JP2015001460A - 複数の分析装置を連結してなる自動分析システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の自動分析装置に共通の検体容器を自動的に順次導入して分析することのできる自動分析システムを提供する。
【解決手段】自動分析システム1は、複数の自動分析装置2a、2bとそれらの自動分析装置の間に配置された検体輸送装置12を備えている。各自動分析装置は、ベルトコンベア、採取分析部4a、4bのほか、ベルトコンベア上の検体ラックを採取分析部へ導入する検体導入機構を独自に備えている。隣接する2つの自動分析装置において、前段側コンベアの終端側に後段側コンベアの始端がくるように配置されており、前段側コンベアと後段側コンベアとの間に検体輸送装置が配置されている。検体輸送装置は前段側コンベアの終端で検体ラックを保持し後段側コンベアの始端まで搬送する搬送機構を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の分析装置を連結して構成された自動分析システムに関するものである。
自動分析装置は、容器に収容された検体を自動的にサンプリングして分析を行なうように構成されている。かかる自動分析装置は、検体を搬送する機構として、複数の検体容器を保持した検体ラックを載置して搬送するベルトコンベアと、ベルトコンベアによって所定位置まで搬送された検体ラックをベルトコンベアから取り出して所定のサンプリング位置へ搬送するアームなどの機構を備えている(例えば、特許文献1参照。)。
かかる自動分析装置では、ベルトコンベアの始端側に分析者が検体ラックを設置するための設置部が設けられ、終端側にサンプリングの終了した検体ラックを回収するための検体ラック回収部が設けられている。分析者が設置部に検体ラックを設置すると、その検体ラックがベルトコンベアによって搬送され、所定の位置でアームにより別のサンプリング位置に搬送されて検体容器に対するサンプリングが行なわれる。サンプリングの終了した検体ラックはアームによって再びベルトコンベア上に戻され、ベルトコンベアによって終端側の検体ラック回収部まで搬送されて回収される。
特開2011−185893号公報
上記のような自動分析装置でサンプリングの終了した検体容器を別の自動分析装置でもサンプリングさせて分析したい場合、従来は、分析者が自動分析装置の回収部から検体ラックを取り出し、別の自動分析装置の設置部に設置する必要があり、自動分析装置でサンプリングの終了した検体を自動的に別の自動分析装置へ導入するようなシステムは構築されていなかった。
そこで、本発明は、複数の自動分析装置に共通の検体容器を自動的に順次導入して分析することのできる自動分析システムを提供することを目的とするものである。
本発明にかかる自動分析システムは、複数の自動分析装置とそれらの自動分析装置の間に配置された検体輸送装置を備えている。各自動分析装置は、検体容器を保持した検体ラックを搬送するベルトコンベア、検体容器から検体を採取して分析を行なう採取分析部及びベルトコンベア上の検体ラックを保持してサンプリング・分析部へ導入する検体導入機構を独自に備えている。隣接する2つの自動分析装置において、前段側の自動分析装置のベルトコンベアである前段側コンベアの終端側に後段側の自動分析装置のベルトコンベアである後段側コンベアの始端がくるように配置されている。検体輸送装置は、隣接する自動分析装置の前段側コンベアと後段側コンベアとの間に配置され前段側コンベアの終端で検体ラックを保持し後段側コンベアの始端まで搬送する搬送機構と、搬送機構を制御する制御部を備えている。この制御部は、前段側コンベアの終端に検体ラックがきたときにその検体ラックを保持して後段側コンベアの始端まで搬送する保持搬送動作を実行するように構成された搬送動作制御手段を備えている。
自動分析装置や検体輸送装置で不具合が発生した場合や後段側の自動分析装置の検体ラック設置部に検体が設置されて満杯となり,検体輸送装置で搬送されている検体が受け入れ不可能となった場合など、検体輸送装置の搬送機構により搬送されている検体ラックを取り出したい場合がある。その場合、搬送機構が動作していると分析者が検体ラックを手動で取り出すことは困難である。そこで、本発明の自動分析システムでは、検体輸送装置は搬送機構の動作のオン/オフを切り換える切換スイッチを備え、保持搬送動作中に前記搬送機構の動作がオフに切り換えられたときは、搬送機構による検体ラックの保持を手動により解除することができる状態となるように構成されていることが好ましい。そうすれば、分析者が切換スイッチによって搬送機構の動作を容易に停止させることができ、搬送機構の保持している検体ラックを分析者が手動で取り出すことができる。
