JP2002101392A - 動画像再生システム及び動画像再生方法 - Google Patents

動画像再生システム及び動画像再生方法

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JP2002101392A JP2000287346A JP2000287346A JP2002101392A JP 2002101392 A JP2002101392 A JP 2002101392A JP 2000287346 A JP2000287346 A JP 2000287346A JP 2000287346 A JP2000287346 A JP 2000287346A JP 2002101392 A JP2002101392 A JP 2002101392A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ディスプレイの表示周期を監視し
動画像をスムーズに再生できる動画像再生システム及び
動画像再生方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 ビデオデコード部が、記憶装置から圧縮
された画像データを読み込んで1フレーム毎に復号し、
当該復号した画像データをフレームバッファに格納し、
画像格納バッファ切り替え部が、1フレームの画像デー
タを復号する度に切り替え、フレームバッファ内に常に
前回復号した画像と今回復号した画像を格納するように
制御し、表示制御部が、表示切り替え指定を受けた後
に、次の垂直ブランキング期間に表示する複数のバッフ
ァを切り替えてディスプレイに表示し、タイミング調整
部が、表示制御部から現在のスキャンラインを取得して
当該スキャンラインの値によって表示切り替え指定の発
行タイミングを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画の再生技術に
係り、特にディスプレイの表示周期を監視し動画像をス
ムーズに再生するための動画像再生システム及び動画像
再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の動画像再生方法の構成を図8に示
す。図8において、80は記憶装置、81はビデオデコ
ード部、82は画像格納バッファ切り替え部、83はフ
レームバッファ、84は表示バッファ切り替え部、86
は表示制御部、87は時計部を示している。
【0003】図8を参照すると、従来の動画像再生方法
は、記憶装置80と、ビデオデコード部81と、画像格
納バッファ切り替え部82と、複数のバッファ1,2,
3,…で構成されるフレームバッファ83と、垂直ブラ
ンキング期間VSYNCに応じて複数のバッファ1,
2,3,…からの一のバッファ信号を選択して表示制御
部86に供給する表示バッファ切り替え部84と、ディ
スプレイ(不図示)を表示制御する表示制御部86と、
時計部87とから構成されている。表示制御部86で表
示制御されるディスプレイ(不図示)は、1秒間に60
枚の表示が可能である。従来の動画像再生方法では、ビ
デオ画面が秒間30枚の表示が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来の動画像再生方法では、時計部8
7からの時間情報を参照するビデオデコード部81にお
いて時間を見て表示切り替え指定の発行タイミングを調
整しており、ディスプレイ(不図示)の表示周期と同期
していないため、表示切り替えの指定タイミングとディ
スプレイ(不図示)の表示周期との間にずれが生じると
いう問題点があった。さらに、ビデオデコード部81が
指定する表示切り替え指定のタイミングにふらつきがあ
ると、後述する図5(a)のように表示間隔が長くなっ
たり、短くなったりしてスムーズな再生にならないとい
う問題点もあった。
【0005】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ディスプレイの表
示周期を監視し動画像をスムーズに再生するための動画
像再生システム及び動画像再生方法を提供する点にあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の発明の要旨は、ディスプレイのスキャンライン値を
取得して表示切り替え指定のタイミングを調整する手段
を有することを特徴とする動画像再生システムに存す
る。また、この発明の請求項2に記載の発明の要旨は、
1フレームを2つのフィールドに分けて表示する場合、
先に表示する片方のフィールドを表示する時に、ディス
プレイのスキャンライン値を取得して表示切り替え指定
のタイミングを調整する手段を有することを特徴とする
動画像再生システムに存する。また、この発明の請求項
3に記載の発明の要旨は、現在のスキャンライン値から
表示切り替え指定の発行タイミングを調整することによ
って動画像データをスムーズに再生する手段を有するこ
とを特徴とする動画像再生システムに存する。また、こ
の発明の請求項4に記載の発明の要旨は、先に表示する
片方のフィールドについて、ディスプレイのスキャンラ
イン値によって表示のタイミングを調整する手段を有す
ることを特徴とする動画像再生システムに存する。ま
た、この発明の請求項5に記載の発明の要旨は、複数の
バッファを備えたフレームバッファと、所定の画像圧縮
符号化方式で圧縮符号化された動画像データを記憶して
いる記憶装置と、前記記憶装置から圧縮された画像デー
タを読み込んで1フレーム毎に復号し、当該復号した画
像データを前記フレームバッファに格納するビデオデコ
ード部と、1フレームの画像データを復号する度に切り
替え、前記フレームバッファ内に常に前回復号した画像
と今回復号した画像を格納するように制御する画像格納
バッファ切り替え部と、前記表示切り替え指定を受けた
後に、次の垂直ブランキング期間に表示する前記複数の
バッファを切り替えて前記ディスプレイに表示する表示
制御部と、前記表示制御部から現在のスキャンラインを
取得して当該スキャンライン値によって前記表示切り替
え指定の発行タイミングを調整するタイミング調整部を
有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項
に記載の動画像再生システムに存する。また、この発明
の請求項6に記載の発明の要旨は、圧縮された動画像デ
ータを前記記憶装置が記憶し、前記ビデオデコード部で
復号された動画像データが前記フレームバッファに格納
され、前記ビデオデコード部で復号された動画像データ
が、前記画像格納バッファ切り替え部によって指定され
た前記複数のバッファに格納され、前記タイミング調整
部が、前記表示制御部から現在のスキャンラインを取得
してスキャンライン値によって前記表示切り替え指定の
