JP2002100674A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
た素子分離溝を形成した後、その開口上端部を好適に丸
めることのできる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】シリコンよりなる半導体基板にトレンチを
形成した後、微量の酸素を含む雰囲気中において熱処理
装置内に同基板を挿入する。この際、半導体基板のトレ
ンチによる開口表面に薄い酸化膜を形成する。続いて、
熱処理装置内の雰囲気を非酸化性雰囲気に切り替え、同
雰囲気の温度を昇温させる。この昇温によって、シリコ
ン酸化膜の粘性係数が十分に小さくなる950℃〜11
50℃の温度にまで熱処理装置内の温度が上昇した後、
酸化性雰囲気に切り替え熱酸化処理を行う。
Description
分離溝を有する半導体装置の製造方法に関する。
の微細加工技術はますます重要になってきている。それ
ら微細加工技術の1つとして、半導体装置内の各半導体
素子を分離する素子分離技術がある。そして、この素子
分離技術としては、高集積化に伴い、トレンチ分離とい
われる手法が用いられることが多くなってきている。
離溝(トレンチ)を形成するとともに、この形成したト
レンチの内部に絶縁物等を埋め込んだものであり、この
トレンチ内に埋め込まれた絶縁物等により、その両側の
素子領域が分離される。
レンチを形成すると、この形成したトレンチの開口上端
部にはコーナ部が形成される。そして、このコーナ部に
は電界や応力が集中するなど、ストレスが生じやすい等
の理由から、トレンチの形成に伴う半導体装置としての
特性の劣化が新たな問題となっている。このため従来よ
り、トレンチ形成後、これを熱酸化することによってこ
のコーナ部に起因するストレスを除去することが提案さ
れている。
化処理を施すことでトレンチの開口上端部は丸められ、
ストレスを除去することはできる。ただし、この熱酸化
処理は高温で行う必要があるため、その処理環境の設定
が難しく、例えば熱酸化処理を行う装置内の温度を予め
同熱酸化処理を行う温度に上昇させた後、これに半導体
基板を挿入した場合には、同基板にそりやスリップ転位
が発生するおそれがある。一方、こうした基板のそりや
スリップ転位の発生を抑制すべく、この熱酸化処理を行
う装置を比較的低温に維持した状態で半導体基板を挿入
し、その後、同装置内の温度を昇温するようにした場合
には、基板の開口上端部を丸めるのに十分な温度となる
前に基板が酸化されてしまい、同開口上端部の丸めを十
分に行うことができなくなるおそれがある。
あり、その目的は、半導体基板の品質を維持しつつ、こ
れに形成した素子分離溝を形成した後、その開口上端部
を好適に丸めることのできる半導体装置の製造方法を提
供することにある。
るための手段及びその作用効果について記載する。請求
項1に記載の発明は、素子分離溝を形成した半導体基板
の雰囲気温度を昇温して同素子分離溝の形成された基板
の少なくとも開口上端部に熱酸化処理を施す半導体装置
の製造方法において、前記熱酸化処理に際し、前記雰囲
気温度の所定温度以上への昇温前には前記開口上端部に
酸化形成される酸化膜の生成を抑制することをその要旨
とする。
伴う体積膨張に起因して基板に応力が発生する。特に、
素子分離溝の形成された基板の開口上端部において同基
板の上面及び側面の2方向から基板が酸化される場合に
は、この開口上端部に生じる応力は特に顕著なものとな
る。
以上への昇温前には前記雰囲気によって酸化形成される
酸化膜の生成が抑制されるために、低温において半導体
基板に酸化膜が形成されることに起因した応力の発生を
緩和することができるようになる。したがって、所定温
度以上への昇温後に効率よく熱酸化処理によって半導体
基板の開口上端部を丸めることができるようになる。
明において、前記酸化膜の生成の抑制を、非酸化性雰囲
気中での前記半導体基板の前記所定温度までの昇温によ
り行うことをその要旨とする。
で半導体基板を昇温した後、熱酸化処理を施すことで、
所定温度以上への昇温がなされる前の低温域において酸
化形成される酸化膜の生成を好適に抑制することができ
るようになる。
明において、前記非酸化性雰囲気中での前記半導体基板
の前記所定温度までの昇温前に、前記所定温度以上への
昇温後の熱酸化処理によって形成される酸化膜の膜厚よ
りも薄い膜厚を有する酸化膜を予め形成することをその
要旨とする。
での昇温前に、所定温度以上への昇温後の熱酸化処理に
よって形成される酸化膜の膜厚よりも薄い膜厚を有する
酸化膜を予め形成する。したがって、非酸化性雰囲気中
で昇温されたときに生じるおそれのあるサーマルエッチ
ングによる半導体基板面の劣化を好適に抑制することも
できる。また、例えば窒素雰囲気中で昇温が行われたと
