JP2002102214A - 移動型x線装置 - Google Patents

移動型x線装置

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JP2002102214A JP2000298196A JP2000298196A JP2002102214A JP 2002102214 A JP2002102214 A JP 2002102214A JP 2000298196 A JP2000298196 A JP 2000298196A JP 2000298196 A JP2000298196 A JP 2000298196A JP 2002102214 A JP2002102214 A JP 2002102214A
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/54Control of apparatus or devices for radiation diagnosis
    • A61B6/548Remote control of the apparatus or devices

Abstract

(57)【要約】 【課題】 整形外科用と結石破砕用の双方の用途に最適
な旋回動作が可能な移動型X線装置を提供する。 【解決手段】 一端にX線発生部、他端にX線受像部を
持つC型アーム5と、C型アーム5を手動によって水平軸
を旋回中心軸として旋回自在に保持する旋回機構とを具
える移動型X線装置において、C型アーム5の旋回を手
動と電動のいずれかに切り替える切り替え機構を設け
る。電動旋回には、C型アーム5の旋回用モータ20を用
いる。旋回機構には従動ギア10を用いる。従動ギア10に
は駆動ギア70が噛合され、レバー30の操作によりモータ
20をスライドさせて、駆動ギア70にモータ20の駆動力を
断続するクラッチ60を設ける。整形外科用には手動旋回
を、結石破砕用には電動旋回を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動型X線装置に
関するものである。特に、C型アームの旋回をX線像の
撮影の用途によって手動と電動に切り換えることができ
る移動型X線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】整形外科でのX線像撮影を主な用途とさ
れる移動型X線装置は、一端にX線発生部、他端にX線
受像部を持つC型アームを具え、移動台車に搭載されて
いる。このようなX線装置は、比較的狭い手術室や病室
等で使用されるため、小型軽量、コンパクトな装置が望
まれる。このため、C型アームの旋回は、手動で、軽
く、素早く動かせる構造となっている。
【0003】近年、この移動型X線装置を結石破砕装置
と組合せ、結石の位置を確認しながら破砕装置により治
療する方法が行われている。この方法では、C型アーム
を左右約30°づつ旋回させてX線透視撮影を行い、結石
破砕装置の衝撃波の焦点が体内の結石に合うように調整
を行う作業が必要である。例えば、旋回角が左30°のと
きに画面中央に結石を確認できても、右30°に旋回した
ときに画像中央に結石がなければ、X線発生部とX線受
像部との中央に結石が位置していないことになる。その
場合、旋回角の異なるX線透視撮影と患者の乗ったテー
ブルの移動とを繰り返すことで、いずれの旋回角でも結
石が画像の中央に位置するように調整する。
【0004】このような調整を迅速に行うには、C型ア
ームの旋回を電動で行うことが考えられよう。この旋回
を電動化すれば、C型アームを旋回させながら患者を乗
せたテーブルを動かすことができ、位置決め操作が簡単
に行える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、C型アームの
旋回を手動のみ又は電動のみで行うと、整形外科と結石
破砕の両用途に最適な旋回動作を実現できないと言う問
題があった。