上記の場合、検体輸送装置は、切換スイッチにより搬送機構の動作がオフの状態からオンの状態に切り換えられたときに、搬送機構が保持搬送動作の実行前の待機状態に戻るように構成されていることが好ましい。そうすれば、検体ラックが取り出された後、搬送機構の動作がオンになったときに、次の保持搬送動作を実行することができる状態に迅速に復帰することができる。
検体輸送装置は、搬送機構を覆う開閉式の遮蔽カバーを備えていることが好ましい。そうすれば、検体輸送装置により搬送される検体ラックの検体容器に対する外部からの異物の混入等を防止することができる。その場合の切換スイッチの好ましい一例は、遮蔽カバーの開閉動作に連動してオン/オフが切り換えられ、遮蔽カバーが閉じているときに搬送機構の動作がオンになり、遮蔽カバーが開いているときに搬送機構の動作がオフとなるように構成されているものである。そうすれば、分析者が検体輸送装置内の検体ラックを取り出すために遮蔽カバーを開けたときに搬送機構の動作が自動的に停止するので、分析者の検体ラックの取り出し作業が容易になる。
上記切換スイッチの一例として、遮蔽カバーが閉じられたときに遮蔽カバーの一部と接する位置に設けられたマイクロスイッチが挙げられる。
前段側コンベアと後段側コンベアは水平面内方向の一方向であるX方向に並んで配置されているとした場合における搬送機構の好ましい一例は、X方向に延び、前段側コンベア側と後段側コンベア側の2箇所に検体ラックを保持する保持部を備えてX方向に移動するハンドラ及びハンドラの移動経路上に設けられハンドラが保持した検体ラックを一時的に配置するための一時配置部を備え、搬送動作制御手段は、前段側コンベアの終端にきた検体ラックを前段側コンベア側の保持部で保持して一時配置部まで搬送し、その検体ラックを一時配置部に一時的に配置してから後段側コンベア側の保持部で保持し、後段側コンベアの始端まで搬送するように構成されたものである。搬送機構をかかる構成にすることで、検体輸送装置を前段側コンベアと後段側コンベアの間に収まるような小型な構成にすることができ、自動分析システムの設置面積の増大化を防ぐことができる。
検体輸送装置の好ましい実施の態様として、前段側コンベアの終端における検体ラックの有無を検知する開始センサを備えているものが挙げられる。その場合、搬送動作制御手段は、開始センサが検体ラックを検知したときに保持搬送動作を開始するように構成されている。
本発明の自動分析システムは、複数の自動分析装置が検体輸送装置によって連結されて構成され、前段側の自動分析装置のベルトコンベアの終端にきた検体ラックが検体輸送装置によって後段側の自動分析装置のベルトコンベアの始端に自動的に配置されるようになっているので、同じ検体を複数の自動分析装置に自動的に導入して分析することができる。この自動分析システムを構成する複数の自動分析装置は、検体容器を保持した検体ラック搬送するベルトコンベア、検体容器から検体を採取して分析を行なう採取分析部及びベルトコンベア上の検体ラックを保持して採取分析部へ導入する検体導入機構を独自に備えているので、一部の自動分析装置や検体輸送装置で不具合が発生した場合にも、不具合の発生していない自動分析装置単体で検体のサンプリングや分析を行なうことができる。
自動分析システムの一実施例を示す斜視図である。 同実施例の構成を示す概略平面図である 同実施例における検体輸送装置の斜視図である。 同検体輸送装置の搬送機構の一例を示す平面図である。 同搬送機構の側面図である。 同搬送機構の斜め上方向から見た分解斜視図である。 同搬送機構の斜め下方向から見た分解斜視図である。 同搬送機構のストッパの構造を説明するための概念図である。 同搬送機構の動作を順に示す平面図である。 同検体輸送装置の動作の続きを示す平面図である。 同実施例の制御系統を概略的に示すブロック図である。 検体輸送装置の制御系統を概略的に示すブロック図である。 検体輸送装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図1及び図2を用いて自動分析システムの一実施例について説明する。