きに生じる熱窒化を好適に抑制することができるように
なる。
を形成する際には、請求項4記載の発明によるように、
その膜厚が2.0〜6.0nmであることが望ましい。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載
の発明において、前記所定温度が、熱酸化処理によって
形成される酸化膜の粘性係数が所定以下になる温度であ
ることをその要旨とする。
熱酸化処理によって形成される酸化膜の粘性係数が所定
以下になる温度であるために、昇温後の熱酸化処理に際
し形成される酸化膜の応力を好適に緩和することができ
るようになる。したがって、半導体基板の開口上端部の
丸めを好適に行うことができるようになる。
なる温度としては、請求項6記載の発明によるように、
950〜1150℃であることが望ましい。請求項7記
載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明にお
いて、前記所定温度以上への昇温後の熱酸化処理は、奇
ガス及び窒素ガスの少なくとも一つのガスからなる非酸
化性ガスで酸素を希釈した酸素雰囲気中で行われること
をその要旨とする。
スの少なくとも一つのガスからなる非酸化性ガスで酸素
を希釈した酸素雰囲気中で熱酸化処理が行われるため
に、熱酸化膜の成膜量の制御性を向上させることができ
るようになる。
ずれかに記載の発明において、前記所定温度以上への昇
温後の熱酸化処理は、酸素雰囲気にハロゲン系のガスを
添加して行われることをその要旨とする。
ゲン系のガスを添加して昇温後の熱酸化処理を行うこと
で、開口上端部の丸め酸化を促進することができるよう
になる。なお、この場合、丸め酸化を好適に行うことの
できる温度を低下させることもできる。
の発明において、前記所定温度以上への昇温後の熱酸化
処理の後に、非酸化性雰囲気中で降温させることをその
要旨とする。
理の後に、非酸化性雰囲気中で降温させるために、降温
時の熱酸化膜の生成を好適に抑制することができるよう
になる。
の製造方法について、その一実施形態を図面を参照しつ
つ説明する。
へのトレンチの形成手順について、図1に基づいて説明
する。すなわち、このトレンチ手順においては、図1
(a)に示すように、まずシリコンからなる半導体基板
10上に、シリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜22
を成膜する。
パターン23を形成し、このレジストをマスクとしてシ
リコン窒化膜22やシリコン酸化膜21をエッチングす
る。更に、図1(c)に示すようにレジストパターン2
3を除去した後、シリコン窒化膜22をマスクとして半
導体基板10をエッチングすることで、トレンチ11を
形成する。
ン窒化膜22とシリコンからなる半導体基板10とを接
触させると半導体基板10に欠陥が生じるおそれがある
ため用いられるものであって、その膜厚は50Å〜40
0Åであることが望ましく、本実施形態にあっては、2
00Åの膜厚にて成膜する。
合、図1(c)に示されるように、半導体基板10の開
口上端部Cにおいてコーナ部が形成される。そして、こ
のコーナ部に電界が集中するなど、ストレスが生じやす
いために、半導体装置の特性劣化が生じるおそれがある
ことは上述したとおりである。
開口上端部Cを丸めるために、本実施形態においては、
トレンチ11による半導体基板10の開口部に熱酸化処
理を施すことにしている。この熱酸化処理を施す温度と
しては、熱酸化処理によって形成されるシリコン酸化膜
の粘性係数が十分に低下する温度である950℃〜11
50℃であることが望ましい。このように粘性係数が十
分に低下する温度領域で開口上端部Cに熱酸化処理を施
すことで、前記開口上端部Cを効率よく丸めることがで
きるようになる。
トレンチ11を形成した半導体基板を、650℃〜80
0℃の温度領域において、薄い酸化膜を成膜した後、非
酸化性雰囲気中において開口上端部Cを丸めるために適
した上記温度領域まで昇温するようにしている。すなわ
ち、予め薄い酸化膜を成膜することで、半導体基板10
がほとんど酸化されることのない非酸化性雰囲気にて昇
温を行う場合に生じるおそれのある熱窒化やサーマルエ
ッチング等を抑制する。そして、非酸素性雰囲気にて昇
温後に熱酸化処理によって上記開口上端部Cの丸めを行
う。このように低温域において形成される酸化膜厚を抑
制することで、十分に昇温された後に施される熱酸化処
理によって開口上端部Cの丸めを効率よく行うことがで
きるようになる。
0の開口上端部Cの熱酸化処理手順について、図2を参
照しつつ更に詳述する。図2は、本実施形態における半
導体基板10の周辺の温度環境の推移を示す図である。
1(c)に示したように半導体基板10にトレンチ11
を形成した後、半導体基板10の開口部に2.0〜6.