発行タイミングを調整し、前記表示制御部が、前記表示
切り替え指定を受けた後に、次の前記垂直ブランキング
期間に表示する前記複数のバッファを切り替えて前記デ
ィスプレイに表示することを特徴とする請求項5に記載
の動画像再生システムに存する。また、この発明の請求
項7に記載の発明の要旨は、複数のバッファを備えたフ
レームバッファと、所定の画像圧縮符号化方式で圧縮符
号化された動画像データを記憶している記憶装置と、前
記記憶装置から圧縮された画像データを読み込んで1フ
レーム毎に復号し、当該復号した画像データを前記フレ
ームバッファに格納するビデオデコード部と、1フレー
ムの画像データを復号する度に切り替え、前記フレーム
バッファ内に常に前回復号した画像と今回復号した画像
を格納するように制御する画像格納バッファ切り替え部
と、前記表示切り替え指定を受けた後に、次の垂直ブラ
ンキング期間に表示する前記複数のバッファを切り替え
て前記ディスプレイに表示する表示制御部と、前記ディ
スプレイが現在描画している走査線を前記表示制御部か
ら取得して当該走査線の値によって前記表示切り替え指
定の発行タイミングを調整するタイミング調整部を有す
ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記
載の動画像再生システムに存する。また、この発明の請
求項8に記載の発明の要旨は、圧縮された動画像データ
を前記記憶装置が記憶し、前記ビデオデコード部で復号
された動画像データが前記フレームバッファに格納さ
れ、前記ビデオデコード部で復号された動画像データ
が、前記画像格納バッファ切り替え部によって指定され
た前記複数のバッファに格納され、前記タイミング調整
部が、前記ディスプレイが現在描画している走査線を前
記表示制御部から取得して当該走査線の値によって前記
表示切り替え指定の発行タイミングを調整し、前記表示
制御部が、前記表示切り替え指定を受けた後に、次の前
記垂直ブランキング期間に表示する前記複数のバッファ
を切り替えて前記ディスプレイに表示することを特徴と
する請求項7に記載の動画像再生システムに存する。ま
た、この発明の請求項9に記載の発明の要旨は、ディス
プレイのスキャンライン値を取得して表示切り替え指定
のタイミングを調整する工程を有することを特徴とする
動画像再生方法に存する。また、この発明の請求項10
に記載の発明の要旨は、1フレームを2つのフィールド
に分けて表示する場合、先に表示する片方のフィールド
を表示する時に、ディスプレイのスキャンライン値を取
得して表示切り替え指定のタイミングを調整する工程を
有することを特徴とする動画像再生方法に存する。ま
た、この発明の請求項11に記載の発明の要旨は、現在
のスキャンライン値から表示切り替え指定の発行タイミ
ングを調整することによって動画像データをスムーズに
再生する工程を有することを特徴とする動画像再生方法
に存する。また、この発明の請求項12に記載の発明の
要旨は、先に表示する片方のフィールドについて、ディ
スプレイのスキャンライン値によって表示のタイミング
を調整する工程を有することを特徴とする動画像再生方
法に存する。また、この発明の請求項13に記載の発明
の要旨は、所定の画像圧縮符号化方式で圧縮符号化され
た動画像データを記憶装置に記憶する工程と、前記記憶
装置から圧縮された画像データを読み込んで1フレーム
毎に復号し、当該復号した画像データをビデオデコード
部を用いて、複数のバッファを備えたフレームバッファ
に格納する工程と、1フレームの画像データを復号する
度に切り替え、前記フレームバッファ内に常に前回復号
した画像と今回復号した画像を格納するように画像格納
バッファ切り替え部を用いて制御する工程と、前記表示
切り替え指定を受けた後に、次の垂直ブランキング期間
に表示する前記複数のバッファを切り替えて前記ディス
プレイに表示制御部を用いて表示する工程と、前記表示
制御部から現在のスキャンラインを取得して当該スキャ
ンライン値によって前記表示切り替え指定の発行タイミ
ングをタイミング調整部を用いて調整する工程を有する
ことを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一項に記
載の動画像再生方法に存する。また、この発明の請求項
14に記載の発明の要旨は、圧縮された動画像データを
前記記憶装置を用いて記憶し、前記ビデオデコード部で
復号された動画像データを前記フレームバッファに格納
し、前記ビデオデコード部で復号された動画像データ
を、前記画像格納バッファ切り替え部によって指定され
た前記複数のバッファに格納し、前記表示制御部から現
在のスキャンラインを取得してスキャンライン値によっ
て前記表示切り替え指定の発行タイミングを前記タイミ
ング調整部を用いて調整し、前記表示制御部を用いて前
記表示切り替え指定を受けた後に、次の前記垂直ブラン
キング期間に表示する前記複数のバッファを切り替えて
前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項1
3に記載の動画像再生方法に存する。また、この発明の
請求項15に記載の発明の要旨は、所定の画像圧縮符号
化方式で圧縮符号化された動画像データを記憶装置に記
憶する工程と、前記記憶装置から圧縮された画像データ
を読み込んで1フレーム毎に復号し、当該復号した画像
データをビデオデコード部を用いて、複数のバッファを
備えたフレームバッファに格納する工程と、1フレーム
の画像データを復号する度に切り替え、前記フレームバ
ッファ内に常に前回復号した画像と今回復号した画像を
格納するように画像格納バッファ切り替え部を用いて制
御する工程と、前記表示切り替え指定を受けた後に、次
の垂直ブランキング期間に表示する前記複数のバッファ
を切り替えて前記ディスプレイに表示制御部を用いて表
示する工程と、前記ディスプレイが現在描画している走
査線を前記表示制御部から取得して当該走査線の値によ
って前記表示切り替え指定の発行タイミングをタイミン
グ調整部を用いて調整する工程を有することを特徴とす
る請求項9乃至12のいずれか一項に記載の動画像再生
方法に存する。また、この発明の請求項16に記載の発
明の要旨は、圧縮された動画像データを前記記憶装置を
用いて記憶し、前記ビデオデコード部で復号された動画
像データを前記フレームバッファに格納し、前記ビデオ
デコード部で復号された動画像データを、前記画像格納
バッファ切り替え部によって指定された前記複数のバッ
ファに格納し、前記タイミング調整部を用いて、前記デ
ィスプレイが現在描画している走査線を前記表示制御部
から取得して当該走査線の値によって前記表示切り替え
指定の発行タイミングを調整し、前記表示制御部を用い
て、前記表示切り替え指定を受けた後に、次の前記垂直