この自動分析システム1は、2つの自動分析装置2a,2bと検体輸送装置12により構成されている。自動分析装置2a,2bは水平面内の一方向であるX方向に並んで配置され、両自動分析装置2a,2bのそれぞれの搬送部6aと6bの間が検体輸送装置12によって連結されている。この自動分析システム1では、前段側の自動分析装置2aにおいてサンプリングの終了した検体が検体輸送装置12を介して後段側の自動分析装置2bに導入され、後段側の自動分析装置2bにおいてもその検体のサンプリングと分析がなされる。
前段側の自動分析装置2aは、採取分析部4a、搬送部6a及び検体導入機構18aを備えている。搬送部6aは検体容器を保持した検体ラック20をX方向の一方側(図1及び図2において左側)へ搬送するベルトコンベア7a(前段側コンベア)を備えている。ベルトコンベア7aの周囲はカバーで覆われている。搬送部6aの始端側(図1及び図2において右側)に検体ラック配置部8aが設けられ、終端側(同図において左側)に検体ラック回収部10aが設けられている。検体ラック配置部8aと検体ラック回収部10aのカバーは開閉可能であり、分析者が検体ラック配置部8aのカバーを開けて検体ラックをベルトコンベア7a上に配置したり、検体ラック回収部10aのカバーを開けてサンプリングの終了した検体ラックを取り出したりすることができる。
検体導入機構18aは水平面内においてX方向と直交するY方向へ移動し、ベルトコンベア7a上の検体ラック20を保持して採取分析部4a側へ導入したり、サンプリングの終了した検体ラック20をベルトコンベア7a上に配置したりするものである。搬送部6aの検体ラック配置部8aと検体ラック回収部10aの間に検体ラック導入部9aが設けられており、検体導入機構18aは検体ラック導入部9aからベルトコンベア7a上のサンプリング前検体ラック20を採取分析部4a内に移送したり,サンプリング後の検体ラック20をベルトコンベア7a上に戻したりするようになっている。
採取分析部4aは、検体導入機構18aにより移送された検体容器から検体を採取するための吸入プローブなどを有する検体採取機構(図示は省略)のほか、検体ラック収容部24a、試薬収容部22a及び測定部26aを備えている。検体ラック収容部24aには、検体導入機構18aによってベルトコンベア7a上から移送された検体ラック20が複数収容される。検体ラック収容部24aはターンテーブルになっていて、検体ラック20上の検体容器を、吸入プローブが検体を採取するときの所定位置に配置する。試薬収容部22aには種々の試薬を収容した試薬容器が配置されている。測定部26aには、吸入プローブによって採取された検体と試薬を混合する容器が複数個設けられており、その容器内の反応を光学的に測定するように構成されている。かかる構成により、採取分析部4aでは、検体ラック20が検体導入機構18aによって検体ラック収容部24aに収容され、その検体ラック20に保持されている検体容器が所定位置に配置され、吸入プローブによって検体が採取される。採取された検体は測定部26aに設けられた容器に注入され、分析項目に応じた試薬が添加された後、検体と試薬の反応が吸光度や蛍光強度など光学的に測定される。
後段側の自動分析装置2bは前段側の自動分析装置2aと同じ構成を有する。自動分析装置2bの搬送部6bに設けられたベルトコンベア7b(後段側コンベア)の始端と前段側のベルトコンベア7aの終端とは検体輸送装置12によって連結されている。
検体輸送装置12は、前段側のベルトコンベア7aの終端にきた検体ラック20を保持して後段側のベルトコンベア7bの始端に配置する搬送機構とその搬送機構を覆う開閉式の遮蔽カバー14を備えている。搬送機構については後述する。図3に示されているように、検体輸送装置12の筐体の遮蔽カバー14の開閉部分に、マイクロスイッチ30(切換スイッチ)が設けられている。マイクロスイッチ30は遮蔽カバー14側に設けられたピン28と接触することによってオン/オフが切り換えられるものである。遮蔽カバー14が閉じられるとピン28がマイクロスイッチ30をオンの状態にし、遮蔽カバー14が開かれるとマイクロスイッチ30がオフの状態となる。検体輸送装置12の搬送機構は遮蔽カバー14が閉じられてマイクロスイッチ30がオンになっているときにのみ動作し、遮蔽カバー14が開かれてマイクロスイッチ30がオフになっているときはその動作を停止するようになっている。
