設けられている。また、左右他方
の後部ボギー台車6bには、後部走行モータ7b(後部
駆動装置の一例)によって回転駆動される後部駆動車輪
9bと遊転自在な後部車輪10bとが左右一対設けられ
ている。尚、上記前部駆動車輪9aは走行本体1の左右
一側端に位置するとともに、後部駆動車輪9bは走行本
体1の左右他側端に位置している。
【0006】上記前部走行モータ7aによって前部駆動
車輪9aが回転駆動するとともに後部走行モータ7bに
よって後部駆動車輪9bが回転駆動することにより、走
行本体1が走行経路16に沿って右方向A、左方向Bへ
走行するように構成されている。
【0007】上記走行本体1には、コンテナ30(荷の
一例)を吊り上げる吊り装置17が設けられている。上
記吊り装置17は、ガーダ4に支持案内されて前方向C
および後方向Dに移動可能なクラブ11と、クラブ11
に複数のワイヤ18を介して吊り下げられたスプレッダ
装置20とで構成されている。上記クラブ11はワイヤ
18を巻き上げる巻上機(図示せず)を備えており、こ
れにより、スプレッダ装置20が昇降自在に吊り下げら
れる。また、上記スプレッダ装置20には、コンテナ3
0の吊り孔(図示せず)に対して係脱自在なツイストロ
ック(図示せず)が設けられている。尚、上記クラブ1
1には運転室12が設けられている。
【0008】上記運転室12には、前部駆動車輪9aと
後部駆動車輪9bとの回転方向を切り換えて走行本体1
の走行方向を変更する走行操作レバー13が設けられて
いる。この走行操作レバー13を右位置に切り換えた場
合、前部駆動車輪9aと後部駆動車輪9bとはそれぞれ
前部走行モータ7aと後部走行モータ7bとによって一
方向へ回転駆動し、以って、走行本体1が右方向Aへ走
行する。また、走行操作レバー13を左位置に切り換え
た場合、前部駆動車輪9aと後部駆動車輪9bとはそれ
ぞれ前部走行モータ7aと後部走行モータ7bとによっ
て他方向(反対方向)へ回転駆動し、走行本体1が左方
向Bへ走行する。
【0009】これによると、上記のようにして走行本体
1を走行経路16に沿って右方向A(または左方向B)
へ走行させ、そして、クラブ11を前方向Cまたは後方
向Dに移動させることにより、スプレッダ装置20をコ
ンテナ30の上方に位置させる。その後、スプレッダ装
置20を下降させて、コンテナ30をスプレッダ装置2
0で保持する。そして、スプレッダ装置20と共にコン
テナ30を吊り上げ、走行本体1を走行経路16に沿っ
て右方向A(または左方向B)へ目的場所まで走行させ
る。
【0010】また、走行本体1を走行経路16に沿って
右方向A(または左方向B)へ走行させている際、走行
本体1が走行経路16に対して傾斜して、例えば、図1
6に示すように、走行本体1の前部が左方向B側かつ後
部が右方向A側へずれてしまうといった問題があった。
【0011】このようなずれを修正する方法として、前
部駆動車輪9aと後部駆動車輪9bとに一定の回転速度
差を付与する回転差レバー14が運転室12に設けられ
ている。
【0012】すなわち、図16のように走行本体1がず
れた場合、運転室12のオペレータが回転差レバー14
を操作することにより、前部走行モータ7aの回転速度
が高くなるとともに後部走行モータ7bの回転速度が低
くなり、前部駆動車輪9aと後部駆動車輪9bとに一定
の回転速度差が付与される。これにより、単位時間当た
りにおいて、前部駆動車輪9aが回転して進む距離は後
部駆動車輪9bが同方向へ回転して進む距離よりも長く
なるため、走行本体1の前部と後部との走行方向におけ
るずれが解消され、走行本体1の姿勢が走行経路16に
対して真っ直ぐになるように修正される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来形式では、前部駆動車輪9aと後部駆動車輪9bとに
一定の回転速度差を付与することによって、走行本体1
のずれを修正するために、走行本体1が長い距離を走行
することになり、ずれの修正に時間がかかるといった問
題が生じた。
【0014】本発明は、走行本体の前後部の走行経路方
向におけるずれをその場でかつ短時間で修正することが
できる荷役装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本第1発明は、走行本体に、荷を吊り上げる吊り装置
が設けられ、走行本体の前端部に、前部駆動装置によっ
て回転駆動される前部駆動車輪が設けられ、走行本体の
後端部に、後部駆動装置によって回転駆動される後部駆
動車輪が設けられ、走行本体は、上記各駆動車輪の回転
により、走行経路に沿って左右方向へ走行自在に構成さ
れている荷役装置であって、走行本体に、走行本体の前
端部と後端部との相対的な左右方向への位置ずれを検出
