JP2002104261A - ハンドルを回動不能とする盗難防止の施錠装置。 - Google Patents

ハンドルを回動不能とする盗難防止の施錠装置。

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JP2002104261A
JP2002104261A JP2001247448A JP2001247448A JP2002104261A JP 2002104261 A JP2002104261 A JP 2002104261A JP 2001247448 A JP2001247448 A JP 2001247448A JP 2001247448 A JP2001247448 A JP 2001247448A JP 2002104261 A JP2002104261 A JP 2002104261A
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JP
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cylinder
handle
linear coil
locking device
fork
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JP2001247448A
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Hideaki Takahata
英明 降籏
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルを回動不能とする盗難防止の施錠装
置に関する。 【解決手段】 自転車等のフレームヘッド部(以下ヘッ
ド部という)に上から円筒Aを挿入し、円筒Aをヘッド
部に固定する手段と、円筒Aと同径の円筒Bをハンドル
フォーク部に挿入し固着し、円筒Bに、コイルスプリン
グ(以下線状コイルという)を巻き付け、ヘッド部に固
定した円筒Aに挿入し、線状コイルの上端を円筒Aに固
定する手段と、線状コイルの下端を折り曲げた、先端を
制御する手段とを備え、ハンドルフォークと連結したハ
ンドルステムを回転する事により、線状コイルの内面巻
き込み摩擦により、操舵機能を損なわせしめ、ハンドル
回動不能を、目的とする施錠装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車、自動二輪
車及び自動車等車両に関するハンドルシャフト等、回転
するシャフトを回動不能とし、操舵機能を不能とする、
施錠装置の改良を目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、自転車の施錠方式は、前輪もしく
は後輪のスポークの間に、シリンダー錠又はワイヤー錠
等(以下総括して、シリンダー錠等という)によって車
輪の回転を阻止する施錠方式がある、同様に自動車及び
自動二輪車の施錠方式はハンドルシャフトにシリンダー
を挿入し、ハンドルの操舵機能を不能とする施錠方式が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自転車に関しての施錠
装置は、従来のシリンダー錠等によって、前ホーク又は
後ホークに装着され、その装置本体は、外部に露出して
おり、外的衝撃や強い力を加えると取り付けネジの部分
から外れたり又、鍵穴から容易に開錠が可能である、本
発明の施錠装置は、施錠装置及び開錠機能を破壊撤去さ
れた場合に於いても、ハンドル操舵機能を不能とし、安
易な盗難の場合に於いてもわずかな移動しか与えず、放
置自転車の減少の対策とする事ができる。
【0004】自動車・自動二輪車に関して、前輪のハン
ドルを固定する自動二輪車の施錠方式は、外的衝撃や強
い力を加えるとシリンダーは折損し、安易な(特に50
CCバイク)盗難が可能である、一方自動車の場合も同
様な方式の為に機構は丈夫で有るが、外的衝撃や強い力
を加えて、破壊される可能性が高く、本発明の施錠装置
は、施錠装置及び開錠機能を破壊された場合も、ハンド
ル操舵機能を不能とし、電子的盗難防止器と併用する事
により、安易な盗難の場合に於いてもわずかな移動しか
与えず、盗難を減少させる対策とする事ができる。
【0005】全ての錠と称する錠は、破壊すると施錠機
能が解放されるのが従来の施錠装置である、本発明の施
錠装置は、施錠装置及び開錠機能を破壊除去すると施錠
状態を維持する機構を特徴とする。
【0006】
【課題がが解決する為の手段】自転車等のヘッド部に上
から円筒Aを挿入し、円筒Aをヘッド部に固定する手段
と、円筒Aと同径の円筒Bをハンドルフォーク部に挿入
し固着する、円筒Bに、線状コイルを巻き付け、ヘッド
部に固定した円筒Aに挿入し、線状コイルの上端を円筒
Aに固定する手段と、線状コイルの下端を折り曲げた、
先端を制御する手段とを備え、ハンドルフォークと連結
したハンドルステムを回転する事により、線状コイルの
内面巻き込み摩擦により、操舵機能を損なわせしめ、ハ
ンドル回動不能を、目的とする施錠装置。
