JP2002098659A - 分析装置 - Google Patents
分析装置Info
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Abstract
点を解消し、かつ、試料交換機による多数の試料を高速
で自動的に分析するのに適した分析装置を提供する。 【解決手段】 試料交換部200を備えて多数の試料ホ
ルダーを蛍光X線分析装置の装置本体1の試料室内に載
置して試料を自動的に分析する蛍光X線分析装置であっ
て、その装置の一部には、試料導入部を覆うカバー20
3を備えており、試料交換機による試料搬送動作を途中
で、試料交換部のカバー203の開状態を検知した場
合、装置の動作を制御する制御部により、直ちにその動
作を停止させることによって操作者の安全を図ると共
に、カバーの開状態を検知した場合には、当該停止した
途中位置から直ちに再開する。
Description
の蛍光X線を測定して試料を自動的に分析する蛍光X線
分析装置を含む分析装置に関し、特に、装置の使用時に
おける操作者の安全性を確保するに好適な分析装置に関
する。
試料にX線を照射することにより試料から発生する蛍光
X線を測定して試料を分析する蛍光X線分析装置は、種
々の分野における種々の物質の分析において、既に広く
利用されている。かかる蛍光X線分析装置においては、
多数の物質の分析を自動的に行うことを可能にするた
め、例えば円筒形状の試料ホルダーと呼ばれる冶具を使
用し、この試料ホルダーを、例えばロボットアーム等を
備えた試料交換機と呼ばれる機構により、順次、蛍光X
線分析装置の試料室内に搬送・排出しながら試料の分析
を行うものが既に知られている。
て自動的な試料の分析動作が可能な蛍光X線分析装置で
は、分析を行う操作者は、分析操作用のコンピュータ装
置を介して分析装置における分析動作を設定し、あるい
は、その動作状況や分析結果をその表示画面上に表示さ
せることにより、試料の分析測定を行う。また、例えば
所定の試料の測定が完了した場合には、操作者は、分析
装置に取り付けられた上記試料交換機から測定が完了し
た試料ホルダーを取り出すと共に、新たに測定するべき
試料ホルダーをテーブル上に並べる等の、いわゆる、試
料の搬出/排出処理を行うこととなる。なお、上記試料
交換機の前面、すなわち、試料導入部には、例えば透明
なカバーが設けられており、試料ホルダーの交換の際に
は、このカバーを開いて交換作業を行うものである。
のように、試料交換機の試料導入部には上述のカバーが
設けられ、これにより試料交換機の動作中に操作者が試
料ホルダーを取り出したり、あるいは、その位置を交換
する等の作業を行わないように、安全機構が施されてい
たが、しかしながら、なお以下のような問題点があっ
た。
る安全機構では、上記試料交換機が作動中にカバーが開
かれた場合、試料交換機の動作は停止されるが、しかし
ながら、一旦その動作が停止した後は、上記試料交換機
は最初のステップからその動作を繰り返すこととなる。
そのため、分析に不要な時間がかかってしまい、多数の
試料を比較的短時間で分析することが要求される近年の
分析装置では、その分析速度を大幅に低下してしまう原
因の1つとなっていた。
蛍光X線分析装置の試料交換機のカバー開放による安全
上の問題点を解消し、かつ、上述した従来技術における
問題点、特に、上述した従来の等を含む分析装置におけ
る欠点である動作の繰り返しによる分析時間の不要な延
長を解消し、もって、特に試料交換機によって試料を高
速で自動的に分析するのに適した分析装置を提供するこ
とを目的とするものである。
ば、かかる上記の目的を達成するため、試料を試料室内
に載置して前記試料を自動的に分析する分析装置であっ
て、前記装置内には、少なくとも試料導入部を覆うカバ
ーを備えた試料交換部を有しており、前記カバーの開閉
状態を検知する手段を設け、かつ、前記試料交換部の動
作を制御する制御手段は、前記カバーの開状態に応動し
て、前記試料交換機の試料搬送動作を途中で停止させ、
その後、前記カバーの閉状態に応動して、前記試料交換
機の試料搬送動作を、当該停止した途中から再開する分
析装置が提供される。
析装置において、さらに、前記制御手段は、前記カバー
の開状態に応動して前記試料交換機の試料搬送動作を途
中で停止させると共に、前記カバーが開状態であること
を警告する。
析装置において、さらに、前記分析装置とは別体に設け
られ、その一部に表示手段を有する操作装置を備えてお
り、前記カバーが開状態であることの警告を前記操作装
置側の表示手段上に表示する。
置であって、前記制御手段は、前記試料交換機の試料搬
送動作を途中で停止させた場合の停止位置に関する情報
を記憶するための記憶手段を備えている。
