JPH08140054A - オーディオ信号及びビデオ信号同期再生方法 - Google Patents
オーディオ信号及びビデオ信号同期再生方法Info
- Publication number
- JPH08140054A JPH08140054A JP6276448A JP27644894A JPH08140054A JP H08140054 A JPH08140054 A JP H08140054A JP 6276448 A JP6276448 A JP 6276448A JP 27644894 A JP27644894 A JP 27644894A JP H08140054 A JPH08140054 A JP H08140054A
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- Japan
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- video
- signal
- audio
- video signal
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- Pending
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オーディオ信号とビデオ信号が時間軸上でマ
ルチプレックスされたビットストリームをデコードする
映像及び音声再生装置において、オーディオまたはビデ
オフレームをフリーズまたはスキップさせたりすること
なく、なめらかなに同期再生する方法を提供する。 【構成】 時間情報を含むビデオ信号と、時間情報を含
むオーディオ信号が時間多重された信号を入力し、前記
時間情報に従って所定フォーマットでビデオ信号とオー
ディオ信号を出力する映像及び音声再生装置において、
前記オーディオ信号の時間情報と前記ビデオ信号の時間
情報の差によって、ディスプレイに送出する垂直帰線消
去信号期間を変更することにより、ビデオ１フレーム当
たりの表示時間を変更し、オーディオ信号とビデオ信号
の時間差が所定しきい値以上にならないようにすること
により、なめらかなオーディオ信号とビデオ信号の同期
再生を達成することができる。
ルチプレックスされたビットストリームをデコードする
映像及び音声再生装置において、オーディオまたはビデ
オフレームをフリーズまたはスキップさせたりすること
なく、なめらかなに同期再生する方法を提供する。 【構成】 時間情報を含むビデオ信号と、時間情報を含
むオーディオ信号が時間多重された信号を入力し、前記
時間情報に従って所定フォーマットでビデオ信号とオー
ディオ信号を出力する映像及び音声再生装置において、
前記オーディオ信号の時間情報と前記ビデオ信号の時間
情報の差によって、ディスプレイに送出する垂直帰線消
去信号期間を変更することにより、ビデオ１フレーム当
たりの表示時間を変更し、オーディオ信号とビデオ信号
の時間差が所定しきい値以上にならないようにすること
により、なめらかなオーディオ信号とビデオ信号の同期
再生を達成することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ信号とビデ
オ信号の同期再生方法に関するものである。
オ信号の同期再生方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２はオーディオ信号とビデオ信号が時
間軸上でマルチプレックスされたビットストリームを入
力し、再生する一般的な映像及び音声再生装置の構成の
一例である。本装置はＭＰＥＧシステム規格に準拠した
構成である。図２において、２０１はシステムデコー
ダ、２０２はオーディオデコーダ、２０３はビデオデコ
ーダ、２０４は現在出力されているオーディオフレーム
のタイムスタンプを取得するオーディオタイムスタンプ
（ＡＴＳ）取得回路、２０５は現在出力されているビデ
オフレームのタイムスタンプを取得するビデオタイムス
タンプ（ＶＴＳ）取得回路、２０６はオーディオ信号と
ビデオ信号の間で同期再生ができているかを判定する同
期判定回路、２０７はフレームをフリーズさせたりスキ
ップさせるデコーダ制御回路、２０８はスピーカ、２０
９はディスプレイである。
間軸上でマルチプレックスされたビットストリームを入
力し、再生する一般的な映像及び音声再生装置の構成の
一例である。本装置はＭＰＥＧシステム規格に準拠した
