JP2002103614A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JP2002103614A
JP2002103614A JP2000303548A JP2000303548A JP2002103614A JP 2002103614 A JP2002103614 A JP 2002103614A JP 2000303548 A JP2000303548 A JP 2000303548A JP 2000303548 A JP2000303548 A JP 2000303548A JP 2002103614 A JP2002103614 A JP 2002103614A
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electrode
cover substrate
drive
substrate
driving
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JP2000303548A
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Katsuaki Komatsu
克明 小松
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Konica Minolta Inc
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14491Electrical connection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
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    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/18Electrical connection established using vias

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1枚のウェハーからの取り数が多く、極めて生
産性の高いインクジェットヘッドの提供。 【解決手段】圧電素子12を含む基板11に該圧電素子
12側から複数列の溝を並設し、該溝側にカバー基板1
3を固着することにより圧電素子12からなる駆動壁1
4とチャンネル部15とを交互に形成すると共に、駆動
電極16に電圧を印加することにより駆動壁14をせん
断変形させてチャンネル部15内のインクを吐出させる
インクジェットヘッドにおいて、上記駆動電極16は、
少なくとも駆動壁14の側面から駆動壁14の上面に延
設され且つ該駆動壁14の上面において隣接する駆動電
極16との間が電気的に分離して形成されると共に、上
記カバー基板13裏面に、各駆動電極16に対応して電
気的に接続することにより該駆動電極16に電圧を印加
するための電極17aが形成され、該カバー基板13を
各駆動壁14上面に接合することにより上記電極17a
と各駆動電極16とが電気的に接続されることを特徴と
するインクジェットヘッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットヘ
ッドに関し、特に、チャンネル部を区画する駆動壁に電
界を印加することにより該駆動壁をせん断変形させてチ
ャンネル部内のインクを吐出させるようにしたシェアモ
ード型のインクジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チャンネル部を区画する駆動壁に
電界を印加することにより該駆動壁をせん断変形させて
チャンネル部内のインクを吐出させるようにしたシェア
モード型のインクジェットヘッドが知られている。
【0003】かかるインクジェットヘッドは、図14に
示すように、圧電素子を含む基板100に円盤状のブレ
ードを用いて複数列の溝の加工を基板途中から行い、そ
の後、該溝側にカバー基板101を固着することにより
圧電素子からなる駆動壁102とチャンネル部103と
を交互に形成すると共に、上記駆動壁102に駆動電極
104をメッキ処理等により形成し、該駆動電極104
に電圧を印加することにより駆動壁102をせん断変形
させてチャンネル部103内のインクをノズルプレート
105のノズル孔106から吐出させるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインクジェ
