JPH02196590A - ディスク再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ＰＡＬ方式に基づく信号を線速度一定で記
録したディスクをメモリを用いることなくスキャンする
場合等に用いて好適なディスク再生装置に関する。

〔発明の４既要〕 この発明は、変速再生時に再生画と再生画の間に色の付
いてない画を出すようにしたディスク再生装置において
、再生画から色の付いてない画への遷移時に基準の同１
すＩ信号とバースト信号を発生し、色の付いてない画を
出力中に基準の同１■信号とバースト信号を再生画によ
る同期信号とバースト信号にすげかえ、しかる後色の付
いてない画を再生画に切換えるようにすることにより、
安価で擬似的にカラーフレーミングが出来るようにした
ものである。

〔従来の技術〕

ＰＡＬ方式に基づく信号は、通常８フイールドシーケン
スで８フイ一ルド巡回するとそれと全く同じ位相関係の
色信号が出てくる。

また、線速度一定で記録したディスクを再生するディス
ク再生装置の動作としてピックアップを順次送り連続し
た再生画を得る通常の再生モードと、ピックアップを再
生順序とは無関係に高速で送って通常再生画より短い時
間で再生画を得るスキャンモードとが考えられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが従来のディスク再生装置では、スキャンモード
の場合、ピックアップをディスク記録面上の同期信号と
は無関係に高速で送るため同期が乱れ、またカラーフレ
ーミングも乱れ、再生画像は大幅に劣化し、画面上でも
非常に見苦しいものであった。

この発明は断る点に鑑みてなされたもので、スキャンモ
ードでは色の付かない画を出力することにより、擬似的
にカラーフレーミングを行って画面上での見苦しさを解
消できるディスク再生装置を提供するものである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は、変速再生時に再生画と再生画の間に色の付
いてない画を出すようにしたディスク再生装置において
、再生画から色の付いてない画への遷移時に基準の同期
信号とバースト信号を発生し、色の付いてない画を出力
中に基準の同期信号とバースト信号を再生画による同期
信号とバースト信号にすげかえ、しかる復色の付いてな
い画を再生画に切換えるように構成している。

〔作用〕

再生画から色の付いてない画への遷移時すなわちスキャ
ンモード時にシスコンより基準の同期信号とバースト信
号を発生し、色の付いていない画を出力中すなわちスキ
ャンモード時に基準の同期信号とバースト信号を再生画
により得られる同期信号とバースト信号にすげかえ、カ
ラーフレーミングのシーケンスを判別し得る所定時間後
に色の付いてない画から再生画に切換える。これにより
色は正しくつき、またスキャンモード時における画面上
の見苦しさもなくなる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を第１図〜第４図に基づいて
詳しく説明する。

先ず、この発明の基本動作を第４図を参照して説明する
。いま、時点り、以前では第４図Ａに示すように回路中
の画の信号はディスクよりの再生画であり、回路中の同
期信号及びバースト信号は第４図Ｂに示すように再生画
より得られたものである。また、タイミング信号Ｔ、及
びＴ２は夫々風４図Ｃ及びＤに示すようにハイレベルに
あり、回路のビデオ出力も第４図Ｅの如く再生画で、Ｔ
Ｖの画面にも第４図Ｆの如く再生画が現われている。

時点ｔ１でスキャンモードに入って、タイミング信号Ｔ
、及びＴ２が夫々第４図Ｃ及びＤに示すようにハイレベ
ルよりローレベルに変わると、タイミング信号Ｔ２に応
答して画の信号は第４図Ａの如く再生画より色の付いて
ない画例えばグレー画となり、タイミング信号Ｔ、に応
答して同期信号及びバースト信号は第４図Ｂの如くシス
コン（図示せず）より得られる基準の同期信号及びバー
スト信号となる。この時のビデオ出力は第４図Ｅの如く
グレー画（基準の同期信号及びバースト信号を含むグレ
ー画）となり、この時のＴＶ画面も第４図Ｆの如く同様
にグレー画となる。

次に時点ｔ２でタイミング信号Ｔ、が第４図Ｃに示すよ
うにローレベルよりハイレベルに変化すると、このタイ
ミング信号Ｔ１に応答して、第４図Ｂの如くシスコンよ
り得られていた基準の同期信号及びバースト信号は再生
画から得られる同期信号及びバースト信号に切換わる。