ブランキング期間に表示する前記複数のバッファを切り
替えて前記ディスプレイに表示することを特徴とする請
求項15に記載の動画像再生方法に存する。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第1の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る動画像再
生システム20を説明するための機能ブロック図であ
る。図1において、10は記憶装置、11はビデオデコ
ード部、12は画像格納バッファ切り替え部、13はフ
レームバッファ、1,2及び3はフレームバッファ13
を構成するバッファ、14は表示バッファ切り替え部、
15はタイミング調整部、16は表示制御部、17は時
計部、20は本実施の形態の動画像再生システム、VS
YNCは垂直ブランキング期間を示している。
【0008】図1を参照すると、本実施の形態の動画像
再生システム20は、記憶装置10と、ビデオデコード
部11と、画像格納バッファ切り替え部12と、フレー
ムバッファ13と、表示バッファ切り替え部14と、タ
イミング調整部15と、表示制御部16と、時計部17
を中心にして構成されている。
【0009】フレームバッファ13は、2枚以上のバッ
ファ(バッファ1,バッファ2,バッファ3,…)を備
えている。記憶装置10は、MPEG方式(所定の画像
圧縮符号化方式の一例)等で圧縮符号化された動画像デ
ータを記憶している。
【0010】ビデオデコード部11は、記憶装置10か
ら圧縮された画像データを読み込んで1フレーム毎に復
号する。また、復号した画像データを画像格納バッファ
切り替え部12を介してフレームバッファ13に格納す
る。
【0011】画像格納バッファ切り替え部12は、1フ
レームの画像データを復号する度に切り替えられ、フレ
ームバッファ13内に常に前回復号した画像と今回復号
した画像とが格納されるように制御する。
【0012】タイミング調整部15は、表示制御部16
から現在のスキャンライン(ディスプレイ(不図示)が
現在描画している走査線)を取得して当該スキャンライ
ン値によって表示切り替え指定の発行タイミングを調整
する。
【0013】表示制御部16は、表示切り替え指定を受
けた後に、次の垂直ブランキング期間VSYNCに表示
するバッファ(バッファ1,バッファ2,バッファ3,
…)を切り替えてディスプレイ(不図示)に表示する。
【0014】次に、動画像再生システム20の動作(動
画像再生方法)について説明する。
【0015】図1を参照すると、記憶装置10は、圧縮
された動画像データを記憶している。ビデオデコード部
11で復号された動画像データは、フレームバッファ1
3に格納される。
【0016】フレームバッファ13は、複数(2枚以
上)のバッファ1,バッファ2,バッファ3,…によっ
て構成されている。ビデオデコード部11で復号された
動画像データは、画像格納バッファ切り替え部12によ
って指定されたバッファ(バッファ1,バッファ2,バ
ッファ3,…)に格納される。タイミング調整部15
は、表示制御部16から現在のスキャンライン(すなわ
ち、ディスプレイ(不図示)が現在描画している走査
線)を取得してスキャンライン値によって表示切り替え
指定の発行タイミングを調整する。
【0017】表示制御部16は、表示切り替え指定を受
けた後に、次の垂直ブランキング期間VSYNCに表示
するバッファ(バッファ1,バッファ2,バッファ3,
…)を切り替えてディスプレイ(不図示)に表示する。
【0018】これにより、現在のスキャンライン値から
表示切り替え指定の発行タイミングを調整することによ
って動画像データをスムーズに再生できるようになると
いった効果を奏する。
【0019】次に、図1から図5を参照して本実施の形
態の全体の動作について詳細に説明する。図2は、本発
明の第1の実施の形態に係る動画像再生方法を説明する
ためのフローチャート、図3は、動画像再生時に再生し
たフレームと各フレームデコード後に取得したスキャン
ライン値の関係を説明するためのグラフ、図4は、表示
切り替え指定する直前にスキャンライン値を取得した場
合の、再生したフレームとスキャンライン値の関係を説
明するためのグラフ、図5は、各フレームの表示時間を
説明するための信号図である。図3,4において、横軸
は再生フレーム、縦軸はスキャンライン値である。
【0020】図2を参照すると、本実施の形態では、処
理の開始に続いてまずステップS1を実行する。ステッ
プS1では、ビデオデコード部11で記憶装置10より
圧縮された動画像データを読み込み、1フレーム分のビ
デオデコードを行う(1フレームビデオデコード)。ま
た、デコードされた画像データは、画像格納バッファ切
り替え部12を介してフレームバッファ13内に順番に
格納される。ここで、フレームバッファ13内の各バッ
ファ(バッファ1,バッファ2,バッファ3,…)はリ
ングバッファの構成をとっており、本実施の形態のよう
にバッファ1からバッファ3までの3つのバッファがあ
る場合、バッファ1,バッファ2,バッファ3,バッフ
ァ1の順に1フレームずつ格納されることになる。
【0021】ステップS1に続くステップS2では、時
計部17から現在のシステムの時間(時間情報)を読み
込み、表示を更新すべき時間になるまで待つ(時間待
ち)。ここで、表示を更新すべき時間とは、例えば、秒
間30枚のフレームを表示すべき動画像データを意味
し、例えば、1フレーム目を時間0(ゼロ)で表示した
場合、2フレーム目の表示を更新すべき時間は約33m
s(ミリ秒),3フレーム目の表示を更新すべき時間は
約67msとなる。
【0022】ステップS2に続くステップS3では、タ
イミング調整部15が表示制御部16から現在のスキャ
ンライン値を取得する。ここで、図3を参照して、動画
像再生時に再生したフレームと各フレームデコード後に
ステップS3で取得したスキャンライン値の関係を説明
する。なお、以下の説明では、ディスプレイ(不図示)
は1秒間に60回、スキャンライン値が0(ゼロ)から
767の間で遷移し、(767から0に移る部分が垂直
ブランキング期間VSYNCとなる)動画像の表示は1
秒間に30回だけ行うものとする。
【0023】本来、理想的なシステムであればディスプ
レイ(不図示)が2回だけ、0(ゼロ)〜767までを
スキャンする毎に1枚の画像が表示されるので、再生し
たフレームとスキャンライン値の関係は図3(a)に示
すようになるはずである。また、ディスプレイ(不図
示)とシステムの時間が同期していない場合は、図3
(b)に示すように、ステップS3で取得したスキャン
ライン値は少しずつずれる現象が発生する。さらに、ス
テップS2で取得する時間情報の精度が悪く、ふらつき
のある場合は図3(c)に示すようになる。図3(c)