ットヘッドでは、チャンネル部103は円盤状のブレー
ドにより基板途中から溝加工されるため、該チャンネル
部103には徐々に浅くなる円弧部103aが形成され
ている。駆動電極104はこの円弧部103aを利用し
てチャンネル部103内から外部へ取り出し、プリント
基板107とボンディングワイヤ108を介して電気的
に接続されることで電圧が印加されるようになっている
ため、インクジェットヘッドの長さ(チャンネル部10
3に沿う方向の長さ)が実際に駆動される部分の駆動壁
102aの長さよりも長くなり、それだけ基板からの取
り数(1枚のウェハーから取れるヘッド数)が少なくな
る。
【0005】例えば、駆動壁102の長さが3mmの場
合であっても、円弧部103aの長さが4mm、平坦な
部分が3mmとすると、ヘッドの長さは10mmとな
り、ウェハーの長さが50mmであっても、外周の耳を
取り除いて1枚のウェハーから製造できるのはたった4
ヘッドということになり、極めて生産性が悪いという問
題があった。
【0006】そこで、本発明の課題は、1枚のウェハー
からの取り数が多く、極めて生産性の高いインクジェッ
トヘッドを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の発明
よって解決される。
【0008】請求項1記載の発明は、圧電素子を含む基
板に該圧電素子側から複数列の溝を並設し、該溝側にカ
バー基板を固着することにより圧電素子からなる駆動壁
とチャンネル部とを交互に形成すると共に、駆動電極に
電圧を印加することにより駆動壁をせん断変形させてチ
ャンネル部内のインクを吐出させるインクジェットヘッ
ドにおいて、上記駆動電極は、少なくとも駆動壁の側面
から駆動壁の上面に延設され且つ該駆動壁の上面におい
て隣接する駆動電極との間が電気的に分離して形成され
ると共に、上記カバー基板裏面に、各駆動電極に対応し
て電気的に接続することにより該駆動電極に電圧を印加
するための電極が形成され、該カバー基板を各駆動壁上
面に接合することにより上記電極と各駆動電極とが電気
的に接続されることを特徴とするインクジェットヘッド
である。
【0009】駆動電極に導通する電極をカバー基板から
取り出すようにしているため、従来のように溝の円弧部
を利用して取り出す必要がなく、各チャンネル部をスト
レートで短くコンパクトに形成できる。これにより、1
枚のウェハーからの取り数を多くすることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、前記カバー基板裏
面の電極と各駆動電極とは、異方性導電接着層を介して
電気的機械的に接続されていることを特徴とする請求項
1記載のインクジェットヘッドである。
【0011】これにより、機械的接続と同時に、カバー
基板裏面の電極と各駆動電極の電気的接続を同時且つ容
易に行うことができる。
【0012】請求項3記載の発明は、前記カバー基板に
は、各チャンネル部に対応する貫通孔が設けられ、該貫
通孔を介してカバー基板裏面の電極と導通する上面電極
がカバー基板上面に設けられていることを特徴とする請
求項1又は2記載のインクジェットヘッドである。
【0013】これにより駆動電極に導通する電極をカバ
ー基板の上面から取り出すことができ、従来のように円
弧部を利用して取り出す必要がなく、ストレートで短い
チャンネル部を一体で形成でき、生産性を上げることが
できる。
【0014】請求項4記載の発明は、前記駆動電極には
電極保護膜が形成され、該電極保護膜の形成後にカバー
基板が接合されていることを特徴とする請求項1、2又
は3記載のインクジェットヘッドである。
【0015】これによれば、電極保護膜はカバー基板の
接合後に形成される狭いチャンネル部内に入り込むこと
が保護膜形成の条件にならないことから、材料と製法の
選択範囲が広がるようになる。
【0016】請求項5記載の発明は、前記カバー基板の
長さは、前記圧電素子を含む基板よりも長いことを特徴
とする請求項1、2、3又は4記載のインクジェットヘ
ッドである。
【0017】これによれば、カバー基板にヘッド駆動用
ICを実装したり、マニホールドを先に組み付ける、と
いった設計、製造上の自由度が上がる効果がある。
【0018】請求項6記載の発明は、前記カバー基板に
ヘッド駆動用ICが実装されていることを特徴とする請
求項5記載のインクジェットヘッドである。
【0019】駆動電極はヘッド駆動用ICの出力端子に
