JP2002103749A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

印刷装置及びその制御方法

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JP2002103749A JP2000301522A JP2000301522A JP2002103749A JP 2002103749 A JP2002103749 A JP 2002103749A JP 2000301522 A JP2000301522 A JP 2000301522A JP 2000301522 A JP2000301522 A JP 2000301522A JP 2002103749 A JP2002103749 A JP 2002103749A
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淳一 寺内
Takahiko Nakamura
孝彦 中村
Shoichi Miyata
昇一 宮田
Yutaka Kaneda
裕 金田
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    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
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    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/54Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements
    • B41J3/543Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed with two or more sets of type or printing elements with multiple inkjet print heads

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の印字部を有する印刷装置において、排
紙部を1つに集約し、コレート作業をなくし、かつ高速
な印刷処理を可能とする印刷装置及びその制御方法を提
供すること。 【解決手段】 入力された印字データに基づいて印刷用
紙に対して印字処理を行う印字ヘッドと当該印刷用紙の
紙送り機構とを少なくとも有する印字部を複数備えた印
刷装置であって、前記印刷用紙上に印刷する多枚数印字
データを入力する印字データ入力部101aと、前記各
印字部に前記多枚数印字データを頁単位で振り分ける印
字データ振り分け部101bと、前記複数の印字部のそ
れぞれに印刷用紙を搬送する給紙搬送部103と、前記
複数の印字部のそれぞれから排出される印刷用紙を搬送
する排紙搬送部105とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の印字ヘッド
を備えた印刷装置とその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大量の印刷物を作成する場合などにおい
て、複数台のプリンタを用いて、1台のパソコンからネ
ットワークに接続したこれら複数台のプリンタへ印字デ
ータを振り分け、複数台の印刷装置を並列に動作させる
ことにより、印刷物の作成字時間を短縮するクラスタプ
リンタというものが提案されている。
【0003】また、複数の印字部を並列に配置して印字
データを振り分け、これらの印字部を並列に動作させる
ことにより、高速印刷を実現するプリンタが、例えば、
特開平11−348385号公報等に掲載されている。
これによれば、複数の印字部を並列に動作させること
で、同一性能の印字部を1台のみ使用した印刷装置と比
べて、高速に印刷を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなプリンタによれば、以下に述べるような問題点が
あった。 すなわち、頁毎の印字所要時間を計算して、
印字効率が高まるように(トータル印字時間が短くなる
ように)頁毎の印字データを各プリンタに振り分けた場
合に、各プリンタにそれぞれ排紙部があるため、それぞ
れの排紙部に印刷物を回収して周らなければならない
し、印刷物の頁順などがばらばらになっているため、手
作業でコレートしなければならない。頁順などを分かり
やすくする為には、振り分けを行わなければ良いが、デ
ータ量が多い頁が一つの印字部に集中してしまうと印刷
速度が遅くなってしまう。
【0005】また、一体型で複数の印字部を持つ印刷装
置では、各印字部へ用紙を給排紙する際に印字開始及
び、印字終了のタイミング制御が必要となる。
【0006】また、一体型で複数の印字部を持つ印刷装
置では、各印字部で印字の終わった印刷用紙のタイミン
グが異なっていると、排紙の制御に手間がかかる。
【0007】また、頁毎の印字データを各印字部に振り
分ける振り分け方法として、印字原稿の頁数、部数、各
頁の印字所要時間により最適な方法が変わってくるた
め、ユーザに最適な振り分け方を選択させるのは困難で
ある。
【0008】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、複数の印字部を有する印刷装置において、排紙部
を1つに集約し、ユーザによるコレート作業をなくし、
かつ高速な印刷処理を可能とする印刷装置及びその制御
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の印刷装置は、入力された印字デー
タに基づいて印刷用紙に対して印字処理を行う印字ヘッ
ドと当該印刷用紙の紙送り機構とを少なくとも有する印
字部を複数備えた印刷装置であって、前記印刷用紙上に
印刷する多枚数印字データを入力する印字データ入力手
段と、前記各印字部に前記多枚数印字データを頁単位で
振り分ける印字データ振り分け手段と、前記複数の印字
部のそれぞれに印刷用紙を搬送する給紙搬送手段と、前
記複数の印字部のそれぞれから排出される印刷用紙を搬