する位置ずれ検出手段と、位置ずれを表示する表示装置
と、駆動切換スイッチと、走行操作レバーと、制御手段
とが設けられ、上記駆動切換スイッチは、前部駆動装置
と後部駆動装置とが共に同方向へ回転駆動可能となる通
常走行モードと、前部駆動装置のみが回転駆動可能とな
る一方の修正モードと、後駆動装置のみが回転駆動可能
となる他方の修正モードとに切り換え自在に構成され、
上記制御手段は、走行操作レバーの操作に応じて、前部
駆動装置と後部駆動装置とのうち回転駆動可能な駆動装
置を制御するように構成されているものである。
【0016】これによると、オペレータが駆動切換スイ
ッチを通常走行モードに切り換えることにより、前部駆
動装置と後部駆動装置とが共に同方向へ回転駆動可能と
なる。この状態で、オペレータが走行操作レバーを操作
することにより、制御手段が前部駆動装置と後部駆動装
置とを共に回転駆動させ、前部駆動車輪と後部駆動車輪
とが同方向へ回転する。これにより、走行本体は走行経
路に沿って左右方向へ通常走行する。
【0017】上記のような通常走行中、位置ずれ検出手
段が走行本体の位置ずれを検出した場合、表示装置が位
置ずれを表示し、オペレータは、走行本体を停止させ
て、駆動切換スイッチを一方の修正モードまたは他方の
修正モードに切り換える。
【0018】例えば、駆動切換スイッチを一方の修正モ
ードに切り換えた場合、前部駆動装置のみが回転駆動可
能となり、この状態で、オペレータが走行操作レバーを
操作することにより、制御手段が前部駆動装置のみを回
転駆動させ、前部駆動車輪のみが回転する。これによ
り、走行本体は、その場で、後端部を中心として、前端
部が左右方向へ回動する。
【0019】また、駆動切換スイッチを他方の修正モー
ドに切り換えた場合、後部駆動装置のみが回転駆動可能
となり、この状態で、オペレータが走行操作レバーを操
作することにより、制御手段が後部駆動装置のみを駆動
させ、後部駆動車輪のみが回転する。これにより、走行
本体は、その場で、前端部を中心として、後端部が左右
方向へ回動する。
【0020】このような走行本体の回動により、走行本
体の位置ずれがその場で解消され、位置ずれ検出手段が
位置ずれを検出しなくなると、表示装置が位置ずれを表
示しなくなる。これに基づいて、オペレータは、駆動切
換スイッチを通常走行モードに切り換え、走行操作レバ
ーを操作する。これにより、前部駆動車輪と後部駆動車
輪とが同方向へ回転して、走行本体が走行経路に沿って
左右方向へ通常走行する。
【0021】また、本第2発明は、走行本体に、荷を吊
り上げる吊り装置が設けられ、走行本体の前端部に、前
部駆動装置によって回転駆動される前部駆動車輪が設け
られ、走行本体の後端部に、後部駆動装置によって回転
駆動される後部駆動車輪が設けられ、走行本体は、上記
各駆動車輪の回転により、走行経路に沿って左右方向へ
走行自在に構成されている荷役装置であって、走行本体
に、走行本体の前端部と後端部との相対的な左右方向へ
の位置ずれを検出する位置ずれ検出手段と、位置ずれを
表示する表示装置と、駆動切換スイッチと、走行操作レ
バーと、制御手段とが設けられ、上記駆動切換スイッチ
は、前部駆動装置と後部駆動装置とが共に同方向へ回転
駆動可能となる通常走行モードと、前部駆動装置と後部
駆動装置とが互いに逆転駆動可能となる修正モードとに
切り換え自在に構成され、上記制御手段は、走行操作レ
バーの操作に応じて、前部駆動装置と後部駆動装置との
回転駆動方向を制御するように構成されているものであ
る。
【0022】これによると、オペレータが駆動切換スイ
ッチを通常走行モードに切り換えることにより、前部駆
動装置と後部駆動装置とが共に同方向へ回転駆動可能と
なる。この状態で、オペレータが走行操作レバーを操作
することにより、制御手段が前部駆動装置と後部駆動装
置とを共に回転駆動させ、前部駆動車輪と後部駆動車輪
とが同方向へ回転する。これにより、走行本体は走行経
路に沿って左右方向へ通常走行する。
【0023】上記のような通常走行中、位置ずれ検出手
段が走行本体の位置ずれを検出した場合、表示装置が位
置ずれを表示し、オペレータは、走行本体を停止させ
て、駆動切換スイッチを修正モードに切り換える。
【0024】これにより、前部駆動装置と後部駆動装置
とが互いに逆転駆動可能となる。この状態て、オペレー
タが走行操作レバーを操作することにより、制御手段
が、前部駆動装置を一方向かつ後部駆動装置を他方向
(一方向の反対方向)に回転駆動させたり、あるいは前
部駆動装置を他方向かつ後部駆動装置を一方向に回転駆
動させる。これにより、前部駆動車輪が一方向かつ後部
駆動車輪が他方向に回転したり、あるいは前部駆動車輪
が他方向かつ後部駆動車輪が一方向に回転する。これに