分析装置は、前記試料を試料室内に載置してX線管から
のX線を照射し、前記試料から発生する蛍光X線を分光
手段により分光し、当該分光した蛍光X線の強度をX線
検出器により測定して前記試料を分析する蛍光X線分析
装置である。
て、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。まず、
図2には、本発明の一の実施の形態になる蛍光X線分析
装置の外観構成が示されている。
である蛍光X線分析装置は、分析作業を行うための装置
本体1と、前記装置本体と通信回線を介して接続された
操作装置としてのパーソナル・コンピュータ装置2とか
ら構成されている。なお、装置本体1は、ここでは図示
しないが、その内部の真空室内には、計測される試料が
載置される試料室、載置された試料に照射するX線を発
生するX線管、試料から発生する蛍光X線を分光する、
例えば分光結晶板からなる分光手段、この分光手段によ
り分光されたX線を検出する、例えばシンチレーション
カウンタやX線検出器からなる検出部とを備えている。
さらに、やはりここでは図示しないが、上記装置本体1
内部の真空室内を真空状態に保つための真空排気系、各
種のセンサ、バルブ等が設けられていることは言うまで
もない。
は、その装置本体1の一部、例えばその上部には、上述
したように、装置による分析の自動化を可能にするため
試料交換部(機)200が設けられている。この試料交
換部200の内部には、図示のように、サンプルテーブ
ル201と、上記テーブル上に並べられた試料ホルダー
を装置の試料室内に、順次、搬送・排出するためのロボ
ットアーム等の搬送機構202が設けられている。な
お、このサンプルテーブル201の上面には、金属製の
外形略円筒状の試料ホルダーが、その上端面に分析すべ
き試料をに搭載して、複数並べて配置されている。ま
た、この試料交換部200の内部と外部との開口である
試料導入部(交換機の前面開口部)には、例えば透明な
ガラス板等から構成される、いわゆる、カバー203が
開閉可能に取り付けられている。
れば、試料の分析を行う装置の操作者は、測定試料がそ
の上端面に装着されて用意された多数の試料ホルダー
を、上記試料交換部200のカバー203を開放して上
記したサンプルテーブル201上に並べ(あるいは、テ
ーブル毎交換し)、そして開放したカバー203を閉止
した後、装置本体1による分析作業を、操作装置として
のパーソナル・コンピュータ装置2を実行する。また、
装置本体1による分析作業による分析結果は、上記パー
ソナル・コンピュータ装置2の本体21に転送されて必
要に応じて所定の分析演算を行った後、そのディスプレ
ー装置22上に表示され、あるいは、プリンター23等
の出力手段により出力されることとなる。
光X線分析装置の、特に、装置本体1の内部構成が示さ
れている。図からも明らかなように、上記パーソナル・
コンピュータ装置2は、上記したプリンター23等に加
えて、本体21、ディスプレー装置22、さらには、入
力装置であるキーボード24やマウス25を備えてい
る。
側には、上記した試料交換部200と共に、ここでは詳
細は説明しないが、その内部には、分析用のX線を発生
するX線管やその電源等を含むX線管部、装置内の真空
を確保するための真空排気系、装置内での試料の搬送を
行う試料搬送機構、装置の試料室内に載置された試料か
ら発生する蛍光X線を分光するための分光器、分光器で
分光された蛍光X線の強度を検出する各種検出器を含む
センサー部等が含まれている。そして、上記装置本体1
内には、その各種装置を駆動すると共にセンサー等によ
り必要な測定動作を行うための制御部100が設けられ
ている。
行するMPU(マイクロ・プロセッシング・ユニット)
や各種のメモリを含んでおり、I/O装置(インプット
・アウトプット・ユニット)101を介して上記試料交
換機200を含む装置本体1の各種装置に駆動・制御信
号を出力し、また、その各種センサーからの検出出力を
入力している。なお、この図に示すカバー・スイッチ
(カバーSW)301は、上記試料交換部200の試料
導入(開口)部に取り付けられ、そのカバー203の開
閉状態を検出するための、例えばマイクロ・スイッチ等
により構成されるスイッチであり、その出力もまた上記
I/O装置101を介して制御部100に入力されてい
る。また、この制御部100は、上記パーソナル・コン
ピュータ装置2との間で、例えばLAN(ローカル・エ
リア・ネットワーク)等の通信回線3を介して接続され
ており、これにより、相互に、そのデータや指令を含む
情報の通信が可能に構成されている。
試料交換部200における搬送機構の一例が示されてい
る。すなわち、この試料交換部200の底面にはサンプ
ルテーブル201が配置されており、このサンプルテー