送する排紙搬送手段とを具備することを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、 頁毎の印字データを
印字効率が良くなるように各印字部に振り分けて印字し
た場合に印字効率が良いことに加え、排紙部が1つに集
約されているため、印刷物が複数の排紙部にばらばらに
出てくることがなく、ユーザは印刷物をスムーズに受け
取ることが可能となる。
【0011】請求項2記載の印刷装置は、請求項1記載
の印刷装置であって、前記印字データ振り分け手段は、
前記多枚数印字データの各頁の印字処理に要する時間を
計算する印字時間計算手段と、前記印字時間計算手段の
計算結果に基づいて、前記各印字部に対する多枚数印字
データの振り分け順序及び印字タイミングを決定する印
字時間調節手段とを具備することを特徴とする。
【0012】請求項3記載の印刷装置は、請求項2記載
の印刷装置であって、前記排紙搬送手段において各印字
部から排出される印刷用紙が重ならないように、各印字
部の印字開始タイミングを段階的に変化させる印字開始
タイミング調節手段を具備することを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、給紙排紙それぞれの用
紙搬送の際に、1枚ずつ用紙を搬送するため、同時に複
数枚の用紙が用紙搬送部に送られることがなく、給紙排
紙の用紙搬送制御が容易に行える。
【0014】また、頁順序をもつ印刷物を印刷した場合
においては、印刷が終了した時点で、排紙トレイに収容
された印刷物の頁順序が揃っているためコレートする必
要がない。
【0015】請求項4記載の印刷装置は、請求項2記載
の印刷装置であって、前記印字時間調節手段が、印字処
理に要する時間の大きい頁順に前記多枚数印字データを
並び替え、並べ替え結果を記憶する並べ替え結果記憶手
段と、前記並べ替え結果を参照して、前記印字部に対し
て前記多枚数印字データを振り分ける振り分け順序決定
手段とを具備することを特徴とする。
【0016】請求項5記載の印刷装置は、請求項1記載
の印刷装置であって、前記印字データ振り分け手段は、
前記複数の印字部の夫々から排出される印刷用紙の頁順
序が乱れないように、前記印字部から排紙搬送手段へ用
紙を排出するタイミングを調整する排紙タイミング調節
手段を具備することを特徴とする。請求項6記載の印刷
装置は、請求項1記載の印刷装置であって、前記印字デ
ータ振り分け手段は、印字の終了した印字部から順に逐
次印字データを振り分けることを特徴とする。請求項7
記載の印刷装置は、請求項2記載の印刷装置であって、
前記印字時間調節手段は、印字終了順序が所望の順序と
なるよう、各印字部に対して印字終了時間を基準として
印字データを振り分けることを特徴とする。請求項8記
載の印刷装置は、請求項1記載の印刷装置であって、複
数の印字データ振り分け手段を有し、前記複数の印字デ
ータ振り分け手段のうちの一つを選択する印字モード選
択手段を備えることを特徴とする。請求項9記載の印刷
装置は、請求項1記載の印刷装置であって、前記各印字
部が前記印刷装置に対して着脱自在に構成され、前記印
字データ振り分け手段は、前記印刷装置に装着されてい
る印字部に対して前記振り分け処理を行うことを特徴と
する。
【0017】請求項10記載の印刷装置の制御方法は、
入力された印字データに基づいて印刷用紙に対して印字
処理を行う印字ヘッドと当該印刷用紙の紙送り機構とを
少なくとも有する印字部を複数備えた印刷装置の制御方
法であって、前記印刷用紙上に印刷する多枚数印字デー
タを入力するステップと、前記各印字部に前記多枚数印
字データを頁単位で振り分けるステップとを有すること
を特徴とする。
【0018】上記構成によれば、印字時間にかかる待ち
時間が極力少なくなるため、印字効率が向上する。
【0019】また、特に頁毎の印字に要する時間の差が
大きいほど印字効率がよくなる。
【0020】請求項11記載の印刷装置の制御方法は、
請求項10記載の印刷装置の制御方法であって、前記多
枚数印字データの各頁の印字処理に要する時間を計算す
るステップを有し、前記計算結果に基づいて、前記各印
字部に対する多枚数印字データの振り分け順序及び印字
タイミングを決定することを特徴とする。
【0021】請求項12記載の印刷装置の制御方法は、
請求項11記載の印刷装置の制御方法であって、各印字
部から排出される印刷用紙が重ならないように、各印字
部の印字開始タイミングを段階的に変化させることを特
徴とする。
【0022】請求項13記載の印刷装置の制御方法は、
請求項11記載の印刷装置の制御方法であって、印字処
理に要する時間の大きい頁順に前記多枚数印字データを
並び替え、並び替え結果を記憶するステップと、前記並
び替え結果を参照して、前記印字部に対して前記多枚数
印字データを振り分けるステップとを備えることを特徴
とする。
【0023】請求項14記載の印刷装置の制御方法は、
請求項10記載の印刷装置の制御方法であって、前記複
数の印字部の夫々から排出される印刷用紙の頁順序が乱
れないように、前記印字部から印刷用紙を排出するタイ
ミングを調整することを特徴とする。請求項15記載の
印刷装置の制御方法は、請求項10記載の印刷装置の制
御方法であって、印字の終了した印字部から順に逐次印
字データを振り分けることを特徴とする。請求項16記
載の印刷装置の制御方法は、請求項11記載の印刷装置
の制御方法であって、印字終了順序が所望の順序となる
よう、各印字部に対して印字終了時間を基準として印字
データを振り分けることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。
【0025】〔実施の形態1〕図1は、本発明の第1の
実施の形態に係るマルチレイヤー印刷装置の構成を示す
ための説明図である。図において、100はマルチレイ
ヤー印刷装置の本体であり、制御部101と、印刷用紙
を収容する給紙トレイ106と、給紙トレイ106に印
刷用紙を収容し印刷用紙を順次送り出す給紙部102
と、複数の印字部104に印刷用紙を搬送する給紙搬送
部103と、印刷用紙に印字する手段としての複数の印
字部104と、印字部104から送り出された印刷用紙
