JP2002099983A - 配車指示装置、配車システム、配車方法および記憶媒体 - Google Patents

配車指示装置、配車システム、配車方法および記憶媒体

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JP2002099983A
JP2002099983A JP2000287414A JP2000287414A JP2002099983A JP 2002099983 A JP2002099983 A JP 2002099983A JP 2000287414 A JP2000287414 A JP 2000287414A JP 2000287414 A JP2000287414 A JP 2000287414A JP 2002099983 A JP2002099983 A JP 2002099983A
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Shunji Minami
俊二 南
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気象状況に応じて各地域に適切な配車が行
え、延いては除雪車など請負業者の設備を効率良く運用
することの出来る配車システム等を提供することにあ
る。 【解決手段】 複数の地域のそれぞれに配置された複数
の気象情報収集端末装置3から送られてくる気象情報に
基づいて配車地域を決定する配車サーバ1と、この配車
サーバ1から送られる配車指示情報を受信して所属の除
雪車4に配車を指示する配車管理装置2a…とを備えた
配車システムである。さらに、配車サーバ1は、気象情
報に加えて、地域特有の地域情報(例えば除雪を行う道
路の大きさや交通量など)と、各車特有の車情報(例え
ば車重や除雪能力など)とに基づき各除雪車4の配車地
域を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば除雪車や
タクシーなど、複数の車を複数の地域に配車するための
配車指示装置、配車システム、配車方法および記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】北海道や東北地方などの豪雪地方では、
自治体等により地域毎に除雪の管理が行われている。各
地域には、予め除雪を行う請負会社が決められており、
積雪があった場合、上記請負会社の除雪車が予め割り当
てられた地域へ配車されて、該地域の除雪作業を行うの
が一般的である。各地域には、長年の経験により、必要
な数、必要な処理能力の除雪車が予め用意されるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ある年
の気象状況が平均的な年の気象状況から大きく外れたよ
うな場合には、地域によっては除雪車が足りなくて除雪
処理が余り進まなかったり、また或る地域では除雪処理
も十分に進み除雪車が余ると云った非効率的な状況が生
じることがある。
【0004】この発明の目的は、気象状況に応じて各地
域に適切な配車が行え、延いては除雪車など請負業者の
業務用資産を効率良く運用することの出来る配車システ
ム等を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、複数の地域のそれぞれに配置された複数の
気象情報収集端末装置(3)から送られてくる気象情報
を受信する気象情報受信手段(例えばステップS2)
と、この気象情報受信手段で受信された複数の気象情報
に基づいて、複数の車(例えば除雪車4)の各配車地域
を決定する配車地域決定手段(例えばステップS6)
と、この配車地域決定手段で決定された各車の配車地域
を指示する配車指示データを送信する手段(例えばステ
ップS7)と、を具備したことを特徴とする配車指示装
置(例えば、除雪車配車サーバ1)である。
【0006】このような手段によれば、気象状況に応じ
て各地域に適切な配車を行うことが出来る。例えば、多
く必要とする地域には多くの車を集中させたり、配車を
早く必要とする地域に優先的な配車を行ったり、それほ
ど配車の必要のない地域から必要性の高い地域に車をま
わすなど出来る。
【0007】望ましくは、前記複数の地域のそれぞれに
特有の地域情報(例えば除雪を行う道路の大きさや交通
量など)を記憶する地域情報記憶手段(例えば、記憶装
置22)と、前記複数の車特有の車情報(例えば車重や
除雪能力など)を記憶する車情報記憶手段(例えば、記
憶装置22)とを備え、前記配車地域決定手段は、前記
気象情報に加えて、前記地域情報と前記車情報とに基づ
いて前記配車地域を決定するように構成すると良い。
【0008】さらに望ましくは、前記複数の車の現在位
置情報を受信する各車現在位置情報受信手段を備え、前
記配車地域決定手段は、前記気象情報に加えて、前記複
数の車の現在位置情報に基づいて前記配車地域を決定す
るように構成すると良い。
【0009】上記のような構成によれば、さらに、配車
する車を決定する際に、地域事情に一層適応した車を決
定することが出来る。また、配車する車の移動距離を考
慮して最適なルートでの配車を行うことが出来る。
【0010】また、本発明の配車システムは、複数の車
(例えば除雪車4やタクシー)と、該複数の車の配車地
域を指示する上述の配車指示装置(例えば、除雪車配車
サーバ1やタクシーの配車サーバ)とを備え、前記複数
の車は、前記配車指示データを受信する手段(例えば携
帯型コンピュータとデータ通信用の携帯電話)をそれぞ
