JP2002103471A - 空気入りタイヤの製造方法及び未加硫インナーライナー部材の製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤの製造方法及び未加硫インナーライナー部材の製造方法

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JP2002103471A
JP2002103471A JP2000306297A JP2000306297A JP2002103471A JP 2002103471 A JP2002103471 A JP 2002103471A JP 2000306297 A JP2000306297 A JP 2000306297A JP 2000306297 A JP2000306297 A JP 2000306297A JP 2002103471 A JP2002103471 A JP 2002103471A
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inner liner
rubber
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Yasushi Ota
康 大田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未加硫インナーライナー部材の取扱いが簡単
で、スクラップの発生も抑えられる空気入りタイヤの製
造方法を提供すること。 【解決手段】 合成樹脂製の環状のフィルムライナー1
2Aをドラム16に被せ、工業用ガソリンで溶解したゴ
ム組成物液20をフィルムライナー12Aの外周面に塗
布する。未加硫インナーライナー部材28を乾燥させる
と、肉厚の一定した極めて薄い環状の未加硫インナーラ
イナー部材28が得られる。フィルムライナー12Aを
ドラム16から取り外し、タイヤ成型ドラム34の外周
面に装着し、以後従来通りにタイヤ構成部品を取り付け
て生タイヤを完成させ、その生タイヤをモールドで加硫
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤの
製造方法及び未加硫インナーライナー部材の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤの内面には、空気漏れを
防止し、タイヤ空気圧を一定に保つために、ハロゲン化
ブチルゴムなどの低気体透過性ゴムからなるインナーラ
イナーが設けられている。
【0003】従来の空気入りタイヤでは、内圧保持、酸
素不透過性及び生産性を考慮し、インナーライナーの製
品ゲージが0.4mm以上であった。
【0004】また、タイヤ製造工程において、インナー
ライナー部材の供給はカレンダー工程で0.8mm以上
でシート状にし、布製のライナー、ポリライナー、フィ
ルムライナー等に巻き取られて成型工程で巻出され成型
されていた。
【0005】近年、省エネルギーの社会的な要請に伴
い、空気入りタイヤの軽量化を目標として、インナーラ
イナーの薄ゲージ化が考えられている。
【0006】インナーライナーを薄ゲージ化する手法と
して、ブチルゴムの含有量を多くする、充填剤を添加す
る等の手法がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、何れの
場合も未加硫のインナーライナー(以後、タイヤ成型ド
ラムへ貼り付け前のものを未加硫インナーライナー部材
と呼ぶ。)の強度は低下してしまうので(腰が弱くな
る)、カレンダー作業性の著しい低下や、巻取りライナ
ーへの密着等により、局部的に伸ばされたり、供給ライ
ンで皺が発生したりし、未加硫インナーライナー部材及
び生タイヤの修理、スクラップを増加させる等の問題に
より生産上好ましくない。
【0008】本発明は、上記事実を考慮し、未加硫イン
ナーライナー部材の取扱いが簡単で、スクラップの発生
も抑えられる空気入りタイヤの製造方法及び未加硫イン
ナーライナー部材の製造方法を提供することが目的であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、インナーライナー用の未加硫のゴム組成物に、揮発
性を有し、かつ前記ゴム組成物を溶解する溶剤を付与し
てゴム組成物液を得る工程と、前記ゴム組成物液を熱可
塑性合成樹脂材料から形成された環状のフィルムライナ
ーの外周面または内周面に塗布する塗布工程と、前記フ
ィルムライナーに塗布された前記ゴム組成物液に含まれ