を排紙トレイ107に搬送する排紙搬送部105と、排
紙搬送部105から送り出された印刷用紙を収容する排
紙トレイ107とを備えている。ここで、上記給紙搬送
部103及び排紙搬送部105は、本実施形態のように
印字部が縦置きの機構である場合には、吸引により搬送
ベルトに印刷用紙が吸い付く機構を設けてもよい。
【0026】上記制御部101は、印刷用紙上に画像形
成する印字データが入力される印字データ入力部101
aと、印字データを頁単位で分割し、各印字部に対して
出力する印字データを印字データの頁単位で振り分ける
印字データ振り分け部101bとから構成される。
【0027】上記印字部104は、本実施形態では、図
2に示すように、回転軸201aを中心に回動自在で給
紙搬送部103から送り出された印刷用紙を印字部に取
り込む給紙分離爪201と、印刷用紙を給紙ローラ20
3に搬送する補助手段としての第1の用紙送りガイド板
202と、印字速度に従って印刷用紙を給紙する給紙ロ
ーラ203と、印刷用紙に印字する印字ヘッド204
と、印刷用紙を排紙搬送部105に送り出す排紙ローラ
205と、印刷用紙を排紙搬送部105に搬送する補助
手段としての第2の用紙送りガイド板206とから構成
され、1枚の印刷用紙に対して印刷を行う機能を有す
る。
【0028】また、本実施形態では、上記印字部104
は、マルチレイヤー印刷装置の本体100に固定された
状態としてあるが、図3に示すように、印字部ユニット
300からなる構成とし、本体100から一つずつ取り
外し可能にしてもよい(図4)。このとき、上記印字部
ユニット300は、図5に示すように、マルチレイヤー
印刷装置の本体100から着脱するための手段として印
字部ユニット取り出し用取っ手301と、印字部ユニッ
ト取り出し補助レール302などで構成可能である。
【0029】さらに、印字を行っている最中に、印字部
ユニットを本体から取り外せないようにロックし、印字
が終了又は中断した場合には、ロックを解除する機構を
設け、装置の故障及びトラブルを引き起こさないような
機構を設けてもよい。
【0030】印字部ユニット300の内部の詳細は、上
記印字部104と同様であるため説明を省略する。
【0031】また、本実施形態では、マルチレイヤー印
刷装置本体100に5つの印字部104または印字部ユ
ニット300を搭載したものとしているが、印字部10
4または印字部ユニット300の数は、さらに多くある
いは少なくてもよい。
【0032】上記制御部101は、本実施形態では、図
6に示すように、印刷要求端末401と、操作部402
と、印字部104又は印字部ユニット300と接続およ
び通信機能を有し、パソコン等の外部より入力される印
刷要求または多枚数の印字データを取り込む処理と、外
部より取り込まれた多枚数印字データを頁毎に分解し
て、各印字部へ頁毎の印字データを送信する処理と、印
刷用紙の給紙から排紙までの搬送コントロール処理とを
行う。なお、ここでいう多枚数の印字データとは、一頁
多部数、多頁一部数、多頁多部数を含む。
【0033】上記印刷要求端末401は、パソコン、ス
キャナ、メモリ媒体、通信回線、無線通信機、携帯端末
(PDA、デジカメ等)等の印刷要求および印字データを
印刷装置に送信できるものである。
【0034】上記操作部402は、印刷制御に関する操
作を自動または手動で行うかを選択するモード選択部4
03と接続している。本実施例では、モード選択部をボ
タンとして示してあるが、パソコン等の外部よりモード
選択信号を制御部に送信することで、モードを設定して
もよい。
【0035】次に、以上のように構成されたマルチレイ
ヤー印刷装置の動作について説明する。
【0036】まず、制御部101は、印刷要求端末40
1から印刷要求および印字データを受け取る。
【0037】次に、制御部101は、受け取った印刷要
求および印字データに従って給紙部102、印字部10
4に制御信号を送る。給紙部102は、前記制御信号に
従って給紙トレイ106にセットされた印刷用紙を一枚
ずつ給紙し、給紙搬送部103に送る。給紙搬送部10
3は、給紙部102より送られてきた印刷用紙を各印字
部104へと搬送する。ここで、本実施形態では、複数
ある印字部のどの印字部へ印刷用紙を搬送するかという
制御は給紙搬送部103側では行わず、各印字部104
側で印刷用紙を取り込む機構を備えている。
【0038】すなわち、各印字部は、制御部からの制御
信号に従って給紙分離爪201を回転軸201aを中心
に回動することにより、給紙搬送部103より送られて
きた用紙を印字部104内へ取り込む。取り込まれた印
刷用紙は、第1の用紙送りガイド板202に案内され、
給紙ローラ203に取り込まれる。給紙ローラ203
は、制御部101からの制御信号に従って印字速度に合
わせて紙送りし、印字ヘッドにより印刷用紙に印刷が行
われる。印刷された印刷用紙は、排紙ローラ205によ
り搬送され、第2の用紙ガイド送り板206に案内さ
れ、排紙搬送部105へ送られる。排紙搬送部105
は、各印字部104より送られてきた印刷用紙を排紙ト
レイ107へ搬送する。排紙トレイ107には、排紙搬
送部105から送られてきた印刷用紙が、印刷面を上面
として順次積み上げられていく。
【0039】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態に係るマルチレイヤー印刷装置によれば、 頁毎
の印字データを印字効率が良くなるように各印字部に振
り分けて印字した場合に印字効率が良いことに加え、印
刷物が複数の排紙部にばらばらに出てくることがなく、
1つの排紙部に集約されるため、ユーザは印刷物をスム
ーズに受け取ることが可能となる。
【0040】〔実施の形態2〕この実施形態2では、前
述した実施形態1のマルチレイヤー印刷装置において、
頁順序のある印刷物を印刷する場合の印字制御処理を行
う例について述べる。基本的な構成及び動作は、前述し
た実施の形態1と同様である。本実施例では、簡略化の
ため、マルチレイヤー印刷装置において印字部を5つ使
用し、15頁ある印刷物を1部印刷する場合について述
べる。
【0041】頁順序のある印刷物を印刷する場合に、タ
イミング図7に示すように、印字にかかる時間が長い頁
と短い頁とを各印字部に割り当てて印刷を行うと、印字