接続することが必要である。このようにカバー基板にヘ
ッド駆動用ICが実装されていることで、ヘッド駆動用
ICへの接続を簡略化できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0021】図1は、本発明に係るインクジェットヘッ
ドの第1の実施形態を示す部分破断斜視図、図2は図1
に示すインクジェットヘッドの縦断面図である。
【0022】インクジェットヘッド1は、基板11の上
面に圧電素子12を設け、該圧電素子12側から複数列
の溝を並設すると共に、該溝側からカバー基板13を固
着することにより、基板11とカバー基板13との間
に、駆動壁14とチャンネル部15とを交互に形成して
いる。なお、駆動壁14及びチャンネル部15の数は図
示するものに限定されない。
【0023】上記チャンネル部15の形状は、溝の両側
壁が垂直方向に向いており、そして互いに平行である。
また、従来のように円盤状のブレードによる円弧部が形
成されず、その入口から出口に亘る長さ方向で大きさと
形状が変わらないストレートタイプである。チャンネル
部15がストレートタイプであることにより、泡抜けが
良く、電力効率が高く、発熱が少なく、高速応答性が良
い。
【0024】なお、本明細書において「長さ」というと
きは、このチャンネル部15を構成する溝の方向に沿う
長さのことをいう。
【0025】圧電素子12としては、電界を加えること
により変形を生じる公知の圧電材料基板からなり、有機
材料からなる基板、非金属性の基板などがある。特に、
非金属製の圧電材料基板が好ましく、成形、焼成等の工
程を経て形成される圧電セラミックス基板、又は成形、
焼成を必要としないで形成される基板等がある。
【0026】有機材料としては、ポリフッ化ビニリデン
等の有機ポリマーや、有機ポリマーと無機物とのハイブ
リッド材料等が挙げられる。
【0027】成形、焼成等の工程を経て形成される圧電
セラミックス基板としては、チタン酸ジルコン酸鉛(商
品名「PZT」)が好ましい。
【0028】PZTとしては、PZT(PbZrO3
PbTiO3)と、第三成分添加PZTがある。添加す
る第三成分としてはPb(Mg1/2Nb2/3)O3、Pb
(Mn1 /3Sb2/3)O3、Pb(Co1/3Nb2/3)O3
があり、さらにBaTiO3、ZnO、LiNbO3、L
iTaO3等を用いてもよい。
【0029】また、成形、焼成を必要としないで形成さ
れる基板として、例えば、ゾル−ゲル法、積層基板コー
ティング等で形成することができる。ゾル−ゲル法によ
れば、ゾルは所定の化学組成を持つ均質な溶液に、水、
酸あるいはアルカリを添加し、加水分解等の化学変化を
起こさせることによって調整される。さらに、溶媒の蒸
発や冷却等の処理を加えることによって、目的組成の微
粒子あるいは非金属性、無機微粒子の前躯体を分散した
ゾルが作成され、基板とすることができる。異種元素の
微量添加も含めて、化学組成の均一な化合物を得ること
ができる。出発原料に、一般にケイ酸ナトリウム等の水
に可溶な金属塩あるいは金属アルコキシドが用いられ、
金属アルコキシドは、一般式M(OR)nで表される化
合物で、OR基が強い塩基性を持つため容易に加水分解
され、有機高分子のような縮合過程を経て、金属酸化物
あるいはその水和物に変化する。
【0030】また、積層基板のコーティング法として
は、気相から析出させる蒸着法があり、気相からセラミ
ック基板を作成する方法は、物理的手段による蒸着法
と、気相から基板表面に化学反応により析出させる化学
析出法の二通りに分類される。更に、物理蒸着法(PV
D)は、真空蒸着法、スパッター法、イオンプレーティ
ング法等に細分され、また化学的方法は、気相化学反応
法(CVD)、プラズマCVD法などがある。物理蒸着
法(PVD)としての真空蒸着法は、真空中で対象とす
る物質を加熱して蒸発させ、その蒸気を基板上に付着さ
せる方法で、スパッター法は目的物質(ターゲット)に
高エネルギー粒子を衝突させ、ターゲット表面の原子・
分子が衝突粒子と運動量を交換して、表面からはじきだ
されるスパッタリング現象を利用する方法である。また
イオンプレーティング法は、イオン化したガス雰囲気中
で蒸着を行う方法である。また、CVD法では、膜を構
成する原子・分子あるいはイオンを含む化合物を気相状
体にしたのち、適当なキャリヤーガスで反応部に導き、
加熱した基板上で反応あるいは反応析出させることによ
って膜を形成し、プラズマCVD法はプラズマエネルギ
ーで気相状態を発成させ、400℃〜500℃までの比