構成である。図２において、２０１はシステムデコー
ダ、２０２はオーディオデコーダ、２０３はビデオデコ
ーダ、２０４は現在出力されているオーディオフレーム
のタイムスタンプを取得するオーディオタイムスタンプ
（ＡＴＳ）取得回路、２０５は現在出力されているビデ
オフレームのタイムスタンプを取得するビデオタイムス
タンプ（ＶＴＳ）取得回路、２０６はオーディオ信号と
ビデオ信号の間で同期再生ができているかを判定する同
期判定回路、２０７はフレームをフリーズさせたりスキ
ップさせるデコーダ制御回路、２０８はスピーカ、２０
９はディスプレイである。
【０００３】図３は図２の構成において、従来のオーデ
ィオ信号とビデオ信号の同期再生方法の一例を示すもの
である。以下では同期再生のためにデコーダを止める場
合について図３のフローチャートを参照しながら説明す
る。
ィオ信号とビデオ信号の同期再生方法の一例を示すもの
である。以下では同期再生のためにデコーダを止める場
合について図３のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【０００４】ビットストリームをデコード途中、ステッ
プ３０１で所定フレームごとにシステムデコーダ２０１
から出力されるオーディオ信号のタイムスタンプをオー
ディオタイムスタンプ取得回路２０４が取得し、ステッ
プ３０２でビデオ信号のタイムスタンプをビデオタイム
スタンプ取得回路２０５が取得し、それぞれ同期判定回
路２０６に送出する。ステップ３０３で同期判定回路２
０６がオーディオ信号のタイムスタンプとビデオ信号の
タイムスタンプの差を計算し、どちらが大きいかを判定
する。ステップ３０４でデコーダ制御回路２０７は同期
判定回路２０６の出力結果によってデコーダを制御す
る。ビデオ信号のタイムスタンプがオーディオ信号のタ
イムスタンプよりも大きい場合、ビデオ信号がオーディ
オ信号に対して進んでいることになる。ステップ３０５
においてビデオ信号がオーディオ信号に対して所定しき
い値以上進んでしまった場合は、ビデオのデコードを止
めピクチャをフリーズさせてオーディオ信号が追いつく
のを待ち、オーディオ信号のタイムスタンプとビデオ信
号のタイムスタンプの差が所定範囲内に収まるとビデオ
のデコードを再開していた。ステップ３０７においてオ
ーディオ信号がビデオ信号に対して所定しきい値以上進
んでしまった場合は、オーディオ信号を止め、ビデオを
オーディオに追いつかせていた。その後、オーディオ信
号のタイムスタンプとビデオ信号のタイムスタンプの差
が所定範囲内に収まるとオーディオのデコードを再開し
ていた。従来の方法では、オーディオ信号とビデオ信号
が同期再生からずれはじめてもその差を吸収する手段が
なかったために、所定しきい値以上ずれるまで同期再生
処理を行っていなかった。
プ３０１で所定フレームごとにシステムデコーダ２０１
から出力されるオーディオ信号のタイムスタンプをオー
ディオタイムスタンプ取得回路２０４が取得し、ステッ
プ３０２でビデオ信号のタイムスタンプをビデオタイム
スタンプ取得回路２０５が取得し、それぞれ同期判定回
路２０６に送出する。ステップ３０３で同期判定回路２
０６がオーディオ信号のタイムスタンプとビデオ信号の
タイムスタンプの差を計算し、どちらが大きいかを判定
する。ステップ３０４でデコーダ制御回路２０７は同期
判定回路２０６の出力結果によってデコーダを制御す
る。ビデオ信号のタイムスタンプがオーディオ信号のタ
イムスタンプよりも大きい場合、ビデオ信号がオーディ
オ信号に対して進んでいることになる。ステップ３０５
においてビデオ信号がオーディオ信号に対して所定しき
い値以上進んでしまった場合は、ビデオのデコードを止
めピクチャをフリーズさせてオーディオ信号が追いつく
のを待ち、オーディオ信号のタイムスタンプとビデオ信
号のタイムスタンプの差が所定範囲内に収まるとビデオ
のデコードを再開していた。ステップ３０７においてオ
ーディオ信号がビデオ信号に対して所定しきい値以上進
んでしまった場合は、オーディオ信号を止め、ビデオを
オーディオに追いつかせていた。その後、オーディオ信
号のタイムスタンプとビデオ信号のタイムスタンプの差
が所定範囲内に収まるとオーディオのデコードを再開し
ていた。従来の方法では、オーディオ信号とビデオ信号
が同期再生からずれはじめてもその差を吸収する手段が
なかったために、所定しきい値以上ずれるまで同期再生
処理を行っていなかった。
【０００５】一般的に、オーディオ信号とビデオ信号が