時間の短い頁を多く印字している印字部は、印字時間の
長い頁を追い越してしまう。従って、印刷が終了した時
点で排紙トレイに収容された印刷物の頁順序が違ってし
まうという不具合が生じる。
【0042】この例では、タイミング図7に示すよう
に、印字部1で11頁を印刷し終わる前に、印字部5で
15頁、10頁の印字が終わってしまっている。このよ
うな不具合が生じないようにするため、本実施の形態で
は、例えば、タイミング図7の例によれば、印字時間が
長いのは11頁、6頁、1頁となるので、タイミング図
8に示すように、その他の頁は全て11頁、6頁、1頁
の印字時間に合うように待機時間を入れて印字を行う。
【0043】ここで、待機時間は、印字工程のいずれか
の部分に設けられるが、ここでは、印字後に待機時間を
設けている。印字後に待機時間を設けると、インクの乾
燥時間に充当することができ、より効果的である。
【0044】次に、上記タイミングで印字処理を行うた
めの制御方法について図9及び図10のフローチャート
を用いて説明する。フローチャート図9は印字処理のメ
インフローであり、フローチャート図10は印字処理の
サブルーチンである。
【0045】本実施形態では、頁毎の印字時間を印字デ
ータの印字率より予め計算しておき、この印字時間を基
に、印字時間の最も長い印字部に他の印字部の印字時間
が同じになるように調整を行う。
【0046】ステップS501〜S503は、印字の準
備段階であり、ステップS504〜S512は、印刷物
全頁を印字部に振り分けて印刷する段階である。
【0047】まず、ステップS501において、制御部
101は、印刷要求および印字データをパソコン等の印
刷要求端末401より受信する。
【0048】次に、ステップS502において、制御部
101は、受信した印字データを頁毎のデータに分割
し、ステップS503において、残り印刷枚数を表す頁
の変数jが印刷用紙のトータル枚数n(1部の頁数×部
数)に設定され、ループカウントの変数tは初期値0に
設定される。
【0049】次に、ステップS504において、定数m
を現在使用可能な印字部の数、変数kを今回印字を行う
印字部の数とし、残り印刷枚数jが印字部の数mより大
きければ、変数kに印字部の数mを代入し(S50
5)、残り印刷枚数jが印字部の数mより小さければ、
変数kに残り印刷枚数jを代入する(S506)。
【0050】次にステップS507において、下段の印
字部から順に上段の印字部へ頁データを頁の終わりから
順に割り当てる。これは、印刷用紙が印刷されて排紙ト
レイに収容されたときに頁順にソートされた状態にして
おくためである。
【0051】次にステップS508において、制御部1
01は、各頁の印字にかかる印字時間を計算し、ステッ
プS509において、印字部に割り当てた頁の中で最長
の印字時間を変数h(t)に代入する。また、最長の印
字時間をもつ印字部の番号をaとする。
【0052】次にステップS510において、印字ヘッ
ドは、印字用紙に対して印字を行う。
【0053】次にステップS511において、頁の変数
jから、今回印字した枚数kを減算する。また、ループ
カウントに1を加算する。
【0054】次にステップS512において、まだ印字
を行っていない頁があった場合には、S504に戻り印
字を繰り返す。全ての印字が終わっていれば印字終了と
する。
【0055】次に、上記ステップS510のサブルーチ
ンの詳細を、フローチャート図10に示す。
【0056】ステップS521〜S524は、マルチレ
イヤー印刷装置の使用する印字部の上段から順に給紙搬
送部104より各印字部に印刷用紙を1枚ずつ給紙する
ためのフローである。
【0057】まず、ステップS521において、変数i
を印字部番号として、印字部の数mから印字を行う印字
部の数kを減算し、1加えた数が変数iに代入される。
ここで印字部番号は、マルチレイヤー印刷装置本体の印
字部の上段から下段へ昇順で番号がふられるものとす
る。
【0058】次に、ステップS522において、給紙部
は、前記ステップS521で入力された印字部番号iの
印字部へ印刷用紙を給紙する。
【0059】次に、ステップS523において、印字部
番号iに1を加算し、ステップS524において、印字
部番号iが印字部の数mより小さければ、ステップS5
22に戻り、給紙を繰り返す。
【0060】次に、上記ステップS521〜S524の
フローにより使用する印字部全てに1枚ずつ給紙される
と、ステップS525a、S525b、S525c、S5
25dにおいて、各印字部は同時に印字を開始する。
【0061】次に、前記ステップS509で印字部に割
り当てた頁の中で最長の印字時間を持つ印字部が印字部
aだったとすると、印字部aは、通常に印刷を行い(S5
25c)、それ以外の印字部(S526a、S526b、
S526d)は印字開始からh(t)経つまで待ってい
る。
【0062】次に、ステップS527〜S530は、マ
ルチレイヤー印刷装置の使用する印字部の下段から順に
排紙搬送部105に各印字部で印刷された印刷用紙を1
枚ずつ排紙するためのフローである。
【0063】まず、ステップS527において、印字部
番号iに印字部の数mを代入し、ステップS528にお
いて、印字部iから印刷された印刷用紙を排紙搬送部へ
排紙する。
【0064】次に、ステップS529において、印字部
番号から1を減算し、ステップS530において、印字
部番号iが印字部の数mから印字を行う印字部の数kを
減算し、1加えた数より大きい場合には、ステップS5
28に戻り排紙を繰り返し、1加えた数より小さい場合
には、排紙終了とする。
【0065】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態に係るマルチレイヤー印刷装置の制御方法によれ
ば、印刷に要する時間が全ての印字部で同じになるた
め、排紙のタイミング制御がしやすくなる。また、頁順
序をもつ印刷物を印刷した場合においては、印刷が終了
した時点で、排紙トレイに収容された印刷物の頁順序が
揃っているためコレートする必要がない。
【0066】また、一括して給紙排紙を行う構成とすれ
ば、印字中に給紙・排紙機構を動かす必要がないため省
電力である。