【0006】手動のみでC型アームを旋回させる場合、
整形外科用には軽く、素早く動かせるため好ましい。し
かし、結石破砕用には、C型アームを手動で旋回させて
X線透視を行い、かつ患者の乗ったテーブルを動かすと
言う動作を繰り返し行う必要がある。そのため、C型ア
ームの位置決め設定に手間がかかるという問題があっ
た。
【0007】一方、電動のみによりC型アームを旋回さ
せる場合、結石破砕用には結石位置を確認しながらテー
ブルが動かせるため、位置決め操作が簡単になる。しか
し、緊急度の高い整形外科用として手術場という限られ
たスペースで使用する場合は、電動の旋回では微妙な位
置決めが難しく、迅速な位置決めが行えないと言う欠点
があった。その上、万一C型アームが誤作動した場合、
同アームが患者を直撃したりすることを防止するため、
誤作動防止機構が必要になり、装置の複雑化が避けられ
ない。
【0008】従って、本発明の目的は、整形外科用と結
石破砕用の双方の用途に最適な旋回動作が可能な移動型
X線装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、C型アームの
旋回を手動と電動のいずれかに切り替え自在とすること
で上記の目的を達成する。
【0010】すなわち、本発明の移動型X線装置は、一
端にX線発生部、他端にX線受像部を支持するC型アー
ムと、このC型アームを手動によって水平軸を旋回中心
軸として旋回自在となるように保持する旋回機構とを備
えた移動型X線装置において、前記C型アームを電動に
よって旋回させるための回転動力を前記旋回機構に与え
るモータと、前記旋回機構と前記モータを断続して前記
C型アームの手動旋回と電動旋回を切り替える機構とを
備えたことを特徴とする。
【0011】C型アームの旋回を電動と手動の切り替え
式とすることで、結石破砕装置に組合わせて使用する場
合は、電動旋回により位置決め設定の手間をはぶくこと
ができ、緊急を要する手術場にて本来の整形外科に使用
する場合は、手動による旋回に切替え、迅速な位置決め
を行うことができる。電動旋回の操作は、フットスイッ
チなどの遠隔操作手段により行うことが好ましい。これ
により、C型アームの旋回と同時に患者の乗ったテーブ
ルの移動が容易に行え、結石位置への位置決め操作が簡
単になる。
【0012】切り替え機構の具体例としては、手動モー
タを前進後退させるスライド機構と、この進退に伴って
モータの駆動力を旋回機構に断続するクラッチとを具え
たものが好適である。スライド機構には、モータをスラ
イド自在に保持するガイドと、レバー操作により回転さ
れて押圧するカムとを具えるものが好ましい。クラッチ
には、かみ合いクラッチ、摩擦クラッチ、電磁クラッチ
などが利用できる。
【0013】本発明装置を結石破砕装置との組み合わせ
て使用する場合、C型アームを電動旋回、すなわちモー
タの駆動力が旋回機構に伝動された状態とする。結石破
砕用途では、旋回角は±30°程度で十分なため、旋回角
制限機構を設けることが好ましい。旋回角制限機構に
は、スイッチを用いた電気的制限機構と、部材のはめ合
わせを利用した機械的制限機構が挙げられる。電気的・
機械的制限機構のいずれか一方だけを設けても構わない
が、両方を設けた方がより望ましい。
【0014】電気的制限機構:旋回用モータの駆動力
をC型アームの旋回に伝動する回転体と、この回転体に
設けられた旋回角規定部と、回転体の回転に伴って前記
旋回角規定部に接触して旋回停止信号を出力する第一ス
イッチ手段とを具える。回転体は、モータからC型アー
ムまでの間に介在される駆動力伝達機構を構成するギア
や軸のいずれでも構わない。通常、C型アームの旋回軸
と同軸のギアを回転体とすることが好ましい。第一スイ
ッチ手段には、マイクロスイッチなどが利用できる。旋
回角規定部は、第一スイッチ手段が接触し得る凸部また
は凹部が好適である。
【0015】X機械的制限機構:旋回用モータの駆動
力をC型アームの旋回に伝動する回転体と、この回転体