れ有するように構成し、該配車指示データに基づき各配
車地域にそれぞれ移動されるように出来る。
【0011】さらに、本発明のもう一つの配車システム
は、複数の車(例えば除雪車4)と、該複数の車の配車
地域を指示する上述の配車指示装置(例えば、除雪車配
車サーバ1)と、前記複数の車のうち少なくとも一部の
車を管理する配車管理装置(例えば請負会社端末装置2
a…)とを備え、前記配車管理装置は、前記配車指示装
置から前記配車指示データを受信する手段(例えばステ
ップS22)と、前記一部の車に前記配車指示データに
基づく移動位置情報をそれぞれ送信する手段(例えばス
テップS23)とを備えるように構成し、前記一部の車
は前記移動位置情報に基づき各配車地域にそれぞれ移動
されるように出来る。
【0012】このような配車システムによれば、例え
ば、実際に配車を行う会社(例えば除雪車の請負会社)
に上記配車管理装置を、複数の地域に渡って全体の配車
管理を行う団体(例えば自治体)に上記配車指示装置
を、それぞれ設置することで、管理を異にする複数グル
ープの車の配車を統括的に管理して、気象に応じた配車
を効率的な運用で行うことが出来る。例えば、車が足り
ない地域と車が余っている地域とがあった場合に、余っ
ている地域から足りない地域に車をまわすなど効率的な
運用も速やかに行える。
【0013】ここで望ましくは、前記配車管理装置は、
前記一部の車から仕事状況の情報を受信する仕事状況受
信手段(例えばステップS24)と、前記配車指示装置
に各車の仕事状況を送信する仕事状況送信手段(例えば
ステップS25)と、前記配車指示装置に各車の働きに
対する料金情報とを送信する料金情報送信手段(例えば
ステップS30)とを備えるように構成すると良い。
【0014】このような構成によれば、配車指示装置側
において、管理を異にする複数グループの車の配車を統
括的に行った場合でも、それらの仕事の状況を一元的に
管理することが可能であり、また、課金処理も一元的に
管理することが出来る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。
【0016】[第1の実施の形態]図1は、本発明を適
用して好適な実施の形態である除雪車配車システムの全
体構成の概要を示すブロック図である。
【0017】同図において、1は複数の除雪車の統括的
な配車管理を行う配車指示装置としての除雪車配車サー
バ、2a,2b…は自己の除雪車を複数台保有し除雪業
を営む請負会社に設けられる配車管理装置としての請負
会社端末装置、Ra〜Rdはそれぞれ異なる地域、3は
各地域Ra〜Rdに配設され該当地域Ra〜Rdの気象
に関するデータを収集する気象情報収集端末装置、4は
除雪作業を行う除雪車、5は除雪車4と請負会社端末装
置2a,2b…或いは除雪車4と除雪車配車サーバ1と
のデータ通信を仲介する携帯電話の基地局、6は通信ネ
ットワークとしてのインターネット、7は地域に設けら
れた除雪車4の待機所を表している。
【0018】これらのうち、除雪車配車サーバ1、請負
会社端末装置2a,2b…および各気象情報収集端末装
置3は、それぞれモデムやルーターを介してインターネ
ット6に接続されており、各装置毎に予め登録されてい
るIP(Internet Protocol)アドレスを指定したパケ
ット通信等により相互間のデータ送受信が可能になって
いる。この実施の形態では、特に、除雪車配車サーバ1
と全ての気象情報収集端末装置3との間、除雪車配車サ
ーバ1と全ての請負会社端末装置2a〜2cとの間で、
それぞれデータ通信が行われるようにIPアドレスが設
定されている。
【0019】また、各地域に配車されている各除雪車4
には、携帯型コンピュータ等の端末装置が積まれてお
り、この端末装置が携帯電話と携帯電話基地局5を介し
てインターネット6に接続されるようになっている。そ
して、各除雪車4からIPアドレスを指定したデータ通
信により除雪車配車サーバ1や請負会社端末装置2a,
2b…へのデータアクセスが可能になっている。また、
除雪車配車サーバ1や請負会社端末装置2a,2b…か
らは、インターネットメール機能によりインターネット
を介した電子メールの送受信により除雪車4への連絡が
可能になっている。また、各除雪車4には、GPS(Gl
obal Positioning System)が搭載され自己の現在位置
の情報が取得可能になっており、この現在位置の情報が
インターネット6を介して除雪車配車サーバ1や自己の
所属する請負会社端末装置2a…に定期的に送信される
ようになっている。
【0020】図2には、上記除雪車配車サーバ1の全体
構成のブロック図を示す。
【0021】除雪車配車サーバ1は、例えば、除雪業を
営む請負会社に料金を支払って除雪を依頼する例えば自
治体などの団体が管理・運用するサーバ・コンピュータ
であり、装置の全体的な制御を司るCPU(Central Pr
ocessing Unit)21や、CPU21にプログラムやデ
ータを展開するメモリ空間を提供するRAM(RandomAc
cess Memory)24、並びに、CPU21が実行するオ
ペレーティングシステムや各種アプリケーションソフト
を記憶する他、地域情報記憶手段や車情報記憶手段を兼
ねる記憶装置22、マウスなどのポインティングデバイ
スやキーボードなどの外部からデータ入力可能な入力装
置からなる入力部26、ディスプレーなど外部への表示
出力が可能な表示装置からなる表示部27、インターネ
ットを介したデータ通信のプロトコル制御を行う伝送制
御部25等から構成される。