検体輸送装置12の搬送機構の一例について図4から図7を用いて説明する。
搬送機構100は水平面を有するテーブル102を備えている。テーブル102は基台118によって支持されている。テーブル102の水平面は両端に配置されるベルトコンベア7a,7bの搬送面とほぼ同じ高さに設定されている。テーブル102のX方向における一方側(図において右側)の端部近傍の位置は搬送対象である検体ラックを保持して搬送を開始する搬送開始位置103aであり、この搬送開始位置103aに前段側のベルトコンベア7aの終端がくるように配置されている。テーブル102のX方向における他方側(図において左側)の端部近傍の位置は検体ラックの搬送完了位置103bとなっており、この搬送完了位置103bに後段側のベルトコンベア7bの始端がくるように配置されている。
テーブル102上の両側縁部にX方向に延びた腕部材104と腕部材106が対向して配置されている。腕部材104と腕部材106はテーブル102の側縁部においてX方向とY方向へ駆動される。腕部材104と腕部材106は、X方向に対しては同時に同方向へ連動して移動し、Y方向に対してテーブル102を中心として対称な方向へ連動して移動する。図には示されていないが、腕部材104と腕部材106を駆動するモータ等の機構は基台118の内部に収容されている。
腕部材104は、搬送開始位置103a側端部に突起104aを備え、輸送完了位置103b側端部に突起104bを備えている。突起104aと突起104bは検体ラックの腕部材104側側面に設けられた凹部(図示は省略)に嵌め込まれて検体ラックと係合するものである。腕部材104のY方向への移動は、突起104a,104bが検体ラックの凹部に嵌め込まれる位置と検体ラック自体に接触しない位置との間で行なわれる。
腕部材106は、搬送開始位置103a側端部に突起106aを備え、輸送完了位置103b側に突起106bを備えている。突起106aと突起106bは検体ラックの後背面と係合するものである。腕部材106のY方向への移動は、突起106a,106bが検体ラックの背面に係合する位置と突起106a,106bが検体ラックに接触しない位置との間で行なわれる。
腕部材104と106は、検体ラックを保持して搬送開始位置103aから輸送完了位置103bまでテーブル102上をスライドさせて輸送するハンドラを構成している。このハンドラは、搬送開始位置103a側と輸送完了位置103b側の2箇所に保持部を備えている。搬送開始位置103a側の保持部は腕部材104の突起104aと腕部材106の突起106aで構成され、輸送完了位置103b側の保持部は腕部材104の突起104bと腕部材106の突起106bで構成される。
以下において、腕部材104と腕部材106をまとめて「ハンドラ104,106」、ハンドラ104,106の搬送開始位置103a側の保持部を「第1保持部104a,106a」、輸送完了位置103b側の保持部を「第2保持部104b,106b」と称する。
第1保持部104a,106aは、腕部材104と106の搬送開始位置103a側の端部で検体ラックを両側から挟み込むことによって、検体ラックの一方側の側面の凹部に突起104aを嵌め込むとともに検体ラックの反対側後背面を突起106aで支持する。第2保持部104b,106bは、腕部材104と6の搬送開始位置103a側の端部で検体ラックを両側から挟み込むことによって、検体ラックの一側面の凹部に突起104aを嵌め込むとともに検体ラックの反対側後背面を突起106aで支持する。ハンドラ104,106は、検体ラックを保持した状態でX方向へ移動し、検体ラックをテーブル102上でスライドさせて輸送する。テーブル102の腕部材106側の側縁部には、テーブル102上をスライドする検体ラックの側面に設けられた溝に嵌め込まれて検体ラックの転倒を防止するガイドレール108が設けられている。
搬送開始位置103aの側方には、搬送開始位置103aへの検体ラックの到達を検知する開始センサ110が設けられている。輸送完了位置103bの側方には、輸送完了位置103bへの検体ラックの到達を検知する終了センサ112が設けられている。