に設けられた円弧孔と、モータの駆動力を旋回機構に断
続する動作に連動して前記円弧孔に嵌脱する安全棒とを
具える。円弧孔の範囲を特定することで機械的にC型ア
ームの旋回角を制限する。この機械的制限機構における
回転体には、電気的制限機構における回転体と同様のも
のが利用できる。
【0016】一方、外科整形用に使用する場合は、C型
アームを手動旋回、すなわちモータの駆動力が旋回機構
に伝動されていない状態とする。外科整形用途では幅広
い旋回角が求められるため、手動旋回時、前記旋回角制
限機構は作動しないように構成することが好適である。
例えば、前記安全棒の嵌脱を検知する第二スイッチ手段
を設け、嵌合しているときのみ第一スイッチ手段および
旋回用モータを作動状態とし、嵌合していないときは第
一スイッチ手段および旋回用モータを作動しない状態に
制御する。第二スイッチ手段にもマイクロスイッチを用
いることが好適である。
【0017】また、手動旋回時には、C型アームの旋回
位置を固定する機構が必要となるが、この固定には、旋
回用モータの電磁ブレーキを利用することが好ましい。
例えば、モータ、安全棒および旋回機構の接続関係を、
モータも安全棒も旋回機構に接続されない状態、モータ
は旋回機構に接続されるが安全棒は旋回機構に接続され
ない状態、モータと安全棒の双方が旋回機構に接続され
た状態の3通りとする。モータも安全棒も旋回機構に接
続されない状態のときは手動旋回、モータと安全棒の双
方が旋回機構に接続された状態のときは電動旋回が可能
とする。そして、モータは旋回機構に接続されるが安全
棒は旋回機構に接続されない状態では、モータの電磁ブ
レーキによりC型アームの旋回を阻止して、旋回位置の
固定を行う。その際、前記第二スイッチ手段の信号によ
り電動旋回はできないように制御する。
【0018】なお、本発明装置は手動旋回を外科手術用
に利用し、電動旋回を結石破砕用に利用することを基本
的用途としているが、本発明装置の用途がこれらに限定
されるわけではない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 (X線装置の概略)図1は本発明装置の外観斜視図であ
る。本発明装置は、走行用モータで走行する移動台車1
と、台車上に設置されたX線制御部2と、一端にX線発
生部3を他端にX線受像部4を有するC型アーム5とを具
える。このC型アーム5は支持部6を介してX線制御部2
に支持されている。また、X線制御部2には、フットス
イッチ7が接続され、このスイッチ7を操作することで、
C型アーム5の旋回を行う。
【0020】(支持部の外観)支持部6は浅いV型に屈
曲され、X線制御部上に装着される箱型の水平部8と、
水平部8に連続して下方に伸延する角柱状の傾斜部9とを
具える。C型アーム5は、この水平部8の軸を回転軸とし
て旋回自在に支持されると共に、C型アーム5の円弧中
心を通る軸を回転軸として円弧動自在に支持されてい
る。
【0021】(支持部の内部構成)支持部6の内部構造
を図2〜5に示す。図2は支持部における水平部8の内
部機構を示す斜視図、図3は同正面図、図4は同底面
図、図5は図3のA-A断面図である。図2に示すよう
に、支持部6にはC型アーム5の旋回機構と、旋回用モー
タ20と、切り替え機構が含まれる。モータ20の駆動力は
切り替え機構のクラッチ60で駆動ギア70に伝達・解除で
き、伝達時は駆動ギア70に噛合する従動ギア10を電動回
転させる。
【0022】<旋回機構>旋回機構は従動ギア10と、こ
のギアと同軸の旋回軸と、旋回軸の軸受けとを具えてい
る。図2では、旋回軸と軸受けは内ケース11内に収納さ
れているため図示しておらず、内ケース11の端部に露出
する従動ギア10のみを示している。これら従動ギア10と
内ケース11は図1に示す外ケース13内に収納されてい
る。
【0023】<旋回用モータ>旋回用モータ20は、内ケ
ース側方に装着されて、電動旋回時、旋回機構を駆動し
てC型アーム5を旋回させるための駆動源である。この