【0022】CPU21は、記憶装置22内のオペレー
ティングシステムや各種アプリケーションソフトにした
がってこの配車サーバ1の全体動作を制御する中央演算
処理装置である。記憶装置22には、オペレーティング
システムや各種アプリケーションソフトの他、データベ
ース、文字フォント等が格納され、磁気的、光学的、半
導体メモリ等によって構成されている記録媒体23やそ
の駆動系を有している。この記録媒体23はハードディ
スク等の固定的な媒体若しくは着脱自在に装着可能なC
D−ROM(Read Only Memory)、フロッピー(登録商
標)ディスク、メモリカード、磁気カード等の可搬型の
媒体である。また、この記録媒体3内のプログラムやデ
ータは、必要に応じてCPU21の制御によりRAM
(例えば、スタティックRAM)24にロードされた
り、RAM24内のデータが記録媒体23にセーブされ
る。更に、記録媒体はサーバ等の外部機器側に設けられ
ているものであってもよく、CPU21は伝送媒体を介
してこの記録媒体内のプログラム/データを直接アクセ
スして使用することもできる。
【0023】また、CPU21は記録媒体23内に格納
されるその一部あるいは全部を他の機器側から伝送媒体
および伝送制御部25を介して取り込み、記録媒体3に
新規登録あるいは追加登録することもできる。更に、プ
ログラム・データはサーバ等の外部機器側で記憶管理さ
れているものであってもよく、CPU21は伝送媒体を
介して外部機器側のプログラム/データを直接アクセス
して使用することもできる。
【0024】一方、CPU21にはその入出力周辺デバ
イスである伝送制御部25、入力部26、表示部27が
バスラインを介して接続されており、入出力プログラム
に従ってCPU21はそれらの動作を制御する。
【0025】請負会社端末装置2a…は、例えば、複数
の除雪車を保有し除雪業を営む請負会社などに設置さ
れ、上述の除雪車配車サーバ1から配車の指示を受けて
この配車指示に基づき自社の除雪車の管理・運営を行っ
たり、除雪車配車サーバ1に配車の料金請求を行ったり
するコンピュータである。この請負会社端末装置2a…
の構成要素は、基本的に除雪車配車サーバ1と同様であ
るのでその構成説明は省略する。
【0026】気象情報収集端末装置3は、例えば、降雪
量感知センサー、気圧センサー、気温センサー等の気象
に関する各種センサーや、検出データを記憶する記憶装
置、並びに、検出データから例えは降雪速度などを求め
る演算装置などを備え、設置箇所近辺の気象状況を正確
に検出できるようになっている。さらに、気象情報収集
端末装置3には、装置の全体的な制御を司るCPUや、
このCPUにプログラムやデータを展開するメモリ空間
を提供するRAM、並びに、CPUが実行するオペレー
ティングシステムや各種アプリケーションソフトが格納
された記憶装置、インターネットを介したデータ通信の
プロトコル制御を行う伝送制御部などが設けられてい
る。伝送制御部は常にインターネット6に接続された状
態にされている。これらCPU、RAM、記憶装置およ
び伝送制御部などは、基本的には除雪車配車サーバ1の
ものと同様であるので説明を省略する。
【0027】そして、このような気象情報収集端末装置
3は、除雪処理について除雪車配車サーバ1が管轄する
複数の地域Ra〜Rdの全域にわたって気象状況が分る
ように、これら複数の地域Ra〜Rdにわたって設置さ
れている。
【0028】次に、上記構成の除雪車配車システムによ
り行われる配車処理の内容を、各装置により行われる図
3,図5,図6のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0029】図3は、上記除雪車配車サーバ1の記憶装
置22に格納されそのCPU21により実行される除雪
車配車処理プログラムのフローチャートである。図4に
はこの除雪車配車処理で使用される(a)地域情報のデ
ータチャートと(b)除雪車情報のデータチャートと
を、それぞれ示す。
【0030】除雪車配車処理は、先ず、インターネット
を介したデータ通信により各地域Ra〜Rdに設置され
ている気象情報収集端末装置3から降雪量や降雪スピー
ドが所定量に達した場合に発せられる通報を受信して開
始される(ステップS1)。除雪配車サーバ1は、この
通報があるまで、通信内容を監視し待機している状態に
される。
【0031】除雪車配車サーバ1が気象情報収集端末装
置3からの通報を受信すると、ステップS2において各
気象情報収集端末装置3に気象データの送信指令を送信
し、直後に返送される各地域の気象情報(例えば降雪
量、降雪スピード、気圧、気温など)を受信して収集
し、ステップS3に移行する。
【0032】つまり、上記のステップS2,S3の処理
命令コードとそれを実行するCPU21と実際にデータ
の送受信を行う伝送制御部25等により、気象情報を受
信する気象情報受信手段が構成されている。
【0033】ステップS3では、各地域Ra〜Rdの積
雪量や積雪スピード等から、各地域Ra〜Rd毎に除雪
の必要性があるかを判断し、ステップS4に移行する。
【0034】その後、ステップS4において先に受信し
た気象情報の中に含まれている各地域Ra〜Rdの気温
や気圧を収集し(ステップS4)、ステップS5におい
てこれら各地区の気温や気圧のデータに基づき今後の天
気を予測する処理を行う。そして、ステップS6に移行
する。
【0035】ステップS6では、上述のように取得した
各地域の降雪量、降雪スピード、天気予報、並びに、予
め調査されて除雪車配車サーバ1の記憶装置22に格納