ではおよそ右上がりのグラフになっているが、ディスプ
レイ(不図示)とシステムの時間の関係によって右下が
りのグラフになる場合もある。
【0024】ステップS3に続くステップS4では、ス
テップS3におけるディスプレイ(不図示)とシステム
(動画像再生システム20)の時間の関係が右上がりの
システムなのか、右下がりのシステムなのかを判定す
る。判定方法については特に記述しないが、ステップS
3でフレーム毎にスキャンライン値を取得しているので
判定可能である。
【0025】ステップS4の判定において右下がりのグ
ラフであると判定した場合(ステップS4の「右下が
り」)、ステップS5においてタイミング調整フラグ
(チャート内では単に「フラグ」と略記)がOFFであ
って、かつ、スキャンライン値がある一定値以下かどう
かを判定する。ステップS5で、ある一定値とはスキャ
ンラインが遷移する範囲の1/4程度でよい。例えば、
スキャンライン値が0(ゼロ)から767の間で遷移す
る場合は、192以下かどうかを判定することになる。
【0026】ステップS5の判定において、タイミング
調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)が
OFFであって、かつスキャンライン値がある一定値以
下であると判断した場合は(ステップS5の「は
い」)、タイミング調整フラグ(チャート内では単に
「フラグ」と略記)をONにして(ステップS6)、ス
テップS13を実行する。
【0027】また、それ以外の場合は(ステップS5の
「いいえ」)、タイミング調整フラグ(チャート内では
単に「フラグ」と略記)がONであって、かつスキャン
ライン値がある一定の範囲内か否かを判定する(ステッ
プS7)。
【0028】ステップS7で、ある一定の範囲内とは、
スキャンラインが遷移する範囲の2/4から3/4程度
でよい。例えば、スキャンライン値が0(ゼロ)から7
67の間で遷移する場合は、384から576の範囲か
どうかを判定することになる。
【0029】ステップS7においてタイミング調整フラ
グ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がONであ
って、かつ、スキャンライン値がある一定の範囲内であ
ると判断した場合は(ステップS7の「はい」)、タイ
ミング調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略
記)をOFFにして(ステップS8)、ステップS13
を実行する。
【0030】また、ステップS7においてタイミング調
整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がO
Nでない場合、または、スキャンライン値がある一定の
範囲内でないと判断した場合は(ステップS7の「いい
え」)、ステップS13を実行する。
【0031】一方、ステップS4の判定で右上がりのグ
ラフであると判定した場合(ステップS4の「右上が
り」)、ステップS9を実行する。ステップS9では、
タイミング調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」
と略記)がOFFであって、かつスキャンライン値があ
る一定値以上かどうかを判定する。ステップS9で、あ
る一定値とはスキャンラインが遷移する範囲の3/4程
度でよい。例えば、スキャンライン値が0(ゼロ)から
767の間で遷移する場合は、576以上かどうかを判
定することになる。
【0032】ステップS9の判定において、タイミング
調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)が
OFFであって、かつスキャンライン値がある一定値以
上であると判断した場合は(ステップS9の「は
い」)、タイミング調整フラグ(チャート内では単に
「フラグ」と略記)をONにして(ステップS10)、
ステップS13を実行する。
【0033】タイミング調整フラグ(チャート内では単
に「フラグ」と略記)がOFFでない場合、またはスキ
ャンライン値がある一定値より小さいと判断した場合は
(ステップS9の「いいえ」)、ステップS11を実行
する。
【0034】ステップS11においては、タイミング調
整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がO
Nであって、かつスキャンライン値がある一定の範囲内
か否かを判定する。ステップS11で、ある一定の範囲
内とはスキャンラインが遷移する範囲の1/4から2/
4程度でよい。例えば、スキャンライン値が0(ゼロ)
から767の間で遷移する場合は192から384の範
囲かどうかを判定することになる。
【0035】ステップS11において、タイミング調整
フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がON
であって、かつスキャンライン値がある一定の範囲内で
あると判断した場合は(ステップS11の「はい」)、
タイミング調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」
と略記)をOFFにして(ステップS12)、ステップ
S13を実行する。
【0036】ステップS11において、タイミング調整
フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がON
でない場合、またはスキャンライン値がある一定の範囲
以外であると判断した場合は(ステップS11の「いい
え」)、ステップS13を実行する。
【0037】ステップS13では、タイミング調整フラ
グ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がONか否
かをチェックし、ONであれば(ステップS13の「O
N」)、ステップS14を実行してタイミングを調整す
るため数msだけ待つ処理(時間待ちの処理)を実行す
る。
【0038】ステップS14における数msとは、ディ
スプレイ(不図示)がスキャンラインを1画面分スキャ
ンする時間の1/4から1/2の間程度でよい。例え
ば、ディスプレイ(不図示)が1秒間に60回スキャン
する場合は6ms程度でよい。
【0039】一方、ステップS13においてタイミング
調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)が
OFFであれば(ステップS13の「OFF」)、ステ
ップS14を飛ばしてステップS15に進む。
【0040】ステップS15では、表示制御部16に対
して表示切り替え指定を行う。これに応じて表示制御部
16が、表示切り替え指定を受けた後の垂直ブランキン
グ期間VSYNCで1フレーム表示の更新をする。