モータ20には電磁ブレーキが具えられ、手動旋回時、C
型アーム5の旋回位置の固定に利用される。
【0024】<切り替え機構>切り替え機構は、レバー
操作によりモータ自体を水平部8の軸方向に前進後退す
るスライド機構と、この進退動作によりモータ20の駆動
力を従動ギア10に断続するクラッチ60とを有する。
【0025】スライド機構の詳細を図2〜6に基づいて
説明する。図6は図3におけるB-B断面図である。モー
タ20のスライドは図2〜4に示すレバー30の操作によ
り、図5に示すカム31を回転させ、カム31の偏心量を利
用してモータ20を押圧することで行う。モータ20はガイ
ド32を介してスライド自在に保持され、カム31の押圧に
よりクラッチ60の断続を行う。
【0026】図6に示すように、レバー30は円筒状のブ
ロック33に固定され、このブロック33の下方に操作軸34
が伸延されている。カム31は操作軸34の一部を切り欠い
て構成される。カム31の断面は優弧31Aと直線31Bで囲ま
れる形状である(図5)。図5はカム31の直線31Bが後
述する軸ガイド51に当接しており、モータ20は前進して
クラッチ60が接続された状態を示している。さらに、カ
ム31の優弧31Aには突起部35が形成されている。この突
起部35は後述する安全棒80を動作させるためのものであ
る。
【0027】上記ブロック33の上部にはブロック33を貫
通するプランジャ40が設けられ、下部には位置決め板41
が設けられている(図6)。このプランジャ40と位置決
め板41は手動旋回と電動旋回の選択に用いられ、電動旋
回の場合はレバー30の回転位置を固定することに用い
る。位置決め板41は、ほぼ90°の範囲に亘って設けられ
た円弧状の長孔と、この長孔の端部からさらに約90°離
れた位置に設けられた円孔を有する。長孔または円孔に
はプランジャ40の端部が嵌合され、長孔に嵌合されてい
るときは手動旋回が、円孔に嵌合されているときは電動
旋回が選択される。従って、プランジャ40を一旦引き上
げて長孔との嵌合または円孔との嵌合を切り替えない限
り、手動旋回と電動旋回とを切り替えることはできず、
誤った旋回方式の選択を防止できる。
【0028】モータ20は内ケース側に固定した一対のガ
イド32を介してハウジング36に装着されている(図3〜
図4)。このハウジング内にモータ20とギアヘッド21が
装着される。ハウジング36の内面とガイド32との間には
圧縮バネ37が介在され、常時ハウジング36がカム側に押
圧する状態に保持している。図3〜4にはガイド32の
他、ハウジング両側を接続する補強板38が記載されてい
るが、図2では、ガイド32および補強板38は省略してい
る。
【0029】クラッチ60が衝撃的に接続されないように
緩衝機構を設けた。緩衝機構は、図5に示すように、ハ
ウジング36に固定された筒ガイド50の内部に軸ガイド51
をスライド自在にはめ込み、筒ガイド50の内側端面と軸
ガイド端面との間に圧縮バネ53を介在させる。軸ガイド
51の端面がカム31に押圧されると、圧縮バネ53を介して
モータ20(ハウジング36)のスライドが行われるため、
クラッチ60を衝撃的に連結することを抑制できる。
【0030】クラッチ60は、駆動側摩擦板61と従動側摩
擦板62とを有し、前者はギアヘッド21から伸延する駆動
軸22に一体化されて、後者は駆動ギア70のギア軸71と一
体化されている。駆動軸22はベアリング23(図5)を介
してハウジング36に対して回転自在に保持され、ギア軸
71はベアリング72を介してギア支持片73に対して回転自
在に保持されている。ギア支持片73はベース74を介して
内ケース11に固定される(図3)。
【0031】(旋回角制限機構)結石破砕用途に用いる
場合、C型アーム5の旋回角は±30°程度で十分なた
め、電動旋回時にはC型アームの旋回角を制限する旋回
角制限機構を設けた。この制限機構には、機械的機構と
電気的機構の双方がある。
【0032】<機械的旋回角制限機構>機械的機構とし