されている地域特有の配車に関する地域情報としての道
路情報、および、各除雪車の特徴や現在位置情報などを
含んだ除雪車情報とが考慮されて、除雪車を必要とする
地域へ最も効率のよい除雪車が配車されるように、例え
ば、現地到着所要時間や除雪能力、費用等を分析し、現
地状況に最も合った除雪車を選別して、配車の内容が決
定される。
【0036】ここで、上記道路情報と除雪車情報につい
て説明する。
【0037】道路情報は、図4(a)に示すように、各
地域に施設されている道路の名称、例えば緯度と経度に
よる位置情報、長さ情報、幅情報、および交通量情報と
がそれぞれ関連付けられて、且つ、各地域毎にグループ
分けされてデータベース化されている。この道路情報に
登録されている道路が除雪の対象となる道路であり、例
えば、その幅や交通量の情報が、その道路に適した除雪
車の車幅を決定するためのデータとして使用される。ま
た、道路の幅や長さの情報は、その道路に適した除雪車
の除雪能力を決定するためのデータとして使用される。
また、位置情報は、配車する除雪車の移動距離を算出す
るのに使用される。
【0038】除雪車情報は、図4(b)に示すように、
配車可能な全ての除雪車4について、その所属会社名、
大きさ(車幅や車重など)、除雪能力、現在位置などの
情報が関連付けられてデータベース化されている。これ
らのうち、現在位置情報を除いたデータは予め調査され
登録されているデータであるが、一方、現在位置情報
は、除雪車配車プログラムとは別の除雪車現在位置更新
プログラムにより所定間隔毎に更新されていくデータで
ある。この除雪車現在位置更新プログラムは、例えば、
各除雪車4に積まれた携帯型コンピュータから所定間隔
おきに送られてくる現在位置情報を受信して、これを除
雪車情報データベースの現在位置情報に反映させていく
もので、除雪車配車サーバ1のマルチタスキング処理に
より除雪車配車処理と並行して実行されるものである。
【0039】各除雪車4の現在位置情報は、例えば各除
雪車4に搭載されたGPS(GlobalPositioning Syste
m)により取得される。つまり、上記除雪車現在位置更
新プログラムの中で上記の現在位置情報を受信する命令
コードとそれを実行するCPU21および実際にデータ
を受信する伝送処理部25等により、各車現在位置情報
受信手段が構成されている。
【0040】これらの除雪車情報のうち、会社情報は配
車に対して各請負会社に料金を精算するときに使用さ
れ、大きさ情報、除雪能力情報および現在位置情報は、
配車する車輌を決定するときに使用されるものである。
つまり、上記ステップS6の命令コードとそれを実行す
るCPU21等により配車地域決定手段が構成されてい
る。
【0041】ステップS6で配車の内容が決定される
と、次にステップS7において各請負会社の端末装置2
a〜2dに、除雪車の配車内容を示す配車指示情報を送
信してステップS8に移行する。配車指示情報には、配
車先の処理地域のほか、除雪作業量の予測、今後の天気
予測、現地写真の画像データなどを含む現地状況の情報
など各種情報が含まれる。なお、各請負会社端末装置2
a…に送信される配車指示情報は、配車先の処理地域情
報だけが含まれるようにしても良い。つまり、上記ステ
ップS7の命令コードとそれを実行するCPU21と実
際にデータを送信する伝送処理部25等により、各車の
配車地域を指示する配車指示データを送信する手段が構
成されている。
【0042】ステップS8では、配車した除雪車の作業
状況(移動中、到着、除雪作業中、除雪作業終了など)
を示す作業状況情報(仕事状況情報)を各請負会社端末
装置2a…から受信してステップS9に移行する。
【0043】ステップS9では、ステップS2と同様
に、各気象情報収集端末装置3に気象データの送信指令
を送信し、直後に転送される各地域の気象情報(例えば
降雪量、降雪スピード、気圧、気温など)を受信して収
集して、ステップS10に移行する。
【0044】ステップS10では、ステップS9で受信
した新たな気象情報に基づいて、ステップS6で決定さ
れた配車の内容に関して変更も含めた再検討を行う。そ
して、ステップS11で配車内容の変更の有無について
判別を行って、配車内容に変更があればステップS12
に移行して、変更された配車の指示を各請負会社端末装
置2a…に送信してステップS13に移行する。一方、
配車内容に変更がなければステップS11からそのまま
ステップS13に移行する。
【0045】ステップS13では、配車を指示した全て
の請負会社から作業終了を示す終了信号が受信されたか
判別して、受信されていればステップS14に移行する
が、受信されていなければステップS8に戻る。そし
て、全ての請負会社から作業終了の信号が受信されるま
でステップS8〜S12の処理を繰り返す。
【0046】その結果、配車を指示した全ての除雪車か
ら作業終了信号が受信されてステップS14に移行した
ら、該ステップにおいて各請負会社の端末装置2a…か
ら作業報告と料金情報とを受信・収集し、次いで、ステ
ップS15で例えばインターネット6上の課金システム
を用いて各請負会社に対して料金の支払いを行う。
【0047】その後、ステップS16において、先に気
象情報収集端末装置3から送られた気象情報に基づき予
測した今後の天気予報に応じて、今後除雪が必要と予測
される地域の近くに必要とされる台数の除雪車4が待機
されるように各除雪車4の待機場所を決定し、次いで、
ステップS17において、この決定した待機場所を指示
する待機場所指示情報を各請負会社端末装置2a…に送