【0041】ステップS16では、再生が終わったかど
うかを判定し、再生が終わるまで(ステップS16の
「いいえ」)、ステップS1からステップS15の処理
を繰り返す。再生が終わった場合は(ステップS16の
「はい」)、処理を終了する。
【0042】このように、ステップS14でタイミング
調整をすることによって、図示していないが、ステップ
S15で表示切り替え指定する直前にスキャンライン値
を取得した場合、再生したフレームとスキャンライン値
の関係は図4に示すように調整される。
【0043】また、各フレームの表示時間を別の図で説
明すると図5のようになる。図5(a)は、図3(c)
の範囲aで示す部分を時間軸上で示した図である。図5
(a)中、黒丸印●は表示切り替えを指定した時間であ
る。表示制御部16では表示切り替えの指定を受けた後
に、次の垂直ブランキング期間VSYNCで表示を切り
替えるため、各フレームの表示時間は図のようにふらつ
きがある。
【0044】これに対して、本実施の形態を適用した場
合は、図5(b)に示すようになる。図5(b)中、白
丸印○は表示制御部16からスキャンラインを取得した
時間であり、図中、黒丸印●は表示切り替えを指定した
時間である。表示制御部16では表示切り替えの指定を
受けた後に、次の垂直ブランキング期間VSYNCで表
示を切り替えるため、各フレームの表示時間は図のよう
になり、その結果、ふらつきがなくなる。
【0045】このようにシステムから取得する時間情報
の精度が悪く、ふらつきのある場合でもスムーズな動画
像再生ができるようになる。
【0046】以上説明したように本実施の形態によれば
以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、システ
ムから取得する時間情報の精度が悪くふらつきのある場
合でも、スムーズに動画像を再生できることである。そ
の理由は、ディスプレイ(不図示)のスキャンライン値
によって表示のタイミングを調整するためである。
【0047】そして第2の効果は、デコードした画像を
無駄無く表示できることである。その理由は、先に表示
する片方のフィールドについて、ディスプレイ(不図
示)のスキャンライン値によって表示のタイミングを調
整するためである。
【0048】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図6
は、本発明の第2の実施の形態に係る動画像再生方法を
説明するためのフローチャート、図7は、各フレームの
表示時間を説明するための信号図である。なお、上記第
1の実施の形態において既に記述したものと同一の部分
については、同一符号を付し、重複した説明は省略す
る。
【0049】第1の実施の形態の説明では、1秒間に3
0枚のフレームを表示する場合の例を示したが、各フレ
ームを2つのフィールドに分け、1秒間に60枚のフィ
ールドを表示するようにしてもよい。1秒間に60枚の
フィールドを表示する場合のフローチャートを図6に示
す。
【0050】図6を参照すると、本実施の形態では、処
理の開始に続いてまずステップS61を実行する。ステ
ップS61では、ビデオデコード部11で記憶装置10
より圧縮された動画像データを読み込み、1フレーム分
のビデオデコードを行う(1フレームビデオデコー
ド)。また、デコードされた画像データは、画像格納バ
ッファ切り替え部12を介してフレームバッファ13内
に順番に格納される。ここで、フレームバッファ13内
の各バッファ(バッファ1,バッファ2,バッファ3,
…)はリングバッファの構成をとっており、本実施の形
態のようにバッファ1からバッファ3までの3つのバッ
ファがある場合、バッファ1,バッファ2,バッファ
3,バッファ1の順に1フレームずつ格納されることに
なる。
【0051】ステップS61に続くステップS62で
は、時計部17から現在のシステムの時間(時間情報)
を読み込み、表示を更新すべき時間になるまで待つ(時
間待ち)。ここで、表示を更新すべき時間とは、例え
ば、秒間30枚のフレームを表示すべき動画像データを
意味し、例えば、1フレーム目を時間0(ゼロ)で表示
した場合、2フレーム目の表示を更新すべき時間は約3
3ms(ミリ秒),3フレーム目の表示を更新すべき時
間は約67msとなる。
【0052】ステップS62に続くステップS63で
は、タイミング調整部15が表示制御部16から現在の
スキャンライン値を取得する。ここで、図3を参照し
て、動画像再生時に再生したフレームと各フレームデコ
ード後にステップS63で取得したスキャンライン値の
関係を説明する。なお、以下の説明では、ディスプレイ
(不図示)は1秒間に60回、スキャンライン値が0
(ゼロ)から767の間で遷移し、(767から0に移
る部分が垂直ブランキング期間VSYNCとなる)動画
像の表示は1秒間に30回だけ行うものとする。
【0053】本来、理想的なシステムであればディスプ
レイ(不図示)が2回だけ、0(ゼロ)〜767までを
スキャンする毎に1枚の画像が表示されるので、再生し
たフレームとスキャンライン値の関係は図3(a)に示
すようになるはずである。また、ディスプレイ(不図
示)とシステムの時間が同期していない場合は、図3
(b)に示すように、ステップS63で取得したスキャ
ンライン値は少しずつずれる現象が発生する。さらに、
ステップS62で取得する時間情報の精度が悪く、ふら
つきのある場合は図3(c)に示すようになる。図3
(c)ではおよそ右上がりのグラフになっているが、デ
ィスプレイ(不図示)とシステムの時間の関係によって
右下がりのグラフになる場合もある。
【0054】ステップS63に続くステップS64で
は、ステップS63におけるディスプレイ(不図示)と
システム(動画像再生システム20)の時間の関係が右
上がりのシステムなのか、右下がりのシステムなのかを
判定する。判定方法については特に記述しないが、ステ
ップS63でフレーム毎にスキャンライン値を取得して
いるので判定可能である。
【0055】ステップS64の判定において右下がりの
グラフであると判定した場合(ステップS64の「右下
がり」)、ステップS65においてタイミング調整フラ
グ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がOFFで
あって、かつ、スキャンライン値がある一定値以下かど
うかを判定する。ステップS65で、ある一定値とはス
キャンラインが遷移する範囲の1/4程度でよい。例え
ば、スキャンライン値が0(ゼロ)から767の間で遷
移する場合は、192以下かどうかを判定することにな
る。
【0056】ステップS65の判定において、タイミン
グ調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)