て、従動ギア10(回転体)の側面に円弧孔14を形成し、
この円弧孔14に嵌脱する安全棒80を用いた(図2)。安
全棒80は、図4に示すように、支持筒81を介してベース
74にスライド自在に装着されており、一端にカム31の突
起部35に押圧される接触片82(図5、図6、図8)が固
定されている。支持筒81と接触片82との間には圧縮バネ
83が介在され、常時安全棒80を従動ギア10から離れる方
向に押圧している。レバー操作によりカムの優弧31Aが
軸ガイド51に接触する状態としてさらにカム31を回転さ
せると、突起部35が接触片82を押圧し、安全棒80を従動
ギア側にスライドさせる(図5)。そして、安全棒80の
他端が従動ギアの円弧孔14に嵌合すると、従動ギア10は
円弧孔14の範囲でしか回転できないため、C型アーム5
の旋回角が制限されることになる。図7に従動ギアの平
面図を示す。本例では、円弧孔14はほぼ60°の範囲に形
成している。
【0033】<電気的旋回角制限機構>電気的機構とし
て、従動ギア10(回転体)に固定された旋回角規定部15
と、この規定部15に接触するマイクロスイッチ90A〜90F
(第一スイッチ手段)とを用いた。図2に示すようにマ
イクロスイッチ90A〜90F は内ケース11に固定されてい
る。一方、旋回角規定部15は、図7に示すように、従動
ギア10に固定された一対の円弧状の凸部である。この凸
部の一端側は段階状の接触端15A〜15Dを有している。各
々突出した接触端15B、15Cが30°、後退した接触端15
A、15Dが20°の旋回角に対応している。マイクロスイッ
チ90A〜90Dが接触端15A〜15Dに当接したときにC型アー
ム5が規定の旋回角になっており、停止信号を出力して
C型アーム5の旋回を停止させる。本例で、20°の場合
にも旋回角の制限機構を設けたのは、より小さい旋回角
で結石への位置調整を行うためである。旋回角を20°程
度としただけでも結石破砕装置の衝撃波の焦点を結石に
位置合わせできる場合があり、その場合は30°まで旋回
することなく、より迅速な調整が可能となる。
【0034】2つある旋回角規定部のうち、一方の旋回
角規定部には中間部に一対の接触端15E、15Fを形成して
いる。この接触端15E、15Fは互いに逆向きに構成され
て、一対のマイクロスイッチ90E、90Fとの接触に対応し
ており、C型アーム5の旋回角が0°の際の従動ギア10の
回転位置を検出する。一対のマイクロスイッチ90E、90F
が共にオン(オフ)になった場合にC型アーム5の旋回
角が0°と判断する。一対のマイクロスイッチ90E、90F
を用いているのは、ある旋回角から0°の状態に復帰す
る場合、左右のどちらに従動ギア10を回転させれば良い
かを判断するためである。例えば、図7の左側のマイク
ロスイッチ90Eがオンで、右側のマイクロスイッチ90Fが
オフであった場合、従動ギア10は0°の位置より左回り
に回転した位置にあるとする。0°への復帰が指令され
れば、両スイッチ90E、90Fがオンになるまで右回りに回
転させれば良い。逆に、左側のマイクロスイッチ90Eが
オフで、右側のマイクロスイッチ90Fがオンであった場
合、従動ギア10は0°の位置より右回りに回転した位置
にあることになる。そのため、0°への復帰が指令され
れば、両スイッチ90E、90Fがオンになるまで左回りに回
転させれば良い。
【0035】上記の接触端15A〜15Fはいずれもテーパー
状に形成されて、マイクロスイッチ90A〜90Fの当接の衝
撃を緩衝するように構成されている。
【0036】なお、図7はC型アーム5の旋回角が0°の
場合における従動ギア10の向きを示しており、各マイク
ロスイッチ90A〜90Fは、どの接触端15A〜15Fに対応して
いるかを模式的に示しているに過ぎない。従って、図7
は従動ギア10に対する実際のマイクロスイッチ90A〜90F
の配置個所や向きを示したものではない。
【0037】(安全棒の従動ギアへの嵌合確認機構)安