る前記溶剤を揮発させ、未加硫インナーライナー部材を
得る乾燥工程と、溶剤の除去された前記未加硫インナー
ライナー部材を備えた前記フィルムライナーをタイヤ成
型ドラムへ装着する装着工程と、を含むことを特徴とし
ている。
【0010】請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方
法によれば、先ず、最初の工程で、インナーライナー用
の未加硫のゴム組成物に、揮発性を有し、かつゴム組成
物を溶解する溶剤を付与する。これにより、ゴム組成物
液が得られる。
【0011】塗布工程では、ゴム組成物液を環状フィル
ムの外周面または内周方向面に塗布する。
【0012】ゴム組成物液を環状フィルムの外周面に塗
布するので、環状フィルム表面にゴム組成物を極めて薄
く形成することができる。
【0013】乾燥工程では、溶剤を揮発させ、未加硫イ
ンナーライナー部材を得る。
【0014】溶剤は揮発性を有しているので、乾燥方法
は自然乾燥であっても良く、送風により強制的に乾燥さ
せても良い。溶剤が除去されることにより、環状フィル
ム上の未加硫インナーライナー部材の厚みは更に薄くな
る。
【0015】装着工程では、溶剤の除去された未加硫イ
ンナーライナー部材を備えた環状フィルムがタイヤ成型
ドラムへ装着される。
【0016】環状フィルムは、タイヤ成型ドラム装着後
に剥がしても良く、製造工程途中及び製品タイヤに影響
がなければ剥がさなくても良い。
【0017】なお、装着工程以降は、従来の空気入りタ
イヤの製造工程と同一である。
【0018】本発明では、未加硫インナーライナー部材
を補強の役目する環状フィルム表面に形成するので、従
来のように製造過程(カレンダー工程等)で不良を生ず
ることが無く、取扱いも容易である。
【0019】さらに、大きなカレンダー工程の削減がで
き、コストダウンを図ることができる。
【0020】なお、環状フィルム表面上の未加硫インナ
ーライナー部材の厚みは、例えば、ゴム組成物液の濃度
によってコントロールすることができる。また、乾燥後
に、更に塗布を行うことによって厚みを部分的にまたは
全体的に増やすこともできる。
【0021】さらに、タイヤ成型ドラムには、ジョイン
ト部分の無い環状の未加硫インナーライナー部材が装着
されるので、タイヤの回転バランスを良化できる。
【0022】さらに、従来よりも薄い未加硫インナーラ
イナー部材を用いて生タイヤを製造するので、タイヤの
ゲージを薄くでき、加硫時間を短縮化することもでき
る。
【0023】また、PET等の熱可塑性合成樹脂から形
成された環状フィルムを用いる場合、加硫工程において
も、また製品タイヤとなってもその環状フィルムはタイ
ヤ製造工程及びタイヤ性能に影響を及ぼすことがないの
で、環状フィルムを剥がさずに、環状フィルムを未加硫
インナーライナー部材と共にタイヤ成型ドラムに貼り付
けて生タイヤを製造してもかまわない。
【0024】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の空気入りタイヤの製造方法において、前記ゴム組成物
液の濃度は、1〜60%の範囲内であることを特徴とし
ている。
【0025】ゴム組成物液の濃度が60%を越えると固
形分(溶解しない部分)が混ざり、また、気泡が入りや
すくなるので品質状不安定となる。
【0026】一方、ゴム組成物液の濃度が1%未満で
は、溶剤を揮発させる量が多くなり膜厚生成時間がかか
り過ぎる。また、乾燥後の膜厚が薄くなり過ぎる場合も
ある。
【0027】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の空気入りタイヤの製造方法において、前記ゴム組成物
液の濃度は、10〜40%の範囲内であることを特徴と
している。
【0028】請求項3に記載の空気入りタイヤの製造方
法によれば、ゴム組成物液の濃度を10〜40%の範囲
内としたので、ゴム組成物液の濃度は薄過ぎず、濃過ぎ
ず、環状フィルムに塗布し易く、また、適性な厚みの未
加硫インナーライナー部材を効率的に得ることができ
る。
【0029】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤの製造方法
において、前記熱可塑性の合成樹脂材料は、PE、P
P、PA、PET、PEVAの内の少なくとも一つを含
むことを特徴としている。
【0030】PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピ
レン)、PA(ポリアミド)、PET(ポリエチレンテ
レフタレート)、PEVA(ポリエチレンビニルアルコ
ール)は可撓性を有しかつ伸張でき、加熱により軟らか
くなるので、生タイヤの拡張時や加硫成型に影響を及ぼ
さない材料として最適である。
【0031】なお、環状フィルムは、上記PE、PP、
PA、PET、PEVAの単体であっても良く、何れか
で複数ラミネートされていても良い。また、ブレンド可
能であれば、上記PE、PP、PA、PET、PEVA
の何れか複数をブレンドしても良い。
【0032】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤの製造方法
において、前記環状フィルムは、少なくともタイヤ加硫
工程終了まで取り外さないことを特徴としている。
【0033】請求項5に記載の空気入りタイヤの製造方
法によれば、環状フィルムをタイヤ加硫工程終了まで取
り外さないので、製造工程を簡略化できる。
【0034】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載の空気入りタイヤの製造方法
において、前記インナーライナー用の未加硫のゴム組成
物は、ハロゲン化ブチルゴムを含むブチルゴム単独、ま
たはハロゲン化ブチルゴムを含むブチルゴムとジエン系
ゴムからなるゴム成分に、アスペクト比5以上30未満
の層状または板状無機充填剤を配合したことを特徴とし
ている。
【0035】このインナーライナー用のゴム組成物にお
いては、(A)成分のゴム成分として、ハロゲン化ブチ
ルゴム25〜100重量%とジエン系ゴム0重量%以上
20重量%未満とを含有するものが用いられる。
【0036】ゴム成分中のハロゲン化ブチルゴムの含有
量が25重量%未満では充分な耐空気透過性が発揮され
ない。
【0037】耐空気透過性を考慮すると、このハロゲン
化ブチルゴムの含有量は50重量%以上が好ましく、特
に70重量%以上が好ましい。
【0038】また、ジエン系ゴムの含有量が20重量%
以上では耐空気透過性が低下する。耐空気透過性及び耐
屈曲疲労性などを考慮すると、ハロゲン化ブチルゴム4
0重量%以上を含むブチルゴム85〜100重量%とジ
エン系ゴム15〜0重量%とからなるゴム成分を用いる
のが有利である。
【0039】前記ハロゲン化ブチルゴムとしては、塩素
化ブチルゴム、臭素化ブチルゴム、その変性ゴムなどが
含まれる。例えば塩素化ブチルゴムとしては「Enja
yButyl HT10−66」(エンジェイケミカル
社製、商標)があり、臭素化ブチルゴムとしては「ブロ
モブチル2255」(エクソン社製、商標)がある。
【0040】また、変性ゴムとしてイソモノオレフィン
とパラメチルスチレンとの共重合体の塩素化又は臭素化
変性共重合体を用いることができ、例えば「Expro
50」(エクソン社製、商標)などとして入手可能であ
る。
【0041】また、このゴム成分中に配合し得るジエン
系ゴムとしては、例えば天然ゴム、イソプレン合成ゴム
(IR)、シス1,4−ポリブタジエン(BR)、シン
ジオタクチック−1,2−ポリブタジエン(1,2B
R)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロ
ニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴ
ム(CR)などが挙げられ、これらは単独で用いてもよ
く、二種以上を組み合わせてもよい。
【0042】このインナーライナー用のゴム組成物にお
いては、(B)成分として、アスペクト比が5以上30
未満の層状又は板状の無機充填剤が用いられる。
【0043】ここで、アスペクト比とは、無機充填剤を
電子顕微鏡で観察し、任意の粒子50個について長径と
短径を測定し(図3に単位粒子の長径と短径を示
す。)、その平均長径aと平均短径bよりa/bとして
求められる。
【0044】上記アスペクト比をもつ層状又は板状無機
充填剤を、前記(A)成分であるゴム成分に配合したも
のは、特に押し出しまたは圧廷工程において層構造を形
成し、空気の透過経路を遮り、耐空気透過性が効果的に
発揮される。
【0045】したがって、通常のカーボンブラックや無
機充填剤よりも少ない配合量で、耐空気透過性を向上さ
せることが可能となる。
【0046】その結果、従来のカーボンブラックや無機
充填剤に比べて、低温時における硬さの増大を抑えるこ
とができるので、低温時の耐久性を改善することができ
る。
【0047】このアスペクト比が5未満では耐空気透過
性の向上効果が充分に発揮されないおそれがあり、30