がOFFであって、かつスキャンライン値がある一定値
以下であると判断した場合は(ステップS65の「は
い」)、タイミング調整フラグ(チャート内では単に
「フラグ」と略記)をONにして(ステップS66)、
ステップS73を実行する。
【0057】また、それ以外の場合は(ステップS65
の「いいえ」)、タイミング調整フラグ(チャート内で
は単に「フラグ」と略記)がONであって、かつスキャ
ンライン値がある一定の範囲内か否かを判定する(ステ
ップS67)。
【0058】ステップS67で、ある一定の範囲内と
は、スキャンラインが遷移する範囲の2/4から3/4
程度でよい。例えば、スキャンライン値が0(ゼロ)か
ら767の間で遷移する場合は、384から576の範
囲かどうかを判定することになる。
【0059】ステップS67においてタイミング調整フ
ラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がONで
あって、かつ、スキャンライン値がある一定の範囲内で
あると判断した場合は(ステップS67の「はい」)、
タイミング調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」
と略記)をOFFにして(ステップS68)、ステップ
S73を実行する。
【0060】また、ステップS67においてタイミング
調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)が
ONでない場合、または、スキャンライン値がある一定
の範囲内でないと判断した場合は(ステップS67の
「いいえ」)、ステップS73を実行する。
【0061】一方、ステップS64の判定で右上がりの
グラフであると判定した場合(ステップS64の「右上
がり」)、ステップS69を実行する。ステップS69
では、タイミング調整フラグ(チャート内では単に「フ
ラグ」と略記)がOFFであって、かつスキャンライン
値がある一定値以上かどうかを判定する。ステップS6
9で、ある一定値とはスキャンラインが遷移する範囲の
3/4程度でよい。例えば、スキャンライン値が0(ゼ
ロ)から767の間で遷移する場合は、576以上かど
うかを判定することになる。
【0062】ステップS69の判定において、タイミン
グ調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)
がOFFであって、かつスキャンライン値がある一定値
以上であると判断した場合は(ステップS69の「は
い」)、タイミング調整フラグ(チャート内では単に
「フラグ」と略記)をONにして(ステップS70)、
ステップS73を実行する。
【0063】タイミング調整フラグ(チャート内では単
に「フラグ」と略記)がOFFでない場合、またはスキ
ャンライン値がある一定値より小さいと判断した場合は
(ステップS69の「いいえ」)、ステップS71を実
行する。
【0064】ステップS71においては、タイミング調
整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がO
Nであって、かつスキャンライン値がある一定の範囲内
か否かを判定する。ステップS71で、ある一定の範囲
内とはスキャンラインが遷移する範囲の1/4から2/
4程度でよい。例えば、スキャンライン値が0(ゼロ)
から767の間で遷移する場合は192から384の範
囲かどうかを判定することになる。
【0065】ステップS71において、タイミング調整
フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がON
であって、かつスキャンライン値がある一定の範囲内で
あると判断した場合は(ステップS71の「はい」)、
タイミング調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」
と略記)をOFFにして(ステップS72)、ステップ
S73を実行する。
【0066】ステップS71において、タイミング調整
フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がON
でない場合、またはスキャンライン値がある一定の範囲
以外であると判断した場合は(ステップS71の「いい
え」)、ステップS73を実行する。
【0067】ステップS73では、タイミング調整フラ
グ(チャート内では単に「フラグ」と略記)がONか否
かをチェックし、ONであれば(ステップS73の「O
N」)、ステップS74を実行してタイミングを調整す
るため数msだけ待つ処理(時間待ちの処理)を実行す
る。
【0068】ステップS74における数msとは、ディ
スプレイ(不図示)がスキャンラインを1画面分スキャ
ンする時間の1/4から1/2の間程度でよい。例え
ば、ディスプレイ(不図示)が1秒間に60回スキャン
する場合は6ms程度でよい。
【0069】一方、ステップS73においてタイミング
調整フラグ(チャート内では単に「フラグ」と略記)が
OFFであれば(ステップS73の「OFF」)、ステ
ップS74を飛ばしてステップS75に進む。
【0070】ステップS75では、1つのバッファ(バ
ッファ1,バッファ2,バッファ3,…)内の片フィー
ルド分について表示切り替え指定を行い、さらに16m
s後に同一バッファ(バッファ1,バッファ2,バッフ
ァ3,…)内の残りの片フィールド分について表示切り
替え指定を行う(ステップS76)。
【0071】なお、本実施の形態では、ステップS76
が終了してから次のフレームをデコードするようになっ
ているが、ステップS76の残りの片フィールド分につ
いて表示切り替え指定が完了する前に次のフレームをデ
コードしてもよい。この場合は、フレームのデコード中
に、残りの片フィールド分について表示切り替え指定が
なされることになる。
【0072】ステップS77では、再生が終わったかど
うかを判定し、再生が終わるまで(ステップS77の
「いいえ」)、ステップS61からステップS76の処
理を繰り返す。再生が終わった場合は(ステップS77
の「はい」)、処理を終了する
【0073】このように1秒間に60枚のフィールドを
表示するようにした場合の各フレームの表示時間を図7
に示す。図7(a)は、本実施の形態を適用する前の図
であり、図中、黒丸印●は片フィールドの表示切り替え
を指定した時間、黒い三角印▲は残りの片フィールドの
表示切り替えを指定した時間である。表示制御部16で
は表示切り替えの指定を受けた後に、次の垂直ブランキ
ング期間VSYNCで表示を切り替えるため、図のよう
に表示されないフィールドがある。
【0074】これに対して、本実施の形態を適用した場
合は、図7(b)に示すようになる。図中、白丸印○は