較的低い温度範囲の気相化学反応で、膜を析出させる。
【0031】圧電素子12は、2枚の圧電材料基板12
a、12bを分極方向(図2において矢印で示す。)を
互いに反対に向けて接合してなる。これにより圧電素子
12に複数列の溝を並設することで、分極方向が互いに
反対方向となる駆動壁14が形成される。
【0032】圧電材料基板12aと12bを接合する手
段としては、接着剤を用いた接合を採用できるが、接合
可能であれば、特にこれに限定されない。接着剤を用い
て接合する場合、その接着剤層の硬化後の厚みは、1〜
10μmの範囲が好ましい。
【0033】基板11及びカバー基板13としては、圧
電素子12と同じものを使用すると、貼り合せた時にソ
リ、変形、熱膨張係数の差による剥離等が起こらないた
め好ましい。また、圧電素子12と同じ熱膨張係数を持
つ非圧電性基板であってもよい。
【0034】基板材料は特に限定されず、有機材料から
なる基板でもよく、また非圧電性セラミックスからなる
基板でもよい。非圧電性セラミックスとしては、アルミ
ナ、窒化アルミニウム、ジルコニウム、シリコン、窒化
シリコン、シリコンカーバイド、石英等から少なくとも
1つが選ばれることが好ましい。
【0035】非圧電性基板としては、例えば成形、焼成
等の工程を経て形成されるセラミックス基板、または成
形、焼成を必要としないで形成される基板等があり、焼
成等の工程を経て形成されるセラミックス基板として、
例えばAl23、SiO2、それらの混合、混融体、さ
らにZrO2、BeO、AeN、SiC等を用いること
ができる。有機材料としては、ポリフッ化ビニリデンの
ような有機ポリマーや有機ポリマーと無機物のハイブリ
ッド材料等が挙げられる。
【0036】各駆動壁14には、チャンネル部15内に
臨んで駆動電極16が形成されている。駆動電極16を
形成する金属は、Ni(ニッケル)、Co(コバル
ト)、Cu(銅)、Al(アルミニウム)等があるが、
NiやCuが好ましく、特に好ましくはNiである。
【0037】駆動電極16の形成は、メッキ処理するこ
とにより行われる。メッキ処理以外に、スパッタ法、蒸
着法、CVD(化学気相反応法)など真空装置を用いた
方法等のいずれかを採用することもできるが、特に、無
電解メッキにより形成されることが好ましい。無電解メ
ッキによれば、均一且つピンホールフリーの金属被膜を
形成することができる。
【0038】無電解メッキによる電極形成においては、
Ni−Pメッキ又はNi−Bメッキを単独で使用しても
よいし、あるいはNi−PとNi−Bを重層してもよ
い。Ni−PメッキはP含量が高くなると電気抵抗が増
大するので、P含量が1〜数%程度がよい。Ni−Bメ
ッキのB含量は、普通1%以下なので、Ni−PよりN
i含量が多く、電気抵抗が低く、且つ、外部配線との接
続性が良いため、Ni−PよりNi−Bの方が好ましい
が、Ni−Bは高価なので、Ni−PとNi−Bを組み
合わせることも好ましい。
【0039】また、メッキ膜の厚みは0.5〜5μmの
範囲が好ましい。
【0040】この駆動電極16は、図3に示すように、
駆動壁14の側面から駆動壁14の上面14aに延設さ
れており、且つ、その駆動壁14の上面14aにおい
て、各駆動電極16の上端部16aは、隣接する駆動電
極16との間で所定間隔をおいて設けられることで電気
的に分離されている。この駆動電極16は、少なくとも
駆動壁14のチャンネル部15内に臨む全側面と上面1
4aの一部延設されていればよく、必ずしもチャンネル
部15の底部には形成されていなくてもよい。
【0041】カバー基板13の裏面には、各チャンネル
部15に対応するように位置して電極17aが形成され
ている。これにより各電極17aは、カバー基板13が
各駆動壁14の上面14a側に固着された際に、それぞ
れ対応するチャンネル部15内に形成されている駆動電
極16の上端16aと電気的に接続されるようになって
いる。なお、一つの電極17aは、チャンネル部15を
跨ぐように設けられることで、該電極17aは、チャン
ネル部15を挟むように対向状に配置している2つの駆
動電極上端16aと電気的に接続している。
【0042】また、カバー基板13には、各チャンネル
部15に対応するように位置して貫通孔13aが開穿さ
れており、各貫通孔13a内に、例えば銀ペースト、銅
ペースト、Niペースト等からなる導電性部材18を、
スクリーン印刷やディスペンサーによる注入等の手段に
より形成することで、各導電性部材18のチャンネル部
15側に臨む端部はそれぞれ電極17aと電気的に接続