このとき第４図Ａの如く画の信号はグレー画であるので
、ビデオ出力は第４図Ｅの如く今度はグレー画でも再生
画により得られた同期信号及びバースト信号を含むグレ
ー画となり、第４図ＦのＴＶ画面も同様である。

次に時点ｔ３でタイミング信号Ｔ２が第４図りに示すよ
うにローレベルよりハイレベルに変化すると、このタイ
ミング信号Ｔ２に応答して第４図Ａの如く画の信号はグ
レー画より再生画になる。

つまり、スキャンモードが終了して通常の再生モードに
入る。すると、ビデオ出力も第４図Ｅの如くグレー画よ
り再生画となり、ＴＶ画面も第４図Ｆの如くグレー画よ
り再生画となる。

ここで注目すべきことは時点ｔｌ、ｔ！においては第４
図ＦのＴＶ画面上ではカラーフレーミングのシーケンス
の不連続が生じ色変化が発生したはずであるが、この時
点では既に色の付いてない画すなわちグレー画であるた
め画面上では変化がなく、実用上問題とならない。また
、グレー画から再生画に切換ねるとき、予め第４図Ｂの
如（時点し２で同期信号及びバースト信号は基準より再
生画によるものに切換えているのでそのときのグレー画
は第４図Ｅの如くビデオ出力は再生画による同期信号及
びバースト信号を含んでおり、既に出力されているので
、このような状態で時点し、でグレー画を再生画に切換
えても色は正しく付（ことになる。なお、時点ｔ２及び
り、はＴＶのカラーフレーミングシーケンスの判別の時
定数により決り、例えば十数Ｈとされる。

第１図は本実施例の回路構成を示すもので、同図におい
て、（１）はシスコン（図示せず）より再生モードとス
キャンモードを切換えるモード切換信号が供給される入
力端子、（２）はディスク（図示せず）より再生される
ビデオ信号Ｓ＋（第２図Ａ及び第３図Ａ）が供給される
入力端子、（３）はシスコンよりバーストフラグ信号Ｓ
ｔ（第２図Ｂ及び第３図Ｂ）が供給される入力端子、（
４）はシスコンより基準ブランキング信号ＳＳ（第２図
Ｅ及び第３図Ｄ）が供給される入力端子、（５）はディ
スクよりの再生信号から同期分離されたコンポジット同
期信号Ｓ７（第２図Ｇ）が供給される入力端子、（６）
はシスコンより基準コンポジット同期信号５ＩＯ（第３
図Ｆ）が供給される入力端子、（７）はシスコンより基
準のキャリア信号Ｓ１□（第３図Ｈ）が供給される入力
端子である。

（８）は入力端子（２）からのビデオ信号Ｓ１より入力
端子（３）からのバーストフラグ信号に応答してバース
ト信号ｓｉ（第２図Ｃ）を抽出するバースト抽出回路、
（９）は入力端子（２）からのビデオ信号Ｓ、よりＡＰ
Ｌに合ったグレー画信号Ｓ４（第２図り及び第３図Ｃ）
を検出するグレー画検出回路、（１０）は信号Ｓ４に対
して入力端子（４）からのブランキング信号Ｓ５に応答
してブランキング区間を与えて信号Ｓ６（第２図Ｆ及び
第３図Ｅ）を得るブランキング区間形成回路、（１１）
は信号Ｓ６に対して入力端子（５）からの同期信号Ｓ７
を混合して信号Ｓ８（第２図Ｈ）を得る同期混合回路、
（１２）は信号Ｓ８に対してバースト抽出回路（８）よ
り抽出されたバースト信号Ｓ３を合成して信号Ｓ、（第
２図Ｉ）を得るバースト合成回路である。すなわち、回
路（８）〜（１２）により再生画より得られる同期信号
及びバースト信号を含むグレー画（以下、再生系のグレ
ー画と云う）、つまり第４図Ｅの時点し２〜も、におけ
るグレー画を形成する。