以上ではゴム成分の分散が悪くなり、層状効果が薄れ、
むしろ耐空気透過性が悪くなる傾向がある。
【0048】さらに、アスペクト比が30以上では充填
剤の分散が悪くなり、混練り条件を分散するまで練りス
テージを追加することになり、生産性が悪化する。この
点から、より好ましいアスペクト比は10〜20の範囲
である。
【0049】このようなアスペクト比を有する層状又は
板状無機充填剤としては、天然品及び合成品のいずれで
あってもよく、特に制限されず、例えばカオリン、クレ
ー、マイカ、長石、シリカ及びアルミナの含水複合体な
どが挙げられる。
【0050】これらの中ではカオリン質クレー及びセリ
サイト質クレーが好適である。
【0051】また、この層状又は板状無機充填剤は、そ
の平均粒子径が大きすぎると耐屈曲疲労性が低下するお
それがあるので、平均粒子径は30μm以下が好まし
い。
【0052】本発明においては、該(B)成分の層状又
は板状無機充填剤は、一種を単独で用いてもよく、二種
以上を組み合わせて用いてもよい。
【0053】また、その含有量は、前記(A)成分であ
るゴム成分100重量部当たり、10〜270重量部の
範囲が好ましい。
【0054】この(B)成分の含有量が10重量部未満
では該(B)成分を配合した効果が充分に発揮されない
おそれがあり、また270重量部を超えると硬さが増大
し、耐低温クラック性が悪くなると共に、耐屈曲疲労性
が低下する原因となる。
【0055】この点から、該(B)成分のより好ましい
含有量は、20〜180重量部の範囲である。
【0056】本発明のゴム組成物においては、未加硫ゴ
ムの強度を向上させるなどの目的で、前記(A)成分1
00重量部当たり、さらに(C)カーボンブラック0〜
80重量部、好ましくは10〜60重量部を含有させる
ことができる。
【0057】この(C)成分の含有量が80重量部を超
えると硬さが増大し、耐低温クラック性及び耐屈曲疲労
性が低下する傾向がある。
【0058】上記(C)成分のカーボンブラックの種類
は特に制限はなく、従来ゴムの補強用充填剤として慣用
されているものの中から任意のものを適宜選択して用い
ることができ、例えばFEF、SRF、HAF、ISA
F、SAF、GPFなどが挙げられる。
【0059】これらの中で、ジブチルフタレート吸油量
(DBP)が65ミリリットル/100g以上、好まし
くは65〜100ミリリットル/100gであり、かつ
ヨウ素吸着量(IA)が20mg/g以上、好ましくは
20〜38mg/gの範囲にあるものが望ましい。
【0060】本発明においては、前記(B)成分と
(C)成分との合計含有量は、耐空気透過性、耐屈曲疲
労性、耐低温クラック性及び加工性などのバランスの面
から、(A)成分100重量部当たり、30〜300重
量部の範囲が好ましく、特に50〜250重量部の範囲
が好適である。
【0061】本発明のゴム組成物においては、ゴム成分
中への層状又は板状無機充填剤やカーボンクラックの分
散性を良くし、所望の物性を向上させる目的で、(A)
成分100重量部当たり、さらに(D)分散改良剤0〜
5重量部を含有させることができる。この分散改良剤と
しては、例えばシランカップリング剤、ジメチルステア
リルアミン、トリエタノールアミンなどが挙げられる。
これらは一種を単独で用いてもよく、二種以上を組み合
わせて用いてもよい。
【0062】なお、本発明のゴム組成物においては、例
えば、ナフテン系オイル又はパラフィン系オイル等のオ
イルを、適宜添加しても良い。ここで、ナフテン系オイ
ルは環分析による%CNが30以上のものが好ましく、
パラフィン系オイルは%CPが60以上のものが好適で
ある。
【0063】このような本発明のゴム組成物は、加硫ゴ
ムにおける−20℃での0.1%動的弾性率が、通常8
00MPa以下、好ましくは600MPa以下である。
【0064】また、本発明のゴム組成物には、所望によ
り、有機短繊維を含有させることができる。
【0065】この有機短繊維を含有させた場合には、イ
ンナーライナーを簿ゲージ化してタイヤを製造する際に
生じる内面コード露出を抑制することができる。
【0066】この有機短繊維は、平均径1〜100μm
で、平均長が0.1〜0.5mm程度であるものが好ま
しい。
【0067】この有機短繊維は、FRR(短繊維と未加
硫ゴムとの複合体)として配合してもよい。
【0068】このような有機短繊維の含有量は、(A)
成分100重量部当たり、0.3〜15重量部が好まし
い。
【0069】0.3重量部未満では内面コード露出の解