している。この他、導電性部材18は、無電解メッキに
より形成することもできる。メッキによる場合は、貫通
孔13a内をメッキ液が流れ、析出したメッキ金属が成
長していき、最終的には貫通孔13aを埋めるようにな
る。
【0043】一方、カバー基板13の上面には、各導電
性部材18と電気的に接続するように上面電極17bが
それぞれ形成されている。従って、各上面電極17bは
導電性部材18を介してカバー基板13裏面の電極17
aと導通し、更に該電極17aによってそれぞれ対応す
る駆動電極16と導通している。これら各上面電極17
bがプリント基板(図示せず)に配線されることで、各
駆動電極16に電圧が印加されるようになっている。
【0044】なお、この貫通孔13aの大きさを適切に
選ぶことで、裏面側の電極17aを省略することも可能
である。すなわち、貫通孔13aが、チャンネル部15
を跨ぐような大きさに形成され、その貫通孔13a内に
導電性部材18が充填されることで、該導電性部材18
のチャンネル部15内に臨む下端部が、上記チャンネル
部15を挟むように対向状に配置している2つの駆動電
極16の上端16aと電気的に接続可能となる。従っ
て、この場合は、上記導電性部材18自体が電極17a
を兼用する。
【0045】カバー基板13と駆動壁14とは、異方性
導電接着層20によって電気的機械的に接続されてい
る。この異方性導電接着層20は、異方性導電接着フィ
ルムや異方性導電剤を用いることにより形成することが
できる。
【0046】異方性導電フィルムは、熱硬化性樹脂フィ
ルムに金属粒子が分散されているもので、加熱しながら
加圧することにより上下の基板同士を機械的に接続する
と共に、加圧されることによって金属粒子が上下の電極
17a及び16同士の電気的な接続を受け持つ。
【0047】異方性導電接着剤は、エポキシ系接着剤に
導電性粒子が分散されており、スクリーン印刷や転写等
の方法で塗布した後、加熱、圧着により上下基板同士の
電気的接続を受け持つ。
【0048】なお、電極17a及び16の材料として、
金や白金のように表面が酸化しない物質を用いた場合に
は、異方性導電接着剤や異方性導電フィルムでなくても
通常の圧着でも電極17a及び16同士の電気的接続は
可能である。
【0049】インクジェットヘッド1は、上面電極17
bから導電性部材18及び電極17aを介して駆動電極
16に電圧を掛け、隣接するチャンネル部15に臨む駆
動電極16との間に駆動壁14を通して電界を掛けるこ
とで、それら駆動電極16の間の駆動壁14をせん断変
形させ、そのチャンネル部15に連通するインク室を有
するマニホールド(図示せず)から該チャンネル部15
内に供給されるインクをノズルプレート19に形成され
たノズル孔19aから噴射させる。
【0050】本実施形態では、各駆動壁14は圧電材料
基板12a、12bにより形成されているため、その分
極方向が上下で反対となるシェブロン構造を呈してい
る。従って、各駆動電極16に電圧を掛けることにより
この駆動壁14に電界を印加すると、図13に示すよう
に、上下両方の圧電材料に共にせん断変形力が働くた
め、効率良く変形し、省電力化が可能である。また、変
形量が大きいため、発生する圧力が高く、吐出したイン
ク滴の速度が速い。従って、インクの着弾ずれが少な
く、画質が大幅に向上する利点がある。
【0051】チャンネル部15は、インクが供給される
インク室として機能するものと、インクが供給されない
空気室として機能するものとが交互に配置されるもので
もよいし、また、空気室を設けずに全てインク室として
機能させ、隣接するチャンネル部15から交互にインク
を噴射させるようにしたものであってもよい。
【0052】駆動電極16には直接インクが接触するた
め、必要に応じて電極保護膜を形成してもよい。かかる
電極保護膜を形成することで、水系インクを使用しても
駆動電極16の表面で水が電気分解されて気泡が発生し
たり、駆動電極16が溶解する虞れがなく、水系インク
でも溶剤系インクでも問題なく使用可能となる。
【0053】電極保護膜としては有機絶縁膜が好まし
い。電極保護膜が有機絶縁膜であることにより、柔軟性
を有し、剥離しにくいため、駆動壁14のせん断変形に
追従し易く、また、駆動電極16の耐久性をより向上さ
せることができる。
【0054】有機絶縁膜を形成する方法は、電着法や塗
布法がある。塗布法は、電極上にポリマー皮膜をスピン
コーティングしたり、コンフォーマルコーティングする
ことにより行うことができるが、好ましくは電着法であ