（１３）は信号Ｓ６に対して入力端子（６）からの同期
信号ＳＩＯを混合して信号Ｓ１．（第３図Ｇ）を得る同
期回路、（１４）は入力端子（７）からのサブキャリア
信号ＳＩＸを入力端子（３）からのバーストフラグ信号
Ｓ２でゲートして基準のバースト信号Ｓ１．（第３図Ｉ
）を得るバースト生成回路、（１５）は信号Ｓｌｌに対
してバースト信号Ｓ１３を合成して信号５１４（第３図
Ｊ）を得るバースト合成回路である。すなわち回路（８
）〜（１０）及び（１３）〜（１５）により基準の同期
信号及びバースト信号を含むグレー画（以下、基準系の
グレー画と云う）、つまり第４図Ｅの時点ｔ、〜Ｌ２に
おけるグレー画を形成する。

（１６）は入力端子（］）からのモード切切換量に応じ
てタイミング信号ＴＩ（第４図Ｃ）及びＴｚ（第４図Ｄ
）を発生するタイミングコントロール回路、（１７）は
タイミング信号Ｔ、に応答して信号Ｓ９（再生系のグレ
ー画）及び信号５１４（基準系のグレー画）を切換選択
するグレー画切換回路であって、このグレー画切換回路
（１７）は例えばタイミング信号Ｔ、がローレベルの期
間（第４図の時点し、〜ｔ２の間）には信号Ｓ、を出力
し、ハイレベルの特定期間（第４図の時点ｔ２〜Ｌ、の
間）には信号Ｓ１４を出力する。（１８）はタイミング
信号Ｔ２に応答して信号Ｓｔ（再生画）及び信号Ｓ、又
はＳ　１４（グレー画）を切換選択する再生画／グレー
画切換回路であって、この切換回路（１８）は例えばタ
イミング信号Ｔ２がハイレベルの期間には信号Ｓ１を出
力し、ローレベルの期間には信号Ｓ、又はＳＩ４を出力
する。

次に第１図の回路動作を第２図〜第４図を参照して説明
する。

先ず、再生系のグレー画を得る場合を第２図を参照し乍
ら説明する。入力端子（２）より第２図Ａに示すような
ビデオ信号Ｓ、が供給されると、バースト抽出回路（８
）及びグレー画検出回路（９）に供給される。バースト
抽出回路（８）では入力端子（３）からの第２図Ｂに示
すようなバーストフラグ信号Ｓ２に応答してビデオ信号
Ｓ１より第２図Ｃに示すようなバースト信号Ｓ、を抽出
し、バースト合成回路（１２）に供給する。一方グレー
画検出回路（９）ではビデオ信号Ｓ、よりＡＰＬにあっ
たグレー画を検出して、第２図りに示すような信号Ｓ４
を得る。

信号Ｓ４はブランキング区間形成回路（１０）に供給さ
れ、ここで入力端子（４）からの第２図已に示すような
ブランキング信号Ｓ、に基づいてブランキング区間が形
成され、その出力側に第２図Ｆに示すような信号Ｓ、が
得られる。この信号Ｓ、は同期混合回路（１１）に供給
され、この信号Ｓ６に対して入力端子（５）からの第２
図Ｇに示すような同期信号Ｓ７が混合され、その出力側
に第２図Ｈに示すような信号Ｓ８が得られる。この信号
Ｓ８はバースト合成回路（１２）に供給され、この信号
Ｓ、に対して上述の如くビデオ信号Ｓ＋　に抽出された
バースト信号Ｓ３が合成され、その出力側に第２図１に
示すような信号Ｓ、が再生系のグレー画として取り出さ
れる。

この再生系のグレー画が第４図Ｅの時点ｔ２及びＬ３の
間に得られる再生画より得られた同期信号及びバースト
信号を含むグレー画である。

次に基準系のグレー画を得る場合を第３図を参照し乍ら
説明する。第３図Ａ−Ｅに示す信号５１Ｓ２．Ｓ４．Ｓ
５＋Ｓ６が得られるのは、上述した再生系のグレー画を
得る場合と同様である。信号Ｓ６が同期混合回路（１１
）に供給され、この信号Ｓ６に対して、入力端子（６）
からの第３図Ｆに示すような基準の同期信号Ｓ１゜が混
合され、その出力側に第３図Ｇに示すような信号Ｓ１１
が得られる。この信号Ｓ１１はバースト合成回路（１５
）に供給される。