ブル201の上には、複数の、例えば4×6=24個の
試料ホルダーSH、SH…が、所定の位置(例えば、テ
ーブルの平面上に行列状に形成された凹部)に並べられ
ている。そして、このサンプルテーブル201の上部に
は、上記サンプルテーブルを含む平面内、さらには、上
下方向にも自在に移動が可能な(すなわち、X−Y−Z
方向に自在に移動可能な)、例えばロボットアーム等の
搬送機構202が設けられている。
の内部には、そのX方向のガイドレール211が固定し
て設けられており、その上には、X方向に移動可能な可
動部212が設けられる(移動方向を図中の矢印で示
す)。この可動部212には、上記X方向のガイドレー
ル211に直行するようにY方向のガイドレール213
が取り付けられており、そして、このY方向のガイドレ
ール213の上には、上記した搬送機構202が移動可
能に設けられている(やはり、移動方向を図中の矢印で
示す)。なお、上記の可動部212の内部、又は、ガイ
ドレール211の一端には、図示しない例えばパルス・
モータが設けられており、これにより図示しないスクリ
ュー軸を回転することによって上記可動部212をX方
向に移動する。また、例えば、上記搬送機構202の一
部、又は、上記可動部212にも、やはり、パルス・モ
ータ等が設けられ、これにより図示しないスクリュー軸
を回転することによって搬送機構202をY方向に移動
する。すなわち、ロボットアーム等を含む搬送機構20
2は、上記制御部100によりI/O装置101を介し
て供給されるパルスにより制御されるパルス・モータの
回転等に伴うX−Y移動機構により、試料交換部200
内部のサンプルテーブル201を含む平面内を自在に移
動することが可能となっている。
上記搬送機構202に取り付けられたロボットアーム
は、例えばパルス・モータや圧力機構等によって上下方
向(図中のZ方向)に移動可能であり、かつ、吸着シャ
フト部215と、その両側に開閉可能に設けられ、その
先端フック部を試料ホルダーSHの上部外周に形成され
た溝Gに挿入して把持する把持部216、216とを備
えている。なお、この吸着シャフト部215の先端(下
端)には真空吸着パッド214が取り付けられている。
そして、試料ホルダーSHは、図示のように、例えば金
属部材を略円筒状に形成してなり、その上部外周には上
記溝Gが形成されると共に、その下端面の測定面には、
分析すべき試料が所定の方法で投入されている。
は、上記ロボットアーム等を含む搬送機構202によ
り、例えば上記した操作装置としてのパーソナル・コン
ピュータ装置2から予め操作者により設定された手順に
従って、所定の試料ホルダーSHがサンプルテーブル2
01の所定の位置から取り出され、上記蛍光X線分析装
置本体1の試料投入部(口)102まで搬送され、ある
いは、そこから排出される試料ホルダーSHをサンプル
テーブル201上に戻す。なお、このロボットアーム等
を含む搬送機構202の移動速度は、分析の自動化に伴
って定められており、特に、多数の試料を比較的短時間
で分析することが要求される近年の分析装置では、かな
りの高速となっている。これが人間の手等に触れた場合
には、かなりの危険を伴うこととなる。
光X線分析装置本体1の内部構成の一部が示されてい
る。図において、試料投入口の扉103は、例えば図の
紙面上前後方向に移動可能であり、上述した搬送機構2
02により搬送されてきた試料ホルダーSHは、図に実
線で示すように、分析装置本体1の予備真空室11内に
投入される。その後、装置本体1の内部に設けられた試
料ホルダーの移動機構12により、真空状態の試料室1
3の所定の位置まで搬送されてその位置で固定される
(図中に破線で示す)。かかる状態で、図示のように、
試料ホルダーSHの測定面には、上記したX線管14か
らX線が照射される。これにより測定面の試料から発生
する蛍光X線は、スリット15を介して、やはり真空状
態に保持された分光室16内に導かれ、分光結晶板17
等の分光手段により分光された後、シンチレーションカ
ウンタ18やX線検出器19からなる検出部によってそ
の強度が検出されることは、従来の蛍光X線分析装置と
同様である。
は、特に、上記試料投入部102の周辺は、上記試料投
入口の扉103の開閉動作により、一時的ではあるが、
装置1内の真空状態に引かれることから、その内部に人
間の手を挿入することは、やはり、何らかの危険を伴う
こととなる。そのため、上述したように、従来と同様
に、試料交換部200の試料導入(開口)部にはカバー
203が取り付けられ、これにより試料交換部(機)の
動作時には操作者が試料ホルダーを取り出したり、その
位置を交換する等の作業を行わないように、いわゆる、
安全機構が施されている。
たカバー203を含む安全機構に加えて、蛍光X線分析