信して、この除雪車配車処理を終了する。なお、待機場
所指示情報は、送信先の請負会社に所属する除雪車に関
する待機場所の内容だけが含まれるようにしても良い。
【0048】図5は、上記請負会社端末装置2a…の記
憶装置に格納されそのCPUにより実行される請負処理
プログラムのフローチャートである。
【0049】請負処理は、先ず、インターネットを介し
たデータ通信により各地域Ra〜Rdに設置されている
気象情報収集端末装置3から降雪量や降雪スピードが所
定量に達した場合に発せられる通報を受信して開始され
る(ステップS21)。請負会社端末装置2a…は、こ
の通報があるまで、通信内容を監視し待機している状態
にされる。
【0050】請負会社端末装置2a…は気象情報収集端
末装置3からの通報を受信すると、ステップS22にお
いて、図3のステップS7において除雪車配車サーバ1
から送られる配車指示情報を受信する。そして、ステッ
プS23において、上記配車指示情報が指示している除
雪車に移動の指示と移動位置等の情報を電子メールによ
り送信する。除雪車4を運転・操縦する作業者は、携帯
型コンピュータを介してこの電子メールを受信し、該電
子メールの内容に従って現地への移動を開始する。な
お、電子メールにより送られる情報の中に、移動道路の
降雪状況などを考慮して目的地に到達する最適な道路を
ガイド情報を含めるようにすることも出来る。
【0051】上記ステップS22の命令コードとそれを
実行するCPUおよび伝送制御部等により配車指示デー
タを受信する手段が構成され、上記ステップS23の命
令コードとそれを実行するCPUおよび伝送制御部等に
より移動位置情報を送信する手段が構成されている。
【0052】その後、請負会社端末装置2a…では、ス
テップS24〜S28のループ処理を所定間隔おきに実
行する。すなわち、ステップS24では除雪車4からの
作業状況の収集を行い、次いで、ステップS25におい
て除雪車4からの作業状況の通知があればその通知を所
定のデータ形式に変換して除雪車配車サーバ1に送信す
る処理を行う。
【0053】一方、除雪車4側では、現地到着時、除雪
作業の開始時や終了時など、予め決められた作業上の節
目ごとに携帯型コンピュータの画面に表示されたチェッ
ク項目にチェックするようになっており、このチェック
を行うことで作業状況の推移が電子メールによって請負
会社端末装置2a…に自動送信されるようになってい
る。また、除雪作業の終了時には、作業終了報告とし
て、作業者が作業現場をデジタルカメラ等で写し、その
画像データが電子メールに添付されて請負会社端末装置
2a…に送信されるようにしてもよい。
【0054】上記ステップS24の命令コードとそれを
実行するCPUおよび伝送制御部等により仕事状況受信
手段が構成され、上記ステップS25の命令コードとそ
れを実行するCPUおよび伝送制御部等により仕事状況
送信手段が構成されている。
【0055】ステップS26では、除雪車配車サーバ1
から配車変更指示情報が受信されたか確認し、受信して
いればステップS27で除雪車に場所変更の指示と変更
場所等の情報を電子メールにより送信する処理を行って
ステップS28に移行し、配車変更指示情報が受信され
てなければそのままステップS28に移行する。
【0056】ステップS28では、配車した全ての除雪
車4から作業終了の信号を受信したか否かを判別し、受
信していればステップS29に移行し、受信していなけ
ればステップS24に戻って、ステップS24〜S28
のループ処理を再び繰り返す。
【0057】配車した全ての除雪車4から作業終了の信
号を受信してステップS29に移行すると、該ステップ
で除雪車配車サーバ1に自社所属の除雪車4の作業が全
て完了したことを示す作業終了信号を除雪車配車サーバ
1に送信し、次いで、ステップS30で配車に対する料
金情報を同様に送信する。このステップS30の命令コ
ードとそれを実行するCPUおよび伝送制御部等により
料金情報送信手段が構成されている。
【0058】その後、ステップS31において、図3の
ステップS17で除雪車配車サーバ1から送信される待
機場所指示情報を受信し、ステップS32でこの待機場
所指示情報に基づく待機場所情報を電子メールにより各
除雪車に送信して、この請負処理を終了する。
【0059】図6は、気象情報収集端末装置3の記憶装
置に格納されそのCPUにより実行される気象情報収集
処理プログラムのフローチャートである。
【0060】気象情報収集処理は、ステップS40の計
時処理により、毎時0分、15分、30分、45分の1
5分間隔のタイミングで、次のステップS41からの処
理が開始され、処理終了後、気象情報収集端末装置3は
待機状態にされるようになっている。
【0061】処理の開始タイミングがきてステップS4
1に移行すると、順次、降雪量感知センサーの検出出力
を取り込んで記憶装置に記憶させる処理(ステップS4
1)、記憶されている過去の降雪量データと比較演算し
て降雪スピードを算出する処理(ステップS42)、気
圧センサーや気温センサーからの検出出力を取り込んで
記憶装置に記憶させる処理(ステップS43)を行っ
て、次のステップS44に移行する。
【0062】ステップS44では、ステップS41やス
テップS42で取得した降雪量や降雪スピードが予め決
められている設定値を越えているか否かを判別し、越え
ていればステップS45でインターネットを介して除雪
車配車サーバ1と各請負会社端末装置2a…に降雪量や
降雪スピードが所定量に達したことを知らせる通報を発