また、入力端子（７）より第３図１１に示すような基準
のサブキャリア信号Ｓ１□がバースト生成回路（１４）
に供給されて、入力端子（３）からの第３図Ｂに示す信
号Ｓ２の期間だけゲートされてその出力側に第３図Ｉに
示すような基準のバースト信号ＳＩ３が得られる。この
バースト信号Ｓ、３はバースト合成回路（１５）に供給
されて信号Ｓｌ＋と合成され、バースト合成回路（１５
）の出力側には第３図Ｊに示すような信号ＳＩ４が基準
系のグレー画として取り出される。

この基準系のグレー画が第４図Ｅの時点１．〜ｔ２の間
に得られる基準の同期信号及びバースト信号を含むグレ
ー画である。

このようにして得られた再生系のグレー画と基準系のグ
レー画はタイミングコントロール回路（１６）より出力
される第４図Ｃに示すようなタイミング信号Ｔ、により
切換えられる。すなわち信号Ｓ。

とＳ１４がグレー画切換回路（１７）に供給され、例え
ばタイミング信号Ｔ、のローレベル期間すなわち第４図
の時点り、〜ｔ２の間には信号Ｓ、４（基準系のグレー
画）が選択されて出力され、タイミング信号Ｔ、のハイ
レベルの特定期間すなわち第４図の時点ｔ２〜Ｌ３の間
には信号Ｓ９　　（再生系のグレー画）が選択されて出
力される。

このようにして選択された信号Ｓ、又はＳＩ４は再生画
／グレー画切換回路（１８）に供給され、タイミングコ
ントロール回路（１６）より出力される第４図りに示す
ようなタイミング信号Ｔ２により、入力端子（２）から
のビデオ信号Ｓ１（再生画）との間で切換えられる。す
なわち、再生画に関するビデオ信号Ｓ１とグレー画に関
する信号Ｓ、又はＳ１４が再生画／グレー画切換回路（
１８）に供給され、例えばタイミング信号Ｔ２のハイレ
ベル期間すなわち第４図の時点も、以前又は時点ｔ、以
降には信号ＳＩ（再生画）が選択されて出力端子（１９
）に出力され、タイミング信号Ｔ２のローレベル期間す
なわち第４図の時点も、〜ｔ３の間には信号Ｓ、又は信
号Ｓ、４（グレー画）が選択されて出力端子（１９）に
出力される。

このように本実施例ではスキャンモード中（時点り、〜
Ｌ３の間）は色の付いていない画例えばグレー画を出す
ようにしたので、スキャンモード時における画面上の見
苦しさがなくなる。また、スキャンモード中にカラーフ
レーミングのシーケンスの不連続が生じて色変化が発生
してもグレー画であるので画面上変化は見られない。更
にスキャンモードより再生モードに遷移するとき予めグ
レー画に再生画より得た同期信号及びバースト信号を含
ませるようにしたので、色を正しくつけることができる
。

〔発明の効果〕

上述の如くこの発明によれば、変速再生時において、再
生画から色の付いてない画への遷移時に基準の同期信号
とバースト信号を発生し、色の付いてない画を出力中に
基準の同期信号とバースト信号を再生画による同期信号
とバースト信号にすげかえ、しかる復色の付いてない画
を再生画に切換えるようにしたので、正しく色をつける
ことができ、安価で擬似的なカラーフレーミングが可能
となる。また、スキャンモード中には色の付かない画を
出すようにしたので、画面上の見苦しさがなくなり、ま
た、カラーフレーミングのシーケンスの不連続が生じて
色変化が発生しても画面上変化がない。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第２図
及び第３図は第１図の動作説明に供するための図、第４
図はこの発明の基本動作を説明するための図である。 （８）はバースト抽出回路、（９）はグレー画検出回路
、（１０）はブランキング区間形成回路、（１１）、　
（１３）は同！ｔｌｌ混合回路、（１２）　、　（１５
）はバースト合成回路、（１４）はバースト生成回路、
（１６）はタイミングコントロール回路、（１７）はグ
レー画切換回路、（１８）は再生画／グレー画切換回路
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 変速再生時に再生画と再生画の間に色の付いてない画を
   出すようにしたディスク再生装置において、 上記再生画から上記色の付いてない画への遷移時に基準
   の同期信号とバースト信号を発生し、上記色の付いてな
   い画を出力中に上記基準の同期信号とバースト信号を上
   記再生画による同期信号とバースト信号にすげかえ、 しかる後色の付いてない画を再生画に切換えるようにし
   たことを特徴とするディスク再生装置。