搬送開始位置103aの近傍にストッパ114が設けられている。ストッパ114の構造及び動作については後述する。
基台118の側部に回路基板116が設けられている。回路基板116はハンドラ104,106の動作を制御する制御部(以下において、制御部116とも記載)をなしている。開始センサ110及び終了センサ112は配線を介して回路基板116に接続されている。開始センサ110及び終了センサ112の信号は回路基板116に取り込まれ、ハンドラ104,106による検体ラックの輸送動作の開始や検体ラックの輸送エラーの有無の判定に利用される。
なお、図2及び図4では、配線や回路基板116に搭載されているモジュールの図示を省略している。図3では回路基板116に搭載されているモジュールの一部は図示しているが、配線の図示を省略している。
ストッパ114の構造及び動作について図8を用いて説明する。
ストッパ114は途中で略直角に屈折した部材である。ストッパ114の基端部はテーブル102の搬送開始位置103a側端部の下方に設けられた保持部材126に保持され、先端部が搬送開始位置103a側を向いている。ストッパ114の先端部はベルトコンベア7aのローラ140の搬送機構側の端部を越えてベルトコンベア7a上へ延び、検体ラック20をベルトコンベア7a上で停止させる。
ストッパ114の基端を保持している保持部材126は鉛直方向への移動が可能であり、それによってストッパ114も上下動を行ない、ストッパ114の高さによって検体ラック20の停止と解除を行なう。ストッパ114は、先端部がテーブル102よりも上方へ持ち上がった状態(図8(A)の状態)で検体ラック20の停止を行ない、先端部がテーブル102と同じ高さ又はテーブル102の下方へ下降した状態(図8(B)の状態)で検体ラック20の停止を解除する。
基台118側にY方向へ延びた固定軸130が取り付けられており、保持部材126と固定軸130がバネ128によって連結されている。バネ128は保持部材126を上昇させる方向に弾性力を作用させるように、自然長よりも延びた状態で保持部材126と固定軸130を連結している。
ハンドラ104,106と連動してX方向へ水平移動する摺動部142が設けられている。摺動部142は円形の断面を有する軸又は突起である。保持部材126の側部に連動部材127の一端が連結されている。連動部材127はハンドラ104,106による検体ラック20の搬送方向(X方向)へ延びており、その上面127aが摺動部142に常に接している。連動部材127の上面127aは直線部分と保持部材126側へ行くにしたがって上昇する滑らかな斜面部分を有し、摺動部142の水平移動に連動部材127の上面127aが追従することで、保持部材126が上下動する。
ハンドラの搬送開始位置103a側の保持部(突起部104a,106a)が搬送開始位置103aよりも輸送完了位置103b側にあるときには、ストッパ114がテーブル102よりも上方へ持ち上がった状態(図8(A)の状態)となり、ハンドラの搬送開始位置103a側の保持部(突起部4a,6a)が輸送開始位置にきたときにストッパ114がテーブル102と同じ高さ又はテーブル102の下方へ下降した状態(図8(B)の状態)となるように、連動部材127の上面127aの形状が調整されている。
次に、搬送機構100による検体ラックの保持搬送動作の一例について図9及び図10を用いて説明する。
検体容器138を保持した検体ラック20が輸送開始位置であるベルトコンベア7aの終端部に到達し開始センサ110が検体ラック20を検知すると(図9(A))、ハンドラ104,106が開いた状態で前段側コンベア6a側(図において右側)へ移動し(図9(B))、第1保持部4a,4bで検体ラック20を保持する(図9(C))。
ハンドラ104,106は検体ラック20を保持した状態でベルトコンベア7b側(図において左側)へ移動し(図9(D))、テーブル102上の位置(一時配置部)で検体ラック20を放す(図10(E))。検体ラック20をテーブル102上に載置した状態でハンドラ104,106のみが前段側コンベア6a側(図において右側)へ移動し(図10(F))、第2保持部104b,106bで検体ラック20を保持する(図10(G))。第2保持部104b,106bで検体ラック20を保持した状態で後段側コンベア6b側(図において左側)へ移動し、後段側コンベア6b上に検体ラック20を載置する(図10(H))。