表示制御部16からスキャンラインを取得した時間であ
り、黒丸印●は片フィールドの表示切り替えを指定した
時間、黒い三角印▲は残りの片フィールドの表示切り替
えを指定した時間である。表示制御部16では表示切り
替えの指定を受けた後に、次の垂直ブランキング期間V
SYNCで表示を切り替えるため、各フレームの表示時
間は図のようになり、すべてのフィールドが表示され
る。
【0075】以上説明したように本実施の形態によれば
上記第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0076】なお、本発明が上記各実施の形態に限定さ
れず、本発明の技術思想の範囲内において、上記各実施
の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また上
記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限
定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状
等にすることができる。また、各図において、同一構成
要素には同一符号を付している。
【0077】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。まず第1の効果は、シ
ステムから取得する時間情報の精度が悪くふらつきのあ
る場合でも、スムーズに動画像を再生できることであ
る。その理由は、ディスプレイのスキャンライン値によ
って表示のタイミングを調整するためである。
【0078】そして第2の効果は、デコードした画像を
無駄無く表示できることである。その理由は、先に表示
する片方のフィールドについて、ディスプレイのスキャ
ンライン値によって表示のタイミングを調整するためで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る動画像再生シ
ステムを説明するための機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る動画像再生方
法を説明するためのフローチャートである。
【図3】動画像再生時に再生したフレームと各フレーム
デコード後に取得したスキャンライン値の関係を説明す
るためのグラフである。
【図4】表示切り替え指定する直前にスキャンライン値
を取得した場合の、再生したフレームとスキャンライン
値の関係を説明するためのグラフである。
【図5】各フレームの表示時間を説明するための信号図
である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る動画像再生方
法を説明するためのフローチャートである。
【図7】各フレームの表示時間を説明するための信号図
である。
【図8】従来の動画像再生方法の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,2,3…バッファ 10…記憶装置 11…ビデオデコード部 12…画像格納バッファ切り替え部 13…フレームバッファ 14…表示バッファ切り替え部 15…タイミング調整部 16…表示制御部 17…時計部 20…動画像再生システム VSYNC…垂直ブランキング期間

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイのスキャンライン値を取得
    して表示切り替え指定のタイミングを調整する手段を有
    することを特徴とする動画像再生システム。
  2. 【請求項2】 1フレームを2つのフィールドに分けて
    表示する場合、先に表示する片方のフィールドを表示す
    る時に、ディスプレイのスキャンライン値を取得して表
    示切り替え指定のタイミングを調整する手段を有するこ
    とを特徴とする動画像再生システム。
  3. 【請求項3】 現在のスキャンライン値から表示切り替
    え指定の発行タイミングを調整することによって動画像
    データをスムーズに再生する手段を有することを特徴と
    する動画像再生システム。
  4. 【請求項4】 先に表示する片方のフィールドについ
    て、ディスプレイのスキャンライン値によって表示のタ
    イミングを調整する手段を有することを特徴とする動画
    像再生システム。
  5. 【請求項5】 複数のバッファを備えたフレームバッフ
    ァと、 所定の画像圧縮符号化方式で圧縮符号化された動画像デ
    ータを記憶している記憶装置と、 前記記憶装置から圧縮された画像データを読み込んで1
    フレーム毎に復号し、当該復号した画像データを前記フ
    レームバッファに格納するビデオデコード部と、 1フレームの画像データを復号する度に切り替え、前記
    フレームバッファ内に常に前回復号した画像と今回復号
    した画像を格納するように制御する画像格納バッファ切
    り替え部と、 前記表示切り替え指定を受けた後に、次の垂直ブランキ
    ング期間に表示する前記複数のバッファを切り替えて前
    記ディスプレイに表示する表示制御部と、 前記表示制御部から現在のスキャンラインを取得して当
    該スキャンライン値によって前記表示切り替え指定の発
    行タイミングを調整するタイミング調整部を有すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の動
    画像再生システム。
  6. 【請求項6】 圧縮された動画像データを前記記憶装置
    が記憶し、 前記ビデオデコード部で復号された動画像データが前記
    フレームバッファに格納され、 前記ビデオデコード部で復号された動画像データが、前
    記画像格納バッファ切り替え部によって指定された前記
    複数のバッファに格納され、 前記タイミング調整部が、前記表示制御部から現在のス
    キャンラインを取得してスキャンライン値によって前記
    表示切り替え指定の発行タイミングを調整し、 前記表示制御部が、前記表示切り替え指定を受けた後
    に、次の前記垂直ブランキング期間に表示する前記複数
    のバッファを切り替えて前記ディスプレイに表示するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の動画像再生システム。
  7. 【請求項7】 複数のバッファを備えたフレームバッフ
    ァと、 所定の画像圧縮符号化方式で圧縮符号化された動画像デ
    ータを記憶している記憶装置と、 前記記憶装置から圧縮された画像データを読み込んで1
    フレーム毎に復号し、当該復号した画像データを前記フ
    レームバッファに格納するビデオデコード部と、 1フレームの画像データを復号する度に切り替え、前記