より、走行本体は、その場で、前後方向における中心部
を中心として、前後両端部が左右方向へ回動する。
【0025】このような走行本体の回動により、走行本
体の位置ずれがその場で解消され、位置ずれ検出手段が
位置ずれを検出しなくなると、表示装置が位置ずれを表
示しなくなる。これに基づいて、オペレータは、駆動切
換スイッチを通常走行モードに切り換え、走行操作レバ
ーを操作する。これにより、前部駆動車輪と後部駆動車
輪とが同方向へ回転して、走行本体が走行経路に沿って
左右方向へ通常走行する。
【0026】また、本第3発明は、走行本体の前端部に
複数の遊転自在な前部車輪が設けられ、走行本体の後端
部に複数の遊転自在な後部車輪が設けられ、前部駆動車
輪は左右一側端に位置するとともに、後部駆動車輪は左
右他側端に位置するものである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1〜図9に基づいて説明する。尚、従来のものと同
一の構成を有するものについては同一符号を付記して説
明を省略する。
【0028】図1,図2,図5に示すように、走行本体
1には、走行本体1の前端部と後端部との相対的な左右
方向A,Bへの位置ずれを検出する位置ずれ検出手段5
0が設けられている。
【0029】上記位置ずれ検出手段50は、磁石を連ね
た埋め込み型のガイドテープ53の磁気を感知する左右
一方の磁気検出器54と左右他方の磁気検出器55とで
構成されている。上記一方の磁気検出器54は左右一方
の後部ボギー台車6bに設けられ、上記他方の磁気検出
器55は左右他方の後部ボギー台車6bに設けられてい
る。また、上記ガイドテープ53はコンテナヤードFの
路面に敷設されている。図1,図5に示すように、上記
一方の磁気検出器54がガイドテープ53を感知するこ
とにより、一方の磁気検出器54の位置からガイドテー
プ53までの前後距離ELが検出され、上記他方の磁気
検出器55がガイドテープ53を感知することにより、
他方の磁気検出器55の位置からガイドテープ53まで
の前後距離ERが検出される。
【0030】ここで、図5に示すように、走行本体1の
前部と後部とが左右方向A,Bにずれていない場合、E
L=ERとなる。また、図6に示すように、走行本体1
の前部が左方向B側かつ後部が右方向A側へずれた場
合、EL<ERとなる。さらに、図8に示すように、走
行本体1の前部が右方向A側かつ後部が左方向B側へず
れた場合、EL>ERとなる。
【0031】また、図1に示すように、運転室12の内
部には、位置ずれを表示する表示装置58,59と、駆
動切換スイッチ60と、走行操作レバー61と、制御手
段62とが設けられている。
【0032】すなわち、図6に示すように、磁気検出器
54,55によって走行本体1の前部が左方向B側かつ
後部が右方向A側へずれたことが検出された場合、一方
の表示装置58が点灯し、図8に示すように、磁気検出
器54,55によって走行本体1の前部が右方向A側か
つ後部が左方向B側へずれたことが検出された場合、他
方の表示装置59が点灯するように構成されている。
【0033】図3に示すように、上記駆動切換スイッチ
60は、前部走行モータ7aと後部走行モータ7bとが
共に同方向へ回転駆動可能となる通常走行モードPn
と、前部走行モータ7aのみが回転駆動可能となる一方
の修正モードPaと、後部走行モータ7bのみが回転駆
動可能となる他方の修正モードPbとに切り換え自在に
構成されている。
【0034】また、図4に示すように、上記走行操作レ
バー61は、中立位置Nを中心として、右切換位置Rと
左切換位置Lとに切り換え可能に構成されている。さら
に、上記制御手段62は、走行操作レバー61の操作に
応じて、前部走行モータ7aと後部走行モータ7bとの
うち回転駆動可能なモータを以下のように制御する。 駆動切換スイッチ60が通常走行モードPnに切り換
えられている場合。 ・走行操作レバー61が右切換位置Rに切り換えられる
と、前部走行モータ7aと後部走行モータ7bとを共に
一方向へ回転駆動(正回転)させることによって、前部
駆動車輪9aと後部駆動車輪9bとを共に一方向イへ回
転する。 ・走行操作レバー61が左切換位置Lに切り換えられる
と、前部走行モータ7aと後部走行モータ7bとを共に
他方向へ回転駆動(逆回転)させることによって、前部
駆動車輪9aと後部駆動車輪9bとを共に他方向ロへ回
転する。 ・走行操作レバー61が中立位置Nに戻ると、前部走行
モータ7aと後部走行モータ7bとを共に停止させるこ
とによって、前部駆動車輪9aと後部駆動車輪9bとを
共に停止する。 駆動切換スイッチ60が一方の修正モードPaに切り
換えられている場合。 ・走行操作レバー61が右切換位置Rに切り換えられる