0nmのシリコン酸化膜を形成するようにしている。具
体的には、同トレンチ11の形成後、650〜800℃
の比較的低温領域において、抵抗加熱のバッチ式電気炉
である熱処理装置内に半導体基板10を挿入する。この
挿入に際しては、アルゴン(Ar)、ヘリウム(He)
等の希ガスや窒素(N2)等、半導体基板10を酸化す
る能力のない非酸化性ガスに微量の酸素(O2)を添加
した雰囲気中で行うようにしている。このときの酸素濃
度は0.2〜25%であることが望ましく、本実施形態
においては10%としている。このように半導体基板1
0を酸化することのできる成分を微量に含んだ雰囲気中
で、半導体基板10を熱処理装置へ挿入することによっ
て、2.0〜6.0nmのシリコン酸化膜を形成する。
を形成した後、図2に示されるように、ほとんど半導体
基板10を酸化する能力のない非酸化性雰囲気中におい
て、上記熱処理装置内を950〜1150℃の温度に昇
温する。この非酸化性雰囲気は、アルゴン(Ar)、ヘ
リウム(He)等の希ガスや、窒素(N2)等、半導体
基板10を酸化する能力のない非酸化性ガスを主成分と
する。
板10を酸化する能力を有する酸化性雰囲気に切り替え
熱酸化処理を施すことで、10nm〜50nmの酸化膜
を形成する。この酸化性雰囲気としては、上記非酸化性
ガスで酸素を希釈した雰囲気であることが望ましい。こ
の際、酸素濃度は2.0〜35%であることが望まし
く、本実施形態においては10%とした。
膜を形成した後、図2に示すように熱処理装置内の雰囲
気を上記非酸化性雰囲気に切り替え、650〜800℃
まで降温する。
を抑制して高温領域において上記開口上端部Cの丸め酸
化を効率的に行うことで、酸化膜の膜厚をさほど厚くす
ることなく、十分に開口上端部Cを丸めることができる
ようになる。ここで図3に基づいて、本実施形態と従来
の手法による熱酸化処理との相違について説明するすな
わち、図3(a)に模式的に示されるように、本実施形
態においては半導体基板10の開口部に形成される熱酸
化膜12の大半は高温環境下で形成された酸化膜であ
り、これによって開口上端部Cは好適に丸められる。一
方、従来のように、酸化性雰囲気中で昇温を行う場合に
は、図3(b)に模式的に示されるように、半導体基板
110の開口部に形成される熱酸化膜112のうち、十
分に昇温される以前の低温環境下で形成される酸化膜の
比率が増大する。このときには、低温で形成される酸化
膜に起因した応力によって半導体基板110の開口上端
部C’の丸めが十分に行われない。
効果が得られるようになる。 (1)非酸素性雰囲気において昇温した後に熱酸化処理
を施すことで、半導体基板10の開口上端部Cの丸めを
効率よく行うことができるようになる。
形成することで、窒素雰囲気中で昇温等を行う場合であ
れ、熱窒化を好適に抑制することができるようになる。
また、昇温前に予め半導体基板10の表面がわずかに酸
化されていた場合に生じるおそれのあるサーマルエッチ
ングも好適に抑制することができる。
部Cの丸めを行った後、非酸化性雰囲気によって降温す
ることで、降温時の酸化膜の形成を好適に抑制すること
ができる。
て実施してもよい。 ・上記実施形態においては、非酸化性ガスとしてアルゴ
ン(Ar)、ヘリウム(He)等の希ガスや窒素
(N2)を用いたが、これに限られない。ここで、希ガ
スのみを用いるようにすれば、昇温時において熱窒化が
生じるおそれはなくなるため、熱窒化の抑制としては昇
温前に薄い酸化膜を形成する必要が無くなる。
酸化膜の形成を行ったが、トレンチ11形成後の半導体
基板10が微量に酸化されていないなどの理由からサー
マルエッチングの影響が無視できる場合や、上記のよう
に熱窒化のおそれが無視できる場合にはこれを形成しな
くてもよい。
酸素を希釈した雰囲気によって昇温後の熱酸化処理を施
したが、これに限られない。非酸化性ガスで酸素を希釈
した雰囲気を用いるのは、酸化膜の形成の制御性を高め
るなどの理由からであり、酸素ガス雰囲気中において酸