して次のステップS46に移行し、越えてなければ通報
は発せずに次のステップS46に移行する。通報の発信
に際して、降雪量のみならず、降雪スピードも考慮して
通報の発信を決定することで、除雪車配車サーバ1側で
は所定時間後の積雪量を予測し想定した配車を行うこと
が可能になっている。
【0063】ステップS46では、図3のステップS2
で除雪車配車サーバ1から送信される気象データ送信指
令が受信されたか否か判別し、受信されていればステッ
プS47において記憶装置に格納されている気象情報を
除雪車配車サーバ1へ送信するが、受信されていなけれ
ば気象情報の送信は行わない。そして、15分間隔で実
行されるステップS41〜ステップS47のシーケンス
処理を終了し、ステップS40に戻って次の実行タイミ
ングまで待機される。
【0064】このように、上記気象情報収集端末装置3
により行われる気象情報収集処理、請負会社端末装置2
a…により行われる請負処理、除雪車配車サーバ1によ
り行われる除雪車配車処理の連携によって、複数の請負
会社に所属する複数の除雪車の配車を統括的に管理し、
且つ、気象情報に応じて効率的な配車が行われるように
なっている。
【0065】従って、この実施の形態の除雪車配車シス
テムおよび除雪車配車サーバ1により実施される配車方
法によれば、各地域の気象情報を収集し該気象情報に基
づいて配車を決定するので、例えば、降雪が多く除雪車
4を早く多く必要とする地域に優先的な配車を行った
り、それほど除雪の必要のない地域から除雪の必要性の
高い地域に除雪車4をまわすなど、気象状況に応じて各
地域に適切な配車を行うことが出来る。
【0066】また、気圧や気温の変動からその後の天気
を予測して、該予測結果も考慮に入れて配車を決めるの
で、今現在の気象状況に限らず、数時間先の気象状況を
踏まえた効率的な配車を行うことが出来る。
【0067】また、配車の内容を決定する際に、地域特
有の地域情報として道路情報や、除雪車の特徴が示され
た除雪車情報を考慮して配車内容を決定しているので、
地域事情に一層適応した除雪車を配車することが出来
る。また、配車の内容を決定する際に、除雪車情報に含
まれる各除雪車の現在位置情報も考慮して配車内容を決
定しているので、適宜近いところにいる除雪車4を優先
的に配車するなど、除雪車4の移動距離を考慮して最適
なルートで配車を行うことが出来る。
【0068】また、請負端末装置2a…を除雪処理の請
負会社に設置し、自治体等の地域全体の除雪の管理を行
う団体に除雪車配車サーバ1を設置して、上記のような
連携処理を行うことで、複数の請負会社に所属する多数
の除雪車の配車を統括的に管理することが出来る。
【0069】また、請負会社から各除雪車4の作業状況
が除雪車配車サーバ1に自動送信されるので、異なる請
負会社に所属する多数の除雪車4の運行管理を一元的に
行うことが出来る。また、各除雪車4の配車に対する料
金は、その内容を示す料金情報が請負会社の端末装置2
a…から除雪車配車サーバ1に送られ、除雪車配車サー
バ1によりネット上の課金システムを使用して支払われ
るので、課金処理も一元的に管理することが出来る。
【0070】なお、本発明は、上記実施の形態の配車シ
ステム、配車指示装置、および、配車方法に限られるも
のではない。例えば、上記実施の形態では、各車(除雪
車4)と配車指示装置(除雪車配車サーバ1)との間に
請負会社の端末装置2a,2b…が介在して情報の送受
信を行っている配車システムを例示したが、配車指示装
置と各車とが直接にデータの送受信を行って配車の指示
や仕事状況の報告等を行うようにしても良い。また、こ
のように配車指示装置に直接データの送受信を行う車
は、配車システムに備わる複数の車の全部であっても良
いし、一部であっても良い。
【0071】また、地域情報として道路情報のほか各地
域の人口情報や各地域に施設されている設備などの情報
を含め、これらの情報に基づき除雪をより必要とする優
先度を決定するようにしても良い。
【0072】また、配車指示装置に収集される気象情報
には、積雪量に関する情報のほか、降雨量に関する情報
が含まれても良い。また、配車を行う車の種類も除雪車
に限られず、例えばタクシーやレンタカー、運搬車や貨
物車など、色々な作業車に適用可能である。
【0073】また、上記実施の形態の配車システムで
は、データ通信をインターネットを介して行うように例
示したが、その他、専用の通信回線を付設して用いても
良いし、無線などを用いても良い。 [第2の実施の形態]この第2の実施の形態は、上述し
たような配車システムをタクシーの配車に利用したもの
である。タクシーは雨など気象状況が良くないときに比
較的頻繁に使われるので、気象状態を監視し雨が降って
きた地域に多く配車することで、利用頻度に応じた配車
が可能である。
【0074】このようなタクシーの配車システムの場合
には、例えは、個々のタクシー会社の配車センターなど
に、第1実施の形態の請負会社情報端末2a…のような
配車管理装置を設置する一方、複数のタクシー会社が集
まって設立された配車センターなどに配車指示装置とし
て1つの配車サーバを設置し、配車サーバにより複数の
タクシー会社のタクシーを統括的に配車管理するように
しても良いし、或いは、個々のタクシー会社で配車サー
バを設置し、配車サーバから送信される配車指示情報に
より、例えば、従来からあるタクシー無線を用いて各タ
クシーに配車先を指示するようにしても良い。
【0075】次に、個々のタクシー会社で配車サーバを
設置し、配車サーバからの配車指示情報によりタクシー