時間多重されたビットストリームをデコードし再生する
際、オーディオ信号とビデオ信号のずれは、ビデオ信号
がオーディオ信号に対して進んでいる場合はその差が５
０ｍｓ以下で、オーディオ信号がビデオ信号に対して進
んでいる場合はその差が２０ｍｓ以下であることが望ま
しいと言われている。
時間多重されたビットストリームをデコードし再生する
際、オーディオ信号とビデオ信号のずれは、ビデオ信号
がオーディオ信号に対して進んでいる場合はその差が５
０ｍｓ以下で、オーディオ信号がビデオ信号に対して進
んでいる場合はその差が２０ｍｓ以下であることが望ま
しいと言われている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法場合、
ビデオ信号またはオーディオ信号の再生に不連続性が生
じるため、映像または音声のなめらかな再生ができない
という問題点を有していた。
ビデオ信号またはオーディオ信号の再生に不連続性が生
じるため、映像または音声のなめらかな再生ができない
という問題点を有していた。
【０００７】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、オーディオ信号またはビデオ信号をストップまたは
スキップさせたりすることなく、オーディオ信号とビデ
オ信号のなめらかな同期再生を達成することを目的とす
る。
で、オーディオ信号またはビデオ信号をストップまたは
スキップさせたりすることなく、オーディオ信号とビデ
オ信号のなめらかな同期再生を達成することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明では、入力したオーディオ信号及びビデオ信号
に含まれている時間情報に従って所定フォーマットでビ
デオ信号とオーディオ信号を出力する映像及び音声再生
装置を構成し、ディスプレイに送出する垂直帰線消去信
号を所定走査線数期間増減することにより、オーディオ
信号とビデオ信号の時間差が所定しきい値以上にならな
いようにし、オーディオ信号とビデオ信号の同期再生を
達成することからなる。
に本発明では、入力したオーディオ信号及びビデオ信号
に含まれている時間情報に従って所定フォーマットでビ
デオ信号とオーディオ信号を出力する映像及び音声再生
装置を構成し、ディスプレイに送出する垂直帰線消去信
号を所定走査線数期間増減することにより、オーディオ
信号とビデオ信号の時間差が所定しきい値以上にならな
いようにし、オーディオ信号とビデオ信号の同期再生を
達成することからなる。
【０００９】
【作用】この方法によって、オーディオ信号のタイムス
タンプとビデオ信号のタイムスタンプ間に多少の差が発
生しても、その差を所定フィールドごとに吸収し、上記
所定しきい値以上の差にならないようにすることができ
る。その結果、オーディオまたはビデオフレームをフリ
ーズまたはスキップしたりすることなしにオーディオ信
号とビデオ信号の同期再生を達成し、なめらかに映像及
び音声を再生することができるという大きな効果が得ら
れる。
タンプとビデオ信号のタイムスタンプ間に多少の差が発
生しても、その差を所定フィールドごとに吸収し、上記
所定しきい値以上の差にならないようにすることができ
る。その結果、オーディオまたはビデオフレームをフリ
ーズまたはスキップしたりすることなしにオーディオ信
号とビデオ信号の同期再生を達成し、なめらかに映像及
び音声を再生することができるという大きな効果が得ら
れる。
【００１０】
【実施例】本発明の一実施例について、図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
【００１１】図２において、ディスプレイ２０９をＮＴ
ＳＣ方式準拠のもので構成する。ＮＴＳＣ方式では、画
像は１秒間に３０フレーム（６０フィールド）のピクチ
ャから構成される。１フレームは５２５本の走査線、２
フィールドからなり、１本の走査線の走査時間は６３．
５μｓである。１フィールドは走査線が左から右へ、上
から下へ走査していき、垂直同期信号によって再び上端
に戻されることによって生成される。走査線が上端に戻
る際に画面に表示されないようにするのが垂直帰線消去
信号であって垂直同期信号を含んでいる。垂直帰線消去
信号は走査線が上端に戻される期間以外、即ち、通常の
走査期間も所定期間送出されている。この期間は走査線
が画面に表示されず通常１フレームにつき４２走査線分