【0067】〔実施の形態3〕この実施形態3では、基
本的な構成及び動作は、前述した実施の形態1と同様で
あるが、印刷開始のタイミングを各印字部で段階的に調
節するという点が異なる。すなわち、印字開始のタイミ
ングを印字部毎に段階的にずらすという調整を行う。ず
らす量は、(総給排紙時間/k)とすれば良く(総給排
紙時間は全印字部の給排紙するのに要する時間)、排紙
搬送部には1つの印字部からのみ用紙が排出され、排紙
部では連続して一定間隔で印刷用紙が一枚ずつ排紙され
る。なお、総給排紙時間は、印字部の数及び印刷用紙サ
イズにより異なる時間となる。本実施例では、簡略化の
ため、マルチレイヤー印刷装置において印字部を5つ使
用し、15頁ある印刷物を1部印刷する場合について述
べる。
【0068】以下に、上記タイミングで印字処理を行う
ための制御方法について図12のフローチャートを用い
て説明する。
【0069】メインフローは実施の形態2と同じである
ため説明は省略し、印字のフロー(S510)のサブル
ーチンについてのみ説明する。
【0070】まず、ステップS541において、印字番
号の変数iが印字部の数mに設定される。ここで、印字
番号を示す変数iはmに初期化される。
【0071】次に、ステップS542において、総給排
紙時間よりも印字時間が短い場合には(S542−YE
S)、ステップS543で最長の印字時間h(t)を総給排
紙時間とし、総給排紙時間よりも印字時間が長い場合は
h(t)は変更しない(S542−NO)。ステップS545
において各印字部の給排紙が重複しないように(総給排
紙時間/kの間)待つ。
【0072】タイミング図11は、実施形態2と同じ印
字データに、本実施の形態を適用したもので、用紙一枚
ずつ順番に給排紙が行われる。
【0073】次に、ステップS546において、給紙部
および給紙搬送部は、印刷用紙を印字部iに給紙し、ス
テップS547において、印字部iで印刷用紙に印字を
開始する。
【0074】次に、ステップS548において、印字ヘ
ッドが印字を開始したら、バックグラウンド処理で印字
を行い、印字開始からh(t)経ったら、同様にバックグラ
ウンド処理で排紙を行う。
【0075】次に、ステップS549において、印刷を
行う印字部が1つ上の印字部になるように印字番号の変
数iから1を減算する。
【0076】次に、ステップS550において、印字部
iが最下部の印字部から順に上に数えてk番目の印字部
以下の場合には、ステップS542に戻り、k番目の印
字部より大きい場合には印字終了とする。
【0077】以上説明したように、本発明の第3の実施
の形態に係るマルチレイヤー印刷装置によれば、給紙排
紙それぞれの用紙搬送の際に、1枚ずつ用紙を搬送する
ため、同時に複数枚の用紙が用紙搬送部に送られること
がなく、給紙排紙の用紙搬送制御が容易に行える。
【0078】また、本発明の第2の実施の形態と同様
に、頁順序をもつ印刷物を印刷した場合においては、印
刷が終了した時点で、排紙トレイに収容された印刷物の
頁順序が揃っているためコレートする必要がない。
【0079】〔実施の形態4〕この実施形態4では、基
本的な構成及び動作は、前述した実施の形態1と同様で
あるが、印字にかかる時間を予め計算しておき、効率が
良くなるように頁毎の印字データを各印字部へ振り分け
るという点が異なる。すなわち、印字が早く終わった印
字部には、印字にかかる時間の長い頁から順に印字ジョ
ブを振り分けるという調整を行う。本実施例では、マル
チレイヤー印刷装置において印字部を5つ使用し、15
頁ある印刷物を1部印刷する場合についてのタイミング
図13を示す。
【0080】以下に、上記タイミングで印字処理を行う
ための制御方法について図14、図15のフローチャー
トを用いて説明する。
【0081】メインフロー(図14)は実施の形態2と
同様であるが、ステップS509における最長の印字時
間の計算は行わない。
【0082】まず、ステップS561において、制御部
101は、印字部に振り分ける頁データを印字に要する
時間が長い順にソートし、その頁番号をS(i)に代入す
る。
【0083】次に、ステップS562において、印字デ
ータ受信直後でない場合には、現在印刷中の印字が早く
終わる順番にU(i)に印字部の番号を代入し(S56
3)、印字データ受信直後の場合には、U(i)=iとする
(S564)次に、ステップS565において、制御部
101は、印字番号の変数iに初期値1を代入し、ルー
プ変数の初期化を行う。
【0084】次に、ステップS566において、印字デ
ータ受信直後でない場合には、印字部U(i)の印字終了を
待ち(S567)、印字が終了したら印字部は排紙を行
い(ステップS568)、印字データ受信直後の場合に
は、ステップS569へ進む。
【0085】次に、ステップS569において、給紙部
および給紙搬送部は、印字部U(i)に給紙を行う。
【0086】次に、ステップS570において、印字部
U(i)で印字ヘッドは印字を開始し、印字処理をバックグ
ラウンドで行う(S571)。
【0087】次に、ステップS572において、制御部
101は、ループ変数iに1を加える。
【0088】次に、ステップS573において、印字部
に振り分けるデータが残っている場合には、ステップS
566に戻り、印字部に振り分けるデータが残っていな
い場合には、印字終了とする。
【0089】以上説明したように、本発明の第4の実施
の形態に係るマルチレイヤー印刷装置の制御方法によれ
ば、印字時間にかかる待ち時間が極力少なくなるため、
印字効率が向上する。また、特に頁毎の印字に要する時
間の差が大きいほど印字効率がよくなる。
【0090】〔実施の形態5〕次に本発明の実施の形態
5について説明する。カラー頁と白黒頁の混在した印刷
物や文書頁と画像頁の混在した印刷物等を印刷する場合
においては、1枚に要する印字時間が大きく異なるた
め、実施の形態2等においては印字時間は最も時間の要
する印刷物で律速されてしまう。
【0091】そこで、印字の終了した印字部から順に逐
次印字を開始し、印字部の待機時間を減らすことで、印
刷に要する時間を短縮する逐次印字方式による印字制御
処理方法を説明する。図16は、印字時間の異なる12
頁の印刷物を10部印刷する場合において、印字部5つ