消効果は少なく、15重量部を超えれば加工性に悪影響
を及ぼすことがある。
【0070】有機短繊維の材質には特に制限はなく、例
えばナイロン6、ナイロン66などのポリアミド、シン
ジオタクチック−1,2−ポリブタジエン、アイソタク
チックポリプロピレン、ポリエチレンなどを挙げること
ができるが、これらの中では、ポリアミドが好ましい。
【0071】また、有機短繊維配合ゴムのモデュラスを
増大させるためにはへキサメチレンテトラミンやレゾル
シンなどのゴムと繊維との接着向上剤をさらに配合する
ことができる。
【0072】本発明のゴム組成物には、本発明の目的が
損なわれない範囲で、前記の配合剤以外に、通常ゴム工
業界で用いられる各種薬品、例えば加硫剤、加硫促進
剤、老化防止剤、スコーチ防止剤、亜鉛華、ステアリン
酸などを配合させることができる。
【0073】請求項7に記載の未加硫インナーライナー
部材の製造方法は、インナーライナー用の未加硫のゴム
組成物に、揮発性を有し、かつ前記ゴム組成物を溶解す
る溶剤を付与してゴム組成物液を得る工程と、前記ゴム
組成物液を熱可塑性合成樹脂材料から形成された環状の
フィルムライナーの外周面または内周面に塗布する塗布
工程と、前記フィルムライナーに塗布された前記ゴム組
成物液に含まれる前記溶剤を揮発させ、未加硫インナー
ライナー部材を得る乾燥工程と、を含むことを特徴とし
ている。
【0074】請求項7に記載の未加硫インナーライナー
部材の製造方法によれば、先ず、最初の工程で、インナ
ーライナー用の未加硫のゴム組成物に、揮発性を有し、
かつゴム組成物を溶解する溶剤を付与する。これによ
り、ゴム組成物液が得られる。
【0075】塗布工程では、ゴム組成物液を環状フィル
ムの外周面または内周方向面に塗布する。
【0076】ゴム組成物液を環状フィルムの外周面に塗
布するので、環状フィルム表面にゴム組成物を極めて薄
く形成することができる。
【0077】乾燥工程では、溶剤を揮発させ、未加硫イ
ンナーライナー部材を得る。
【0078】溶剤は揮発性を有しているので、乾燥方法
は自然乾燥であっても良く、送風により強制的に乾燥さ
せても良い。溶剤が除去されることにより、環状フィル
ム上の未加硫インナーライナー部材の厚みは更に薄くな
る。
【0079】本発明では、未加硫インナーライナー部材
を補強の役目する環状フィルム表面に形成するので、従
来のように製造過程(カレンダー工程等)で不良を生ず
ることが無く、取扱いも容易である。
【0080】さらに、大きなカレンダー工程の削減がで
き、コストダウンを図ることができる。
【0081】なお、環状フィルム表面上の未加硫インナ
ーライナー部材の厚みは、例えば、ゴム組成物液の濃度
によってコントロールすることができる。また、乾燥後
に、更に塗布を行うことによって厚みを部分的にまたは
全体的に増やすこともできる。
【0082】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の未加硫インナーライナー部材の製造方法において、前
記ゴム組成物液の濃度は、1〜60%の範囲内であるこ
とを特徴としている。
【0083】ゴム組成物液の濃度が60%を越えると固
形分(溶解しない部分)が混ざり、また、気泡が入りや
すくなるので品質状不安定となる。
【0084】一方、ゴム組成物液の濃度が1%未満で
は、溶剤を揮発させる量が多くなり膜厚生成時間がかか
り過ぎる。また、乾燥後の膜厚が薄くなり過ぎる場合も
ある。
【0085】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の未加硫インナーライナー部材の製造方法において、前
記ゴム組成物液の濃度は、10〜40%の範囲内である
ことを特徴としている。
【0086】請求項9に記載の未加硫インナーライナー
部材の製造方法によれば、ゴム組成物液の濃度を10〜
40%の範囲内としたので、ゴム組成物液の濃度は薄過
ぎず、濃過ぎず、環状フィルムに塗布し易く、また、適
性な厚みの未加硫インナーライナー部材を効率的に得る
ことができる。
【0087】請求項10に記載の発明は、請求項7乃至
請求項9の何れか1項に記載の未加硫インナーライナー
部材の製造方法において、前記インナーライナー用の未
加硫のゴム組成物は、ハロゲン化ブチルゴムを含むブチ
ルゴム単独、またはハロゲン化ブチルゴムを含むブチル
ゴムとジエン系ゴムからなるゴム成分に、アスペクト比
5以上30未満の層状または板状無機充填剤を配合した
ことを特徴としている。
【0088】請求項10に記載の未加硫インナーライナ