【0007】自転車等のヘッド内部に上から円筒Aを挿
入し、円筒Aをヘッド部に固定する、円筒Aの内径は、
ハンドルフォークが充分回動可能な内径とする。
【0008】円筒Aと同一の外径を有する円筒Bをハン
ドルフォークに挿入固着し、円筒Bに線状コイルを巻き
付けたハンドルフォーク部を、ヘッド部の下から円筒A
に挿入し、線状コイルを円筒Aに巻き付け、上端を円筒
A固定する。
【0009】円筒Aと円筒Bを挿入接合後の状態は、円
筒Bの上部断面と、円筒Aの下部断面は密着する迄挿入
し、円筒Aと円筒Bの接合面は、線状コイル巻き長の中
央に位置する。
【0010】線状コイルの下端を折り曲げた先端を、ヘ
ッド部の操作穴から無作用の時、ハンドルフォーク部を
回転すると、円筒Aに固定された線状コイルの上端を基
点に、線状コイルの内面巻き込み摩擦により線状コイル
の下端から円筒Bの面に巻き込み、次第に円筒Aの面
に、巻き込み現象が至り、円筒AとBは連結される。
【0011】円筒Bを固着したハンドルフォークと、円
筒Aと固着されたヘッド部が、線状コイルの巻き込み現
象により連結され、円筒Aを基点に僅かの回転角度で、
ハンドルフォークは回動不能となり連結されたハンドル
ステムのハンドルによる操舵機能を損なわせしめ、ハン
ドル操作不能を目的とする施錠装置。
【0012】線状コイルの材質及び断面の形状は、あら
ゆる素材及び形状をいう。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
の形態を具体的に説明する。図1に於いて構成される自
転車等の6のヘッド部の上部に、5の円筒Aを挿入し、
6のヘッド部に固定する。
【0014】図1に示す、7のハンドルフォーク部に1
0のリングローラーベアリングを挿入し、5の円筒Aと
同一の外径を有する円筒Bを挿入固着する、8の線状コ
イルを巻き付け、6のヘッド部の下から7のハンドルフ
ォークを、5の円筒Aに挿入し、線状コイルを円筒Aに
巻き付け、線状コイル8の8Aで示す上端を5の円筒A
に固定する、其の結果ヘッド部と線状コイル8Aの上端
は固定される。又5の円筒Aの内径はハンドルフォーク
7が自由に回動可能な直径とする。
【0015】7のハンドルフォークを5の円筒Aに挿入
し、線状コイル8が、5の円筒Aと9の円筒Bの距離を
包括する範囲まで巻き付けられた後、ハンドルフォーク
部の先端7Aのネジ山にリングローラーベアリング4を
介しロックリング3で締め付け組み立てられ、図2を構
成する。1及び2のハンドルステムは2Aのハンドルフ
ォーク連結部を介して、ハンドルフォーク部7に連結さ
れ、1のハンドルにより7のハンドルフォークは回動す
る。
【0016】組み付けられたヘッド部内部は、図2の構
成を示し、ヘッド部6と円筒Aの5は固着され、ハンド
ルフォーク7と円筒Bの9は固着されている、線状コイ
ル8の上端の8Aは円筒5と固定され、線状コイル8は
円筒Aの5と円筒Bの9の接合面を包括する様位置す
る。
【0017】そして線状コイル8の下端を折り曲げた先
端8Bは、図2で示すヘッド部A−A′線を矢印方向よ
り見た断面図の図3の通り、円筒Bの9の面より見て垂
直に数ミリ立て、其の折り曲げた先端8Bは、図4に示
す図3のC部A−A′拡大断面図の様にヘッド部の内部
位置、12の距離に位置する。
【0018】次に機能説明として、図2のヘッド部A−
A′線を矢印方向より見た断面図の図3で示す、線状コ
イル8の下端の8Bを図3の状態のまま無操作状態で、
13の方向にハンドルフォークと連結したハンドルステ
ムを回転すると、線状コイルの内面巻き込み摩擦によ
り、線状コイル8の上端8Aを基点に、円筒Bの9の外
面を締め付けられ次第に円筒Aの外面をも締め付け、結
果、円筒Aの5と円筒Bの9は密着固定されハンドルス
テムの回動を困難とし、操舵機能を損なわせしめる。
【0019】次に、図2のヘッド部A−A′線を矢印方
向より見た断面図の図3で示す、線状コイル8の下端の
8Bを図3の状態のまま無操作状態で、逆に14の方向
にハンドルフォークと連結したハンドルステムを回転す
ると、線状コイルの内面に開く応力が働き、ハンドルス
テムは緩やかに回転するが、元に戻そうと13の方向に
回転しても、内面巻き込み摩擦により、回動せず操舵機
能を損なわせしめる。
【0020】次に、図2のヘッド部A−A′線を矢印方
向より見た断面図の図3で示す、線状コイル8の下端の
8Bを図3で示す15の位置に数ミリ移動し、線状コイ
ル8を開いた状態を維持させると、線状コイル8は、1
5迄移動した距離に比例して、全般に渡り延伸し線状コ
イルの内径が、大きくなり内面摩擦力がごくわずかにな
り、ハンドルフォークと連結したハンドルステムは1
3、14いずれの方向にも回動し、操舵機能を行わしめ
る施錠装置。
【0021】図2のヘッド部A−A′線を矢印方向より
見た断面図の図3で示す、11の線状コイル操作穴の上
に、従来と類似した、開錠装置で(単独錠を言い以下ア
クセサリー錠と言う)、線状コイル8の下端の8Bを、
図の15の位置に、数ミリメートル移動し、その位置を
保持可能なアクセサリー錠を取り付け、ハンドルフォー