使用し、逐次印字方式による並行処理を行ったときのタ
イミング図である。
【0092】逐次印字方式による印字処理方法の流れを
図17のフローチャートに示す。印字頁数m、印字部数
n、総印字枚数mnを印刷する場合において、k個の印
字部を使用して分散処理を行うものとする。
【0093】まず、総印字枚数から1を減じた数値を制
御部側のループ値Mとする(S650)。
【0094】次に、1〜kまである印字部のうちスタン
バイ状態にある印字部を印字部1から順に検索する(S
651〜S654)。
【0095】制御部は、印字部Kがスタンバイ状態であ
ることを確認すると(S654−YES)、Mをnで除し
た剰余に1を加えた数をPとし、P頁目の画像データを
印字部Kに送出する(S655)。
【0096】次に、各印字部は、S655で制御部から
送信されてきた画像データを受信し印字する(S66
0,S661)。
【0097】次に、ステップS663において、各印字
部で印刷が終了した時に、前頁が印字を終了している場
合には、印刷用紙を排紙し(S664)、次の頁の印刷
までスタンバイ状態になる(S658)。前頁が印字を
終了していない場合には、印字部は前頁の印字が終了す
るまで待機する(S662)。
【0098】以上のステップS658〜S664までの
処理により印字が終了した印字部に、制御部は、順次印
字データを割り付けていく(S655)。
【0099】最後に、ステップS656、S657にお
いて、上記動作を最終頁から1頁目まで繰り返す。
【0100】以上説明したように、本発明の第5の実施
の形態に係るマルチレイヤー印刷装置の制御方法によれ
ば、スタンバイ状態になった印字部に順に印字データを
振り分けるため無駄な時間が生じにくい。
【0101】〔実施の形態6〕次に本発明の実施の形態
6について説明する。
【0102】図18は、印字時間の異なる12頁の印刷
物を10部印刷する場合において、印字部を5つ使用
し、印刷エンド基準配分法よる並行処理を行ったときの
タイミング図である。
【0103】印刷エンド基準配分法による印字処理方法
の流れを図19のフローチャートに示す。印字頁数m、
印字部数n、総印字枚数mnを印刷する場合において、
k個の印字部を使用して分散処理を行うものとする。こ
のとき、k個の印字部のうち、α番目の積算印字時間を
αとする。
【0104】まず、ステップS701において、積算印
字時間Sα〜Sと分配順序を示す変数jが初期値0に
設定される。
【0105】次に、ステップS702において、制御部
は、1〜m頁の各印刷頁の印字時間t〜tを印字デ
ータから予測する。このとき、n部印字を行う場合は、
1〜m頁の印字をn回連続して行うため、各印字頁はt
〜tの各印字時間となる。
【0106】次に、ステップS703において、1頁目
からm頁目までをn回繰り返した順序を分配順序P〜P
mnとナンバリングし、それぞれの印字時間をTp1〜T
pm とし、ステップS704で分配順序jの値に1加
算する。
【0107】次に、ステップS705において、k個の
印字部の積算印字時間(S〜S)を比較し、最も印
字時間の短いSαを求める。
【0108】次に、ステップS706において、Sα
持つα番目の印字部にPαの印字データを割り振る。こ
こで、Sの値が同じ場合には、αの小さい印字部から優
先して割り付けるようにしてもよい。
【0109】次に、ステップS707において、Sα
Pの印字時間Tpjを加算し、印字部αの積算印字時
間Sαを更新する。
【0110】次に、ステップS708において、更新さ
れた積算印字時間(S〜S)を用いて、全頁の割付
が終了するまで同様の操作(S704〜S707)を繰
り返す。
【0111】次に、ステップS709において、全頁の
割付が終了したら、最大積算印字時間Smaxを求める。
また、各印字部とも最大積算印字時間との差D〜D
を下記の式により求め、各印字部の印字データの最後尾
に割り振る。
【0112】Dα=Smax〜Sα最後に、ステップS7
10において、各印字部に割り振られた順序をDαが先
頭になるようにそれぞれ逆転し、最終的な分配順序を得
る。
【0113】以上説明したように、本発明の実施の形態
6に係るマルチレイヤー印刷装置の制御方法によれば、
印字開始頁、印字開始時間は頁順ではないが、印字終了
順序及び印字終了時間は頁順になされ、待機時間が生じ
ないため、効率よく印字配分が行われる。 〔実施の形態7〕この実施形態7では、基本的な構成及
び動作は、前述した実施の形態1と同様であるが、印字
データの振り分け方法をユーザが選択するか、または最
適な印字データの振り分け方法を自動的に選択するかを
制御する点が異なる。
【0114】以下に、上記制御方法について、図6およ
びフローチャート図20を参照しながら説明する。
【0115】まず、ステップS581において、モード
選択部403の印字モードをデフォルトに設定する。こ
こで、どの印字モードをデフォルトに設定するかは、予
めユーザが設定して、印刷装置に記憶させておく。
【0116】次に、ステップS582において、モード
選択部403で印字モードが選択されると、印字モード
が選択された印字モードに変更される。本実施例では、
印字モードとして、実施形態4の印字処理を行う速度優
先モード(S583)、実施形態3の印字処理を行う中
間モード(S584)、実施形態2の印字処理を行う省
電力モード(S585)を備えている。
【0117】次に、ステップS586において、操作部
101で装置設定等のその他の操作がされた場合には、
操作に従って処理を行う(S587)。
【0118】次に、S588において、印字データが制
御部に送られていない場合には、S582へ戻り、印字
データが制御部に送られてきた場合には、S582で設
定された印字モードに従って印字を行い(S589)、
印字が終了すると、S582へ戻り、データ入力待ち状
態となる。
【0119】以上説明したように、本発明の第7の実施
の形態に係るマルチレイヤー印刷装置の制御方法によれ
ば、白黒またはカラーの混在した印刷物のように頁毎の
印字データ量が著しく異なる印刷物や頁毎の印字データ
量に大きな差がない印刷物に対して、それぞれの印刷物
に最適な印字データの振り分け方法を選択することが可