次に、この自動分析システム1全体の制御系統について図11を用いて説明する。
第1自動分析装置2aには採取分析部4a、搬送部6a及び検体導入機構18aの動作を制御する制御部32aが設けられ、第2自動分析装置2bには採取分析部4b、搬送部6b及び検体導入機構18bの動作を制御する制御部32bが設けられている。検体輸送装置12には搬送機構100の動作を制御する制御部116が設けられている。
制御部32a,32b及び116はそれぞれ演算制御装置34と接続されている。第1自動分析装置2aの採取分析部4aで得られた測定データや第2自動分析装置2bの採取分析部4bで得られた測定データは制御部32aを介して演算制御装置34に取り込まれ、演算制御装置34において検体中の成分の同定や定量が行なわれる。演算制御装置34は例えばパーソナルコンピュータにより実現される。
分析者は演算制御装置34を介して各装置2a,2b及び116の動作を個別に管理することができる。分析者が演算制御装置34を介して第1自動分析装置2a、第2自動分析装置2b及び検体輸送装置12の動作を個別に管理することで、第1自動分析装置2aと第2自動分析装置2bの両方を用いて検体の分析を行なうほか、第1自動分析装置2aと第2自動分析装置2bのいずれか一方の装置のみを稼働させ、他方の装置を検体輸送装置12とともに停止させることで、一方の装置のみで検体の分析を行なうこともできる。これにより、一方の自動分析装置や検体輸送機構12に不具合が発生した場合であっても、不具合のない自動分析装置を単独で使用して検体の分析を行なうことができる。
検体輸送装置12の制御系統について図12を用いて説明する。
搬送機構100を制御する制御部116はマイクロコンピュータ116aとモータドライバ116bを備えている。マイクロスイッチ30、開始センサ110及び終了センサ112からの信号はマイクロコンピュータ116aに取り込まれ、その信号に基づいた制御信号がモータドライバ116bに送られる。モータドライバ116bはマイクロコンピュータ116aからの制御信号に応じた電流を搬送機構100のX方向駆動モータ101aとY方向駆動モータ101bに与えて駆動する。X方向駆動モータ101aはハンドラ104,106(図4参照)をX方向に駆動するモータであり、Y方向駆動モータ101bはハンドラ104,106をY方向に駆動するモータである。搬送機構100に保持搬送動作を実行させるプログラムである搬送動作制御手段はマイクロコンピュータ116aに組み込まれている。
制御部116による搬送機構100の動作制御の一例を図13のフローチャートを用いて説明する。
検体輸送機構12は、遮蔽カバー14が閉じられているときには、検体開始位置103aに検体ラック20がくることで自動的に搬送機構100が保持搬送動作を行なうようになっている。遮蔽カバー14が開けられているときには、X方向駆動モータ101a及びY方向駆動モータ101bへの通電を行なわず、搬送機構100の動作を停止させる。X方向駆動モータ101a及びY方向駆動モータ101bへの通電が止められることで、分析者が手動でハンドラ104,106をX方向及びY方向へ動かすことができるようになり、ハンドラ104,106が検体ラック20を保持している場合にはその検体ラック20をハンドラ104,106から取り外すことができる。
遮蔽カバー14が開けられる前の搬送機構100が検体ラック20を搬送中の状態であったとしても、一旦開けられた遮蔽カバー14が閉じられると搬送機構100の状態がリセットされ、検体開始位置103aに検体ラック20がくるまでの待機状態となり、検体開始位置103aに検体ラック20がきたときに保持搬送動作を実行する。
1 自動分析システム
2a 第1自動分析装置
2b 第2自動分析装置
4a,4b 採取分析部
6a,6b 搬送部
7a,7b ベルトコンベア
8a,8b 検体ラック配置部
9a,9b 検体ラック導入部
10a,10b 検体ラック回収部
12 検体輸送装置
14 遮蔽カバー
18a,18b 検体導入機構
20 検体ラック
22a,22b 試薬収容部
24a,24b 検体ラック収容部
26a,26b 測定部
28 ピン(マイクロスイッチ用)