全棒80が従動ギアの円弧孔14に嵌合することで、旋回角
が制限されることは前述の通りである。さらに、本例で
は、この嵌合が確実に行われたかどうかを電気的に検出
する確認機構を設けた。この確認機構は安全棒80のスラ
イドをマイクロスイッチ84(第二スイッチ手段)で検出
する。図8は図3における一点鎖線の円内の詳細図であ
る。図8に示すように、安全棒80と一体の接触片82がガ
イド85に沿ってスライドする。ここで、接触片82にテー
パー部を形成し、安全棒80が円弧孔14に嵌合したとき、
テーパー部に接触するようにマイクロスイッチ84を配置
する。このマイクロスイッチ84からの信号により、C型
アーム5の電動旋回の可否を判断する。
【0038】(制御機構)上記構成のC型アーム支持部
6は、フットスイッチ7の操作により制御される。その制
御機構のブロック図を図9に示す。フットスイッチ7
は、3つのペダルを具え、それぞれ「左回転」、「右回
転」、「0°」に対応している。「0°」はC型アームの
旋回角に関らず、0°の状態に復帰させる。
【0039】各マイクロスイッチ90A〜90Fの信号とフッ
トスイッチ7からの制御信号は旋回動制御回路100に出力
され、さらにモータ駆動回路101を介してモータ20の回
転・停止と回転方向とを制御する。
【0040】マイクロスイッチ90A〜90Dまでは、いずれ
もオン(またはオフ)になることで旋回停止信号を出力
する。例えば、「左回転」のペダルを踏むとC型アーム
5は左旋回を開始し、左に20°旋回した所で接触端15Aが
マイクロスイッチ90Aに当接してより停止信号が出力さ
れてC型アーム5の旋回は止められる(図7)。さらに3
0°までC型アーム5を旋回させるには、一旦「左回転」
のペダルを放して再度踏みなおす。そして、左に30°旋
回した所で接触端15Bがマイクロスイッチ90Bに当接して
停止信号が出力されてC型アーム5の旋回は止められ
る。
【0041】一対のマイクロスイッチ90E、90Fは双方が
オン(またはオフ)になった場合のみ旋回停止信号を出
力する。「0°」のペダルを踏むと、一対のマイクロス
イッチのうちいずれがオン(オフ)になっているかと言
うことから0°に復帰するための旋回方向を検出し、双
方がオンになるまで検出方向にC型アーム5を旋回させ
る。
【0042】マイクロスイッチ84は、オン(またはオ
フ)になることで安全棒80が従動ギア10に嵌合したと判
断して電動旋回を許容し、オフであれば安全棒80が従動
ギア10に嵌合していないと判断して電動旋回を不能にす
る。従って、電動旋回可能な場合は、上記フットスイッ
チ7とマイクロスイッチ90A〜90Fまでの信号によりC型
アーム5の旋回を制御可能であるが、電動旋回不能であ
れば、フットスイッチ7のいずれのペダルを操作しても
モータ20は駆動されない。
【0043】(旋回手順と動作) <手動旋回>手動旋回する場合、プランジャ40の先端を
位置決め板の長孔にはめ込み、レバー30は図2のA位置
からB位置の間で操作可能な状態とする。A位置で手動
旋回可能となり、B位置で旋回位置固定となる。
【0044】通常、レバー30はB位置に保持されてC型
アーム5の旋回はできない。このとき、カム31の優弧31A
が軸ガイド51に当接し、モータ20は前進してクラッチ60
が接続された状態となる。しかし、安全棒80は従動ギア
の円弧孔14に嵌合しておらず、かつマイクロスイッチ84
がオフとなっており電動旋回はできない。そして、モー
タ20は電磁ブレーキが作動して回転せず、モータ20に接
続される駆動ギア70および従動ギア10も回転させること
ができない。そのため、C型アーム5の旋回位置が保持
される。
【0045】手動旋回する場合、レバー30をA位置に移
動する。このとき、プランジャ40の先端は位置決め板の
長孔内で一端から他端に移動する。また、カム31の直線
31Bが軸ガイド51に当接し、モータ20は後退してクラッ
チ60が離れた状態となり、駆動力を従動ギア10に伝達で
きない。さらに、安全棒80も従動ギアの円弧孔14に嵌合