ー部材の製造方法の作用は、請求項7に記載の空気入り
タイヤの製造方法と同一であるので、説明は省略する。
【0089】
【発明の実施の形態】図1にしたがって、空気入りタイ
ヤの製造方法を説明する。 (1) 先ず、インナーライナー用のゴム組成物に、揮
発性を有し、かつゴム組成物を溶解させる溶剤を付与
し、ゴム組成物液を作る。
【0090】インナーライナー用のゴム組成物は、例え
ば、以下の表1に記載する実施配合1〜3の組成のもの
を用いることができるが、他の組成のものであっても良
い。なお、以下の表1内に、参考に従来配合も合わせて
記載した。
【0091】
【表1】 (注) 1)カーボンブラックGPF:DBP85ミリリットル
/100g、IA35mg/g 2)カオリンクレー:J.M.Huber社製「Pol
yfil DL」、アスペクト比103)分散改良剤:
花王社製「DM80」、ジメチルステアリルアミン
【0092】また、溶剤としては、例えば、工業用ガソ
リンが一般的に流通しており安価で好ましいが、他の溶
剤を用いても良い。
【0093】なお、ゴム組成物液の濃度は、1〜60%
の範囲内とすることが好ましく、更に好ましくは10〜
40%の範囲内である。 (2) 図1に示すように、ロール状に巻かれた合成樹
脂チューブ12を巻出し、カッタ14にて所定の長さに
カットして環状のフィルムライナー12Aを得る。
【0094】本実施形態のフィルムライナー12Aの材
質はPETである。 (3) フィルムライナー12Aを拡縮できるドラム1
6に被せる。 (4) タンク18内の溶解されたゴム組成物液20を
ポンプ22でスポンジロール24に送り込み、スポンジ
ロール24を図示しないモータで回転させると共に、回
転したスポンジロール24をモータ26で回転させたド
ラム16のフィルムライナー12Aに一定の力で押し付
け、フィルムライナー12Aの外周面にゴム組成物液2
0が周方向に連続するように塗布する。
【0095】なお、ゴム組成物液20の濃度が40〜6
0%であると、ゴム組成物液20の供給ラインで詰まり
が生じ易くなり、メンテナンス頻度が増大する虞があ
り、60%を越えると、ゴム組成物液20に固形分が混
ざったり、気泡が入りやすくなる等品質が不安定になる
と共に、塗布が困難となる。 (5) フィルムライナー12A上に塗布された未加硫
インナーライナー部材28に、例えば、送風する、吸気
する等して乾燥させる。
【0096】これにより、肉厚の一定した極めて薄い環
状の未加硫インナーライナー部材28が得られる。
【0097】なお、ゴム組成物液20の濃度が10%未
満になると、溶剤の占める割合が多くなり、乾燥に時間
がかかりすぎ、1%未満になると、乾燥時間がさらにか
かることになる。
【0098】また、蒸発した工業用ガソリンは吸引して
回収する。 (6) 乾燥終了後、ドラム16の径を小さくし、未加
硫インナーライナー部材28を保持したフィルムライナ
ー12Aをドラム16から取り外し、平らに潰してライ
ナー30と共に保管用のドラム32に巻き取り保管す
る。
【0099】なお、ライナー30は、例えば、布製のも
の、PETフィラメントにシリコンゴムまたはシリコン
系樹脂を他の配合剤と共に表面コーティングしたもの、
PETフィルムの表面に長鎖アルキルポリマーをラミネ
ートしたもの、またはワックス配合したもの等であり、
未加硫インナーライナー部材28を剥がし易い素材また
は処理を施したものが好ましい。 (7) 次に、生タイヤの製造方法を説明する。なお、
本実施形態では、未加硫インナーライナー部材の貼り付
け工程が従来例と異なっており、それ以降の工程は従来
通りであるので、インナーライナーの貼り付け工程は詳
細に説明するが、その他の工程については簡単に説明す
る。
【0100】未加硫インナーライナー部材28を保持し
たフィルムライナー12Aを、保管用のドラム32から
巻き出したライナー30から取り外し、タイヤ成型ドラ
ム(ファーストドラム)34の外周面に装着する。 (8) なお、その後の工程は、従来通りであるので、
簡単に説明する。
【0101】未加硫インナーライナー部材28の幅方向
端部付近にナイロンチェーファーやトゥゴムを巻き付け
る。
【0102】未加硫インナーライナー部材28の上にカ
ーカスプライが巻き付けられ、その両側部分にビードコ
ア及びスティフナーまたはビードフィラーが取り付けら
れる。
【0103】その後、カーカスプライの両端部が内側に
折り返されて、サイドトレッドが巻き付けられる。
【0104】その後、次工程の他のタイヤ成型ドラム