    フレームバッファ内に常に前回復号した画像と今回復号
    した画像を格納するように制御する画像格納バッファ切
    り替え部と、 前記表示切り替え指定を受けた後に、次の垂直ブランキ
    ング期間に表示する前記複数のバッファを切り替えて前
    記ディスプレイに表示する表示制御部と、 前記ディスプレイが現在描画している走査線を前記表示
    制御部から取得して当該走査線の値によって前記表示切
    り替え指定の発行タイミングを調整するタイミング調整
    部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    一項に記載の動画像再生システム。
  8. 【請求項8】 圧縮された動画像データを前記記憶装置
    が記憶し、 前記ビデオデコード部で復号された動画像データが前記
    フレームバッファに格納され、 前記ビデオデコード部で復号された動画像データが、前
    記画像格納バッファ切り替え部によって指定された前記
    複数のバッファに格納され、 前記タイミング調整部が、前記ディスプレイが現在描画
    している走査線を前記表示制御部から取得して当該走査
    線の値によって前記表示切り替え指定の発行タイミング
    を調整し、 前記表示制御部が、前記表示切り替え指定を受けた後
    に、次の前記垂直ブランキング期間に表示する前記複数
    のバッファを切り替えて前記ディスプレイに表示するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の動画像再生システム。
  9. 【請求項9】 ディスプレイのスキャンライン値を取得
    して表示切り替え指定のタイミングを調整する工程を有
    することを特徴とする動画像再生方法。
  10. 【請求項10】 1フレームを2つのフィールドに分け
    て表示する場合、先に表示する片方のフィールドを表示
    する時に、ディスプレイのスキャンライン値を取得して
    表示切り替え指定のタイミングを調整する工程を有する
    ことを特徴とする動画像再生方法。
  11. 【請求項11】 現在のスキャンライン値から表示切り
    替え指定の発行タイミングを調整することによって動画
    像データをスムーズに再生する工程を有することを特徴
    とする動画像再生方法。
  12. 【請求項12】 先に表示する片方のフィールドについ
    て、ディスプレイのスキャンライン値によって表示のタ
    イミングを調整する工程を有することを特徴とする動画
    像再生方法。
  13. 【請求項13】 所定の画像圧縮符号化方式で圧縮符号
    化された動画像データを記憶装置に記憶する工程と、 前記記憶装置から圧縮された画像データを読み込んで1
    フレーム毎に復号し、当該復号した画像データをビデオ
    デコード部を用いて、複数のバッファを備えたフレーム
    バッファに格納する工程と、 1フレームの画像データを復号する度に切り替え、前記
    フレームバッファ内に常に前回復号した画像と今回復号
    した画像を格納するように画像格納バッファ切り替え部
    を用いて制御する工程と、 前記表示切り替え指定を受けた後に、次の垂直ブランキ
    ング期間に表示する前記複数のバッファを切り替えて前
    記ディスプレイに表示制御部を用いて表示する工程と、 前記表示制御部から現在のスキャンラインを取得して当
    該スキャンライン値によって前記表示切り替え指定の発
    行タイミングをタイミング調整部を用いて調整する工程
    を有することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか
    一項に記載の動画像再生方法。
  14. 【請求項14】 圧縮された動画像データを前記記憶装
    置を用いて記憶し、 前記ビデオデコード部で復号された動画像データを前記
    フレームバッファに格納し、 前記ビデオデコード部で復号された動画像データを、前
    記画像格納バッファ切り替え部によって指定された前記
    複数のバッファに格納し、 前記表示制御部から現在のスキャンラインを取得してス
    キャンライン値によって前記表示切り替え指定の発行タ
    イミングを前記タイミング調整部を用いて調整し、 前記表示制御部を用いて前記表示切り替え指定を受けた
    後に、次の前記垂直ブランキング期間に表示する前記複
    数のバッファを切り替えて前記ディスプレイに表示する
    ことを特徴とする請求項13に記載の動画像再生方法。
  15. 【請求項15】 所定の画像圧縮符号化方式で圧縮符号
    化された動画像データを記憶装置に記憶する工程と、 前記記憶装置から圧縮された画像データを読み込んで1
    フレーム毎に復号し、当該復号した画像データをビデオ
    デコード部を用いて、複数のバッファを備えたフレーム
    バッファに格納する工程と、 1フレームの画像データを復号する度に切り替え、前記
    フレームバッファ内に常に前回復号した画像と今回復号
    した画像を格納するように画像格納バッファ切り替え部
    を用いて制御する工程と、 前記表示切り替え指定を受けた後に、次の垂直ブランキ
    ング期間に表示する前記複数のバッファを切り替えて前
    記ディスプレイに表示制御部を用いて表示する工程と、 前記ディスプレイが現在描画している走査線を前記表示
    制御部から取得して当該走査線の値によって前記表示切
    り替え指定の発行タイミングをタイミング調整部を用い
    て調整する工程を有することを特徴とする請求項9乃至
    12のいずれか一項に記載の動画像再生方法。
  16. 【請求項16】 圧縮された動画像データを前記記憶装
    置を用いて記憶し、前記ビデオデコード部で復号された
    動画像データを前記フレームバッファに格納し、 前記ビデオデコード部で復号された動画像データを、前
    記画像格納バッファ切り替え部によって指定された前記
    複数のバッファに格納し、 前記タイミング調整部を用いて、前記ディスプレイが現
    在描画している走査線を前記表示制御部から取得して当
    該走査線の値によって前記表示切り替え指定の発行タイ
    ミングを調整し、 前記表示制御部を用いて、前記表示切り替え指定を受け
    た後に、次の前記垂直ブランキング期間に表示する前記
    複数のバッファを切り替えて前記ディスプレイに表示す
    ることを特徴とする請求項15に記載の動画像再生方
    法。
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