無線を用いて配車先を指示するようにした配車システム
についての具体例を説明する。
【0076】図7には、配車サーバの記憶装置に格納さ
れそのCPUにより実行される配車処理プログラムのフ
ローチャートを、図8には、この配車処理で使用される
(a)地域情報のデータベースと(b)車情報のデータ
ベースとを、それぞれ示す。
【0077】配車サーバでは、この配車処理プログラム
がタクシーの配車サイクルに合わせて(例えば12時間
ごと)に実行されるように設定される。この配車処理が
開始されると、順次、ステップS50でインターネット
や専用回線を介して各地域の気象情報を収集し、ステッ
プS51で各地域の気圧情報を収集し、ステップS52
で気圧の変化に基づき各地域の今後の天気を予測する。
【0078】次いで、ステップS53において、上記収
集した各地の降雨量と天気予測、並びに、記憶装置に格
納されている地域情報(図8(a))と車情報(図8
(b))とに基づいて各地域の配車台数と配車させる車
を決定し、サーバー外に送信する。
【0079】地域情報データベースには、地域、この地
域にある駅名、駅から所定範囲に居住する人口などが登
録されている。車情報データベースには、各タクシーを
識別する車番号と、そのドライバー名、勤務時間、現在
位置などが登録される。これらの内、ドライバー名は、
該ドライバーの勤務開始時に登録され、勤務時間はこの
名前を登録したときから配車サーバ内で計時され更新さ
れていく。また、現在位置情報は、図4(b)の現在位
置情報と同様に例えばGPSなどで取得した位置情報を
各タクシーから配車サーバに定期的に自動送信して配車
サーバ内で自動更新するようにしても良いし、或いは、
タクシー無線などを用いて定期的にドライバーに現在位
置を報告させ、無線受信者が該現在位置を配車サーバの
データベースに登録するようにしても良い。
【0080】この配車指示情報は、例えば印刷出力され
て配車センターの配車指示を行う者に送られ、この配車
指示情報に基づいて、例えば、タクシー無線などを使用
して各車に配車地域が指示される。
【0081】次いで、所定時間待機してステップS54
に移行する。なお、ここでの待機時間は、予め定められ
た一定の時間(例えば6時間など)としても良いし、或
いは、気象状況が変化した場合などに管理者に再開の操
作を行わせ、この操作が行われた場合にステップS54
に移行するようにしても良い。
【0082】ステップS54では各車の稼働状況や現在
位置の情報を収集するとともに、上記ステップS50と
同様に現在の気象情報を収集してステップS55に移行
する。次いで、ステップS55で、収集した各地の気象
情報、並びに、記憶装置に格納されている地域情報や、
現在位置や稼働状況などが更新された車情報とに基づい
て各地域の配車台数と配車させる車を決定する。
【0083】そして、ステップS56で、変更した配車
指示情報を出力して、この配車処理を終了する。また、
ステップS56の処理が終わったら、また、所定時間待
機して待機後にステップS54からの処理を繰り返すよ
うにしても良い。
【0084】以上のように、この実施の形態のタクシー
の配車システムによれば、例えば雨が降ってタクシーが
使用される頻度が多くなった地域に多くのタクシーを配
車できるなど、気象状況に応じた効率の良い配車が可能
である。
【0085】なお、上記のような配車システムの場合、
配車サーバは、該配車システム専用に設けた気象情報収
集端末装置から気象情報を収集するようにするほか、気
象衛星等による気象データに基づき各地域の気象情報を
収集するようにすることも出来る。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従うと、
各地域の気象情報を収集し該気象情報に基づいて配車を
決定するので、例えば、気象状況により配車を多く必要
とする地域には多くの車を集中させたり、配車を早く必
要とする地域に優先的な配車を行ったり、それほど配車
の必要のない地域から必要性の高い地域に車をまわすな
ど、気象状況に応じて各地域に適切な配車を行うことが
出来る。
【0087】また、配車の内容を決定する際に、地域特
有の地域情報や、車の特徴が示された車情報を考慮して
配車内容を決定するので、地域事情に適宜対応した車の
配車が出来る。また、配車の内容を決定する際に、各車
の現在位置情報も考慮して配車内容を決定するので、近
いところにいる車を優先的に配車するなど、車の移動距
離を考慮した最適なルートでの配車を行うことが出来
る。
【0088】また、例えば車の管理会社に配車管理装置
を設置し、自治体等の地域全体の管理を行う団体に配車
指示装置を設置することで、複数の管理会社に所属する
多数の除雪車の配車を統括的に管理することが出来る。
【0089】また、配車管理装置から配車指示装置に各
車の仕事状況が自動送信されるので、異なる管理会社に
所属する多数の車の仕事管理を一元的に行うことが出来
る。また、配車管理装置から配車指示装置に配車に対す
る料金情報が送られるので、課金処理も一元的に管理す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である配車システムの全体
構成の概要を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態である配車指示装置として
の配車サーバの全体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る気象情報収集端末装置の動作手順
を示すフローチャートである。