クと連結したハンドルステムの回動を、制御する施錠装
置。
【0022】図2のヘッド部11の線状コイル操作穴の
上に取り付けた、従来と類似したアクセサリー錠を破
壊、もしくは除去された場合でも、図2のA−A′矢印
方向より見た断面図の図3のC部拡大図の図4で示す様
に、ヘッド部の操作穴と線状コイル8の下端の先端8B
の距離は12に示す位置に有り、容易にクギその他の物
体によって、15の位置に移動し、保持する事を困難と
した、施錠装置である。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の説明した様に構成されて
いるので、線状コイルの内面巻き込み摩擦により、操舵
機能を損なわせしめ、ハンドル回動不能を、目的とする
施錠装置で、以下に記載するような、効果を有する。
【0024】従来からある自転車等の錠は、シリンダー
錠等アクセサリー錠によって、車輪の回転を阻止する施
錠方式と本発明の方式は大きく異なり、ハンドルステム
と連結されたハンドルフォークに線状コイルを巻き付け
線状コイルの一端を制御する事により、線状コイルの内
面摩擦力の強さを制御して、ハンドルステムの回動を阻
止したり回動可能とする施錠機能を備え、盗難防止とす
る事ができる。
【0025】車輪は回転するが、ハンドルの回動を阻止
して、安易な盗難による移動距離を短く抑える盗難防止
とした施錠装置で、放置化防止の対策とする事ができ
る。
【0026】従来と類似のアクセサリー錠をヘッド部1
1の線状コイル操作穴に取り付けて、施錠の操作を行う
が、取り付けたアクセサリー錠等を、破壊されたり撤去
されても、線状コイル操作穴から、容易にクギその他の
物体によって、線状コイルを広げた位置、15の位置に
移動保持する事を困難として、盗難防止する事ができ
る。
【0027】従来ある施錠装置の開錠装置である鍵機構
は、複雑な溝を有して開錠を困難とする方法を取る施錠
装置が多く発明されているが、安価なアクセサリー錠と
同等の装置と本発明の施錠装置を組み合わせる事により
安価で、更に困難な施錠機能を確保できる。
【0028】ハンドルを回動不能とする発明は数多く有
るが、本発明の施錠装置は、部品点数も少なく、複雑な
構造でなく、生産性も高く、又ヘッド部に取り付ける、
従来あるアクセサリー錠と同等な施錠装置を、新たに供
給するための市場喚起が見込まれる。
【0029】自転車はもとよりバイク等、円筒形のハン
ドル機構を有する車両等、新しい施錠装置として利用出
来る。
【0030】鍵を掛ける時、開放し(非施錠)すなわち
開錠し、鍵を掛けない時、錠が掛かる逆転の発想であ
る。
【0031】言葉の定義錠とは、取り付けて開けられな
い様にする金具等をいう。鍵とは、錠を開け閉めする道
具をいう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の部品展開図である。
【図2】本発明のヘッド部の部品構成図である。
【図3】図2のヘッド部のA−A′線を矢印方向から見
た断面図を示す。
【図4】図3のC部の拡大断面図を示す。
【符号の説明】
1 ハンドルバー 2 ハンドルステム 2A ハンドルステムとハンドルフォーク連絡部 3 ハンドルフォークロックリング 4 リングローラーベアリング(上部) 5 円筒A 6 ヘッド部 7 ハンドルフォーク 7A ハンドルフォークとヘッド部組み付け固定用ネジ
山 8 線状コイル(コイルスプリング) 9 円筒B 10 リングローラーベアリング(下部) 11 ヘッド部線状コイル操作穴 12 線状コイル下端の先端8Bとヘッド部操作穴間の
距離 13 ハンドルフォーク左回転を示す 14 ハンドルフォーク右回転を示す 15 線状コイル下端の先端8Bの移動位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車等のフレームヘッド部(以下ヘッ
    ド部という)に上から円筒Aを挿入し、円筒Aをヘッド
    部に固定する手段と、円筒Aと同径の円筒Bをハンドル
    フォーク部に挿入し固着する、円筒Bに、コイルスプリ
    ング(以下線状コイルという)を巻き付け、ヘッド部に
    固定した円筒Aに挿入し、線状コイルの上端を円筒Aに
    固定する手段と、線状コイルの下端を折り曲げた、先端
    を制御する手段とを備え、ハンドルフォークと連結した
    ハンドルステムを回転する事により、線状コイルの内面
    巻き込み摩擦により、操舵機能を損なわせしめ、ハンド
    ル回動不能を、目的とする施錠装置。
JP2001247448A 2001-07-13 2001-07-13 ハンドルを回動不能とする盗難防止の施錠装置。 Pending JP2002104261A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102383674A (zh) * 2010-09-06 2012-03-21 罗士中 螺纹隐藏式锁杆调节装置

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