と、前部走行モータ7aのみを一方向へ回転駆動させる
ことによって、前部駆動車輪9aのみを一方向イへ回転
する。 ・走行操作レバー61が左切換位置Lに切り換えられる
と、前部走行モータ7aのみを他方向へ回転駆動させる
ことにより、前部駆動車輪9aのみを他方向ロへ回転す
る。 ・走行操作レバー61が中立位置Nに戻ると、前部走行
モータ7aを停止させることにより、前部駆動車輪9a
を停止する。 駆動切換スイッチ60が他方の修正モードPbに切り
換えられている場合。 ・走行操作レバー61が右切換位置Rに切り換えられる
と、後部走行モータ7bのみを一方向へ回転駆動させる
ことによって、後部駆動車輪9bのみを一方向イへ回転
する。 ・走行操作レバー61が左切換位置Lに切り換えられる
と、後部走行モータ7bのみを他方向へ回転駆動させる
ことにより、後部駆動車輪9bのみを他方向ロへ回転す
る。 ・走行操作レバー61が中立位置Nに戻ると、後部走行
モータ7bを停止させることにより、後部駆動車輪9b
を停止する。
【0035】以下、上記構成における作用を説明する。 (1)先ず、運転室12内のオペレータが駆動切換スイ
ッチ60を通常走行モードPnに切り換え、走行操作レ
バー61を右切換位置Rに切り換えた場合、前部走行モ
ータ7aと後部走行モータ7bとが共に一方向へ回転駆
動(正回転)し、以って、図5に示すように、前部駆動
車輪9aと後部駆動車輪9bとが共に一方向イへ回転す
る。これにより、走行本体1が走行経路16に沿って右
方向Aへ走行する。
【0036】また、走行操作レバー61を左切換位置L
に切り換えた場合、前部走行モータ7aと後部走行モー
タ7bとが共に他方向へ回転駆動(逆回転)し、以っ
て、図5に示すように、前部駆動車輪9aと後部駆動車
輪9bとが共に他方向ロへ回転する。これにより、走行
本体1が走行経路16に沿って左方向Bへ走行する。
【0037】上記のように走行本体1が右方向Aまたは
左方向Bへ走行している際、図5に示すように、走行本
体1の前部と後部とが左右方向A,Bにずれていない場
合、EL=ERとなり、位置ずれは発生していないと判
断される。 (2)また、図6に示すように、走行本体1の前部が左
方向B側かつ後部が右方向A側へずれた場合の位置ずれ
修正動作を以下〜で説明する。
【0038】すなわち、図6に示すように、EL<E
Rとなるため、位置ずれが発生したと判断され、これに
より、一方の表示装置58が点灯して、運転室12内の
オペレータに位置ずれの検出を表示する。そこで、上記
オペレータは走行操作レバー61を中立位置Nに戻し、
これにより、前部走行モータ7aと後部走行モータ7b
とが共に駆動停止するため、前部駆動車輪9aと後部駆
動車輪9bとが共に回転停止し、以って、走行本体1が
停止する。
【0039】その後、上記オペレータが駆動切換スイ
ッチ60を一方の修正モードPaに切り換え、走行操作
レバー61を右切換位置Rに切り換える。これにより、
前部走行モータ7aのみが一方向へ回転駆動し、以っ
て、図6に示すように、前部駆動車輪9aのみが一方向
イへ回転する(後部駆動車輪9bは停止状態)。これに
より、走行本体1は、その場で、停止している後部駆動
車輪9bを中心として、前部側が右方向Aへ回動し、そ
の結果、図5に示すように、EL=ERとなって、位置
ずれが解消され、一方の表示装置58が消灯し、運転室
12内のオペレータに位置ずれが解消されたことを表示
する。
【0040】これに応じて、オペレータは走行操作レ
バー61を中立位置Nに戻し、これにより、前部走行モ
ータ7aが停止し、前部駆動車輪9aが停止し、以って
走行本体1が正規の姿勢で停止する。その後、上記
(1)のようにオペレータが駆動切換スイッチ60を通
常走行モードPnに切り換え、さらに、走行操作レバー
61を左右に操作することによって、走行本体1が左右
方向A,Bへ走行可能となる。
【0041】また、上記(2)のにおいて、オペレ
ータが駆動切換スイッチ60を他方の修正モードPbに
切り換え、走行操作レバー61を左切換位置Lに切り換
えてもよい。これにより、後部走行モータ7bのみが他
方向へ回転駆動し、以って、図7に示すように、後部駆
動車輪9bのみが他方向ロへ回転する(前部駆動車輪9
aは停止状態)。これにより、走行本体1は、その場
で、停止している前部駆動車輪9aを中心として、後部
側が左方向Bへ回動し、その結果、図5に示すように、
EL=ERとなって、位置ずれが解消され、一方の表示
装置58が消灯し、運転室12内のオペレータに位置ず
れが解消されたことを表示する。 (3)また、図8に示すように、走行本体1の前部が右
方向A側かつ後部が左方向B側へずれた場合の位置ずれ
修正動作を以下〜で説明する。