存在する。
ＳＣ方式準拠のもので構成する。ＮＴＳＣ方式では、画
像は１秒間に３０フレーム（６０フィールド）のピクチ
ャから構成される。１フレームは５２５本の走査線、２
フィールドからなり、１本の走査線の走査時間は６３．
５μｓである。１フィールドは走査線が左から右へ、上
から下へ走査していき、垂直同期信号によって再び上端
に戻されることによって生成される。走査線が上端に戻
る際に画面に表示されないようにするのが垂直帰線消去
信号であって垂直同期信号を含んでいる。垂直帰線消去
信号は走査線が上端に戻される期間以外、即ち、通常の
走査期間も所定期間送出されている。この期間は走査線
が画面に表示されず通常１フレームにつき４２走査線分
存在する。
【００１２】入力信号のフォーマットがコンポジット信
号かＹ／Ｃ分離信号のとき、垂直帰線消去信号期間を変
更する場合は水平同期信号とカラーバーストの位相差が
問題となり、１走査線ごとに水平同期信号とカラーバー
ストの間の位相は１８０°ずれる。よって、この影響を
除去するためには、垂直帰線消去期間を１フィールドに
つき２ｎ（ｎは整数）走査線分期間変更するか、（２ｎ
−１）走査線分期間の変更の場合は水平同期信号とカラ
ーバーストの間の位相を１８０°シフトさせる必要があ
る。
号かＹ／Ｃ分離信号のとき、垂直帰線消去信号期間を変
更する場合は水平同期信号とカラーバーストの位相差が
問題となり、１走査線ごとに水平同期信号とカラーバー
ストの間の位相は１８０°ずれる。よって、この影響を
除去するためには、垂直帰線消去期間を１フィールドに
つき２ｎ（ｎは整数）走査線分期間変更するか、（２ｎ
−１）走査線分期間の変更の場合は水平同期信号とカラ
ーバーストの間の位相を１８０°シフトさせる必要があ
る。
【００１３】以下では、ＮＴＳＣコンポジット信号で、
１フレームごとにタイムスタンプを取得し、１フィール
ドにつき垂直消去期間を２走査線分、即ち、１フレーム
につき４走査線分変更した例について説明する。これは
ｎ＝１の場合に相当する。
１フレームごとにタイムスタンプを取得し、１フィール
ドにつき垂直消去期間を２走査線分、即ち、１フレーム
につき４走査線分変更した例について説明する。これは
ｎ＝１の場合に相当する。
【００１４】図１において、ステップ１０１からステッ
プ１０３までは従来の方法と同じである。従来の方法と
異なる点は、ステップ１０４においてデコーダ制御回路
２０７は同期判定回路２０６の出力結果によってビデオ
デコーダ２０３がディスプレイ２０９に送出する垂直帰
線消去信号期間を制御することである。システムデコー
ダ２０１から得られるオーディオタイムスタンプとビデ
オタイムスタンプの両者を比較し、オーディオ信号のタ
イムスタンプがビデオ信号のタイムスタンプに対して大
きい場合は、ステップ１０６においてディスプレイに送
出する垂直帰線消去信号期間を２走査線分短くする。こ
の結果、ビデオ１フィールドの表示時間が１２７μｓ短
くなり、ビデオ信号の再生スピードが上がり、オーディ
オ信号のタイムスタンプとビデオ信号のタイムスタンプ
の差が縮まる。また、ビデオ信号のタイムスタンプがオ
ーディオ信号のタイムスタンプに対して大きい場合に
は、ステップ１０５においてディスプレイに送出する垂
直消去信号期間を２走査線分長くする。この結果、ビデ
オ１フィールドの表示時間が１２７μｓ長くなり、ビデ
オ信号の再生スピードが下がり、オーディオ信号のタイ
ムスタンプとビデオ信号のタイムスタンプの差が縮ま
る。
プ１０３までは従来の方法と同じである。従来の方法と
異なる点は、ステップ１０４においてデコーダ制御回路
２０７は同期判定回路２０６の出力結果によってビデオ
デコーダ２０３がディスプレイ２０９に送出する垂直帰
線消去信号期間を制御することである。システムデコー
ダ２０１から得られるオーディオタイムスタンプとビデ
オタイムスタンプの両者を比較し、オーディオ信号のタ
イムスタンプがビデオ信号のタイムスタンプに対して大
きい場合は、ステップ１０６においてディスプレイに送
出する垂直帰線消去信号期間を２走査線分短くする。こ
の結果、ビデオ１フィールドの表示時間が１２７μｓ短
くなり、ビデオ信号の再生スピードが上がり、オーディ
オ信号のタイムスタンプとビデオ信号のタイムスタンプ
の差が縮まる。また、ビデオ信号のタイムスタンプがオ
ーディオ信号のタイムスタンプに対して大きい場合に
は、ステップ１０５においてディスプレイに送出する垂
直消去信号期間を２走査線分長くする。この結果、ビデ