していない。そのため、従動ギア10はフリーの状態とな
り、C型アーム5を手動で旋回することができる。本発
明装置では、±210°の旋回ができるように構成した。
所定の角度まで旋回できれば、再度レバー30をB位置に
戻してC型アーム5の位置を固定すれば良い。
【0046】<電動旋回>電動旋回する場合、レバー30
をB位置からC位置に移動する。この移動を行うには、
プランジャ40を一旦引き上げた後、その先端を長孔から
円孔へとはめ直す必要がある。
【0047】このレバー操作に伴ってB位置と同じくカ
ム31が回転され、優弧31Aが軸ガイド51に当接し、モー
タ20は前進してクラッチ60が接続された状態となる。同
時にカム31の突起部35が安全棒80をスライドさせ、従動
ギアの円弧孔14に嵌合させる。そして、マイクロスイッ
チ84がオンになり、電動旋回可能な状態になる。この後
はフットスイッチ7を操作して、所定の角度にC型アー
ム5を旋回させれば良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明装置によれ
ば、C型アームを手動による旋回と電動による旋回に切
り替えて動作することができる。そのため、外科整形に
用いる場合は手動にて広範囲に素早く旋回を行うことが
できる。一方、結石破砕装置と組み合わせて用いる場合
は、遠隔操作で電動によるC型アームの旋回が行え、旋
回と同時に患者の乗ったテーブルの位置設定が容易にで
きるため、衝撃波の焦点を迅速に結石へ位置調整するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明移動形X線装置の外観図である。
【図2】図1の装置における支持部の内部機構を示す斜
視図である。
【図3】図1の装置における支持部の内部機構を示す正
面図である。
【図4】図1の装置における支持部の内部機構を示す底
面図である。
【図5】図3のA-A断面図である。
【図6】図3のB-B断面図である。
【図7】従動ギアの平面図である。
【図8】図3における一点鎖線の円内の詳細図である。
【図9】本発明装置におけるC型アームの旋回制御機構
のブロック図である。
【符号の説明】
1 移動台車 2 X線制御部 3 X線発生部 4 X線受像部 5 C型アーム 6 支持部 7 フットスイッチ 8 水平部 9 傾斜部 10 従動ギア 11 内ケース 13 外ケース 14 円弧孔 15 旋回角規定部 15A〜15F 接触端 20 旋回用モータ 21 ギアヘッド 22 駆動軸 23 ベアリング 30 レバー 31 カム 31A 優弧 31B 第一直線 31C 第二直線 32 ガイド 33 ブロック 34 操作軸 35 突起部 36 ハウジング 37 圧縮バネ 38 補強板 40 プランジャ 41 位置決め板 50 筒ガイド 51 軸ガイド 53 圧縮バネ 60 クラッチ 61 駆動側摩擦板 62 従動側摩擦板 70 駆動ギア 71 ギア軸 72 ベアリング 73 ギア支持片 74 ベース 80 安全棒 81 支持筒 82 接触片 83 圧縮バネ 84 マイクロスイッチ 85 ガイド 90A〜90F マイクロスイッチ 100 旋回動制御回路 101 モータ駆動回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にX線発生部、他端にX線受像部を
    支持するC型アームと、このC型アームを手動によって
    水平軸を旋回中心軸として旋回自在となるように保持す
    る旋回機構とを備えた移動型X線装置において、前記C
    型アームを電動によって旋回させるための回転動力を前
    記旋回機構に与えるモータと、前記旋回機構と前記モー
    タを断続して前記C型アームの手動旋回と電動旋回を切
    り替える機構とを備えたことを特徴とする移動型X線装
    置。
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