装置は、以下に説明する動作を実行する。
試料ホルダーSHをサンプルテーブル201上で(ある
いは、テーブル毎)交換した後、操作者が上記パーソナ
ル・コンピュータ装置2から分析動作の開始を指示した
場合、蛍光X線分析装置の装置本体1側に設けられた制
御部100では、そのMPUの動作により、試料ホルダ
ーの自動投入・分析動作を開始する。すなわち、設定さ
れた分析手順に基づいて、上記搬送機構202の駆動源
であるパルス・モータの駆動パルス数と共に、その制御
方向を算出する(S11)。なお、駆動パルス数は、上
記搬送機構202の現在位置と指定位置との差として求
められ、さらに、ここでは、この求めたパルス数に応じ
て、監視時間をも求める。
03が閉じていることを確認する(S12)。ここで
は、例えば、上記に説明したカバー203の開閉状態を
検出するために設けられたカバー・スイッチ(カバーS
W)301からのステータス(STATUS)信号(例
えば、カバーの閉時にはオン(ON)状態を、又は、開
時にはオン(OFF)状態を出力する)により、カバー
が閉じていることを確認する。そして、もしも、ここで
カバー203が開の状態であれば、MPUはワーニング
信号をパーソナル・コンピュータ装置2へ送信し、添付
の図6に示すような通知(ワーニング)画面をそのディ
スプレー装置22上にメッセージとして表示する。な
お、その復旧は、カバー203を閉じた後に所定の時間
が経過した後に自動的に行われるか、あるいは、上記操
作装置としてのパーソナル・コンピュータ装置2から指
示する(具体的には、図の「再開」をクリックする)こ
とにより行われる。
ステップS11で求めた制御方向へ高速で移動する(S
13)。そして、駆動動作が完了したことを示す駆動完
了割込み、あるいは、途中でカバー203が開かれたこ
とを示すカバー開割込みを待つ(S14)。なお、これ
らの割込み信号(IRQ)は、搬送機構202に対して
所定の数の駆動パルス信号が出力されたこと、あるい
は、上記カバー203が途中で何らかの理由で開放され
た時には、所定幅のパルス信号として出力される。
03の状態を確認する(S15)。すなわち、上記カバ
ーが途中で開かれずに搬送機構が指定位置へ到達した場
合、換言すれば、上記「カバー開割込み」を入力するこ
となく「駆動完了割込み」を入力した場合には、その現
在位置を更新(S16)した後、 MPUは、その搬送
機構の駆動処理を終了する。
に、何らかの理由により、上記カバーが開かれた場合に
は、上記「駆動完了割込み」を入力する前に上記「カバ
ー開割込み」が入力されることとなる。そして、上記
「カバー開割込み」を入力した場合、すなわち、カバー
が途中で開いた場合には、上記MPUは、駆動源である
パルス・モータの減速及び搬送機構の動作停止を行う
(S17)。すなわち、カバーが開いている場合には、
上記ロボットアーム等を含む搬送機構202の移動等を
直ちに停止して、操作者の安全を確保することとなる。
駆動するために必要な残りパルスを記憶手段に記憶し
(S18)、その現在位置を更新(S19)した後、上
記のステップS12へ戻り、カバーが再び閉じられるま
で待機することとなる。ここで、残りパルスを記憶手段
に記憶し、また、その現在位置を更新するのは、シーケ
ンスの途中で装置が停止した場合でも、その停止した場
所から、その動作を直ちに再開することを可能にするた
めであり、具体的には、上記制御部100の記憶手段内
に一時的に記憶される。
様に、ワーニング信号をパーソナル・コンピュータ装置
2へ送信し、図6に示す通知(ワーニング)画面をその
ディスプレー装置22上にメッセージとして表示するこ
とも可能である。また、その復旧も、カバー203を閉
じた後の所定の時間が経過した後に自動的に行われる
か、あるいは、パーソナル・コンピュータ装置2から指
示する(具体的には、図の「再開」をクリックする)こ
とにより行われるようにしてもよい。なお、この場合、
上記図6に示す通知(ワーニング)画面上の「エラー内
容と要因」には、例えば「試料交換部のカバーが開いて
いるため、シーケンスが続けられません。」等のメッセ
ージが表示される。
ング信号は、蛍光X線分析装置の装置本体1の内部に設
けられた制御部100のMPUから別体で設けられたパ
ーソナル・コンピュータ装置2へ送信されてそのディス
プレー装置22上に表示されるものが例示されている。
しかしながら、本発明はかかる構成にみに限定されるこ
となく、例えば、蛍光X線分析装置の装置本体1側の一
部に表示部を設け、そこに表示することも可能である。
また、上記した蛍光X線分析装置では、搬送機構202
の駆動源としてパルス・モータを利用したものについて
説明したが、しかしながら、これに限られず、サーボ・