オ１フィールドの表示時間が１２７μｓ長くなり、ビデ
オ信号の再生スピードが下がり、オーディオ信号のタイ
ムスタンプとビデオ信号のタイムスタンプの差が縮ま
る。
【００１５】上記のような方法によって、オーディオ信
号のタイムスタンプとビデオ信号のタイムスタンプの間
に多少の差が発生しても、その差を１フレームごとに吸
収し、上記所定しきい値以上の差にならないようにする
ことができる。その結果、オーディオ信号またはビデオ
信号のデコードを止めることなしにオーディオ信号とビ
デオ信号の同期再生を達成し、なめらかに映像及び音声
を再生することができるという優れた効果が得られる。
号のタイムスタンプとビデオ信号のタイムスタンプの間
に多少の差が発生しても、その差を１フレームごとに吸
収し、上記所定しきい値以上の差にならないようにする
ことができる。その結果、オーディオ信号またはビデオ
信号のデコードを止めることなしにオーディオ信号とビ
デオ信号の同期再生を達成し、なめらかに映像及び音声
を再生することができるという優れた効果が得られる。
【００１６】なお本実施例では、ビデオデコーダ２０３
がディスプレイ２０９に送出する垂直帰線消去信号期間
を１フィールドごとに制御する例を説明したが、これは
１フィールドに限定されるものではない。また、垂直帰
線消去信号期間の変更を１フィールドにつき２走査線分
に固定しているが、これをオーディオ信号とビデオ信号
のタイムスタンプの差の大きさによって可変とすること
も可能である。また、ビデオ信号の出力フォーマットと
してＮＴＳＣ方式の例を説明したが、ＰＡＬ方式でも同
様の方法で実現可能である。
がディスプレイ２０９に送出する垂直帰線消去信号期間
を１フィールドごとに制御する例を説明したが、これは
１フィールドに限定されるものではない。また、垂直帰
線消去信号期間の変更を１フィールドにつき２走査線分
に固定しているが、これをオーディオ信号とビデオ信号
のタイムスタンプの差の大きさによって可変とすること
も可能である。また、ビデオ信号の出力フォーマットと
してＮＴＳＣ方式の例を説明したが、ＰＡＬ方式でも同
様の方法で実現可能である。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明は、時間情報を含ん
だビデオ信号と、時間情報を含んだオーディオ信号を入
力し、所定フォーマットで出力する映像及び音声再生装
置において,ディスプレイに送出する垂直帰線消去信号
を所定走査線数期間増減することにより、オーディオ信
号とビデオ信号の時間差が所定しきい値以上にならない
ようにし、オーディオ信号及びビデオ信号をストップま
たはスキップさせることなく、なめらかに同期再生する
ことができるという優れた効果が得られるものである。
だビデオ信号と、時間情報を含んだオーディオ信号を入
力し、所定フォーマットで出力する映像及び音声再生装
置において,ディスプレイに送出する垂直帰線消去信号
を所定走査線数期間増減することにより、オーディオ信
号とビデオ信号の時間差が所定しきい値以上にならない
ようにし、オーディオ信号及びビデオ信号をストップま
たはスキップさせることなく、なめらかに同期再生する
ことができるという優れた効果が得られるものである。
【図１】本発明の実施例におけるオーディオ信号及びビ
デオ信号同期再生方法の説明のための図
デオ信号同期再生方法の説明のための図
【図２】映像及び音声再生装置の構成図
【図３】従来のオーディオ信号及びビデオ信号同期再生
方法の説明のための図
方法の説明のための図
Claims (2)
- 【請求項１】時間情報を含むビデオ信号と、時間情報を
含むオーディオ信号が時間多重された信号を入力し、前
記時間情報に従って所定フォーマットでビデオ信号とオ
ーディオ信号を同期させて出力する映像及び音声再生装
置において、前記映像及び音声再生装置から抽出したオ
ーディオ信号の時間情報がビデオ信号の時間情報に対し
て進んでいる場合、ディスプレイに送出する垂直帰線消
去信号を所定走査線数期間短くし、ビデオ信号の時間情
報がオーディオ信号の時間情報に対して進んでいる場
合、ディスプレイに送出する垂直帰線消去信号を所定走
査線数期間長くすることにより、オーディオ信号とビデ
オ信号の時間差が所定しきい値以上にならないように
し、オーディオ信号とビデオ信号の同期再生を達成する
ことを特徴とするオーディオ信号及びビデオ信号同期再
生方法。 - 【請求項２】ビデオ信号の出力フォーマットをＮＴＳＣ