化膜の形成を十分に制御することができるなら、希釈す
る必要はない。
た雰囲気に微量の水蒸気(H2O)を添加してもよい。 ・更に、上記非酸化性ガスで酸素を希釈した雰囲気に塩
化水素(HCl)、塩素(Cl2)、四塩化炭素(CC
l4)、二塩化メタン(CH2Cl2)等のCl系ハロゲ
ンガスや、三フッ化窒素(NF3)等のF系ハロゲンガ
スなどのハロゲン系ガスを添加してもよい。
添加すると酸化剤の拡散係数が増大し、立体角の大きな
上記開口上端部Cの酸化が進む。このCl系ハロゲンガ
スの酸化剤に対する濃度は1.0〜10%であることが
望ましい。また、F系ハロゲンガスの添加によって酸化
起因の応力が緩和される。このF系ハロゲンガスの酸化
剤に対する濃度は、0.0005〜0.1%であること
が望ましい。
して抵抗加熱のバッチ式電気炉を用いたが、これに限ら
れず、例えばランプ加熱の枚葉式急速熱処理装置(RT
P:Rapid Thermal Processer)等でもよい。
形成方法についても任意である。 ・更に、図1(c)の状態で熱酸化処理を行う必要もな
く、例えば開口上端部C付近のシリコン窒化膜22をエ
ッチングした後に熱酸化処理を行ってもよい。
した一実施形態について、その製造手順の一例を示すタ
イムチャート。
とを模式的に対比させた断面図。
12…熱酸化膜、21…シリコン酸化膜、22…シリコ
ン窒化膜、23…レジストパターン。
Claims (9)
- 【請求項1】素子分離溝を形成した半導体基板の雰囲気
温度を昇温して同素子分離溝の形成された基板の少なく
とも開口上端部に熱酸化処理を施す半導体装置の製造方
法において、 前記熱酸化処理に際し、前記雰囲気温度の所定温度以上
への昇温前には前記開口上端部に酸化形成される酸化膜
の生成を抑制することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項2】前記酸化膜の生成の抑制を、非酸化性雰囲
気中での前記半導体基板の前記所定温度までの昇温によ
り行う請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】前記非酸化性雰囲気中での前記半導体基板
の前記所定温度までの昇温前に、前記所定温度以上への
昇温後の熱酸化処理によって形成される酸化膜の膜厚よ
りも薄い膜厚を有する酸化膜を予め形成する請求項2記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】前記非酸化性雰囲気中での前記半導体基板
の前記所定温度までの昇温前に形成される酸化膜の膜厚
が2.0〜6.0nmである請求項3記載の半導体装置
の製造方法。 - 【請求項5】前記所定温度が、熱酸化処理によって形成
される酸化膜の粘性係数が所定以下になる温度である請
求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】前記所定温度が950〜1150℃である
請求項5記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】前記所定温度以上への昇温後の熱酸化処理
は、奇ガス及び窒素ガスの少なくとも一つのガスからな
る非酸化性ガスで酸素を希釈した酸素雰囲気中で行われ
る請求項1〜6のいずれかに記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項8】前記所定温度以上への昇温後の熱酸化処理
は、酸素雰囲気にハロゲン系のガスを添加して行われる
請求項1〜7のいずれかに記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項9】前記所定温度以上への昇温後の熱酸化処理
の後に、非酸化性雰囲気中で降温させる請求項1〜8の
いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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