る。電着法は、電気導性のある個所にだけ皮膜が形成さ
れること、また、一度薄い皮膜が形成されると、その個
所が絶縁され、電導性がなくなるので、それ以上その個
所には析出せず、別の電導性のある個所を探して析出す
るので、複雑な形状物でも、薄膜を均一にコーティング
できる。このように電着法によれば、微細な溝の底まで
均一に有機薄膜を形成することができるために好まし
い。また、電着法はメッキと相性がよく、メッキ後にそ
のまま電着できる利点があり、乾式法、例えばパリレン
コンフォーマルコーティング法による有機膜の形成法に
比べると、遥かに易しい操作で有機絶縁膜を形成するこ
とができる。
【0055】次に、かかるインクジェットヘッド1の製
造工程について図4〜図10に基づいて説明する。な
お、以下に記載する数値は一例であり、本発明に係るイ
ンクジェットヘッド1の製造工程はその数値に限定され
るものではない。
【0056】まず、図4に示すように、分極方向を互い
に反対に向けた各厚さ0.1mmの2枚の圧電材料基板
(PZT)12a、12bを積層した圧電素子12を貼
りつけてなる厚さ0.5mmの基板11を準備する。
【0057】次いで、図5に示すように、上記圧電素子
12を含む基板11に、0.07mm厚の円盤状の砥石
(ダイシングブレード)を用いて0.141mmピッチ
で互いに平行な溝15aを研削加工する。この溝15a
は、その長さ方向に亘って略均一深さであり、その入口
から出口にかけて大きさと形状が変わらないストレート
な溝であり、従来のように円弧部は形成されない。ま
た、各溝15aの深さは、0.210mmである。
【0058】加工する溝15aの数は、例えば258本
の加工を行うと、257本の駆動壁14と256本のチ
ャンネル用の溝15a及び両側に1本ずつの余りの溝が
形成される。なお、図示例では溝15aは便宜上4列の
み示している。
【0059】次いで、図6に示すように、溝15aを加
工した圧電素子12を含む基板11に対して、該圧電素
子12側に0.5〜5μmの膜厚となるように電極層1
60を成長させる。この電極層160は、少なくとも各
駆動壁14の溝15aに臨む全側面と上面に付着させ
る。
【0060】その後、図7に示すように、各駆動壁14
において、その両側に形成されている電極層160を電
気的に分離し、且つ、カバー基板13裏面の電極17a
との電気的な接続部を残すように、各駆動壁14の上面
に延設されている電極層160の一部を除去してパター
ンニングする。これにより各駆動壁14には駆動電極1
6が形成され、隣接する駆動電極16の上端部16a
は、駆動壁14の上面において電気的に分離される。符
号161は駆動壁14の上面において電極層160の一
部が除去された部分を示す。
【0061】電極層160のパターンニングは、電極層
160を除去すべき部分に選択的にレーザー光を照射す
ることにより行う方法や、エッチング等の方法により行
うことができる。また、電極層160を形成する前工程
において、除去すべき部分に予めレジストパターンを設
けておき、そこに電極層160を形成した後、レジスト
と共に不要な電極層部分を除去するリフトオフ法でも同
様の電極パターンを形成することが可能である。
【0062】一方、基板11と略同形状のカバー基板1
3には、図8に示すように、複数個の貫通孔13aを開
穿する。貫通孔13aは、複数個(図示例では4個)を
一組とする列を、0.141mmピッチ、即ち上記溝1
5aと同一ピッチで複数列(図示例では4列)形成す
る。従って、各列の貫通孔13aは、それぞれ溝15a
に対応して位置するように該溝15aと同数列設ける。
【0063】また、カバー基板13の各貫通孔13aに
は、導電性部材18を形成し、該導電性部材18と電気
的に接続するように、カバー基板13の裏面に各駆動電
極16と電気的に接続するための電極17aを形成する
と共に、カバー基板13の上面に上面電極17bを形成
しておく。
【0064】そして、図9に示すように、上記カバー基
板13を、各電極17aがそれぞれ対応する溝15a内
に位置する駆動電極16と電気的に接続するように、異
方性導電接着層20を介して固着する。これにより基板
11とカバー基板13との間に、駆動壁14とチャンネ
ル部15とを交互に有するインクジェットヘッドウェハ
ー1Aを形成する。
【0065】ウェハー1Aは、図10に示すように、チ
ャンネル部15の長さ方向と略直交するカットラインC
1、C2、C3に沿って切断し、1枚のウェハー1Aか
ら複数(図示例では4つ)のヘッドチップ1B、1B…