【0042】すなわち、図8に示すように、EL>E
Rとなるため、位置ずれが発生したと判断される。これ
により、他方の表示装置59が点灯して、運転室12内
のオペレータに位置ずれの検出を表示する。そこで、上
記オペレータは走行操作レバー61を中立位置Nに戻
し、これにより、前部走行モータ7aと後部走行モータ
7bとが共に駆動停止するため、前部駆動車輪9aと後
部駆動車輪9bとが共に回転停止し、以って、走行本体
1が停止する。
【0043】その後、上記オペレータが駆動切換スイ
ッチ60を一方の修正モードPaに切り換え、走行操作
レバー61を左切換位置Lに切り換える。これにより、
前部走行モータ7aのみが他方向へ回転駆動し、以っ
て、図8に示すように、前部駆動車輪9aのみが他方向
ロへ回転する(後部駆動車輪9bは停止状態)。これに
より、走行本体1は、その場で、停止している後部駆動
車輪9bを中心として、前部側が左方向Bへ回動し、そ
の結果、図5に示すように、EL=ERとなって、位置
ずれが解消され、他方の表示装置59が消灯し、運転室
12内のオペレータに位置ずれが解消されたことを表示
する。
【0044】これに応じて、オペレータは走行操作レ
バー61を中立位置Nに戻し、これにより、前部走行モ
ータ7aが停止し、前部駆動車輪9aが停止し、以って
走行本体1が正規の姿勢で停止する。その後、上記
(1)のようにオペレータが駆動切換スイッチ60を通
常走行モードPnに切り換え、さらに、走行操作レバー
61を左右に操作することによって、走行本体1が左右
方向A,Bへ走行可能となる。
【0045】また、上記(3)のにおいて、オペレ
ータが駆動切換スイッチ60を他方の修正モードPbに
切り換え、走行操作レバー61を右切換位置Rに切り換
えてもよい。これにより、後部走行モータ7bのみが一
方向へ回転駆動し、以って、図9に示すように、後部駆
動車輪9bのみが一方向イへ回転する(前部駆動車輪9
aは停止状態)。これにより、走行本体1は、その場
で、停止している前部駆動車輪9aを中心として、後部
側が右方向Aへ回動し、その結果、図5に示すように、
EL=ERとなって、位置ずれが解消され、他方の表示
装置58が消灯し、運転室12内のオペレータに位置ず
れが解消されたことを表示する。
【0046】上記(2),(3)のように、走行本体1
の走行を停止させたその場で、走行本体1の位置ずれを
修正することができるため、従来のように位置ずれの修
正に長い走行距離を要することはなく、短時間で位置ず
れの修正が行なえる。
【0047】次に、第2の実施の形態を図10〜図12
に基づいて説明する。図10に示すように、駆動切換ス
イッチ60は、前部モータ7aと後部モータ7bとが共
に同方向へ回転駆動可能となる通常走行モードPnと、
上記前部モータ7aと後部モータ7bとが互いに逆転可
能となる修正モードPcとに切り換え自在に構成されて
いる。
【0048】さらに、制御手段62は、走行操作レバー
61の操作に応じて、前部モータ7aと後部モータ7b
との回転駆動方向を以下のように制御する。 駆動切換スイッチ60が通常走行モードPnに切り換
えられている場合。 ・走行操作レバー61が右切換位置Rに切り換えられる
と、前部走行モータ7aと後部走行モータ7bとを共に
一方向へ回転駆動させることによって、前部駆動車輪9
aと後部駆動車輪9bとを共に一方向イへ回転する。 ・走行操作レバー61が左切換位置Lに切り換えられる
と、前部走行モータ7aと後部走行モータ7bとを共に
他方向へ回転駆動させることによって、前部駆動車輪9
aと後部駆動車輪9bとを共に他方向ロへ回転する。 ・走行操作レバー61が中立位置Nに戻ると、前部走行
モータ7aと後部走行モータ7bとを共に停止させるこ
とによって、前部駆動車輪9aと後部駆動車輪9bとを
共に停止する。 駆動切換スイッチ60が修正モードPcに切り換えら
れている場合。 ・走行操作レバー61が右切換位置Rに切り換えられる
と、前部走行モータ7aを一方向へ回転駆動させるとと
もに、後部走行モータ7bを反対の他方向へ回転駆動さ
せる。 ・走行操作レバー61が左切換位置Lに切り換えられる
と、前部走行モータ7aを他方向へ回転駆動させるとと
もに、後部走行モータ7bを反対の一方向へ回転駆動さ
せる。
【0049】以下、上記構成における作用を説明する。 (1)先ず、運転室12内のオペレータが駆動切換スイ
ッチ60を通常走行モードPnに切り換え、走行操作レ
バー61を右切換位置Rに切り換えた場合、前部走行モ
ータ7aと後部走行モータ7bとが共に一方向へ回転駆
動し、以って、図5に示すように、前部駆動車輪9aと
後部駆動車輪9bとが共に一方向イへ回転する。これに
より、走行本体1が走行経路16に沿って右方向Aへ走
行する。