(セカンドドラム)に移し変え、内部に空気を充填する
と共に両端部分を互いに接近させて中央部分にベルト及
びトップトレッドを巻き付け生タイヤを完成させる。
【0105】この生タイヤは、その後、従来通りに図示
しないモールドに装填されて加硫されて製品タイヤとな
る。なお、PETのフィルム(軟化点がタイヤの加硫温
度より高い)はタイヤ製造工程及びタイヤ性能に影響を
及ぼすことがなく、生タイヤ内面(フィルムライナー1
2A)表面にシリコン内面液(ゴム同士の離着剤)を塗
布すれば、フィルムライナー12Aと加硫ブラダーとが
密着(接着)しないので、フィルムライナー12Aを加
硫前に剥がさなくても良い。
【0106】本実施形態では、未加硫インナーライナー
部材28を補強の役目するフィルムライナー12A上に
形成するので、従来のように製造過程(カレンダー工程
等)で不良を生ずることが無く、取扱いも容易である。
【0107】さらに、大きなカレンダー工程の削減がで
きる。
【0108】なお、フィルムライナー12Aは未加硫イ
ンナーライナー部材28を補強の役目するものであり、
気体の透過は未加硫インナーライナー部材28で遮断す
るので、フィルムライナー12Aは気体の透過を遮断出
来なくて良い。
【0109】ここでフィルムライナー12Aの材質がP
E、PP、PAの場合は、インナーライナーゲージを
0.1〜0.2mmにすることが出来る。
【0110】また、フィルムライナー12Aの材質がP
ETの場合、フィルムライナー12Aのゲージを30μ
m未満の厚さに設定することができ、インナーライナー
ゲージを0.05〜0.1mmにすることが出来る。
【0111】なお、PETからなるフィルムライナー1
2Aのゲージが30μm以上になると、生タイヤを拡張
する際にフィルムライナー12Aが伸びずに破断する虞
がある。 (試験例1)本発明の効果を確かめるために、本発明の
ジョイント部分(ゲージの厚い重ね合わせ部分)が無い
未加硫インナーライナー部材を用いた生タイヤと、ジョ
イント部分のある従来の未加硫インナーライナー部材を
用いた生タイヤとを加硫し、加硫時間の比較を行った
(タイヤサイズ:PSR185/65R14)。
【0112】結果は、本発明のジョイント部分の無い未
加硫インナーライナー部材を用いた生タイヤは、ジョイ
ント部分のある従来のインナーライナー部材を用いた生
タイヤに対して加硫時間が4%短縮できた。 (試験例2)本発明の効果を確かめるために、本発明の
ジョイント部分(ゲージの厚い重ね合わせ部分)が無い
未加硫インナーライナー部材を用いて製造した空気入り
タイヤと、ジョイント部分のある従来の未加硫インナー
ライナー部材を用いて製造した空気入りタイヤとの静的
バランスの比較を行った。
【0113】結果は、本発明のジョイント部分の無い未
加硫インナーライナー部材を用いて製造した空気入りタ
イヤは、ジョイント部分のある従来のインナーライナー
部材を用いて製造した空気入りタイヤに対して静的バラ
ンスが0.1kg・cm改善された(タイヤサイズ:P
SR185/65R14)。 (その他の実施形態)上記実施形態では、合成樹脂チュ
ーブ12をカットして得られた環状のフィルムライナー
12Aの外周面にゴム組成物液20を塗布したが、図2
に示すように、合成樹脂チューブ12を貯留層38内の
溶解したゴム組成物液20に複数回くぐらせ、合成樹脂
チューブ12外周面にゴム組成物液20を塗布するよう
にしても良い。
【0114】貯留層38から送り出し後、送風、吸気等
によりゴム組成物液20の乾燥を行い、ライナー30と
共に巻き取りドラム42に巻き取り保管する。
【0115】使用する場合には、巻き取りドラム42か
ら巻出した未加硫インナーライナー部材28を保持した
合成樹脂チューブ12を必要な長さにカットすれば良
い。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように本発明の空気入りタ
イヤの製造方法によれば、未加硫インナーライナー部材
の取扱いが簡単で、スクラップの発生も抑えられる、と
いう優れた効果を有する。
【0117】また、本発明の未加硫インナーライナー部
材の製造方法によれば、取扱いが簡単で、スクラップの
発生も抑えられる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】未加硫インナーライナー部材の製造装置の概略
図である。
【図2】他の実施形態に係る未加硫インナーライナー部
材の製造装置の概略図である。
【図3】アスペクト比を説明するための説明図である。
【符号の説明】