能となる。
【0120】〔実施の形態8〕この実施形態8では、基
本的な構成及び動作は、前述した実施の形態1と同様で
あるが、マルチレイヤー印刷装置に印字部ユニット30
0を使用した場合には、実施形態2乃至7において印字
処理のメインフローの前に行う処理が異なる。
【0121】以下に、上記処理手順について、フローチ
ャート図21を参照しながら説明する。
【0122】まず、ステップS601において、印字部
ユニット番号の変数iと、印字部番号の変数nが共に初期
化1に設定される。
【0123】次に、ステップS602において、制御部
は印字部ユニットの装着を検出し、印字部ユニットが装
着されている場合には、S603において、印字部ユニ
ットiは印字部nに設定され、印字部ユニット番号の変数
iに1を加算し(S604)、S605へ進む。印字部
ユニットが装着されていない場合には、S605におい
て、印字部ユニット番号の変数iに1が加算される。
【0124】次に、ステップS606において、装着を
確認していない印字部ユニットがあった場合には(S6
06−NO)、S602へ戻り、印字部ユニット全ての装
着が確認された場合に(S606−YES)は、S607
へ進む。
【0125】次に、ステップS607において、印字部
の数を表す変数mに、マルチレイヤー印刷装置に装着さ
れた印字部ユニットの数を代入する。
【0126】以上説明したように、本発明の第8の実施
の形態に係るマルチレイヤー印刷装置の制御方法によれ
ば、マルチレイヤー印刷装置本体の全ての段に印字部が
装着されている必要がなく(最低1つは装着が必要)、
印字を行うことができる。
【0127】また、複数ある印字部の中で、故障、トラ
ブル、インク補充などにより、ユニットが停止した場合
あるいはユニットを取り外した場合においても、ユニッ
トが装着されている段のみに印字データを振り分けて印
字を行うことが可能となる。
【0128】
【発明の効果】本発明のマルチレイヤー印刷装置及びそ
の制御方法によれば、複数の印字部を有する印刷装置に
おいて、排紙部が1つに集約されているため、コレート
作業がなくなり、かつ高速な印刷処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るマルチレイヤー印
刷装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るマルチレイヤー印
刷装置の印字部の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るマルチレイヤー印
刷装置に印字部ユニットを使用したときの概略構成を示
す説明図である。
【図4】図4に示したマルチレイヤー印刷装置の印字部
ユニットを取り外したときの概略構成を示す説明図であ
る。
【図5】図3、図4に示したマルチレイヤー印刷装置の
印字部ユニットの構成を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係るマルチレイヤー印
刷装置の制御部の構成を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態2に係る印字処理をしない
場合のタイミング図である。
【図8】本発明の実施の形態2に係る印字処理をした場
合のタイミング図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係る印字処理のメイン
フローチャート図である。
【図10】本発明の実施の形態2に係る印字処理の印字
フローチャート図である。
【図11】本発明の実施の形態3に係る印字処理のタイ
ミング図である。
【図12】本発明の実施の形態3に係る印字処理の印字
フローチャート図である。
【図13】本発明の実施の形態4に係る印字処理のタイ
ミング図である。
【図14】本発明の実施の形態4に係る印字処理のメイ
ンフローチャート図である。
【図15】本発明の実施の形態4に係る印字処理の印字
フローチャート図である。
【図16】本発明の実施の形態5に係る逐次印字方式に
よる印字処理のタイミング図である。
【図17】本発明の実施の形態5に係る逐次印字方式に
よる印字処理のフローチャート図である。
【図18】本発明の実施の形態6に係る印刷エンド基準
分配法による印字処理のタイミング図である。
【図19】本発明の実施の形態6に係る印刷エンド基準
分配法による印字処理のフローチャート図である。
【図20】本発明の実施の形態7に係る印字処理のフロ
ーチャート図である。
【図21】本発明の実施の形態8に係る印字処理のフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
100 マルチレイヤー印刷装置の本体 101 制御部 101a 印字データ入力部 101b 印字データ振り分け部 102 給紙部 103 給紙搬送部 104 印字部 105 排紙搬送部 106 給紙トレイ 107 排紙トレイ 201 給紙分離爪 201a 回転軸 202 第1の用紙送りガイド板 203 給紙ローラ 204 印字ヘッド 205 排紙ローラ 206 第2の用紙送りガイド板 300 印字部ユニット 301 印字部ユニット取り出し用取っ手 302 印字部ユニット取り出し補助レール 401 印刷要求端末 402 操作部 403 モード選択部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 昇一 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内 (72)発明者 金田 裕 東京都港区新橋2丁目20番15号 理想科学 工業株式会社内 Fターム(参考) 2C059 AA05 AA72 AA73 AB01 2C061 AP01 HH03 HJ04 HJ06 HK15 HK19 HN16 HN18 HQ01

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された印字データに基づいて印刷用
    紙に対して印字処理を行う印字ヘッドと当該印刷用紙の
    紙送り機構とを少なくとも有する印字部を複数備えた印
    刷装置であって、 前記印刷用紙上に印刷する多枚数印字データを入力する