【図4】同、配車サーバの記憶手段に格納される地域情
報と車情報のデータ構成を示すデータチャートである。
【図5】本発明に係る配車サーバの動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明に係る配車管理装置としての請負会社端
末の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態であるタクシー配車
システムのタクシー配車サーバの動作手順を示すフロー
チャートである。
【図8】同、タクシー配車サーバの記憶手段に格納され
る地域情報と車情報のデータ構成を示すデータチャート
である。
【符号の説明】
1 除雪車配車サーバ(配車指示装置) 2a,2b,2c 請負会社端末装置(配車管理装
置) 3 気象情報収集端末 4 除雪車 5 携帯電話基地局 6 インターネット 7 待機所 Ra〜Rd 地域

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の地域に配置された複数の気象情報
    収集端末装置から送られてくる気象情報を受信する気象
    情報受信手段と、 この気象情報受信手段で受信された複数の気象情報に基
    づいて、複数の車の各配車地域を決定する配車地域決定
    手段と、 この配車地域決定手段で決定された各車の配車地域を指
    示する配車指示データを送信する手段と、 を具備したことを特徴とする配車指示装置。
  2. 【請求項2】 更に、 前記複数の地域のそれぞれに特有の地域情報を記憶する
    地域情報記憶手段と、 前記複数の車特有の車情報を記憶する車情報記憶手段
    と、 を備え、 前記配車地域決定手段は、前記気象情報に加えて、前記
    地域情報と前記車情報とに基づいて前記配車地域を決定
    することを特徴とする請求項1記載の配車指示装置。
  3. 【請求項3】 更に、 前記複数の車の現在位置情報を受信する各車現在位置情
    報受信手段を備え、 前記配車地域決定手段は、前記気象情報に加えて、前記
    複数の車の現在位置情報に基づいて前記配車地域を決定
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の配車指示
    装置。
  4. 【請求項4】 複数の車と、該複数の車の配車地域を指
    示する請求項1〜3の何れかに記載の配車指示装置とを
    備えた配車システムであって、 前記複数の車は、前記配車指示データを受信する手段を
    それぞれ有するように構成され、該配車指示データに基
    づき各配車地域にそれぞれ移動されることを特徴とする
    配車システム。
  5. 【請求項5】 複数の車と、 該複数の車の配車地域を指示する請求項1〜3の何れか
    に記載の配車指示装置と、 前記複数の車のうち少なくとも一部の車を管理する配車
    管理装置とを備えた配車システムであって、 前記配車管理装置は、 前記配車指示装置から前記配車指示データを受信する手
    段と、 前記一部の車に前記配車指示データに基づく移動位置情
    報をそれぞれ送信する手段とを備えるように構成され、 前記一部の車は前記移動位置情報に基づき各配車地域に
    それぞれ移動されることを特徴とする配車システム。
  6. 【請求項6】 前記配車管理装置は、 前記一部の車から仕事状況の情報を受信する仕事状況受
    信手段と、 前記配車指示装置に各車の仕事状況を送信する仕事状況
    送信手段と、 前記配車指示装置に各車の働きに対する料金情報とを送
    信する料金情報送信手段とを備えていることを特徴とす
    る請求項5記載の配車システム。
  7. 【請求項7】 受信手段を有する複数の車と、該複数の
    車に配車指示の情報を送信する送信手段とを備えた配車
    システムにおいて、 複数の地域に配置された複数の気象情報収集端末装置か
    ら送られてくる気象情報を受信し、 この気象情報に基づいて複数の車の各配車地域を決定
    し、 前記複数の車に前記配車地域を指示することを特徴とす
    る配車方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の地域のそれぞれに特有の地域
    情報と、前記複数の車特有の車情報とを記憶しておき、 前記各配車地域を決定する際に、前記気象情報、前記地
    域情報および前記車情報に基づいて当該配車地域を決定
    することを特徴とする請求項7記載の配車方法。
  9. 【請求項9】 前記複数の車の現在位置情報を監視し、 前記各配車地域を決定する際に、前記気象情報と前記複
    数の車の現在位置情報とに基づいて当該配車地域を決定
    することを特徴とする請求項7又は8記載の配車方法。
  10. 【請求項10】 コンピューターが読み取り可能な命令
    コードからなるプログラムが格納された記憶媒体であっ
    て、 複数の地域のそれぞれに配置された複数の気象情報収集
    端末装置から送られてくる気象情報を受信させる処理ル
    ーチンと、 前記受信された複数の気象情報に基づいて複数の車の各
    配車地域を決定させる処理ルーチンと、 この決定された各車の配車地域を指示する配車指示デー
    タを送信させる処理ルーチンとを含むプログラムが格納
    されてなることを特徴とする記憶媒体。
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