【0050】また、走行操作レバー61を左切換位置L
に切り換えた場合、前部走行モータ7aと後部走行モー
タ7bとが共に他方向へ回転駆動し、以って、前部駆動
車輪9aと後部駆動車輪9bとが共に他方向ロへ回転す
る。これにより、走行本体1が走行経路16に沿って左
方向Bへ走行する。
【0051】上記のように走行本体1が右方向Aまたは
左方向Bへ走行している際、図5に示すように、走行本
体1の前部と後部とが左右方向A,Bにずれていない場
合、EL=ERとなり、位置ずれは発生していないと判
断される。 (2)また、図11に示すように、走行本体1の前部が
左方向B側かつ後部が右方向A側へずれた場合の位置ず
れ修正動作を以下〜で説明する。
【0052】すなわち、図11に示すように、EL<
ERとなるため、位置ずれが発生したと判断される。こ
れにより、一方の表示装置58が点灯して、運転室12
内のオペレータに位置ずれの検出を表示する。そこで、
上記オペレータは走行操作レバー61を中立位置Nに戻
し、これにより、前部走行モータ7aと後部走行モータ
7bとが共に駆動停止するため、前部駆動車輪9aと後
部駆動車輪9bとが共に回転停止し、以って、走行本体
1が停止する。
【0053】その後、上記オペレータが駆動切換スイ
ッチ60を修正モードPcに切り換え、走行操作レバー
61を右切換位置Rに切り換える。これにより、前部走
行モータ7aが一方向へ回転駆動するとともに後部走行
モータ7bが他方向へ回転駆動するため、図11に示す
ように、前部駆動車輪9aが一方向イへ回転するととも
に後部駆動車輪9bが反対の他方向ロへ回転する。これ
により、走行本体1は、その場で、前部側が右方向Aへ
回動するとともに後部側が左方向Bへ回動し、その結
果、図5に示すように、EL=ERとなって、位置ずれ
が解消され、一方の表示装置58が消灯し、運転室12
内のオペレータに位置ずれが解消されたことを表示す
る。
【0054】これに応じて、オペレータは走行操作レ
バー61を中立位置Nに戻し、これにより、前部走行モ
ータ7aと後部走行モータ7bとが停止し、前部駆動車
輪9aと後部駆動車輪9bとが停止し、以って走行本体
1が正規の姿勢で停止する。その後、上記(1)のよう
にオペレータが駆動切換スイッチ60を通常走行モード
Pnに切り換え、走行操作レバー61を左右に操作する
ことによって、走行本体1が左右方向A,Bへ走行可能
となる。 (3)また、図12に示すように、走行本体1の前部が
右方向A側かつ後部が左方向B側へずれた場合の位置ず
れ修正動作を以下〜で説明する。
【0055】すなわち、図12に示すように、EL>
ERとなるため、位置ずれが発生したと判断される。こ
れにより、他方の表示装置59が点灯して、運転室12
内のオペレータに位置ずれの検出を表示する。そこで、
上記オペレータは走行操作レバー61を中立位置Nに戻
し、これにより、前部走行モータ7aと後部走行モータ
7bとが共に駆動停止するため、前部駆動車輪9aと後
部駆動車輪9bとが共に回転停止し、以って、走行本体
1が停止する。
【0056】その後、上記オペレータが駆動切換スイ
ッチ60を修正モードPcに切り換え、走行操作レバー
61を左切換位置Lに切り換える。これにより、前部走
行モータ7aが他方向へ回転駆動するとともに後部走行
モータ7bが一方向へ回転駆動するため、前部駆動車輪
9aが他方向ロへ回転するとともに後部駆動車輪9bが
一方向イへ回転する。これにより、走行本体1は、その
場で、前部側が左方向Bへ回動するとともに後部側が右
方向Aへ回動し、その結果、図5に示すように、EL=
ERとなって、位置ずれが解消され、他方の表示装置5
9が消灯し、運転室12内のオペレータに位置ずれが解
消されたことを表示する。
【0057】これに応じて、オペレータは走行操作レ
バー61を中立位置Nに戻し、これにより、前部走行モ
ータ7aと後部走行モータ7bとが停止し、前部駆動車
輪9aと後部駆動車輪9bとが停止し、以って走行本体
1が正規の姿勢で停止する。その後、上記(1)のよう
にオペレータが駆動切換スイッチ60を通常走行モード
Pnに切り換え、走行操作レバー61を左右に操作する
ことによって、走行本体1が左右方向A,Bへ走行可能
となる。
【0058】次に、第3の実施の形態を図13に基づい
て説明する。すなわち、上記第1および第2の実施の形
態では2個の表示装置58,59(図1参照)を設けて
いるが、第3の実施の形態においては、表示装置65を
1個設けている。そして、走行本体1が図6または図8
のようにずれて、位置ずれ検出手段50がずれを検出し
た場合、上記表示装置65が点灯して、運転室12内の
オペレータに位置ずれの発生を表示する。この場合、表
示装置65は1個だけ設けられているため、表示装置6