方式とし、所定走査線数を２ｎ（ｎは整数）としたこと
を特徴とする請求項１記載のオーディオ信号及びビデオ
信号同期再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6276448A JPH08140054A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | オーディオ信号及びビデオ信号同期再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6276448A JPH08140054A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | オーディオ信号及びビデオ信号同期再生方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08140054A true JPH08140054A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17569578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6276448A Pending JPH08140054A (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | オーディオ信号及びビデオ信号同期再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08140054A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6078725A (en) * | 1997-01-09 | 2000-06-20 | Nec Corporation | Apparatus for a synchronized playback of audio-video signals |
| JP2001242890A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Kanaasu Data Kk | 音声データのデータ構造、生成方法、再生方法、記録方法、記録媒体、配信方法、及びマルチメディアの再生方法 |
| WO2006082787A1 (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 記録再生装置および記録再生方法および記録再生プログラムを格納した記録媒体および記録再生装置において用いられる集積回路 |
| CN113055711A (zh) * | 2021-02-22 | 2021-06-29 | 迅雷计算机（深圳）有限公司 | 一种音视频同步检测方法及其检测系统 |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP6276448A patent/JPH08140054A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6078725A (en) * | 1997-01-09 | 2000-06-20 | Nec Corporation | Apparatus for a synchronized playback of audio-video signals |
| JP2001242890A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Kanaasu Data Kk | 音声データのデータ構造、生成方法、再生方法、記録方法、記録媒体、配信方法、及びマルチメディアの再生方法 |
| WO2006082787A1 (ja) * | 2005-02-03 | 2006-08-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 記録再生装置および記録再生方法および記録再生プログラムを格納した記録媒体および記録再生装置において用いられる集積回路 |
| CN113055711A (zh) * | 2021-02-22 | 2021-06-29 | 迅雷计算机（深圳）有限公司 | 一种音视频同步检测方法及其检测系统 |
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