モータやAC/DCモータを利用したものも可能であ
る。
202の駆動動作が完了したことを示す駆動完了割込み
信号として、上記MPUから搬送機構202に対して所
定の数の駆動パルス信号が出力されたことに基づいて発
生される方法について述べたが、しかしながら、やは
り、本発明はかかる構成にのみに限定されることなく、
例えば、上記所定の位置に検出器を設け、この検出器の
検出出力に基づいて駆動完了割込み信号を発生するよう
にしてもよい。
に、試料を試料室内に載置してX線管からのX線を照射
し、前記試料から発生する蛍光X線を分光手段により分
光し、当該分光した蛍光X線の強度をX線検出器により
測定して前記試料を分析する蛍光X線分析装置に適用し
た例について述べたが、しかしながら、やはり、本発明
はかかる蛍光X線分析装置にのみに限定されることはな
く、その一部に上記と同様に、その一部に搬送機構を有
する試料交換部(機)を備えた分析装置に対しても適用
することが可能である。また、その試料交換の際にも、
上記の実施例では、試料ホルダーを用いる場合について
のみ説明したが、しかしながら、やはり、本発明はかか
る分析装置にみに限定されることはなく、例えば、試料
をそのまま装置の試料室内に搬送するものであってもよ
い。
に、本発明によれば、分析装置に設けられた試料交換部
の試料導入部を覆うカバーの開閉状態を検知してその開
状態に応動して試料交換機の試料搬送動作を含む分析装
置の動作を途中で停止させることにより、試料交換機を
構成するロボットアームが操作者の手に接触する等によ
る人体への危険を生じる可能性の発生を確実に防止し
て、分析装置の安全性を向上すると共に、カバーが閉状
態に戻った後の分析装置の動作の再開は、シーケンスの
途中で装置が停止した場合でも、その停止した場所から
直ちに再開することが可能である。すなわち、最初のス
テップからの繰り返し動作を行うことなく、不要な時間
を解消し、もって、多数の試料を高速で自動的に分析す
るのに適した分析装置を提供することが可能となるとい
う、優れた効果を発揮する。
作を示すためのフローチャート図である。
す斜視図である。
を示すブロック図である。
構の一例を示す斜視図である。
換部と分析装置本体の一部を含む内部構成の一例を示す
一部断面図である。
ーニング表示画面の一例を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 試料を試料室内に載置して前記試料を自
動的に分析する分析装置であって、前記装置内には、少
なくとも試料導入部を覆うカバーを備えた試料交換部を
有しており、前記カバーの開閉状態を検知する手段を設
け、かつ、前記試料交換部の動作を制御する制御手段
は、前記カバーの開状態に応動して、前記試料交換機の
試料搬送動作を途中で停止させ、その後、前記カバーの
閉状態に応動して、前記試料交換機の試料搬送動作を、
当該停止した途中から再開することを特徴とする分析装
置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載した分析装置におい
て、さらに、前記制御手段は、前記カバーの開状態に応
動して前記試料交換機の試料搬送動作を途中で停止させ
ると共に、前記カバーが開状態であることを警告するこ
とを特徴とする分析装置。 - 【請求項3】 前記請求項1に記載した分析装置におい
て、さらに、前記分析装置とは別体に設けられ、その一
部に表示手段を有する操作装置を備えており、前記カバ
ーが開状態であることの警告を前記操作装置側の表示手
段上に表示することを特徴とする分析装置。 - 【請求項4】 前記請求項1乃至3に記載した分析装置
であって、前記制御手段は、前記試料交換機の試料搬送
動作を途中で停止させた場合の停止位置に関する情報を
記憶するための記憶手段を備えていることを特徴とする
分析装置。 - 【請求項5】 前記請求項1乃至3に記載した分析装置
であって、前記分析装置は、前記試料を試料室内に載置
してX線管からのX線を照射し、前記試料から発生する
蛍光X線を分光手段により分光し、当該分光した蛍光X
線の強度をX線検出器により測定して前記試料を分析す
る蛍光X線分析装置であることを特徴とする分析装置。
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JP2000291674A JP3600866B2 (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 分析装置 |
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2000
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