を形成する。
【0066】駆動電極16に電極保護膜を形成する場
合、このヘッドチップ1B、1B…の切断後に行うこと
が好ましい。各チャンネル部15(各駆動壁14)の長
さが短くなり、保護膜が各チャンネル部15内の奥深く
まで行き渡り易くなるためである。
【0067】次いで、ヘッドチップ1Bに各チャンネル
部15に対応する位置にノズル孔19aが開穿されたノ
ズルプレート19を貼り付け、ヘッドチップ1Bを挟ん
でその反対側面にインクマニホールド、駆動IC基板
(いずれも図示せず)等を取りつけることにより、イン
クジェットヘッド1を得る。
【0068】従来のインクジェットヘッドでは、低生産
性の最大の原因は、駆動壁の電極を駆動回路に引き出す
ために円弧部を利用していることにある。しかし、本発
明に係るインクジェットヘッド1によれば、電極の取り
出しが従来のような円弧部からの取り出しを不要とし、
適切に行われることにより、例えば駆動壁14の長さが
3mmの場合、ヘッドの長さも3mmとなるから、従来
同様の50mmの基板サイズからの取り数は、最大16
ヘッドとなって、生産性は4倍にもなる。従って、1枚
のウェハーからの取り数が多く、極めて生産性の高いも
のとなる。
【0069】図11、12は、本発明に係るインクジェ
ットヘッドの第2の実施形態を示している。第1の実施
形態と同一符号は同一構成を示し、詳細な説明は省略す
る。
【0070】このインクジェットヘッド1は、カバー基
板13の長さが圧電素子12を含む基板11の長さより
も長く形成されている点で、第1の実施形態とは大きく
異なっている。
【0071】この実施形態においては、圧電素子12を
含む基板11とカバー基板13との接合は、各駆動壁1
4に駆動電極16を形成した後に、該基板を切断してヘ
ッドチップを形成した後に行うことになる。このため、
カバー基板13にヘッド駆動用ICを実装したり、マニ
ホールド(図示せず)を先に組み付ける、といった設
計、製造上の自由度が上がる効果がある。
【0072】図11、12には、カバー基板13にヘッ
ド駆動用IC30を実装した例を示している。ヘッド駆
動用IC30は、カバー基板13の裏面において、圧電
素子12を含む基板11よりもはみ出した部分に設けら
れており、各駆動壁14に形成された駆動電極16と電
気的に接続するように該カバー基板13裏面に形成され
た電極17cとボンディングワイヤ31によって接続さ
れている。
【0073】この場合、カバー基板13には、第1の実
施形態に示すような貫通孔13aによって導電性部材1
8を介して上面電極17bを設けることなく、各駆動電
極16と電気的に接続する電極17cをカバー基板13
の裏面にパターンニングすればよく、ヘッド駆動用IC
30との接続用の電極がより簡易に形成可能となる。
【0074】また、この実施形態においては、圧電素子
12を含む基板11にカバー基板13を接合する前の状
態で、基板11及びカバー基板13にそれぞれ電極保護
膜を形成し、その後、両者を異方性導電接着層20を介
して接合するようにしてもよい。この場合、電極保護膜
の厚さと異方性導電接着層20中の分散粒子を適切に選
択することで、接合前の状態で各電極16及び17cに
電極保護膜を設けていても電気的な接続が可能となる。
【0075】本発明者による実験の結果、電極保護膜と
して1μm厚の無機絶縁膜(CVDによって形成した二
酸化珪素膜)、導電粒子として10μmのニッケル粒子
を分散した異方性導電フィルム(日立化成社製、商品名
「アニソルム」)を用いることで、安定した電気的機械
的な接続が確認できた。
【0076】上記の無機絶縁膜は、緻密で吸水率が低い
良質の保護膜材料であるが、カバー基板13を接合した
後に形成すると、狭いチャンネル部15内部にうまく入
り込まないと保護膜が成長しにくく、電極保護膜の形成
が適切に行われない虞れがあるが、このように、圧電素
子12を含む基板11にカバー基板13を接合する前の
状態で電極保護膜を形成するようにすれば、上記のよう
に狭いチャンネル部15内に入り込むことが保護膜形成
の条件にならないことから、材料と製法の選択範囲が広
がるという効果が得られる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、1枚のウェハーからの
取り数が多く、極めて生産性の高いインクジェットヘッ
ドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットヘッドの第1の実
施形態の構造を示す部分破断斜視図