5の点灯のみでは、オペレータは、走行本体1が図6の
ようにずれているのか或いは図8のようにずれているの
かを判別することができない。したがって、表示装置6
5が点灯した場合、オペレータは、運転室12内から外
側を目視して、走行本体1のずれの向きを確認する。
【0059】尚、上記のようにオペレータの目視で走行
本体1のずれの向きを確認し易いように、ガイドテープ
53に対して平行な左右方向の基準棒(図示せず)を走
行本体1に設けておき、ガイドテープ53に対する基準
棒のずれの方向を目視することによって、走行本体1の
ずれの向きを判別してもよい。
【0060】上記第3の実施の形態では、位置ずれ検出
手段50がずれを検出した場合、表示装置65が点灯し
て位置ずれの発生をオペレータに知らせているが、表示
装置65によって、ずれの向きとずれ量(ELとERと
の差)とを表示させてもよい。
【0061】次に、第4の実施の形態を図14に基づい
て説明する。駆動切換スイッチ60は、前部走行モータ
7aと後部走行モータ7bとが共に同方向へ回転駆動可
能となる通常走行モードPnと、前部走行モータ7aの
みが回転駆動可能となる第1の修正モードPa(第1の
実施の形態の一方の修正モードPaと同じ)と、後部走
行モータ7bのみが回転駆動可能となる第2の修正モー
ドPb(第1の実施の形態の他方の修正モードPbと同
じ)と、上記前部モータ7aと後部モータ7bとが互い
に逆転可能となる第3の修正モードPc(第2の実施の
形態の修正モードPcと同じ)とに切り換え自在に構成
されている。
【0062】これによると、走行本体1が図6〜図9の
ようにずれた場合、駆動切換スイッチ60を第1の修正
モードPaまたは第2の修正モードPbに切り換えるこ
とによって、先述した第1の実施の形態と同様にして、
走行本体1のずれを解消させることができる。
【0063】また、走行本体1が図11または図12の
ようにずれた場合、駆動切換スイッチ60を第3の修正
モードPcに切り換えることによって、先述した第2の
実施の形態と同様にして、走行本体1のずれを解消させ
ることができる。
【0064】上記各実施の形態では、図2に示すよう
に、前部シルビーム2aに4本の車輪9a,10aを設
けているが、4本以外の複数本であってもよい。また、
後部シルビーム2bの車輪9b,10bの本数も同様に
4本以外の複数本であってもよい。
【0065】上記各実施の形態では、前部駆動車輪9a
を前部シルビーム2aの左端部に位置させ、後部駆動車
輪9bを後部シルビーム2bの右端部に位置させている
が、前部駆動車輪9aを前部シルビーム2aの右端部に
位置させ、後部駆動車輪9bを後部シルビーム2bの左
端部に位置させてもよい。
【0066】上記各実施の形態では、表示装置58,5
9,65を点灯させることによって位置ずれを知らせて
いるが、音声等で知らせてもよい。上記各実施の形態で
は、図6に示すように、EL<ERの場合、走行本体1
の前部が左方向B側かつ後部が右方向A側へずれたと判
断しているが、一定の許容量αを持たせて、EL+α<
ERとしてもよい。また、図8に示すように、EL>E
Rの場合、走行本体1の前部が右方向A側かつ後部が左
方向B側へずれたと判断しているが、一定の許容量αを
持たせて、EL>ER+αとしてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明によると、走行本体
の走行を停止させたその場で、走行本体の位置ずれを修
正することができるため、従来のように位置ずれの修正
に長い走行距離を要することはなく、短時間で位置ずれ
の修正が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における荷役装置の
制御系のブロック図である。
【図2】同、荷役装置の斜視図である。
【図3】同、荷役装置の駆動切換スイッチの図である。
【図4】同、荷役装置の走行操作レバーの図である。
【図5】同、荷役装置の平面図であり、位置ずれしてい
ない状態を示す。
【図6】同、荷役装置の平面図であり、走行本体の前部
が左方向かつ後部が右方向へ位置ずれした状態を示す。
【図7】同、荷役装置の平面図であり、走行本体の前部
が左方向かつ後部が右方向へ位置ずれした状態を示す。
【図8】同、荷役装置の平面図であり、走行本体の前部
が右方向かつ後部が左方向へ位置ずれした状態を示す。
【図9】同、荷役装置の平面図であり、走行本体の前部
が右方向かつ後部が左方向へ位置ずれした状態を示す。
【図10】本発明の第2の実施の形態における荷役装置の
駆動切換スイッチの図である。
【図11】同、荷役装置の平面図であり、走行本体の前部
が左方向かつ後部が右方向へ位置ずれした状態を示す。
【図12】同、荷役装置の平面図であり、走行本体の前部