20 ゴム組成物 12A 環状フィルム 34 タイヤ成型ドラム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーライナー用の未加硫のゴム組成
    物に、揮発性を有し、かつ前記ゴム組成物を溶解する溶
    剤を付与してゴム組成物液を得る工程と、 前記ゴム組成物液を熱可塑性合成樹脂材料から形成され
    た環状のフィルムライナーの外周面または内周面に塗布
    する塗布工程と、 前記フィルムライナーに塗布された前記ゴム組成物液に
    含まれる前記溶剤を揮発させ、未加硫インナーライナー
    部材を得る乾燥工程と、 溶剤の除去された前記未加硫インナーライナー部材を備
    えた前記フィルムライナーをタイヤ成型ドラムへ装着す
    る装着工程と、 を含む空気入りタイヤの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ゴム組成物液の濃度は、1〜60%
    の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の空気
    入りタイヤの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ゴム組成物液の濃度は、10〜40
    %の範囲内であることを特徴とする請求項2に記載の空
    気入りタイヤの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性の合成樹脂材料は、PE、
    PP、PA、PET、PEVAの内の少なくとも一つを
    含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1
    項に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記環状フィルムは、少なくともタイヤ
    加硫工程終了まで取り外さないことを特徴とする請求項
    1乃至請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤの
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記インナーライナー用の未加硫のゴム
    組成物は、ハロゲン化ブチルゴムを含むブチルゴム単
    独、またはハロゲン化ブチルゴムを含むブチルゴムとジ
    エン系ゴムからなるゴム成分に、アスペクト比5以上3
    0未満の層状または板状無機充填剤を配合したことを特
    徴とした請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の空
    気入りタイヤの製造方法。
  7. 【請求項7】 インナーライナー用の未加硫のゴム組成
    物に、揮発性を有し、かつ前記ゴム組成物を溶解する溶
    剤を付与してゴム組成物液を得る工程と、 前記ゴム組成物液を熱可塑性合成樹脂材料から形成され
    た環状のフィルムライナーの外周面または内周面に塗布
    する塗布工程と、 前記フィルムライナーに塗布された前記ゴム組成物液に
    含まれる前記溶剤を揮発させ、未加硫インナーライナー
    部材を得る乾燥工程と、を含む未加硫インナーライナー
    部材の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ゴム組成物液の濃度は、1〜60%
    の範囲内であることを特徴とする請求項7に記載の未加
    硫インナーライナー部材の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ゴム組成物液の濃度は、10〜40
    %の範囲内であることを特徴とする請求項8に記載の未
    加硫インナーライナー部材の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記インナーライナー用の未加硫のゴ
    ム組成物は、ハロゲン化ブチルゴムを含むブチルゴム単
    独、またはハロゲン化ブチルゴムを含むブチルゴムとジ
    エン系ゴムからなるゴム成分に、アスペクト比5以上3
    0未満の層状または板状無機充填剤を配合したことを特
    徴とした請求項7乃至請求項9の何れか1項に記載の未
    加硫インナーライナー部材の製造方法。
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