30 マイクロスイッチ
32a,32b 制御部
34 演算制御装置
100 搬送機構
101a X方向駆動モータ
101b Y方向駆動モータ
102 テーブル
103a 搬送開始位置
103b 搬送完了位置
104,106 腕部材(ハンドラ)
104a,104b,106a,106b 突起(保持部)
108 ガイドレール
110 開始センサ
112 終了センサ
114 ストッパ
116 回路基板(制御部)
116a モータドライバ
118 基台
126 保持部材
127 連動部材
127 連動部材上面
128 バネ
130 固定軸
140 ローラ
142 摺動部

Claims (7)

  1. 複数の自動分析装置とそれらの自動分析装置の間に配置された検体輸送装置を備え、
    前記自動分析装置の各々は、検体容器を保持した検体ラックを搬送するベルトコンベア、検体容器から検体を採取して分析を行なう採取分析部及び前記ベルトコンベア上の検体ラックを保持して前記採取分析部へ導入する検体導入機構をそれぞれ独自に備えており、
    隣接する2つの前記自動分析装置において、前段側の自動分析装置のベルトコンベアである前段側コンベアの終端側に後段側の自動分析装置のベルトコンベアである後段側コンベアの始端がくるように配置されており、
    前記検体輸送装置は、隣接する前記自動分析装置の前記前段側コンベアと前記後段側コンベアとの間に配置され前記前段側コンベアの終端で検体ラックを保持し前記後段側コンベアの始端まで搬送する搬送機構、及び前記搬送機構を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記前段側コンベアの終端に検体ラックがきたときにその検体ラックを保持して前記後段側コンベアの始端まで搬送する保持搬送動作を実行するように構成された搬送動作制御手段を備えている自動分析システム。
  2. 前記検体輸送装置は前記搬送機構の動作のオン/オフを切り換える切換スイッチを備えており、前記保持搬送動作中に前記搬送機構の動作がオフに切り換えられたときは、前記搬送機構による検体ラックの保持を手動により解除することができる状態となるように構成されている請求項1に記載の自動分析システム。
  3. 前記検体輸送装置は、前記切換スイッチにより前記搬送機構の動作がオフの状態からオンの状態に切り換えられたときに、前記搬送機構が前記保持搬送動作の実行前の待機状態に戻るように構成されている請求項2に記載の自動分析システム。
  4. 前記検体輸送装置は、前記搬送機構を覆う開閉式の遮蔽カバーを備えており、
    前記切換スイッチは前記遮蔽カバーの開閉動作に連動してオン/オフが切り換えられるものであり、前記遮蔽カバーが閉じているときに前記搬送機構の動作がオンになり、前記遮蔽カバーが開いているときに前記搬送機構の動作がオフとなるように構成されている請求項2又は3に記載の自動分析システム。
  5. 前記切換スイッチは前記遮蔽カバーが閉じられたときに前記遮蔽カバーの一部と接する位置に設けられたマイクロスイッチである請求項4に記載の自動分析システム。
  6. 前記前段側コンベアと前記後段側コンベアは水平面内方向の一方向であるX方向に並んで配置されており、
    前記搬送機構は、前記X方向に延び、前記前段側コンベア側と前記後段側コンベア側の2箇所に検体ラックを保持する保持部を備えて前記X方向に移動するハンドラ、及び前記ハンドラの移動経路上に設けられ前記ハンドラが保持した検体ラックを一時的に配置するための一時配置部を備え、
    前記搬送動作制御手段は、前記前段側コンベアの終端にきた検体ラックを前記前段側コンベア側の保持部で保持して前記一時配置部まで搬送し、その検体ラックを前記一時配置部に一時的に配置してから前記後段側コンベア側の保持部で保持し、前記後段側コンベアの始端まで搬送するように構成されたものである請求項1から5のいずれか一項に記載の自動分析システム。
  7. 前記前段側コンベアの終端における検体ラックの有無を検知する開始センサをさらに備え、
    前記搬送動作制御手段は、前記開始センサが検体ラックを検知したときに前記保持搬送動作を開始するように構成されている請求項6に記載の自動分析システム。
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