    印字データ入力手段と、 前記各印字部に前記多枚数印字データを頁単位で振り分
    ける印字データ振り分け手段と、 前記複数の印字部のそれぞれに印刷用紙を搬送する給紙
    搬送手段と、 前記複数の印字部のそれぞれから排出される印刷用紙を
    搬送する排紙搬送手段とを有することを特徴とする印刷
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の印刷装置において、 前記印字データ振り分け手段は、 前記多枚数印字データの各頁の印字処理に要する時間を
    計算する印字時間計算手段と、 前記印字時間計算手段の計算結果に基づいて、前記各印
    字部に対する多枚数印字データの振り分け順序及び印字
    タイミングを決定する印字時間調節手段とを備えること
    を特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の印刷装置において、 前記排紙搬送手段において各印字部から排出される印刷
    用紙が重ならないように、各印字部の印字開始タイミン
    グを段階的に変化させる印字開始タイミング調節手段を
    備えることを特徴とする印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の印刷装置において、 前記印字時間調節手段が、 印字処理に要する時間の大きい頁順に前記多枚数印字デ
    ータを並び替え、並べ替え結果を記憶する並べ替え結果
    記憶手段と、 前記並べ替え結果を参照して、前記印字部に対して前記
    多枚数印字データを振り分ける振り分け順序決定手段と
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    印字データ振り分け手段は、前記複数の印字部の夫々か
    ら排出される印刷用紙の頁順序が乱れないように、前記
    印字部から排紙搬送手段へ用紙を排出するタイミングを
    調整する排紙タイミング調節手段を備えることを特徴と
    する印刷装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    印字データ振り分け手段は、印字の終了した印字部から
    順に逐次印字データを振り分けることを特徴とする印刷
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の印刷装置において、前記
    印字時間調節手段は、印字終了順序が所望の順序となる
    よう、各印字部に対して印字終了時間を基準として印字
    データを振り分けることを特徴とする印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の印刷装置において、複数
    の印字データ振り分け手段を有し、前記複数の印字デー
    タ振り分け手段のうちの一つを選択する印字モード選択
    手段を備えることを特徴とする印刷装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の印刷装置において、前記
    各印字部が前記印刷装置に対して着脱自在に構成され、
    前記印字データ振り分け手段は、前記印刷装置に装着さ
    れている印字部に対して前記振り分け処理を行うことを
    特徴とする印刷装置。
  10. 【請求項10】 入力された印字データに基づいて印刷
    用紙に対して印字処理を行う印字ヘッドと当該印刷用紙
    の紙送り機構とを少なくとも有する印字部を複数備えた
    印刷装置の制御方法であって、 前記印刷用紙上に印刷する多枚数印字データを入力する
    ステップと、 前記各印字部に前記多枚数印字データを頁単位で振り分
    けるステップとを有することを特徴とする印刷装置の制
    御方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の印刷装置の制御方法
    において、 前記多枚数印字データの各頁の印字処理に要する時間を
    計算するステップを有し、 前記計算結果に基づいて、前記各印字部に対する多枚数
    印字データの振り分け順序及び印字タイミングを決定す
    ることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の印刷装置の制御方法
    において、 各印字部から排出される印刷用紙が重ならないように、
    各印字部の印字開始タイミングを段階的に変化させるこ
    とを特徴とする印刷装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の印刷装置の制御方法
    において、 印字処理に要する時間の大きい頁順に前記多枚数印字デ
    ータを並び替え、並び替え結果を記憶するステップと、 前記並び替え結果を参照して、前記印字部に対して前記
    多枚数印字データを振り分けるステップとを備えること
    を特徴とする印刷装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の印刷装置の制御方法
    において、前記複数の印字部の夫々から排出される印刷
    用紙の頁順序が乱れないように、前記印字部から印刷用
    紙を排出するタイミングを調整することを特徴とする印
    刷装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 請求項10記載の印刷装置の制御方法
    において、印字の終了した印字部から順に逐次印字デー
    タを振り分けることを特徴とする印刷装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 請求項11記載の印刷装置の制御方法
    において、印字終了順序が所望の順序となるよう、各印
    字部に対して印字終了時間を基準として印字データを振
    り分けることを特徴とする印刷装置の制御方法。
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