が右方向かつ後部が左方向へ位置ずれした状態を示す。
【図13】本発明の第3の実施の形態における荷役装置の
制御系のブロック図である。
【図14】本発明の第4の実施の形態における荷役装置の
駆動切換スイッチの図である。
【図15】従来の荷役装置の斜視図である。
【図16】同、荷役装置の平面図であり、走行本体の前部
が左方向かつ後部が右方向へ位置ずれした状態を示す。
【図17】同、荷役装置の制御系のブロック図である。
【符号の説明】
1 走行本体 7a 前部走行モータ(前部駆動装置) 7b 後部走行モータ(後部駆動装置) 9a 前部駆動車輪 9b 後部駆動車輪 10a 前部車輪 10b 後部車輪 16 走行経路 17 吊り装置 30 コンテナ(荷) 50 位置ずれ検出手段 58,59,65 表示装置 60 駆動切換スイッチ 61 走行操作レバー 62 制御手段 A 右方向 B 左方向 Pn 通常走行モード Pa 一方の修正モード Pb 他方の修正モード Pc 修正モード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行本体に、荷を吊り上げる吊り装置が
    設けられ、走行本体の前端部に、前部駆動装置によって
    回転駆動される前部駆動車輪が設けられ、走行本体の後
    端部に、後部駆動装置によって回転駆動される後部駆動
    車輪が設けられ、走行本体は、上記各駆動車輪の回転に
    より、走行経路に沿って左右方向へ走行自在に構成され
    ている荷役装置であって、走行本体に、走行本体の前端
    部と後端部との相対的な左右方向への位置ずれを検出す
    る位置ずれ検出手段と、位置ずれを表示する表示装置
    と、駆動切換スイッチと、走行操作レバーと、制御手段
    とが設けられ、上記駆動切換スイッチは、前部駆動装置
    と後部駆動装置とが共に同方向へ回転駆動可能となる通
    常走行モードと、前部駆動装置のみが回転駆動可能とな
    る一方の修正モードと、後駆動装置のみが回転駆動可能
    となる他方の修正モードとに切り換え自在に構成され、
    上記制御手段は、走行操作レバーの操作に応じて、前部
    駆動装置と後部駆動装置とのうち回転駆動可能な駆動装
    置を制御するように構成されていることを特徴とする荷
    役装置。
  2. 【請求項2】 走行本体に、荷を吊り上げる吊り装置が
    設けられ、走行本体の前端部に、前部駆動装置によって
    回転駆動される前部駆動車輪が設けられ、走行本体の後
    端部に、後部駆動装置によって回転駆動される後部駆動
    車輪が設けられ、走行本体は、上記各駆動車輪の回転に
    より、走行経路に沿って左右方向へ走行自在に構成され
    ている荷役装置であって、走行本体に、走行本体の前端
    部と後端部との相対的な左右方向への位置ずれを検出す
    る位置ずれ検出手段と、位置ずれを表示する表示装置
    と、駆動切換スイッチと、走行操作レバーと、制御手段
    とが設けられ、上記駆動切換スイッチは、前部駆動装置
    と後部駆動装置とが共に同方向へ回転駆動可能となる通
    常走行モードと、前部駆動装置と後部駆動装置とが互い
    に逆転駆動可能となる修正モードとに切り換え自在に構
    成され、上記制御手段は、走行操作レバーの操作に応じ
    て、前部駆動装置と後部駆動装置との回転駆動方向を制
    御するように構成されていることを特徴とする荷役装
    置。
  3. 【請求項3】 走行本体の前端部に複数の遊転自在な前
    部車輪が設けられ、走行本体の後端部に複数の遊転自在
    な後部車輪が設けられ、前部駆動車輪は左右一側端に位
    置するとともに、後部駆動車輪は左右他側端に位置する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の荷役装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020137520A1 (ja) * 2018-12-28 2020-07-02 株式会社三井E&Sマシナリー クレーンの制御システム及び制御方法
JP2020105007A (ja) * 2018-12-28 2020-07-09 株式会社三井E&Sマシナリー クレーンの制御システム及び制御方法
JP2021024662A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 株式会社三井E&Sマシナリー クレーンの制御システム及び制御方法

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