【図2】第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの
縦断面図
【図3】第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの
部分拡大断面図
【図4】第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの
製造工程を示す正面図
【図5】第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの
製造工程を示す正面図
【図6】第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの
製造工程を示す正面図
【図7】第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの
製造工程を示す正面図
【図8】第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの
カバー基板の構造を示す破断斜視図
【図9】第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの
製造工程を示す正面図
【図10】(a)は第1の実施形態に係るインクジェッ
トヘッドの製造工程を示す斜視図、(b)はその側面図
【図11】(a)は本発明に係るインクジェットヘッド
の第2の実施形態の構造を示す正面図、(b)は(a)
におけるb−b線に沿う断面図
【図12】第2の実施形態の構造を裏面側から見た斜視
【図13】本発明に係るインクジェットヘッドの作用を
示す説明図
【図14】従来のインクジェットヘッドの構造を示す斜
視図
【符号の説明】
1:インクジェットヘッド 11:基板 12:圧電素子 12a、12b:圧電材料基板 13:カバー基板 14:駆動壁 15:チャンネル部 15a:溝 16:駆動電極 17a、17c:電極 17b:上面電極 18:導電性部材 19:ノズルプレート 19a:ノズル孔 20:異方性導電接着剤層 30:ヘッド駆動用IC

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電素子を含む基板に該圧電素子側から複
    数列の溝を並設し、該溝側にカバー基板を固着すること
    により圧電素子からなる駆動壁とチャンネル部とを交互
    に形成すると共に、駆動電極に電圧を印加することによ
    り駆動壁をせん断変形させてチャンネル部内のインクを
    吐出させるインクジェットヘッドにおいて、上記駆動電
    極は、少なくとも駆動壁の側面から駆動壁の上面に延設
    され且つ該駆動壁の上面において隣接する駆動電極との
    間が電気的に分離して形成されると共に、上記カバー基
    板裏面に、各駆動電極に対応して電気的に接続すること
    により該駆動電極に電圧を印加するための電極が形成さ
    れ、該カバー基板を各駆動壁上面に接合することにより
    上記電極と各駆動電極とが電気的に接続されることを特
    徴とするインクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】前記カバー基板裏面の電極と各駆動電極と
    は、異方性導電接着層を介して電気的機械的に接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    ヘッド。
  3. 【請求項3】前記カバー基板には、各チャンネル部に対
    応する貫通孔が設けられ、該貫通孔を介してカバー基板
    裏面の電極と導通する上面電極がカバー基板上面に設け
    られていることを特徴とする請求項1又は2記載のイン
    クジェットヘッド。
  4. 【請求項4】前記駆動電極には電極保護膜が形成され、
    該電極保護膜の形成後にカバー基板が接合されているこ
    とを特徴とする請求項1、2又は3記載のインクジェッ
    トヘッド。
  5. 【請求項5】前記カバー基板の長さは、前記圧電素子を
    含む基板よりも長いことを特徴とする請求項1、2、3
    又は4記載のインクジェットヘッド。
  6. 【請求項6】前記カバー基板にヘッド駆動用ICが実装
    されていることを特徴とする請求項5記載のインクジェ
    ットヘッド。
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